JP2000132803A - 光−光磁気ヘッド - Google Patents

光−光磁気ヘッド

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JP2000132803A
JP2000132803A JP10302683A JP30268398A JP2000132803A JP 2000132803 A JP2000132803 A JP 2000132803A JP 10302683 A JP10302683 A JP 10302683A JP 30268398 A JP30268398 A JP 30268398A JP 2000132803 A JP2000132803 A JP 2000132803A
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JP
Japan
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coil
optical head
magneto
recording medium
light
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JP10302683A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shoji
茂 庄司
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励磁用薄膜コイルに流す電流を最小にして弱
い磁束密度であっても書込が可能なコイル構造にして、
小型で高記録密度が可能な光−光磁気ヘッドを提供す
る。 【解決手段】 浮上型スライダ10の内部には固体イマ
ージョンレンズ13が埋め込まれており、この固体イマ
ージョンレンズ13の下表面に記録媒体に対向する面側
に突出する断面形状が略台形状のメサ部13aが同レン
ズと一体的に形成されている。メサ部13aの周囲には
励磁用薄膜コイル14が形成されており、このコイル1
4のコイル幅は外周部に向かうにしたがって幅広になる
ように形成されている。即ち、第1層(下層)はA<B
<C<D<E<F<G<H<I<J<Kの関係となるよ
うに、第2層(上層)はa<b<c<d<e<f<g<
h<i<j<kの関係となるようにそれぞれ形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ光発光器
から出射された光を記録媒体に照射して、その集束光の
部分発熱と磁束の方向によって同記録媒体の磁化を反転
させて記録するとともに、記録媒体で反射した反射光の
光学的性質の変化を検出して同記録媒体に記録された信
号を再生する記録再生装置に係わり、特に、このような
記録再生装置に用いられる高記録密度、高アクセスタイ
ムの光−光磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化に対応して大量
のデータを、高密度で記録し、迅速に再生ができる記録
再生装置が注目されている。例えば、オーバーライト可
能な光磁気記録媒体(以下、単に記録媒体という)への
情報の記録は、記録媒体にレーザ光を照射し、レーザ光
の照射位置に対して入力情報に応じた磁界を印加するこ
とにより行われる。一方、記録媒体に記録された情報の
再生は、記録時よりも弱いレーザ光を記録媒体に照射
し、このレーザ光の反射光が有する記録磁化方向に依存
する偏光角(カー角)を検出することにより行われる。
【0003】このような記録媒体に情報を記録したり、
あるいは記録媒体に記録された情報を再生する記録再生
装置は、通常、レンズ、発光素子、受光素子、コイルな
どを組み合わせて作られている。このため、このような
記録再生装置に用いられる光−光磁気ヘッドは、全体が
大型でかつ質量も大きくなり、場合によっては、発光
部、受光部、コイルなども一体化されているので、記録
媒体上をシークする時間がかかり、応答が遅いととも
に、レンズと記録媒体との間の距離が長くなって、光の
スポット径が大きくなり、高記録密度化に限界があっ
た。
【0004】そのため、スイングアーム部材の扇状スイ
ング可能なアーム先端にスライダとヘッドとを配置固定
し、ヘッドにはレンズを備えて、スイングアーム部材の
回転軸支点からアームに沿って光ビームを流すようにし
た記録再生装置が特開平10−112036号公報にお
いて提案されるようになった。この特開平10−112
036号公報において提案された記録再生装置のスイン
グアームに取り付けられるヘッドは、記録媒体の回転に
伴って対流する大気の負圧及び正圧を発生させて、ヘッ
ドを浮上させる機能を有し、光ビームスポット光を透過
する部分を形成したスライダ、対物レンズ駆動装置、レ
ーザ光反射ミラーから構成される。
【0005】スライダの光ビームスポット光を透過する
部分は、記録光を記録媒体上に集光するための光学素子
は屈折率が1よりも大きい材料で構成され、固体イマー
ジョンレンズを備えている。そして、このスライダを小
型化するためにスライダ内に磁気コイルを内蔵し、ま
た、磁気コイルを光学素子の外周に配することにより記
録媒体と磁気コイルとの間隔を狭め、磁界を印加する際
に磁気コイルに流す電流を小さくするようにし、照射さ
れるレーザ光の光路を遮らないようにして、効率よく記
録媒体上にレーザ光を照射するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−112036号公報において提案された
スライダにあっては、固体イマージョンレンズの出射光
面は平坦なため、この出射光面と記録媒体との間隔を所
定の間隔以上には狭くすることができない。このため、
記録媒体に短径の光ビームスポット光を照射することが
できなく、高記録密度を達成することが困難であるとい
う問題を生じた。
【0007】また、磁気コイルを固体イマージョンレン
ズの外周に配置しているので、磁気コイルと記録媒体と
の間隔を固体イマージョンレンズと記録媒体との間隔以
上には狭くすることができない。このため、磁気コイル
に大電流を流して磁束密度を大きくする必要が生じて、
消費電力が大きくなるという問題も生じた。また、磁束
密度を大きくするためには磁芯(コア)を設ける必要が
あるが、磁芯(コア)を設けるようにすると構造が複雑
になって、この種の光磁気ヘッドを小型化できないとと
もに、簡単、容易に製造できないという問題も生じた。
【0008】さらに、磁気コイルの発生磁界を大きくす
るために磁気コイルに大電流(通常は50〜100m
A)を流すようにすると、磁気コイルに発生する発熱が
大きくなるため、固体イマージョンレンズに変形が生じ
たり、あるいは記録媒体の表面に施されている潤滑層を
侵すという問題も生じた。
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明は、上記課題を解決するためになされたものであっ
て、励磁用薄膜コイルに流す電流を最小にして弱い磁束
密度であっても書込が可能なコイル構造にして、小型で
高記録密度が可能な光−光磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
【0009】このため、本発明の光−光磁気ヘッドは、
記録媒体に対向する面が浮上する浮上型スライダ内に記
録媒体に対向する面側に突出してその中心軸が光軸と一
致する断面形状が略台形状のメサ部を有する光ヘッド部
および光磁気ヘッド部の一部を構成する固体イマージョ
ンレンズを備えるとともに、断面形状が略台形状のメサ
部の周囲に渦巻状に形成された光磁気ヘッド部の一部を
構成する励磁用薄膜コイルを備え、渦巻状に形成された
励磁用薄膜コイルは平面的に形成された平面コイルであ
って、この平面コイルのコイル幅を内周部から外周部に
向かうにしたがって幅広になるように形成されている。
【0010】浮上型スライダに固体イマージョンレンズ
を埋め込み、この固体イマージョンレンズの記録媒体に
対向する面に突出して一体的に形成された断面形状が略
台形状のメサ部を備えるとともにこのメサ部の中心軸が
光軸と一致するように形成されていると、固体イマージ
ョンレンズのメサ部が記録媒体の方向に固体イマージョ
ンレンズより突出して対向するようになる。この結果、
固体イマージョンレンズと記録媒体との間隔を狭くする
ことが可能となるので、光ビームスポット径を狭くする
ことができるようになり、高記録密度が達成できるよう
になる。
【0011】そして、固体イマージョンレンズのメサ部
の周囲に励磁用薄膜コイルを形成することにより、励磁
用薄膜コイルと記録媒体との間隔を狭くすることが可能
になるととともにスポット光の近辺に磁界を発生させる
ことができるようになるので、弱い磁束密度であっても
書込が可能となる。この結果、励磁用薄膜コイルに流す
電流を小電流にすることが可能となり、励磁用薄膜コイ
ルに発生する発熱を小さくすることが可能となって、固
体イマージョンレンズの変形や記録媒体の表面に施され
た潤滑層を侵すことが防止できるようになる。
【0012】また、渦巻状に巻回された平面コイルの1
周当たりのコイル長は外周に向かうほど長くなってその
抵抗値も長さに比例して大きくなる。一方、コイル幅が
大きくなるほどその単位長さ当たりの抵抗値が低くな
る。このため、平面コイルのコイル幅を内周部から外周
部に向かうにしたがって幅広になるように形成すると、
外周部の抵抗値を小さくすることができるので、内周部
の抵抗値と外周部の抵抗値とがほぼ等しくすることがで
きる。この結果、平面コイル全体の抵抗値が減少し、イ
ンダクタンスも小さくなるため、高周波応答性が良くな
る。さらに、低抵抗の平面コイルに小電流を流すことが
できるようになるので、コイル長を短くできるととも
に、発熱損失も小さくできる。これにより、この種のス
ライダを更に小型化できるようになって、製造工程も簡
略化できるようになる。
【0013】また、平面コイルのコイル幅を内周部から
外周部に向かうにしたがって幅広になるように形成して
1ターン当たりの抵抗値が一定になるようにすると、少
ないターン数でも記録媒体に記録するのに十分な磁界を
発生させることが可能となるので、コイル長を短くする
ことが可能となる。このため、全コイルの抵抗がさらに
低下して、抵抗に起因する発熱損失も減少する。
【0014】さらに、平面コイルをメサ部の高さ方向に
層状に形成する場合、平面コイルの巻始め部を外周部に
すると、平面コイルの1層目の巻終わり部は内周部とな
る。このため、平面コイルを複数層備えるようにした場
合は、偶数層を備えるようにすれば最上段の巻終わり部
は常に外周部となり、電流取り出し部を交差させる必要
がないため、コイル部の高さを最低限の高さに維持でき
るようになる。また、平面コイルの端部は浮上型スライ
ダの内部に配設されたリードに接続され、このリードの
端部を浮上型スライダの浮上面の対向面上に形成された
リード端子に導電接続されるようにすると、平面コイル
とリードとの接続が簡単、容易になるので、この種の光
−光磁気ヘッドの製造が容易になる。
【0015】そして、固体イマージョンレンズは光学的
に透明で、かつ屈折率が1以上の材料により形成するこ
とにより、近接場光(ニアフィールド光)を実現でき、
記録媒体に照射される光ビームのスポット径を大幅に絞
ることが可能となる。なお、光学的に透明で、かつ屈折
率が1以上の固体イマージョンレンズの材料はガラス、
酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化チタン(Ti
2)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)から選択す
ることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の光−光磁気ヘッ
ドの好適な実施の形態を図1〜図10に基づいて説明す
る。なお、図1は本発明の光−光磁気ヘッドをサスペン
ションに装着した状態での断面を示す図であり、図2は
図1の励磁用コイルを拡大して示す図であり、図2
(b)は断面図であり、図2(a)はその上面図であ
る。また、図3は本発明の光−光磁気ヘッドの励磁用コ
イルのターン数と磁束密度、抵抗、インダクタンスの関
係を示す図である。さらに、図4〜図10は図1の光−
光磁気ヘッドを製造するための一連の製造工程を模式的
に示す斜視図である。
【0017】本発明の光−光磁気ヘッドは、浮上型スラ
イダ10を備えており、光磁気記録媒体(以下、記録媒
体という)が回転することによりに、記録媒体に対して
浮上する浮上面(空気ベアリング面(ABS(Air Bear
ing Surface))、以下、ABSという)となる正圧あ
るいは負圧レールパターン11がその下面に設けられて
いる。そして、浮上型スライダ10の内部には、浮上面
からその対向面に向けて貫通する第1の貫通孔12が設
けられており、この貫通孔12内に固体イマージョンレ
ンズ13が埋め込まれている。
【0018】ここで、固体イマージョンレンズ13は屈
折率が1より大きな材料、例えば、ガラス、酸化ジルコ
ニウム(ZrO2)、酸化チタン(TiO2)、タンタル
酸リチウム(LiTaO3)から選択され、球の一部を
切断して半球あるいは3/4球とし、切断面が記録媒体
と平行になるように、即ち、この固体イマージョンレン
ズ13の出射面が光軸に対して垂直になるように配置し
たレンズであり、光学系のNAを大きくすることで回析
限界を小さくすることを可能にする。
【0019】この固体イマージョンレンズ13のABS
側(記録媒体との対向面側)には、ABS側に突出する
断面形状が略台形状のメサ部(平頂丘)13aが固体イ
マージョンレンズ13と一体的に形成されており、メサ
部13aの中心軸が光軸と一致するように形成されてい
る。そして、このメサ部13aの周囲には、図3に示す
ような励磁用コイル14が設けられている。この励磁用
コイル14の端部は浮上型スライダ10に設けられた第
2の貫通孔15,15内に充填された導電材よりなるリ
ード16,16に接続されて、このリード16線はコイ
ル端子17,17(図11参照)に接続されている。
【0020】励磁用コイル14はメサ部13aの最内周
を1巻するA部と、その外周を1巻するB部と、その外
周を1巻するC部と、その外周を1巻するD部と、その
外周を1巻するE部と、その外周を1巻するF部と、そ
の外周を1巻するG部と、その外周を1巻するH部と、
その外周を1巻するI部と、その外周を1巻するJ部
と、その外周を1巻するK部からなる第1層と、この第
1層の上部に形成されてメサ部13aの最内周を1巻す
るa部と、その外周を1巻するb部と、その外周を1巻
するc部と、その外周を1巻するd部と、その外周を1
巻するe部と、その外周を1巻するf部と、その外周を
1巻するg部と、その外周を1巻するh部と、その外周
を1巻するi部と、その外周を1巻するj部と、その外
周を1巻するk部からなる第2層から構成され、合計の
コイルターン数は22ターンとなるように形成されてい
る。
【0021】そして、励磁用コイル14の厚み(t)は
例えば3.5μmであり、コイル間隔(x)は例えば
1.2μmであり、励磁用コイル14の各部のコイル幅
は、第1層については、A<B<C<D<E<F<G<
H<I<J<Kの関係となるように外周部に向かうにし
たがって大きくなるように形成されており、例えば、最
内周部のA部のコイル幅は3.0μmであり、中間部の
F部のコイル幅は4.5μmであり、最外周部のK部の
コイル幅は6.7μmである。また、第2層について
は、a<b<c<d<e<f<g<h<i<j<kの関
係となるように外周部に向かうにしたがって大きくなる
ように形成されており、例えば、最内周部のa部のコイ
ル幅(wa)は3.0μmであり、中間部のf部のコイ
ル幅(wf)は4.5μmであり、最外周部のk部のコ
イル幅(wk)は6.5μmである。
【0022】また、メサ部13aの頂上は略長方形状に
形成されており、例えば、その長辺は70μmであり、
その短辺は38μmであって、励磁用コイル14の第1
層(下層)の最内周部のA部のコイル長は292μmで
あり、中間部のF部のコイル長は447μmであり、最
外周部のK部のコイル長は658μmである。また、励
磁用コイル14の第2層(上層)の最内周部のa部のコ
イル長は302μmであり、中間部のf部のコイル長は
455mであり、最外周部のk部のコイル長は664μ
mである。
【0023】このように、励磁用コイル14の第1層
(下層)の各部のコイル幅をA<B<C<D<E<F<
G<H<I<J<Kの関係となるように外周部に向かう
にしたがって大きくすると、各部の抵抗値は一定(例え
ば0.557Ω)となる。また、励磁用コイル14の第
2層の各部のコイル幅をa<b<c<d<e<f<g<
h<i<j<kの関係となるように外周部に向かうにし
たがって大きくすると、各部の抵抗値は一定(例えば
0.575Ω)となる。
【0024】ここで、励磁用コイル14は以下のように
形成されている。即ち、第1層(下層)の最外周部のK
部を巻始部とし、このK部の一端部が一方のリード16
に接続されている。K部の他端部より内側に順次J部、
I部、H部、G部、F部、E部、D部、C部、B部、A
部となるように渦巻状に形成されており、最内周のA部
が巻終部となる。そして、このA部の端部を上方に延出
して第2層(上層)の最内周部のa部の端部に接続され
ており、これより外側に順次b部、c部、d部、e部、
f部、g部、h部、i部、j部、k部となるように渦巻
状に形成されており、最外周部のk部が巻終部となっ
て、k部の巻終部の端部が他方のリード16に接続され
ている。なお、励磁用コイル14の第1層(下層)と第
2層(上層)との間は絶縁材により絶縁されている。
【0025】なお、上述した例においては、第1層(下
層)をA〜Kの11ターンとし、第2層(上層)をa〜
kの11ターンとして、合計で22ターンの励磁用コイ
ル14の例について説明したが、励磁用コイル14のタ
ーン数は適宜選択すればよい。そして、励磁用コイル1
4のターン数を変化させた場合の磁束密度(この場合は
メサ部13aの中心部での磁束密度を表す)B(Gau
ss)、励磁用コイル14の全抵抗R(Ω)およびイン
ダクタンスL(nH)をそれぞれ測定すると下記の表1
および図3(なお、図3は表1の結果をグラフで表した
図である)に示すような結果となった。
【0026】
【表1】
【0027】ついで、この種の光−磁気ヘッドを備えた
浮上型スライダ10の製造方法を図4〜図10の製造工
程を示す図に基づいて説明する。まず、図4(a)に示
すように、スライダとなる硬質のセラミックス基板(厚
み数100μm程度)20を用意し、この基板20にレ
ーザ光を照射して、図4(b)に示すように、基板20
に第1の貫通孔20aおよび第2の貫通孔20bを配設
する。ついで、図4(c)に示すように、球状のレンズ
部材(後にその球の一部が切断されて固体イマージョン
レンズ(SIL)となる)30と導電材からなるリード
31,31を用意し、これらのレンズ部材30およびリ
ード31,31を第1貫通孔20aおよび第2貫通孔2
0b,20bにそれぞれ挿入する。
【0028】なお、レンズ部材30は、屈折率が1より
大きな材料、例えば、ガラス、酸化ジルコニウム(Zr
2)、酸化チタン(TiO2)、タンタル酸リチウム
(LiTaO3)から選択して用いており、半球あるい
は3/4球だけ第1の貫通孔20a内に埋設する。
【0029】この後、図5(d)に示すように、ガラス
封着剤によりレンズ部材30を第1貫通孔20aに封着
するとともに、各リード31,31を第2貫通孔20
b,20bにそれぞれ封着する。ついで、図5(e)に
示すように、この表面を平滑に研磨した後、図5(f)
に示すように、平滑に研磨された表面に感光性レジスト
を塗布あるいはドライフィルム21をラミネートする。
なお、この研磨において、レンズ部材30は半球あるい
は3/4球となる。
【0030】ついで、図6(g)に示すように、所定の
形状のレールパターン21aおよびレンズ面のメサパタ
ーン21bに露光した後、現像して、図6(h)に示す
ように、基板20上にレールパターン21aおよびメサ
パターン21bのミリング用マスク22a,22bを形
成する。ついで、この全面にアルゴンイオン(Ar+
を照射して、イオンエッチングを行い、図6(i)に示
すように、レールの凸部23aおよびレンズのメサの凸
部23bを形成する。
【0031】ついで、図7(j)に示すように、この全
面に第1のメッキ用下地膜(例えば、銅等の金属膜)2
4aをスパッタ等により被着させた後、コイルパターン
形成用の感光性レジストあるいはドライフィルム24を
塗布あるいはラミネートする。ついで、図2に示すよう
なコイルパターンに露光した後、現像して、図7(k)
に示すように、第1のコイルパターンメッキ部25を形
成する。
【0032】ついで、図7(l)に示すように、第1の
コイルパターンメッキ部25に銅等の金属膜からなるメ
ッキを施し、第1のメッキ用下地膜24aの上に第1の
コイルメッキ膜25aを形成する。この後、残存するレ
ジストあるいはドライフィルム24を除去することによ
り、図8(m)に示すように、メッキ用下地膜24aの
上に形成された第1のコイルメッキ膜25aが出現す
る。ついで、この全面にアルゴンイオン(Ar+)を照
射して、イオンエッチングを行い、図8(n)に示すよ
うに、第1のコイルメッキ膜25aに覆われていない部
分のメッキ用下地膜24aを除去する。これにより、第
1のコイルメッキ膜25aは、図2に示すように、コイ
ル幅がA<B<C<D<E<F<G<H<I<J<Kの
関係となるように外周部に向かうにしたがって幅広にな
るように形成される。
【0033】この後、図8(o)に示すように、第1の
コイルメッキ膜25aの上に絶縁層26を形成する。つ
いで、図9(p)に示すように、この全面に第2のメッ
キ用下地膜(例えば、第1の下地膜と同様な銅等の金属
膜)27aをスパッタ等により被着させた後、コイルパ
ターン形成用の感光性レジストあるいはドライフィルム
27を塗布あるいはラミネートする。ついで、図2に示
すようなコイルパターンに露光した後、現像して、図9
(q)に示すように、銅等の金属膜からなる第2のコイ
ルパターンメッキ部28を形成する。
【0034】ついで、図9(r)に示すように、第2の
コイルパターンメッキ部28にメッキを施し、第2のメ
ッキ用下地膜27aの上に第2のコイルメッキ膜28a
を形成する。この後、残存するレジストあるいはドライ
フィルムを除去することにより、図10(s)に示すよ
うに、第2のメッキ用下地膜27aの上に形成された第
2のコイルメッキ膜28aが出現する。これにより、第
2のコイルメッキ膜28aは、図2に示すように、コイ
ル幅がa<b<c<d<e<f<g<h<i<j<kの
関係となるように外周部に向かうにしたがって幅広にな
るように形成される。
【0035】ついで、この全面にアルゴンイオン(Ar
+)を照射して、イオンエッチングを行い、図10
(t)に示すように、コイルメッキ膜28aに覆われて
いない第2のメッキ用下地膜27aを除去する。この
後、図10(u)に示すように、第2のコイルメッキ膜
28aの上に第2の絶縁層29を形成して、光−光磁気
ヘッドを備えた浮上型のスライダ10が形成される。
【0036】なお、上述のように形成された浮上型スラ
イダ10は、図1に示すように、サスペンション40の
先端部に接続されたジンバル41の下面に取り付けら
れ、このサスペンション40に沿って延出して配設され
た接続線42をコイル端子17に接続する。一方、スラ
イダ10の固体イマージョンレンズ13の上部に対物レ
ンズ43が配設されるとともに、この対物レンズ43の
上部に反射ミラー44が配設されている。
【0037】これにより、反射ミラー44で反射された
レーザ光は対物レンズ43により集光されて固体イマー
ジョンレンズ13に入射し、その出射面より記録媒体上
にスポット光を照射する。そして、固体イマージョンレ
ンズ13の下表面のメサ部13aの周囲に設けられた励
磁用コイル14が通電されることにより、記録媒体のス
ポット光が照射された部分の発熱と磁束の方向によっ
て、記録媒体の磁化を反転させて記録されるようにな
る。
【0038】図11は、このような光−光磁気ヘッドを
用いて構成した記録再生装置の要部の概略構成を模式的
に示す図であり、図11(a)は、その全体構成の一部
を示す斜視図であり、図11(b)は、図11(a)の
要部を示す斜視図である。なお、図1は図11(b)の
A−A切断面を示す。この記録再生装置は、記録媒体M
を回転駆動する図示しない駆動装置と、レーザビームを
照射するレーザ発光器50と、記録媒体Mで反射した反
射光のカー角を検出するカー角検出器51と、レーザ発
光器50より照射されたレーザ光を透過するとともに、
その一部を反射するハーフミラー52と、図示しない駆
動装置により駆動されるサスペンション40と、浮上型
スライダ10を備えた光−光磁気ヘッドとから構成され
る。なお、レーザ発光器50およびカー角検出器51は
記録媒体(メディア)Mの外周近傍に設置され、ハーフ
ミラー52はサスペンション40の回転軸用孔40a内
に挿入される図示しない回転軸付近に設置されている。
また、ハーフミラー52および反射ミラー44よりなる
光学系は記録再生装置の適宜箇所に固定されている。
【0039】サスペンション40は図示しない駆動装置
により駆動される回転軸が記録媒体(メディア)Mの外
周近傍に設置され、そこを中心に記録媒体Mの半径方向
の記録エリアを移動し、記録領域全体にアクセスできる
ようになされている。そして、サスペンション40の先
端部にジンバル41を固定し、このジンバル41の下面
に浮上型スライダ10が取り付けられている。また、ス
ライダ10の固体イマージョンレンズ13の上部に対物
レンズ43が配設されるとともに、この対物レンズ43
の上部に反射ミラー44が配設されている。
【0040】これにより、レーザ発光器50より出射さ
れたレーザ光はハーフミラー52を透過し、反射ミラー
44で反射されたレーザ光は対物レンズ43により集光
されて固体イマージョンレンズ13に入射し、その出射
面より記録媒体M上にスポット光を照射する。そして、
固体イマージョンレンズ13の下表面のメサ部13aの
周囲に設けられた励磁用コイル14に入力情報に応じた
磁界を印加するために通電することにより、記録媒体M
のスポット光が照射された部分の発熱と磁束の方向によ
って、記録媒体Mの磁化を反転させて記録されるように
なる。
【0041】一方、記録時よりも弱いレーザ光をレーザ
発光器50より出射すると、このレーザ光はハーフミラ
ー52を透過し、反射ミラー44で反射されて対物レン
ズ43により集光されて固体イマージョンレンズ13に
入射し、その出射面より記録媒体M上にスポット光が照
射される。このスポット光は記録媒体M上で反射した
後、対物レンズ43を通過し、反射ミラー44およびハ
ーフミラー52で反射されて、カー角検出器51に入射
され、カー角検出器37はこの反射光が有する記録磁化
方向に依存する反射光の偏光角(カー角)を検出して記
録媒体Mに記録された情報を再生する。
【0042】上述したように、浮上型スライダ10に固
体イマージョンレンズ13を埋め込み、この固体イマー
ジョンレンズ13の記録媒体に対向する面側に突出する
断面形状が略台形状のメサ部13aを一体的に形成され
るとともにこのメサ部13aの中心軸が光軸と一致する
ように形成されているので、このメサ部13aが記録媒
体の方向に突出して対向するようになる。この結果、固
体イマージョンレンズ13と記録媒体との間隔を狭くす
ることが可能となるので、光ビームスポット径を狭くす
ることができるようになり、高記録密度が達成できるよ
うになる。
【0043】また、メサ部13aの周囲に励磁用コイル
14が形成されているので、励磁用コイル14と記録媒
体との間隔を狭くすることが可能となり、弱い磁束密度
であっても書込が可能となる。この結果、磁芯(コア)
を設ける必要がなくなって、構造が簡単になるためこの
種の光−光磁気ヘッドを小型化できるようになるととも
に、その製造も簡単、容易になる。また、小電流であっ
ても容易に記録媒体を励磁できるようになるので、小電
力化を達成できるようになる。
【0044】そして、平面コイル14のコイル幅が、第
1層(下層)については、A<B<C<D<E<F<G
<H<I<J<Kの関係となるように、第2層(上層)
ついては、a<b<c<d<e<f<g<h<i<j<
kの関係となるように外周部に向かうにしたがって幅広
になるよう形成されているので、外周部の抵抗値を低く
して内周部の抵抗値とほぼ等しくすることができる。従
って、1ターン当たりの抵抗値が一定になるように形成
することができる。この結果、少ないターン数でも記録
媒体に記録するのに十分な磁界を発生させることが可能
となるので、コイル長を短くすることが可能となり、イ
ンダクタンスも小さくなるため、高周波応答性が良くな
る。さらに、発熱損失も小さくできるので、この種のス
ライダ10を更に小型化できるようになって、製造工程
も簡略化できるようになる。
【0045】また、励磁用コイル14は第2の貫通孔1
5内に設けられたリード16,16に接続され、このリ
ード16,16の端部は浮上面の対向面上に形成された
リード端子17,17に導電接続されるので、励磁用コ
イル14と接続用リードとの接続が簡単、容易になっ
て、この種の光−光磁気ヘッドの製造が容易になる。
【0046】このように、本発明においては、浮上型ス
ライダ10に固体イマージョンレンズ13が埋め込ま
れ、この浮上型スライダ10が記録媒体(メディア)上
を非常に狭い間隔で浮上することにより、記録媒体(メ
ディア)に近接場光(ニアフィールド光)を実現するこ
とが可能になる。また、浮上型スライダ10と固体イマ
ージョンレンズ13と励磁用コイル14とが一体化され
ており、しかも励磁用コイル14が浮上型スライダ10
の中心近傍に薄膜で形成されているので、この種の浮上
型スライダ10を小型化できるようになる。具体的に
は、例えば、1.2mm(幅)×2.5mm(長さ)×
0.3mm(高さ)〜2mm(幅)×4mm(長さ)×
0.5mm(高さ)のサイズを有する浮上型スライダ1
0が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダをサスペンションに装着した状態の断面を示す図
である。
【図2】 図1の励磁用コイルを拡大して示す図であ
り、図2(b)は断面図であり、図2(a)はその上面
図である。
【図3】 本発明の光−光磁気ヘッドの励磁用コイルの
ターン数(T)と磁束密度(B)、抵抗(R)、インダ
クタンス(L)の関係を示す図である。
【図4】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図5】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図6】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図7】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図8】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図9】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型ス
ライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図10】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた浮上型
スライダの製造工程の一部を示す斜視図である。
【図11】 本発明の光−光磁気ヘッドを備えた記録再
生装置の概略構成を模式的に示す図であり、図11
(a)は、その全体構成の一部を示す斜視図であり、図
11(b)は、図11(a)の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…浮上型スライダ、11…レールパターン、12…
第1の貫通孔、13…固体イマージョンレンズ、13a
…メサ部、14…励磁用コイル、15…第2の貫通孔、
16…リード(導電性物質)、17…リード端子、20
…セラミックス基板、21…20a…第1の貫通孔、2
0b…第2の貫通孔、21…感光性レジスト(ドライフ
ィルム)、21a…レールパターン、21b…メサパタ
ーン、22a,22b…ミリング用マスク、23a…レ
ールの凸部、23b…メサの凸部、24…感光性レジス
ト(ドライフィルム)、25…第1のコイルパターンメ
ッキ部、25a…第1のコイルメッキ膜、26…絶縁
膜、28…第2のコイルパターンメッキ部、28a…第
2のコイルメッキ膜、30…レンズ部材、31…リード
(導電性物質)、40…サスペンション、41…ジンバ
ル、42…接続線、43…対物レンズ、44…反射ミラ
ー、50…レーザ発光器、51…カー角検出器、52…
ハーフミラー、M…記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 21/21 G11B 21/21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に照射された光の光学的性質の
    変化を検出して同記録媒体に記録された信号を再生する
    ための光ヘッド部と、同記録媒体に照射された光の集束
    光の部分発熱と磁束の方向によって同記録媒体の磁化を
    反転させて記録させるための光磁気ヘッド部とを備えた
    光−光磁気ヘッドであって、 前記記録媒体に対向する面が浮上する浮上型スライダ内
    に前記記録媒体に対向する面側に突出してその中心軸が
    光軸と一致する断面形状が略台形状のメサ部を有する前
    記光ヘッド部および前記光磁気ヘッド部の一部を構成す
    る固体イマージョンレンズを備えるとともに、 前記断面形状が略台形状のメサ部の周囲に渦巻状に形成
    された前記光磁気ヘッド部の一部を構成する励磁用薄膜
    コイルを備え、 前記渦巻状に形成された励磁用薄膜コイルは平面的に形
    成された平面コイルであって、この平面コイルのコイル
    幅を内周部から外周部に向かうにしたがって幅広になる
    ように形成されていることを特徴とする光−光磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記平面コイルのコイル幅を内周部から
    外周部に向かうにしたがって幅広になるように形成して
    1ターン当たりの抵抗値が一定になるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の光−光磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記平面コイルは前記メサ部の高さ方向
    に複数層が層状に形成されているとともにこの複数層は
    偶数層となるように形成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の光−光磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記平面コイルの端部は前記浮上型スラ
    イダの内部に配設されたリードに導電接続され、このリ
    ードの端部は同浮上型スライダの浮上面の対向面上に形
    成されたリード端子に導電接続されていることを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずかに記載の光−光磁気
    ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記固体イマージョンレンズは光学的に
    透明で、かつ屈折率が1以上の材料により形成されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載の光−光磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記光学的に透明で、かつ屈折率が1以
    上の材料はガラス、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸
    化チタン(TiO2)、タンタル酸リチウム(LiTa
    3)から選択されることを特徴とする請求項5に記載
    の光−光磁気ヘッド。
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