JP2000130616A - 省エネルギ駆動用電磁弁 - Google Patents

省エネルギ駆動用電磁弁

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JP2000130616A JP10302519A JP30251998A JP2000130616A JP 2000130616 A JP2000130616 A JP 2000130616A JP 10302519 A JP10302519 A JP 10302519A JP 30251998 A JP30251998 A JP 30251998A JP 2000130616 A JP2000130616 A JP 2000130616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部品である省エネルギ駆動用電磁弁によっ
て、ピストンの移動方向を制御するとともに、エアシリ
ンダへピストンのストロークに必要最低限の空気を供給
し、必要以上の空気の供給を停止できるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 位置Iで供給ポートPと出力ポートAと
が連通するとともに出力ポートBと排気ポートRBとが
連通し、排気ポートRAが閉鎖され、ポートA・Bに接
続されたエアシリンダのピストンが起動する。位置Iか
ら位置IIへ切り換えると、ポートBとポートRBとの連
通が継続され、他のポートP・A・RAが閉鎖され、エ
アシリンダへのエアの供給が停止し、エアの膨張により
ピストンは減速しつつ移動し、緩衝停止する。なお、空
気の切換は外側スプール及び内側スプールの操作によっ
て行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンのストロ
ーク端への移動に必要最低限の空気をエアシリンダへ供
給し、必要以上の空気の供給を停止する機能をもたせた
省エネルギ駆動用電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の供給停止弁(2位置2ポ
ート切換弁,開閉弁)88を備えた省エネルギ機能を有す
る空気圧駆動システム(実開昭55−177559号公
報参照)の回路図である。空気圧源80は電磁切換弁81の
供給ポートPに連通され、電磁切換弁81の出力ポートA
は供給停止弁88を備えた配管87を介してエアシリンダ82
のヘッド側シリンダ室84に連通されている。エアシリン
ダ82のロッド側シリンダ室83は配管86を介して電磁切換
弁81の出力ポートBに連通され、配管87と供給停止弁88
のパイロット室との間は、スピードコントローラ(チェ
ック弁と可変絞り弁を並列に接続したもの)89を介在さ
せた配管によって連通されている。
【0003】電磁切換弁81が図6に示す位置IIにあると
き、圧縮空気は空気圧源80から電磁切換弁81の供給ポー
トP・出力ポートBから配管86を通ってエアシリンダ82
のロッド側シリンダ室83に流入する。ヘッド側シリンダ
室84は配管87、供給停止弁88(開位置)、電磁切換弁81
の出力ポートA・排気ポートRAを通って排気される。
従って、ピストン85は急速に後退移動し、ピストン85が
ストローク後端に達するまでロッド側シリンダ室83には
圧縮空気が流入するので、後退のストロークにおいては
省エネルギは行われない。
【0004】電磁切換弁81を位置Iに切り換えると、圧
縮空気は空気圧源80から電磁切換弁81の圧力ポートP・
出力ポートA、配管87、供給停止弁88(開位置)を通っ
てエアシリンダ82のヘッド側シリンダ室84に流入する。
ロッド側シリンダ室83の空気は配管86、電磁切換弁81の
出力ポートB・排気ポートRBを通って大気に排気され
る。ピストン85は前進移動を開始し、供給停止弁88(開
位置)のパイロット室にはスピードコントローラ89によ
り制御された圧縮空気が徐々に流入する。ピストン85が
所定のストロークに達したとき、供給停止弁88が閉位置
に切り換えられ、ヘッド側シリンダ室84への圧縮空気の
供給が停止される。従って、その後の残ストロークは、
ヘッド側シリンダ室84内の封入空気が膨張し、膨張によ
り圧力が低下(例えば0.5MPaから0.2MPa
へ)しつつ、そしてピストン85が減速しながら前進移動
を行い、減速緩衝の効果を発揮してタイミングよく停止
する。前進のストロークにおいては、供給停止弁88が切
り換えられて、圧縮空気の供給が停止されるときから移
動停止に至るストロークの分の圧縮空気が節約されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来例において
は、電磁切換弁81の他に供給停止弁88とスピードコント
ローラ89を必要とし、しかも前進移動のみでなく後退移
動時にも省エネルギの効果を発揮させるためには、配管
86にも供給停止弁88とスピードコントローラ89を配設す
る必要がある。このように、多数の部品を組み合わせる
ので、組立の手数と多数の部品の費用を必要とし、コス
ト高となった。本発明は、一つの部品である省エネルギ
駆動用電磁弁によって、ピストンの移動方向を制御する
とともに、エアシリンダへピストンのストロークに必要
最低限の空気を供給し、必要以上の空気の供給を停止で
きるようにすることを第1の課題とし、高速起動及び緩
衝停止ができるようにすることを第2の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成するために、ボディに配設された供給ポートP、出力
ポートA・B、排気ポートRA・RBの5ポートが連通
路によってそれぞれスリーブ内に連通された電磁弁にお
いて、ボディのスリーブ内に略円筒状の外側スプールが
摺動自在に嵌合されるとともに外側スプールの内孔に内
側スプールが摺動自在に嵌合され、外側スプールの内側
と外側とを連通させる連通孔が外側スプールに形成され
ており、供給ポートPと出力ポートAとが連通するとと
もに出力ポートBと排気ポートRBとが連通し、排気ポ
ートRAが閉鎖される位置Iと、出力ポートBと排気ポ
ートRBとが連通し、供給ポートP、出力ポートA及び
排気ポートRAがともに閉鎖される位置IIと、出力ポー
トAと排気ポートRAとが連通し、供給ポートP、出力
ポートB及び排気ポートRBがともに閉鎖される位置II
I と、供給ポートPと出力ポートBとが連通するととも
に出力ポートAと排気ポートRAとが連通し、排気ポー
トRBが閉鎖される位置IVとの4つの位置のいずれか一
つに切り換えられる省エネルギ駆動用電磁弁となすこと
を第1の構成とする。本発明は、ボディに配設された供
給ポートP、出力ポートA・B、排気ポートRの4ポー
トが連通路によってそれぞれスリーブ内に連通された電
磁弁において、ボディのスリーブ内に略円筒状の外側ス
プールが摺動自在に嵌合されるとともに外側スプールの
内孔に内側スプールが摺動自在に嵌合され、外側スプー
ルの内側と外側とを連通させる連通孔が外側スプールに
形成されており、供給ポートPと出力ポートAとが連通
するとともに出力ポートBと排気ポートRとが連通する
位置Iと、出力ポートBと排気ポートRとが連通し、供
給ポートP及び出力ポートAが閉鎖される位置IIと、出
力ポートAと排気ポートRとが連通し、供給ポートP及
び出力ポートBが閉鎖される位置III と、供給ポートP
と出力ポートBとが連通するとともに出力ポートAと排
気ポートRとが連通する位置IVとの4つの位置のいずれ
か一つに切り換えられる省エネルギ駆動用電磁弁となす
ことを第2の構成とする。本発明は、第1及び第2の構
成において、ソレノイドA・Bを有し、ソレノイドAを
励磁し、ソレノイドBを消磁するとき位置Iに切り換え
られ、位置IでソレノイドA・Bを消磁すると位置IIに
切り換えられ、ソレノイドBを励磁し、ソレノイドAを
消磁するとき位置IVに切り換えられ、位置IVでソレノイ
ドA・Bを消磁すると位置III に切り換えられること第
3の構成とする。本発明は、第1及び第2の構成におい
て、ボディの両側のカバー内に第1・第2シリンダ孔が
形成され、第1・第2シリンダ孔内に移動可能に挿入さ
れた第1・第2ピストンがともに外側スプールの端部に
連結され、第1・第2ピストンの装着孔と内側スプール
の端部との間にリターンスプリングがそれぞれ装着さ
れ、第1・第2ピストンの軸線方向に連通孔が形成さ
れ、第1・第2シリンダの外側に第1・第2シリンダ室
が形成され、第1・第2シリンダ室に流入される空気圧
によって第1・第2ピストン・外側スプールが操作さ
れ、かつ第1・第2シリンダ室に流入される空気圧が内
側スプールの端部に作用して内側スプールも操作される
ことを第4の構成とする。本発明は、第4の構成におい
て、第1シリンダ孔の第1シリンダ室に圧縮空気が供給
されかつ第2シリンダ孔の第2シリンダ室の空気が排気
されたとき位置Iに切り換えられ、位置Iで第1・第2
シリンダ室の空気が排気されると位置IIに切り換えら
れ、第2シリンダ室に圧縮空気が供給されかつ第1シリ
ンダ室の空気が排気されたとき位置IVに切り換えられ、
位置IVで第1・第2シリンダ室の空気が排気されると位
置III に切り換えられることを第5の構成とする。本発
明は、第4の構成において、第1ピストン又は第2ピス
トンの小径部の外周に2個の環状溝が形成され、ボディ
側に半径方向移動可能に配設されたボールが、小径部の
外面に押圧され、位置I・位置IIのときボールが一方の
環状溝に係合し、位置III ・位置IVのときボールが他方
の環状溝に係合することを第6の構成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、本発明の省エネル
ギ駆動用電磁弁の実施の形態を示す。図1は、省エネル
ギ駆動用電磁弁1とエアシリンダ2とを配管により連通
させた回路図であって、本発明の電磁弁1の機能が記号
によって示されている。なお、図1(a) は後記の連通路
72、73がそれぞれ排気ポートRA・RBに連通された場
合(5ポート4位置電磁切換弁)を示し、図1(b) は連
通路72、73を内部通路によって合流させて排気ポートR
(不図示)が連通させた場合(4ポート4位置電磁切換
弁)を示す。ここでは、図1(a) を中心にして説明す
る。
【0008】図1(a) に示すように、電磁弁1は5ポー
ト4位置電磁切換弁であって、圧縮空気の供給ポート
P、出力ポートA・B、排気ポートRA・RBの5ポー
トが配設されている。位置Iにおいては、供給ポートP
が出力ポートAに連通するとともに出力ポートBが排気
ポートRBに連通し、排気ポートRAは閉鎖されてい
る。位置IIにおいては、出力ポートBが排気ポートRB
に連通し、出力ポートA・供給ポートP・排気ポートR
Aはともに閉じられている。位置III においては、出力
ポートAが排気ポートRAに連通し、出力ポートB・供
給ポートP・排気ポートRBはともに閉じられている。
位置IVにおいては、供給ポートPが出力ポートBに連通
するとともに出力ポートAが排気ポートRAに連通し、
排気ポートRBは閉じられている。
【0009】図1(b) に示すように、電磁弁1’は4ポ
ート4位置電磁切換弁であって、圧縮空気の供給ポート
P、出力ポートA・B、排気ポートRの4ポートが配設
されている。位置Iにおいては、供給ポートPが出力ポ
ートAに連通するとともに出力ポートBが排気ポートR
に連通する。位置IIにおいては、出力ポートBが排気ポ
ートRに連通し、出力ポートAと供給ポートPは閉じら
れている。位置III においては、出力ポートAが排気ポ
ートRに連通し、出力ポートBと供給ポートPは閉じら
れている。位置IVにおいては、供給ポートPが出力ポー
トBに連通するとともに出力ポートAが排気ポートRに
連通する。
【0010】図1(a) において、位置I〜IVは右側から
左側に向かって隣接し、ソレノイドAが右側に配設さ
れ、ソレノイドBが左側に配設されている。ソレノイド
Bを消磁(非通電)し、ソレノイドAを励磁(通電)す
ると、電磁弁1は位置Iに切り換えられ、位置Iでソレ
ノイドBの消磁を継続し、ソレノイドAを消磁すると、
電磁弁1は位置IIに切り換えられる。ソレノイドAを消
磁し、ソレノイドBを励磁すると、電磁弁1は位置IVに
切り換えられ、位置IVでソレノイドAの消磁を継続し、
ソレノイドBを消磁すると、電磁弁1は位置III に切り
換えられる。図示のものでは、ソレノイドA・Bを制御
すると、圧縮空気の流れが操作され、電磁弁1が切り換
えられる。図1(b) の電磁弁1’についても同様であ
る。なお、電磁弁1の出力ポートA,Bとエアシリンダ
2とを接続する管路に、スピードコントローラを配設し
て、メータアウト回路又はメータイン回路となすことが
できる。
【0011】図2は電磁弁1の構造を示す断面図であっ
て、図1(a) の位置IIに位置する状態を示している。電
磁弁1では、ボディ11の両側にカバー12及びカバー13が
配置され、不図示のボルトにより連結されている。ボデ
ィ11の内面には長手方向の全域にわたってスリーブ15が
形成され、カバー12・13にはスリーブ15よりも大径のシ
リンダ孔16(第1シリンダ孔)及びシリンダ孔17(第2
シリンダ孔)がそれぞれ形成されている。シリンダ孔16
のボディ11側(左側)は開口され、段差面18を介してス
リーブ15に連通され、シリンダ孔16のソレノイドA側
(右側)の壁には連通ポート20が形成されている。同様
に、シリンダ孔17のボディ11側(右側)は開口され、段
差面19を介してスリーブ15に連通され、シリンダ孔17の
ソレノイドB側(左側)の壁には連通ポート21が形成さ
れている。
【0012】ボディ11のスリーブ15の内面には略円筒状
の外側スプール23が摺動自在に嵌合され、外側スプール
23の内孔に内側スプール24が摺動自在に嵌合されてい
る。カバー12・13のシリンダ孔16・17にはピストン25
(第1ピストン)及びピストン26(第2ピストン)がそ
れぞれ摺動自在に嵌合されている。ピストン25・26には
ロッド部55・56が一体に形成され、ロッド部55・56の内
側先端には内側向きの環状突起45・46が形成され、環状
突起45・46の外側に隣接して中径部57・58及び小径部59
・60が形成されている。外側スプール23の外周には、右
側から順に5個のランド27〜31が形成され、ランドとラ
ンドとの間には通路となる小径部が形成されている。ラ
ンド28とランド29との間の小径部には外側スプール23の
内側と外側とを連通させる連通孔32(同一円周上に複数
個形成されている)が形成され、同様にランド29とラン
ド30との間の小径部には、連通孔33が形成されている。
内側スプール24の外周には右側から順に3個のランド34
〜36が形成され、ランドとランドとの間には通路となる
小径部が形成されている。なお、ランド27〜31,34〜36
の幅及び位置は、本発明の機能を奏するための所定の長
さとされている。ピストン25・26の外周面の環状溝には
Oリング50・51がそれぞれ装着され、ピストン25・26と
シリンダ孔16・17との間をそれぞれ密封している。
【0013】ピストン25・26(ロッド部55・56を含む)
には段付の連通孔39・40が軸線方向に向けてそれぞれ貫
通しており、各連通孔39・40は軸方向外側の小径孔41・
42と内側の大径の装着孔43・44から構成されている。ピ
ストン25・26の内側先端の環状突起45・46は外側スプー
ル23の内孔の両端部に圧入され、ピストン25・26と外側
スプール23とが連結されている。ピストン25・26の中径
部57・58の外径は外側スプール23のランド27・31の外径
と同一であり、中径部57・58はスリーブ15内をランド27
・31とともに摺動することができる。内側スプール24の
ランド34・36の外側面に装着孔がそれぞれ形成され、ラ
ンド34の装着孔とピストン25の装着孔43との間にリター
ンスプリング48が装着され、同様にランド36の装着孔と
ピストン26の装着孔44との間にリターンスプリング49が
装着されている。
【0014】内側スプール24のランド34の外側面とピス
トン25の内側面と外側スプール23の内孔とで囲まれた空
間を受圧室53(第1受圧室)と称し、同様に内側スプー
ル24のランド36の外側面とピストン26の内側面と外側ス
プール23の内孔とで囲まれた空間を受圧室54(第2受圧
室)と称することとする。リターンスプリング48とリタ
ーンスプリング49とは同一のバネ定数のものが用いら
れ、内側スプール24の両面が大気に連通しているとき、
内側スプール24は中立位置に位置する。なお、内側スプ
ール24及び外側スプール23はともに左右対称に形成され
ており、内側スプール24が中立位置にあるとき、ランド
35が連通孔32と33との間を連通を遮断している。
【0015】図2に示すように、ボディ11には左側から
順に排気ポートRA、出力ポートA、供給ポートP、出
力ポートB及び排気ポートRBが配設され、各ポートは
それぞれ連通路72、70、68、71、73を介してそれぞれス
リーブ15の内面に連通され開口されている。連通路72、
70、68、71、73の開口位置及び開口の大きさは、本発明
の機能を奏するための所定の位置及び長さとされてい
る。右側のカバー12のシリンダ孔16の内面でピストン25
の右側がシリンダ室61(第1シリンダ室)となり、シリ
ンダ室61は連通ポート20を介してソレノイド部63の制御
弁に連通され、ピストン25の左側室は連通路66を介して
大気に連通されている。同様に、左側のカバー13のシリ
ンダ孔17の内面でピストン26の左側がシリンダ室62(第
2シリンダ室)となり、シリンダ室62は連通ポート21を
介してソレノイド部64の制御弁に連通され、ピストン26
の右側室は連通路67を介して大気に連通されている。
【0016】本発明の実施の形態の省エネルギ駆動用電
磁弁1の作用について説明する。図3(a) は電磁弁1が
図1(a) の位置Iに位置するときの主要部の断面図であ
り、一部簡略に示され、ソレノイド部63・64は省略さ
れ、電磁弁1の右側に機能を示すブロックが併記されて
いる。ソレノイド部64のソレノイドBを消磁し、ソレノ
イド部63のソレノイドAを励磁すると、シリンダ室62は
大気に連通され、ソレノイド部63の不図示の制御弁が切
り換えられて、シリンダ室61には連通ポート20を通して
パイロット用の圧縮空気が供給される。シリンダ室61の
圧力によりピストン25は内側(左側)向けてに付勢さ
れ、ピストン25は外側スプール23・内側スプール24・ピ
ストン26とともに左方へ押し進められ、ピストン25が左
端位置(ピストン25の大径部が段差面18に当接)に位置
し、外側スプール23は左端位置に位置する。圧縮空気は
シリンダ室61からピストン25の連通孔39を通って受圧室
53に流入し、内側スプール24のランド34の外側面を押圧
する。ランド34の外側面に作用する力により、内側スプ
ール24はリターンスプリング49の弾発力に抗して左方へ
移動し、内側スプール24のランド36がピストン26の環状
突起46に当接し、内側スプール24は左方位置で停止す
る。この位置は、図2の位置に対して、内側スプール24
が所定距離だけ左側へ移動した位置に相当する。
【0017】電磁弁1が位置Iにあるとき、シリンダ作
動用の圧縮空気は、供給ポートPからボディ11の連通路
68、外側スプール23の連通孔32、外側スプール23の内面
と内側スプール24のランド34・35との間のパッセージを
通り、外側スプール23の連通孔33、ボディ11の連通路7
0、出力ポートAを通ってエアシリンダ2のヘッド側シ
リンダ室6に流入する(図1(a) も参照のこと。以下同
様)。エアシリンダ2のロッド側シリンダ室7内の空気
は、出力ポートB、連通路71を通り、スリーブ15内で外
側スプール23のランド27と28との間のパッセージを通
り、連通路73、排気ポートRBを通って大気に排気され
る。電磁弁1を位置Iに切り換えた所定時間後の始動圧
力に達した時に、エアシリンダ2のピストン8は右方へ
の移動(前進)を開始する。次に、ヘッド側(給気側)
の圧力とロッド側(排気側)の圧力とがともに一定にな
り、時間とピストン位置とが比例してピストン8が急速
に前進移動し、ピストン8が所定の設定位置に移動した
とき、電磁弁1が位置Iから位置IIに切り換えられる。
【0018】図3(b) は電磁弁1が図1(a) の位置IIに
あるときの主要部の断面図であり、一部簡略に示され、
ソレノイド部63・64は省略され、右側に機能を示すブロ
ックが併記されている。電磁弁1が位置Iにあるとき
に、ソレノイド部64のソレノイドBの消磁を継続し、ソ
レノイド部63のソレノイドAも消磁すると、シリンダ室
61も大気に連通される。シリンダ室61・62がともに大気
に連通され、ピストン25・26及び内側スプール24は空気
圧によって付勢されることがないので、ピストン25・外
側スプール23・ピストン26は位置Iの状態を維持し、リ
ターンスプリング48・49の弾発力により内側スプール24
が中立位置に戻される。
【0019】電磁弁1が位置IIにあるとき、排気ポート
RA、出力ポートA及び供給ポートPは閉鎖されてい
る。すなわち、排気ポートRAは連通路72を介してスリ
ーブ15内に連通するが、スリーブ15の内面と外側スプー
ル24の外周面とランド30・31との間に囲まれた空間によ
って閉鎖されている。出力ポートAは連通路70、連通孔
33を介して外側スプール23の内部に連通するが、外側ス
プール23の内周面と内側スプール24のランド35・36間の
空間で封鎖されている。供給ポートPは連通路68、連通
孔32を介して外側スプール23内に連通するが、外側スプ
ール23の内周面と内側スプール24のランド34・35間の空
間で封鎖されている。そして、位置Iのときと同様に、
出力ポートBと排気ポートRBとは連通されている。従
って、エアシリンダ2のヘッド側シリンダ室6への圧縮
空気の供給は停止される。エアシリンダ2のロッド側シ
リンダ室7内の空気は、引き続き、出力ポートBから排
気ポートRBを通って大気に排気される。
【0020】電磁弁1を位置Iから位置IIに切り換える
と、ヘッド側シリンダ室6に封入された空気が膨張し、
ロッド側シリンダ室7の空気は排気されるが、ヘッド側
(給気側)の圧力とロッド側(排気側)の圧力とが変化
する。すなわち、切換直後のヘッド側(給気側)及びロ
ッド側(排気側)の圧力降下は急速であるが時間ととも
に緩慢となり、ピストン8の減速緩衝が行われてストロ
ーク端で停止する(そのように設定しておく)。電磁弁
1を位置Iから位置IIに切り換えた後には、圧縮空気が
供給されないので、電磁弁1切換後の残ストロークは圧
縮空気を消費しない省エネルギ状態でピストン8の移動
が行われることとなる。
【0021】電磁弁1を位置IVに切り換えると、電磁弁
1は図4(a) に示す状態となり、空気は位置Iの時の概
ね反対方向に流れ、ピストン8の移動が位置Iのときの
反対方向になる。すなわち、圧縮空気は供給ポートP、
出力ポートBを通ってエアシリンダ2のロッド側シリン
ダ室7に流入し、ヘッド側シリンダ室6の空気は出力ポ
ートA、排気ポートRAを通って排気され、ピストン8
は後退移動する。ピストン8が所定位置に移動したと
き、電磁弁1を位置IVから位置III に切り換えると、図
4(b) に示す状態となる。このとき、ロッド側シリンダ
室7への圧縮空気の供給が停止され、ロッド側シリンダ
室7に封入された空気が膨張し、ヘッド側シリンダ室6
の空気は排気される。従って、位置Iから位置IIへの切
り換えのときと同様に、ピストン8の減速緩衝が行わ
れ、電磁弁1の位置III への切換後の残ストロークは圧
縮空気を消費しない省エネルギ状態でピストン8の移動
が行われる。
【0022】図5は、図2〜図4の電磁弁1に位置止め
装置(ディテント装置)を配設した電磁弁1Aの主要部
を示す。位置止め装置を配設したことにより、電磁弁1
Aがどのように傾斜して配置されていても、電磁弁1A
の位置I〜IVを維持することができる。図5(a) は位置
止め装置付の電磁弁1Aが図1(a) の位置Iに位置する
ときの主要部の断面図であり、図5(b) は位置止め装置
付の電磁弁1Aが図1(a) の位置IVに位置するときの主
要部の断面図である。図5(a) 及び図5(b) は、図3
(a) 及び図4(a) に対応したもので、一部簡略に示さ
れ、ソレノイド部63・64は省略されている。なお、図5
において、図2〜図4と同一の部材には同一の符号を付
し、その説明は省略する。電磁弁1Aの位置I〜IVの切
換操作は電磁弁1と同じである。
【0023】図5においては、シリンダ孔16・17の長さ
が図2のものよりも長く、ピストン25・26のロッド部55
・56の長さも図2のものよりも長くされている。そし
て、ピストン26の小径部60の表面に断面V字状で軸心線
に垂直な環状溝91・92が形成され、環状溝91と環状溝92
とはピストン26の位置I・位置IIと位置III ・位置IVと
の変位に相当する長さだけ離れている。ボディ11の左端
部には半径方向に向けて挿通孔93が形成され、ボディ11
の外部より挿通孔93に鋼製のボール94が半径方向に移動
可能に挿入され、次いでスプリングが挿入され、ばね支
持金具96が装着されている。ボール94は小径部60の外面
に押圧されており、位置Iにおいては図5(a) に示すと
おり環状溝91にボール94が係合し、位置IVにおいては図
5(b) に示すとおり環状溝92にボール94が係合してい
る。ボール94が環状溝91又は92に係合することにより、
電磁弁1Aがどのように傾斜しても、ピストン25・26及
び外側スプール23が図5の位置に維持される。
【0024】電磁弁1Aが図5(a) の位置Iにあると
き、シリンダ室61・62をともに大気に連通させると、ボ
ール94が環状溝91に係合しており、かつピストン25・26
は空気圧によって付勢されることがないので、ピストン
25・外側スプール23・ピストン26は位置Iの状態を維持
する。そして、受圧室53・54も大気に連通され、内側ス
プール24が空気圧によって付勢されることがないので、
リターンスプリング48・49の弾発力により内側スプール
24が中立位置に向けて戻され、電磁弁1Aが位置IIに切
り換えられる。電磁弁1Aの傾斜が大きいときは、内側
スプール24の自重が作用して、内側スプール24が厳密な
中立位置には戻らないが、内側スプール24のランド35が
外側スプール23の連通孔32・33以外の部分とのみ接触す
るように設定されているので、位置IIが維持される。図
2の電磁弁1と同様に、電磁弁1Aが図5(b) の位置IV
から位置III に切り換えられ、図5(a) の位置Iから位
置IIへの切換と同様に内側スプール24は中立位置に向か
って戻される。
【0025】図5ではピストン26のロッド部56に環状溝
91・92を形成したが、ピストン25のロッド部55に環状溝
91・92を形成してもよい。また、図5ではボディ11にボ
ール94を配置したが、カバー12・13にボール94を配置す
ることができる。電磁弁1Aのその他の構成及び機能は
電磁弁1と同様である。
【0026】
【発明の効果】本発明の省エネルギ駆動用電磁弁に空気
圧源及びエアシリンダを接続し、位置Iに切り換えると
エアシリンダのピストンが高速起動して一方向に移動
し、位置IVに切り換えるとピストンは高速起動して他方
向に移動する。このように、本発明の省エネルギ駆動用
電磁弁は一つの部品である省エネルギ駆動用電磁弁によ
って、ピストンの移動方向を制御することができる。そ
して、位置I又は位置IVにあってピストンが所定ストロ
ーク移動したときに、位置Iを位置IIへ又は位置IVを位
置III へ切り換えると、エアシリンダへの圧縮空気の供
給が停止され、供給側のシリンダ室内に封入された空気
が膨張し、排気側のシリンダ室の空気は排気される。従
って、ピストンの移動は減速され、ピストンをストロー
ク終端で緩衝停止させることができ、省エネルギ駆動用
電磁弁を切り換える時期(ストローク)を調整すること
により、移動時間や緩衝の程度を制御することができ
る。しかも、前記の位置II・位置III への切換後は空気
の供給が停止された状態で、ピストンが移動するので、
その間の圧縮空気の消費が節約され、ピストンのストロ
ークに必要最低限の空気を供給し、必要以上の空気の供
給を停止でき、省エネルギが実現する。
【0027】本発明では、ソレノイドAを励磁し、ソレ
ノイドBを消磁するとき位置Iに切り換えられ、位置I
でソレノイドA・Bを消磁すると位置IIに切り換えられ
る。また、ソレノイドBを励磁し、ソレノイドAを消磁
するとき位置IVに切り換えられ、位置IVでソレノイドA
・Bを消磁すると位置III に切り換えられる。このよう
に、簡単な操作で省エネルギ駆動用電磁弁の位置を切り
換えることができ、実用価値が高い。しかも、1個の省
エネルギ駆動用電磁弁により、減速、緩衝停止、省エネ
ルギの機能を発揮することができ、従来より部品コスト
も組立コストも低減し、経済的効果が大きい。
【0028】本発明では、ボディのスリーブ内に略円筒
状の外側スプールが摺動自在に嵌合されるとともに外側
スプールの内孔に内側スプールが摺動自在に嵌合され、
そして、ボディの両側のカバー内に第1・第2シリンダ
孔が形成され、第1・第2シリンダ孔内に移動可能に挿
入された第1・第2ピストンがともに外側スプールの端
部に連結され、第1・第2ピストンの装着孔と内側スプ
ールの端部との間にリターンスプリングがそれぞれ装着
され、第1・第2ピストンの軸線方向に連通孔が形成さ
れ、第1・第2シリンダの外側に第1・第2シリンダ室
が形成されており、構成が比較的簡単で、組付けが容易
であり、確実に操作される。また、第1ピストン又は第
2ピストンの小径部の外周に2個の環状溝が形成され、
ボディ側に半径方向移動可能に配設されたボールが、小
径部の外面に押圧され、位置I・位置IIのときボールが
一方の環状溝に係合し、位置III ・位置IVのときボール
が他方の環状溝に係合するので、電磁弁が傾斜しても位
置I〜IVが維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の省エネルギ駆動用電磁弁とエアシリン
ダとを配管により連通させた回路図であって、図1(a)
は電磁弁が5ポート4位置電磁切換弁の場合を示し、図
1(b) は電磁弁が4ポート4位置電磁切換弁の場合を示
す。
【図2】図1(a) の電磁弁の構造を示す断面図である。
【図3】図3(a) は図2の電磁弁が位置Iにあるときの
状態を示す断面図であり、図3(b) は位置IIにあるとき
の状態を示す断面図である。
【図4】図4(a) は図2の電磁弁が位置IVにあるときの
状態を示す断面図であり、図4(b) は位置III にあると
きの状態を示す断面図である。
【図5】図5(a) は位置止め装置付の電磁弁が位置Iに
あるときの状態を示す断面図であり、図5(b) は位置IV
にあるときの状態を示す断面図である。
【図6】従来の供給停止弁を備えた省エネルギ機能を有
するシステムの空気圧回路図である。
【符号の説明】
1 省エネルギ駆動用電磁弁(電磁弁) 11 ボディ 12 カバー 13 カバー 15 スリーブ 16 第1シリンダ孔 17 第2シリンダ孔 23 第1スプール 24 第2スプール 25 第1ピストン 26 第2ピストン 32 連通孔 33 連通孔 39 連通孔 48 リターンスプリング 49 リターンスプリング 61 第1シリンダ室 62 第2シリンダ室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 張 護平 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 Fターム(参考) 3H067 AA17 CC60 DD05 DD13 DD32 EA15 EB03 EB07 EB12 ED20 FF11 GG03 GG22 3H106 DA08 DA31 DC09 DC20 EE22 KK04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに配設された供給ポートP、出力
    ポートA・B、排気ポートRA・RBの5ポートが連通
    路によってそれぞれスリーブ内に連通された電磁弁にお
    いて、ボディのスリーブ内に略円筒状の外側スプールが
    摺動自在に嵌合されるとともに外側スプールの内孔に内
    側スプールが摺動自在に嵌合され、外側スプールの内側
    と外側とを連通させる連通孔が外側スプールに形成され
    ており、供給ポートPと出力ポートAとが連通するとと
    もに出力ポートBと排気ポートRBとが連通し、排気ポ
    ートRAが閉鎖される位置Iと、出力ポートBと排気ポ
    ートRBとが連通し、供給ポートP、出力ポートA及び
    排気ポートRAがともに閉鎖される位置IIと、出力ポー
    トAと排気ポートRAとが連通し、供給ポートP、出力
    ポートB及び排気ポートRBがともに閉鎖される位置II
    I と、供給ポートPと出力ポートBとが連通するととも
    に出力ポートAと排気ポートRAとが連通し、排気ポー
    トRBが閉鎖される位置IVとの4つの位置のいずれか一
    つに切り換えられることを特徴とする省エネルギ駆動用
    電磁弁。
  2. 【請求項2】 ボディに配設された供給ポートP、出力
    ポートA・B、排気ポートRの4ポートが連通路によっ
    てそれぞれスリーブ内に連通された電磁弁において、ボ
    ディのスリーブ内に略円筒状の外側スプールが摺動自在
    に嵌合されるとともに外側スプールの内孔に内側スプー
    ルが摺動自在に嵌合され、外側スプールの内側と外側と
    を連通させる連通孔が外側スプールに形成されており、
    供給ポートPと出力ポートAとが連通するとともに出力
    ポートBと排気ポートRとが連通する位置Iと、出力ポ
    ートBと排気ポートRとが連通し、供給ポートP及び出
    力ポートAが閉鎖される位置IIと、出力ポートAと排気
    ポートRとが連通し、供給ポートP及び出力ポートBが
    閉鎖される位置III と、供給ポートPと出力ポートBと
    が連通するとともに出力ポートAと排気ポートRとが連
    通する位置IVとの4つの位置のいずれか一つに切り換え
    られることを特徴とする省エネルギ駆動用電磁弁。
  3. 【請求項3】 ソレノイドA・Bを有し、ソレノイドA
    を励磁し、ソレノイドBを消磁するとき位置Iに切り換
    えられ、位置IでソレノイドA・Bを消磁すると位置II
    に切り換えられ、ソレノイドBを励磁し、ソレノイドA
    を消磁するとき位置IVに切り換えられ、位置IVでソレノ
    イドA・Bを消磁すると位置III に切り換えられる請求
    項1又は2記載の省エネルギ駆動用電磁弁。
  4. 【請求項4】 ボディの両側のカバー内に第1・第2シ
    リンダ孔が形成され、第1・第2シリンダ孔内に移動可
    能に挿入された第1・第2ピストンがともに外側スプー
    ルの端部に連結され、第1・第2ピストンの装着孔と内
    側スプールの端部との間にリターンスプリングがそれぞ
    れ装着され、第1・第2ピストンの軸線方向に連通孔が
    形成され、第1・第2シリンダの外側に第1・第2シリ
    ンダ室が形成され、第1・第2シリンダ室に流入される
    パイロット用の圧縮空気によって第1・第2ピストン・
    外側スプールが操作され、かつ第1・第2シリンダ室に
    流入される圧縮空気が内側スプールの端部に作用して内
    側スプールも操作される請求項1又は2記載の省エネル
    ギ駆動用電磁弁。
  5. 【請求項5】 第1シリンダ孔の第1シリンダ室に圧縮
    空気が供給されかつ第2シリンダ孔の第2シリンダ室の
    空気が排気されたとき位置Iに切り換えられ、位置Iで
    第1・第2シリンダ室の空気が排気されると位置IIに切
    り換えられ、第2シリンダ室に圧縮空気が供給されかつ
    第1シリンダ室の空気が排気されたとき位置IVに切り換
    えられ、位置IVで第1・第2シリンダ室の空気が排気さ
    れると位置III に切り換えられる請求項4記載の省エネ
    ルギ駆動用電磁弁。
  6. 【請求項6】 第1ピストン又は第2ピストンの小径部
    の外周に2個の環状溝が形成され、ボディ側に半径方向
    移動可能に配設されたボールが、小径部の外面に押圧さ
    れ、位置I・位置IIのときボールが一方の環状溝に係合
    し、位置III・位置IVのときボールが他方の環状溝に係
    合する請求項4記載の省エネルギ駆動用電磁弁。
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