JP2000135449A - ディスポーザーの取付機構 - Google Patents

ディスポーザーの取付機構

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JP2000135449A
JP2000135449A JP31212298A JP31212298A JP2000135449A JP 2000135449 A JP2000135449 A JP 2000135449A JP 31212298 A JP31212298 A JP 31212298A JP 31212298 A JP31212298 A JP 31212298A JP 2000135449 A JP2000135449 A JP 2000135449A
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JP31212298A
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Inventor
Koshiro Nakajima
古史郎 中島
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスポーザーの取り付け作業を簡単に行う
ことができ、且つシール性を向上させ、ディスポーザー
のモータの起動トルクによって配管等が位置ずれを起こ
すといったことを防止し、且つ防振効果を得ることがで
きるようにしたディスポーザーの取付機構を提供するこ
とにある。 【解決手段】 シンクの排水口に取り付けたシンク排水
口部材に、複数の支持杆を吊り下げたシンク取付部材を
シンクの下方から取り付け、且つ、ディスポーザーの上
端部に取り付けたシンク取付受部材の各支持杆係合穴
に、上記の各支持杆の下端部を切欠部から嵌入して係止
し、ディスポーザーを支持杆で支持させながらディスポ
ーザーの上端部に固着した弾性継手を、上記のシンク排
水口部材に連結できるようにした構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所に設置される
流し台のシンク排水口の下に取り付けて、生ごみ(野菜
や魚類等の残渣)を粉砕処理するディスポーザーの取付
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】清潔で快適な生活環境を実現するため
に、従来から台所においても流し台のシンク排水口の下
にディスポーザーを取り付けている。
【0003】このディスポーザーにも従来から各種のも
のが開発され、例えば特開平4ー14596号公報や、
特開平5ー15799号公報等に開示のようなもので
は、流し台のシンクの底部に形成された排水口の下に取
り付け、流し台で調理して処分される生ごみ(野菜や魚
類等の残渣)を排水口から排水とともに流し、流れてき
た生ごみをディスポーザーによって粉砕している。そし
て、排水はディスポーザーに設けた排水管によって下水
管に導き、粉砕した生ごみは排水管とは別にディスポー
ザーに設けた粉砕生ごみ排出管から排出できるようにし
てある。この粉砕生ごみ排出管から排出される粉砕生ご
みは、排出管の出口に取り付けたビニール袋等に収納し
てごみ容器等に投棄するようにしてあり、手を汚すこと
なく生ごみ処理を行うことができる。
【0004】また、最近では上記した公報に開示のディ
スポーザーとは別の構造のディスポーザーも開発されて
いる。このディスポーザーは、粉砕した生ごみと台所排
水とをディスポーザーに取り付けた同じ排水管から排出
するようにしたものである。このディスポーザーは、主
にマンション等の集合住宅の各戸の流し台に設けられ、
各戸から排出された排水と粉砕した生ごみは、屋外に設
けた排水処理装置に導かれ、この排水処理装置内で微生
物によって水と二酸化炭素に分解し、その処理水を上記
の台所排水とともに下水道に放流している。
【0005】ところで、上記した各種のディスポーザー
をはじめ図6に示すようなディスポーザー1は、流し台
2のシンク3の底部4に形成した排水口5に取り付けら
れるのであるが、シンク3の排水口5に取り付ける場
合、従来は図5に示すように、シンク排水口部材6、シ
ンク取付部材7、ディスポーザー上端に構成されたシン
ク取付受部材8等を介してシンク3(図6参照)の排水
口5に取り付けている。
【0006】ディスポーザー1の従来の取付機構を更に
詳述すれば、シンク3(図5、図6参照)の底部4の排
水口5に、シンク3の上方からシンク排水口部材6を挿
入し、フランジ部6aをシンク3の底部4の内面側に当
接させる。このシンク排水口部材6の雄ねじ筒部6b
に、シンク3の下方から雌ねじ7aを形成したシンク取
付部材7をねじ込んで取り付ける。ボルト9は、シンク
取付部材7の外周部に形成した各ボルト係止穴7bに係
止してシンク取付部材7に吊り下げておく。
【0007】一方、シンク取付受部材8は、ディスポー
ザー1の本体1aの上端部に一体構成したり、又は嵌着
固定しておく。このシンク取付受部材8には、シンク取
付部材7の各ボルト係止穴7bと一致する位置にボルト
通し穴8aが形成されている。そして、ディスポーザー
本体1aをモータ11と共に持ち上げ、シンク取付受部
材8の各ボルト通し穴8aを、上方のシンク取付部材7
の各ボルト係止穴7bに一致させると共に、シンク取付
部材7から下がっている各ボルト9の下端部9aを各ボ
ルト通し穴8aに挿通させ、最後に各ボルト9の下端部
9aにナット10を取り付けて、ディスポーザー1をシ
ンク3の排水口5に取り付けるようにしてある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の取付機構では、ディスポーザー1をシン
ク3側に取り付ける場合、ディスポーザー1を持ち上げ
ながら、ディスポーザー本体1aに取り付けたシンク取
付受部材8の各ボルト通し穴8aを、シンク3側のシン
ク取付部材7から吊り下げた各ボルト9の軸芯と一致さ
せ、各ボルト9の下端部9aをシンク取付受部材8のボ
ルト通し穴8aに通してから、ナット10をボルト9の
下端部9aに取付けねばならなかった。
【0009】シンク3の下方の狭い場所で、上記のよう
な取付機構によってディスポーザー1をシンク側に取り
付けることは非常に大変であり、作業効率の良い施工と
いった観点から施工性に問題があった。
【0010】また、この施工性の悪さに起因して、取り
付け時にディスポーザー1側のシンク取付受部材8と、
シンク3側のシンク取付部材7との接合箇所にOリング
(図示せず)を介していても微妙なズレが生じることが
あり、この接合箇所から水漏れするといった問題があっ
た。
【0011】また、ディスポーザー1には、生ごみを粉
砕するカッター(図示せず)を回転させるためのモータ
11が設けられているが、このモータ11を起動させた
時に、その起動トルクによってシンク取付部材7とディ
スポーザー1との連結箇所に捩れが生じ、それに伴って
排水管等が位置ずれを起こしたりする。そのため、ディ
スポーザー1の取付精度等の信頼性を損なうといった問
題があった。因となっていた。
【0012】更に、ディスポーザー1の使用中、モータ
11の駆動による振動がシンク3等に伝わって振動音が
うるさいといった問題があった。
【0013】本発明は、上記のような問題点に鑑みて開
発されたものであり、その目的とするところは、取り付
け作業を簡単に行うことができ、かつシール性を向上さ
せ、ディスポーザーのモータの起動トルクによって配管
等が位置ずれを起こすといったことを防止し、かつ防振
効果を得ることができるようにしたディスポーザーの取
付機構を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明のディスポーザーの取
付機構は、流し台のシンクの底部に形成してなる排水口
にシンクの内側から取り付けるシンク排水口部材と、こ
のシンク排水口部材にシンクの下方から取り付けでき且
つ外周部に所定間隔を以て支持杆係止穴を形成したシン
ク取付部材と、このシンク取付部材の各支持杆係止穴に
挿入してシンク取付部材に吊り下げる支持杆と、シンク
の下方から上記のシンク排水口部材に一端部を連結でき
且つ他端部をディスポーザーの上端部に固定できる弾性
継手と、ディスポーザーの上端部に取り付けでき且つ切
欠部を有する支持杆係合穴を外周部に所定間隔を以て形
成したシンク取付受部材とからなり、シンクの排水口に
取り付けたシンク排水口部材に、複数の支持杆を吊り下
げたシンク取付部材をシンクの下方から取り付け、且
つ、ディスポーザーの上端部に取り付けたシンク取付受
部材の各支持杆係合穴に、上記の各支持杆の下端部を切
欠部から嵌入して係止し、ディスポーザーを支持杆で支
持させながらディスポーザーの上端部に固着した弾性継
手を、上記のシンク排水口部材に連結できるようにした
構成を特徴とする。
【0015】また、請求項2記載の本発明のディスポー
ザーの取付機構は、請求項1記載のディスポーザーの取
付機構において、弾性継手は、下端近傍の外周部にシン
ク取付受部材を嵌着できる溝を形成した構成である。
【0016】また、請求項3記載の本発明のディスポー
ザーの取付機構は、請求項1記載のディスポーザーの取
付機構において、支持杆は、弾性体であることを特徴と
する構成である。
【0017】また、請求項4記載の本発明のディスポー
ザーの取付機構は、請求項1記載のディスポーザーの取
付機構において、支持杆は、コイルバネであることを特
徴とする構成である。
【0018】また、請求項5記載の本発明のディスポー
ザーの取付機構は、請求項1、3又は4記載のディスポ
ーザーの取付機構において、シンク取付部材の支持杆係
止穴及び/又はシンク取付受部材の支持杆係合穴に弾性
グロメットを取り付け、支持杆が弾性グロメットを介し
てシンク取付部材及び/又はシンク取付受部材と接する
ようにしたことを特徴とする構成である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。尚、図中符号について、上記した従
来の説明と共通箇所の部材については便宜上、同一符号
を使用する。
【0020】図1〜図4は本発明に係るディスポーザー
の取付機構に関する図である。このディスポーザーの取
付機構は、流し台2(図6参照)のシンク3の底部4に
形成してなる排水口5にディスポーザー1を、シンク排
水口部材6、シンク取付部材7、係止部材12(図2参
照)、弾性継手13、シンク取付受部材8、支持杆1
4、ナット10を介して取付けできるようにした構成で
ある。
【0021】すなわち、上記のシンク排水口部材6は、
筒部15の一端にフランジ部6aを形成すると共に他端
の外周に環状係止部16を形成した筒状部材であって、
筒部15の上半分位の外周にネジ切り加工を施して雄ね
じ筒部6bを形成してある。筒部15の外径は、シンク
3(図2参照)の排水口5の径に係合できる位の大きさ
である。このシンク排水口部材6は、上記の排水口5に
シンク3の上方から筒部15を挿入し、フランジ部6a
をシンク3の底部4の上面4aにゴムパッキン(図示せ
ず)を介して当接させて取り付けるものである。
【0022】シンク取付部材7は、シンク排水口部材6
の筒部15に外嵌できる環状部材であって、横断面(図
2参照)のように段差を有するように折曲形成してあ
り、外周部7aの3か所に一定間隔を以て支持杆係止穴
7cを形成したものである。この各支持杆係止穴7cに
は、防振(遮音)効果を得られるように弾性グロメット
19が取り付けてある。この弾性グロメット19は、合
成ゴムやビニル等の材質によって形成された環状のもの
である。尚、支持杆係止穴7cは、複数箇所であれば上
記の3か所に限定されるものではなく、2か所でも3か
所以上であってもよい。また、シンク取付部材7は偏平
な環状部材であってもよい。
【0023】係止部材12は、上記のシンク排水口部材
6の雄ねじ筒部6bにねじ合わせできるように内周面に
雌ねじ部12aを形成した環状部材であって、上記の雄
ねじ筒部6bに取り付けてシンク取付部材7を支持する
ものである。
【0024】弾性継手13は、ゴム材や柔軟性のある樹
脂材によって形成され、この例では一端側の径を他端側
の径に比べて拡大形成した防振性を有する筒状部材であ
るが、真っ直ぐな筒状部材であってもよい。上部内周面
側には、上記のシンク排水口部材6の環状係止部16と
連結できるように係止部13aを形成し、下部内周面側
にはディスポーザー本体1aの上端部1bのフランジ部
1cを係止できるように係止部13bが形成されてい
る。この弾性継手13は、シンク排水口部材6とディス
ポーザー本体1aとを連結するものである。
【0025】次にシンク取付受部材8は、ディスポーザ
ー本体1aの上端部1bの外周に係合する環状部材であ
って、外周部の3か所に一定間隔(上記のシンク取付部
材7の支持杆係止穴7cと同一間隔)を以て支持杆係合
穴17を形成すると共に、この各支持杆係合穴17に連
通する切欠部18を形成し、支持杆14をこの切欠部1
8から支持杆係合穴17に嵌入できるようにしたもので
ある。切欠部18の幅は、支持杆14の外径より僅かに
大きく形成してある。勿論、支持杆14が通過できれば
切欠部18の幅寸法は特に限定されるものではない。ま
た、切欠部18は、シンク取付受部材8の半径方向に形
成してある。更に各支持杆係合穴17には、防振(遮
音)効果を得られるように上記した弾性グロメット19
と同様の弾性グロメット20が取り付けてある。尚、支
持杆係合穴17は、複数箇所であれば3か所に限定され
るものではなく、2か所でも3か所以上であってもよ
い。
【0026】支持杆14は、シンク排水口部材6を介し
てシンク3側に取り付けるシンク取付部材7と、ディス
ポーザー1側に取り付けるシンク取付受部材8とを繋い
でディスポーザー1を吊り下げ支持するものであって、
一端に頭部14aを形成し、全長にわたって或いは下端
部に雄ねじ部14bを形成してナット10を取り付けら
れるようにした軸部材である。この支持杆14は、頭部
14a側をシンク取付部材7側にして、弾性グロメット
19を介して各支持杆係止穴7cに挿入されている。
尚、上記したシンク取付受部材8の各支持杆係合穴17
に取り付けた弾性グロメット20は、支持杆14側に取
り付けておいてもよい。また、ナット10は、雄ねじ部
14bに事前に取り付けておくと施工上、便利である。
【0027】上記のような構成からなる本発明に係るデ
ィスポーザーの取付機構にあって、ディスポーザー1を
流し台2(図2参照)のシンク3の底部4の排水口5に
取り付ける場合は、先ずシンク排水口部材6をシング3
の上方から排水口5に挿入してフランジ部6aをシング
3の底部4に載置する。
【0028】次に3本の支持杆14は、弾性グロメット
19を介してシンク取付部材7の各支持杆係止穴7cに
吊り下げる。この支持杆14を吊り下げたシンク取付部
材7は、シンク排水口部材6の下方から雄ねじ筒部6b
まで係合させる。この雄ねじ筒部6bには雌ねじ部12
aを介して係止部材12を取り付ける。このようにして
シンク取付部材7は、係止部材12を介してシンク排水
口部材6に取り付ける。
【0029】次にディスポーザー本体1aの上端部1b
には、シンク取付受部材8を係合させて取り付けると共
に、弾性継手13の係止部13bをディスポーザー本体
1aのフランジ部1cに嵌着させるようにして取り付け
る。
【0030】次に弾性継手13を取り付けたディスポー
ザー1は、シンク取付部材7の下方から持ち上げると共
に、シンク取付部材7から垂れ下がっている各支持杆1
4の下端部を、シンク取付受部材8の切欠部18から弾
性グロメット20を介して支持杆係合穴17に嵌入す
る。このことにより、ナット10を事前に取り付けた支
持杆14の下端部はシンク取付受部材8を係止し、ディ
スポーザー1を各支持杆14で支持することができる。
【0031】次に各支持杆14によって支持されたディ
スポーザー1は、弾性継手13の係止部13aをシンク
排水口部材6の環状係止部16に係止してシンク排水口
部材6に連結する。
【0032】上述のようにしてディスポーザー1を支持
杆14や弾性継手13等を介し、シンク3に取り付けた
シンク排水口部材6に連結できる本発明のディスポーザ
ーの取付機構では、各支持杆14をシンク取付受部材8
に、切欠部18を介して簡単に支持杆係合穴17に嵌着
することができるため、ディスポーザー1の取り付けを
容易に行うことができる。また、ディスポーザー1を各
支持杆14で支持した状態で弾性継手13を適正位置で
確実に且つ確実にシンク排水口部材6に連結することが
できるため、ディスポーザー1とシンク排水口部材6と
の連結箇所から水漏れを起こすといったことを防止で
き、かつディスポーザー1の荷重を受けない。
【0033】また、図3に示すように上記した支持杆1
4に代えたコイルバネ21を使用してもよい。このコイ
ルバネ21によって、ディスポーザー1のモータ11
(図1参照)の起動時の起動トルクによる捩れ力を吸収
することができる。そのため、この捩れ力による弾性継
手13への影響は少なくてすみ、弾性継手13の連結状
態に弛みを生じたり、排水配管等が位置ずれを起こした
りして、ディスポーザー1の取付精度の信頼性を阻害す
るといったことを極力防ぐことができる。
【0034】更にコイルバネ21は、モータ駆動による
振動を吸収し、弾性継手13及び弾性グロメット19、
20と相まってシンク3側に振動が伝わるのを防止する
ことができる。そのため、ディスポーザー1を作動させ
ているときでも、静かな環境で調理作業等を行うことが
できる。
【0035】また、支持杆は、例えばゴム軸や柔軟性の
ある樹脂性部材等で形成した弾性体であってもよい。こ
の弾性体でも上記のコイルバネ21と同様に効果を得る
ことができる。尚、弾性体である支持杆の形状や大きさ
は、図示の例の形状や大きさに限定されるものではな
い。
【0036】図4は弾性継手13の他の例を示す図であ
って、この弾性継手13は、係止部13b側の外周に係
合溝22を形成してある。シンク取付受部材8は係合溝
22に嵌着して取り付けることができるため、シンク取
付受部材8を弾性継手13に取り付ける場合に、シンク
取付部材7から下がっている各支持杆14の軸芯位置
と、シンク取付受部材8の各支持杆係合穴17の中心位
置とを一致させて係合溝22に嵌着することにより、各
支持杆14の軸芯位置とシンク取付受部材8の各支持杆
係合穴17の中心位置とが位置ずれを起こすといった心
配もない。したがって、各支持杆14は簡単に且つスム
ーズに各支持杆係合穴17に嵌入することができ、弾性
継手13を介してディスポーザー1をシンク排水口部材
6に簡単に取り付けることができる。また、弾性継手1
3に係合溝22を形成したことによって、シンク取付受
部材8がディスポーザー本体1aに直接接触するといっ
たこともなくなり、モータ11の駆動振動がシンク側に
伝達されるのを更に防止することができる。
【0037】尚、支持杆14を吊り下げるシンク取付部
材7に形成する支持杆係止穴17は、円形ではなくシン
ク取付部材7の円周方向に沿った長穴にすれば、モータ
11の起動の起動トルクによる捩れ力により、支持杆1
4の支持杆係止穴17からの脱落を防止する事が出来
る。同じ理由で取付受部材8の外周端部を下に向けて少
し曲げておけば(図2〜図4の仮想線で示すようにすれ
ば)脱落防止となる。
【0038】
【発明の効果】上述の説明でも明らかなように本発明の
ディスポーザーの取付機構では、支持杆によってディス
ポーザーをシンク側に支持しておいてから弾性継手を介
してシンク側に連結することができるため、上記した従
来のような問題もなくディスポーザーの取り付け施工を
簡単に且つ短時間に行うことができる。
【0039】また、上記のようにディスポーザーを支持
杆を介してシンク側に支持させ、位置決めした後に弾性
継手を介してシンク側に連結させるようにしてあるの
で、弾性継手を正確にシンク側のシンク排水口部材に連
結させることができる。そのため、シンク排水口部材や
ディスポーザー本体の上端部と弾性継手の接合箇所に隙
間が生じることもなく、これらの接合箇所から水漏れす
るといった心配もない。
【0040】更にディスポーザー側に設けたモータの駆
動振動は、弾性継手やコイルバネ又は弾性の支持杆及び
弾性グロメットによって吸収されるため、排水口の下に
ディスポーザーを取り付けて使用しても、振動音がうる
さいといったこともない。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスポーザーの取付機構の分解
斜視図である。
【図2】本発明に係るディスポーザーの取付機構の要部
断面を示す説明図である。
【図3】本発明に係る支持杆の別の例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係るディスポーザーの取付機構の別の
例の要部断面を示す説明図である。
【図5】従来のディスポーザーの取付機構の一例を示す
分解斜視図である。
【図6】流し台にディスポーザーを取り付けた説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスポーザー 2 流し台 3 シンク 4 底部 5 排水口 6 シンク排水口部材 7 シンク取付部材 7c 支持杆係止穴 8 シンク取付受部材 13 弾性継手 14 支持杆 17 支持杆係合穴 18 切欠部 19 弾性グロメット 20 弾性グロメット 21 コイルバネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台のシンクの底部に形成してなる排
    水口にシンクの内側から取り付けるシンク排水口部材
    と、 このシンク排水口部材にシンクの下方から取り付けでき
    且つ外周部に所定間隔を以て支持杆係止穴を形成したシ
    ンク取付部材と、 このシンク取付部材の各支持杆係止穴に挿入してシンク
    取付部材に吊り下げる支持杆と、 シンクの下方から上記のシンク排水口部材に一端部を連
    結でき且つ他端部をディスポーザーの上端部に固定でき
    る弾性継手と、 ディスポーザーの上端部に取り付けでき且つ切欠部を有
    する支持杆係合穴を外周部に所定間隔を以て形成したシ
    ンク取付受部材とからなり、 シンクの排水口に取り付けたシンク排水口部材に、複数
    の支持杆を吊り下げたシンク取付部材をシンクの下方か
    ら取り付け、且つ、ディスポーザーの上端部に取り付け
    たシンク取付受部材の各支持杆係合穴に、上記の各支持
    杆の下端部を切欠部から嵌入して係止し、ディスポーザ
    ーを支持杆で支持させながらディスポーザーの上端部に
    固着した弾性継手を、上記のシンク排水口部材に連結で
    きるようにした構成を特徴とするディスポーザーの取付
    機構。
  2. 【請求項2】 弾性継手は、下端近傍の外周部にシンク
    取付受部材を嵌着できる溝を形成した構成であることを
    特徴とする請求項1記載のディスポーザーの取付機構。
  3. 【請求項3】 支持杆は、弾性体であることを特徴とす
    る請求項1記載のディスポーザーの取付機構。
  4. 【請求項4】 支持杆は、コイルバネであることを特徴
    とする請求項1記載のディスポーザーの取付機構。
  5. 【請求項5】シンク取付部材の支持杆係止穴及び/又は
    シンク取付受部材の支持杆係合穴に弾性グロメットを取
    り付け、支持杆が弾性グロメットを介してシンク取付部
    材及び/又はシンク取付受部材と接するようにしたこと
    を特徴とする請求項1、3又は4記載のディスポーザー
    の取付機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086002A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Sekisui Chem Co Ltd ディスポーザの取付構造及び取付方法
JP2007167735A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Max Co Ltd 生ごみ処理装置
KR101986158B1 (ko) * 2017-12-11 2019-06-05 조영선 싱크대 배수구 연결 부품 지지 장치

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