JP2000133685A - 半導体集積回路の検査装置 - Google Patents

半導体集積回路の検査装置

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JP2000133685A
JP2000133685A JP10304834A JP30483498A JP2000133685A JP 2000133685 A JP2000133685 A JP 2000133685A JP 10304834 A JP10304834 A JP 10304834A JP 30483498 A JP30483498 A JP 30483498A JP 2000133685 A JP2000133685 A JP 2000133685A
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insulating
integrated circuit
semiconductor integrated
insulating resin
height
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JP10304834A
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English (en)
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Mikiya Mai
幹也 真井
Tomoyuki Nakayama
知之 中山
Tateo Sanemori
健郎 實盛
Kenji Furumoto
建二 古本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良品の半導体集積回路素子の検査用電極の
上に形成された絶縁部が検査用電極とコンタクタのプロ
ーブ端子とを確実に絶縁する一方、良品の半導体集積回
路素子の検査用電極とコンタクタのプローブ端子とを確
実に導通させるようにする。 【解決手段】 半導体集積回路の検査装置は、絶縁性樹
脂供給装置と共に、該絶縁性樹脂供給装置により供給さ
れた絶縁性樹脂からなる絶縁部4の高さを測定する高さ
測定装置を備えている。高さ測定装置を構成するレーザ
出射装置21、光検出器23及び演算装置24によっ
て、半導体ウエハ1上の不良品の半導体集積回路素子の
検査用電極3Aの上に形成されている絶縁性樹脂からな
る絶縁部4の高さを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ上に
形成された複数の半導体集積回路素子の電気特性をウエ
ハ状態で一括して検査するための半導体集積回路の検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置は、半導体集
積回路素子(半導体チップ)とリードフレームとがボン
ディングワイヤによって電気的に接続された後、半導体
集積回路素子とリードフレームのリードとが樹脂又はセ
ラミックにより封止された状態で供給され、プリント基
板に実装されていた。
【0003】ところが、電子機器の小型化及び低価格化
の要求から、半導体集積回路素子を半導体ウエハから切
り出したままのベアチップ状態で回路基板に実装する方
法が開発されており、品質が保証されたベアチップを低
価格で供給することが望まれている。
【0004】ベアチップに対して品質保証を行なうため
には、半導体集積回路素子の電気的特性をウエハ状態で
一括してバーインを行なうことが低コスト化の点で望ま
しい。このため、半導体ウエハ上に形成された複数の半
導体集積回路素子の各検査用電極と接続されるプローブ
端子を有するコンタクタを用いて、半導体ウエハ上に形
成された複数の半導体集積回路素子に対してウエハ状態
で一括してバーインを行なう検査方法が知られている。
この場合、複数の半導体集積回路素子の各検査用電極に
対して、電源電圧、設置電圧又は信号を印加する必要が
あるが、配線の引回しを簡素化するために、コンタクタ
上又は半導体ウエハ上に共通の電源電圧線、接地電圧線
又は信号線(以下、共通の配線と称する。)を設けてお
き、共通の配線と各検査用電極とを電気的に接続する方
法が提案された。
【0005】ところが、コンタクタ上又は半導体ウエハ
上に共通の配線を設けると、電気的に短絡している不良
の半導体集積回路素子が存在する場合、共通の配線と、
他の電源電圧線、他の接地電圧線又は他の信号線とが不
良の半導体集積回路素子を介して短絡してしまうことが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、我々は、図6
に示すような絶縁性樹脂供給装置を提案した。すなわ
ち、X軸、Y軸及びZ軸方向に移動可能なステージ10
の上には、素子良否判定工程において、電気的特性の検
査が完了し、半導体集積回路素子の良否の判定が行なわ
れた半導体ウエハ1が載置されている。ステージ10に
は、該ステージ10をX軸方向に移動させる第1の駆動
手段11、Y軸方向に移動させる第2の駆動手段12、
Z方向に移動させる第3の駆動手段13がそれぞれ設け
られており、これら第1〜第3の駆動手段11〜13は
コントローラ14からの駆動信号に基づきステージ10
をX軸、Y軸又はZ軸の方向にそれぞれ所定量だけ移動
させる。
【0007】ステージ10の上に載置された半導体ウエ
ハ1の上方には、該半導体ウエハ1に形成されている複
数の半導体集積回路素子の所定の検査用電極に液状の絶
縁性樹脂を滴下して絶縁部を形成するシリンジ15が配
置されており、該シリンジ15の基部は絶縁性樹脂を供
給するディスペンサ16に接続されている。
【0008】ディスペンサ16はコントローラ14から
の制御信号に基づき、シリンジ15に、半導体ウエハ1
上に形成されている複数の半導体集積回路素子のうち、
不良品と判定された半導体集積回路素子の検査用電極に
絶縁性樹脂を供給して該絶縁性樹脂からなる絶縁部を形
成する。これによって、不良品と判定された半導体集積
回路素子の検査用電極が絶縁されるので、共通の配線
と、他の電源電圧線、他の接地電圧線又は他の信号線と
が不良の半導体集積回路素子を介して短絡してしまう事
態を回避できる。
【0009】しかしながら、図6に示すような絶縁性樹
脂供給装置を用いて検査用電極の上に絶縁部を形成する
場合には、以下に説明するような問題が発生する。
【0010】図7は、半導体ウエハ1とコンタクタとを
接触させる状態を示しており、半導体ウエハ1には、周
縁部がパッシベーション膜2によって覆われた複数の検
査用電極3A、3Bが形成されている。尚、図7におい
て、検査用電極3Aは不良品の半導体集積回路素子に形
成されていると共に、検査用電極3Bは良品の半導体集
積回路素子に形成されているものとし、不良品の半導体
集積回路素子の検査用電極3Aの上には図6に示した半
導体集積回路の検査装置によって絶縁性樹脂からなる絶
縁部4が形成されている。尚、以下の説明においては、
不良品の半導体集積回路素子に形成されている検査用電
極のことを不良品の検査用電極3Aと称し、良品の半導
体集積回路素子に形成されている検査用電極のことを良
品の検査用電極3Bと称する。
【0011】コンタクタは、配線基板5と、該配線基板
5に異方性導電ゴムシート6を介して保持された絶縁性
のポリイミドシート7と、該ポリイミドシート7に設け
られた複数のプローブ端子8とを備えており、各プロー
ブ端子8は、半導体ウエハ1に形成されている不良品の
検査用電極3A又は良品の検査用電極3Bと対応する位
置に設けられている。
【0012】図7に示すように、不良品の検査用電極3
Aの上に形成される絶縁部4の高さが高くなり過ぎる
と、不良品の検査用電極3Aの近傍に位置する良品の検
査用電極3Bとプローブ端子8とが電気的に接続されな
い事態が発生するので、半導体ウエハの上に形成されて
いる良品の半導体集積回路素子に対して一括して電気的
特性の検査を行なうことができないという問題が発生す
る。
【0013】一方、図示は省略しているが、不良品の検
査用電極3Aの上に形成される絶縁部4の高さが低くな
り過ぎると、絶縁部4にプローブ端子8を押し付けたと
きに絶縁部4が損傷して、不良品の検査用電極3Aとプ
ローブ端子8とが電気的に導通したり、又は、絶縁部4
がプローブ端子8から不良品の検査用電極3Aに供給さ
れる印加電圧に対して所定以上の抵抗値を保つことが困
難になったりするという問題が発生する。
【0014】前記に鑑み、本発明は、不良品の半導体集
積回路素子の検査用電極の上に形成された絶縁部が検査
用電極とコンタクタのプローブ端子とを確実に絶縁する
一方、良品の半導体集積回路素子の検査用電極とコンタ
クタのプローブ端子とを確実に導通させることを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、半導体集積回路素子の検査用電極にコン
タクタのプローブ端子を接触させる前に、不良品の半導
体集積回路素子の検査用電極の上に形成された絶縁部の
高さを測定し、絶縁部の高さを所定の範囲内に収めるも
のである。
【0016】具体的には、本発明に係る半導体集積回路
の検査装置は、複数の半導体集積回路素子が形成された
半導体ウエハにおける複数の半導体集積回路素子のうち
電気的特性が不良であると判定された半導体集積回路素
子の検査用電極に絶縁性樹脂からなる絶縁部を形成する
絶縁部形成手段と、絶縁部の高さを測定する高さ測定手
段とを備えている。
【0017】本発明の半導体集積回路の検査装置による
と、電気的特性が不良であると判定された半導体集積回
路素子の検査用電極に形成されている絶縁部の高さを測
定する高さ測定手段を備えているため、絶縁部の高さが
所定範囲を超えるとき又は所定範囲に達しないときに
は、絶縁部の形成をやり直すことができる。
【0018】本発明の半導体集積回路の検査装置におい
て、絶縁部形成手段は、検査用電極の上に光硬化型の絶
縁性樹脂を供給する樹脂供給手段と、検査用電極の上に
供給された絶縁性樹脂に光を照射することにより、絶縁
性樹脂を硬化させて絶縁部を形成する光照射手段とを有
していることが好ましい。
【0019】このようにすると、検査用電極の上に供給
された光硬化型の絶縁性樹脂は、光照射手段により照射
される光によって速やかに硬化する。
【0020】本発明の半導体集積回路の検査装置におい
て、絶縁部形成手段は、検査用電極の上に熱硬化型の絶
縁性樹脂を供給する樹脂供給手段と、検査用電極の上に
供給された絶縁性樹脂を加熱することにより、絶縁性樹
脂を硬化させて絶縁部を形成する加熱手段とを有してい
ることが好ましい。
【0021】このようにすると、検査用電極の上に供給
された熱硬化型の絶縁性樹脂は、加熱手段により供給さ
れる熱によって速やかに硬化する。
【0022】本発明の半導体集積回路の検査装置におい
て、検査用電極の上に絶縁性樹脂を供給する樹脂供給手
段は半導体ウエハが載置されるステージを有しており、
複数枚の半導体ウエハを収納しているウエハカセットか
ら1枚の半導体ウエハを取り出すと共に、取り出した半
導体ウエハを樹脂供給手段のステージに移送するウエハ
移送手段をさらに備えていることが好ましい。
【0023】このようにすると、ウエハ移送手段によっ
て、ウエハカセットから1枚の半導体ウエハを取り出
し、取り出した半導体ウエハを、検査用電極の上に絶縁
性樹脂を供給する樹脂供給手段のステージの上に載置す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の各実施形態に係る半導体
集積回路の検査装置は、図6に示すような絶縁性樹脂供
給装置を備えており、該絶縁性樹脂供給装置は、前述し
た各機能を有する、ステージ10、第1の駆動手段1
1、第2の駆動手段12、第3の駆動手段13、コント
ローラ14、シリンジ15及びディスペンサ16を有し
ている。
【0025】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態に係る半導体集積回路の検査装置は、図6に示す絶縁
性樹脂供給装置と共に、該絶縁性樹脂供給装置により供
給された絶縁性樹脂からなる絶縁部4の高さをレーザ変
位計(レーザ距離計)を用いて測定する図1に示すよう
な高さ測定装置を備えている。
【0026】図1に示すように、絶縁性樹脂供給装置の
ステージ10が第1の駆動手段11又は第2の駆動手段
12によってX軸方向又はY軸方向に移動したときのス
テージ10の上方にはレーザ出射装置21が配置されて
いる。
【0027】レーザ出射装置21は、図示しないレーザ
保持手段に保持されてX軸方向及びY軸方向に移動可能
に設けられている。レーザ出射装置21は、出射面21
aからステージ10の上に載置されている半導体ウエハ
1に向かってレーザビームを出射すると共に、半導体ウ
エハ1の反射面から反射されてくる反射ビームを上方へ
透過させる。
【0028】レーザ出射装置21の後方側つまりレーザ
出射装置21の出射面21aと反対側には、レーザ出射
装置21を透過した後、光ファイバ22を経由して送ら
れてくる反射ビームを受光し、受光した反射ビームに基
づいて、レーザ出射装置21と半導体ウエハ1の反射面
との距離を計測する光検出器23が設けられている。
【0029】光検出器23の後方側つまり光検出器23
に対するレーザ出射装置21の反対側には演算装置24
が接続されており、該演算装置24は、光検出器23が
計測したレーザ出射装置21と半導体ウエハ1上の反射
面との距離に基づき、半導体ウエハ1の不良品の検査用
電極3Aの上に形成されている絶縁部4の高さを演算
し、演算結果をディスプレイに出力する。
【0030】以下、図1に示す高さ測定装置を用いて、
不良品の検査用電極3Aの上に塗布された絶縁部4の高
さを測定する方法について説明する。
【0031】まず、ステージ10をX軸方向、Y軸方向
又はZ軸方向に移動して、図1において一点鎖線で示す
ように、ステージ10の上に載置されている半導体ウエ
ハ1の表面を覆っているパッシベーション膜2の表面
に、レーザ出射装置21から出射されるレーザビームの
焦点を合わせると共に、パッシベーション膜2の表面か
ら反射してくる反射ビームを光検出器23で検出するこ
とによって、パッシベーション膜2の表面からレーザ出
射装置21までの距離を測定する。
【0032】次に、演算装置24により、予め測定され
ている良品の検査用電極3Bの表面からパッシベーショ
ン膜2の表面までの距離と、光検出器23により測定さ
れたパッシベーション膜2の表面からレーザ出射装置2
1までの距離とを合計することにより、良品の検査用電
極3Bの表面からレーザ出射装置21までの第1の距離
を演算する。尚、半導体ウエハ1から不良品の検査用電
極3Aの表面までの距離(不良品の検査用電極3Aの厚
さ)と半導体ウエハ1から良品の検査用電極3Bの表面
までの距離(良品の検査用電極3Bの厚さ)との差は無
視できると共に、パッシベーション膜2の膜厚のばらつ
きも無視できるので、良品の検査用電極3Bの表面から
レーザ出射装置21までの第1の距離は、不良品の検査
用電極3Aの表面からレーザ出射装置21までの距離と
みなすことができる。
【0033】次に、ステージ10をX軸方向、Y軸方向
又はZ軸方向に移動して、図1において実線で示すよう
に、半導体ウエハ1上の絶縁部4の頂面に、レーザ出射
装置21から出射されるレーザビームの焦点を合わせる
と共に、絶縁部4の頂面から反射してくる反射ビームを
光検出器23で検出することによって、絶縁部4の頂面
からレーザ出射装置21までの第2の距離を測定する。
【0034】次に、演算装置24により、前記の第1の
距離から前記の第2の距離を減算することによって、絶
縁部4の高さ:dm を演算する。
【0035】尚、絶縁部4の高さ:dm を第1の距離と
第2の距離との差として求めたが、これに代えて、良品
の検査用電極3Bからレーザ出射装置21までの距離と
絶縁部4の頂面からレーザ出射装置21までの距離との
差に、良品の検査用電極3Bの表面からパッシベーショ
ン膜2の表面までの距離を加算することによって、絶縁
部4の高さ:dm を求めてもよい。
【0036】次に、演算装置24により絶縁部4の高さ
を順次求め、求めた絶縁部4の高さが所定の範囲に達し
ていないときには、図6に示す絶縁性樹脂供給装置を用
いて、絶縁部4の上にさらに絶縁性樹脂を塗布すること
により、絶縁部4の高さを所定の範囲内にする。一方、
求めた絶縁部4の高さが所定の範囲を超えているときに
は、絶縁部4を除去した後、図6に示す絶縁性樹脂供給
装置を用いて、不良品の検査用電極3Aの上に新たな絶
縁部4を形成する。
【0037】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に係る半導体集積回路の検査装置は、図6に示す絶縁
性樹脂供給装置と共に、該絶縁性樹脂供給装置により供
給された絶縁性樹脂からなる絶縁部4の高さをマイクロ
メータを用いて測定する図2に示すような高さ測定装置
を備えている。
【0038】図2に示すように、絶縁性樹脂供給装置の
ステージ10が第1の駆動手段11又は第2の駆動手段
12によってX軸方向又はY軸方向に移動したときのス
テージ10の上方にはマイクロメータ31が設けられて
おり、該マイクロメータ31は保持アーム32の水平方
向(X軸方向及びY軸方向)への移動に伴って水平方向
に移動可能である。
【0039】以下、図2に示す高さ測定装置を用いて、
不良品の検査用電極3Aの上に塗布された絶縁部4の高
さを測定する方法について説明する。
【0040】まず、ステージ10をX軸方向、Y軸方向
又はZ軸方向に移動して、図2において一点鎖線で示す
ように、ステージ10の上に載置されている半導体ウエ
ハ1の表面を覆っているパッシベーション膜2をマイク
ロメータ31の直下に位置させる。その後、マイクロメ
ータ31を駆動して、マイクロメータ31の先端部をパ
ッシベーション膜2の表面に接触させてマイクロメータ
31の目盛りを読み取ることにより、マイクロメータ3
1の所定位置からパッシベーション膜2の表面までの第
1の距離を読み取る。
【0041】次に、ステージ10をX軸方向、Y軸方向
又はZ軸方向に移動して、図2において実線で示すよう
に、半導体ウエハ1上の絶縁部4をマイクロメータ31
の直下に位置させる。その後、マイクロメータ31を駆
動して、マイクロメータ31の先端部を絶縁部4の頂面
に接触させてマイクロメータ31の目盛りを読み取るこ
とにより、マイクロメータ31の所定位置から絶縁部4
の頂面までの第2の距離を読み取る。
【0042】次に、第2の距離と第1の距離との差に、
予め求めておいた良品の検査用電極3Bの表面からパッ
シベーション膜2の表面までの距離を加算することによ
って、絶縁部4の高さ:dm を求める。
【0043】尚、半導体ウエハ1から不良品の検査用電
極3Aの表面までの距離と半導体ウエハ1から良品の検
査用電極3Bの表面までの距離との差は無視できると共
に、パッシベーション膜2の膜厚のばらつきも無視でき
るので、マイクロメータ31の所定位置から良品の検査
用電極3Bまでの距離は、マイクロメータ31の所定位
置から不良品の検査用電極3Aまでの距離とみなすこと
ができる。
【0044】次に、絶縁部4の高さを順次求め、求めた
絶縁部4の高さが所定の範囲に達していないときには、
図6に示す絶縁性樹脂供給装置を用いて、絶縁部4の上
にさらに絶縁性樹脂を塗布することにより、絶縁部4の
高さを所定の範囲内にする。一方、求めた絶縁部4の高
さが所定の範囲を超えているときには、絶縁部4を除去
した後、図6に示す絶縁性樹脂供給装置を用いて、不良
品の検査用電極3Aの上に新たな絶縁部4を形成する。
【0045】ここで、第1の実施形態及び第2の実施形
態において説明した絶縁部4の高さの所定範囲について
説明する。
【0046】絶縁部4の高さ:dm の所定範囲として
は、本件発明者らの実験によると、不良品の検査用電極
3Aが例えば一辺が100μmの正方形である場合、絶
縁部4の高さ:dm としては4μm〜10μmの間が好
ましい。その理由は次のとおりである。
【0047】絶縁部4の高さ:dm が4μmよりも低く
なると、絶縁部4の硬化が完了しても、プローブ端子8
を押し付けたときに絶縁部4が損傷して不良品の検査用
電極3Aとプローブ端子8とが電気的に導通してしまっ
たり、又はプローブ端子8から不良品の検査用電極3A
に供給される印加電圧に対して絶縁部4が所定以上の抵
抗値を保つことができなくなってしまう。
【0048】一方、絶縁部4の高さ:dm が10μmを
超えると、不良品の検査用電極3Aの隣りに位置する良
品の検査用電極3Bとプローブ端子8とが電気的に接続
されない事態が発生する。
【0049】尚、絶縁部4の高さ:dm が好ましい範囲
として4μm〜10μmを挙げたが、検査の対象となる
半導体ウエハ1の種類が異なると、絶縁部4の高さdm
の好ましい範囲も変化する。もっとも、実験によって、
絶縁部4の高さ:dm が大きくなるに伴って、プローブ
端子8を良品の検査用電極3Bに接触させるために要す
る押圧力も大きくなることは確かめられた。
【0050】尚、絶縁部4の高さを測定するために、第
1の実施形態においてはレーザ変位計を用い、第2の実
施形態においてはマイクロメータを用いたが、絶縁部4
の高さを測定する手段は、前記のものに限られず、他の
適当な手段を用いて絶縁部4の高さを求めてもよい。
【0051】以上説明したように、第1又は第2の実施
形態によると、絶縁部4の高さが所定の範囲(例えば4
μm〜10μm)内に収まっていないときには、絶縁部
4の形成をやり直すことができるため、絶縁部4の高さ
が大きくなり過ぎて、不良品の検査用電極4Aの近傍に
位置する良品の検査用電極4Bとコンタクタのプローブ
端子8とが電気的に接続されなくなる事態が防止される
と共に、絶縁部4の高さが小さくなり過ぎて、コンタク
タのプローブ端子8を押し付けたときに絶縁部4が損傷
したり、印加電圧に対して所定以上の抵抗値を持たなく
なる事態が防止される。
【0052】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態に係る半導体集積回路の検査装置は、図6に示す絶縁
性樹脂供給装置と共に、該絶縁性樹脂供給装置により供
給された光硬化型の絶縁性樹脂に光を照射して絶縁部4
を形成する図3に示すような光照射装置を備えている。
【0053】図3に示すように、絶縁性樹脂供給装置の
ステージ10が第1の駆動手段11又は第2の駆動手段
12によってX軸方向又はY軸方向に移動したときのス
テージ10の上方には光照射装置41が設けられてお
り、該光照射装置41は、半導体ウエハ1の不良品の検
査用電極(図示は省略している)の上に塗布された光硬
化型の絶縁性樹脂に対して光照射部41aから紫外線等
の光を照射して、絶縁性樹脂を硬化させて絶縁部4を形
成する。光照射部41aから照射する光の照射密度及び
照射する光の広がり角度は調整可能である。
【0054】光照射装置41は保持アーム42に保持さ
れていると共に、保持アーム42は支持柱43に対して
上下動可能に設けられており、これによって、光照射装
置41の光照射部41aと絶縁部4との距離は調整可能
である。
【0055】光照射装置41の後方側、つまり光照射部
41aに対する光照射装置41の反対側には、光ファイ
バ44を介して接続され、紫外線等の光を発生する光発
生装置45が設けられている。光発生装置45において
発生した光は、光ファイバ44を介して光照射装置41
に供給された後、該光照射装置41から照射密度、広が
り角度及び絶縁部4までの距離等が調整された状態で光
硬化型の絶縁性樹脂に照射されるので、絶縁性樹脂は速
やかに硬化して絶縁部4となる。
【0056】このように、光照射装置41から、照射密
度、広がり角度、及び出射面41aから絶縁部4までの
距離等が調整された光を光硬化型の絶縁性樹脂に照射す
ることができるので、絶縁性樹脂の硬化時間、及び一度
の照射で硬化させることができる絶縁性樹脂の範囲等を
調整することができる。
【0057】第3の実施形態によると、不良品の検査用
電極4Aの上に供給された光硬化型の絶縁性樹脂は、光
照射装置41の光照射部41aから照射される光によっ
て速やかに硬化するため、未硬化の絶縁性樹脂がコンタ
クタのプローブ端子8に付着する事態が防止されると共
に、絶縁部4はコンタクタのプローブ端子8との接触圧
力に耐える硬度及び耐久性を有するようになる。
【0058】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態に係る半導体集積回路の検査装置は、図6に示す絶縁
性樹脂供給装置と共に、該絶縁性樹脂供給装置により供
給された熱硬化型の絶縁性樹脂に光を照射して絶縁部4
を形成する図4に示すような加熱装置を備えている。
【0059】図4に示すように、絶縁性樹脂供給装置の
ステージ10が第1の駆動手段11又は第2の駆動手段
12によってX軸方向又はY軸方向に移動したときのス
テージ10の上方には、熱風噴射部51aから熱風を照
射する熱風噴射装置51が設けられており、該熱風噴射
装置51は、半導体ウエハ1の不良品の検査用電極(図
示は省略している)の上に供給された熱硬化型の絶縁性
樹脂を硬化させて絶縁部4を形成する。熱風噴射装置5
1は保持アーム52に保持されていると共に、保持アー
ム52は支持柱53に対して上下動可能に設けられてお
り、これにより、熱風噴射装置51の熱風噴射部51a
と絶縁部4との距離は調整可能である。
【0060】熱風噴射装置51の後方側、つまり熱風噴
射部51aに対する熱風噴射装置51の反対側には、熱
風供給路54を介して接続された熱風発生装置55が設
けられており、該熱風発生装置55において発生し且つ
風量及び温度が調整された熱風は、熱風供給路54を介
して熱風噴射装置51に供給され、熱風噴射部51aか
ら噴射される。
【0061】ステージ10の内部における周縁部には、
例えば熱電対からなる第1の温度センサ56Aが設けら
れており、該第1の温度センサ56Aにより検出された
ステージ50の温度は熱風発生装置55にフィードバッ
クされる。
【0062】熱風発生装置55は、第1の温度センサ5
6Aにより検出されたステージ10の温度に基づき、ス
テージ10の温度が所定値になるように風量及び温度が
調整された熱風を熱風供給路54を介して熱風噴射装置
51に供給するので、熱風噴射装置51は風量及び温度
が調整された熱風を熱硬化型の絶縁性樹脂に噴射し、該
絶縁性樹脂を速やかに硬化させて絶縁部5を形成する。
【0063】ステージ10の内部にはヒーター57が設
けられていると共に、該ヒーター57はヒーター制御装
置58に接続されている。また、ステージ10の内部に
おけるヒーター57の近傍には例えば熱電対からなる第
2の温度センサ56Bが設けられており、該第2の温度
センサ56Bにより検出されたステージ10の温度はヒ
ーター制御装置58にフィードバックされる。
【0064】ヒーター制御装置58は、第2の温度セン
サ56Bにより検出されたステージ10の温度に基づ
き、ステージ10の温度が所定値になるようにヒーター
57を制御するので、絶縁性樹脂は速やかに熱硬化して
絶縁部4となる。
【0065】尚、第4の実施形態においては、ステージ
10を加熱する手段として、熱風発生装置55及び熱風
噴射装置51からなる第1の加熱手段、並びにヒーター
57からなる第2の加熱手段が設けられているが、第1
の加熱手段及び第2の加熱手段はいずれか一方のみ設け
られていてもよいと共に、第1の加熱手段及び第2の加
熱手段に代えて、半導体ウエハ1が載置されているステ
ージ10を収納できると共に加熱温度及び加熱時間が調
整可能な恒温器を設けてもよい。
【0066】第4の実施形態によると、不良品の検査用
電極4Aの上に供給された熱硬化型の絶縁性樹脂は、第
1又は第2の加熱手段によって速やかに硬化するため、
未硬化の絶縁性樹脂がコンタクタのプローブ端子8に付
着する事態が防止されると共に、絶縁部4はコンタクタ
のプローブ端子8との接触圧力に耐える硬度及び耐久性
を有するようになる。
【0067】尚、第3の実施形態においては、光硬化型
の絶縁性樹脂に光を照射して硬化させ、第4の実施形態
においては、熱硬化型の絶縁性樹脂を加熱して硬化させ
たが、不良品の検査用電極3Aの上に供給される絶縁性
樹脂の種類及び絶縁性樹脂を硬化させるためのエネルギ
ー源について限定されない。
【0068】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態に係る半導体集積回路の検査装置は、図6に示す絶縁
性樹脂供給装置と共に、複数枚の半導体ウエハを収納し
ているウエハカセット61から1枚の半導体ウエハ1を
取り出すと共に、取り出した半導体ウエハ1を絶縁性樹
脂供給装置のステージ10に移送する図5に示すような
ウエハ移送装置を備えている。
【0069】ステージ10とウエハカセット61との間
には、ステージ10とウエハカセット61とを結ぶ移送
方向に延びる移送台62が設けられていると共に、該移
送台62には移送方向に移動可能で且つウエハカセット
61に沿って上下動可能である移載アーム63が設けら
れている。また、移載アーム63はウエハカセット61
に収納されている半導体ウエハ1を下側から保持するア
ーム部63aを有している。
【0070】以下、図5に示すウエハ移送装置を用いて
半導体ウエハ1を移送する方法について説明する。
【0071】まず、素子良否判定工程において半導体集
積回路素子の良否の判定が行なわれた複数枚の半導体ウ
エハ1が収納されているウエハカセット61が移送台6
2の一端部(図5における右端部)の近傍に搬送されて
くると、移載アーム63を移送台62の一端部側に移動
すると共に、移載アーム63のアーム部63aをウエハ
カセット61における移送の対象となる半導体ウエハ1
が収納されている部位の近傍に上昇させる。
【0072】次に、移載アーム63のアーム部63aに
よって所定の半導体ウエハ1を保持した後、アーム部6
3aを降下させ、その後、移載アーム63を移送台62
の他端部側に移動する。移載アーム63が移送台62の
他端部側に到着すると、アーム部63aを上昇させて、
アーム部63aに保持されている半導体ウエハ1をステ
ージ10の上に移載する。
【0073】次に、ステージ10の上で半導体ウエハ1
0に対する所定の工程、例えば、絶縁性樹脂の供給工
程、絶縁性樹脂の硬化工程又は絶縁性樹脂からなる絶縁
部4の高さ測定工程が完了すると、ステージ10の上に
載置されている半導体ウエハ1を移載アーム63のアー
ム部63aによって保持した後、アーム部63aを降下
させ、その後、移載アーム63を移送台62の一端部側
に移動する。移載アーム63が移送台62の一端部側に
到着すると、アーム部63aを上昇させて、アーム部6
3aに保持されている半導体ウエハ1をウエハカセット
61の所定の収納部に収納する。
【0074】次に、再び、移載アーム63のアーム部6
3aをウエハカセット61における次に移送の対象とな
る半導体ウエハ1が収納されている部位の近傍に移動さ
せ、前述した動作を繰り返す。
【0075】第5の実施形態によると、移載アーム63
によって、ウエハカセット61から1枚の半導体ウエハ
1を取り出し、取り出した半導体ウエハ1を、検査用電
極の上に絶縁性樹脂を供給する樹脂供給手段のステージ
10の上に載置することができるので、半導体ウエハ1
の絶縁性樹脂供給装置への供給工程を自動化することが
できる。
【0076】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路の検査装置によ
ると、電気的特性が不良であると判定された半導体集積
回路素子の検査用電極に形成されている絶縁部の高さを
測定する高さ測定手段を備えているため、絶縁部の高さ
が所定範囲を超えるとき又は所定範囲に達しないときに
は、絶縁部の形成をやり直すことができるので、絶縁部
の高さが大きくなり過ぎて、不良品の検査用電極の近傍
に位置する良品の検査用電極とコンタクタのプローブ端
子とが電気的に接続されなくなる事態が防止されると共
に、絶縁部の高さが小さくなり過ぎて、コンタクタのプ
ローブ端子を押し付けたときに絶縁部が損傷したり、印
加電圧に対して所定以上の抵抗値を持たなくなる事態が
防止される。
【0077】従って、不良品の半導体集積回路素子の検
査用電極の上に形成された絶縁部は検査用電極とコンタ
クタのプローブ端子とを確実に絶縁する一方、良品の半
導体集積回路素子の検査用電極とコンタクタのプローブ
端子とを確実に導通させることが可能になる。
【0078】本発明の半導体集積回路の検査装置におい
て、絶縁部形成手段が光硬化型の絶縁性樹脂を供給する
樹脂供給手段と、絶縁性樹脂に光を照射する光照射手段
とを有していると、検査用電極の上に供給された光硬化
型の絶縁性樹脂は、光照射手段により照射される光によ
って硬化が促進されるので未硬化の絶縁性樹脂がコンタ
クタのプローブ端子に付着する事態が防止されると共
に、絶縁性樹脂の硬化により形成される絶縁部は、コン
タクタのプローブ端子との接触圧力に耐える硬度及び耐
久性を有するようになる。
【0079】本発明の半導体集積回路の検査装置におい
て、絶縁部形成手段が熱硬化型の絶縁性樹脂を供給する
樹脂供給手段と、絶縁性樹脂を加熱する加熱手段とを有
していると、検査用電極の上に供給された熱硬化型の絶
縁性樹脂は、加熱手段の熱によって硬化が促進されるの
で未硬化の絶縁性樹脂がコンタクタのプローブ端子に付
着する事態が防止されると共に、絶縁性樹脂の硬化によ
り形成される絶縁部は、コンタクタのプローブ端子との
接触圧力に耐える硬度及び耐久性を有するようになる。
【0080】本発明の半導体集積回路の検査装置が、ウ
エハカセットから1枚の半導体ウエハを取り出すと共
に、取り出した半導体ウエハを樹脂供給手段のステージ
に移送するウエハ移送手段を備えていると、ウエハカセ
ットから取り出した半導体ウエハを、検査用電極の上に
絶縁性樹脂を供給する樹脂供給手段のステージの上に載
置することができるので、半導体ウエハを樹脂供給手段
のステージに自動的に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
の検査装置に設けられている高さ測定装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
の検査装置に設けられている高さ測定装置の断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路
の検査装置に設けられている光照射装置の断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路
の検査装置に設けられている加熱装置の断面図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る半導体集積回路
の検査装置に設けられているウエハ移送装置の斜視図で
ある。
【図6】本発明の第1〜第5の実施形態に係る半導体集
積回路の検査装置に設けられている絶縁性樹脂供給装置
の斜視図である。
【図7】図6に示す絶縁性樹脂供給装置により絶縁性樹
脂を供給して絶縁部を形成するときの問題点を説明する
断面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 2 パッシベーション膜 3A 不良品の検査用電極 3B 良品の検査用電極 4 絶縁部 10 ステージ 11 第1の駆動手段 12 第2の駆動手段 13 第3の駆動手段 14 コントローラ 15 シリンジ 16 ディスペンサ 21 レーザ出射装置 21a 出射面 22 光ファイバ 23 光検出器 24 演算装置 31 マイクロメータ 32 保持アーム 41 光照射装置 41a 光照射部 42 保持アーム 43 支持柱 44 光ファイバ 45 光発生装置 51 熱風噴射装置 51a 熱風噴射部 52 保持アーム 53 支持柱 54 熱風供給路 55 熱風発生装置 56A 第1の温度センサ 56B 第2の温度センサ 57 ヒーター 58 ヒーター制御装置 61 ウエハカセット 62 移送台 63 移載アーム 63a アーム部
フロントページの続き (72)発明者 實盛 健郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古本 建二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA42 BB13 CC08 DD16 GG07 GG11 GG62 HH09 HH24 JJ15 4M106 AA01 BA01 BA07 BA14 CA48 DA01 DA09 DD22 DD30 DH03 DH12 DH15 DH32 DJ04 DJ05 DJ23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体集積回路素子が形成された
    半導体ウエハにおける前記複数の半導体集積回路素子の
    うち電気的特性が不良であると判定された半導体集積回
    路素子の検査用電極に絶縁性樹脂からなる絶縁部を形成
    する絶縁部形成手段と、 前記絶縁部の高さを測定する高さ測定手段とを備えてい
    ることを特徴とする半導体集積回路の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部形成手段は、 前記検査用電極の上に光硬化型の絶縁性樹脂を供給する
    樹脂供給手段と、 前記検査用電極の上に供給された絶縁性樹脂に光を照射
    することにより、前記絶縁性樹脂を硬化させて前記絶縁
    部を形成する光照射手段とを有していることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体集積回路の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁部形成手段は、 前記検査用電極の上に熱硬化型の絶縁性樹脂を供給する
    樹脂供給手段と、 前記検査用電極の上に供給された前記絶縁性樹脂を加熱
    することにより、前記絶縁性樹脂を硬化させて前記絶縁
    部を形成する加熱手段とを有していることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体集積回路の検査装置。
  4. 【請求項4】 前記樹脂供給手段は、前記半導体ウエハ
    が載置されるステージを有しており、 複数枚の半導体ウエハを収納しているウエハカセットか
    ら1枚の半導体ウエハを取り出すと共に、取り出した半
    導体ウエハを前記ステージに移送するウエハ移送手段を
    さらに備えていることを特徴とする請求項2又は3に記
    載の半導体集積回路の検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101630654B (zh) * 2008-07-15 2012-01-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 浅沟槽内绝缘层高度的确定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20040330