JP2000130432A - 流体軸受及び研削盤 - Google Patents

流体軸受及び研削盤

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JP2000130432A JP10305902A JP30590298A JP2000130432A JP 2000130432 A JP2000130432 A JP 2000130432A JP 10305902 A JP10305902 A JP 10305902A JP 30590298 A JP30590298 A JP 30590298A JP 2000130432 A JP2000130432 A JP 2000130432A
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fluid
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勝英 矢部
Sadamu Takahashi
定 高橋
Mitsuo Asano
満夫 浅野
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
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    • F16C32/06Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
    • F16C32/0681Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load
    • F16C32/0696Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load for both radial and axial load
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱や動力損失を低減できる軸受及びこの軸
受を使用した研削盤の提供を目的とする。 【解決手段】 回転軸21の外周面と軸受面31との間
に圧力流体を導入し、該圧力流体による静圧と、前記圧
力流体が前記回転軸21の回転につれ廻されて生じる動
圧とにより前記回転軸21を支持する流体軸受30であ
って、前記軸受面31に対し前記回転軸21の回転方向
へ向けて徐々に回転軸外周面に接近する傾斜面34が形
成された受圧凹部32を複数形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の支持に使
用される流体軸受及びこの流体軸受を備えた研削盤に関
する。
【0002】
【従来の技術】加工用の工具として砥石を使用する研削
盤は、加工精度がよくしかも高級な仕上面を得ることが
できるという特徴を有しており、量産的な精密工作には
欠くことができない存在になっている。
【0003】上述した研削盤においては、研削加工をす
る砥石は回転軸の一端に取り付けられている。この回転
軸は、他端に取り付けられたプーリ及びベルトなどを介
して電動機と連結され、該電動機を駆動源として回転す
る。従って、この回転軸には軸受が必要となり、従来よ
りベアリングを組み込んだものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベアリングを組み込む型式の軸受では、回転軸と軸受と
の接触及び軸受内でのベアリングなど構成部品どうしの
接触があるため、回転運動を続けることにより摩擦熱が
生じて軸受部の発熱や動力損失が問題となっている。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、発熱や動力損失を低減できる軸受及びこの軸
受を使用した研削盤の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明においては以下の手段を採用した。請求
項1に記載の流体軸受は、回転軸の外周面と軸受面との
間に圧力流体を導入し、該圧力流体による静圧と、前記
圧力流体が前記回転軸の回転につれ廻されて生じる動圧
とにより前記回転軸を支持する流体軸受であって、前記
軸受面に対し前記回転軸の回転方向へ向けて徐々に回転
軸外周面に接近する傾斜面が形成された受圧凹部を複数
形成したことを特徴とするものである。
【0007】このような流体軸受によれば、圧力流体に
よる静圧及び回転により発生する動圧で回転軸を支持す
るので、回転運動によって生じる発熱及び動力損失を抑
制できる。特に、軸受面に対し回転軸の回転方向へ向け
て徐々に回転軸外周面に接近する傾斜面を設けたので、
この部分のくさび効果で動圧が発生する。
【0008】請求項2に記載の研削盤は、ベッドと、該
ベッド上を摺動可能に支持されたテーブルと、工作物を
回転させる駆動源を備えた主軸台と、該主軸台と共に前
記工作物を軸支する心押台と、前記工作物を研削加工す
る砥石と、該砥石を回転駆動させる駆動源を備えた砥石
台とを具備し、前記砥石が、回転軸の外周面と軸受面と
の間に圧力流体を導入し、該圧力流体による静圧と、前
記圧力流体が前記回転軸の回転につれ廻されて生じる動
圧とにより前記回転軸を支持する流体軸受であって、前
記軸受面に対し前記回転軸の回転方向へ向けて徐々に回
転軸外周面に接近する傾斜面が形成された複数の受圧凹
部を有する流体軸受により支持されたことを特徴とする
ものである。
【0009】このような研削盤によれば、軸受部におけ
る発熱や動力損失が低減され、耐久性の向上や省エネル
ギに貢献できる。
【0010】請求項3に記載の研削盤は、前記受圧凹部
が、前記回転軸及び前記軸受面と同心円の内周面と、該
内周面の前記回転軸回転方向へ連なる前記傾斜面とを具
備してなることを特徴とするものである。
【0011】このような研削盤によれば、軸受部と同心
円の受圧凹部を設けたので、軸受各部の加工が容易であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る流体軸受及び
研削盤の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図7
は、研削盤の一例として円筒研削盤の概要を示したもの
で、(a)は斜視図、(b)は正面図である。この円筒
研削盤は、砥石1の回転研削運動と工作物(ワーク)W
の回転送り運動とにより、円筒形工作物の外周の研削仕
上げを行うもので、図中の符号2はベッド、3はテーブ
ル、4は心押台、5は砥石台、6は主軸台、7は操作
盤、8は制御盤、9はクーラント装置、10は油圧・潤
滑油装置、11は長手位置決め装置をそれぞれ示してい
る。
【0013】研削盤のベッド2上には、該ベッド2に対
して摺動するテーブル3が設けられている。このテーブ
ル3は、テーブル送り用モータ(図示省略)が駆動され
ることにより紙面の左右方向に移動される。また、テー
ブル3の上には主軸台6と心押台4とが配設されてお
り、主軸台6は主軸6aを有し、心押台4は心押軸4a
を有している。工作物Wは、主軸6a及び心押軸4aに
よって軸支され、駆動源を備えた主軸6a側を駆動軸と
して回転される。この主軸6aの回転は、主軸台6に配
設された主軸モータ(図示省略)を駆動源として行われ
る。
【0014】一方、工作物Wを研削する砥石1は砥石台
5上に軸承され、図示省略の砥石駆動モータによって回
転駆動されるようになっている。また、ベッド2上に設
置された砥石台5は、砥石台送り用モータ(図示省略)
によって、紙面の垂直方向(テーブル3の移動方向と水
平面上で直交する方向)に移動制御される。
【0015】上述したテーブル送り用モータ及び砥石台
送り用モータは共にサーボモータによって構成されてお
り、操作盤7に入力された各種の制御データに基づき、
制御盤8がこれらを数値制御するように構成されてい
る。なお、工作物Wの軸方向への送り運動は、砥石台5
に与えるものと、主軸台6に与えるものとがある。
【0016】クーラント装置9は、研削加工部近傍に設
けたノズル9aに研削液を供給するもので、図示省略の
ポンプで圧送されてきた研削液はノズル9aから砥石1
及び工作物Wに向けて放射される。この結果、研削液は
研削加工により生じた熱を奪って冷却すると共に、切屑
や砥粒などを流して加工部から除去する。なお、ノズル
9aから放射された研削液は、ベッド2の研削液流路上
に落下して回収され、以下同様に循環して再利用され
る。
【0017】油圧・潤滑油装置10は、油圧装置が定寸
ゲージ(図示省略)を作動させ、潤滑油装置が砥石台5
やテーブル3の摺動部に強制潤滑を行うものである。ま
た、長手位置決め装置11は、通常ロケータやプローブ
と呼ばれているもので、工作物の長手方向のばらつき具
合を測定するための装置である。
【0018】さて、上述した砥石台5においては、図1
に示すように、砥石1が回転軸21の一端に砥石フラン
ジ22をもって取り付けられている。この回転軸21の
他端には、プーリ23が取り付けられ、図示省略のベル
トを介して駆動用の電動機と連結されている。また、こ
の回転軸21は、2組の流体軸受30,30A及びスラ
ストベアリング40により回転自在に支持されている。
一方の流体軸受30はラジアル/スラスト一体型であ
り、他方の流体軸受30Aはラジアル専用型である。な
お、砥石1は、回転軸21などと共にベッド2上に設置
されたガイド24に沿ってスライド可能であり、このス
ライド量を制御することにより工作物Wの研削量が調整
される。
【0019】流体軸受30は、回転軸21の外周面21
aと軸受面31との間に圧力流体を導入して、圧力流体
の静圧と回転軸21の回転に圧力流体がつれ廻されて生
じる動圧とにより、軸受面31とは非接触状態で回転軸
21を回転可能に支持する軸受である。ここで使用する
圧力流体は、粘度がVG1.5程度の低粘性流体をポン
プなどの加圧手段で所定の圧力まで加圧したものが供給
される。なお、このように圧力流体の静圧及び動圧を利
用して回転軸を支持する軸受は、静動圧ハイブリッド型
軸受とも呼ばれる。
【0020】図2ないし図6は、本発明による流体軸受
の一実施形態を示すもので、図2は図1砥石側に配設さ
れた流体軸受30の左側面図、図3は同じく右側面図、
図4(a)は図1のA−A線に沿って見た断面図、図4
(b)は図4(a)のB部拡大図、図5は図4(b)の
C矢視図、図6は図3のD−D線に沿って見た断面図で
ある。
【0021】流体軸受30は、概略中空円筒状の部材で
あり、その内径は回転軸21より若干大きく設定されて
いる。回転軸21の外周面と接する軸受面31には、圧
力流体の供給源に連通する受圧凹部32が複数(図示の
例では5箇所)形成されている。この受圧凹部32は回
転軸21の中心から見た平面視が矩形状(図5参照)で
あり、回転軸21の回転方向において後方側(図4
(b)では右側)端部に圧力流体の導入口33が設けら
れ、回転軸21と同心円にした円弧状の内周面32aを
経て連なる前方側端部付近に、なだらかな傾斜面34が
形成されている。なお、5箇所の受圧凹部32は回転方
向に等ピッチで設けられており、各受圧凹部32の間及
び各受圧凹部32の両側には極めて小さな間隙を有する
通常の軸受面31が存在している。
【0022】上述した圧力流体の導入口33は、流体軸
受30の外周面から受圧凹部32まで貫通する円形断面
の流路であり、外周面側の入口部分33aにはそれぞれ
圧力流体の供給流路25が接続される(図1参照)。こ
の供給流路25は、図示省略のポンプに接続されてい
る。一方、導入口33の出口側には、受圧凹部32の全
幅にわたる凹溝33bが設けられている。この凹溝33
bを設けたことにより、導入口33に供給された圧力流
体は受圧凹部32に入る時点でその幅方向に広がると共
に、導入した圧力流体の整流作用が生じる。
【0023】受圧凹部32は、凹溝33bから回転方向
前方へ向けて、回転軸21の外周面と一定の間隙を全幅
にわたって維持する円弧状(すなわち回転軸21と同心
円)の内周面32aが続き、やがて徐々に回転軸21の
外周面との間隙が狭まる傾斜面34となる。この傾斜面
34は、図示の例では緩やかな凹曲面を形成している
が、実際には微小な部分であるため直線としても見かけ
上大差はない。
【0024】流体軸受30の右側面には、受圧凹部32
を通過して回転軸21及び軸受面31間に流出した圧力
流体を集めて排出するため、5本の排出溝39が設けら
れている(図3及び図6参照)。この排出溝39から流
体軸受30の外へ流出した圧力流体は、自重で落下した
後集められて再利用される。
【0025】また、流体軸受30の右側面には、スラス
ト方向流体軸受として機能する受圧凹部35が設けられ
ている(図3及び図6参照)。このスラスト方向流体軸
受40は、基本的には上述したラジアル方向の流体軸受
30と同様に、スラスト方向に作用する動圧及び静圧に
より、スラストベアリング40との間を非接触状態で支
持する流体軸受である。この受圧凹部35はスラストベ
アリング40の側面と対向して設けられ、図示省略のポ
ンプに接続される供給流路37が開口する供給口36か
ら圧力流体の供給を受ける。この圧力流体により、平坦
面35aで静圧が作用し、回転方向前方の傾斜面38で
動圧を発生する。
【0026】このように構成された流体軸受30は、導
入口33から常時圧力流体の供給を受けており、こうし
て導入された圧力流体は、受圧凹部32の内周面32a
に静圧として作用し、回転軸21を軸受面31から離間
させる方向に押す。さらに、この圧力流体は回転軸21
の回転につれ廻されて傾斜面34に導かれ、徐々に隙間
が狭められることによって生じるくさび効果により動圧
が作用する。この動圧も回転軸21を軸受面31から離
間させる方向に作用するので、前述した静圧と協働し
て、回転軸21を非接触の状態で支持することができ
る。一方、スラスト方向流体軸受でも、やはり常時圧力
流体の供給を受けている。この圧力流体は、受圧凹部3
5の平坦面35aに静圧として作用し、スラストベアリ
ング40を離間させる方向に押す。そして、傾斜面38
に導かれた圧力流体は、くさび効果による動圧を生じ
て、スラストベアリング40をさらに離間させる方向に
作用するので、スラストベアリング40との間が非接触
状態で支持される。なお、流体軸受30から排出された
圧力流体は、所定の流路を通って貯蔵部に回収された
後、再度加圧手段によって加圧され、流体軸受30に供
給されるて以下同様の循環を繰り返す。
【0027】このような流体軸受30を使用することに
より、回転軸21は軸受と非接触の状態で支持されるの
で、摩擦による発熱や動力損失を低減することができ
る。また、圧力流体に低粘性流体を使用したので、圧力
流体を流す際の圧力損失が小さくてすみ、かつ、動圧が
作用する分静圧を小さくできるので圧力流体の圧力を下
げることもでき、従って圧力流体の動力源を小さくする
ことが可能になる。しかも、循環する圧力流体には軸受
部の冷却効果もあるので、回転軸21が受ける熱による
悪影響を抑制することができる。
【0028】
【発明の効果】上述した本発明の流体軸受及び研削盤に
よれば、下記のような効果を奏する。 (1) 圧力流体として低粘性流体を用いた静動圧ハイ
ブリッド型軸受としたので、軸受摺動部における発熱や
動力損失を低減することができる。 (2) 軸受面に形成した傾斜面は、加工性に優れてお
り、また、くさび効果によって生じる動圧による回転軸
の支持力を、容易に向上させることができる。このた
め、静圧を与える圧力流体の供給圧力を小さくすること
が可能となり、その分だけ動力の消費を低減することが
できる。なお、低粘性流体を使用することで圧力損失も
小さくてすみ、この点でも動力の消費を低減することが
できる。 (3) 特に、回転軸や軸受部と同心の円弧よりなる内
周面を設けたので、受圧凹部の加工性は極めて良好であ
る。 (4) 上述した流体軸受を使用した研削盤は、砥石を
回転させる動力損失が低減され、また、圧力流体の供給
に要する動力も低減されるので、全体として省エネルギ
が可能となる。さらに、軸受部における発熱量が低減さ
れたので、加工精度の維持や研削盤の耐久性向上にも効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る流体軸受の一実施形態を示す部
分断面図で、砥石の回転軸支持部周辺が示されている。
【図2】 図1において砥石側(左側)に配設されてい
る流体軸受の左側面図である。
【図3】 図1において砥石側(左側)に配設されてい
る流体軸受の右側面図である。
【図4】 (a)は図1のA−A線に沿って見た断面
図、(b)は(a)のB部拡大図である。
【図5】 図4(b)のC矢視図である。
【図6】 図3のD−D線に沿って見た断面図である。
【図7】 円筒研削盤の概略構成を示す図で、(a)は
斜視図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 砥石 2 ベッド 3 テーブル 4 心押台 5 砥石台 6 主軸台 7 操作盤 8 制御盤 9 クーラント装置 21 回転軸 22 砥石フランジ 23 プーリ 25 供給流路 30 流体軸受 31 軸受面 32 受圧凹部 32a 内周面 33 導入口 34 傾斜面 W 工作物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 満夫 滋賀県栗太郡栗東町六地蔵130番地 三菱 重工業株式会社京都精機製作所内 Fターム(参考) 3C034 AA01 BB07 DD20 3C048 AA01 BB01 BB11 BC02 BC03 CC07 DD02 EE02 3J011 AA04 BA02 BA09 CA01 CA02 CA04 JA02 3J102 AA08 BA03 CA06 GA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の外周面と軸受面との間に圧力流
    体を導入し、該圧力流体による静圧と、前記圧力流体が
    前記回転軸の回転につれ廻されて生じる動圧とにより前
    記回転軸を支持する流体軸受であって、前記軸受面に対
    し前記回転軸の回転方向へ向けて徐々に回転軸外周面に
    接近する傾斜面が形成された受圧凹部を複数形成したこ
    とを特徴とする流体軸受。
  2. 【請求項2】 ベッドと、該ベッド上を摺動可能に支持
    されたテーブルと、工作物を回転させる駆動源を備えた
    主軸台と、該主軸台と共に前記工作物を軸支する心押台
    と、前記工作物を研削加工する砥石と、該砥石を回転駆
    動させる駆動源を備えた砥石台とを具備し、前記砥石
    が、回転軸の外周面と軸受面との間に圧力流体を導入
    し、該圧力流体による静圧と、前記圧力流体が前記回転
    軸の回転につれ廻されて生じる動圧とにより前記回転軸
    を支持する流体軸受であって、前記軸受面に対し前記回
    転軸の回転方向へ向けて徐々に回転軸外周面に接近する
    傾斜面が形成された複数の受圧凹部を有する流体軸受に
    より支持されたことを特徴とする研削盤。
  3. 【請求項3】 前記受圧凹部が、前記回転軸及び前記軸
    受面と同心円の内周面と、該内周面の前記回転軸回転方
    向へ連なる前記傾斜面とを具備してなることを特徴とす
    る請求項2に記載の研削盤。
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