JP2000135898A - 物体表面上画像形成方法 - Google Patents

物体表面上画像形成方法

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JP2000135898A
JP2000135898A JP11227373A JP22737399A JP2000135898A JP 2000135898 A JP2000135898 A JP 2000135898A JP 11227373 A JP11227373 A JP 11227373A JP 22737399 A JP22737399 A JP 22737399A JP 2000135898 A JP2000135898 A JP 2000135898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフボールや爪の如く三次元的湾曲度の大
きい表面に目印や遊びや装飾用のインク又は感熱発色剤
による画像を形成する。 【解決手段】 シリコン処理された紙やプラスチックシ
ート上にマニキュア用トップコートの如き速乾性の第一
の塗布剤による薄膜片を形成し、その上にインクによる
画像か又は感熱発色剤の薄膜形成とその一部加熱による
画像を設け、画像を担持した薄膜片を、ゴルフボールや
爪等の表面に予めマニキュア用ベースコートの如き第二
の塗布剤を施し且つそれが乾燥する前の状態にあるとこ
ろに押し当て、画像を担持する第一の塗布剤による薄膜
片を画像ごと物体表面の輪郭に馴染ませつつ未乾燥の第
二の塗布剤の層に融着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の表面に画像
を形成する方法に係り、特にゴルフボールの表面に目印
や装飾用の画像を又爪の表面に美容や遊びのための画像
を形成する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】物体の表面に画像を形成するには、該表
面にペンや筆にて画像を直接描くか或は版、特に凸版に
インクをつけて押し当てればよいが、ペンや筆による画
像の直接描き付けは特技を要し、又版による印刷はカラ
ー画像を形成しようとすると複数の版と高度の技術を要
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる物体表面へのペ
ンや筆による画像の直接描き付け或は版による直接印刷
に於ける困難性に鑑み、プラスチックフィルム上に予め
印刷を施した画像シートより適宜の画像部を切り抜き、
画像を担持したプラスチックフィルムを、物体表面上
に、適宜の接着剤を用いて、或はプラスチックフィルム
に予め施された接着剤層により、貼り付けることが行わ
れている。この方法による画像形成は、物体の表面が壁
面の如く平らな場合には特に問題はないが、物体表面が
ゴルフボールや爪の表面の如く曲率半径の比較的小さい
三次元的曲面であるときには、貼り付けられるフィルム
片の周縁部に物体表面からの浮き上がりが生じ、又これ
を接着剤にて強引に押しつけると、そこにフィルムの皺
が生ずるという問題がある。
【0004】本発明は、ゴルフボールの表面や爪の表面
の如く比較的小さい曲率半径にて三次元的に湾曲してい
る表面にも、フィルム状の画像担持体上に予め画像を施
してこれを画像担持体ごと物体表面上に貼り付けること
により、上記の如き画像担持体の浮き上がりや皺を生ず
ることなく、滑らかな画像表面を形成することのできる
物体表面上への画像形成方法を提供することを課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、本発明に
よれば、平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表面に
対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に施
し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持された
易剥離性薄膜を形成し、前記台紙表面上に担持された前
記易剥離性薄膜を画像担持体としてインクによりインク
画像を形成し、前記インク画像を施された前記薄膜を少
なくとも該インク画像の担持に必要な広さの薄膜片とし
て前記台紙の表面より剥離し、物体の表面に該物体表面
及び前記第一の塗布剤に対し親和性を呈する第二の速乾
性塗布剤を薄層状に施し、前記第二の塗布剤の薄層が乾
燥する前に該第二の塗布剤の薄層上に前記薄膜片をその
インク画像を施された面が該薄層に接するように載置し
て該薄膜片を該薄層上に軽く一様に押し当てることを特
徴とする物体表面上画像形成方法、又は、平滑な表面を
有する台紙の該表面上に該表面に対し剥離性を有する第
一の速乾性塗布剤を薄層状に施し、該塗布剤を乾燥させ
て前記台紙表面上に担持された易剥離性薄膜を形成し、
前記台紙表面上に担持された前記易剥離性薄膜を画像担
持体としてインクによりインク画像を形成し、前記イン
ク画像を施された前記薄膜を少なくとも該インク画像の
担持に必要な広さの薄膜片として前記台紙の表面より剥
離し、物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に
対し親和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施
し、前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗
布剤の薄層上に前記薄膜片をそのインク画像が施された
面を上にして載置して該薄膜片を該薄層上に軽く一様に
押し当て、前記薄膜片の上から該薄膜片とその周縁を囲
む環状領域とを含む領域全体に前記第一の塗布剤を層状
に施して乾燥させることを特徴とする物体表面上画像形
成方法、又は、平滑な表面を有する台紙の該表面上に該
表面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状
に施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持さ
れた易剥離性薄膜を形成し、前記台紙表面上に担持され
た前記易剥離性薄膜上に感熱発色剤を薄層状に施し、該
感熱発色剤を乾燥させて感熱発色性薄膜を形成し、前記
感熱発色性薄膜を加熱手段により選択的に加熱して感熱
発色画像を形成し、前記画像を形成された前記感熱発色
性薄膜を少なくとも該画像の表示に必要な広さにて前記
易剥離性薄膜と共に薄膜片として前記台紙の表面より剥
離し、物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に
対し親和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施
し、前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗
布剤の薄層上に前記薄膜片を前記感熱発色性薄膜の側が
該薄層に接するように載置して該薄膜片を該薄層上に軽
く一様に押し当てることを特徴とする物体表面上画像形
成方法、又は、平滑な表面を有する台紙の該表面上に該
表面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状
に施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持さ
れた易剥離性薄膜を形成し、前記台紙表面上に担持され
た前記易剥離性薄膜上に感熱発色剤を薄層状に施し、該
感熱発色剤を乾燥させて感熱発色性薄膜を形成し、前記
感熱発色性薄膜を加熱手段により選択的に加熱して感熱
発色画像を形成し、前記画像を形成された前記感熱発色
性薄膜を少なくとも該画像の表示に必要な広さにて前記
易剥離性薄膜と共に薄膜片として前記台紙の表面より剥
離し、物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に
対し親和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施
し、前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗
布剤の薄層上に前記薄膜片を前記感熱発色性薄膜を上に
して載置して該薄膜片を該薄層上に軽く一様に押し当
て、前記薄膜片の上から該薄膜片とその周縁を囲む環状
領域とを含む領域全体に前記第一の塗布剤を層状に施し
て乾燥させることを特徴とする物体表面上画像形成方法
によって達成される。
【0006】尚、上記いづれの方法に於いても、前記の
インクによる画像或いは感熱発色性薄膜の選択的加熱に
よる画像を施された前記薄膜を少なくとも該画像の担持
に必要な広さの薄膜片として前記台紙の表面より剥離す
ることと、物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布
剤に対し親和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に
施すこととは、互いに全く個別に行われる行為であり、
即ち、いづれか一方の行為が他方の行為を妨げるもので
はなく、又一方が先に行われなければ他方が行えないも
のでもなく、しかも互いにほぼ同時期に行われる行為で
あることから、上記及びこれに対応する特許請求の範囲
の記載は、これら両行為が行われる時間的順序まで限定
するものではないことを理解されたい。
【0007】
【発明の作用及び効果】上記の如く、画像担持体として
平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表面に対し剥離
性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に施し、該塗布
剤を乾燥させることにより形成された薄膜を用い、かか
る薄膜を画像担持体としてインクにより画像を施すか、
又は、かかる薄膜上に感熱発色剤を薄層状に施し、これ
をを乾燥させて感熱発色性薄膜を形成し、かかる感熱発
色性薄膜を熱ペン、サーマルプリントヘッド等の加熱手
段により選択的に加熱して感熱発色画像を形成し、かく
して形成された画像の表現に必要な広さの薄膜片に画像
を担持させ、物体の表面と該第一の塗布剤に対し親和性
を呈する第二の速乾性塗布剤を物体の表面上に施し、該
第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗布剤によ
る薄層上に画像を担持する前記薄膜片をその画像部が該
薄層に接するように載置して該薄膜片を該薄層上に軽く
一様に押し当てるか、或は前記第二の塗布剤の薄層が乾
燥する前に該第二の塗布剤の薄層上に画像を担持する前
記薄膜片をその画像部を上にして載置し、該薄膜片の上
から該薄膜片とその周囲を囲む環状領域とを含む領域全
体に前記第一の塗布剤を層状に施して乾燥させれば、物
体の表面上には、該表面に沿ってそれによく親和して展
延した前記第二の塗布剤による薄層上に前記第一の塗布
剤よりなる薄膜により担持されて付着したインクによる
画像か又は感熱発色剤による画像が、該第一及び第二の
塗布剤の間の親和性により物体表面の湾曲形状に沿って
皺なく展延した状態に形成され、画像を形成するインク
又は感熱発色剤は、これら塗布剤層内にあって外部に対
して前記第一の塗布剤の層により被覆された状態とな
る。
【0008】上記の通り本発明の画像形成方法に於い
て、前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗
布剤の薄層上にインク又は感熱発色剤による画像を担持
する前記第一の塗布剤による薄膜片がその画像部を該薄
層に接触させするように載置されて軽く一様に押し当て
られる場合には、更にその後前記薄膜片の上から該薄膜
片とその周縁を囲む環状領域とを含む領域全体に前記第
一の塗布剤を層状に施して乾燥させてもよい。
【0009】上記いずれの方法によるときにも、インク
又は感熱発色剤による画像を担持する前記第一の塗布剤
よりなる薄膜片は、柔軟で展延性に富み、物体表面が曲
率半径の比較的小さい三次元的湾曲面である場合にも、
それによく沿って一様に展延するので、画像は一様に展
延された状態に保持される。
【0010】第一の塗布剤による層がインク画像又は感
熱発色剤画像担持用の薄膜片とその上から上塗りされる
層との重なりにより形成される場合には、物体表面の三
次元的湾曲の度合が大きい場合にも、画像貼り付け時に
該第一の塗布剤による層の厚さに実質的な斑を生じさせ
ないよう画像担持用の薄膜片を十分薄い膜とした上で、
仕上がり後にインク画像を覆う第一の塗布剤の層の厚み
をインク層の保護のために好ましい任意の厚みとするこ
とができる。
【0011】前記第二の塗布剤は前記第一の塗布剤より
乾燥速度が低い材料よりなっているのが好ましい。第一
の塗布剤は乾燥して画像担持用膜体を形成すればよいの
で、その乾燥速度は早い程便利である。一方、第二の塗
布剤は、それによって形成された薄層上に第一の塗布剤
よりなる薄膜が画像を担持して押し当てられるとき、該
薄膜を半溶融させて物体表面に倣った形状に滑らかに変
形させるに十分な溶融状態を残していなければならな
い。そのためには、第二の塗布剤は、余り速く乾き過ぎ
ないよう、適度に緩やかな乾燥速度のものであるのが便
利である。前記第一の塗布剤と第二の塗布剤とは物質的
には実質的に同一(全く同一の場合を含む)の材料であ
ってもよい。
【0012】前記第一の塗布剤としてはマニキュア用の
トップコートが使用されてよく、又前記第二の塗布剤と
してはマニキュア用のベースコートが使用されてよい。
【0013】前記第一の塗布剤による前記薄膜片は平滑
な表面を有する台紙の表面上に該表面に対し剥離性を呈
する塗布剤を滴下することにより形成された形成当初か
らの孤立片であってよい。
【0014】或は又、前記第一の塗布剤による前記薄膜
片は平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表面に対し
剥離性を呈する塗布剤を展延することにより形成された
シート材より切り取られれたシート片であってもよい。
感熱発色剤は前記第一の塗布剤による前記薄膜上に一様
に施されてよく、或いは又、画像形成が予定される領域
にのみ施されてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して本発明
を実施例について詳細に説明する。
【0016】添付の図1は、平滑な表面を有する台紙1
0の図にて上面をなす表面上に該表面に対し剥離性を呈
する第一の速乾性塗布剤が滴下され、該塗布剤が乾燥す
ることにより薄膜片12−1,12−2,12−3等が
形成され、これらの薄膜片上にインクによる画像14−
1,14−2,14−3等が形成された状態を示す斜視
図であり、図2は図1に於ける切断面II−IIによる断面
を矢印方向に見た断面図である。尚、図2に於ては、図
示を明瞭にする目的で、塗布剤による薄膜片12−1及
びインク層14−1の厚みはそれぞれの平面的拡がりに
於ける寸法に対して大幅に拡大して示されている。
【0017】台紙10としては、シリコンコーティング
が施された紙、或はポリプロピレン、二軸延伸ポリプロ
ピレン、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック
フィルムであってよく、薄膜片12−1等は、一つの実
施例として、これらの台紙の表面にマニキュア用のトッ
プコートが適量ずつ滴下されることによりそれらが自ら
展延した後乾燥して形成された厚さ20μ前後の薄膜で
あってよい。こうして形成された薄膜片12−1等は、
その縁の一箇所をピンや安全剃刀の刃の破片等の鋭い先
端にて弾かれることにより、台紙より容易に剥離され
る。しかしこれらの薄膜片が台紙上に保持されている状
態では、その上にマジックインキ(登録商標)の如き速
乾性のインク、プリントゴッコ(登録商標)用のインク
等の比較的固練りの印刷用インク、熱転写プリンタ用イ
ンクリボン等により、滲みのない画像を、薄膜片表面に
て弾かれることなく、容易に形成することができる。又
インクジェットの如く流動性の高いインクの場合には、
該薄膜片の上にインクの定着を促進させるインク受容層
を施すことにより、同様に滲みのない画像を形成するこ
とができる。
【0018】インク層14−1等を施された薄膜片12
−1等が以下に図3〜図5に示されている如くインク層
14−1等を物体表面側へ向けて反転して貼り付けられ
るときには、仕上がり後の画像は薄膜片上に形成された
画像に対して鏡像画像となるので、図1に示す実施例の
画像14−1或は14−3の如く鏡像的に反転すること
により不都合が生ずる画像の場合には、薄膜片12−1
等上への画像の形成に当たって、予め画像は鏡像画像と
して形成される必要がある。
【0019】図3は、図2に示す状態に形成された薄膜
片12−1を、それが担持する画像14−1と共に上下
反転し、物体16の表面上に第二の塗布剤であって物体
16の表面及び薄膜片12−1等を形成する第一の塗布
剤に対し親和性を呈する速乾性の塗布剤を塗布すること
により形成された薄層18上にそれが乾燥する前の状態
にあるとき載置しようとしている状態を示す、図2と同
様に平面的大きさに対し厚みが図示の目的で拡大され
た、断面図である。この状態から薄膜片12−1が更に
物体16へ向けて移動されると、インク層14−1が未
乾燥の状態にある塗布剤層18内に埋め込まれ、薄膜片
12−1は柔らかい層であって且つ薄層18を形成する
第二の塗布剤と親和性を有するので、薄膜片12−1及
びインク層14−1は、図4に示されている如き状態を
経て図5に示されている状態に至る。尚、図5に於いて
は、第一の塗布剤による層12−1と第二の塗布剤によ
る層18との境界は明確な境界線により示されている
が、第一の塗布剤がマニキュア用トップコートよりな
り、第二の塗布剤がマニキュア用ベースコートよりなる
如く、互いの親和性が高い場合には、両層の間の明確な
境界は消失し、両者間に亙るほぼ連続した一体の層が形
成される。
【0020】爪の装飾の場合の如く、装飾面が外部から
異物の衝撃的接触を受けることが殆どない場合には、図
5に示された層構造の状態で仕上がりとされてよいが、
上述の如く薄膜片12−1等の厚みは、三次元的湾曲面
に対する該薄膜片の均一な適合性を高めるべく、20μ
前後の比較的小さい値とされていることが好ましいこと
から、これがゴルフボールの表面に目印や装飾を施す用
途に用いられるときには、クラブによる強力な衝撃に対
し耐性が劣るという問題がある。かかる用途の場合に
は、更に図6に示す如く、これらの層構造の上に更に第
一の塗布剤を塗布して保護層20を設けるのが好まし
い。
【0021】尚ゴルフボールに関しては、一般に「ボー
ルの性能を変える目的で異物を貼ってはいけない」等の
文言による異物の貼り付けに対する禁止規定があるが、
この種の条項の解釈に当たっては、貼るもの自体が薄く
且つボールの表面の凹凸に沿って貼り付いた状態にあっ
てボールと完全に一体になっていれば規定に抵触しない
とされている。図6の断面形状は、前述の如く層の拡が
り面積に対する厚みを図示の便宜のために著しく増大し
て示すものであり、実際には5mm×5mm〜10mm×10
mm程度の拡がりを有する画像に対して、層の厚みは図6
の場合の合計でも50μ程度であり、見かけ上、下地を
なす物体の表面からの隆起は全く生じない。
【0022】又ゴルフボールの場合には、ボールの外面
は球体全体としての曲率に加えて大きな逆曲率の窪みが
分散して設けられているが、第一の塗布剤より形成され
た薄膜片12−1等は、厚さ20μ程度であって高い柔
軟性を有し且つ図4に示す如く第二の塗布剤の層18に
接合するときに、未乾燥の状態にある第二の塗布剤によ
って半ば融かされた状態となるので、ゴルフボールの窪
みの部分に於ても、薄膜片12−1等により担持された
インク画像層は、物体16の表面に沿って延在する第二
の塗布剤の層18上に均一に載置され、ゴルフボールの
窪み部や窪み部とその周りの球面との境界に於てもボー
ルの表面に均一に密着した画像を形成する。
【0023】尚発明者が行った実験によれば、第一及び
第二の塗布剤としてそれぞれマニキュア用のトップコー
ト及びベースコートを使用し、ゴルフボールの表面に、
図6に示す層構造により、層12−1及び層20の厚み
をそれぞれ約20μとし又層18の厚みを約10μとし
て約7mm×7mmの拡がりのインク画像を形成した場合、
インク画像は通常のゴルフ愛好者による1ラウンドのプ
レイにほぼ耐えることが確認された。勿論この場合、次
のプレイに当っては画像を新しく施し直すことが望まれ
る。
【0024】図7は、図1に示す実施例に類似の他の一つ
の実施例を示す図1と同様の斜視図であり、図8は図7
に於ける切断面に沿って矢印VIII−VIIIの方向に見た断
面を示す図であり、図2と同様にシートや層の二次元的
拡がり寸法に対する厚みを図示の目的で大きく拡大した
ものである。
【0025】この実施例に於ては、図1に示す実施例に
於けると同様の平滑な表面を有する台紙10の該表面上
に、図1の実施例に於けると同様の速乾性の第一の塗布
剤により、連続した層22が形成されており、その上に
図1に於けると同様のインクによる画像14−1,14
−2,14−3等が形成されている。この場合には、物
体表面上に各画像を貼り付けるに当っては、各画像を担
持する層22の一部が台紙10と共に切り目24,2
6,28により切り取られ、その後、層22の切り取り
部が台紙10の切り取り部より剥がされて、図2〜図5
又は更に図6の状態にして使用される。
【0026】以上図1〜図8に示した実施例に於ては、
物体表面上に形成される画像は、台紙10上に担持され
た第一の塗布剤による層12−1等又は22上に形成さ
れた画像に対し、鏡像的に反転した画像となるので、図
1や図7の実施例に於ける「9」や「7」の如く台紙1
0上にあるとき正常な画像を呈するよう画像が形成され
たのでは、鏡像的反転によって物体表面上に形成される
画像に不都合が生じる場合には、台紙10上での画像の
形成に当たって予め画像が正常な画像の鏡像的反転画像
とされていなければならない。これに対し図9〜図14
は、台紙10上にて形成された画像をそのまま物体表面
上に貼り付ける更に他の一つの実施例を示す図1〜図6
と同様の図であり、又これらの図9〜図14は、図1〜
図6に対応して、順次画像が形成される態様を示す。
【0027】この実施例に於ては、図9に示す如く、台
紙10上に第一の塗布剤により形成された薄膜片12−
1,12−2,12−3等の上に施された画像14r−
1,14r−2,14r−3等は物体上に施されるべき
画像の鏡像ではなく、そのものずばりの正像とされてお
り、かかる画像を薄膜片12−1等により第二の塗布剤
による層18を施された物体16上に載置するに当たっ
て、薄膜片12−1等の反転が行われない点に於て先の
実施例と異なっており、又この実施例では図5に対応す
る図13の状態では最終仕上がり状態とはならず、更に
図14に示す如くその上に第一の塗布剤による層20が
形成されなければならない点に於てのみ、図1〜図6に
示す第一の実施例と異なっている。
【0028】従って図9〜図14に於いては、図1〜図
6に示す部分に対応する部分は図1〜図6に於けると同
じ符号により示されており(但し画像14−1等は正像
対鏡像の関係に於いて互いに反対であるので符号にrを
付加してこのことを表す)、これらの層の形成要領は図
1〜図6に示す第一の実施例に於けると同様であるの
で、これらの構成についての重複的説明は明細書を簡潔
にする目的で省略する。
【0029】また図9〜図14に示す実施例について
も、第一の塗布剤による薄膜片12−1,12−2,1
2−3等を各々塗布剤の滴下により個別に形成すること
に代えて、図7及び図8に示した実施例の如く台紙10
上に第一の塗布剤による層を連続に展延した層として形
成しておき、その上にインクによる画像を形成した後、
該画像を担持する第一の塗布剤による薄膜を台紙と共に
適宜切り取って使用するようにしてもよいことは明らか
であろう。
【0030】図15〜20は、画像がインクに代わって
感熱発色剤により形成される他の実施例を示す図1〜図
6と同様の図である。これらの図に於いて、図1〜図6
に示す部分に対応する部分は、図1〜図6に於けると同
じ符号により示されている。
【0031】この実施例に於いては、図1の場合と同様
の要領にて台紙10上に第一の速乾性塗布剤の滴下によ
り形成された薄膜片12−1,12−2,12−3等上
に感熱発色剤の薄膜片13−1,13−2,13−3等
が形成され、これらの感熱発色剤の薄膜には、その一部
が図には示されていない熱ペン、サーマルプリントヘッ
ド等の任意の加熱手段により加熱されることによって感
熱発色剤が発色したことによる画像15−1,15−
2,15−3等が形成されている。
【0032】感熱発色剤としては多くの材料が知られて
いるが、例えば、脂肪酸重金属塩と還元剤の混合物であ
って、加熱により溶融した重金属塩が還元剤により還元
されて発色するものとして、ステアリン酸第二鉄とタン
ニン酸の混合物が加熱により発色して黒色を呈するも
の、ステアリン酸第二鉄と没食子酸の混合物が加熱によ
り発色して青色を呈するもの、ミリスチン酸鉛とジフェ
ニルカルバジトの混合物が加熱により発色して赤色を呈
するもの、ステアリン酸鉛とジフェニルカルバジトの混
合物が加熱により発色して褐色を呈するもの等がある。
【0033】かかる画像形成後にそれを担持した薄膜片
12−1,12−2,12−3等が台紙10より剥離さ
れ、図17及び図18に示されている過程を経て図19
に示された仕上がり状態とされ、或いは更に図20に示
された仕上がり状態とされる要領は、図1〜図6に示さ
れた実施例の場合と同様である。
【0034】又、このように感熱発色剤により画像を形
成する場合にも、画像を担持する薄膜片は、図7及び図
8に示されている実施例に於けると同じく、図21及び
図22に示されているように、台紙10に速乾性の第一
の塗布剤による連続した層22が形成され、その上に感
熱発色剤の連続した層23が形成され、各画像を担持す
る層22及び層23の一部が台紙10と共に切り目2
4,26,28により切り取られ、その後、層22及び
層23の切り取り部が台紙10の切り取り部より剥がさ
れて、図17〜図19又は更に図20の状態にして使用
されてもよい。
【0035】感熱発色剤を用いた図15〜図22の二つ
の実施例は、図1〜図8の二つの実施例と同様に、画像
を担持する薄膜片が、物体16上への載置に当たって、
上下反転されるものである。これに対し、画像形成に感
熱発色剤を用る場合にも、図9〜図14の実施例と同様
に、画像を担持する薄膜片を上下反転することなく物体
16上への載置する方法も可能である。図23〜図28
はそのような実施例を示しており、これらの図示は、図
9〜図14の図示に対応している。図23〜図28に於
いては、図9〜図14に示されている部分に対応する部
分は図9〜図14に於ける符号と同じ符号により、又図
15〜図20に示されている部分に対応する部分は図1
5〜図20に於ける符号と同じ符号により示されてい
る。図23〜図28に示す実施例の実施要領は、図9〜
図14に示す実施例についての説明と図15〜図20に
示す実施例についての説明より明らかであろう。
【0036】以上に於いては本発明を幾つかの実施例に
ついて詳細に説明したが、これらの実施例について本発
明の範囲内にて他の種々の修正が可能であることは当業
者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】台紙上に第一の塗布剤による薄膜片が個別に形
成される本発明の第一の実施例を示し、台紙と第一の塗
布剤の薄膜片とその上に形成されたインク画像との組み
合わせを示す斜視図。
【図2】図1に於ける切断部を矢印II−IIの方向に見た
断面図。
【図3】図2に続く画像形成過程を示す断面図。
【図4】図3に続く画像形成過程を示す断面図。
【図5】図4に続いて物体上に画像が形成された状態を
示す断面図。
【図6】図5に示す画像形成状態に更に第一の塗布剤に
よる被覆層が形成された状態を示す断面図。
【図7】本発明の第二の実施例を示す図1と同様の図。
【図8】図7に示す切断面による断面を矢印VIII−VIII
の方向に見た断面図。
【図9】本発明の第三の実施例を示す図1と同様の図。
【図10】図9に於ける切断部を矢印X−Xの方向に見た
断面図。
【図11】図10に続く画像形成過程を示す断面図。
【図12】図11に続く画像形成過程を示す断面図。
【図13】図12に続く画像形成過程を示す断面図。
【図14】図13に続いて画像が形成された層状態を示
す断面図。
【図15】台紙上に第一の塗布剤による薄膜片が個別に
形成される本発明の第四の実施例を示し、台紙と第一の
塗布剤の薄膜片とその上に設けられた感熱発色剤層によ
る画像との組み合わせを示す斜視図。
【図16】図15に於ける切断部を矢印XVI−XVIの方向
に見た断面図。
【図17】図16に続く画像形成過程を示す断面図。
【図18】図17に続く画像形成過程を示す断面図。
【図19】図18に続いて物体上に画像が形成された状
態を示す断面図。
【図20】図19に示す画像形成状態に更に第一の塗布
剤による被覆層が形成された状態を示す断面図。
【図21】本発明の第五の実施例を示す図15と同様の
図。
【図22】図21に示す切断面による断面を矢印XXII−
XXIIの方向に見た断面図。
【図23】本発明の第六の実施例を示す図15と同様の
図。
【図24】図23に於ける切断部を矢印XXIV−XXIVの方
向に見た断面図。
【図25】図24に続く画像形成過程を示す断面図。
【図26】図25に続く画像形成過程を示す断面図。
【図27】図26に続く画像形成過程を示す断面図。
【図28】図27に続いて画像が形成された層状態を示
す断面図。
【符号の説明】
10…台紙、 12−1,12−2,12−3…第一の塗布剤による薄
膜片 13−1,13−2,13−3…感熱発色剤による薄膜
片 14−1,14−2,14−3…インクによる画像層 14r−1,14r−2,14r−3…インクによる画
像層 15−1,15−2,15−3…感熱発色剤による画像
部 15r−1,15r−2,15r−3…感熱発色剤によ
る画像部 16…物体 18…第二の塗布剤による薄膜層 22…第一の塗布剤による連続層 24,26,28…切り目

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表
    面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に
    施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持され
    た易剥離性薄膜を形成し、 前記台紙表面上に担持された前記易剥離性薄膜を画像担
    持体としてインクによりインク画像を形成し、 前記インク画像を施された前記薄膜を少なくとも該イン
    ク画像の担持に必要な広さの薄膜片として前記台紙の表
    面より剥離し、 物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に対し親
    和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施し、 前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗布剤
    の薄層上に前記薄膜片をそのインク画像を施された面が
    該薄層に接するように載置して該薄膜片を該薄層上に軽
    く一様に押し当てることを特徴とする物体表面上画像形
    成方法。
  2. 【請求項2】前記薄層上に載置された前記薄膜片の上か
    ら該薄膜片とその周縁を囲む環状領域とを含む領域全体
    に前記第一の塗布剤を層状に施して乾燥させることを特
    徴とする請求項1に記載の物体表面上画像形成方法。
  3. 【請求項3】平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表
    面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に
    施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持され
    た易剥離性薄膜を形成し、 前記台紙表面上に担持された前記易剥離性薄膜を画像担
    持体としてインクによりインク画像を形成し、 前記インク画像を施された前記薄膜を少なくとも該イン
    ク画像の担持に必要な広さの薄膜片として前記台紙の表
    面より剥離し、 物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に対し親
    和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施し、 前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗布剤
    の薄層上に前記薄膜片をそのインク画像が施された面を
    上にして載置して該薄膜片を該薄層上に軽く一様に押し
    当て、 前記薄膜片の上から該薄膜片とその周縁を囲む環状領域
    とを含む領域全体に前記第一の塗布剤を層状に施して乾
    燥させることを特徴とする物体表面上画像形成方法。
  4. 【請求項4】平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表
    面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に
    施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持され
    た易剥離性薄膜を形成し、 前記台紙表面上に担持された前記易剥離性薄膜上に感熱
    発色剤を薄層状に施し、該感熱発色剤を乾燥させて感熱
    発色性薄膜を形成し、 前記感熱発色性薄膜を加熱手段により選択的に加熱して
    感熱発色画像を形成し、 前記画像を形成された前記感熱発色性薄膜を少なくとも
    該画像の表示に必要な広さにて前記易剥離性薄膜と共に
    薄膜片として前記台紙の表面より剥離し、 物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に対し親
    和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施し、 前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗布剤
    の薄層上に前記薄膜片を前記感熱発色性薄膜の側が該薄
    層に接するように載置して該薄膜片を該薄層上に軽く一
    様に押し当てることを特徴とする物体表面上画像形成方
    法。
  5. 【請求項5】前記薄層上に載置された前記薄膜片の上か
    ら該薄膜片とその周縁を囲む環状領域とを含む領域全体
    に前記第一の塗布剤を層状に施して乾燥させることを特
    徴とする請求項4に記載の物体表面上画像形成方法。
  6. 【請求項6】平滑な表面を有する台紙の該表面上に該表
    面に対し剥離性を呈する第一の速乾性塗布剤を薄層状に
    施し、該塗布剤を乾燥させて前記台紙表面上に担持され
    た易剥離性薄膜を形成し、 前記台紙表面上に担持された前記易剥離性薄膜上に感熱
    発色剤を薄層状に施し、該感熱発色剤を乾燥させて感熱
    発色性薄膜を形成し、 前記感熱発色性薄膜を加熱手段により選択的に加熱して
    感熱発色画像を形成し、 前記画像を形成された前記感熱発色性薄膜を少なくとも
    該画像の表示に必要な広さにて前記易剥離性薄膜と共に
    薄膜片として前記台紙の表面より剥離し、 物体の表面に該物体表面及び前記第一の塗布剤に対し親
    和性を呈する第二の速乾性塗布剤を薄層状に施し、 前記第二の塗布剤の薄層が乾燥する前に該第二の塗布剤
    の薄層上に前記薄膜片を前記感熱発色性薄膜を上にして
    載置して該薄膜片を該薄層上に軽く一様に押し当て、 前記薄膜片の上から該薄膜片とその周縁を囲む環状領域
    とを含む領域全体に前記第一の塗布剤を層状に施して乾
    燥させることを特徴とする物体表面上画像形成方法。
  7. 【請求項7】前記第一の塗布剤による前記薄膜片は前記
    台紙表面上に該第一の塗布剤を滴下することにより形成
    された形成当初からの孤立片であることを特徴とする請
    求項1〜6の何れかに記載の物体表面上画像形成方法。
  8. 【請求項8】前記第一の塗布剤による前記薄膜片は前記
    台紙表面に該第一の塗布剤を展延することにより形成さ
    れたシート材より切り取られたシート片であることを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の物体表面上画像
    形成方法。
  9. 【請求項9】前記第二の塗布剤は前記第一の塗布剤より
    乾燥速度が低いことを特徴とする請求項1〜8の何れか
    に記載の物体表面上画像形成方法。
  10. 【請求項10】前記第一の塗布剤はマニキュア用トップ
    コートであり、前記第二の塗布剤はマニキュア用ベース
    コートであることを特徴とする請求項1〜9の何れかに
    記載の物体表面上画像形成方法。
  11. 【請求項11】前記第一の塗布剤と前記第二の塗布剤と
    は物質的には実質的に同一の材料であることを特徴とす
    る請求項1〜8の何れかに記載の物体表面上画像形成方
    法。
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