JP2000134593A - 電話回線端末装置 - Google Patents
電話回線端末装置Info
- Publication number
- JP2000134593A JP2000134593A JP30514498A JP30514498A JP2000134593A JP 2000134593 A JP2000134593 A JP 2000134593A JP 30514498 A JP30514498 A JP 30514498A JP 30514498 A JP30514498 A JP 30514498A JP 2000134593 A JP2000134593 A JP 2000134593A
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- Japan
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- video signal
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号の画質が、通信先電話番号毎に予め
設定した画質設定値に自動的に設定されるので、通信先
毎に画質を設定し直す必要が無く、ユーザーの使い勝手
が非常に良い電話回線端末装置を提供する。 【解決手段】 制御部11は、比較部14で、ユーザー
が通話しようとする電話番号とメモリ13に記憶されて
いる通話先電話番号が一致した場合には、メモリ13中
のその電話番号に対応する画質設定値を呼び出し、その
画質設定値を画質制御部12へ伝える。画質制御部12
は、この画質設定値に従って、予め決められた「画素
数」と「フレーム数」等の画質になる様に、コーデック
部13を制御する。コーデック部13は、この制御に従
ったコーデック処理を行い、設定された画質の映像信号
が得られる。
設定した画質設定値に自動的に設定されるので、通信先
毎に画質を設定し直す必要が無く、ユーザーの使い勝手
が非常に良い電話回線端末装置を提供する。 【解決手段】 制御部11は、比較部14で、ユーザー
が通話しようとする電話番号とメモリ13に記憶されて
いる通話先電話番号が一致した場合には、メモリ13中
のその電話番号に対応する画質設定値を呼び出し、その
画質設定値を画質制御部12へ伝える。画質制御部12
は、この画質設定値に従って、予め決められた「画素
数」と「フレーム数」等の画質になる様に、コーデック
部13を制御する。コーデック部13は、この制御に従
ったコーデック処理を行い、設定された画質の映像信号
が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線端末装置
に係わるものであり、特にテレビ電話機能を有する電話
回線端末装置に関する。
に係わるものであり、特にテレビ電話機能を有する電話
回線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電話回線端末装置を示す
ブロック図である。回線スイッチ1は、通常は端子bと
端子cが接続されており、電話回線2は電話部3に直接
接続されている。電話が掛かってきた場合には、まず電
話部3の受話器を取り上げ(オフフックし)、音声で会
話を行う。会話の後、相手方もテレビ電話機能を有する
場合には、双方の端末機を操作し、テレビ電話機能を開
始すべく、接続動作を行う。なお、相手が監視用などの
場合には、当然会話等は行わず、すぐにテレビ電話機能
を開始する。
ブロック図である。回線スイッチ1は、通常は端子bと
端子cが接続されており、電話回線2は電話部3に直接
接続されている。電話が掛かってきた場合には、まず電
話部3の受話器を取り上げ(オフフックし)、音声で会
話を行う。会話の後、相手方もテレビ電話機能を有する
場合には、双方の端末機を操作し、テレビ電話機能を開
始すべく、接続動作を行う。なお、相手が監視用などの
場合には、当然会話等は行わず、すぐにテレビ電話機能
を開始する。
【0003】テレビ電話機能の開始のための接続手順と
して、回線スイッチ1の端子aと端子cが接続される。
双方で接続が確立されると、カメラ部4で自分の顔等を
撮影して得られた映像信号は、画像キャプチャ部5に取
り込まれ、コーデック部6へ供給される。又、音声信号
は電話部3から音声I/F(音声インターフェース)7
を介して、コーデック部6へ供給される。コーデック部
6は、映像信号及び音声信号を圧縮し、符号化して、モ
デム8を介して相手方へ送信している。
して、回線スイッチ1の端子aと端子cが接続される。
双方で接続が確立されると、カメラ部4で自分の顔等を
撮影して得られた映像信号は、画像キャプチャ部5に取
り込まれ、コーデック部6へ供給される。又、音声信号
は電話部3から音声I/F(音声インターフェース)7
を介して、コーデック部6へ供給される。コーデック部
6は、映像信号及び音声信号を圧縮し、符号化して、モ
デム8を介して相手方へ送信している。
【0004】逆に、相手方から送信されてきた映像信号
及び音声信号は、モデム8を介して、コーデック部6へ
供給される。コーデック部6は、圧縮されて送られてき
た映像信号及び音声信号を伸張し、復号化する。そし
て、映像信号は、ビデオ出力部9を介して表示部(テレ
ビ)10へ供給され、映像を再生する。又、音声信号
は、音声I/F7を介して、電話部3へも送られ、受話
器で音声を再生する。又、制御部11は、回線スイッチ
1の切り換えや端末装置内の種々の部分の制御を行うと
ともに、画質制御部12を制御している。ユーザーは、
電話部3等のキー操作により、制御部11,画質制御部
12を介して、コーデック部6を制御することにより、
映像信号の画質の制御,設定を行っている。以下、画質
の制御につき、説明する。
及び音声信号は、モデム8を介して、コーデック部6へ
供給される。コーデック部6は、圧縮されて送られてき
た映像信号及び音声信号を伸張し、復号化する。そし
て、映像信号は、ビデオ出力部9を介して表示部(テレ
ビ)10へ供給され、映像を再生する。又、音声信号
は、音声I/F7を介して、電話部3へも送られ、受話
器で音声を再生する。又、制御部11は、回線スイッチ
1の切り換えや端末装置内の種々の部分の制御を行うと
ともに、画質制御部12を制御している。ユーザーは、
電話部3等のキー操作により、制御部11,画質制御部
12を介して、コーデック部6を制御することにより、
映像信号の画質の制御,設定を行っている。以下、画質
の制御につき、説明する。
【0005】映像信号はデータ量が大きく、電話回線で
通信可能なデータ量に圧縮する圧縮率は、通常数百分の
1と多大であり、デコードされた映像信号の劣化は避け
られない。しかし、データ量の割り振りを変え、「映像
の細かさを優先する」か、「映像の動きを優先する」か
で、映像の傾向(以下、「画質」と呼ぶ)は、大きく変化
する。この画質は、ユーザーの使用目的や好みによっ
て、最適画質が異なるので、可変できることが望まし
い。次に、画質やデータ量に関連する項目として、主に
「画素数」と「フレーム数」がある。「画素数」は、映
像の画素数のことであり、多いほど精細な映像となる
が、その分データ量が増加する。
通信可能なデータ量に圧縮する圧縮率は、通常数百分の
1と多大であり、デコードされた映像信号の劣化は避け
られない。しかし、データ量の割り振りを変え、「映像
の細かさを優先する」か、「映像の動きを優先する」か
で、映像の傾向(以下、「画質」と呼ぶ)は、大きく変化
する。この画質は、ユーザーの使用目的や好みによっ
て、最適画質が異なるので、可変できることが望まし
い。次に、画質やデータ量に関連する項目として、主に
「画素数」と「フレーム数」がある。「画素数」は、映
像の画素数のことであり、多いほど精細な映像となる
が、その分データ量が増加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】「画素数」と「フレー
ム数」等の画質設定を行うことができるが、通信先が複
数の場合には、通信目的が異なるため、通信時の最適画
質が異なり、そのたびに画質設定をやり直す必要がある
という問題点がある。例えば、ユーザーが、3ヶ所の通
信先、「自分の経営するストアの監視用」、「業務用
で、自分の部下」、「自分の孫」を持っていたと仮定す
る。「監視用」の場合は、映像の動きは遅くても良い
が、精細な映像に画質設定する。「業務用」の場合は、
主体は音声であるので、映像は表情を知る程度なので、
映像の動きと精細さは、共に中間位に画質設定する。
「自分の孫」の場合は、表情や体の動きの変化を是非見
たいので、動きのスムーズな映像に画質設定する。
ム数」等の画質設定を行うことができるが、通信先が複
数の場合には、通信目的が異なるため、通信時の最適画
質が異なり、そのたびに画質設定をやり直す必要がある
という問題点がある。例えば、ユーザーが、3ヶ所の通
信先、「自分の経営するストアの監視用」、「業務用
で、自分の部下」、「自分の孫」を持っていたと仮定す
る。「監視用」の場合は、映像の動きは遅くても良い
が、精細な映像に画質設定する。「業務用」の場合は、
主体は音声であるので、映像は表情を知る程度なので、
映像の動きと精細さは、共に中間位に画質設定する。
「自分の孫」の場合は、表情や体の動きの変化を是非見
たいので、動きのスムーズな映像に画質設定する。
【0007】ユーザーが画質設定する望ましい映像は、
好みによっても変わるので一義的に断定はできないが、
いずれにしても、通信相手が複数の場合には、通信目的
が異なる場合には、そのたびに画質設定をやり直す必要
があるという問題点がある。本発明は、前記課題を解決
するためになされたものであり、映像信号の画質が、通
信先電話番号毎に予め設定した画質設定値に自動的に設
定されるので、通信先毎に画質を設定し直す必要が無
く、ユーザーの使い勝手が非常に良い電話回線端末装置
を提供することを目的とする。
好みによっても変わるので一義的に断定はできないが、
いずれにしても、通信相手が複数の場合には、通信目的
が異なる場合には、そのたびに画質設定をやり直す必要
があるという問題点がある。本発明は、前記課題を解決
するためになされたものであり、映像信号の画質が、通
信先電話番号毎に予め設定した画質設定値に自動的に設
定されるので、通信先毎に画質を設定し直す必要が無
く、ユーザーの使い勝手が非常に良い電話回線端末装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電話回線を介して音声信号及び映像信号を
送信及び受信するテレビ電話機能を有する電話回線端末
装置において、音声信号及び映像信号を圧縮し、符号化
して送信し、又、受信した音声信号及び映像信号を伸張
し、復号化するコーデック部と、前記コーデック部を制
御し、映像信号の画素数やフレーム数などの画質関連の
制御を行う画質制御部と、複数の通話先毎に、ユーザー
が設定した通話先電話番号と画質設定値を、それぞれ対
応させて記憶するメモリと、ユーザーが通話を開始する
際、通話しようとする電話番号と前記メモリに記憶され
ている複数の通話先電話番号とを比較する比較部と、前
記比較部で、ユーザーが通話しようとする電話番号と前
記メモリに記憶されている通話先電話番号が一致した場
合には、前記メモリ中のその電話番号に対応する画質設
定値を呼び出し、その画質設定値を前記画質制御部へ伝
達し、映像信号の画質が予め設定された画質設定値にな
るように制御する制御部とを備えたことを特徴とする電
話回線端末装置電話回線端末装置を提供するものであ
る。
するために、電話回線を介して音声信号及び映像信号を
送信及び受信するテレビ電話機能を有する電話回線端末
装置において、音声信号及び映像信号を圧縮し、符号化
して送信し、又、受信した音声信号及び映像信号を伸張
し、復号化するコーデック部と、前記コーデック部を制
御し、映像信号の画素数やフレーム数などの画質関連の
制御を行う画質制御部と、複数の通話先毎に、ユーザー
が設定した通話先電話番号と画質設定値を、それぞれ対
応させて記憶するメモリと、ユーザーが通話を開始する
際、通話しようとする電話番号と前記メモリに記憶され
ている複数の通話先電話番号とを比較する比較部と、前
記比較部で、ユーザーが通話しようとする電話番号と前
記メモリに記憶されている通話先電話番号が一致した場
合には、前記メモリ中のその電話番号に対応する画質設
定値を呼び出し、その画質設定値を前記画質制御部へ伝
達し、映像信号の画質が予め設定された画質設定値にな
るように制御する制御部とを備えたことを特徴とする電
話回線端末装置電話回線端末装置を提供するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電話回線端末装置
を示すブロック図である。図3に示す従来の通信回線端
末装置と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図3で説明したと同様に、ユーザーは、電話部3
等のキー操作により、制御部11,画質制御部12を介
して、コーデック部6を制御することにより、映像信号
の画質の制御,設定を行っている。以下、「画素数」と
「フレーム数」などの画質制御,設定について詳しく説
明する。一般電話回線を利用したテレビ電話の規格とし
て、ITU−TのH.324が勧告されており、現在のほ
とんどのシステムがこれに準拠していることから、標準
規格である。本発明は、この規格に特化されるものでは
ないが、説明の都合上、以下この規格のシステムの場合
につき、説明する。
を示すブロック図である。図3に示す従来の通信回線端
末装置と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図3で説明したと同様に、ユーザーは、電話部3
等のキー操作により、制御部11,画質制御部12を介
して、コーデック部6を制御することにより、映像信号
の画質の制御,設定を行っている。以下、「画素数」と
「フレーム数」などの画質制御,設定について詳しく説
明する。一般電話回線を利用したテレビ電話の規格とし
て、ITU−TのH.324が勧告されており、現在のほ
とんどのシステムがこれに準拠していることから、標準
規格である。本発明は、この規格に特化されるものでは
ないが、説明の都合上、以下この規格のシステムの場合
につき、説明する。
【0010】規格H.324における映像信号の符号化
は、規格H.263に勧告されており、画像フォーマット
として、CIF,QCIF,SQCIFが示されてい
る。従って、「画素数」としては、352×288画素
(CIF)、176×144画素(QCIF)、128×9
6画素(SQCIF)の3種類がある。次に、「フレーム
数」であるが、これは1秒間当たりの映像の枚数であ
り、多いほど動きのスムーズな映像となるが、その分デ
ータ量が増加するので、テレビ電話の場合は実用上の品
位から、1フレームから15フレームの範囲で使用され
るものが多い。
は、規格H.263に勧告されており、画像フォーマット
として、CIF,QCIF,SQCIFが示されてい
る。従って、「画素数」としては、352×288画素
(CIF)、176×144画素(QCIF)、128×9
6画素(SQCIF)の3種類がある。次に、「フレーム
数」であるが、これは1秒間当たりの映像の枚数であ
り、多いほど動きのスムーズな映像となるが、その分デ
ータ量が増加するので、テレビ電話の場合は実用上の品
位から、1フレームから15フレームの範囲で使用され
るものが多い。
【0011】なお、実際に通信されるデータ自体のデー
タ量は、その映像内容によって決まり、圧縮の方式によ
って異なるが、動画部分が多い程データ量が増加する点
は一致している。即ち、基本的には、前画像との差分デ
ータが通信データのほとんどを占めるためである。従っ
て、通信する内容によってデータ量は一定ではないが、
電話回線という制限されたデータ量に対し、「画素数」
と「フレーム数」のいずれを優先してデータ量を割り振
るかということである。この最適点は、前記の如く、ユ
ーザーの使用目的と好みによるので、ユーザーが「画素
数」と「フレーム数」を、設定(調整、可変)できるよう
にしている。
タ量は、その映像内容によって決まり、圧縮の方式によ
って異なるが、動画部分が多い程データ量が増加する点
は一致している。即ち、基本的には、前画像との差分デ
ータが通信データのほとんどを占めるためである。従っ
て、通信する内容によってデータ量は一定ではないが、
電話回線という制限されたデータ量に対し、「画素数」
と「フレーム数」のいずれを優先してデータ量を割り振
るかということである。この最適点は、前記の如く、ユ
ーザーの使用目的と好みによるので、ユーザーが「画素
数」と「フレーム数」を、設定(調整、可変)できるよう
にしている。
【0012】即ち、「画素数」に大きな値を設定すれば
(例えば、CIF)、映像の細かさ優先となり、精細な映
像が得られるが、「フレーム数」は小さい値にせざるを
得ない。一方、「フレーム数」に大きな値を設定すれ
ば、映像の動き優先となり、動きのスムーズな映像とな
るが、「画素数」は小さい値にせざるを得ない。
(例えば、CIF)、映像の細かさ優先となり、精細な映
像が得られるが、「フレーム数」は小さい値にせざるを
得ない。一方、「フレーム数」に大きな値を設定すれ
ば、映像の動き優先となり、動きのスムーズな映像とな
るが、「画素数」は小さい値にせざるを得ない。
【0013】なお、具体的な画質設定(調整)の方法は、
種々考えられるが、「画素数」と「フレーム数」を個々
に設定するのは、操作がしづらいので、「画質設定(調
整)」という1個の操作にまとめて行う方法が便利であ
る。1例としては、キー操作で1から10までの10段
階の「画質設定値」を設ける。数字が小さいほど、画素
数が大きく、フレーム数が小さく設定される。逆に、数
字が大きいほど、画素数が小さく、フレーム数が大きく
設定される。従って、ユーザーは、「映像の細かさを優
先する」なら、「画質設定値」の数字が小さい方へ調整
すれば良い。逆に、「映像の動きを優先する」なら、
「画質調整」の数字が大きい方へ調整すれば良い。
種々考えられるが、「画素数」と「フレーム数」を個々
に設定するのは、操作がしづらいので、「画質設定(調
整)」という1個の操作にまとめて行う方法が便利であ
る。1例としては、キー操作で1から10までの10段
階の「画質設定値」を設ける。数字が小さいほど、画素
数が大きく、フレーム数が小さく設定される。逆に、数
字が大きいほど、画素数が小さく、フレーム数が大きく
設定される。従って、ユーザーは、「映像の細かさを優
先する」なら、「画質設定値」の数字が小さい方へ調整
すれば良い。逆に、「映像の動きを優先する」なら、
「画質調整」の数字が大きい方へ調整すれば良い。
【0014】図2は、図1におけるメモリ13の内容を
示す図である。図2において、メモリの電話番号記憶部
には、ユーザーが予め設定した通話先電話番号が複数個
格納されている。又、同様にメモリの画質設定値記憶部
には、前記通話先電話番号にそれぞれ対応させて、ユー
ザーが予め設定した画質設定値が格納されている。例え
ば、「自分の経営するストアの監視用」では、通話先電
話番号03-1234-5678が記憶され、画質として「映像の細
かさを優先する」ので、画質設定値として小さな数字2
が記憶されている。同様に、「業務用」では通話先電話
番号06-9876-5432と画質設定値として中間値5が記憶さ
れ、「自分の孫」では通話先電話番号045-123-4567と画
質設定値として8が記憶されている。
示す図である。図2において、メモリの電話番号記憶部
には、ユーザーが予め設定した通話先電話番号が複数個
格納されている。又、同様にメモリの画質設定値記憶部
には、前記通話先電話番号にそれぞれ対応させて、ユー
ザーが予め設定した画質設定値が格納されている。例え
ば、「自分の経営するストアの監視用」では、通話先電
話番号03-1234-5678が記憶され、画質として「映像の細
かさを優先する」ので、画質設定値として小さな数字2
が記憶されている。同様に、「業務用」では通話先電話
番号06-9876-5432と画質設定値として中間値5が記憶さ
れ、「自分の孫」では通話先電話番号045-123-4567と画
質設定値として8が記憶されている。
【0015】ユーザーが通話を開始する際には、比較部
14は、ユーザーが通話しようとする電話番号と、メモ
リ13に記憶されている複数の通話先電話番号とを比較
し、一致した場合には、その旨制御部11へ伝達する。
そして、制御部11は、比較部14で、ユーザーが通話
しようとする電話番号とメモリ13に記憶されている通
話先電話番号が一致した場合には、メモリ13中のその
電話番号に対応する画質設定値を呼び出し、その画質設
定値を画質制御部12へ伝達する。画質制御部12は、
この画質設定値に従って、予め設定された「画素数」と
「フレーム数」等の画質になる様に、コーデック部13
を制御する。コーデック部13は、この制御に従ったコ
ーデック処理を行い、設定された画質の映像信号が得ら
れる。この様にして、映像信号の画質が、通信先電話番
号毎に予め設定した画質設定値に自動的に設定される。
14は、ユーザーが通話しようとする電話番号と、メモ
リ13に記憶されている複数の通話先電話番号とを比較
し、一致した場合には、その旨制御部11へ伝達する。
そして、制御部11は、比較部14で、ユーザーが通話
しようとする電話番号とメモリ13に記憶されている通
話先電話番号が一致した場合には、メモリ13中のその
電話番号に対応する画質設定値を呼び出し、その画質設
定値を画質制御部12へ伝達する。画質制御部12は、
この画質設定値に従って、予め設定された「画素数」と
「フレーム数」等の画質になる様に、コーデック部13
を制御する。コーデック部13は、この制御に従ったコ
ーデック処理を行い、設定された画質の映像信号が得ら
れる。この様にして、映像信号の画質が、通信先電話番
号毎に予め設定した画質設定値に自動的に設定される。
【0016】
【発明の効果】本発明の電話回線端末装置は、映像信号
の画質が、通信先電話番号毎に予め設定した画質設定値
に自動的に設定されるので、通信先毎に画質を設定し直
す必要が無く、ユーザーの使い勝手が非常に良いという
極めて優れた効果がある。
の画質が、通信先電話番号毎に予め設定した画質設定値
に自動的に設定されるので、通信先毎に画質を設定し直
す必要が無く、ユーザーの使い勝手が非常に良いという
極めて優れた効果がある。
【図1】本発明の電話回線端末装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】メモリの内容を示す図である。
【図3】従来の電話回線端末装置を示すブロック図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 回線スイッチ 2 電話回線 3 電話部 4 カメラ部 5 画像キャプチャ部 6 コーデック部 7 音声I/F 8 モデム 9 ビデオ出力部 10 表示部 11 制御部 12 画質制御部 13 メモリ 14 比較部
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線を介して音声信号及び映像信号を
送信及び受信するテレビ電話機能を有する電話回線端末
装置において、 音声信号及び映像信号を圧縮し、符号化して送信し、
又、受信した音声信号及び映像信号を伸張し、復号化す
るコーデック部と、 前記コーデック部を制御し、映像信号の画素数やフレー
ム数などの画質関連の制御を行う画質制御部と、 複数の通話先毎に、ユーザーが設定した通話先電話番号
と画質設定値を、それぞれ対応させて記憶するメモリ
と、 ユーザーが通話を開始する際、通話しようとする電話番
号と前記メモリに記憶されている複数の通話先電話番号
とを比較する比較部と、 前記比較部で、ユーザーが通話しようとする電話番号と
前記メモリに記憶されている通話先電話番号が一致した
場合には、前記メモリ中のその電話番号に対応する画質
設定値を呼び出し、その画質設定値を前記画質制御部へ
伝達し、映像信号の画質が予め設定された画質設定値に
なるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする
電話回線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30514498A JP2000134593A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 電話回線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30514498A JP2000134593A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 電話回線端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000134593A true JP2000134593A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17941616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30514498A Pending JP2000134593A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 電話回線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000134593A (ja) |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30514498A patent/JP2000134593A/ja active Pending
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