JP2000135846A - 回転印の連続押捺装置 - Google Patents

回転印の連続押捺装置

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JP2000135846A
JP2000135846A JP10312035A JP31203598A JP2000135846A JP 2000135846 A JP2000135846 A JP 2000135846A JP 10312035 A JP10312035 A JP 10312035A JP 31203598 A JP31203598 A JP 31203598A JP 2000135846 A JP2000135846 A JP 2000135846A
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JP
Japan
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stamp
holder
rotary
case
support plate
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JP10312035A
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English (en)
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Tadashi Takeda
董 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転印を用いた押捺作業が連続して能率的に
行えると共に、値札等への押捺位置を正確に一定化する
ことができる回転印の連続押捺装置を提供する。 【解決手段】 下部に被押捺材の支持板11を設けたケ
ース12の内部に、印面を下向きにした回転印1を上部
から抜き差し自在に保持するホルダー13を上下動自在
となるよう組み込み、上記ホルダー13と支持板11の
間にスタンプ台14を揺動自在に配置し、このスタンプ
台14と前記ホルダー13を、ホルダー13の上下動で
スタンプ台14が揺動し、該スタンプ台14が、ホルダ
ー13が上昇位置にあるときスタンプ台14が回転印1
の下部印面に当接し、ホルダー13の下降動時にスタン
プ台14が回転印1の上下動範囲の外側に離反するよう
に連動したので、回転印1を用いた押捺作業が連続して
能率的に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転印を使用し
て連続的な押捺が正確に行えるようにした回転印の連続
押捺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転印1は、図1と図2に示すように、
上部にグリップ2を設けた保持枠3内に、数字等の印部
4を設けた多数のリング状ゴム印5を個々に回転可能と
なるよう並べ、リング状ゴム印5を回転させることによ
り、該ゴム印5群の下部における押印面での押印数字を
変更できるようになっており、スタンプで押印面の印部
にインキを塗布した状態で値札等に押捺するものであ
る。
【0003】従来、上記のような回転印1で値札等に押
捺するには、別途用意したスタンプでの押印面の印部4
へのインキの塗布と、値札等への押捺を手作業で行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような回転印1
の使用方法は、押捺作業に手間がかかるだけでなく、値
札等への押捺位置が一定化せず、特に小さい値札に対し
ては、押捺位置を正確に行うのは困難であるという問題
がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、回転印を用い
た押捺作業が連続して能率的に行えると共に、値札等へ
の押捺位置を正確に一定化することができる回転印の連
続押捺装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、下部に被押捺材の支持板
を設けたケースの内部に、印面を下向きにした回転印を
上部から抜き差し自在に保持するホルダーを上下動自在
となるよう組み込み、上記ホルダーと支持板の間にスタ
ンプ台を揺動自在に配置し、このスタンプ台と前記ホル
ダーを、ホルダーの上下動でスタンプ台が揺動し、該ス
タンプ台が、ホルダーが上昇位置にあるときスタンプ台
が回転印の下部印面に当接し、ホルダーの下降動時にス
タンプ台が回転印の上下動範囲の外側に離反するように
連動した構成を採用したものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ホルダーとスタンプ台にスプリングで、ホルダ
ーが上昇位置に戻り、スタンプ台が回転印の下部印面に
当接する方向の弾性を付勢した構成を採用したものであ
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、ケースの下部に設けた支持板を、ホルダーで
保持したスタンプ台の直下に位置する水平状態からケー
スの外面に添うはね上げ可能とした構成を採用したもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図1乃至図3は連続押捺装置の第1の実施
の形態を示している。この連続押捺装置は、下部に被押
捺材の支持板11を設けた前面開放の筒状に形成したケ
ース12と、このケースの内部で両側の位置に対向する
ように組み込まれ、印面を下向きにした回転印1を上部
から抜き差し自在に保持する左右一対のホルダー13、
13と、ケース12の内部に納まる状態で、上記ホルダ
ー13、13と支持板11の間に揺動自在となるよう配
置されたスタンプ台14とからなり、前記ホルダー1
3、13とスタンプ台14を、ホルダー13、13の上
下動でスタンプ台14が揺動するよう連動し、該スタン
プ台14を、ホルダー13、13が上昇位置にあるとき
スタンプ台14が回転印1の下部印面に当接し、ホルダ
ー13、13の下降動時にスタンプ台14が回転印1の
上下動範囲の外側に離反するようになっている。
【0011】上記ケース12は、回転印1の幅が納まる
間隔を設けて両側に対向する側壁15、15の下部前半
部分が切り欠かれ、両側壁15、15で前部寄りの位置
に、上下に長い長孔16が設けられ、このケース12の
下部に固定した水平の支持板11は、その先端が該ケー
ス12の前面よりも少し前方に突出し、上面にL型の位
置決め定規17が、支持板11と該位置決め定規17に
設けた長孔18、19に沿って前後左右に位置調整自在
となるようビス20で取り付けられている。
【0012】前記一対のホルダー13、13は、回転印
1の保持枠3における側面に対して上下動可能に嵌合す
る溝型の断面形状に形成され、下端部の前後位置に保持
枠3の下部窄まりに傾斜する下部側面を支持して回転印
1を抜け止め状とする支持片21が折り曲げ連成されて
いる。
【0013】このホルダー13、13は、ケース12に
おける側壁15、15の内面側に位置し、長孔16を貫
通する上下二本のピン22、23で長孔16に沿って上
下動可能となるよう該側壁15、15に取り付けられ、
一対のホルダー13、13は、ケース12内において回
転印1の嵌合溝が対向する配置となり、両ホルダー1
3、13間に上部から挿入した回転印1は、保持枠3の
両側が両ホルダー13、13で支持され、ホルダー1
3、13と一体に上下動可能となるよう起立状に保持さ
れ、このとき、回転印1の下向き印面はホルダー13、
13の下縁よりも下方に位置している。
【0014】前記スタンプ台14は、両ホルダー13、
13で支持された回転印1の下部印面に接触する幅と長
さを有する横長ケース24の内部に、インクを含浸させ
たスタンプ25を設けて形成され、横長ケース24の後
部で両端に略横向きU字状のアーム26、26が対向す
るよう固定され、スタンプ台14が両ホルダー13、1
3間の直下に位置する状態で、両アーム26、26の中
間部を結合するピン27の両端が側壁15、15の長孔
16よりも後部の位置に設けた横孔28に枢止され、両
アーム26、26の上端側に設けた長孔29が下位のピ
ン23に嵌合している。
【0015】上記スタンプ台14は、両アーム26、2
6のピン27を支点にして、ケース12内の前後方向に
揺動可能となり、両アーム26、26の長孔29が回転
印1と共に上下動するホルダー13、13の下位のピン
23に嵌合しているので、回転印1の上下動とスタンプ
台14の揺動が連動され、両ホルダー13、13で支持
された回転印1が最上昇位置にあるとき、スタンプ台1
4は、回転印1の直下に位置してスタンプ25が印面に
接し、回転印1と共に両ホルダー13、13を下降させ
ると、スタンプ台14は、ピン27を支点にして後方へ
回動し、回転印1の印面から離反して回転印1の下降に
支障を与えないと共に、回転印1の印面が支持板11上
に達した最下降位置になったとき、スタンプ台14は回
転印1の昇降動範囲に対して後方に退避することにな
る。
【0016】前記スタンプ台14の両アーム26、26
を側壁15、15に枢止するピン27に嵌挿したスプリ
ング30の一端が側壁15に、他端がアーム26に固定
され、このスプリング30で、スタンプ台14に回転印
1の印面へスタンプ25が常時圧接する方向の回動弾性
を付勢すると共に、両ホルダー13、13に常時上昇位
置に復帰する上昇弾性を付勢している。
【0017】従って、両ホルダー13、13で支持され
た回転印1は、押し下げないとき上昇位置に保持され、
スタンプ台14はスタンプ25が回転印1の印面へ圧接
した状態が自動的に保持され、スプリング30の弾性に
抗して回転印1を押し下げると、回転印1は長孔16で
垂直に下降すると共にスタンプ台14が後方に逃げるこ
とになる。
【0018】第1の実施の形態の連続押捺装置は上記の
ような構成であり、両ホルダー13、13間に回転印1
を挿入してセットし、支持板11の上に値札等の被押捺
物を載せ置き、位置決め定規17に内接させて位置決め
する。
【0019】上記回転印1は上昇位置にあり、スタンプ
台14はスタンプ25が回転印1の印面へ圧接し、この
状態で回転印1をグリップ2の部分を介して押し下げる
と、回転印1は垂直に下降してスタンプ台14は回転印
1の後方へ逃げ、下降した回転印1は印面が支持板11
上の被押捺物に圧接して押捺し、この押捺後に回転印1
の押し下げを解くと、スプリング30の弾性で回転印1
は自動的に上昇位置に戻り、スタンプ台14は前方へ回
動してスタンプ25が回転印1の印面へ圧接し、インク
を供給する。
【0020】従って、押捺ごとに支持板11上の被押捺
物を取り換えるだけで、連続的に押捺が行え、回転印1
1は垂直に上下動し、被押捺物は位置決め定規17で位
置決めできるので、小さな被押捺物に対しても正確に押
捺できる。
【0021】図4は、両ホルダー13、13間に挿入す
る回転印1が幅の狭い小型の場合に用いるアダプター3
1を示し、ホルダーの内面に丁度適合する外形と、小型
の回転印1における保持枠3の側部に嵌合する内形を有
し、上端縁にホルダー13の上縁への係止片32を設け
た構造となり、両ホルダー13、13と回転印1の保持
枠3間に生じる隙間をこのアダプター31で埋めること
により、連続押捺装置は大小の回転印1を使用すること
ができる。
【0022】図5と図6に示す第2の実施の形態の連続
押捺装置は、上記した第1の実施の形態と基本的な構造
は同じであるが、ケース12の支持板11を下部の水平
状態位置からケース12の後面側に跳ね上げ、使用しな
いときの全体の小型化が図れると共に、支持板11で制
限を受けることなく押捺が行えるようにしたものであ
る。従って、第1の実施の形態と同一部分については、
同一符号を付して説明に代える。
【0023】上記支持板11の後端をケース12の下部
後端に軸33で枢止し、第1の実施の形態と同様に使用
するときは、支持板11の両側縁に設けた弾性キャッチ
ャー34をケース12の側壁15で外面の下部に設けた
ストッパー35へ弾力的に係止することにより、ケース
12の下部に支持板11を水平に固定配置する。
【0024】また、図6のように、支持板11を下方に
回動させて弾性キャッチャー34をストッパー35から
外し、該支持板11をケース12の後面側に添うよう跳
ね上げれば、ケース12の直下から支持板11がなくな
り、支持板11による被押捺物の大きさや形状に制約が
なくなり、被押捺物の任意の位置に押捺することができ
ることになる。
【0025】この第2の実施の形態では、ケース12の
両側壁における下部前縁15aを、ケース12内にセッ
トした回転印1のリング状ゴム印5が並列する方向の中
央軸線の直下に一致させている。この下部前縁15aに
は、ケース12の内側に向けて直角に折り曲がる短い屈
曲片を設けた構造にしてもよい。
【0026】下部前縁15aの条件を上記のようにする
と、押捺時に下部前縁15aを被押捺物の押捺位置の中
心線上に合わせることにより、押捺位置を正確に位置決
めすることができ、押捺位置の精度が向上する。
【0027】また、ケース12の下部からの支持板11
の突出がなくなり、使用しないときの小型化が図れる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、下部
に被押捺材の支持板を設けたケースの内部に、回転印を
上部から抜き差し自在に保持するホルダーを上下動自在
となるよう組み込み、このホルダーと支持板の間にスタ
ンプ台を配置し、このスタンプ台と前記ホルダーを、ホ
ルダーの上下動でスタンプ台が揺動し、ホルダーが上昇
位置にあるときスタンプ台が回転印の下部印面に当接
し、ホルダーの下降動時にスタンプ台が回転印の上下動
範囲の外側に離反するように連動したので、押捺毎に回
転印の押捺面にインクを塗布でき、回転印を用いた押捺
作業が連続して能率的に行えると共に、値札等への押捺
位置を正確に一定化することができ、特に小さな値札等
への押捺が正確に効率良く行える。
【0029】また、ケースの支持板を後部に跳ね上げる
ことができるようにしたので、被押捺物に対して、どの
ような位置にも押捺することができ、しかも、使用しな
いとき、ケースの小型化が図れて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続押捺装置の第1の実施の形態を示す縦断正
面図
【図2】連続押捺装置の第1の実施の形態を示す縦断側
面図
【図3】連続押捺装置の第1の実施の形態を示す分解斜
視図
【図4】アダプターの斜視図
【図5】(A)は連続押捺装置の第2の実施の形態を示
す側面図、(B)は同上の弾性キャッチャーとストッパ
ーの係合部分を示す拡大断面図
【図6】第2の実施の形態の支持板を跳ね上げた状態を
示す側面図。
【符号の説明】
1 回転印 11 支持板 12 ケース 13 ホルダー 14 スタンプ台 15 側壁 16 長孔 17 位置決め定規 26 アーム 30 スプリング 31 アダプター 34 弾性キャッチャー 35 ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に被押捺材の支持板を設けたケース
    の内部に、印面を下向きにした回転印を上部から抜き差
    し自在に保持するホルダーを上下動自在となるよう組み
    込み、上記ホルダーと支持板の間にスタンプ台を揺動自
    在に配置し、このスタンプ台と前記ホルダーを、ホルダ
    ーの上下動でスタンプ台が揺動し、該スタンプ台が、ホ
    ルダーが上昇位置にあるときスタンプ台が回転印の下部
    印面に当接し、ホルダーの下降動時にスタンプ台が回転
    印の上下動範囲の外側に離反するように連動した回転印
    の連続押捺装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダーとスタンプ台にスプリング
    で、ホルダーが上昇位置に戻り、スタンプ台が回転印の
    下部印面に当接する方向の弾性を付勢した請求項1に記
    載の回転印の連続押捺装置。
  3. 【請求項3】 ケースの下部に設けた支持板を、ホルダ
    ーで保持したスタンプ台の直下に位置する水平状態から
    ケースの外面に添うはね上げ可能とした請求項1又は2
    に記載の回転印の連続押捺装置。
JP10312035A 1998-11-02 1998-11-02 回転印の連続押捺装置 Pending JP2000135846A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083350A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 サンビー株式会社 印判スタンド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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