JP2000133786A - キャパシタ構造及びその製造方法 - Google Patents

キャパシタ構造及びその製造方法

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JP2000133786A
JP2000133786A JP10306223A JP30622398A JP2000133786A JP 2000133786 A JP2000133786 A JP 2000133786A JP 10306223 A JP10306223 A JP 10306223A JP 30622398 A JP30622398 A JP 30622398A JP 2000133786 A JP2000133786 A JP 2000133786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタック電極とコンタクト間に位置合わせず
れが生じても、コンタクト抵抗の高抵抗化を抑制するこ
と。 【解決手段】 容量コンタクト102及びシリコン拡散
バリア層103からなるコンタクト1と耐酸素拡散バリ
ア層104からなるスタック電極2とが位置合わせずれ
しており、位置合わせずれ部分に露出しているシリコン
拡散バリア層103、及び耐酸素拡散バリア層104上
部が、段差被覆性の悪い成膜方法により形成された絶縁
膜105に覆われている。その結果、容量膜106形成
時の酸素により、シリコン拡散バリア層103が酸化さ
れることを防ぐことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャパシタ構造及び
その製造方法に関し、特にダイナミックランダムアクセ
スメモリ(以下、DRAMという)に用いられるキャパ
シタ構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMに代表される半導体集積回路の
集積化が進んでいる。半導体容量素子は集積化の度合い
によらず、一つの半導体容量素子あたり30fF程度の
容量を確保する必要がある。このため、下部電極構造の
立体化による下部電極側面部利用や、容量膜の薄膜化に
より容量確保の検討が行われてきた。
【0003】従来、これらの半導体集積回路用半導体容
量素子の容量膜には、シリコン酸化膜及びシリコン窒化
膜が用いられている。しかし、ギガビット(Gbit)
レベル以上のDRAMで、誘電率が3〜7の上記容量膜
を用いる場合、立体化した下部電極高さが5000オン
グストローム以上に、さらに容量膜も数原子層レベルに
薄膜化する必要がある。
【0004】下部電極高さは、電極加工の際の露光やド
ライエッチングの不具合を生じる。容量膜が数原子層レ
ベルまで薄膜化されると、容量膜中を電子がトンネリン
グする現象が生じ、容量膜として機能しなくなる。
【0005】上記理由から、容量膜としてシリコン酸化
膜、及びシリコン窒化膜を用いた下部電極の立体化、容
量膜の薄膜化は限界に達している。
【0006】容量膜として誘電率の大きな材料を用いた
場合、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜を用いた場合に
比べて少ない電極面積で同じ容量を得ることができる。
このため、複雑な下部電極構造を作成することなしに容
量を確保することが期待できる。
【0007】上記理由から、シリコン酸化膜やシリコン
窒化膜よりも数十倍から数百倍の誘電率を有するSrT
iO3、(Ba,Sr)TiO3(以下BSTとい
う)、Pb(Zr,Ti)O3などの高誘電率材料が容
量膜として検討されている。
【0008】たとえば、1991年インターナショナル
・エレクトロンデバイセズ・ミーティング(Inter
national Electron Devices
Meeting)のダイジェスト・オブ・テクニカル
ペイパーズ(Digestof Technical
Papers)第823頁〜第826頁にはBSTを用
いた256Mbit DRAM用半導体容量素子に関す
る報告がなされている。
【0009】上記高誘電率膜は高い成膜温度ほど良好な
電気特性が得られることが、ジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・アプライドフィジックス(Japanese
Journal of applied physis
cs)第35巻第5089頁〜第5093頁で報告され
ている。
【0010】又、この種のキャパシタ構造及びその製造
方法の一例が特開平8−97369号公報(以下、文献
1という)及び特開平10−150155号公報(以
下、文献2という)に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容量膜を高温
で成膜する場合、コンタクト部のポリシリコンからのシ
リコン拡散による酸化膜形成により、誘電率の低下する
問題があった。本問題を解決するためにシリコン拡散バ
リア層を用い、さらにシリコン拡散バリア層の酸化に伴
うコンタクト抵抗の高抵抗化を抑制するために、その上
に耐酸化バリア層を形成する電極構造がジャパニーズ・
ジャーナル・オブ・アプライドフィジックス(Japa
nese Journal of applied p
hysiscs)第34巻第5224頁〜5228頁で
提案されている。
【0012】しかし、本構造でもスタック形状に加工
し、さらに電極構造が微細化すると、シリコン拡散バリ
ア層が酸化し、コンタクト抵抗が増加する問題があるた
めに、1996年インターナショナル・エレクトロンデ
バイセズミーティング(International
Electron Devices Meeting)
のダイジェスト・オブ・テクニカルペイパーズ(Dig
est of Technical Papers)第
675〜第678頁や、USP5381302図13A
でシリコンバリア層をコンタクト中に埋め込み、酸素拡
散バリアでキャップすることで、高温の高誘電率膜成膜
温度でも低コンタクト抵抗を保つことが可能となる構造
が提案されている。
【0013】上記構造は理想的なスタック加工ができた
場合には有効な方法である。しかし、スタック電極とコ
ンタクト間に位置合わせずれが生じた場合には、酸素雰
囲気中にシリコン拡散バリア層が露出し、コンタクト抵
抗の高抵抗化を抑制することができない問題を有してい
た。この問題を解決する手段は上記文献1及び2にも開
示されていない。
【0014】そこで本発明の目的は、スタック電極とコ
ンタクト間に位置合わせずれが生じても、コンタクト抵
抗の高抵抗化を抑制することができるキャパシタ構造及
びその製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、コンタクトと、このコンタクトの上部に前
記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有し
て積層される下部電極と、この下部電極に堆積される容
量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキャ
パシタ構造であって、そのキャパシタ構造は前記位置合
せずれにより生じた段差部分と前記容量膜間に堆積され
る絶縁膜を含むことを特徴とする。
【0016】又、本発明による他の発明は、コンタクト
と、このコンタクトの上部に前記コンタクトの端部とそ
の端部とが位置合せずれを有して積層される下部電極
と、この下部電極に堆積される容量膜と、この容量膜に
堆積される上部電極とを含むキャパシタ構造の製造方法
であって、その製造方法は前記コンタクトを作製する第
1工程と、この第1工程の次に前記コンタクトの上部に
前記下部電極を作製する第2工程と、この第2工程の次
に前記下部電極に絶縁膜を堆積させる第3工程と、この
第3工程の次に前記絶縁膜に前記容量膜を堆積させる第
4工程と、この第4工程の次に前記容量膜に前記上部電
極を堆積させる第5工程と、この第5工程の次に前記上
部電極にドライエッチングを施す第6工程とを含むこと
を特徴とする。
【0017】本発明及び本発明による他の発明によれ
ば、前記下部電極と前記コンタクトとの位置合せずれが
生じている部分が前記絶縁膜で覆われるため、スタック
電極(下部電極)とコンタクト間に位置合わせずれが生
じても、コンタクト抵抗の高抵抗化を抑制することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の特徴について概説
する。本発明は、コンタクトとスタック電極の位置合わ
せずれ部分、あるいはスタック電極下部で露出するシリ
コン拡散バリア層が、容量膜成膜時の酸素により酸化さ
れ、コンタクト抵抗が増加することを防止するキャパシ
タ構造を提供することを目的としている。
【0019】具体的には酸素に露出されるシリコン拡散
バリア層あるいはポリシリコン(コンタクト)部分の一
部あるいは全面を、耐酸素拡散バリア性を有する絶縁膜
で覆っている構造を特徴としている。
【0020】さらに、本発明の構造の作製方法として、
(1)酸素ガスをプロセスガスとして用いない段差被覆
性の低い成膜方法を用いて絶縁膜を露出されたシリコン
拡散バリア層あるいはポリシリコン部分上の一部あるい
は全面に成膜すること。(2)絶縁膜をウエットあるい
はドライのエッチバックにより、露出したシリコン拡散
バリア層あるいはポリシリコン部分上の一部あるいは全
面を覆うように残す方法を用いて形成することを特徴と
している。
【0021】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。図4は本発明に係るキャパシタ構造の
第1の実施の形態の断面図である。
【0022】図4を参照して、容量コンタクト102及
びシリコン拡散バリア層103からなるコンタクト1と
耐酸素拡散バリア層104からなる下部電極(以下、ス
タック電極という)2とが位置合わせずれしており、位
置合わせずれ部分に露出しているシリコン拡散バリア層
103、及び耐酸素拡散バリア層104上部が、段差被
覆性の悪い成膜方法により形成された絶縁膜105に覆
われている構造を有している。
【0023】この結果、容量膜106形成時の酸素によ
り、シリコン拡散バリア層103が酸化されることを防
ぐことが可能となっている。
【0024】なお、第1の実施の形態ではコンタクト1
は容量コンタクト102及びシリコン拡散バリア層10
3で形成されており、スタック電極2は耐酸素拡散バリ
ア層104のみで形成されている。
【0025】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図8は本発明に係るキャパシタ構造の第2の実施の
形態の断面図である。
【0026】図8を参照して、容量コンタクト102
と、耐酸素拡散バリア層104及びシリコン拡散バリア
層103からなるスタック電極2が位置合わせずれして
おり、露出しているシリコン拡散バリア層103側面の
一部、ポリシリコンからなる容量コンタクト102、及
び耐酸素拡散バリア層104上部が、段差被覆性の悪い
成膜方法により形成された絶縁膜105に覆われてい
る。
【0027】この結果、容量膜106形成時の酸素によ
り、シリコン拡散バリア層103、ポリシリコン102
が酸化されるのを防ぐことが可能となっている。
【0028】なお、第2の実施の形態ではコンタクト1
は容量コンタクト102のみで形成されており、スタッ
ク電極2はシリコン拡散バリア層103及び耐酸素拡散
バリア層104で形成されている。
【0029】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図12は本発明に係るキャパシタ構造の第3の実施
の形態の断面図である。
【0030】図12を参照して、容量コンタクト102
及びシリコン拡散バリア層103からなるコンタクト1
と酸素拡散バリア層104からなるスタック電極2とが
位置合わせずれしており、位置合わせずれ部分に露出し
ているシリコン拡散バリア層103上の一部が、絶縁膜
109で覆われている構造を有している。
【0031】この結果、容量膜106形成時の酸素雰囲
気中で、シリコン拡散バリア層103が酸化するのを防
ぐことが可能となっている。
【0032】なお、第3の実施の形態は第1の実施の形
態と同様に、コンタクト1は容量コンタクト102及び
シリコン拡散バリア層103で形成されており、スタッ
ク電極2は耐酸素拡散バリア層104のみで形成されて
いる。
【0033】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図16は本発明に係るキャパシタ構造の第4の実施
の形態の断面図である。
【0034】図16を参照して、容量コンタクト102
と、耐酸素拡散バリア層104及びシリコン拡散バリア
層103からなるスタック電極2が位置合わせずれして
おり、位置合わせずれ部分に露出しているポリシリコン
からなる容量コンタクト102上とシリコン拡散バリア
層103側面の一部が酸化膜109に覆われている構造
を有している。
【0035】この結果、容量膜106形成時の酸素雰囲
気中で、シリコン拡散バリア層103が酸化するのを防
ぐことが可能となっている。
【0036】なお、第4の実施の形態では第2の実施の
形態と同様に、コンタクト1は容量コンタクト102の
みで形成されており、スタック電極2はシリコン拡散バ
リア層103及び耐酸素拡散バリア層104で形成され
ている。
【0037】次に、キャパシタ構造及びその製造方法の
詳細を実施例にて説明する。
【0038】
【実施例】まず、第1実施例について説明する。この第
1実施例は第1の実施の形態の実施例を示している。図
1〜4は第1実施例のキャパシタ構造作製工程を示す工
程図、図19は同工程のフローチャートである。
【0039】第1実施例は段差被覆性の悪い成膜方法を
用いて絶縁膜105を形成する特徴を有している。
【0040】図1を参照して、SiO2からなる絶縁膜
101中に開口されたポリシリコンからなる容量コンタ
クト102、さらにその上部には各々500A(オング
ストローム)の窒化チタン(TiN)とチタン(Ti)
の積層構造からなるシリコン拡散バリア層103が絶縁
膜101中に形成されている(図19のS1参照)。
【0041】さらに、その上に酸化ルテニュウム(Ru
O2)からなる耐酸化バリア層104が所望の大きさの
スタック電極2にドライエッチング法により加工されて
いる(同図S2参照)。
【0042】RuO2からなるスタック電極2と容量コ
ンタクト102は位置合わせずれが生じており、シリコ
ン拡散バリア層103が露出している。
【0043】この時のRuO2104の高さは5000
A(オングストローム)、幅は0.5μm×0.2μ
m、RuO2104とRuO2104のスタック間隔は
0.15μm、容量コンタクト102の径は0.14μ
mであり、位置合わせずれ量(=容量コンタクト102
の最大に露出している部分の長さ)は0.07μmであ
る。
【0044】次に、図2にあるように絶縁膜105であ
るSiO2をプロセスガス中に酸素を含まないコリメー
トスパッタ法により500A堆積する。この時のスパッ
タ条件は以下の通りである。
【0045】ターゲットにSiO2、スパッタガスにA
rを用い、プラズマパワーは2kW、直流印可電圧は5
00V、成膜室圧力は3mTorr、基板加熱は100
℃とする。
【0046】段差被覆性の悪いコリメートスパッタ法を
用いることにより、RuO2からなるスタック電極2上
面、及びスタック電極2間にのみ絶縁膜105を堆積す
る(同図S3参照)。
【0047】さらに、図3に示すように容量膜106で
あるチタン酸ストロンチウム(SrTiO3、以下ST
という)をECRCVD法(エレクトロン・サイクロト
ロン・レゾナンス・ケミカルベーパー・デポジション
(Electron Cyclotron Reson
ance Chemical Vapor Depos
ition)法(以下ECR−CVD法という)により
30nm堆積する(同図S4参照)。
【0048】この際のST成膜条件は次の通りである。
成膜温度を500℃、成膜室圧力を7mTorr、プラ
ズマパワーを750Wとし、原料としてSr(DPM)
2(ディピバロイルメタネートストロンチウム)、チタ
ンイソプロコキシド(以下Ti(O−i−Pr)4とい
う)を用い、それぞれアルゴン(Ar)をキャリアガス
として成膜室に輸送し、成膜室で酸素ガスと混合して成
膜する。
【0049】引き続き、図4に示すように上部電極10
7であるRuをスパッタ法により100nm堆積する
(図19のS5参照)。
【0050】この時の堆積条件は次の通りである。ター
ゲットにRu、スパッタガスにArを用い、プラズマパ
ワーを2kW、直流印可電圧を500V、成膜室圧力を
3mTorr、基板加熱を100℃とする。
【0051】さらに、上部電極107をドライエッチン
グ法により適当な大きさに加工し、キャパシタを形成す
る(同図S6参照)。
【0052】図22は従来のキャパシタ構造の一例の断
面図である。同図において、図1〜図4と同様の構成部
分には同一番号を付している。
【0053】従来のキャパシタ構造が本発明の構造と異
なる点は、従来のキャパシタ構造(図22参照)は、本
発明(図4参照)が有する絶縁膜105を有しない点で
ある。
【0054】図22で示す従来の構造と本発明によるキ
ャパシタ構造を用いて、成膜温度100℃〜600℃で
ST106膜を形成した場合のコンタクト抵抗を比較し
た結果を図17に示す。図17は第1のコンタクト抵抗
対成膜温度特性図である。
【0055】図17を参照して、従来技術では、容量膜
106形成時の酸素によりシリコン拡散バリア層103
が酸化され導電性が劣化するためにコンタクト抵抗が4
00℃程度から上昇する。
【0056】一方、本発明では、600℃成膜でもコン
タクト抵抗の増加がほとんど見られておらず、低いコン
タクト抵抗が保たれている。
【0057】さらに本発明によれば、1工程(S3)の
追加のみで所望の特性を得ることが可能となり、最小限
の工程増加で効果を得ることができる優位性がある。
【0058】次に、第2実施例について説明する。この
第2実施例は第2の実施の形態の実施例を示している。
図5〜8は第2実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。なお、フローチャートは図19を用い
る。
【0059】第2実施例は第1実施例と同様に、段差被
覆性の悪い成膜方法を用いて絶縁膜を形成する特徴を有
している。
【0060】図5にあるように、SiO2からなる絶縁
膜101中に開口されたポリシリコンからなる容量コン
タクト102が形成されている(図19のS1参照)。
【0061】その上部には窒化チタン(TiN)とチタ
ン(Ti)の積層構造からなるシリコン拡散バリア層1
03、その上に酸化ルテニュウム(RuO2)からなる
耐酸化バリア層104からなる積層が所望の大きさのス
タック電極2にドライエッチング法により加工されてい
る(同図S2)。
【0062】シリコン拡散バリア層103と耐酸素拡散
バリア層104からなるスタック電極2と容量コンタク
ト102は位置合わせずれが生じており、シリコン拡散
バリア層103側面とポリシリコンからなる容量コンタ
クト102が露出している。
【0063】この時のRuO2104の高さは5000
A、幅は0.5μm×0.2μm、RuO2104とR
uO2104のスタック間隔は0.15μm、容量コン
タクトの径は0.14μmであり、位置合わせずれ量
(=容量コンタクトの最大に露出している部分の長さ)
は0.07μmである。
【0064】以下、第一の実施例と同様の工程によりキ
ャパシタを作製する。この際、シリコンバリア層103
側面の一部400A分が絶縁膜105に覆われるように
絶縁膜105膜厚を設定した(図6〜8参照)。
【0065】図18は第2のコンタクト抵抗対成膜温度
特性図である。露出しているポリシリコン102及びシ
リコン拡散バリア層103側面の一部が絶縁膜105に
覆われているために、ST成膜による酸化が抑制され、
図18に示すように、コンタクト抵抗の増加を抑制する
ことが可能となる。
【0066】本発明では、シリコン拡散バリア層103
側面と接する絶縁膜105膜厚を400Aとしたが、シ
リコン拡散バリア層103側面全面を覆う膜厚に設定し
た場合には、酸素ガスがシリコン拡散バリア層103側
面を酸化しなくなる効果が増大するので、図17に示す
ようにさらに耐酸化性が向上する。
【0067】次に、第3実施例について説明する。この
第3実施例は第3の実施の形態の実施例を示している。
図9〜12は第3実施例のキャパシタ構造作製工程を示
す工程図、図20は同工程のフローチャートである。
【0068】第3実施例は絶縁膜109を形成後、ウエ
ットのエッチバックにより、所望の形状までエッチング
する特徴を有している。
【0069】図9にあるように、SiO2からなる絶縁
膜101中に開口されたポリシリコンからなる容量コン
タクト102、さらにその上部にそれぞれ500Aの窒
化チタン(TiN)とチタン(Ti)の積層構造からな
るシリコン拡散バリア層103が絶縁膜101中に埋め
込まれている(図20のS11参照)。
【0070】さらに、その上に酸化ルテニュウム(Ru
O2)からなる耐酸素拡散バリア層104が所望の大き
さのスタック電極2にドライエッチング法により加工さ
れている(同図S12)。
【0071】RuO2からなるスタック電極2と容量コ
ンタクト102は位置合わせずれが生じており、シリコ
ン拡散バリア層103が露出している。
【0072】この時のRuO2104の高さは5000
A、幅は0.5μm×0.2μm、RuO2104とR
uO2104のスタック間隔は0.15μm、容量コン
タクト102の径は0.14μmであり、位置合わせず
れ量(=容量コンタクトの最大に露出している部分の長
さ)は0.07μmである。次に、図10にあるように
絶縁膜であるSiO2109をロングスロースパッタ法
により5000A堆積しスタック電極2全体を覆う(同
図S13)。
【0073】この時の成膜条件は以下の通りである。タ
ーゲットにSiO2、スパッタガスにArを用い、プラ
ズマパワーを2kW、直流印可電圧を500V、成膜室
圧力を3mTorr、基板加熱を100℃とする。
【0074】引き続き、バッファードフッ酸(BHF)
を用いて絶縁膜109をウエットエッチングする(同図
S14)。
【0075】ウエットエッチングは等方性であることを
利用して、シリコン拡散バリア層103の一部0.5μ
m分を絶縁膜109が覆うようにする(図11参照)。
【0076】引き続き図12に示すように容量膜106
であるSTをECRCVD法により30nm堆積する
(S15)。
【0077】さらに、上部電極107であるRuをスパ
ッタ法により100nm堆積し(図20のS16参
照)、ドライエッチング法により適当な大きさに加工
し、キャパシタを形成する(S17)。
【0078】本発明により、図18で示すような高温で
の成膜での低コンタクト抵抗を得ることが可能となる。
【0079】本発明では、シリコン拡散バリア層103
の一部を絶縁膜109が覆う構造としたが、シリコン拡
散バリア層103を全部覆うことにより、酸化を抑制す
る効果が向上し、図17に示すように、さらに耐酸化性
が向上する。
【0080】また、本実施例による構造では、耐酸素拡
散バリア層104上に絶縁膜109が存在しないため
に、第1及び第2の実施例で用いた構造よりも広い電極
面積を得ることが可能な点で優位性がある。
【0081】次に、第4実施例について説明する。この
第4実施例は第3の実施の形態のもう1つの実施例を示
している。第4実施例でも図9〜12を用いる。図21
は第3の実施の形態の工程を示すフローチャートであ
る。
【0082】第4実施例は絶縁膜109を形成後、ドラ
イのエッチバックにより、所望の形状までエッチングす
る特徴を有している。
【0083】詳細な成膜条件は先の第3の実施例と同じ
である。
【0084】図9にあるように、SiO2からなる絶縁
膜101中に開口されたポリシリコンからなる容量コン
タクト102、さらにその上部には窒化チタン(Ti
N)とチタン(Ti)の積層構造からなるシリコン拡散
バリア層103が絶縁膜101中に埋め込まれている
(図21のS21参照)。
【0085】さらに、その上に酸化ルテニュウム(Ru
O2)からなる耐酸素拡散バリア層104が所望の大き
さのスタック電極2にドライエッチング法により加工さ
れている(同図S22)。
【0086】RuO2からなるスタック電極2と容量コ
ンタクト102は位置合わせずれが生じており、シリコ
ン拡散バリア層103が露出している。
【0087】この時のRuO2104の高さは5000
A、幅は0.5μm×0.2μm、RuO2104とR
uO2104のスタック間隔は0.15μm、容量コン
タクト102の径は0.14μmであり、位置合わせず
れ量(=容量コンタクトの最大に露出している部分の長
さ)は0.07μmである。
【0088】次に、図10にあるように絶縁膜であるS
iO2109をロングスロースパッタ法により5000
A堆積しスタック電極2全体を覆う(S23)。
【0089】引き続き、SF6(6フッ化イオウ)を用
いたドライエッチングにより絶縁膜109をエッチバッ
クし、露出した容量コンタクト102の一部0.5μm
分を絶縁膜109が覆うように加工した(図11及び図
21のS24参照)。この際のエッチング条件には等方
性が強い条件を用いた。
【0090】引き続き、図12に示すように容量膜10
6であるSTをECRCVD法により30nm堆積する
(図21のS25参照)。
【0091】さらに、上部電極107であるRuをスパ
ッタ法により100nm堆積し(同図S26)、ドライ
エッチング法により適当な大きさに加工し、キャパシタ
を形成する(同図S27)。
【0092】本発明では、シリコン拡散バリア層103
の一部を絶縁膜109が覆う構造としたが、シリコン拡
散バリア層103を全部覆うことにより、酸化を抑制す
る効果が向上しさらに耐酸化性が向上する。
【0093】次に、第5実施例について説明する。この
第5実施例は第4の実施の形態の実施例を示している。
図13〜16は第5実施例のキャパシタ構造作製工程を
示す工程図である。なお、第5実施例では図20のフロ
ーチャートを用いる。
【0094】第5実施例は絶縁膜109を形成後、ウエ
ットのエッチバックにより、所望の形状までエッチング
する特徴を有している。
【0095】図13にあるように、SiO2からなる絶
縁膜101中に開口されたポリシリコンからなる容量コ
ンタクト102が形成されている(図20のS11参
照)。
【0096】その上部には窒化チタン(TiN)とチタ
ン(Ti)の積層構造からなるシリコン拡散バリア層1
03と、その上に酸化ルテニュウム(RuO2)からな
る耐酸素拡散バリア層104からなる積層が所望の大き
さのスタック電極2にドライエッチング法により加工さ
れている(同図S12)。
【0097】シリコン拡散バリア層103と耐酸素拡散
バリア層104からなるスタック電極2と容量コンタク
ト102は位置合わせずれが生じており、シリコン拡散
バリア層103側面とポリシリコン102が露出してい
る状態になっている。
【0098】この時のRuO2104の高さは5000
A、幅は0.5μm×0.2μm、RuO2104とR
uO2104のスタック間隔は0.15μm、容量コン
タクト102の径は0.14μmであり、位置合わせず
れ量(=容量コンタクトの最大に露出している部分の長
さ)は0.07μmである。
【0099】次に、図14にあるように絶縁膜であるS
iO2109をロングスロースパッタ法により5000
A堆積しスタック電極2全体を覆う(同図S13)。
【0100】この時の成膜条件は以下の通りである。タ
ーゲットにSiO2、スパッタガスにArを用い、プラ
ズマパワーを2kW、直流印可電圧を500V、成膜室
圧力を3mTorr、基板加熱を100℃とする。
【0101】引き続き、バッファードフッ酸(BHF)
を用いて絶縁膜109をウエットエッチングする(S1
4)。
【0102】ウエットエッチングは等方性であることを
利用して、露出している容量コンタクト102のすべ
て、シリコン拡散バリア層103の一部0.5μm分を
絶縁膜109が覆うようにする(図15参照)。
【0103】以下、第3の実施例と同様の工程によりキ
ャパシタを作製する。絶縁膜109を形成する際、シリ
コン拡散バリア層103の一部が絶縁膜109に覆われ
るように絶縁膜109膜厚を400Aとした。
【0104】本発明では、シリコン拡散バリア層103
のみ一部を絶縁膜109が覆う構造としたが、容量コン
タクト102及びシリコン拡散バリア層103の一部が
絶縁膜109に覆われている場合、容量コンタクト10
2のみ一部絶縁膜109で覆われている場合にも同様の
効果が得られる。
【0105】シリコン拡散バリア層103及び容量コン
タクト102を全部覆うことにより、酸化を抑制する効
果が向上しさらに耐酸化性が向上する。
【0106】この結果、露出しているポリシリコン10
2及びシリコン拡散バリア層103の一部あるいは全部
が絶縁膜により覆われているために、酸化が抑制され、
図17に示すように、コンタクト抵抗の増加を抑制する
ことが可能となる。
【0107】また、本実施例ではエッチバック方法にウ
エットを用いたが、第4の実施例で用いたドライエッチ
ングによる方法でも同様の効果が得られる。
【0108】なお、上記5つの実施例では、耐酸素拡散
バリア層104としてRuO2、上部電極107として
Ruを用いたが、白金(Pt)、イリジューム(I
r)、パラジューム(Pd)、タングステン(W)、R
u(ルテニュウム)及びそれらの酸化物、窒化物、さら
にストロンチウムルテニュウムオキサイド(SrRuO
3se4)などの酸化物でも同様の効果が得られる。
【0109】さらに、上記実施例では、容量膜106と
してSTを用いたが、ABO3で表わされ、AがBa、
Sr、Pb、Ca、La、Li、あるいはKのうちの少
なくとも一種類以上、BがZr、Ti、Ta、Nb、M
g、Fe、Zn、あるいはWのうちの少なくとも一種類
以上の元素であるか、またはその化学式が(Bi2O
2)(Xm−1YmO3m+1)で表わされ(mは正の
整数)、XがBa、Sr、Pb、Ca、K、あるいはB
iのうちの少なくとも一種類以上、YがNb、Ta、T
i、あるいはWのうちの一種類以上の元素であるか、ま
たは、その化学式がTa2O5あるいはBaMgF4で
ある容量膜でも同様の効果が得られる。
【0110】また、絶縁膜(109あるいは105)と
してSiO2を用いたがSiN(シリコン窒化膜)、A
l2O3(酸化アルミニューム)でも同様の効果が得ら
れる。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクトと、このコ
ンタクトの上部に前記コンタクトの端部とその端部とが
位置合せずれを有して積層される下部電極と、この下部
電極に堆積される容量膜と、この容量膜に堆積される上
部電極とを含むキャパシタ構造であって、そのキャパシ
タ構造を前記位置合せずれにより生じた段差部分と前記
容量膜間に堆積される絶縁膜を含んで構成したため、ス
タック電極とコンタクト間に位置合わせずれが生じて
も、コンタクト抵抗の高抵抗化を抑制することができ
る。
【0112】又、本発明による他の発明によれば、コン
タクトと、このコンタクトの上部に前記コンタクトの端
部とその端部とが位置合せずれを有して積層される下部
電極と、この下部電極に堆積される容量膜と、この容量
膜に堆積される上部電極とを含むキャパシタ構造の製造
方法であって、その製造方法を前記コンタクトを作製す
る第1工程と、この第1工程の次に前記コンタクトの上
部に前記下部電極を作製する第2工程と、この第2工程
の次に前記下部電極に絶縁膜を堆積させる第3工程と、
この第3工程の次に前記絶縁膜に前記容量膜を堆積させ
る第4工程と、この第4工程の次に前記容量膜に前記上
部電極を堆積させる第5工程と、この第5工程の次に前
記上部電極にドライエッチングを施す第6工程とを含ん
で構成したため、スタック電極とコンタクト間に位置合
わせずれが生じても、コンタクト抵抗の高抵抗化を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のキャパシタ構造作製
工程を示す工程図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のキャパシタ構造作製
工程を示す工程図である。
【図3】本発明に係る第1実施例のキャパシタ構造作製
工程を示す工程図である。
【図4】本発明に係るキャパシタ構造の第1の実施の形
態の断面図である。
【図5】第2実施例のキャパシタ構造作製工程を示す工
程図である。
【図6】第2実施例のキャパシタ構造作製工程を示す工
程図である。
【図7】第2実施例のキャパシタ構造作製工程を示す工
程図である。
【図8】本発明に係るキャパシタ構造の第2の実施の形
態の断面図である。
【図9】第3実施例のキャパシタ構造作製工程を示す工
程図である。
【図10】第3実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。
【図11】第3実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。
【図12】本発明に係るキャパシタ構造の第3の実施の
形態の断面図である。
【図13】第5実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。
【図14】第5実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。
【図15】第5実施例のキャパシタ構造作製工程を示す
工程図である。
【図16】本発明に係るキャパシタ構造の第4の実施の
形態の断面図である。
【図17】第1のコンタクト抵抗対成膜温度特性図であ
る。
【図18】第2のコンタクト抵抗対成膜温度特性図であ
る。
【図19】第1実施例のキャパシタ構造作製工程のフロ
ーチャートである。
【図20】第3実施例のキャパシタ構造作製工程のフロ
ーチャートである。
【図21】第3の実施の形態の工程を示すフローチャー
トである。
【図22】従来のキャパシタ構造の一例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンタクト 2 下部電極 102 容量コンタクト 103 シリコン拡散バリア層 104 耐酸素拡散バリア層 105,109 絶縁膜 106 容量膜 107 上部電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと、このコンタクトの上部に
    前記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有
    して積層される下部電極と、この下部電極に堆積される
    容量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキ
    ャパシタ構造であって、 前記位置合せずれにより生じた段差部分と前記容量膜間
    に堆積される絶縁膜を含むことを特徴とするキャパシタ
    構造。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトは容量コンタクトと、こ
    の容量コンタクトの上部に積層されるシリコン拡散バリ
    ア層とにより形成され、前記下部電極は耐酸素拡散バリ
    ア層で形成されることを特徴とする請求項1記載のキャ
    パシタ構造。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトは容量コンタクトで形成
    され、前記下部電極はシリコン拡散バリア層と、このシ
    リコン拡散バリア層の上部に積層される耐酸素拡散バリ
    ア層とにより形成されることを特徴とする請求項1記載
    のキャパシタ構造。
  4. 【請求項4】 コンタクトと、このコンタクトの上部に
    前記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有
    して積層される下部電極と、この下部電極に堆積される
    容量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキ
    ャパシタ構造の製造方法であって、 前記コンタクトを作製する第1工程と、この第1工程の
    次に前記コンタクトの上部に前記下部電極を作製する第
    2工程と、この第2工程の次に前記下部電極に絶縁膜を
    堆積させる第3工程と、この第3工程の次に前記絶縁膜
    に前記容量膜を堆積させる第4工程と、この第4工程の
    次に前記容量膜に前記上部電極を堆積させる第5工程
    と、この第5工程の次に前記上部電極にドライエッチン
    グを施す第6工程とを含むことを特徴とするキャパシタ
    構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 コンタクトと、このコンタクトの上部に
    前記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有
    して積層される下部電極と、この下部電極に堆積される
    容量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキ
    ャパシタ構造の製造方法であって、 前記コンタクトを作製する第11工程と、この第11工
    程の次に前記コンタクトの上部に前記下部電極を作製す
    る第12工程と、この第12工程の次に前記下部電極の
    上部及び前記位置合せずれにより生じた前記下部電極下
    部の段差部分に絶縁膜を堆積させる第13工程と、この
    第13工程の次に前記下部電極の露出部と前記絶縁膜と
    に前記容量膜を堆積させる第14工程と、この第14工
    程の次に前記容量膜に前記上部電極を堆積させる第15
    工程と、この第15工程の次に前記上部電極にドライエ
    ッチングを施す第16工程とを含むことを特徴とする請
    求項4記載のキャパシタ構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 コンタクトと、このコンタクトの上部に
    前記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有
    して積層される下部電極と、この下部電極に堆積される
    容量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキ
    ャパシタ構造の製造方法であって、 前記コンタクトを作製する第21工程と、この第21工
    程の次に前記コンタクトの上部に前記下部電極を作製す
    る第22工程と、この第22工程の次に前記下部電極全
    体に絶縁膜を堆積させる第23工程と、この第23工程
    の次に前記絶縁膜にウエットエッチングを施す第24工
    程と、この第24工程の次に前記下部電極の露出部と前
    記絶縁膜とに前記容量膜を堆積させる第25工程と、こ
    の第25工程の次に前記容量膜に前記上部電極を堆積さ
    せる第26工程と、この第26工程の次に前記上部電極
    にドライエッチングを施す第27工程とを含むことを特
    徴とする請求項4記載のキャパシタ構造の製造方法。
  7. 【請求項7】 コンタクトと、このコンタクトの上部に
    前記コンタクトの端部とその端部とが位置合せずれを有
    して積層される下部電極と、この下部電極に堆積される
    容量膜と、この容量膜に堆積される上部電極とを含むキ
    ャパシタ構造の製造方法であって、 前記コンタクトを作製する第31工程と、この第31工
    程の次に前記コンタクトの上部に前記下部電極を作製す
    る第32工程と、この第32工程の次に前記下部電極全
    体に絶縁膜を堆積させる第33工程と、この第33工程
    の次に前記絶縁膜にドライエッチングを施す第34工程
    と、この第34工程の次に前記下部電極の露出部と前記
    絶縁膜とに前記容量膜を堆積させる第35工程と、この
    第35工程の次に前記容量膜に前記上部電極を堆積させ
    る第36工程と、この第36工程の次に前記上部電極に
    ドライエッチングを施す第37工程とを含むことを特徴
    とする請求項4記載のキャパシタ構造の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記コンタクトは容量コンタクトと、こ
    の容量コンタクトの上部に積層されるシリコン拡散バリ
    ア層とにより形成され、前記下部電極は耐酸素拡散バリ
    ア層で形成されることを特徴とする請求項4〜7いずれ
    かに記載のキャパシタ構造の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記コンタクトは容量コンタクトで形成
    され、前記下部電極はシリコン拡散バリア層と、このシ
    リコン拡散バリア層の上部に積層される耐酸素拡散バリ
    ア層とにより形成されることを特徴とする請求項4〜6
    いずれかに記載のキャパシタ構造の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1294625C (zh) * 2003-03-19 2007-01-10 松下电器产业株式会社 半导体装置及其制造方法

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