JPH11355554A - 画像情報処理方法および証明書等の偽造防止方法 - Google Patents
画像情報処理方法および証明書等の偽造防止方法Info
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- JPH11355554A JPH11355554A JP10163558A JP16355898A JPH11355554A JP H11355554 A JPH11355554 A JP H11355554A JP 10163558 A JP10163558 A JP 10163558A JP 16355898 A JP16355898 A JP 16355898A JP H11355554 A JPH11355554 A JP H11355554A
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Abstract
別することなくセキュリティ性の高い偽造防止が実現可
能となる画像情報処理方法およびそれを用いた証明書等
の偽造防止方法を提供する。 【解決手段】文字や画像などから構成されたセキュリテ
ィ情報を人物の顔画像情報に対して不可視状態で埋込ん
だ合成画像情報を作成し、この作成した合成画像情報を
身分証明書などの記録媒体に記録する画像情報処理方法
において、前記合成画像情報を、人間の視覚的には白黒
の無彩色画像情報に見えるが、画素単位では赤、緑、青
またはシアン、マゼンダ、イエロウの3原色で構成され
るように作成し、前記赤、緑、青またはシアン、マゼン
ダ、イエロウの3原色を用いて記録媒体上にフルカラー
記録する。
Description
情報(人物の顔画像など)に別の付加的な画像情報(セ
キュリティ情報など)を重畳して記録するための画像情
報処理方法、および、その画像情報処理方法を用いた証
明書等の偽造防止方法に関する。
普及に伴って電子透かし、電子署名などの技術が重要視
されるようになってきている。それらの一分野として、
「画像深層暗号」と呼ばれる特殊な暗号形式の研究が進
められている。この技術は、主画像情報に対して付加情
報を不可視状態で埋込み記録するもので、たとえば、顔
写真が印刷された身分証明書や著作権情報を埋込んだ写
真に対する不正コピー、偽造、改ざん対策に有効であ
る。
像へのテキストデータの合成符号化法」について、画像
電子学会誌、17−4(1988年)、pp194−1
98では、疑似階調表現されたデジタル画像に対して情
報を重畳する方法が開示されている。
号公報では、カラー複写機のハードコピー出力から、記
録したカラー複写機などを特定できる方式について開示
されている。さらに、たとえば、特願平8−57529
号では、カラー画像の中にモノクロ2値画像を色差を利
用して埋込む方法について開示されている。
来の画像情報の処理技術は、全てカラー画像情報のみ対
象になっていて、白黒の無彩色画像情報は対象外であっ
た。そこで、本発明は、カラー画像情報と白黒の無彩色
画像情報とを区別することなくセキュリティ性の高い偽
造防止が実現可能となる画像情報処理方法およびそれを
用いた証明書等の偽造防止方法を提供することを目的と
する。
法は、文字や画像などからなる埋込み画像情報を人物の
顔画像などからなる被埋込み画像情報に対して不可視状
態で埋込んだ合成画像情報を作成し、この作成した合成
画像情報を記録媒体上に記録する画像情報処理方法にお
いて、前記合成画像情報を、人間の視覚的には白黒の無
彩色画像情報に見えるが、画素単位では複数の色で構成
されるように作成し、前記複数の色を用いて記録媒体上
にフルカラー記録することを特徴とする。
の顔画像などからなる被埋込み画像情報を無彩色画像情
報に変換するステップと、文字や画像などからなる埋込
み画像情報により、あらかじめ設定される所定のパター
ン画像情報に対して変調を施すことによりパターン変調
画像情報を作成するステップと、この作成されたパター
ン変調画像情報に所定の色差量を乗じるステップと、こ
の色差量を乗じたパターン変調画像情報を前記無彩色画
像情報に変換された被埋込み画像情報に対して重畳する
ことにより合成画像情報を作成するステップと、この作
成された合成画像情報を記録媒体上に記録するステップ
とからなることを特徴とする。
は、本人認証のための人物の顔画像および前記人物の顔
画像を保証するためにセキュリティ情報を不可視状態で
埋込んだ合成画像情報を身分証明書等の別の位置にそれ
ぞれ記録することを特徴とする。
は、本人認証のための人物の顔画像および前記人物の顔
画像を保証するために前記人物の顔画像に対し文字や画
像などから構成されたセキュリティ情報を不可視状態で
埋込んだ合成画像情報を身分証明書等の別の位置にそれ
ぞれ記録することを特徴とする。
て図面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。図1は、本実施の形態に係る画像情報
処理方法の流れを説明するためのフローチャートを示し
ている。以下、このフローチャートを参照して画像情報
処理方法の流れを説明する。
くと、被埋込み画像情報101は、埋込み情報が埋込ま
れるカラー画像情報で、身分証明書では所有者の顔写真
(人物の顔画像)に相当する。これは、1画素当たり2
4ビット(RGB各8ビット)の情報を持っている。埋
込み画像情報102は、埋込む情報を2値画像で表現し
たもので、セキュリティ情報に対応しており、発行元の
ロゴマークなどを用いる。これは、1画素あたり1ビッ
トの情報を持っている。マスク画像情報(パターン画像
情報)103は、合成処理および埋込み画像情報の復元
に用いる鍵画像情報で、1画素あたり1ビットの情報を
持っている。
て、埋込み画像情報102の黒画素を「1」、白画素を
「0」として平滑化処理を行なう。ここでは、x方向に
ついて注目画素の両端の画素を取り、3×1画素の領域
を切り出し、下記式(1)のように重み平均を取る。
0 たとえば、マスク画像情報103が図2で、埋込み画像
情報102が図3の場合、平滑化処理の結果は図4に示
すようになる。
平滑化処理ステップ104における平滑化処理の結果を
基に、下記式(2−1)〜(2−3)の規則にしたが
い、マスク画像情報103の位相変調を行なう。
0 MSK(i):x=i画素のマスク画像情報=1 or
0 ここで、x=0列およびx=15列は、画像情報の端の
ため平滑化処理できず、そのため位相変調もできない。
そこで、端部ではマスク画像情報103と埋込み画像情
報102との排他的論理和を取る。ここに、位相変調の
結果例を図5に示す。
位相変調ステップ105における位相変調結果を基に、
下記式(3−1)〜(3−6)の規則にしたがい、色差
変調処理を行なう。この場合、R(赤)、G(緑)、B
(青)の3成分を別々に計算する。ここに、赤成分の色
差変調結果の例を図6に示す。
−255〜255の範囲の整数 STL2G(i):x=i画素の色差変調結果 緑成分
−255〜255の範囲の整数 STL2B(i):x=i画素の色差変調結果 青成分
−255〜255の範囲の整数 なお、色差量ΔVは、あらかじめ設定してある「0〜2
55」の範囲の整数である。色差量ΔVは、大きいほど
埋込み画像情報の復元時の可視化のコントラストが高く
なり、再生が容易ではあるが、あまり大きくしすぎると
埋込み情報が露見しやすくなる。したがって、色差量Δ
Vは、「16〜96」くらいが望ましいが、ここではΔ
V=48を用いている。
て、被埋込み画像情報101の無彩色化処理を行なう。
これれは、各画素のR,G,B成分を単純平均すること
により実現される。たとえば、被埋込み画像101の全
ての画素の値が(R,G,B)=(180,20,18
1)の場合、無彩色化により、(R,G,B)=(12
7,127,127)に修正される。
色差変調ステップ106における色差変調結果と無彩色
化処理ステップ107における無彩色化処理結果とか
ら、下記式(4−1)〜(4−3)で示される重畳処理
を行なうことにより、合成画像情報を作成する。
〜255の範囲の整数 DESG(i):x=i画素の重畳処理結果 緑成分0
〜255の範囲の整数 DESB(i):x=i画素の重畳処理結果 青成分0
〜255の範囲の整数 SRCR(i):x=i画素の被埋込み画像情報 赤成
分0〜255の範囲の整数 SRCG(i):x=i画素の被埋込み画像情報 緑成
分0〜255の範囲の整数 SRCB(i):x=i画素の被埋込み画像情報 青成
分0〜255の範囲の整数 なお、DESR(i)、DESG(i)、DESB
(i)は、それぞれ「0〜255」の範囲の整数なの
で、計算結果が「0」以下の場合は「0」に設定し、
「255」以上の場合は「255」に設定する。
101の全ての画素が(R,G,B)=(127,12
7,127)の場合の赤成分の結果を図7に示す。全て
の値は「0〜255」の範囲の整数を取り、「255」
が一番赤成分が多いことを示す。図7において、(0,
0)画素の値=79、(1,0)画素の値=79、
(2,0)画素の値=175…と、埋込み画像情報の埋
込まれていない部分では2画素単位で、赤色成分が少な
い画素と赤色成分が多い画素とが繰り返される。
式(3−4)〜(3−6)の通り、赤色と緑色、青色の
色差量の符号が反転している。したがって、赤色成分の
多い画素では緑色と青色が少なくなっていて、赤色成分
の少ない画素では他の成分が多くなっている。赤色とシ
アン色(=緑色+青色)は補色の関係にあり、赤色とシ
アン色が隣り合っていても人間の目には判別しにくく、
無彩色に見える。2画素単位で赤色リッチな画素とシア
ン色リッチな画素とが繰り返し配置されているため、人
間の目では、これらの細かな色差の違いを識別できず、
色差量はプラスマイナス「0」と判断してしまう。
込まれていることを区別できなくなる。したがって、こ
の原理により、埋込み画像情報102を不可視状態で被
埋込み画像情報101に埋込んだ合成画像情報を作るこ
とが可能になる。
はR,G,Bの3色成分で構成されているが、被埋込み
画像情報101は無彩色化されているため、できあがっ
た合成画像情報も人の目には白黒の無彩色に見える。そ
のために、カラー複写機などを用いて自動モードでコピ
ーした場合、色差情報はコピーされず、合成画像情報を
そのまま無意識にコピーされることはなく、セキュリテ
ィ性が著しく高くなっている。
て、重畳処理ステップ108で作成された合成画像情報
を身分証明書などの記録媒体に記録(印刷)する。次
に、上記ようにして作成され、記録媒体に記録された合
成画像情報から埋込み画像情報102を復元して、埋込
み情報を再生する方法について説明する。
うなデータ値を持っている。そこで、図2のマスク画像
情報103を反転させたものを透明シート上に印刷した
マスクシートを用意して、合成画像情報の上に物理的に
重ねる。この結果を図8に示す。図2のマスク画像情報
103を反転させてあるので、マスク画像情報103の
データ値=1の部分は透けて、合成画像情報のデータが
見え(図8の白抜き部分)、マスク画像情報103のデ
ータ値=0の部分は下の合成画像情報を遮蔽する(図8
の斜線部分)。
きの部分のみしか実際には見えないので、白抜きの部分
のみに着目すると、埋込み画像情報の周辺部分はデータ
値=79となり、埋込み画像情報の部分はデータ値=1
75となり、これらの濃度値の差により埋込み画像情報
の形状を目視で認識できるようになる。
青成分、緑成分も同様に濃度値の差が生じる。ただし、
前記式(3−1)〜(3−6)に示すように、赤成分と
青成分・緑成分の埋込み色差量の符号は逆になっている
ので、人の目にはシアン色の背景に赤色の埋込み画像が
浮き出て見えることになる。
に見えるので、マスクシートを重ねて、埋込み画像情報
を復元した場合、上記のようにシアン色の背景に赤い色
の画像が浮き出て見え、そのため非常にインパクトが強
く、検査官が判断しやすい状態となる。
は、画素間ピッチのずれなどが生じないため、同じプリ
ンタにより同じ解像度で出力された方が望ましい。本実
施の形態では、昇華形熱転写プリンタを用いて400d
piの解像度で動作を確認した。
る。第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の
画像情報処理方法を身分証明書の偽造防止に応用したも
のであり、以下、それについて詳細に説明する。
書1の一例を示す。本実施の形態では、図10に示すよ
うに、第1ページ目2および第nページ(最終ページ)
目3にそれぞれ所持者本人の顔写真4,5が印刷記録し
てある。1ページ目2の顔写真4は、通常のカラー顔写
真が印刷してあり、第nページ(最終ページ)目3の顔
写真5は、前述した第1の実施の形態の画像情報処理方
法を用いて、1ページ目2の顔写真4を白黒の無彩色画
像情報に変換した後、セキュリティ情報を埋込んで印刷
記録してある。
所持者本人の氏名、生年月日、本籍地などのある程度本
人固有の情報を埋込むのがセキュリティ性向上のために
望ましい。
書1の所有権(使用者)を認証するために用いられ、最
終ページ目3の顔写真5は、1ページ目2の顔写真4を
保証するために用いられる。一般に、顔写真などに不可
視状態でセキュリティ情報を埋込む技術においては、で
きあがった合成画像情報と画質と埋込まれたセキュリテ
ィ情報の強度は相反していて、セキュリティ強度を強く
すると、合成画像情報の画質が劣化する。
真画像とセキュリティ用の顔写真画像とに役割分担させ
ることにより、写真の画質とセキュリティの強度を両立
させることが可能になる。
5は、人の目で見ると白黒画像に見えるが、前述のよう
にR,G,B(または、C,M,Y)の3原色で構成さ
れているので、1ページ目2の写真画像4と同時に通常
のカラープリンタなどで記録出力が可能であり、装置の
共通化が可能なので、非常に経済的である。
よび本人認証用画像を保証するための画像の2種類を用
いるが、必ずしも第1ページ目2と最終ページ目3に印
刷する必要はない。身分証明書1の中でセキュリティ性
の高いページ、たとえば、台紙に透かしが入っているな
ど、が存在するならば、そのページにセキュリティ画像
を印刷することにより、セキュリティ性を更に高めるこ
とが可能になる。
の画像情報処理方法を用いているが、前述のようにセキ
ュリティ強度と画像の画質とは相反するため、セキュリ
ティ強度を強くすると画像の画質が劣化する。以下、画
質劣化の要因を検討する。
終的に次式(5−1)〜(5−3)で示される。 DESR(i)=STL2R(i)+SRCR(i)……(5−1) DESG(i)=STL2G(i)+SRCG(i)……(5−2) DESB(i)=STL2B(i)+SRCB(i)……(5−3) DESR(i):x=i画素の重畳処理結果 赤成分0
〜255の範囲の整数 DESG(i):x=i画素の重畳処理結果 緑成分0
〜255の範囲の整数 DESB(i):x=i画素の重畳処理結果 青成分0
〜255の範囲の整数 SRCR(i):x=i画素の被埋込み画像情報 赤成
分0〜255の範囲の整数 SRCG(i):x=i画素の被埋込み画像情報 緑成
分0〜255の範囲の整数 SRCB(i):x=i画素の被埋込み画像情報 青成
分0〜255の範囲の整数 ここで、各項は「0〜255」の範囲の値を取るため、
たとえば、STL2R(i)=48、SRCR(i)=
240の場合、DESR(i)=48+240=288
となり、「255」を越えてしまう。実際は、「25
5」を越えるとオーバーフローとなり、「255」を越
えた「38」は捨てられてしまう。本来ならば、DES
R(i)=288の場合に、埋込みのバランスがとれ、
人の目で見えない状態になっているのに、オーバーフロ
ーでDESR(i)=255のために、埋込み画像情報
(=セキュリティ情報)が見えてしまう。
る原因である。この劣化をなくすためには、オーバーフ
ローをなくすような色差量ΔVの値を小さくする必要が
あり、ΔVを小さくするとセキュリティ強度が下がって
しまう。今までオーバーフローの場合について説明した
が、「0」以下の値になるアンダーフローの場合も同様
の現象が起きる。
方法においては、色差量ΔVは図11(a)に示すよう
に、縦軸SRC(これは被埋込み画像情報のデータ値を
示す)に関係なく、V0 は一定である。
データ値SRCとの関係を、図11(b)に示すように
台形にして、「0」付近のアンダーフローが生じそうな
領域、および、「255」付近のオーバーフローが生じ
そうな領域に傾斜を持たせて、ΔVを一定値ではなく、
被埋込み画像情報のデータ値に応じて可変させることに
より、オーバーフローもしくはアンダーフローが起きな
くなり、埋込みのバランスが適正化し、セキュリティ強
度を保ったまま合成画像情報の画質を向上させることが
可能になる。
像情報のデータ値が「0」または「255」ジャストの
場合は、埋込みが行なわれなくなってしまうという問題
点が生じる。
に、最小色差量Vminを設定することにより、これら
の問題点を回避できる。Vminの状態では、厳密には
オーバーフローもしくはアンダーフローが生じるため、
図11(b)の場合と比較すると劣化するが、図11
(a)の場合と比較すれば問題ないレベルである。経験
的に、Vmin=1/2V0 とすることで、合成画像情
報の画質とセキュリティ強度の両立が可能になる。
ラー画像情報と白黒の無彩色画像情報とを区別すること
なくセキュリティ性の高い偽造防止が実現可能となる画
像情報処理方法およびそれを用いた証明書等の偽造防止
方法を提供できる。
方法の流れを説明するためのフローチャート。
示す図。
示す図。
示す図。
示す図。
示す図。
示す図。
示す図。
分証明書の一例を概略的に示す図。
ための図。
係を示す図。
…埋込み画像情報(セキュリティ情報)、103……マ
スク画像情報(パターン画像情報)、104……平滑化
処理ステップ、105……位相変調ステップ、106…
…色差変調ステップ、107……無彩色化処理ステッ
プ、108……重畳処理ステップ、109……記録処理
ステップ、1……身分証明書、2……第1ページ目、3
……第2ページ目、4……顔写真、5……顔写真(合成
画像情報)。
Claims (12)
- 【請求項1】 文字や画像などからなる埋込み画像情報
を人物の顔画像などからなる被埋込み画像情報に対して
不可視状態で埋込んだ合成画像情報を作成し、この作成
した合成画像情報を記録媒体上に記録する画像情報処理
方法において、 前記合成画像情報を、人間の視覚的には白黒の無彩色画
像情報に見えるが、画素単位では複数の色で構成される
ように作成し、前記複数の色を用いて記録媒体上にフル
カラー記録することを特徴とする画像情報処理方法。 - 【請求項2】 前記複数の色は、赤、緑、青またはシア
ン、マゼンダ、イエロウの3原色であることを特徴とす
る請求項1記載の画像情報処理方法。 - 【請求項3】 人物の顔画像などからなる被埋込み画像
情報を無彩色画像情報に変換するステップと、 文字や画像などからなる埋込み画像情報により、あらか
じめ設定される所定のパターン画像情報に対して変調を
施すことによりパターン変調画像情報を作成するステッ
プと、 この作成されたパターン変調画像情報に所定の色差量を
乗じるステップと、 この色差量を乗じたパターン変調画像情報を前記無彩色
画像情報に変換された被埋込み画像情報に対して重畳す
ることにより合成画像情報を作成するステップと、 この作成された合成画像情報を記録媒体上に記録するス
テップと、 からなることを特徴とする画像情報処理方法。 - 【請求項4】 前記色差量は一定値ではなく、前記パタ
ーン画像情報のパターン周期に応じて小ブロックに分割
した前記被埋込み画像情報の内容に応じて変化させるこ
とを特徴とする請求項3記載の画像情報処理方法。 - 【請求項5】 前記色差量はその最低値をあらかじめ設
定しておき、前記パターン画像情報のパターン周期に応
じて小ブロックに分割した前記被埋込み画像情報の内容
に応じて変化させて、色差量の設定値以下の場合は最低
値を用いることを特徴とする請求項3記載の画像情報処
理方法。 - 【請求項6】 前記埋込み画像情報は、文字や画像など
から構成されたセキュリティ情報である請求項1から5
のうちいずれか1つに記載の画像情報処理方法。 - 【請求項7】 本人認証のための人物の顔画像および前
記人物の顔画像を保証するためにセキュリティ情報を不
可視状態で埋込んだ合成画像情報を身分証明書等の別の
位置にそれぞれ記録することを特徴とする証明書等の偽
造防止方法。 - 【請求項8】 本人認証のための人物の顔画像および前
記人物の顔画像を保証するために前記人物の顔画像に対
し文字や画像などから構成されたセキュリティ情報を不
可視状態で埋込んだ合成画像情報を身分証明書等の別の
位置にそれぞれ記録することを特徴とする証明書等の偽
造防止方法。 - 【請求項9】 前記人物の顔画像および合成画像情報を
別々に記録する際、身分証明書等の材質を変更すること
や透かしを入れるなどのセキュリティ性を高める手段が
施されている所に記録することを特徴とする請求項7ま
たは8記載の証明書等の偽造防止方法。 - 【請求項10】 前記合成画像情報は、人間の視覚的に
は白黒の無彩色画像情報に見えるが、画素単位では複数
の色で構成されるように作成することを特徴とする請求
項7または8記載の証明書等の偽造防止方法。 - 【請求項11】 前記セキュリティ情報に氏名、生年月
日などの個人情報を用いることを特徴とする請求項7ま
たは8記載の証明書等の偽造防止方法。 - 【請求項12】 前記合成画像情報は、人物の顔画像な
どからなる被埋込み画像情報を無彩色画像情報に変換す
るとともに、文字や画像などからなる埋込み画像情報に
より、あらかじめ設定される所定のパターン画像情報に
対して変調を施すことによりパターン変調画像情報を作
成し、この作成したパターン変調画像情報に所定の色差
量を乗じ、この色差量を乗じたパターン変調画像情報を
前記無彩色画像情報に変換された被埋込み画像情報に対
して重畳してなることを特徴とする請求項8記載の証明
書等の偽造防止方法。
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