JP2000134460A - 画像出力方法および画像出力装置ならびに画像出力媒体 - Google Patents

画像出力方法および画像出力装置ならびに画像出力媒体

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JP2000134460A
JP2000134460A JP10306926A JP30692698A JP2000134460A JP 2000134460 A JP2000134460 A JP 2000134460A JP 10306926 A JP10306926 A JP 10306926A JP 30692698 A JP30692698 A JP 30692698A JP 2000134460 A JP2000134460 A JP 2000134460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の観察状態では透かし画像を視認するこ
とができないが、ある特定のフィルタを用いて観察した
ときに透かし画像を視認すること可能な画像出力方法、
画像出力装置、および記録媒体を実現する。 【解決手段】 第1透かし画像と、前記第1透かし画像
と略反対の特性を含む第2透かし画像とを空間的に異な
る位置に記録するための画像処理手段20,30を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力方法およ
び画像出力装置ならびに画像出力媒体に関し、特に、通
常は不可視状態になっている透かし画像を扱える画像出
力方法および画像出力装置ならびに画像出力媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】(1)「ディジタル画像の著作権保護の
ための周波数領域における電子透かし方式」(The 1997
Symposium on Criyptography and Information Securi
ty, CSIS'97-26A(1997),中村・小川・高嶋)において、
ディジタル画像データの周波数領域に著作権情報や利用
条件などを副情報としてコンテンツ内に埋め込み、著作
者の氏名表示や購入者の情報を付加することが提案され
ている。
【0003】(2)また、偽造防止の印刷技術として、
大面積では同一の反射率を持ちながら解像度の異なる記
録を行うことで、複製された際には、入力装置の解像度
や階調特性の違いを利用して特定の模様が浮かび上がる
手法が存在している。
【0004】
【解決しようとする課題】(1)上述した電子透かし方
式では、ディジタルデータ内に情報を埋め込むものであ
るため、画像データがプリントされてしまうと埋め込ま
れた情報を検出することができなくなる。また、画像処
理などによって画像のサイズが変更されたり、回転や変
形などを受けると検出能力が低下する問題がある。ま
た、検出のために特定の画像処理を行う必要があり、容
易に情報の検出は行えない問題があった。
【0005】(2)上述した偽造防止の印刷技術ではグ
ラビア印刷を用いるため、高度な印刷技術が必要であ
る。このため、一般の画像出力装置(ディスプレイやプ
リンタ)では利用することができなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、通常の観察状態
では透かし画像を視認することができないが、ある特定
のフィルタを用いて観察したときに透かし画像を視認す
ること可能な画像出力方法、画像出力装置、および記録
媒体を実現することである。
【0007】また、本発明の他の目的は、ディスプレイ
の階調特性の検出や偽造防止に用いることが可能な透か
し画像の利用に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明は以下に説明するようなものである。 (1)請求項1記載の発明は、元となる第1透かし画像
と、前記第1透かし画像と略反対の特性を含む第2透か
し画像とを空間的に異なる位置に記録する、ことを特徴
とする画像出力方法である。
【0009】また、請求項13記載の発明は、元となる
第1透かし画像と、前記第1透かし画像と略反対の特性
を含む第2透かし画像とを空間的に異なる位置に記録す
るための画像処理手段を備えたことを特徴とする画像出
力装置である。
【0010】これらの発明では、2種類の画像は略反対
の特性を含んでいるものであるため、離れた位置から観
察した場合には加法混色によって一様な状態に見えるた
め、不可視状態になる。
【0011】従って、通常の観察状態では透かし画像を
視認することができないが、ある特定のフィルタを用い
て、いずれか一方の画像のみを表示することで、いずれ
か一方の画像を透かし画像として視認すること可能にな
る。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、前記第1透
かし画像と前記第2透かし画像とは、空間的に予め定め
られた規則に基づいて記録されている、ことを特徴とす
る請求項1記載の画像出力方法である。
【0013】また、請求項14記載の発明は、前記画像
処理手段は、前記第1透かし画像と前記第2透かし画像
とについて、空間的に予め定められた規則に基づいて記
録する、ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装
置である。
【0014】これらの発明では、予め定められた規則に
基づいて第1透かし画像と第2透かし画像のペアのレイ
アウトを決めることにより、透かし読み出すためのフィ
ルタを偽造しにくくなる。
【0015】(3)請求項3記載の発明は、前記規則は
疑似乱数の発生により定められたものであり、そのシー
ド値が画像と共に供給される、ことを特徴とする請求項
1記載の画像出力方法である。
【0016】また、請求項15記載の発明は、前記画像
処理手段による前記規則は、疑似乱数の発生により定め
られたものであり、そのシード値が画像と共に供給され
る、ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置で
ある。
【0017】これらの発明では、画像と共に供給される
シード値が必要になるため、透かし画像の内容を読み出
す際に、キーとなる暗号を指定することが可能になる。 (4)請求項4記載の発明は、前記第1透かし画像と前
記第2透かし画像とは、空間的に周期的に記録されてい
る、ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法であ
る。
【0018】また、請求項16記載の発明は、前記画像
処理手段は、前記第1透かし画像と前記第2透かし画像
とを、空間的に周期的に記録する、ことを特徴とする請
求項13記載の画像出力装置である。
【0019】これらの発明では、第1透かし画像と第2
透かし画像とが周期的なレイアウトになっているため
に、プリンタのドット分解能が僅かでも違っているとモ
アレとなって現れ、偽造を防止できる。
【0020】(5)請求項5記載の発明は、前記第1透
かし画像の総面積と前記第2透かし画像の総面積とが略
同じである、ことを特徴とする請求項1記載の画像出力
方法である。
【0021】また、請求項17記載の発明は、前記画像
処理手段は、前記第1透かし画像の総面積と前記第2透
かし画像の総面積とを略同じにする、ことを特徴とする
請求項13記載の画像出力装置である。
【0022】これらの発明では、第1透かし画像と第2
透かし画像の総面積をほぼ同じにしていることで、加法
混色によって平均されて不可視状態になる透かし画像の
作成を容易にできる。
【0023】(6)請求項6記載の発明は、前記第1透
かし画像と前記第2透かし画像は、200dpi,300d
pi,360dpi,400dpi,600dpi,720dpi,8
00dpi,1200dpi,1440dpi,のいずれかのプ
ラスマイナス1%の範囲外の記録密度により記録された
ものである、ことを特徴とする請求項1記載の画像出力
方法である。
【0024】また、請求項18記載の発明は、前記画像
処理手段は、前記第1透かし画像と前記第2透かし画像
を、200dpi,300dpi,360dpi,400dpi,6
00dpi,720dpi,800dpi,1200dpi,144
0dpi,のいずれかのプラスマイナス1%の範囲外の記
録密度により記録する、ことを特徴とする請求項13記
載の画像出力装置である。
【0025】これらの発明では、透かし画像をプリント
するときのプリンタの解像度を一般的に用いられている
プリンタの解像度を僅かにでも異なるようにしておくこ
とで、上記解像度の範囲内の標準的なプリンタでプリン
トして複製(偽物)を作ろうとすると、格子フィルタを
重畳したときにモアレが発生し、容易に偽物と判別でき
る。
【0026】(7)請求項7記載の発明は、前記第1透
かし画像と前記第2透かし画像とが記録されたプリンタ
と実質同一のプリンタにより、前記第1透かし画像を抽
出するためのフィルタを出力する、ことを特徴とする請
求項1記載の画像出力方法である。
【0027】また、請求項19記載の発明は、前記第1
透かし画像と前記第2透かし画像とが記録されたものと
実質同一の画像出力手段により、前記第1透かし画像を
抽出するためのフィルタを出力する、ことを特徴とする
請求項13記載の画像出力装置である。
【0028】これらの発明では、透かし画像を出力した
プリンタで透かし検出フィルタを作成するため、モアレ
の影響を除外できる。 (8)請求項8記載の発明は、前記第1透かし画像と前
記第2透かし画像とは異なる第3の画像を、前記第1透
かし画像および前記第2透かし画像と同一記録媒体に記
録する、ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法
である。
【0029】また、請求項20記載の発明は、前記画像
処理手段は、前記第1透かし画像と前記第2透かし画像
とは異なる第3の画像を、前記第1透かし画像および前
記第2透かし画像と同一記録媒体に記録する、ことを特
徴とする請求項13記載の画像出力装置である。
【0030】これらの発明では、第1および第2の透か
し画像に、これらとは異なる第3の画像(通常画像)を
重畳させ、通常画像が見えるようにすることで、透かし
画像の存在を強調しないで、他の画像と違和感なく混在
させられる。
【0031】(9)請求項9記載の発明は、前記第1透
かし画像と前記第2透かし画像とにより、画像表示手段
の階調特性を検査するための画像を表示する、ことを特
徴とする請求項1記載の画像出力方法である。
【0032】また、請求項21記載の発明は、前記第1
透かし画像と前記第2透かし画像とを表示することによ
り、画像表示手段の階調特性を検査するための画像を出
力する、ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装
置である。
【0033】これらの発明では、画像表示手段の階調特
性を検査するための第1及び第2の透かし画像として、
画像表示手段の特性が異なる時に透かし画像が現れるよ
うにすることで、画像表示手段の階調を容易にチェック
することができる。さらに階調調整装置と組み合わせる
ことで目視で階調を調整することができる。
【0034】(10)請求項10記載の発明は、前記第
1透かし画像と前記第2透かし画像とが画面に記録さ
れ、1画面内の位置において異なる透かし画像が成立す
る条件が設定されている、ことを特徴とする請求項1記
載の画像出力方法である。
【0035】また、請求項22記載の発明は、前記第1
透かし画像と前記第2透かし画像とにより、1画面内の
位置において異なる透かし画像が成立する条件が設定さ
れた画像を出力する、ことを特徴とする請求項13記載
の画像出力装置である。
【0036】これらの発明では、1画面内の位置におい
て異なる透かし画像が成立する条件、たとえば、同じ画
像内に透かしの成立するガンマ値が変えて並べてあるこ
とにより、容易に現在の階調特性を判別できる。
【0037】(11)請求項11記載の発明は、フィル
タ手段の投影あるいは表示により、前記第1透かし画像
または前記第2透かし画像のいずれかを抽出する、こと
を特徴とする請求項1記載の画像出力方法である。
【0038】また、請求項23記載の発明は、フィルタ
手段を投影あるいは表示するフィルタ出力手段を備え、
該フィルタ手段により前記第1透かし画像または前記第
2透かし画像のいずれかを抽出する、ことを特徴とする
請求項13記載の画像出力装置である。
【0039】これらの発明では、透かしプリントにフィ
ルタとして格子画像を投影することで、重ね合わせの手
間が省け、容易に透かしを検出できる。また、透かし画
像が擬似乱数で作製されている場合、瞬時に検出用のフ
ィルタが作製、利用できる。
【0040】(12)請求項12記載の発明は、前記フ
ィルタ手段の投影あるいは表示は、位置合わせ基準マー
クに従って自動調整される、ことを特徴とする請求項1
1記載の画像出力方法である。
【0041】また、請求項24記載の発明は、前記フィ
ルタ手段の投影あるいは表示は、位置合わせ基準マーク
に従って自動調整される、ことを特徴とする請求項23
記載の画像出力装置である。
【0042】これらの発明では、フィルタとして投影あ
るいは表示する格子画像を、透かしプリントにあるマー
クに従い自動詞整することで、安定して透かしが検出で
きる。
【0043】(13)請求項25記載の発明は、元とな
る第1透かし画像と、前記第1透かし画像と略反対の特
性を含む第2透かし画像とが、空間的に異なる位置に記
録されたことを特徴とする記録媒体である。
【0044】この発明では、2種類の画像は略反対の特
性を含んでいるものであるため、離れた位置から観察し
た場合には加法混色によって一様な状態に見えるため、
不可視状態になる。従って、通常の観察状態では透かし
画像を視認することができないが、ある特定のフィルタ
を用いて、いずれか一方の画像のみを表示することで、
いずれか一方の画像を透かし画像として視認すること可
能になる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について、
図面を参照しつつ説明を行なう。 <第1の実施の形態例>図1は本実施の形態例を実現す
るための画像出力装置の構成例を示すブロック図、図2
は本実施の形態例により形成される透かし情報付き画像
の様子を示す説明図である。
【0046】図1において、10は各部を制御する制御
部、20は外部から透かし画像を受けて略反対の特性を
含む第1透かし画像と第2透かし画像とを生成する透か
し画像処理部、30は上記第1及び第2透かし画像並び
に外部からの通常画像を所定の配置で重畳して透かし情
報付き画像を生成する重畳処理部、40は透かし情報付
き画像または後述するフィルタを出力するプリンタやデ
ィスプレイなどの画像出力部である。
【0047】ここでは、透かし情報付き画像を生成する
に際して面積変調で位相変化を用いる場合を例に示す。
図2にカラーの透かし情報付き画像の一例を示す。ここ
では、1画素は図2(a)に示すような細長い形状にな
っており、基本的に黒地(ベースと呼ぶ)にRGBの帯
(ストリップ)の位相(ここでは左右の位置)を変える
ことで情報を持たせる。ここでは、ベースの半分の長さ
のストリップを用いて、その位置により情報を持たせる
ことにする。これが1画素相当になる。
【0048】また、ここでは、1画素領域を左右に2つ
に分け、たとえば、左側を第1透かし画像領域X(以
下、単に「領域X」)、右側を第2透かし画像領域+通
常画像領域Y(以下、単に「領域Y」)とする。なお、
この左右は逆に設定することを妨げるものではない。ま
た、縦長の形状にして、上下方向に分けることも可能で
ある。
【0049】まず、第1透かし画像のRGB値により、
重畳処理部30ではストリップの位置を変更する処理を
行う(図2(b))。すなわち、その色が強くなるのに
従って、領域X側に寄せて表示する。ここに示す例で
は、第1透かし画像領域のRGB値に応じて、左側に寄
せるように表示する。
【0050】もし、第1透かし画像で赤を表示するので
はあれば、Rストリップを左端に寄せ、その他のG・B
ストリップをは右端に寄せるようにする。すなわち、第
1透かし画像と第2透かし画像とは、反対の特性を含ん
でいることになる。
【0051】以上のようにして第1透かし画像に応じた
位置でストリップを表示した場合であっても、RGBの
ストリップの長さは同じであって、ベース部分に対する
RGBストリップの面積が常に同じであるため、離れた
位置から観察した場合には加法混色によって一様な状態
に見える。このため、不可視状態になる。第1透かし画
像だけ、または、第2透かし画像だけ、を視認すること
はできない。なお、通常画像が存在していない場合に
は、第1透かし画像と第2透かし画像との加法混色によ
って、画面全体が無彩色(灰色)に見える。
【0052】なお、このように通常の観察状態では透か
し画像(第1透かし画像)を視認することができない
が、ある特定のフィルタを用いることで、いずれか一方
の透かし画像のみを表示することが可能である。
【0053】透かし画像を検出する時には、透明/不透
明(無色/黒など)の縦格子フィルタ100を用いて、
不透明の部分で領域Yを覆い隠すよう重ね合わせる。こ
のように、領域Yを隠すことで、第1透かし画像を検出
する(図2(c))。このようにすることで、外部から
供給された透かし画像のみを表示することができる。
【0054】なお、以上のように、領域Yのみを覆い隠
す必要があるので、縦格子フィルタ100は、透かし情
報付き画像を作成したものと実質同じプリンタを用いる
のが望ましい。ここで実質同じとは、画像形成エンジン
が同種であるものを意味する。また、全く同じプリンタ
で、透かし情報付き画像と縦格子フィルタとを出力する
ことが最も望ましい。
【0055】また、透かし画像をプリントするときのプ
リンタの解像度を一般的に用いられているプリンタの解
像度を僅かにでも異なるようにしておくことで、標準的
なプリンタでプリントして複製(偽物)を作ろうとする
と、格子フィルタを重畳したときにモアレが発生し、容
易に偽物と判別できる。
【0056】この場合のプリンタは、200dpi,30
0dpi,360dpi,400dpi,600dpi,720dp
i,800dpi,1200dpi,1440dpi,のいずれか
のプラスマイナス1%の範囲外の記録密度であると、偽
物の判別に有効である。
【0057】なお、カラー表示の場合のベースは黒以外
に、白や灰色などの無彩色であってもよいが、コントラ
ストの点では黒を用いることが最も望ましい。同様に、
縦格子フィルタ100も無彩色であればよいが、コント
ラストの点で黒が最も望ましい。
【0058】また、モノクロームの表示では、ベースが
黒の場合にストリップに白や黄など明るい色を用いるこ
とでコントラストを高くすることができる。このとき、
ストリップに蛍光色を用いるとさらに良い。
【0059】また、ストリップの寄せ方は左右どちらで
もよい。検出する時の縦格子の位置を変えれば同じこと
になる。このようにして作製した画像は、透かし画像デ
ータのエッジ部分がわずかに見えるが、これを目立たな
くさせるには、ローパスフィルタによって透かし画像デ
ータの高周波成分を低減する。これにより透かし画像の
エッジ部分が目立たなくなる。
【0060】なお、以上は第1透かし画像と第2透かし
画像とを中心に説明してきたが、これに通常画像を加え
ることができる。すなわち、領域Yにおいて、通常画像
のRGB値に応じてストリップの長さを変える(加算す
る)ようにする。
【0061】このようにすることで、領域Yを覆い隠し
た場合には透かし画像が現れ、何もしない状態では加算
されたストリップによって通常画像のみが現れるように
なる。したがって、通常状態では通常画像を視認でき、
特定のフィルタを用いたときだけ透かし画像を抽出でき
る。
【0062】なお、以上の場合のストリップの位置をず
らすための位相変化は、電子写真プリンタのPWM発生
三角波の位相をずらすことでつくることができる。ま
た、インクジェットプリンタでもドット噴射のタイミン
グをずらすことで作ることができる。
【0063】また、ベースに対するストリップの配置の
仕方は、面積さえ合えば、このような横長だけでなく、
複数に区分したり、縦方向上下でキャンセルさせたりす
ることができる。
【0064】上述したストリップの位置の変更が図3
(a)であるとすると、複数に分割する場合は図3
(b)または図3(c)のようにすることができる。図
3(b)では領域Xと領域Yとでストリップを分割し、
それぞれで右側に寄せた様子を示している。なお、これ
とは逆にそれぞれの領域で左側に寄せることも可能であ
る。図3(c)では領域Xと領域Yとでストリップを分
割し、それぞれで中央に寄せた様子を示している。
【0065】また、分割数は2だけでなく、領域Xと領
域Yとのそれぞれの中で複数に分割することも可能であ
る。ただし分割を増やすと、ドットゲインのため、面積
比(ベースに村するストリップの実施面積比)が一一定
にならない問題が発生しやすくなる。
【0066】また、以上の説明では、領域Xと領域Yと
を左右に並べたが、領域Xを中心にして、その両脇に2
/Yずつ並べてもよい。また、以上の説明では、領域
X、領域Yは縦に揃った状態であったため、単純な縦格
子フィルタを用いることができた。フィルタの形状が複
雑化することが許されれば、領域Xと領域Yとは縦に並
べなくてもよい。
【0067】<第2の実施の形態例>ここでは、第2の
実施の形態例として、濃度(強度)変化を用いる手法を
説明する。すなわち、上述した第1の実施の形態例では
位相差を用いたが、ここでは強度変調を用いることにす
る。
【0068】図5(a)に示すように、左の列(領域
X)と右の列(領域Y)とがあり、上の実施例と同様に
左側に第1透かし画像(透かし元画像)、右側に第2透
かし画像を埋め込む。検出時には右の列を隠して透かし
画像を検出する。
【0069】ここで、左列の透かし画像データの三刺激
値をXL,YL,ZLとし、表現するメディアの最大三刺
激値をXw,Yw,Zwとし(白レベル)、右列の画素値
をXR,YR,ZRとし、黒レベルをXB,YB,ZBとす
る。このとき、 XR=Xw−XL−XB YR=Yw−YL−YB ZR=Zw−ZL−ZB ただし、 0≦TR+TL+TB≦−Tw, TB<Tw, 0≦TR,TL,TB≦Tw, で示された値を再現するデジタル信号値を右列に与えれ
ばよい。
【0070】このようにすることで、離れて観察した場
合には、左列と右列が加法混色で平均化され、一様な画
像として観察される。もし、ここで透かしのみを表示す
る場合、白レベルは最大値、黒レベルは最小値とすれ
ば、最もコントラストの高い透かし画像が表示できる。
【0071】また、黒レベルの余裕を利用すれば、透か
し+通常表示画像を表現することができる。この場合、
透かし画像のコントラストは低下する。すなわち、0〜
TBを用いて、通常表示画像を作画する。
【0072】特に、ディスプレイではこのような計算が
簡単にできる。すなわち、信号値S(0〜1に正規化)
に対する算出力出力値をTとしたときに階調カーブが分
かればこれらは容易に計算可能である。
【0073】T≧f(S) であったとすれば、これを代入して計算することができ
る。ディスプレイの場合には、
【数1】 で表現される。ここでγは1.8〜2.5程度であり、
2.2が標準的である。
【0074】CRTの場合、水平方向は解像度低下して
いることが多いので、第1透かし画像と第2透かし画像
とは垂直方向に並ぶようにレイアウトするのがよい。こ
こで、第2の実施の形態例の変形例について説明する。
【0075】第1透かし画像、第2透かし画像のペアを
擬似乱数に従ってレイアウトすることで、透かしを読み
出すためのフィルタを作製する際に擬似乱数のシードの
値を必要とするようにできる。
【0076】そして、シード値を透かし表示と同時に示
し、それを読み取り、検出側では指定の疑似乱数に従っ
て必要な検出フィルタを生成、チェックができる。この
ようにすることで、セキュリティ能力が向上する。
【0077】また、図5(b)のように3画素を一単位
として、2画素(領域Xと領域Y’)に第一の透かし画
像と第二の透かし画像を当てはめ、残りの一画素(領域
Z)に通常画像を挿入してもよい。
【0078】<第3の実施の形態例>ここで、第3の実
施の形態例として、ディスプレイ階調特性検出について
説明する。
【0079】上記第2の実施の形態例の強度変調を用い
た透かしシステムの計算式で作製しておくことにより、
もし、ディスプレイの階調特性が変わった場合にも、透
かし画像が見えてくるような画像を作ることができる。
【0080】従来は図6(a)に示すように255と0
を交互に並べた画像(周囲の白黒の横線)と、それと近
い中間値(γ=2.2ならば、186という中間値)を
示す画像データを併存させて見せる方法をとっていた。
このため、2値画像と階調画像とを見比べることにな
り、実際には見づらいものであった。
【0081】そこで、この実施の形態例では、γを変え
た状態の短冊状のチェックチャートを組み合わせること
によって、1枚のチェックチャートを作成する。この様
子を図6(b)に示す。このチェックチャートをディス
プレイに表示することにより、階調特性が狂うと、透か
し画像が中間値のあるカラーポジ、または、カラーネガ
で見えるようになる。このため、従来例に比べてより容
易に合わせることができる。なお、γを変えた状態の短
冊状のチェックチャートは、前述した式に基づいて作成
する。
【0082】このように、一枚の画像で、例えば横方向
に透かしが成立するガンマ値を徐々に変化する画像を作
製することにより、ディスプレイの階調特性がどうなっ
ているかを一目で分かるチャートが作れる。
【0083】<第4の実施の形態例>ここで、第4の実
施の形態例として、透かし検出装置について説明する。
透かし画像に上記の縦格子フィルタの代わりに格子の画
像を投影し、観察することができる。なお、この格子の
画像としては、格子のパターンの白色光などが該当す
る。
【0084】このときに、位置合わせマークがあれば、
それを検出し、それに合わせて格子画像の位置を微調整
することで、格子のフィルタを手動で重ね合わせるより
容易に透かし画像を検出できる。
【0085】また、透かし画像に周辺には印刷の位置合
わせマークを入れておけば、より容易に合わせることが
できる。透かし検出装置はその位置合わせマークを頼り
に格子画像の縮尺を決め、透かしに投影する。
【0086】<その他の実施の形態例>ここで、以上の
全体の変形例を説明する。第2透かし画像は第1の透か
し画像に対して一画素一画素対応でなくても、上下左右
(周囲)に分けて分散させてもよいし、第2の透かし画
像エリアの画素数を増やしてもよい。
【0087】また、第1の実施の形態例(面積変調タイ
プ)と第2の実施の形態例(強度変調タイプ)とを組み
合わせて様々な変形例が可能であり、これらも本願発明
の一部として含まれる。
【0088】また、以上の画像出力方法や画像出力装置
により作成された透かし画像が記録された記録媒体(印
刷物)も本願発明の一部として含まれる。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、以
下のような効果が得られる。 (1)請求項1と請求項13とに記載の発明では、元と
なる第1透かし画像と、前記第1透かし画像と略反対の
特性を含む第2透かし画像とを空間的に異なる位置に記
録し、これら2種類の画像は略反対の特性を含んでいる
ものであるため、離れた位置から観察した場合には加法
混色によって一様な状態に見えるため、不可視状態にな
る。
【0090】従って、通常の観察状態では透かし画像を
視認することができないが、ある特定のフィルタを用い
て、いずれか一方の画像のみを表示することで、いずれ
か一方の画像を透かし画像として視認すること可能にな
る。
【0091】(2)請求項2と請求項14とに記載の発
明では、予め定められた規則に基づいて第1透かし画像
と第2透かし画像のペアのレイアウトを決めることによ
り、透かし読み出すためのフィルタを偽造しにくくな
る。
【0092】(3)請求項3記載の発明では、疑似乱数
の発生により定められた規則に基づき、かつ、そのシー
ド値を画像と共に供給するようにしており、画像と共に
供給されるシード値が必要になるため、透かし画像の内
容を読み出す際に、キーとなる暗号を指定することが可
能になる。
【0093】(4)請求項4と請求項16とに記載の発
明では、第1透かし画像と第2透かし画像とが周期的な
レイアウトになっているために、プリンタのドット分解
能が僅かでも違っているとモアレとなって現れ、偽造を
防止できる。
【0094】(5)請求項5と請求項17とに記載の発
明では、第1透かし画像と第2透かし画像の総面積をほ
ぼ同じにしていることで、加法混色によって平均されて
不可視状態になる透かし画像の作成を容易にできる。
【0095】(6)請求項6と請求項18とに記載の発
明では、透かし画像をプリントするときのプリンタの解
像度を一般的に用いられているプリンタの解像度を僅か
にでも異なるようにしておくことで、上記解像度の範囲
内の標準的なプリンタでプリントして複製(偽物)を作
ろうとすると、格子フィルタを重畳したときにモアレが
発生し、容易に偽物と判別できる。
【0096】(7)請求項7と請求項19とに記載の発
明では、透かし画像を出力したプリンタで透かし検出フ
ィルタを作成するため、モアレの影響を除外できる。 (8)請求項8と請求項20とに記載の発明では、第1
および第2の透かし画像に、これらとは異なる第3の画
像(通常画像)を重畳させ、通常画像が見えるようにす
ることで、透かし画像の存在を強調しないで、他の画像
と違和感なく混在させられる。
【0097】(9)請求項9と請求項20とに記載の発
明では、画像表示手段の階調特性を検査するための第1
及び第2の透かし画像として、画像表示手段の特性が異
なる時に透かし画像が現れるようにすることで、画像表
示手段の階調を容易にチェックすることができる。さら
に階調調整装置と組み合わせることで目視で階調を調整
することができる。
【0098】(10)請求項10と請求項21とに記載
の発明では、1画面内の位置において異なる透かし画像
が成立する条件、たとえば、同じ画像内に透かしの成立
するガンマ値が変えて並べてあることにより、容易に現
在の階調特性を判別できる。
【0099】(11)請求項11と請求項22とに記載
の発明では、透かしプリントにフィルタとして格子画像
を投影することで、重ね合わせの手間が省け、容易に透
かしを検出できる。また、透かし画像が擬似乱数で作製
されている場合、瞬時に検出用のフィルタが作製、利用
できる。
【0100】(12)請求項12と請求項23とに記載
の発明では、フィルタとして投影あるいは表示する格子
画像を、透かしプリントにあるマークに従い自動詞整す
ることで、安定して透かしが検出できる。
【0101】(13)請求項25記載の発明の記録媒体
では、2種類の画像は略反対の特性を含んでいるもので
あるため、離れた位置から観察した場合には加法混色に
よって一様な状態に見えるため、不可視状態になる。従
って、通常の観察状態では透かし画像を視認することが
できないが、ある特定のフィルタを用いて、いずれか一
方の画像のみを表示することで、いずれか一方の画像を
透かし画像として視認すること可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例で使用する画像出
力装置の電気的構成を機能ブロックごとに示すブロック
図である。
【図2】本願発明の実施の形態例における画像出力の様
子を示す説明図である。
【図3】本願発明の実施の形態例における画像出力の他
の様子を示す説明図である。
【図4】本願発明の実施の形態例における画像出力の他
の様子を示す説明図である。
【図5】本願発明の実施の形態例における画像出力の他
の様子を示す説明図である。
【図6】本願発明の実施の形態例における画像出力の様
子を従来例と比較しつつ示す説明図である。
【符号の説明】
10 制御部 20 透かし画像処理部 30 重畳処理部 40 画像出力部

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元となる第1透かし画像と、前記第1透
    かし画像と略反対の特性を含む第2透かし画像とを空間
    的に異なる位置に記録する、 ことを特徴とする画像出力方法。
  2. 【請求項2】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像とは、空間的に予め定められた規則に基づいて記録さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  3. 【請求項3】 前記規則は疑似乱数の発生により定めら
    れたものであり、そのシード値が画像と共に供給され
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  4. 【請求項4】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像とは、空間的に周期的に記録されている、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  5. 【請求項5】 前記第1透かし画像の総面積と前記第2
    透かし画像の総面積とが略同じである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  6. 【請求項6】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像は、200dpi ,300dpi ,360dpi ,400dp
    i ,600dpi ,720dpi ,800dpi ,1200dp
    i ,1440dpi ,のいずれかのプラスマイナス1%の
    範囲外の記録密度により記録されたものである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  7. 【請求項7】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像とが記録されたプリンタと実質同一のプリンタによ
    り、前記第1透かし画像を抽出するためのフィルタを出
    力する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  8. 【請求項8】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像とは異なる第3の画像を、前記第1透かし画像および
    前記第2透かし画像と同一記録媒体に記録する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  9. 【請求項9】 前記第1透かし画像と前記第2透かし画
    像とにより、画像表示手段の階調特性を検査するための
    画像を表示する、ことを特徴とする請求項1記載の画像
    出力方法。
  10. 【請求項10】 前記第1透かし画像と前記第2透かし
    画像とが画面に記録され、1画面内の位置において異な
    る透かし画像が成立する条件が設定されている、ことを
    特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
  11. 【請求項11】 フィルタ手段の投影あるいは表示によ
    り、前記第1透かし画像または前記第2透かし画像のい
    ずれかを抽出する、ことを特徴とする請求項1記載の画
    像出力方法。
  12. 【請求項12】 前記フィルタ手段の投影あるいは表示
    は、位置合わせ基準マークに従って自動調整される、こ
    とを特徴とする請求項11記載の画像出力方法。
  13. 【請求項13】 元となる第1透かし画像と、前記第1
    透かし画像と略反対の特性を含む第2透かし画像とを空
    間的に異なる位置に記録するための画像処理手段を備え
    たことを特徴とする画像出力装置。
  14. 【請求項14】 前記画像処理手段は、前記第1透かし
    画像と前記第2透かし画像とについて、空間的に予め定
    められた規則に基づいて記録する、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  15. 【請求項15】 前記画像処理手段による前記規則は、
    疑似乱数の発生により定められたものであり、そのシー
    ド値が画像と共に供給される、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  16. 【請求項16】 前記画像処理手段は、前記第1透かし
    画像と前記第2透かし画像とを、空間的に周期的に記録
    する、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  17. 【請求項17】 前記画像処理手段は、前記第1透かし
    画像の総面積と前記第2透かし画像の総面積とを略同じ
    にする、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  18. 【請求項18】 前記画像処理手段は、前記第1透かし
    画像と前記第2透かし画像を、200dpi ,300dpi
    ,360dpi ,400dpi ,600dpi ,720dpi
    ,800dpi ,1200dpi ,1440dpi ,のいず
    れかのプラスマイナス1%の範囲外の記録密度により記
    録する、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  19. 【請求項19】 前記第1透かし画像と前記第2透かし
    画像とが記録されたものと実質同一の画像出力手段によ
    り、前記第1透かし画像を抽出するためのフィルタを出
    力する、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  20. 【請求項20】 前記画像処理手段は、前記第1透かし
    画像と前記第2透かし画像とは異なる第3の画像を、前
    記第1透かし画像および前記第2透かし画像と同一記録
    媒体に記録する、 ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  21. 【請求項21】 前記第1透かし画像と前記第2透かし
    画像とを表示することにより、画像表示手段の階調特性
    を検査するための画像を出力する、ことを特徴とする請
    求項13記載の画像出力装置。
  22. 【請求項22】 前記第1透かし画像と前記第2透かし
    画像とにより、1画面内の位置において異なる透かし画
    像が成立する条件が設定された画像を出力する、ことを
    特徴とする請求項13記載の画像出力装置。
  23. 【請求項23】 フィルタ手段を投影あるいは表示する
    フィルタ出力手段を備え、該フィルタ手段により前記第
    1透かし画像または前記第2透かし画像のいずれかを抽
    出する、ことを特徴とする請求項13記載の画像出力装
    置。
  24. 【請求項24】 前記フィルタ手段の投影あるいは表示
    は、位置合わせ基準マークに従って自動調整される、こ
    とを特徴とする請求項23記載の画像出力装置。
  25. 【請求項25】 元となる第1透かし画像と、前記第1
    透かし画像と略反対の特性を含む第2透かし画像とが、
    空間的に異なる位置に記録されたことを特徴とする記録
    媒体。
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