JPH09282083A - ポインティング・デバイスを使用した入力装置 - Google Patents
ポインティング・デバイスを使用した入力装置Info
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- JPH09282083A JPH09282083A JP8612296A JP8612296A JPH09282083A JP H09282083 A JPH09282083 A JP H09282083A JP 8612296 A JP8612296 A JP 8612296A JP 8612296 A JP8612296 A JP 8612296A JP H09282083 A JPH09282083 A JP H09282083A
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- actuator
- input operation
- operation surface
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Abstract
(57)【要約】
【課題】いわゆるタブレット方式のポインティング・デ
バイスを使用した入力装置において、小型でかつ操作性
の優れた入力装置を提供することにある。 【解決手段】タブレット方式のポインティング・デバイ
スを使用した入力装置において、入力操作面であるタブ
レット１０と、ユーザの指等の押圧操作により入力操作
面に接触するアクチュエータ部１１とを備えている。ア
クチュエータ部１１は、例えばプラスチック等の支持部
材１２により、入力操作面に対して押圧操作に応じた自
在の方向に接触するように支持されている。このような
構造のポインティング・デバイスであれば、タブレット
方式による薄型化と小型化を実現できると共に、アクチ
ュエータ部１１を操作するだけで正確な入力操作を容易
に実現できるため、操作性の優れた入力装置を提供する
ことができる。
バイスを使用した入力装置において、小型でかつ操作性
の優れた入力装置を提供することにある。 【解決手段】タブレット方式のポインティング・デバイ
スを使用した入力装置において、入力操作面であるタブ
レット１０と、ユーザの指等の押圧操作により入力操作
面に接触するアクチュエータ部１１とを備えている。ア
クチュエータ部１１は、例えばプラスチック等の支持部
材１２により、入力操作面に対して押圧操作に応じた自
在の方向に接触するように支持されている。このような
構造のポインティング・デバイスであれば、タブレット
方式による薄型化と小型化を実現できると共に、アクチ
ュエータ部１１を操作するだけで正確な入力操作を容易
に実現できるため、操作性の優れた入力装置を提供する
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にタブレット方
式のポインティング・デバイスを使用して、表示画面上
の座標位置を入力するための入力装置に関する。
式のポインティング・デバイスを使用して、表示画面上
の座標位置を入力するための入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特に小型のパーソナルコンピュー
タでは、ディスプレイ装置の表示画面上でカーソル操作
やアイコン指示等を行なうための位置座標の入力操作に
は、マウスやトラックボール等のポインティング・デバ
イスが使用されている。ポインティング・デバイスは、
キーボードを操作することなく、表示画面上の位置座標
を入力できるため、特にＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ
Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）等には有用なデバイス
である。
タでは、ディスプレイ装置の表示画面上でカーソル操作
やアイコン指示等を行なうための位置座標の入力操作に
は、マウスやトラックボール等のポインティング・デバ
イスが使用されている。ポインティング・デバイスは、
キーボードを操作することなく、表示画面上の位置座標
を入力できるため、特にＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ
Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）等には有用なデバイス
である。
【０００３】ところで、ノート型やパーム（ｐａｌｍ）
トップ型等の小型のパーソナルコンピュータは携帯性を
重視しているため、ポインティング・デバイスを実装す
るための実装スペースが限定されている。このため、通
常では、デスクトップ型のパーソナルコンピュータに使
用されているマウスやトラックボール等のポインティン
グ・デバイスは体積が大きいため、ノート型やパーム
（ｐａｌｍ）トップ型に実装することは困難である。
トップ型等の小型のパーソナルコンピュータは携帯性を
重視しているため、ポインティング・デバイスを実装す
るための実装スペースが限定されている。このため、通
常では、デスクトップ型のパーソナルコンピュータに使
用されているマウスやトラックボール等のポインティン
グ・デバイスは体積が大きいため、ノート型やパーム
（ｐａｌｍ）トップ型に実装することは困難である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のポインティング
・デバイスを使用した入力装置において、マウスやトラ
ックボール等を使用する方式があるが、携帯性を重視し
ているノート型やパーム（ｐａｌｍ）トップ型等の小型
のパーソナルコンピュータには不向きである。これに対
して、抵抗膜タブレット方式または静電容量タブレット
方式のポインティング・デバイスは薄型化が可能である
ため、占有スペース（面積）が小さく、小型のパーソナ
ルコンピュータに適切な方式である。しかしながら、実
際上において、小型でかつユーザの操作性に優れたタブ
レット方式のポインティング・デバイスは必ずしも実現
されていない。
・デバイスを使用した入力装置において、マウスやトラ
ックボール等を使用する方式があるが、携帯性を重視し
ているノート型やパーム（ｐａｌｍ）トップ型等の小型
のパーソナルコンピュータには不向きである。これに対
して、抵抗膜タブレット方式または静電容量タブレット
方式のポインティング・デバイスは薄型化が可能である
ため、占有スペース（面積）が小さく、小型のパーソナ
ルコンピュータに適切な方式である。しかしながら、実
際上において、小型でかつユーザの操作性に優れたタブ
レット方式のポインティング・デバイスは必ずしも実現
されていない。
【０００５】本発明の目的は、いわゆるタブレット方式
のポインティング・デバイスを使用した入力装置におい
て、小型でかつ操作性の優れた入力装置を提供すること
にある。
のポインティング・デバイスを使用した入力装置におい
て、小型でかつ操作性の優れた入力装置を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、タブレット方
式のポインティング・デバイスを使用した入力装置にお
いて、入力操作面であるタブレット面に接触して、位置
座標の入力操作を行なうための入力操作用部材（一種の
アダプタ）を有する入力装置である。
式のポインティング・デバイスを使用した入力装置にお
いて、入力操作面であるタブレット面に接触して、位置
座標の入力操作を行なうための入力操作用部材（一種の
アダプタ）を有する入力装置である。
【０００７】入力操作用部材は、ユーザの指等の押圧操
作により入力操作面に接触するアクチュエータ部を有す
る。このアクチュエータ部は、例えばプラスチック等の
支持部材により、入力操作面に対して押圧操作に応じた
自在の方向に接触するように支持されている。
作により入力操作面に接触するアクチュエータ部を有す
る。このアクチュエータ部は、例えばプラスチック等の
支持部材により、入力操作面に対して押圧操作に応じた
自在の方向に接触するように支持されている。
【０００８】このような構造のポインティング・デバイ
スであれば、タブレット方式による薄型化と小型化を実
現できると共に、アクチュエータ部を操作するだけで正
確な入力操作を容易に実現できるため、操作性の優れた
入力装置を提供することができる。
スであれば、タブレット方式による薄型化と小型化を実
現できると共に、アクチュエータ部を操作するだけで正
確な入力操作を容易に実現できるため、操作性の優れた
入力装置を提供することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図１は本実施形態に関係するポイン
ティング・デバイスの構造を説明するための図であり、
図２乃至図４はそれぞれ本実施形態に関係するポインテ
ィング・デバイスの具体的構造を説明するための図であ
り、図５は本実施形態のポインティング・デバイスを実
装したパーソナルコンピュータの外観を示す図である。 （本実施形態の入力装置）本実施形態の入力装置１は、
図５に示すように、例えばパーム（ｐａｌｍ）トップ型
等の携帯型パーソナルコンピュータ５０に設けられてお
り、ここでは液晶表示器（ＬＣＤ）からなる表示画面５
１の近傍に配置されている。コンピュータ５０は、液晶
表示器と共に、本体５２に内蔵されたキーボード５３を
有する。
の形態を説明する。図１は本実施形態に関係するポイン
ティング・デバイスの構造を説明するための図であり、
図２乃至図４はそれぞれ本実施形態に関係するポインテ
ィング・デバイスの具体的構造を説明するための図であ
り、図５は本実施形態のポインティング・デバイスを実
装したパーソナルコンピュータの外観を示す図である。 （本実施形態の入力装置）本実施形態の入力装置１は、
図５に示すように、例えばパーム（ｐａｌｍ）トップ型
等の携帯型パーソナルコンピュータ５０に設けられてお
り、ここでは液晶表示器（ＬＣＤ）からなる表示画面５
１の近傍に配置されている。コンピュータ５０は、液晶
表示器と共に、本体５２に内蔵されたキーボード５３を
有する。
【００１０】本実施形態の入力装置１は、例えば抵抗膜
タブレット方式のポインティング・デバイスを使用した
ものであり、入力操作面であるタブレット上の２点の接
触位置の中点を感知し、その中点の座標位置を検出する
方式である。このポインティング・デバイス１は、後述
するように、タブレット上に接触するためのアクチュエ
ータ部を有する。アクチュエータ部は、ユーザの押圧操
作に応じて、タブレットの入力操作面に対して自在の方
向に接触するように構成されている。このポインティン
グ・デバイス１を操作することにより、表示画面５１に
表示されたカーソルの移動を制御することになる。 （本実施形態のポインティング・デバイスの構造）以下
図１から図４を参照して、本実施形態のポインティング
・デバイスの構造を説明する。本ポインティング・デバ
イス１の基本的構造は、図１（Ａ）に示すように、入力
操作面であるタブレット１０と、操作部であるアクチュ
エータ部１１と、このアクチュエータ部１１を支持する
ための支持部１２とからなる。アクチュエータ部１１に
は、タブレット１０上で座標中心位置を指定するための
突起部１３が設けられている。
タブレット方式のポインティング・デバイスを使用した
ものであり、入力操作面であるタブレット上の２点の接
触位置の中点を感知し、その中点の座標位置を検出する
方式である。このポインティング・デバイス１は、後述
するように、タブレット上に接触するためのアクチュエ
ータ部を有する。アクチュエータ部は、ユーザの押圧操
作に応じて、タブレットの入力操作面に対して自在の方
向に接触するように構成されている。このポインティン
グ・デバイス１を操作することにより、表示画面５１に
表示されたカーソルの移動を制御することになる。 （本実施形態のポインティング・デバイスの構造）以下
図１から図４を参照して、本実施形態のポインティング
・デバイスの構造を説明する。本ポインティング・デバ
イス１の基本的構造は、図１（Ａ）に示すように、入力
操作面であるタブレット１０と、操作部であるアクチュ
エータ部１１と、このアクチュエータ部１１を支持する
ための支持部１２とからなる。アクチュエータ部１１に
は、タブレット１０上で座標中心位置を指定するための
突起部１３が設けられている。
【００１１】アクチュエータ部１１は、図１（Ａ）に示
すように、付勢されていない状態では、突起部１３がタ
ブレット１０から離間している状態を維持している。ア
クチュエータ部１１は所定の押圧力で押されると、図１
（Ｂ）に示すように、突起部１３がタブレット１０上に
接触した後に、図１（Ｃ）に示すように、押した方向に
変形する。
すように、付勢されていない状態では、突起部１３がタ
ブレット１０から離間している状態を維持している。ア
クチュエータ部１１は所定の押圧力で押されると、図１
（Ｂ）に示すように、突起部１３がタブレット１０上に
接触した後に、図１（Ｃ）に示すように、押した方向に
変形する。
【００１２】ここで、本実施形態の方式は、押圧力を所
定の範囲内で変化させることにより、突起部１３が接触
するタブレット１０上の中点がずれるため、座標位置と
共に押圧力も検出する。所定の範囲外まで押圧力を強く
すると、図６（Ａ）に示すように、アクチュエータ部１
１は、突起部１３以外の面もタブレット１０上に接触
し、座標位置の検出精度が低下する。
定の範囲内で変化させることにより、突起部１３が接触
するタブレット１０上の中点がずれるため、座標位置と
共に押圧力も検出する。所定の範囲外まで押圧力を強く
すると、図６（Ａ）に示すように、アクチュエータ部１
１は、突起部１３以外の面もタブレット１０上に接触
し、座標位置の検出精度が低下する。
【００１３】アクチュエータ部１１は、例えばシリコン
ゴム等の弾性材質からなり、押圧操作に応じて、タブレ
ット１０の入力操作面に対して自在の方向に接触するよ
うに構成されている。支持部１２は、具体的には図２
（同図（Ｂ）は（Ａ）の部分的拡大図）に示すような構
造であり、例えばプラスチック材質からなる。即ち、支
持部１２は、図２（Ｂ）に示すように、アクチュエータ
部１１の周辺部に設けられた溝に係合する第１の係合部
１２ａと第２の係合部１２ｂとを有する。この第１の係
合部１２ａと第２の係合部１２ｂは、アクチュエータ部
１１の周辺部を上下面から挟み込むようにして支持する
構造である。
ゴム等の弾性材質からなり、押圧操作に応じて、タブレ
ット１０の入力操作面に対して自在の方向に接触するよ
うに構成されている。支持部１２は、具体的には図２
（同図（Ｂ）は（Ａ）の部分的拡大図）に示すような構
造であり、例えばプラスチック材質からなる。即ち、支
持部１２は、図２（Ｂ）に示すように、アクチュエータ
部１１の周辺部に設けられた溝に係合する第１の係合部
１２ａと第２の係合部１２ｂとを有する。この第１の係
合部１２ａと第２の係合部１２ｂは、アクチュエータ部
１１の周辺部を上下面から挟み込むようにして支持する
構造である。
【００１４】アクチュエータ部１１は、具体的には、図
３に示すような構造である。即ち、平面図の図３（Ａ）
に示すように、アクチュエータ部１１の操作面側（上
面）には、中央部に例えばユーザの指で押圧操作するた
めの操作部１１ａが設けられており、その操作部１１ａ
の周辺には溝１１ｂが形成されている。この溝１１ｂの
部分は、前述したように、支持部１２の第１の係合部１
２ａ（図４（Ｃ）を参照）に係合して支持される部分で
ある。なお、同図（Ｄ）は側面図であり、同図（Ｂ），
（Ｅ）はそれぞれ断面図である。
３に示すような構造である。即ち、平面図の図３（Ａ）
に示すように、アクチュエータ部１１の操作面側（上
面）には、中央部に例えばユーザの指で押圧操作するた
めの操作部１１ａが設けられており、その操作部１１ａ
の周辺には溝１１ｂが形成されている。この溝１１ｂの
部分は、前述したように、支持部１２の第１の係合部１
２ａ（図４（Ｃ）を参照）に係合して支持される部分で
ある。なお、同図（Ｄ）は側面図であり、同図（Ｂ），
（Ｅ）はそれぞれ断面図である。
【００１５】アクチュエータ部１１の下面側は、図３
（Ｃ）に示すように、中央部１１ｃの中心に形成された
突起部１３を有し、その中央部１１ｃの周辺に溝１１ｄ
が形成された構造である。さらに、下面側の外周部１１
ｆの例えば２箇所に、切り欠き部１１ｅが形成されてい
る。この切り欠き部１１ｅは、前述したように、支持部
１２の第２の係合部１２ｂ（図４（Ｃ）を参照）に係合
して支持される部分である。
（Ｃ）に示すように、中央部１１ｃの中心に形成された
突起部１３を有し、その中央部１１ｃの周辺に溝１１ｄ
が形成された構造である。さらに、下面側の外周部１１
ｆの例えば２箇所に、切り欠き部１１ｅが形成されてい
る。この切り欠き部１１ｅは、前述したように、支持部
１２の第２の係合部１２ｂ（図４（Ｃ）を参照）に係合
して支持される部分である。
【００１６】一方、支持部１２は、具体的には、図４に
示すような構造である。即ち、図４（Ａ）に示すよう
に、中央部に開口部１２ｃが形成された平板状のベース
部１２ｄを有する。このベース部１２ｄには、側面図の
同図（Ｂ）に示すように、リング状の側面部１２ｅが設
けられている。ベース部１２ｄの下面側には、同図
（Ｃ）に示すように、リング状の第１の係合部１２ａが
設けられている。また、側面部１２ｅの内側の２箇所
に、突起状の第２の係合部１２ｂが設けられている。な
お、図４（Ｄ）は平面図の同図（Ａ）の断面図（Ａ−
Ａ）であり、同図（Ｅ）は同図（Ｄ）の拡大断面図（Ｄ
の部分）である。 （本実施形態の変形例１）前述のような本実施形態のポ
インティング・デバイスにおいて、図１（Ｃ）に示すよ
うに、アクチュエータ部１１を押圧操作したときに、突
起部１３がタブレット１０の入力操作面に接触して、座
標位置の検出動作が実行される。ここで、ユーザによる
押圧操作において、アクチュエータ部１１が許容範囲外
の強さで押圧されると、前述した図６（Ａ）のように、
突起部１３以外の面もタブレット１０上に接触するた
め、座標位置の検出精度が低下する。
示すような構造である。即ち、図４（Ａ）に示すよう
に、中央部に開口部１２ｃが形成された平板状のベース
部１２ｄを有する。このベース部１２ｄには、側面図の
同図（Ｂ）に示すように、リング状の側面部１２ｅが設
けられている。ベース部１２ｄの下面側には、同図
（Ｃ）に示すように、リング状の第１の係合部１２ａが
設けられている。また、側面部１２ｅの内側の２箇所
に、突起状の第２の係合部１２ｂが設けられている。な
お、図４（Ｄ）は平面図の同図（Ａ）の断面図（Ａ−
Ａ）であり、同図（Ｅ）は同図（Ｄ）の拡大断面図（Ｄ
の部分）である。 （本実施形態の変形例１）前述のような本実施形態のポ
インティング・デバイスにおいて、図１（Ｃ）に示すよ
うに、アクチュエータ部１１を押圧操作したときに、突
起部１３がタブレット１０の入力操作面に接触して、座
標位置の検出動作が実行される。ここで、ユーザによる
押圧操作において、アクチュエータ部１１が許容範囲外
の強さで押圧されると、前述した図６（Ａ）のように、
突起部１３以外の面もタブレット１０上に接触するた
め、座標位置の検出精度が低下する。
【００１７】そこで、図６（Ｂ）に示すように、本実施
形態の変形例１は、アクチュエータ部１１の突起部２３
を、シリコンゴム等の相対的に柔らかい材質ではなく、
プラスチック等の相対的に硬い材質により形成する。こ
のような構造により、アクチュエータ部１１の操作部を
強く押圧した場合でも、突起部２３が硬い材質であるた
め、潰れにくくなり、突起部２３以外の面がタブレット
１０上に接触することを抑制することができる。 （本実施形態の変形例２）本実施形態の変形例２は、図
６（Ｃ）に示すように、アクチュエータ部１１の中央部
にプラスチック等の相対的に硬い材質により形成された
芯３３を設けて、この芯３３の先端部を突起部として構
成したものである。このような構造の場合でも、アクチ
ュエータ部１１の操作部を強く押圧した場合に、突起部
が潰れにくくなり、突起部以外の面がタブレット１０上
に接触することを抑制することができる。 （本実施形態の変形例３〜変形例５）本実施形態の変形
例３は、図７（Ａ）に示すように、アクチュエータ部１
１の操作面１１ａをプラスチック等の相対的に硬い材質
により形成した構造である。また、変形例４は、図７
（Ｂ）に示すように、アクチュエータ部１１の操作面１
１ａをプラスチック等の相対的に硬い材質により形成す
ると共に、アクチュエータ部１１の中央部にプラスチッ
ク等の相対的に硬い材質により形成された芯３３を設け
て、この芯３３の先端部を突起部として構成したもので
ある。また、変形例５は、図７（Ｃ）に示すように、操
作面１１ａと芯３３とをそれぞれプラスチック等の相対
的に硬い材質３３ａ，３３ｂにより一体的に形成した構
造である。
形態の変形例１は、アクチュエータ部１１の突起部２３
を、シリコンゴム等の相対的に柔らかい材質ではなく、
プラスチック等の相対的に硬い材質により形成する。こ
のような構造により、アクチュエータ部１１の操作部を
強く押圧した場合でも、突起部２３が硬い材質であるた
め、潰れにくくなり、突起部２３以外の面がタブレット
１０上に接触することを抑制することができる。 （本実施形態の変形例２）本実施形態の変形例２は、図
６（Ｃ）に示すように、アクチュエータ部１１の中央部
にプラスチック等の相対的に硬い材質により形成された
芯３３を設けて、この芯３３の先端部を突起部として構
成したものである。このような構造の場合でも、アクチ
ュエータ部１１の操作部を強く押圧した場合に、突起部
が潰れにくくなり、突起部以外の面がタブレット１０上
に接触することを抑制することができる。 （本実施形態の変形例３〜変形例５）本実施形態の変形
例３は、図７（Ａ）に示すように、アクチュエータ部１
１の操作面１１ａをプラスチック等の相対的に硬い材質
により形成した構造である。また、変形例４は、図７
（Ｂ）に示すように、アクチュエータ部１１の操作面１
１ａをプラスチック等の相対的に硬い材質により形成す
ると共に、アクチュエータ部１１の中央部にプラスチッ
ク等の相対的に硬い材質により形成された芯３３を設け
て、この芯３３の先端部を突起部として構成したもので
ある。また、変形例５は、図７（Ｃ）に示すように、操
作面１１ａと芯３３とをそれぞれプラスチック等の相対
的に硬い材質３３ａ，３３ｂにより一体的に形成した構
造である。
【００１８】このような変形例３〜変形例５の構造によ
り、前記と同様に、結果的に突起部が潰れにくくなり、
突起部以外の面がタブレット１０上に接触することを抑
制することができる。
り、前記と同様に、結果的に突起部が潰れにくくなり、
突起部以外の面がタブレット１０上に接触することを抑
制することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、タ
ブレット方式のポインティング・デバイスを使用した入
力装置において、ユーザの指等の押圧操作により、タブ
レットである入力操作面に対して、押圧操作に応じた自
在の方向に接触するアクチュエータ部を有する構造のポ
インティング・デバイスを提供することができる。従っ
て、タブレット方式による薄型化と占有スペースの減少
化の利点を得ると共に、ユーザの操作性に優れた入力装
置を実現することができる。このような小型かつ操作性
に優れたタブレット方式のポインティング・デバイス
を、特にノート型やパームトップ型等の小型のパーソナ
ルコンピュータの入力装置として適用すれば、非常に有
効である。
ブレット方式のポインティング・デバイスを使用した入
力装置において、ユーザの指等の押圧操作により、タブ
レットである入力操作面に対して、押圧操作に応じた自
在の方向に接触するアクチュエータ部を有する構造のポ
インティング・デバイスを提供することができる。従っ
て、タブレット方式による薄型化と占有スペースの減少
化の利点を得ると共に、ユーザの操作性に優れた入力装
置を実現することができる。このような小型かつ操作性
に優れたタブレット方式のポインティング・デバイス
を、特にノート型やパームトップ型等の小型のパーソナ
ルコンピュータの入力装置として適用すれば、非常に有
効である。
【図１】本発明の実施形態に関係するポインティング・
デバイスの構造を説明するための図。
デバイスの構造を説明するための図。
【図２】本実施形態に関係するポインティング・デバイ
スの具体的構造を説明するための図。
スの具体的構造を説明するための図。
【図３】本実施形態に関係するポインティング・デバイ
スの具体的構造を説明するための図。
スの具体的構造を説明するための図。
【図４】本実施形態に関係するポインティング・デバイ
スの具体的構造を説明するための図。
スの具体的構造を説明するための図。
【図５】本実施形態のポインティング・デバイスを実装
したパーソナルコンピュータの外観を示す図。
したパーソナルコンピュータの外観を示す図。
【図６】本実施形態の変形例１，２を説明するための
図。
図。
【図７】本実施形態の変形例３〜５を説明するための
図。
図。
１…タブレット方式のポインティング・デバイス（入力
装置） １０…タブレット（入力操作面） １１…アクチュエータ部 １１ａ…操作部 １１ｂ…溝 １１ｃ…中央部 １１ｄ…溝 １１ｅ…切り欠き部 １１ｆ…外周部 １２…支持部 １２ａ…第１の係合部 １２ｂ…第２の係合部 １２ｃ…開口部 １２ｄ…ベース部 １２ｅ…側面部 １３…突起部 ２３…突起部 ３３…芯 ５０…パーソナルコンピュータ ５１…表示画面（液晶表示器） ５２…コンピュータ本体 ５３…キーボード
装置） １０…タブレット（入力操作面） １１…アクチュエータ部 １１ａ…操作部 １１ｂ…溝 １１ｃ…中央部 １１ｄ…溝 １１ｅ…切り欠き部 １１ｆ…外周部 １２…支持部 １２ａ…第１の係合部 １２ｂ…第２の係合部 １２ｃ…開口部 １２ｄ…ベース部 １２ｅ…側面部 １３…突起部 ２３…突起部 ３３…芯 ５０…パーソナルコンピュータ ５１…表示画面（液晶表示器） ５２…コンピュータ本体 ５３…キーボード
Claims (6)
- 【請求項１】 タブレット方式のポインティング・デバ
イスを使用した入力装置であって、 入力操作面上に接触した座標位置を感知するタブレット
手段と、 押圧操作により前記入力操作面に接触するアクチュエー
タ部を有し、前記アクチュエータ部を前記入力操作面に
対して押圧操作に応じた自在の方向に接触するように支
持する支持部材を有する入力操作用部材とを具備したこ
とを特徴とする入力装置。 - 【請求項２】 タブレット方式のポインティング・デバ
イスを使用した入力装置であって、 入力操作面上の２点の接触位置の中点を感知し、前記中
点の座標位置を検出するタブレット手段と、 押圧操作により前記入力操作面に接触する突起部とその
周辺接触部とからなるアクチュエータ部を有し、前記ア
クチュエータ部を前記入力操作面に対して押圧操作に応
じた自在の方向に接触するように支持する支持部材を有
する入力操作用部材とを具備したことを特徴とする入力
装置。 - 【請求項３】 前記入力操作用部材は、 前記入力操作面に対して接触するアクチュエータ部が弾
性部材からなり、 前記アクチュエータ部材を支持する支持部材がプラスチ
ック部材からなるような構造であることを特徴とする請
求項１または請求項２記載の入力装置。 - 【請求項４】 前記アクチュエータ部は、押圧操作に応
じて前記入力操作面に対して接触する突起部を有するこ
とを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３のいずれ
か記載の入力装置。 - 【請求項５】 前記アクチュエータ部は押圧操作に応じ
て前記入力操作面に対して接触する突起部を有し、 前記突起部が前記弾性部材に対して相対的に硬い材質か
らなることを特徴とする請求項３記載の入力装置。 - 【請求項６】 前記アクチュエータ部は、押圧操作を行
なうための操作面部と前記入力操作面に対して接触する
突起部とを有し、 前記操作面部または前記突起部が相対的に硬い材質から
なることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３の
いずれか記載の入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8612296A JPH09282083A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ポインティング・デバイスを使用した入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8612296A JPH09282083A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ポインティング・デバイスを使用した入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282083A true JPH09282083A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13877906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8612296A Pending JPH09282083A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ポインティング・デバイスを使用した入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282083A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003010650A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-directional input device and electronic equipment using the device |
| JP2004234190A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Alps Electric Co Ltd | 座標検出装置 |
| WO2012025043A1 (zh) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | 中国移动通信集团公司 | 一种基于轨迹球的按压定位方法及装置 |
| JP2019028884A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | Smk株式会社 | タッチパネル |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8612296A patent/JPH09282083A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003010650A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-directional input device and electronic equipment using the device |
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| CN102375569A (zh) * | 2010-08-23 | 2012-03-14 | 中国移动通信有限公司 | 一种基于轨迹球的按压定位方法及装置 |
| JP2013534344A (ja) * | 2010-08-23 | 2013-09-02 | 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 | トラックボールに基づいた押圧して位置決めする方法および装置 |
| JP2019028884A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | Smk株式会社 | タッチパネル |
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