JP2000135782A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000135782A
JP2000135782A JP31056898A JP31056898A JP2000135782A JP 2000135782 A JP2000135782 A JP 2000135782A JP 31056898 A JP31056898 A JP 31056898A JP 31056898 A JP31056898 A JP 31056898A JP 2000135782 A JP2000135782 A JP 2000135782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる被記録材に画像を記録する複数の記録
印字モードの各々において、コストを増大させることな
く濃度ムラのない高品位な画像を記録すること。 【解決手段】 異なる被記録材に画像を記録する複数の
記録印字モードのうち、濃度ムラ補正を行う印字モード
と行わない印字モードを設け、濃度ムラ補正を行う印字
モードではCPU15が画像入力信号をムラ補正テーブ
ル34に供給すべくセレクタ33を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の記録素子を有
する記録ヘッドにより画像を記録するようにした画像記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、読み取っ
た画像をデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換さ
れたデータを処理した後、複数の記録素子を有する記録
ヘッドを用いて画像を形成する装置が知られている。
【0003】このような装置では、記録ヘッドの製造プ
ロセスによる特性ばらつきや、記録ヘッド構成材料の特
性ばらつき等により出力画像に濃度のむらが発生するこ
とがあった。
【0004】このような問題点を解決した画像記録装置
としては、記録ヘッドを構成する記録素子の出力特性に
応じたデータを記憶し、記憶されたデータに基づき、入
力画像データを補正し、濃度むらを防止する方法が特開
平2−286341号公報等に提案されている。
【0005】つまり、図12aに示したように、記録素
子22が並んだマルチノズルヘッド(以下、マルチヘッ
ドという)1において各画像記録素子への画像入力信号
を同図bのように均一にしたときに、同図cのような濃
度ムラが生じる場合、同図dのように画像入力信号を補
正し、濃度の低い部分の画像記録素子には大きい画像入
力信号を、濃度の高い部分の画像記録素子には小さい画
像入力信号を与える。
【0006】そして、画像入力信号を量子化して、この
マルチヘッド1による画像記録を行なう際に、画像入力
信号を上述したように変調した後、量子化し、濃度の低
い部分の画像記録素子で多くのドットを、濃度の高い部
分の画像記録素子では少ないドットを印字することによ
り、濃度分布を図12eのように均一化する。
【0007】この入力信号の補正量は、例えば次の様に
して求める。一例として、256ノズルのマルチヘッド
の濃度ムラを補正する場合を説明する。いまある均一な
画像信号Sで印字したときの濃度ムラの分布が、図13
のようになっているとする。まず、このヘッドの平均濃
度ODを求める。次に、各ノズルに対応する部分の濃度
1 〜d256 を測定する。続いて、ΔOD=OD−di
(i=1〜256)を求める。
【0008】ここで、画像信号の値と出力濃度の関係
が、図14のような関係にあるとすれば、ΔOD分だけ
濃度を補正するためには、画像信号をΔSだけ補正すれ
ばよい。そのためには、画像信号に図15のようなテー
ブル変換を施してやればよい。
【0009】図15において、直線Aは傾きが1.0の
直線であり、入力はまったく変換されないで出力され
る。一方、Bは傾きがこれより小さい直線であり、Sを
入力した時の出力がS−ΔSになる。
【0010】したがって、i番目のノズルに対応する画
像入力信号に対して、図15Bのようなテーブル変換を
施してから画像入力信号を量子化し、マルチヘッドによ
る記録動作を行なう事により、このノズルで印字される
部分の濃度はODと等しくなる。このような処理を全ノ
ズルに対して行えば、濃度ムラが補正され、均一な濃度
が得られる。すなわち、どのようなテーブル変換を行え
ばよいかというデータをあらかじめ求めておけば、濃度
ムラの補正が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに画像入力信号を量子化処理して、ドット記録を行な
う画像記録装置としては、インクジェット記録ヘッドを
用いたものや、熱転写記録ヘッドを用いたものがある
が、記録画像に対する様々な用途に対応する為に、様々
な被記録材(以下マテリアルと呼ぶ)に画像を記録する
必要性が高くなってきている。
【0012】例えばインクジェット記録装置の場合、必
要とされるマテリアルとしては、普通紙、コート紙、光
沢紙、OHPフィルム、光沢フィルム、BPF(バック
プリントフィルム)、布等、様々な用途に対応できるよ
うに様々な記録用マテリアルが開発されてきている。
【0013】このような様々な記録用マテリアル上に記
録ヘッドから吐出された記録インク滴が着弾し、吸収、
記録される際の吸収時間、吸収容量等のインク吸収特性
は記録用マテリアル毎によって異なるものが多く存在す
る。
【0014】図16はこのように記録特性としてのイン
ク吸収特性の異なる記録用マテリアル上に記録インク滴
を記録した際の記録ドットの状態の一例を示した図であ
る。
【0015】記録画素ピッチl(400dpiの場合l
=63.5μm)の記録画像を記録する際に、インク吸
収特性の最適なマテリアルA上に記録ヘッドにより記録
を行なうと、記録ドット径DA はDA =J2 ・lの大き
さとなり、記録濃度も高く、高品位な画像を記録する事
ができる。一方、同じ記録方法で、インク吸収速度の遅
い記録マテリアルBに記録を行なった場合は、マテリア
ルB上に着弾した記録インク滴同志が表面張力で引っ張
り合って合体してしまい、記録ドットの形状が変形して
しまった、いわゆるビーディングと呼ばれる画像劣化が
発生してしまう。
【0016】また、インク吸収速度が遅く、インクに対
する濡れ性の良い記録マテリアルCや、インク吸収速度
が速く、インクに対する濡れ性の悪い記録マテリアルD
の場合は、記録マテリアル上に形成された記録ドット径
C 、DD が最適記録ドット径DA より大きくなりすぎ
てしまったり(DA <DC )、小さくなり過ぎてしまい
(DA >DD )、結果的に、記録解像度が低下してしま
ったり、記録濃度が低下してしまうといった問題が発生
する。
【0017】そこで、このようにインク吸収特性の最適
でない記録マテリアルに対しても、商品位な画像を記録
する為に、インク吸収速度の遅い記録マテリアルや、イ
ンクに対する濡れ性の良い記録マテリアルに対してはマ
テリアル上への記録インク滴の記録を記録ヘッドによる
複数回の記録走査に分割して行ない、1回の走査により
記録するインク滴のうちの数分の1をマテリアル上に記
録するようにし、前回の走査でマテリアル上に記録され
た記録インク滴がマテリアルに十分吸収された後に、後
に続く記録走査をくり返して行なう、いわゆるマルチス
キャン(マルチパス)方式の記録印字モードで画像記録
を行なう場合がある。
【0018】また、マテリアルDのように、インク吸収
速度が速く、インクに対する濡れ性の悪いような記録マ
テリアルの場合には、マテリアル上の記録1画素中に、
記録インク滴1ドット以上の記録インクを記録する例え
ば2度打ち記録方式や、マルチドロップレット方式の記
録印字モードで画像を記録する場合もある。
【0019】上述したような複数の記録印字モードで画
像を記録する場合、各々の記録印字モードで、マテリア
ル上の記録画素と記録ヘッドの記録ノズルの対応関係が
1対1の関係でなくなってしまう場合が発生する。この
ため、各々の記録印字モードにより、その画素を記録す
る記録ヘッドのノズル位置が異なってしまい、結果とし
て記録画像の濃度ムラの状態が異なってしまうという問
題が発生する。
【0020】そこで、上述したような複数の記録印字モ
ードで画像を記録する際の濃度ムラを改善する為に、例
えば図17に示したような、入力画像データiXを1%
きざみに±30%の範囲で補正する計31本の補正テー
ブルで出力画像データを得るようなテーブル変換で、濃
度ムラを補正する。このとき、図18に示したように、
複数の記録印字モードのうち、印字走査1回で全記録画
素を記録する事ができる。インク吸収特性の最適な記録
マテリアルIに対して記録を行なうような場合、印字パ
ス数1の場合の記録ノズルNo1、2、3、4、5、6
…に対応した補正テーブルは、
【0021】
【外1】 が選択される。そして、インク吸収速度が遅い記録マテ
リアルIIに記録を行なうような場合は、印字走査2回
で全記録画素を記録する、記録印字モードで画像を記録
し、その際、印字パス数2の場合の補正テーブルは、
【0022】
【外2】 が選択される。
【0023】また、印字走査3回で全記録画素を記録す
る場合の印字パス数3の場合の補正テーブルは、
【0024】
【外3】 が選択される。このように各々の記録マテリアルの複数
の記録印字モードの各々に対して、記録ノズルに対応し
た補正テーブルを選択しなければならず、インク吸収特
性の異なる記録マテリアルの種類が増え、記録ヘッドの
記録ノズル数が増える程、また記録印字モード数が増え
る程、補正テーブルNoを記憶する為のメモリー量が増
大し、コスト高になってしまう。また、複数の記録印字
モードで画像を記録した際の濃度ムラを測定し、補正デ
ータを算出、補正テーブルを選択する操作手順も、より
複雑化してしまうといった問題が発生してしまう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像入力信号
を画像処理手段により演算処理した後、複数の画像記録
素子を所定の方向に配列したマルチ記録ヘッドにより記
録特性の異なる複数の被記録材上に記録を行なう画像記
録装置において、画像記録動作時に被記録材の種類を選
択し、記録ヘッドによる複数の走査方法による、複数の
記録印字モードを設け、記録特性の異なる複数の被記録
材に対して上記し、複数の記録印字モードで画像を記録
できるように設定し、前記記録ヘッドの複数の画像記録
素子の濃度ムラ量に基づいて画像入力信号を補正して濃
度ムラの補正を行なう補正手段を有し、選択された被記
録材上に画像を記録する複数の記録印字モードのうち、
マルチヘッドの濃度ムラの補正を行なう記録印字モード
と濃度ムラの補正を行なわない記録印字モードを設ける
ようにする。
【0026】(作用)本発明によれば、記録特性として
のインク吸収特性の異なる複数の被記録材上に画像を記
録する際に、複数の記録印字モードの各々で画像を記録
した場合においても、どの被記録材に対しても濃度ムラ
のない高品位な画像を記録する事ができる上に、コスト
的にも低価格化であり、操作も簡易化された画像記録装
置を提供する事ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
実施を図面を参照に詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施例を示す。これは
複数の吐出口を有する記録ヘッドにより画像を記録する
ようにしたインクジェット記録装置の例である。
【0029】図において、記録ヘッド1は256個の吐
出口を有し、熱により気泡を形成してその圧力でインク
滴を吐出するようになっており、図示しないインクタン
クからインクチューブを介してインクが供給されてい
る。記録ヘッド1に供給されたインクは、制御部15か
らの記録情報に応じて、図示しない記録ヘッドドライバ
により駆動された各記録素子からインク滴として吐出さ
れる。
【0030】紙送りモータ8は記録用紙2を間欠送りす
るための駆動源であり、紙送りローラ4、給紙ローラ5
を駆動するものである。主走査モータ6は主走査キャリ
ッジ3を主走査ベルト10を介して、矢印A、Bの方向
に走査させるための駆動源である。本実施例では、正確
な紙送り制御が必要なことから紙送りモータ8および主
走査モータ6にパルスモータを使用している。
【0031】紙送りモータ8および給紙ローラクラッチ
11は、記録用紙2が給紙ローラ5に到達するとオンし
て記録用紙2を紙送りローラ4までプラテン7上を搬送
し、記録用紙2が紙送りローラ4に到達するとオフする
ようになっている。紙検知センサ12はプラテン7上に
設けてあり、記録用紙2を検知するものである。センサ
情報は位置制御およびジャム制御等に利用されている。
【0032】記録用紙2が紙送りローラ4に到達して、
給紙ローラクラッチ11および紙送りモータ8がオフし
た場合、プラテン7の内側から、図示しない吸引モータ
により吸引動作が行なわれ、記録用紙2が画像記録領域
上であるプラテン7上へ密着されるようになっている。
【0033】記録用紙2への画像記録動作に先立って、
ホーム・ポジション・センサ9の位置に走査キャリッジ
3を移動し、ついで、矢印Aの方向に往路走査を行な
い、所定の位置よりインクを記録ヘッド1から吐出して
画像記録を行なう。所定の長さ分の画像記録を終了した
後、走査キャリッジ3を停止し、逆に、矢印Bの方向に
復路走査を開始し、ホーム・ポジション・センサ9の位
置まで走査キャリッジ3を戻す。復路走査の間、紙送り
モータ8により紙送りローラ4を駆動して、記録ヘッド
1で記録した長さ分の紙送りを矢印Cの方向に行なう。
【0034】走査キャリッジ3がホーム・ポジション・
センサ9で検知されるホーム・ポジションに停止する
と、図示しない回復装置により記録ヘッド1の回復動作
を行なう。この回復動作は安定した記録動作を行なうた
めの処理である。
【0035】以上説明した動作を繰り返すことにより記
録紙上全面に画像記録が行なわれる。
【0036】そして、制御部15により、各記録ヘッド
1に均一な画像信号を与えて記録用紙2上にテストパタ
ーン16を記録し、テストパターン16の記録された記
録用紙2を濃度ムラ読取り手段14としての照明光源1
8により照明し、記録用紙2に記録されたテストパター
ンの記録濃度を読取りセンサ17により読み取り、各読
取りセンサにより読取られた各記録ヘッドによるテスト
パターン記録の読取り信号をA/D変換器36によりデ
ジタル信号に変換した後、その読取り信号を一時的にR
AM19に記憶するようにしてある。
【0037】ここで、記録ヘッド1により記録されるテ
ストパターン16は均一濃度のハーフトーンパターンで
よく、記録比率が30%〜75%程度の特定のパターン
を選択すればよい。
【0038】読取りセンサ17は、テストパターン16
を読み取って読取り信号を出力するもので、画像記録領
域外、本実施例では記録用紙2の搬送方向、すなわち、
矢印C方向に対して記録ヘッドより下手の排紙側方向
で、記録用紙の記録面側に面するように配置してある。
【0039】ここで、濃度ムラ読取り手段14としての
読取りセンサの読取り開口幅は、テストパターン16の
濃度ムラをある程度平均化して読取った方が良く、本発
明者の実験によれば0.2mm〜1mm程度が良好であ
った。
【0040】図2は、本実施例の構成を示すブロック図
である。図中1、14、15、19は図1と同一部分を
示す。
【0041】スキャナー等の画像読取り手段により、読
取られた画像信号や、コンピュータ上で作成されたCG
画像等のデジタル画像信号からなる画像入力信号D1
は、通常8bitから20bitといった多値のデジタ
ルデータとして入力される。画像入力信号がカラー、例
えばR、G、Bの3色の画像入力信号の場合、対数変換
部30でC、M、Yの3色の濃度データD2 に変換さ
れ、黒抽出/UCR部31で、例えば、
【0042】
【外4】 といったようにBk色信号を含む画像信号D3 へと変換
される。
【0043】その後、マスキング処理部32により、記
録画像の色再現性最適化処理の為に、
【0044】
【外5】 等の演算処理が行なわれた画像信号D4 へと変換され
る。セレクタ部33で濃度ムラ補正を行なうと選択され
た場合、ムラ補正テーブル34でマルチノズル記録ヘッ
ド1の濃度ムラ分を補正した画像信号D5 に変換された
後、出力階調補正部35で、記録画像の階調特性が線形
となるような画像信号D7 へも変換される。
【0045】ここで、記録ヘッド1によるテストパター
ンが濃度ムラ読取り手段14によって読取られデジタル
化されてRAM19に記憶される。そして読取り信号か
ら、濃度ムラ補正データ演算部24により、記録ヘッド
の濃度ムラ補正データが演算処理され、記録ヘッドの各
画像記録ノズルに対する濃度ムラ補正テーブルNoが、
一担ムラ補正RAM29に記憶されている。そして、ム
ラ補正テーブル34により、記録ヘッド1の各画像記録
ノズルに対応する画像入力信号D4 がテーブル変換され
て、記録ヘッドの濃度ムラに対応して補正処理された画
像入力信号D5が算出される。
【0046】ここで、ムラ補正テーブルは補正量が±3
0%に設定してあり、図17に示すように、Y=0.7
0XからY=1.30Xまでの傾きが0.01ずつ異な
る補正直線を61本有し、濃度ムラ補正データに応じて
補正直線を切り換える。
【0047】記録用紙上へ記録されるドット径が大きい
記録ノズルに対して記録信号が入力されたときは、傾き
の小さい補正直線を選択し、ドット径が小さい記録ノズ
ルに対して記録信号が入力されたときは、傾きの大きい
補正直線を選択して画像信号が補正される。
【0048】そして、ムラ補正テーブル34により、ム
ラが補正された画像信号は、出力階調補正部35に入力
され、各ヘッドの階調特性が補正されて出力される。そ
して、画像信号はその後量子化処理部36で量子化処理
され、8bitから20bitといった多値のデジタル
入力信号は2値から10値といったレベルに量子化され
たドットデータへと変換される。
【0049】そして、この量子化されたドットデータは
同期メモリ37へと一時的に記憶され、設定された記録
印字モードに応じてヘッドドライバ38へと転送された
後、記録ヘッド1によりマテリアル上へと画像として記
録される。
【0050】ここで、記録マテリアルの種類の選択は、
操作部41により作業者が選択、設定できるようにして
もよい。図示していないマテリアル検知手段により、マ
テリアルの種類を自動的に識別し、識別選択されたマテ
リアル種に応じて記録印字モードが自動的に選択、設定
されるようにしてもよい。
【0051】図3は本実施例における各々の記録マテリ
アルに対する記録印字モードの記録方法の一例を説明す
る為の概略図である。
【0052】図3(A)はインク吸収特性の優れたマテ
リアルに対して画像を記録する場合の記録印字である1
パス印字モードでの記録印字モードを示している。マテ
リアルのインク吸収性が優れている場合には、マテリア
ル上にインク滴を短時間の間に記録しても、ブリーディ
ングやビーディグ、インクあふれ、等の記録画像の劣化
が発生しない事から、記録ヘッド1の全記録ノズルを用
いて1回の走査でマテリアル上に画像を記録するように
している。
【0053】そして、図2の同期メモリ37に記憶され
た画像ドットデータのうち、記録ヘッド1の全ノズル数
に対応した記録画素数M×画像記録幅Wの画像ドットデ
ータがヘッドドライバへと転送されると、プリンタ制御
CPU40によりプリンタ部駆動系39が制御され、記
録ヘッド1を搭載したキャリッジ3を走査方向A方向に
走査して、1回の走査でマテリアル上への画像記録が行
なわれる。そして、一回の走査による画像記録動作が終
了すると、紙送りローラ4が駆動され、マテリアル2を
矢印C方向に記録ヘッド1の全ノズル数Mで記録した際
の画像記録幅L1 の量だけ搬送する。
【0054】これに対し、図3(B)はインク吸収速度
が遅く、インク吸収特性のあまり良くないマテリアルに
対して画像を記録する場合の記録印字モードである4パ
ス印字モードでの記録印字モードを示している。マテリ
アルのインク吸収性があまり良くない場合には、マテリ
アル上にインク滴を短時間の間に記録すると上述したよ
うな記録画像劣化が発生してしまう為に、マテリアル上
への記録インク滴の記録を、記録ヘッドによる4回の記
録走査に分割した、4パス印字のマルチスキャン印字方
法を用いて記録インク滴をマテリアル上にゆっくり時間
をかけて吸収させて画像を記録するようにしている。そ
して、図2の同期メモリ37に記録された画像ドットデ
ータは、記録ヘッドのノズル数Mをノズル領域M1 、M
2 、M3、M4 (M1 +M2 +M3 +M4 =M)の4つ
の領域に対応させて、図4(A)に示す4つの画像ドッ
トデータグループP1 、P2 、P3 、P4 へと分割さ
れ、各画像ドットデータグループの画像ドットデータは
さらに4つの画像ドットデータサブグループへと分割さ
れる。
【0055】そして、プリンタ制御CPUにより記録ヘ
ッド1によるマテリアル上への画像記録が開始される
と、キャリッジ3が走査されている記録ヘッド1のノズ
ル領域M1 の記録ノズルにより画像ドットデータサブグ
ループP41のドットデータが記録され、その後紙送りロ
ーラ4が駆動されて、マテリアル2は矢印C方向に、ノ
ズル領域M1 で記録した際の画像記録幅L4 の量だけ搬
送される。
【0056】その後の2回目の走査でノズル領域M1
記録ノズルにより画像ドットデータサブグループP31
ノズル領域M2 の記録ノズルにより画像ドットデータサ
ブグループP42が記録されるといったように図4(B)
に示したような記録走査を繰り返す事によりマテリアル
上に画像を記録し、記録ヘッドでの走査記録を4回くり
返す事により、1つの画像ドットデータグループが記録
完了するようにして、画像を記録するようにしている。
【0057】ところで、本発明者らが、これまで、濃度
ムラ補正効果とマルチスキャン記録印字の関係を検討し
てきた結果図5に示すような結果を得る事ができた。
【0058】図5はあらかじめ選択しておいた記録用マ
テリアルβに対して記録ヘッドによる画像記録時に記録
画像上に発生する濃度ムラの分布をマルチスキャン印字
パス数の関係を示したものである。前述したような記録
画像データに対しての濃度ムラ補正処理を行なった場
合、同図中実線で示したように、走査回数1回での1パ
ス印字時の記録画像の濃度ムラ分布σは、目視で見た場
合の濃度ムラ許容範囲に収める事ができる事を示してい
る。
【0059】これに対し、このような記録画像データに
対しての濃度ムラ補正処理を行なわない場合は、図中点
線で示したように、走査回数1回での1パス印字時の記
録画像の濃度ムラ分布σは、濃度ムラ許容範囲外であ
り、画像品位が劣化してしまっている。マルチスキャン
印字パス数を多くする程濃度ムラ分布σが減少し、走査
回数3回の3パス印字以上であれば濃度ムラ分布σを濃
度ムラ許容範囲内に収める事ができる事を示している。
【0060】記録走査回数が2回以上のマルチスキャン
印字記録をした状態で、上述したような記録画像データ
の濃度ムラ補正処理をした場合、画像記録時の濃度ムラ
分布σはやはり濃度ムラ許容範囲内に収める事ができ
る。マルチスキャン印字パス数を多くして画像を記録す
ると、濃度ムラ補正処理を行なわないで画像を記録した
場合の濃度ムラ分布σとの差が次第に減少し、走査回数
4回の4パス印字にすると、補正有の場合と補正なしの
場合とで、濃度ムラ分布σが同等レベルになってしまう
事が判明した。そこで、本実施例においては、記録マテ
リアルβに対して複数の記録印字モードのうち、記録ヘ
ッドの濃度ムラに対応して、記録画像データの濃度ムラ
補正処理を行なう記録印字モードと、濃度ムラ補正処理
を行なわない記録印字モードを設け、マルチスキャン印
字パス数の多い記録印字モードの場合は、記録画像デー
タの濃度ムラの補正処理を行なわないで、画像を記録す
るようにしている。
【0061】図6は本実施例の記録印字モードでマルチ
スキャン印字パス数と濃度ムラ補正処理関係を示したも
のである。図5に示したように、濃度ムラ補正処理なし
の場合では、3パス印字までマルチスキャン印字パス数
を多くしないと、記録画像の濃度ムラ分布σが濃度ムラ
許容範囲内に入らない為、印字パス数1回および2回の
印字モード(I)と(II)の場合は、濃度ムラ補正処
理を行ない、印字パス数3回および4回の印字モード
(III)と(IV)、(V)の場合は濃度ムラ補正処
理なしで、画像記録を行なうようにしている。
【0062】ここで、この濃度ムラ補正処理の有無は、
記録マテリアルの種類と記録印字モードが操作部等から
選択設定されると、メインCPU15により、切換え手
段としてのセレクタ部33が制御され、記録画像データ
4 への濃度ムラ補正処理を行なうか行なわないかを自
動的に切換えるように制御される。
【0063】図7、8は、実際にインク吸収特性の異な
る複数の記録マテリアルα、β、γに画像を記録した場
合の記録画像上に発生する濃度ムラ分布とマルチスキャ
ン印字パス数の関係を示したものである。前述した記録
マテリアルβよりもインクに対する濡れ性の悪い記録マ
テリアルαにインク滴を記録すると、マテリアル上での
記録インクドットはマテリアルβの場合よりも小さくな
り、その結果、記録画像上での濃度ムラ分布はマテリア
ルβよりも大きくなり、濃度ムラが目立ち易くなってし
まう。従って、マテリアルαが選択された場合はマテリ
アルβの場合よりもマルチスキャン印字パス数を多くし
ないと、記録画像の濃度ムラ分布σが濃度ムラ許容範囲
内に入らない為に、印字パス数1回、2回、3回の印字
モードα(I)、α(II)、α(III)の場合は濃
度ムラ補正処理を行ない、印字パス数4回、5回の印字
モードα(IV)、α(V)の場合は濃度ムラ補正処理
なしで画像記録を行なうようにしている。
【0064】また、前述した記録マテリアルβよりもイ
ンク濡れ性の良い記録マテリアルαにインク滴を記録す
ると、マテリアル上での記録インクドットはマテリアル
βよりも大きくなり、その結果、記録画像上での濃度ム
ラ分布はマテリアルβよりも小さくなり、濃度ムラの程
度は軽減される方向になる。従って、マテリアルαが選
択された場合は、マテリアルβの場合よりもマルチスキ
ャン印字パス数が少なくても、記録画像の濃度ムラ分布
σが濃度ムラ許容範囲内に入ってしまう。この為に、印
字パス数1回の印字モードα(I)の場合は、濃度ムラ
補正処理を行ない、印字パス数2回、3回、4回、5回
の印字モードα(II)、α(III)、α(IV)、
α(V)の場合は、濃度ムラ補正処理なしで画像記録を
行なうようにしている。
【0065】以上のように、本実施例では、インク吸収
特性の異なる複数の記録マテリアルに画像を記録する記
録印字モードに対して記録画像データの濃度ムラ補正処
理を行なう記録印字モードと濃度ムラ補正処理を行なわ
ない記録印字モードとに切分けて画像記録を行なうよう
にしている。このため、全ての記録印字モードの場合に
対して、記録画像データの濃度ムラ補正処理を行なうと
いう操作手順が簡略化する事ができる。また、全ての記
録印字モードの場合に対しての濃度ムラ補正テーブルN
oを記憶する必要がなくなり、濃度ムラ補正テーブルN
oを記憶するムラ補正RAM29のメモリ容量も容量の
少なくて済むようになり、コスト的にも低価格を達成す
る事ができるようになる。
【0066】(第2の実施例)図9は本発明の第2の実
施例を説明する為の説明図で、マテリアル上の記録1画
素中に記録インク滴1ドット以上の記録インクを記録す
るマルチドロップレット方式の記録印字方法の場合の例
を示してある。
【0067】つまり、記録マテリアル(a)、(b)の
ようにインク吸収速度が速く、インクに対する濡れ性の
悪い記録マテリアルの場合には、記録マテリアル上に記
録されたドット径Da 、Db は同図(a)−1、(b)
−1に示したように最適ドット径DA (DA =√2・
l)よりも小さくなってしまい(DA >Db >Da )、
記録画像の濃度が低下、画像品位が低下してしまう。そ
こで、このような記録マテリアルに対しては、原記録ド
ットパターン(a)−1、(b)−1に対してマテリア
ル上の記録1画素中に記録インク滴を2ドット((a)
−2、(b)−2)、または3ドット((a)−3、
(b)−3)記録する事により、記録画像の記録濃度を
向上させるようにしている。
【0068】ところで、このようなマルチドロップレッ
ト記録方式により画像を記録した場合のマルチドロップ
レット記録ドット数と記録画像上に発生する濃度ムラの
分布の関係を調べたところ、図10に示すような結果が
得られた。
【0069】つまり、記録ドット径が小さくなってしま
うマテリアルaとマテリアルbに濃度ムラ補正処理を行
なわないでマルチドロップレット記録ドット数1の記録
した場合の記録画像の濃度ムラ分布σは、ともに濃度ム
ラ許容範囲外であり、画像品位が劣化してしまってい
る。しかし、マルチドロップレット記録ドット数を多く
する程、濃度ムラ分布σが減少し、マテリアル(a)の
場合、マルチドロップレット記録ドット数が3ドット以
上であれば、濃度ムラ補正処理なしでも濃度ムラ分布σ
を濃度ムラ許容範囲内に収める事ができ、マテリアル
(b)の場合は、マルチドロップレット記録ドット数が
2ドット以上であれば、濃度ムラ補正処理なしでも濃度
ムラ分布σを濃度ムラ許容範囲内に収める事ができる事
を示している。そこで、本実施例においては、マルチド
ロップレット方法の記録方式のうち、記録ヘッドの濃度
ムラに対応して記録画像データの濃度ムラ補正処理を行
なうマルチドロップレット記録印字モードと、濃度ムラ
補正処理を行なわないマルチドロップレット記録印字モ
ードを設け、記録マテリアルのインク吸収特性に応じ
て、マルチドロップレット記録ドット数の多い記録印字
モードの場合に記録画像データの濃度ムラ補正処理を行
なわないで画像を記録するようにしている。
【0070】図11は、インク吸収特性の異なる2つの
記録マテリアルa、bに画像を記録する際のマルチドロ
ップレット記録ドット数の異なる3つの記録印字モード
と濃度ムラ補正処理の関係を示したものである。記録マ
テリアルaが選択された場合、マルチドロップレット記
録ドット数が1ドットと2ドットの記録印字モードa
(I)、a(II)の場合には濃度ムラ補正処理を行な
い、マルチドロップレット記録ドット数が3ドットの記
録印字モードa(III)の場合には、濃度ムラ補正処
理なしで画像を記録する。記録マテリアルbが選択され
た場合には、マルチドロップレット記録ドット数が1ド
ットの記録印字モードb(I)の場合のみ濃度ムラ補正
処理を行ない、マルチドロップレット記録ドット数が2
ドット、3ドットの記録印字モードb(II)、b(I
II)の場合には、濃度ムラ補正処理なしで画像を記録
するようにしている。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択された被記録材上に画像を記録する複数の記録印字
モードのうち、記録ヘッドの濃度ムラの補正を行なう記
録印字モードと濃度ムラの補正を行なわない記録印字モ
ードを設ける事により、インク吸収特性の異なる複数の
被記録材に対して、濃度ムラのない高品位な画像を記録
する事ができる上に、コスト的にも低価格であり、操作
性も簡易化された画像記録方法および装置を提供する事
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構造を示す図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】記録ヘッドによる印字方法を説明する為の説明
図である。
【図4】走査回数と記録画像ドットデータの関係を示す
表である。
【図5】印字パス数と濃度ムラの関係を示す図である。
【図6】印字パス数と濃度ムラ補正の関係を示す表であ
る。
【図7】複数の記録マテリアルに対する印字パス数と濃
度ムラの関係を示す図である。
【図8】複数の記録マテリアルに対する印字パス数と濃
度ムラ補正の関係を示す表である。
【図9】マルチドロップレット記録方法の説明図であ
る。
【図10】マルチドロップレット記録ドット数と濃度ム
ラの関係を示す図である。
【図11】マルチドロップレット記録ドット数と濃度ム
ラ補正の関係を示す表である。
【図12】従来の濃度ムラ補正方法の説明図である。
【図13】濃度ムラの説明図である。
【図14】画像信号と画像濃度の関係を示す線図であ
る。
【図15】濃度ムラ補正直線の説明図である。
【図16】複数の記録マテリアル上での記録ドット状態
の説明図である。
【図17】濃度ムラ補正テーブルの説明図である。
【図18】印字パス数と濃度ムラ補正テーブル番号の関
係を示す表である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 記録用紙 3 キャリッジ 4 紙送りローラ 5 給紙ローラ 6 主走査モータ 8 紙送りモータ 14 読み取り部 15 メインCPU 17 読取りセンサ 18 光源 19 RAM 22 記録素子 24 濃度ムラ補正データ演算部 27 階調補正テーブル 29 ムラ補正RAM 33 セレクタ部 34 ムラ補正テーブル 35 出力階調補正部 36 量子化処理部 38 ヘッドドライバ 39 プリンタ部駆動系 40 プリンタ制御CPU 41 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像記録素子を所定の方向に配列
    した記録ヘッドと、 画像入力信号を演算処理する画像処理手段と、 被記録材の種数を選択する選択手段と、 画像処理手段により演算処理された画像入力信号に応じ
    て前記記録ヘッドにより記録特性の異なる複数の被記録
    材上に画像を記録する手段であって、画像記録動作時
    に、選択された記録特性の異なる複数の被記録材に対し
    て、前記記録ヘッドによる複数の走査方法による複数の
    記録印字モードを有する記録制御手段と、 前記記録ヘッドの複数の画像記録素子の濃度ムラ量に基
    づいて画像入力信号を補正して前記記録ヘッドの濃度ム
    ラの補正処理を行なう補正手段と、 この補正手段による濃度ムラの補正処理を、前記選択手
    段により選択された被記録材上に画像を記録する複数の
    記録印字モードのうち、所定の記録印字モードでは行な
    わないように制御する補正制御手段とを有する事を特徴
    とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記補正制御手段は、前期被記録材の種
    類が選択されて、上記記録印字モードが選択設定された
    後、画像入力信号への濃度ムラの補正処理の有無の切換
    えを制御することを特徴とする請求項1記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の記録印字モードは、前記記録
    ヘッドによる記録走査回数が異なる事を特徴とする請求
    項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の記録印字モードは、マルチド
    ロップレット記録ドット数が異なる事を特徴とする請求
    項1又は2記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドに均一な画像入力信号を
    与えてテストパターンを形成させる形成手段と、 この形成手段によるテストパターンを読み取る読み取り
    手段と、 この読み取り手段による読み取り信号から前記記録ヘッ
    ドの濃度ムラ量を算出する算出手段とを有することを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インクを吐出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像
    記録装置。
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