JP2000132330A - ポインティング装置 - Google Patents

ポインティング装置

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JP2000132330A
JP2000132330A JP10343549A JP34354998A JP2000132330A JP 2000132330 A JP2000132330 A JP 2000132330A JP 10343549 A JP10343549 A JP 10343549A JP 34354998 A JP34354998 A JP 34354998A JP 2000132330 A JP2000132330 A JP 2000132330A
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JP
Japan
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angular velocity
axis
pointer
enable switch
hand
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JP10343549A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Yasui
克明 安井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明によるポインティング装置は、非接
触の動作検出手段と、手のひらに装着される、イネーブ
ルスイッチを備えた操作体とを備えた物である。 【効果】 この発明によれば、机等の平面が無い場所で
も操作が可能であり、また、キーボードから大きく手を
離す事無く、スムーズなポインティング動作のできるポ
インティング装置が得られる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコン、ワークス
テーション等において、マウスにかわってディスプレイ
上のポインタの位置を指示するためのポインティング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のポインティング装置とし
て広く用いられている2ボタンのマウスを示す透視図で
ある。図において、100は机、2は操作体、3は第1
ボタン、4は第2ボタン、10は操作体2に内蔵された
ボール、20は操作体2に内蔵された回路である。操作
者は、机100の平面上で、操作体2をX,Y方向に動
かすことによってボール10を机100に接触させて転
がす。回路20では、そのボールの回転を検出し、X,
Y方向の移動量に応じた信号をパソコンやワークステー
ションに送り、ディスプレー上のポインタの位置を指示
する。第1ボタン3、第2ボタン4は、パソコン、ワー
クステーションに、操作者の意志を伝達するために使用
されるものである。机上の広さには制限があるため、操
作体の、机上における位置が操作可能な範囲をはみ出し
そうになった場合には、ボール10を机100から浮か
す事によって、動作禁止状態とし、元の位置に降ろして
から再度同じ方向へ動かす事によって、広い範囲のポイ
ンティング動作を可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のポインティング
装置は、上記の様に構成されているので、操作するため
には、机上に有る程度の広さの平面が必要であり、狭い
場所での操作は不便であると言う課題があった。また、
トラックボールやデジタイザなど、その他のポインティ
ング装置も各種市販されているが、そのいずれの装置も
キーボードから離れた場所で操作する事が必要なため、
ポインティング装置を用いるときにはキーボードから大
きく手を離す必要が有り、スムーズなキー入力の妨げに
なっていた。この発明によるポインティング装置は、上
記課題を解決するためになされたもので、机等の、固定
された広い平面が無い場合にも操作可能であり、キーボ
ードから大きく手を離離さずにスムーズに操作する事が
可能なポインティング装置を得る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によるポインテ
ィング装置は、机などの固定物に対して、非接触で手の
動作を検出する動作検出手段と、動作検出手段によって
検出された動作信号を、ポインタの動きに反映させるか
どうかを切り替えるイネーブルスイッチを備えた、手の
ひらに装着される操作体とを備えたものである。非接触
の動作検出手段を用いる事により、机等の固定された平
面を不要とした。しかし、単に動作検出手段を設けただ
けでは動作検出の分解能および広さが不足するため、従
来のマウスにおいて、ボールを浮かす事によって、動作
禁止状態とする操作に相当する操作を、イネーブルスイ
ッチを用いて行う様にしたものである。
【0005】
【実施例】以下、この発明の一実施例によるポインティ
ング装置について説明する。 実施例1 図1は、この発明の一実施例によるポインティング装置
の一部断面図である。図において、1はパソコンを操作
する人の手、2は操作体、6はバンドであり、操作体2
を人の手に固定する。3は操作体2に設けられた第1ボ
タン、4は第2ボタン、5はイネーブルスイッチ、20
は操作体2に内蔵された回路、21は回路20に載せら
れた、X軸周りの回転角速度ω1を検出する、振動ジャ
イロによる角速度検出器、22は回路20に載せられ
た、Y軸周りの回転角速度ω2を検出する、振動ジャイ
ロによる角速度検出器である。
【0006】次に、動作について説明する。操作者は、
操作体2をX軸周りやY軸周りの方向に回転させる。角
速度検出器21、22はそれぞれX軸周りの回転角速度
ω1、Y軸周りの回転角速度ω2を検出する。イネーブ
ルスイッチ5が押されている場合には、回路20は角速
度検出器21、22の出力する角速度信号を積分し、そ
れぞれX軸周り、Y軸周りの回転角の変化を計算し、そ
れに応じた信号をパソコンに送る。パソコンではこの操
作体2の角度変化の信号に応じてディスプレー上のポイ
ンタの位置を動かす。手をいっぱいまで回転させた後
に、さらに同じ方向にポインタの位置を動かしたい場合
には、イネーブルスイッチから指を離し、角速度検出器
によって検出された動作信号を、ポインタの動きに反映
させないようにした状態で、手の角度を元に戻し、改め
てイネーブルスイッチ5を押さえなおしてから回転動作
を再開する。これによって、小さな範囲の動作で広い範
囲のポインティング動作を可能としている。
【0007】第1ボタン、第2ボタンには、従来のマウ
スと同じ機能を持たせ、それらを人差し指と薬指で操作
するようにし、中指でイネーブルボタンを操作するよう
にしたので、操作性は、従来のマウスを机上にこすりつ
けて移動させ、第1、第2ボタンを操作する動作と類似
しており、違和感が少ない。また、手の小さな回転運動
でポインティング動作を行えるようにしたので、マウス
のように手をキーボードから大きく離して操作する必要
が無く、ポインティング動作中も、小指や親指をアンカ
ーとしてキーに触れたままにしておく事ができる。した
がって、ポインティング動作を行いながらも、キーボー
ドに視線を移す事なくブラインドタッチを継続する事が
できる。したがって、スムーズなキー入力が可能とな
る。
【0008】なお、上記実施例では、動作検出手段とし
て、振動ジャイロによる角速度検出器を用いたが、例え
ば、傾斜センサを用いた、重力に対する角度検出器、あ
るいは、光センサを用いた、固定された投光器に対する
角度検出器、或いは加速度検出器、超音波や電波を用い
た位置検出器の様に、机等の固定物に対して非接触で操
作者の動作を2次元的に検出できる物で有れば何でもよ
く、同様に動作する。
【0009】また、上記実施例では、動作検出手段、お
よび回路を操作体の中に一体に組み入れたが、小型化が
難しい場合には、例えば、ボタン類を配した操作体のみ
を手のひら側に設け、動作検出手段や回路は手の甲側
や、別の場所に固定する様にしても良い。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、非接
触の動作検出手段と、手のひらに装着される、イネーブ
ルスイッチを備えた操作体とを備えたので、机等の固定
された平面が無い場所でも操作が可能であり、また、キ
ーボードから大きく手を離す事無く、ブラインドタッチ
を継続しながらがらポインティング動作のできるポイン
ティング装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるポインティング装置
の一部透視図である。
【図2】従来のポインティング装置の一部透視図であ
る。
【符号の説明】
2 操作体 3 第1ボタン 4 第2ボタン 5 イネーブルスイッチ 20 回路 21 角速度検出器 22 角速度検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者の手の動作を検出するための、角速
    度検出器、または角度検出器、または加速度検出器、超
    音波や電波を用いた距離検出器等より成る、机等の固定
    物に対して非接触の動作検出手段と、動作検出手段によ
    って検出された動作信号をポインタの動きに反映させる
    かどうかを切り替えるイネーブルスイッチを備えた、手
    のひらに装着される操作体とを備えた事を特徴とする、
    パソコン、ワークステーション等のディスプレイ上のポ
    インタの位置を指示するためのポインティング装置。
  2. 【請求項2】イネーブルスイッチは、第1ボタンと第2
    ボタンの間に設けられた事を特徴とする特許請求項1に
    記載のポインティング装置。
JP10343549A 1998-10-26 1998-10-26 ポインティング装置 Pending JP2000132330A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8213264B2 (en) 2009-06-08 2012-07-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device of measuring location, and moving object
JP2016060017A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社デンソーウェーブ ロボット操作装置及びロボット操作装置の入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8213264B2 (en) 2009-06-08 2012-07-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device of measuring location, and moving object
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