JP2000132004A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

画像形成装置および方法

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JP2000132004A
JP2000132004A JP10307516A JP30751698A JP2000132004A JP 2000132004 A JP2000132004 A JP 2000132004A JP 10307516 A JP10307516 A JP 10307516A JP 30751698 A JP30751698 A JP 30751698A JP 2000132004 A JP2000132004 A JP 2000132004A
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image forming
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forming apparatus
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Fumihiro Ueno
史大 植野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字画質を向上する。 【解決手段】 プリンタコントローラ11から受信した
コマンドやシーケンス監視手段87による実行シーケン
スの監視結果に基いて、ブロップス除去処理シーケンス
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式にて
画像を形成する画像形成装置に関し、定着器サーミスタ
部ブロップス等のトナー付着による画像汚れを除去する
ことのできる画像形成装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置において多色画像を
形成する場合は、転写回数に応じて転写帯電器に対する
転写バイアスおよび現像ユニットに対する現像バイアス
を印加する高圧ユニットが設けられており、高圧ユニッ
トを複数の記録サイクルに応じてプリンタ制御手段が順
次ON/OFFすることにより、多色画像を構成されて
いる。図8は、この種の多色画像形成装置のプリンタ制
御機構を示す。図8において、1は、プリンタ制御回路
で、プリンタコントローラ11からの多色の画像信号に
基づいて画像形成装置2よりビデオ信号(VDO )3を
形成して駆動回路4に出力する。この駆動回路4は図示
しない半導体レーザを駆動するための回路で、レーザ駆
動信号5を出力する。印字手段54は、画像形成装置2
からの印字シーケンス信号52やセンサ情報に応じて、
モータやクラッチ、ソレノイド等のアクチュエータ駆動
信号55を出力する。画像形成装置2は、多色の画像信
号により生成した第1,第2のビデオ信号を出力し、図
示しない像担持体に第1,第2の静電潜像を形成すると
ともに、バイアス制御手段7に起動信号6を出力する。
バイアス制御手段7は、起動信号に応じたデータより、
転写/現像等の高圧ユニットへのバイアス信号8を出力
し、静電潜像の現像及び記録紙の転写を行い、多色画像
を形成する。
【0003】(印字)シーケンス制御手段25では、不
図示の画像形成装置2内のドアのオープン/クローズ情
報の検出に伴う処理や、正常や印字動作を行うための印
字シーケンス手順を前記画像形成装置2に伝える。又、
画像形成時のエンジンの情報は、ビデオインタフェース
18を介してステータスとしてプリンタコントローラ1
1に報知している。
【0004】次に、前記プリンタ制御回路1とプリンタ
コントローラ11間の動作について図9及び図10を用
いて説明する。図9は、プリンタ制御回路1とプリンタ
コントローラ11とを接続するインタフェース信号線を
示す。図10は、コマンド/ステータスのタイミングを
示す。プリンタ制御回路1は、電源投入後、前記プリン
タコントローラ11との通信が可能になった時点にて図
9の/PPRDY信号21をtrue(真)にする。そ
して、プリンタコントローラからの/CPRDY信号2
3がtrueである事を確認後かつ、正しいLBP(レ
ーザプリンタ)−IDコードをプリンタコントローラよ
り受け取ったと認識したならば、該画像形成装置2が印
字可能状態になるための処理を始める。
【0005】そして、印字可能な状態になったならば、
/RDY信号22をtrueにする。一方、プリンタコ
ントローラ11は、通信可能となった時点にて図10に
示す様に/CPRDY信号23をtrueにし、/CB
SY信号24をtrueにした後、CCLK信号26に
よるパルスに同期させ、CMD信号25を送出する。
【0006】そして、CMD信号25によるコマンドを
送出した後、CBSY信号24をfalse(偽)にす
る。プリンタ制御回路1は、上記手順にてコマンドを受
け取ると、SBSY信号24をtrueにした後、CC
LK信号26によるパルスに同期させ、STS信号28
を送出する。STS信号28によるステータスを送出し
た後、SBSY信号27をfalseにする。以上の手
順により、プリンタ制御回路1とプリンタコントローラ
11は、コマンドとステータスの送受信を行う。
【0007】次に印字動作の手順について説明する。
【0008】プリンタコントローラ11は、/RDY信
号22がtrueであることを確認した後、/PRNT
信号29をtrueにする。一方、前記プリンタ制御回
路1は、前記図10に示す様に/PRNT信号29がt
rueである事を認識したならば、電子写真プロセスの
前回転動作を開始し、不図示の基準信号検知後、t1時
間後に/TOP信号30のパルスを出力する。プリンタ
コントローラ11はLSYNC信号33のパルスに同期
させて、イエロの画像信号/VDO 32を出力する。同
様な手順によりマゼンタ、シアン、ブラックの画像信号
を出力し、多色画像を形成する。
【0009】次に、印字動作における従来例を示す。図
11は、画像形成を行う為のシーケンス手順を示す。以
下、図11のステップに応じて順次処理内容を説明す
る。
【0010】電源ONになると、ハードウエア回路、通
信の初期設定を行った後、コントローラからの正しいL
BP−IDコマンド待ち状態となる(ステップS1
0)。正しいLBP−IDコマンドを受け取ったと判断
したならば、ステップS11に移行し、イニシャル処
理、例えば、現像器有無チェック、定着ヒータ温調開
始、駆動系イニシャライズ等、印字動作が可能になるス
タンバイまでの立ち上げ処理を実行する。
【0011】但し、この時自己診断により、故障が検知
された場合は、故障となる。定着温度が目標温度になる
等スタンバイになるのを待ち(ステップS12)、スタ
ンバイになったならば、不図示の紙有無検知手段からの
紙有無情報をチェックし(ステップS13)、紙有りな
らば、ステップS14へ、紙無しならば、ステップS1
2へ移行する。
【0012】一方、ステップS14では、プリント指示
があるか否かのチェック(/PRNT信号trueか否
かのチェック)を行い、指示有りならば、電子写真プロ
セスの印字シーケンスを実行させ(ステップS15)、
最適画像を出力する。そして、印字動作が終了したなら
ば(ステップS16)、スタンバイ動作へ戻る処理を行
い、前記ステップS12からの動作を繰り返す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のような多色画像
形成動作時に、静電的に定着ローラにトナーが付着した
り、環境変動や耐久変動といった要因で、転写材に所定
量以上のトナーが乗ることにより、定着不十分となり、
微量であるが定着ローラに付着することがある。これら
は、加圧ローラに転移し、少しずつサーミスタの当接部
分に蓄積されていくこととなる。ある程度トナーが溜る
と排出されていくが、サーミスタ当接位置が画像中央領
域である為転写材上に黒ポチとして、定着されることが
あり、これがブロップスと呼ばれる画像欠陥を引き起こ
す原因となる。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、ブロップスによる画像欠陥をなくすようにした画像
形成装置および方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、入力された画像に基づい
て画像を形成する画像形成装置において、画像形成に関
わるコマンドを受信する受信手段と、当該受信したコマ
ンド内容に応じて印字に関わるシーケンスを実行するシ
ーケンス制御手段と、当該シーケンスの実行を監視する
シーケンス監視手段と受信手段からのコマンド又は前記
監視手段からの情報に応じて、定着器サーミスタ部のブ
ロップス除去処理シーケンスを実行する手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記シーケンス制御手段は、1コマ
ンドにて、前記定着器サーミスタ部のブロップス除去処
理シーケンスと、複数のコマンドからのシーケンス処理
の組み合わせ実行にて達成できる定着器サーミスタ部の
ブロップス除去処理シーケンス処理を兼ね備えたシーケ
ンスを実行することを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の画像形成装置において、前記シーケンス監視
手段は、イニシャル時に定着器サーミスタ温度が所定値
以下の場合は、イニシャル時に定着器サーミスタ部のブ
ロップス除去処理シーケンスの実行を指示することを特
徴とする。
【0018】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の画像形成装置において、印字枚数を計
数する計数手段と、該計数手段の計数結果が所定枚数以
上になったか否かを判定する判定手段とをさらに有し、
肯定判定が得られたときにも前記ブロップス除去処理シ
ーケンスを実行することを特徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項4に記載の画像
形成装置において、前記ブロップス除去処理シーケンス
を実行したことを報知する報知手段をさらに具えたこと
を特徴とする。
【0020】請求項6の発明は、入力された画像に基い
て画像を形成する画像形成方法において、画像形成に関
わるコマンドを受信し、当該受信したコマンド内容に応
じて印字に関わるシーケンスを実行し、当該シーケンス
の実行を監視し、前記受信したコマンド又は監視の結果
に基き、定着器サーミスタ部のブロップス除去処理シー
ケンスを実行することを特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、請求項6に記載の画像
形成方法において、1コマンドにて前記定着器サーミス
タ部のブロップス除去シーケンス処理を実行するシーケ
ンス処理と、複数のコマンドからのシーケンス処理の組
合わせ実行にて定着器サーミスタ部のブロップス除去処
理シーケンスを実行することを特徴とする。
【0022】請求項8の発明は、請求項6または請求項
7に記載の画像形成方法において、前記監視結果とし
て、イニシャル時に定着器サーミスタ温度が所定値以下
の場合は、イニシャル時に定着器サーミスタ部のブロッ
プス除去処理シーケンスの実行を指示することを特徴と
する。
【0023】請求項9の発明は、請求項6〜請求項8の
いずれかに記載の画像形成装置において、印字枚数を計
数し、その計数結果が所定枚数以上になったか否かを判
定し、肯定判定が得られたときにも前記ブロップス除去
処理シーケンスを実行することを特徴とする。
【0024】請求項10の発明は、請求項9に記載の画
像形成方法において、前記ブロップス除去処理シーケン
スを実行したことを報知することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態における画像形成装置のプリンタ制御機構を示
す。図8の従来例と同一の箇所には同一の符号を付して
ある。又、プリンタ制御回路1とプリンタコントローラ
11間の動作については図9,図10に示す信号構成を
採っており、動作は従来例と同様である。
【0027】プリンタ制御回路1は、電源が投入され、
正しいLBP−IDコマンドを受信後、画像形成装置2
に接続されている出力ポートのOFFやセンサ等の入力
ポートの異常チェック等の画像形成装置のイニシャライ
ズ処理を実行し、その後、印字動作が可能になるスタン
バイまでの立ち上げ処理を実行する。そして、全ての処
理済になった時点にて、受信手段81にて、trueの
/PRNT信号及び、プリンタコントローラ11からの
印字モード指定コマンドを待つ。trueの/PRNT
信号を検知したならば、この時点までに受信手段81に
て受信した印字モードの内容に基づき、シーケンス制御
手段83にて印字動作を行い、以降、従来例にて説明し
た動作タイミングにて印字動作を実行する。
【0028】定着器サーミスタ部トナーブロップスの除
去処理等、印字動作以外の処理を指定した場合の本実施
形態の処理手順について説明する。上述の受信手段81
は、プリンタコントローラ11からの特定のコマンド及
びコマンドデータを受信したか否かのチェックを行う手
段である。シーケンス監視手段87は、受信手段81か
らの情報をチェックし、印字動作後、印字動作以外の処
理があるかの監視や、印字動作以外の処理の実行タイミ
ングを報知手段88にて、プリンタコントローラ11に
知らせる手段である。シーケンス制御手段83は、前記
シーケンス監視手段87からの情報に基づき、シーケン
ス制御を実行する手段である。
【0029】受信手段81における処理手順については
図2、シーケンス監視手段87における処理手順につい
ては図3、シーケンス制御手段83における処理手順に
ついては図4のフローチャートを用いて順次説明する。
【0030】図2に示すように、受信手段81は、ま
ず、定着器サーミスタ部ブロップス除去処理指定コマン
ドを受信したか否かのチェックを行い(ステップS2
1)、受信したならば、ステップS22に移行し、受け
とったコマンド内容が有効か否かのチェック、例えば、
指定コマンド内コードが登録されているかのチェックを
行う。有効ならば、受けとったコマンド内容を指定コマ
ンドとしてメモリ(ステップS23)、無効ならば、ス
タンダードモード即ち、実行不可能コマンドである旨を
返送して(ステップS24)処理を終了する。
【0031】一方、シーケンス監視手段87(図3)で
は、まず、実行指定コマンド有りか否かのチェックを行
い(ステップS31)有りならば、ステップS34に移
行し、シーケンス制御手段83での定着器サーミスタ部
ブロップス除去シーケンスを実行させ、処理を終了す
る。無しならば、処理を終了する。シーケンス制御手段
83では、まず/PDY信号がtrue(真)であり、
且つその時内蔵カセットにも紙がある事をチェックし、
(ステップS41,S42)ある場合のみステップS4
3に移行する。ステップS43,S44では、定着器サ
ーミスタ部のブロップスをかき落とすシーケンスを実行
する。かき落とす為のシーケンスとしては、定着ローラ
の加圧,圧解除機構を利用し(印字動作中は加圧、以外
は圧解除して定着ローラの変形を防いでいる)、定着ロ
ーラの圧解除、加圧動作を連続して、数回繰り返す事を
実行する。
【0032】急激な振動を与える事により、該ブロップ
スをかき落とす為には、前述以外に定着ローラの正,逆
回転を繰り返す方法や、定着ローラの急加速、急減速を
繰り返す方法も適用可能である。剥がれたトナー塊を回
収する為に、処理手順はステップS45,S46に移行
する。本実施形態では、転写紙上に定着、排紙し、回収
する方法として、べた白(印字データ無)エンジンテス
トプリントを継続して実行し、紙を1枚排出する。
【0033】以上説明したように、定着器サーミスタ部
ブロップス除去処理をプリンタコントローラ11からの
指定で実行することにより、ユーザが予期しないタイミ
ングにて本処理が実行されること無く、ユーザが予期し
ない画像欠陥の発生を抑えることが可能となる。
【0034】(第2の実施形態)以下に、第2の実施形
態について説明する。プリンタ制御回路1の構成は第1
の実施形態と同一である。第1の実施形態では、定着器
サーミスタ部ブロップス除去処理指定コマンドを送出す
ることにより、ブロップスをかき落とす処理と剥がれた
トナーを転写紙に定着させ排出する処理を実行した。こ
の時、自動的に転写紙1枚を排出することになる。
【0035】第2の実施形態では、べた白転写紙1枚排
出の代わりにコントローラテストチャート印字時に該ト
ナー塊排出も兼用してしまい、印字動作以外の転写紙排
出を抑えて、同等の効果を得られるようにしたものであ
る。
【0036】図5に、第2の実施形態におけるシーケン
ス制御手段83の処理手順を示す。図中第1の実施形態
にて説明した処理については同じステップ番号を記す。
図5に示す如く、プリンタコントローラ11からの実行
指定により実行するのは、ブロップスをかき落とす処理
だけである。この後の剥がれたトナーを転写紙に定着さ
せ排出する処理に関して、プリンタコントローラ11が
エンジン(画像形成装置2)に対して指示する通常の印
字動作を行うことになる。即ち、どのようなテストチャ
ートか?は、プリンタコントローラ11に依存する。
【0037】以上説明したように、定着器サーミスタ部
ブロップス除去処理をプリンタコントローラ11からの
コマンドにて全て実行するのではなく、かき落とし処理
コマンドと、排出動作を分割することにより、印字動作
以外の転写紙排出を抑えて、ユーザが予期しないタイミ
ングにて本処理が実行されること無く、ユーザが予期し
ない画像欠陥の発生を抑えることを可能にした。
【0038】(第3の実施形態)以下に、第3の実施形
態について説明する。プリンタ制御回路1の構成は第1
の実施形態と同一である。第1,第2の実施形態では、
プリンタコントローラ11からの定着器サーミスタ部ブ
ロップス除去処理指定コマンドを送出することによりの
み、ブロップスをかき落とす処理と剥がれたトナーを転
写紙に定着させ排出する処理を実行した。ブロップスに
よる画像欠陥が印字されるのは、(朝一)電源投入後の
画像に多く発生する。第3の実施形態では、朝一電源投
入時かの予測を行い、朝一電源投入時と認識した場合
は、プリンタコントローラ11からの指示に関係無く、
ブロップス除去処理をイニシャル処理時に包含して実行
し、ブロップス発生頻度を抑えて、同等の効果を得られ
るようにしたものである。
【0039】図6に、第3の実施形態におけるシーケン
ス監視手段87の処理手順を示す。図中第1の実施形態
にて説明した処理については同じステップ番号を記す。
図6に示す如く、プリンタコントローラ11からの実行
指定が無い場合でも、イニシャル状態で(ステップS3
2)かつ、定着器サーミスタ温度が所定温度以下(例え
ば70度以下)ならば(ステップS33)、朝一のイニ
シャル状態と判断して、ステップS34を実行する。以
上説明したような処理手順にて定着器サーミスタ部ブロ
ップス除去処理シーケンスの監視を行うことにより、ユ
ーザが予期しないタイミングにて本処理が実行されるこ
と無く、ユーザが予期しない画像欠損の発生を抑えるこ
とを可能にした。
【0040】(第4の実施形態)以下に、第4の実施形
態について説明する。プリンタ制御回路1の構成は第1
の実施形態と同一である。第1,第2の実施形態では、
プリンタコントローラ11からの定着器サーミスタ部ブ
ロップス除去処理指定コマンドを送出することによりの
み、ブロップスをかき落とす処理と剥がれたトナーを転
写紙に定着させ排出する処理を実行した。又、第3の実
施形態では、ブロップスによる画像欠損が印字されるの
は、朝一電源投入後の画像に多く発生することより、朝
一電源投入時かの予測を行い、朝一電源投入時と認識し
た場合は、コントローラからの指示に関係無く、ブロッ
プス除去処理をイニシャル処理時に包含して実行し、ブ
ロップス発生頻度を抑えて、同等の効果を得られるよう
にした。ブロップスが発生しやすいのは、所定枚数印字
後(例えば1000枚)であり、エンジン側では、発生
しやすい時期に本除去処理を実行することを期待してい
る。
【0041】第4の実施形態では、印字枚数を不図示の
計数手段により計数し、印字枚数をブロップス除去処理
の実行した間隔として記憶し、実行を期待する間隔以上
になれば、プリンタコントローラ11にその旨を報知す
るようにした。
【0042】図7に、第4の実施形態におけるシーケン
ス監視手段87の処理手順を示す。図中第1の実施形態
にて説明した処理と同じ処理については同じステップ番
号を記す。図に示す如く、プリンタコントローラ11か
らの実行指定が無い場合でも、実行を期待する間隔(印
字枚数)以上になったと判定されれば、ブロップス除去
シーケンスを実行し、プリンタコントローラ11にその
旨を報知するようにした(ステップS35,S36)。
【0043】以上説明したような処理手順にて定着器サ
ーミスタ部ブロップス除去処理シーケンスの監視を行う
ことにより、ユーザが予期しないタイミングにて本処理
が実行されること無く、ユーザが予期しない画像欠損の
発生を抑えることを可能にした。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜10の
発明では、シーケンス処理手段にて、定着ローラと加圧
ローラの加圧、圧解除を繰り返し、ある程度溜ったトナ
ーを強制的に振り落とすシーケンス処理を具備し、受信
手段によるコントローラからの指定情報により該処理を
実行し、かつ、監視手段において、判断したブロップス
が発生しやすい条件時にも該処理を実行することによ
り、ユーザが予期しないタイミングにて本処理が実行さ
れること無く、ユーザが予期しない画像欠損が発生する
事を抑え、高品位な画像が得られることを可能にした。
【0045】また、コマンドの種類(ブロップス除去を
指示する1コマンドやブロップスが発生しやすい複数の
コマンド)に応じてブロップス除去処理を行うので、ブ
ロップスの発生を阻止することが可能となる。
【0046】さらにイニシャル時や所定数の印字枚数を
計数毎にブロップス除去処理を実行することで印字画質
がさらに向上する。
【0047】また、ブロップス除去処理が実行されたこ
とが報知されるので、ユーザはブロップス除去処理が正
常に機能していることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置のプリンタ制
御機構を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態の受信手段の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明実施形態のシーケンス監視手段の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のシーケンス制御手段の処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】本発明のシーケンス制御手段の処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】本発明実施形態のシーケンス監視手段の処理手
順を示すフローチャートである。
【図7】本発明実施形態のシーケンス監視手段の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】従来例の画像形成装置のプリンタ制御機構を説
明するブロック図である。
【図9】ビデオインタフェースの接続を示す構成図であ
る。
【図10】ビデオインタフェースの通信方法を説明する
ための説明図である。
【図11】従来例を示す印字シーケンス手段の処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ制御回路 2 画像形成装置 11 プリンタコントローラ 18 ビデオインターフェイス 81 受信手段 83 印字シーケンス制御手段 87 印字シーケンス監視手段 88 報知手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像に基づいて画像を形成す
    る画像形成装置において、画像形成に関わるコマンドを
    受信する受信手段と、 当該受信したコマンド内容に応じて印字に関わるシーケ
    ンスを実行するシーケンス制御手段と、当該シーケンス
    の実行を監視するシーケンス監視手段と受信手段からの
    コマンド又は前記監視手段からの情報に応じて、定着器
    サーミスタ部のブロップス除去処理シーケンスを実行す
    る手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記シーケンス制御手段は、1コマンドにて、前記
    定着器サーミスタ部のブロップス除去処理シーケンス
    と、複数のコマンドからのシーケンス処理の組み合わせ
    実行にて達成できる定着器サーミスタ部のブロップス除
    去処理シーケンス処理を兼ね備えたシーケンスを実行す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像形
    成装置において、前記シーケンス監視手段は、イニシャ
    ル時に定着器サーミスタ温度が所定値以下の場合は、イ
    ニシャル時に定着器サーミスタ部のブロップス除去処理
    シーケンスの実行を指示することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    画像形成装置において、印字枚数を計数する計数手段
    と、該計数手段の計数結果が所定枚数以上になったか否
    かを判定する判定手段とをさらに有し、肯定判定が得ら
    れたときにも前記ブロップス除去処理シーケンスを実行
    することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、前記ブロップス除去処理シーケンスを実行したこと
    を報知する報知手段をさらに具えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像に基いて画像を形成する
    画像形成方法において、 画像形成に関わるコマンドを受信し、 当該受信したコマンド内容に応じて印字に関わるシーケ
    ンスを実行し、当該シーケンスの実行を監視し、前記受
    信したコマンド又は監視の結果に基き、定着器サーミス
    タ部のブロップス除去処理シーケンスを実行することを
    特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像形成方法におい
    て、1コマンドにて前記定着器サーミスタ部のブロップ
    ス除去シーケンス処理を実行するシーケンス処理と、複
    数のコマンドからのシーケンス処理の組合わせ実行にて
    定着器サーミスタ部のブロップス除去処理シーケンスを
    実行することを特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の画像形
    成方法において、前記監視結果として、イニシャル時に
    定着器サーミスタ温度が所定値以下の場合は、イニシャ
    ル時に定着器サーミスタ部のブロップス除去処理シーケ
    ンスの実行を指示することを特徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8のいずれかに記載の
    画像形成装置において、印字枚数を計数し、その計数結
    果が所定枚数以上になったか否かを判定し、肯定判定が
    得られたときにも前記ブロップス除去処理シーケンスを
    実行することを特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像形成方法におい
    て、前記ブロップス除去処理シーケンスを実行したこと
    を報知することを特徴とする画像形成方法。
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