JP2000130328A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JP2000130328A
JP2000130328A JP10298258A JP29825898A JP2000130328A JP 2000130328 A JP2000130328 A JP 2000130328A JP 10298258 A JP10298258 A JP 10298258A JP 29825898 A JP29825898 A JP 29825898A JP 2000130328 A JP2000130328 A JP 2000130328A
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JP
Japan
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muffler
flow path
suction pipe
inlet flow
pressure pulsation
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Withdrawn
Application number
JP10298258A
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English (en)
Inventor
Shuhei Sugimoto
修平 杉本
Takao Yoshimura
多佳雄 吉村
Hironari Akashi
浩業 明石
Akio Yagi
章夫 八木
Akira Hayashi
陽 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉型圧縮機の消音器に関して、圧力脈動及
び騒音低減を図る。 【解決手段】 密閉容器1に挿入された吸入管17と、
マフラー6と、マフラー6に接続されたマフラー入口流
路18と、マフラー入口流路18と吸入管17を連通さ
せる連通部19と、マフラー入口流路18もしくは吸入
管17もしくは連通部19に設けられた一つまたは複数
の共鳴器20とを備えたため、シリンダー15に吸入さ
れる冷媒ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持
しながら、特定の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるい
は複数低減することによって密閉型圧縮機の圧力脈動及
び騒音を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に
使用される密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型圧縮機(以下圧縮機とい
う)はエネルギー効率の高いものが求められ、そのため
の吸入方式としてダイレクトサクション方式がある。こ
の従来技術としては、例えば実開昭58−63382号
公報に示される。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
吸入方式の一例について説明する。図7は従来の圧縮機
の正面図であり、図8は従来の圧縮機の図7のE−E線
における縦断面図であり、図9は従来の圧縮機のマフラ
ーの正面図であり、1は密閉容器、2は密閉容器1内に
弾性支持された機械部、3は機械部2の上部に配設され
たモーター部、4は機械部2を構成するシリンダーヘッ
ドである。5はマフラー入口流路、6はマフラーでマフ
ラー入口流路5が接続されている。7はマフラー6とシ
リンダーヘッド4を繋ぐマフラー出口流路である。8は
密閉容器1を貫通し、内方に立ち上がる吸入管であり、
9はマフラー入口流路5と吸入管8の間に介在した密着
コイルバネである。
【0004】10はオイル、11は一端がマフラー6内
に開口し、他端がオイル10中に開口したオイルキャピ
ラリー、12はバネ性を有する鋼帯、13はマフラー6
とオイルキャピラリ11を同時に、バネ性を有する鋼帯
12を介し、固定する固定用ボルトである。14はピス
トン、15はシリンダーである。16はシリンダーヘッ
ド4からマフラー出口流路7、マフラー6、マフラー入
口流路5、密着コイルバネ9そして吸入管8まで連結さ
れた吸入経路である。
【0005】以上のように構成された圧縮機について、
以下その動作を説明する。モーター部3によって機械部
2のピストン14等が駆動され、外部冷却回路(図示せ
ず)から吸入管8、密着コイルバネ9、マフラー入口流
路5を介しマフラー6内へ吸い込まれる。この冷媒ガス
はマフラー出口流路7を通り、シリンダーヘッド4内を
介して、シリンダー15内に間欠的に吸入される。
【0006】その際、吸入経路16内の冷媒ガスは、密
着コイルバネ9の隙間がほとんど無いため、密閉容器1
内にほとんど漏れることなく、比較的温度が低いままマ
フラー6内に吸入される。そのため密着コイルバネ9が
無く、冷媒ガスが一旦密閉容器1内に解放されてからマ
フラー6内に吸入される場合に比べて、最終的にシリン
ダー15内に吸入される冷媒ガスの温度は低くなるため
密度が高くなり、冷媒ガスの単位時間あたりの吸入質量
(冷媒循環量)は大きくなる。その結果、冷凍能力が向
上して圧縮機の効率が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、シリンダーヘッド4部から密閉容器1に挿
入される吸入管8までの吸入経路16において、密閉容
器1内へ冷媒ガスが漏れる隙間が無いことからシリンダ
ー15部において発生した圧力脈動がそのまま外部冷却
回路(図示せず)へ伝達して圧力脈動及び騒音が大きく
なる可能性があるという欠点があった。また、インバー
ター装置を備えた場合、複数の特定周波数を低減するた
めの消音器を備えていないことから電源周波数の変化に
対応した圧力脈動や騒音の低減ができない可能性がある
という欠点があった。
【0008】本発明は従来の課題を解決するもので、シ
リンダーに吸入される冷媒ガスの温度を低く維持して性
能を従来通り維持しながら、特定の周波数の圧力脈動や
騒音を一つあるいは複数低減することによって圧力脈動
及び騒音の小さい密閉型圧縮機を提供することを目的と
する。
【0009】また、上記従来の構成では、吸入経路16
は機械部2と直結しているため機械部2で生じる振動を
ダイレクトに伝達して外部冷却回路の振動及び騒音が大
きくなる可能性があるという欠点があった。
【0010】本発明の他の目的は、シリンダーに吸入さ
れる冷媒ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持
しながら、シリンダーで生じた圧力脈動を密閉容器内に
解放して外部冷却回路に伝播する圧力脈動を低減し、さ
らに機械部で生じる振動を外部冷却回路に伝達すること
を回避して振動及び騒音の小さい密閉型圧縮機を提供す
ることを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、シリンダーに吸入さ
れる冷媒ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持
しながら、特定の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるい
は複数安定的に低減することによって圧力脈動及び騒音
が安定的に小さい圧縮機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、モーター部と機械部とマフラーを収納した
密閉容器と、密閉容器に挿入された吸入管と、マフラー
に接続されたマフラー入口流路と、マフラー入口流路と
吸入管を連通させる連通部と、マフラー入口流路もしく
は吸入管もしくは連通部に設けられた一つまたは複数の
共鳴器とを備えた構成としたのである。
【0013】これにより、シリンダーに吸入される冷媒
ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持しなが
ら、特定の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるいは複数
低減することによって密閉型圧縮機の圧力脈動及び騒音
を小さくすることができる。
【0014】また、本発明は、モーター部と機械部とマ
フラーを収納した密閉容器と、密閉容器に挿入された吸
入管と、マフラーに備え付けられたガイドと、吸入管と
直接的あるいは間接的に連通し、かつガイドに挿入され
マフラー内に開口したマフラー入口流路とからなり、マ
フラー入口流路がガイドと微小な隙間をもってかつガイ
ドに挿入される挿入長さを十分確保したことを特徴とし
たのである。
【0015】これにより、シリンダーに吸入される冷媒
ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持しなが
ら、シリンダーで生じた圧力脈動を密閉容器内に解放し
て外部冷却回路に伝播する圧力脈動を低減し、さらに機
械部で生じる振動を外部回路に伝達することを回避する
ことができる。
【0016】また、モーター部とシリンダー等の機械部
とマフラーを収納した密閉容器と、密閉容器に挿入され
た吸入管と、前記マフラーに接続されたマフラー入口流
路と、マフラー入口流路と吸入管を連通させる連通部
と、マフラーとシリンダーを連通するマフラー出口流路
と、吸入管あるいは連通部あるいはマフラー入口流路あ
るいはマフラーあるいはマフラー出口流路の2カ所の間
の経路長さと異なる長さで2カ所を連通する一つあるい
は複数のバイパスとを備えた構成としたのである。
【0017】これにより、シリンダーに吸入される冷媒
ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持しなが
ら、特定の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるいは複数
安定的に低減することによって密閉型圧縮機の圧力脈動
及び騒音が安定的に低減できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、モーター部と機械部とマフラーを収納した密閉容器
と、前記密閉容器に挿入された吸入管と、前記マフラー
に接続されたマフラー入口流路と、前記マフラー入口流
路と前記吸入管を連通させる連通部と、前記マフラー入
口流路もしくは前記吸入管もしくは前記連通部に設けら
れた一つまたは複数の共鳴器とからなり、マフラーの形
態は従来と変わらず、また吸入される冷媒ガスは密閉容
器内にほとんど漏れないのでシリンダーに吸入される冷
媒循環量は従来のままとなり冷凍能力や効率は従来通り
維持される。かつ前記シリンダー部から伝達される圧力
脈動は前記共鳴器により特定の周波数を一つあるいは複
数低減され、同時に騒音レベルも低減できるという作用
を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、モーター部と機
械部とマフラーを収納した密閉容器と、前記密閉容器に
挿入された吸入管と、前記マフラーに備え付けられたガ
イドと、前記吸入管と直接的あるいは間接的に連通し、
かつ前記ガイドに挿入され前記マフラー内に開口したマ
フラー入口流路とからなり、前記マフラー入口流路が前
記ガイドと微小な隙間をもってかつ前記ガイドに挿入さ
れる挿入長さを十分確保したものであり、シリンダー部
で生じた圧力脈動は前記マフラー入口流路と前記マフラ
ー部の前記ガイドとの微少な隙間から前記密閉容器内へ
伝播するため前記吸入管から前記密閉容器外へ伝播する
圧力脈動を減少させることができる。また、前記マフラ
ー入口流路と前記ガイドとの隙間が小さく挿入長さが確
保されているので圧力脈動は前記密閉容器内へ伝播する
が、冷媒ガスが前記密閉容器から前記マフラー内へ流入
する量はほとんどないため従来通りの冷凍能力や効率が
得られる。さらに前記密閉容器と前記マフラーは直接的
に接触していないので前記機械部において生じた振動は
前記マフラー部までしか伝達せず従来のように前記マフ
ラーから前記マフラー入口流路、密着コイルバネ、前記
吸入管を介して外部冷却回路への振動伝達は起こらない
という作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、モーター部とシ
リンダー等の機械部とマフラーを収納した密閉容器と、
前記密閉容器に挿入された吸入管と、前記マフラーに接
続されたマフラー入口流路と、前記マフラー入口流路と
前記吸入管を連通させる連通部と、前記マフラーとシリ
ンダーを連通するマフラー出口流路と、前記吸入管ある
いは前記連通部あるいは前記マフラー入口流路あるいは
前記マフラーあるいは前記マフラー出口流路の2カ所の
間の経路長さと異なる長さで前記2カ所を連通する一つ
あるいは複数のバイパスとを備えたものであり、前記シ
リンダー部より生じた圧力脈動が吸入経路及び前記バイ
パス部を伝播する際、前記バイパスによって分岐された
前記2カ所間の距離が前記吸入経路と前記バイパスにお
いて異なるために圧力脈動の相互干渉が生じて圧力脈動
を打ち消し合い特定の周波数を低減することができる。
同時に、低減される圧力脈動の周波数は諸元では前記2
カ所間の距離の差だけが影響を与える因子となるので前
記吸入経路や前記バイパス内のオイル付着及び加工上に
おける断面積のバラツキが多少あったとしても、低減で
きる圧力脈動の周波数帯はバラツキが少なくできるため
圧力脈動や騒音を安定して低減できるという作用を有す
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の密閉型圧縮機の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る密閉型圧縮機の正面図を示す。
【0023】図1において、17は吸入管、18はマフ
ラー入口流路である。19は連通部であり、本実施例で
は密着コイルバネとした。20は吸入管17に開口した
共鳴器であり、鉛直方向下向きに凸となるくび部21と
ボリューム22とから構成される。この共鳴器は特定の
周波数での圧力脈動や騒音を低減するためのいわゆるヘ
ルムホルツ型の共鳴器である。この共鳴器20において
くび部21の内径をr[m]とし、くび部21の長さをt
[m]とし、くび部21の個数をn[個]とし、ボリューム
22の容積をV[m3]とし、共鳴器20内の冷媒ガスの音
速をc[m/sec]としたとき、共鳴周波数f[Hz]は(数
1)で表される。
【0024】
【数1】
【0025】例えば本実施例の場合、rは0.001
[m]、tは0.021[m]、nは1[個]、Vは20×10
-6[m3]で冷媒はHFCー134aを使用し、圧力0.1
15[MPa]、温度40[℃]での冷媒ガスの音速は165
[m/sec]のとき、(数1)よりfは50[Hz]となる。
【0026】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例の密閉型圧縮
機の冷媒ガスの流れを図1で示すと、外部冷却回路から
吸入管17、連通部19、そしてマフラー入口流路18
を経由してマフラー6内へ流入され、さらにマフラー出
口流路7へ吸入されシリンダーヘッド4を介してシリン
ダー15に流入する。このような冷媒ガスの流れの中
で、ピストン14の往復運動によってシリンダー15部
より圧力脈動が発生する。この圧力脈動が冷媒ガス流れ
とは反対に吸入経路16をシリンダー15から吸入管1
7方向へ伝播する際、吸入管17に設けたヘルムホルツ
型の共鳴器20により圧力脈動が減衰する。例えば前記
した共鳴器20のくび部21の内径、長さ、個数、及び
ボリューム22の容積にした場合、電源周波数50Hz
においては最も圧力脈動成分が大きい50Hzを中心に
圧力脈動は低減できる。その結果、吸入経路16から外
部冷却回路への圧力脈動の伝播が抑制されて外部冷却回
路の配管を共振させることを防止し、また共振に伴う騒
音を低減することができる。また同時に共鳴器20は吸
入管17に設けられているので、マフラー6内やマフラ
ー出口流路7内の圧力脈動や冷媒ガスの流れは従来と変
わらないので従来通りの冷凍能力や効率が得られる。
【0027】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
密閉容器1に挿入された吸入管17と、マフラー6と、
マフラー6に接続されたマフラー入口流路18と、マフ
ラー入口流路18と吸入管17を連通させる連通部19
と、マフラー入口流路18もしくは吸入管17もしくは
連通部19に設けられた一つまたは複数の共鳴器20と
を備えたため、シリンダー15に吸入される冷媒ガスの
温度を低く維持して性能を従来通り維持しながら、特定
の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるいは複数低減する
ことによって密閉型圧縮機の圧力脈動及び騒音を小さく
することができる。
【0028】なお、本実施例は50Hz帯の周波数の圧
力脈動を低減させるようにしたが、低減させたい周波数
帯に応じて共鳴器20の構成要素であるくび部21及び
ボリューム22等を(数1)の共鳴周波数の式に当ては
めて適宜変えることにより騒音及び圧力脈動を低減する
ことは可能である。
【0029】なお、設置する共鳴器20は低減させる周
波数に応じて複数個設置することも可能である。例えば
インバータ冷凍冷蔵装置のように電源周波数が変化する
場合にも対応して複数の共鳴器20を設置することで複
数の圧力脈動を低減することができる。
【0030】なお、本実施例はヘルムホルツ型の共鳴器
を用いて圧力脈動を低減したが、経路の途中に取り付け
た閉管いわゆるサイドブランチ型の共鳴器でも同様の効
果が得られる。
【0031】(実施例2)図2は本発明の実施例2によ
る密閉型圧縮機の正面図を示し、図3は同実施例の密閉
型圧縮機のマフラー要部断面図を示す。
【0032】図2,図3において、23はマフラーであ
り、24はマフラー23の入口に形成された円筒状のガ
イドである。25は吸入管8と密着コイルバネ9を介し
て間接的に連通しかつガイド24に挿入されマフラー2
3内に開口したマフラー入口流路であり、ガイド24と
微小な隙間をもってかつガイド24に挿入される挿入長
さを十分確保したことを特徴としている。
【0033】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例の密閉型圧縮
機の冷媒ガスの流れを図2及び図3で示すと、外部冷却
回路から吸入管8、密着コイルバネ9、そしてマフラー
入口流路25を経由してマフラー23内へ流入され、さ
らにマフラー出口流路7へ吸入されシリンダーヘッド4
を介してシリンダー15に流入する。このような冷媒ガ
スの流れの中で、ピストン14の往復運動によってシリ
ンダー15部より圧力脈動が発生する。この圧力脈動が
冷媒ガス流れとは反対に吸入経路16をシリンダー15
から吸入管8方向へ伝播する際、マフラー23部におい
てガイド24とマフラー入口流路25の間に微小な隙間
δが設けられているため、圧力脈動は隙間から密閉容器
1へ伝播して減衰する。その結果、吸入管8から密閉容
器1の外側への圧力脈動の伝播が抑制されて圧力脈動に
よる外部冷却回路の配管を共振させることを防止し、ま
た共振に伴う騒音を低減することができる。また同時に
マフラー入口流路25はガイド24と微小な隙間をもっ
てかつガイド24に挿入される挿入長さLを十分確保し
たため、密閉容器1内の冷媒ガスはマフラー23内に流
入しにくいので冷媒ガスの温度は低く保たれた結果、冷
凍能力および効率は従来通り維持される。
【0034】発明者らの検討から、微小な隙間δについ
ては隙間の総断面積4〜40[mm2]に相当する隙間δを
有し、かつガイド24に挿入されるマフラー入口流路2
5の挿入長さLに関しては4[mm]以上とすれば前記した
効果が得られることが分かっている。例えば隙間に関し
て、挿入長さを4mmとしてマフラー入口流路25の外径
を8[mm]としたとき、微小な隙間δは0.16〜1.3
6[mm]となる。このとき冷凍能力を維持しながら圧力脈
動を低減することができる。従って微小な隙間がこの指
定範囲より小さい場合、冷凍能力を維持することができ
るが圧力脈動の低減効果は小さくなる。反対にこの指定
範囲より大きい場合、圧力脈動は低減できるが冷凍能力
は維持することはできない。また挿入長さに関して、隙
間の総断面積が4〜40[mm2]のとき、挿入長さが4[m
m]未満ではマフラー23内へ冷媒ガスが流入する量が多
くなるため冷凍能力を維持することはできない。
【0035】また、マフラー23部におけるガイド24
とマフラー入口流路25に隙間があることからマフラー
入口流路25への振動伝達は無くなり、最終的に外部冷
却回路へ伝達する振動を抑制することができると共に振
動に起因する騒音を小さくすることができる。
【0036】また、従来は起動時及び停止時において機
械部2の振動が大きくなることによってマフラー6とマ
フラー入口流路5の接続部での応力が大きくなる可能性
があった。本実施例はマフラー23部におけるガイド2
4とマフラー入口流路25の間に隙間があることから、
起動及び停止時の機械部2の振動に対してマフラー入口
流路25が影響を受けないため従来のマフラー23とマ
フラー入口流路25の接続による応力を無くして信頼性
を向上させることができる。
【0037】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
マフラー23と、マフラー23に備え付けられたガイド
24と、吸入管8と密着コイルバネ9を介して間接的に
連通し、かつガイド24に挿入されマフラー23内に開
口したマフラー入口流路25とから構成されて、マフラ
ー入口流路25がガイド24と微小な隙間をもってかつ
ガイド24に挿入される挿入長さを十分確保したもので
あり、シリンダー15部より発生した圧力脈動は冷媒ガ
ス流れとは反対に吸入経路16をシリンダー15から吸
入管8方向へ伝播する際、マフラー23部においてガイ
ド24とマフラー入口流路25の間に微小な隙間が設け
られているため、圧力脈動は隙間から密閉容器1へ伝播
して減衰する。その結果、吸入管8から密閉容器1の外
側への圧力脈動の伝播が抑制されて圧力脈動による外部
冷却回路の配管を共振させることを防止し、また共振に
伴う騒音を低減することができる。また同時にマフラー
入口流路25はガイド24と微小な隙間をもってかつガ
イド24に挿入される挿入長さを十分確保したことから
冷媒ガスの温度を低く維持して冷凍能力および効率は従
来通り維持される。
【0038】また、マフラー23部におけるガイド24
とマフラー入口流路25に隙間があることからマフラー
入口流路25への振動伝達は無くなり、最終的に外部冷
却回路へ伝達する振動を抑制することができると共に振
動に起因する騒音を小さくすることができる。
【0039】また、起動及び停止時の機械部2の振動に
対してマフラー入口流路25が影響を受けないためマフ
ラー23とマフラー入口流路25の接続による応力を無
くして信頼性を向上させることができる。
【0040】なお、本実施例においてガイド24に挿入
されるマフラー入口流路25長さはガイド24よりもマ
フラー23内へ挿入されることとなっているが、密閉容
器1からマフラー23に流入する冷媒ガス量を抑制でき
ればマフラー入口流路25長さはガイド24の長さより
も短い構成になっても冷媒循環量を維持したまま圧力脈
動を低下させることは可能である。
【0041】なお、マフラー入口流路25またはマフラ
ー入口流路25のマフラー23との重なり合う部分はコ
イルバネのような柔軟な材質の流路を使用することでも
圧力脈動、振動そして起動・停止時のマフラー23とマ
フラー入口流路25の間の応力を低減することが可能で
ある。またこの時密着コイルバネ9は吸入管8またはマ
フラー入口流路25と同じ材質で一体成形品を用いても
同様の効果が得られる。
【0042】(実施例3)図4は本発明の実施例3によ
る密閉型圧縮機の正面図を示し、図5は図4のE−E線
における縦断面図を示し、図6は同実施例の密閉型圧縮
機の吸入経路の要部断面図を示す。
【0043】図4,図5、図6において、26は密閉容
器1に挿入された吸入管で、27はマフラーで、28は
マフラー27に接続されたマフラー入口流路である。2
9はマフラー入口流路28と吸入管26を連通させる連
通部であり、本実施例では密着コイルバネとする。30
はマフラー27とシリンダー15を連通するマフラー出
口流路である。31はバイパスであり、吸入管26とマ
フラー入口流路28の2カ所の間の経路長さと異なる長
さで2カ所を連通する経路である。このバイパス31は
特定の周波数における圧力脈動や騒音を低減するための
いわゆる干渉形の消音器である。ここでバイパス31の
長さをL1[m]とし、バイパス31を繋いだ2カ所の吸
入経路16長さをL2[m]とし、吸入経路16内の冷媒
ガスの音速をc[m/s]としたとき、バイパス31によっ
て低減できる圧力脈動や騒音の周波数f[Hz]は(数2)
で表される。
【0044】
【数2】
【0045】例えば本実施例の場合、L1は0.215
[m]、L2は0.05[m]で冷媒はHFCー134aを使
用し、圧力0.115[MPa]、温度40[℃]での冷媒ガ
スの音速は165[m/sec]のとき、(数2)よりfは5
00[Hz]となる。
【0046】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例の密閉型圧縮
機の冷媒ガスの流れを図4で示すと、吸入経路16を吸
入管26からシリンダー15側へ流入する。このような
冷媒ガスの流れの中で、ピストン14の往復運動によっ
てシリンダー15部より発生した圧力脈動は、冷媒ガス
流れとは反対にシリンダー15から吸入管26方向へ伝
播する際、マフラー入口流路28とバイパス31の接続
部において分岐してバイパス31及び吸入経路16を伝
播して再び吸入管26とバイパス31部の接続部におい
て合流する。このとき2カ所の経路長さが異なることか
ら2つの経路内における圧力脈動の特定周波数成分の位
相がちょうど半波長分ずれることによって互いに干渉し
て打ち消し合い圧力脈動が減衰される。例えば前記した
バイパス31の長さL1、バイパス31を繋いだ2カ所
間の吸入経路16長さL2にした場合、圧力脈動は経路
長さの違いにより相互に干渉し打ち消し合うことにより
500Hzの周波数帯の圧力脈動や騒音を低減すること
ができる。その結果、密閉容器1の外側への圧力脈動の
伝播が抑制されて圧力脈動によって外部冷却回路の配管
を共振させることを防止し、また共振に伴う騒音を低減
することができる。同時に、低減される圧力脈動や騒音
の周波数は諸元では2カ所間の距離の差だけが影響を与
える因子となるので吸入経路16やバイパス31内のオ
イル付着及び加工上における断面積のバラツキが多少あ
ったとしても低減できる圧力脈動の周波数帯は、バラツ
キが少なくできるため圧力脈動や騒音を安定して低減で
きる。
【0047】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
密閉容器1に挿入された吸入管26と、マフラー27
と、マフラー27に接続されたマフラー入口流路28
と、マフラー入口流路28と吸入管26を連通させる連
通部29と、マフラー27とシリンダー15を連通する
マフラー出口流路30と、吸入管26とマフラー入口流
路28の2カ所の間の経路長さと異なる長さで2カ所を
連通するバイパス31とから構成され、ピストン14の
往復運動によってシリンダー15部より発生した圧力脈
動は、冷媒ガス流れとは反対にシリンダー15から吸入
管26方向へ伝播する際、マフラー入口流路28とバイ
パス31の接続部において分岐してバイパス31及び吸
入経路16を伝播して再び吸入管26とバイパス31部
の接続部において合流する。このとき2カ所の経路長さ
が異なることから2つの経路内における圧力脈動の位相
がちょうど半波長分ずれることによって互いに干渉し合
い圧力脈動が減衰される。その結果、密閉容器1の外側
への圧力脈動の伝播が抑制されて圧力脈動によって外部
冷却回路の配管を共振させることを防止し、また共振に
伴う騒音を低減することができる。同時に、低減される
圧力脈動の周波数は諸元では2カ所間の距離の差だけが
影響を与える因子となるので吸入経路16やバイパス3
1内のオイル付着及び加工上における断面積のバラツキ
が多少あったとしても低減できる圧力脈動の周波数帯
は、バラツキが少なくできるため圧力脈動や騒音を安定
して低減できる。
【0048】なお、本実施例において500Hzの周波
数帯の圧力脈動を低減させたが、低減させたい周波数帯
に応じてバイパス31の長さ及びバイパス31を繋いだ
2点間の吸入経路16長さを(数2)の共鳴周波数の式
に当てはめて適宜変えることにより騒音及び圧力脈動を
低減することは可能である。
【0049】なお、設置するバイパス31は低減したい
周波数に応じて複数個設置することも可能である。例え
ばインバータ冷凍冷蔵装置のように電源周波数が変化す
る場合にも対応して複数のバイパス31を設置すること
で複数の圧力脈動を低減することができる。
【0050】なお、本実施例においてバイパス31の設
置はマフラー入口流路28と吸入管26を連通する構成
にしたが、圧力脈動が伝播する吸入経路16に設置され
ていれば同様の効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、密閉容器に挿入された吸入管と、マフラーと、マ
フラーに接続されたマフラー入口流路と、マフラー入口
流路と吸入管を連通させる連通部と、マフラー入口流路
もしくは吸入管もしくは連通部に設けられた一つまたは
複数の共鳴器とを備えたため、シリンダーに吸入される
冷媒ガスの温度を低く維持して性能を従来通り維持しな
がら、特定の周波数の圧力脈動や騒音を一つあるいは複
数低減することによって密閉型圧縮機の圧力脈動及び騒
音を小さくすることができる。
【0052】また、請求項2に記載の発明は、マフラー
と、マフラーに備え付けられたガイドと、吸入管と直接
的あるいは間接的に連通し、かつガイドに挿入されマフ
ラー内に開口したマフラー入口流路とから構成されて、
マフラー入口流路がガイドと微小な隙間をもってかつガ
イドに挿入される挿入長さを十分確保したものであり、
シリンダー部より発生した圧力脈動は冷媒ガス流れとは
反対に吸入経路をシリンダーから吸入管方向へ伝播する
際、マフラー部においてガイドとマフラー入口流路の間
に微小な隙間が設けられているため、圧力脈動は隙間か
ら密閉容器へ伝播して減衰する。その結果、吸入管から
密閉容器の外側への圧力脈動の伝播が抑制されて圧力脈
動による外部冷却回路の配管を共振させることを防止
し、また共振に伴う騒音を低減することができる。また
同時にマフラー入口流路はガイドと微小な隙間をもって
かつガイドに挿入される挿入長さを十分確保したことか
ら冷媒ガスの温度を低く維持して冷凍能力および効率は
従来通り維持される。
【0053】また、マフラー部におけるガイドとマフラ
ー入口流路に隙間があることからマフラー入口流路への
振動伝達は無くなり、最終的に外部冷却回路へ伝達する
振動を抑制することができると共に振動に起因する騒音
を小さくすることができる。
【0054】また、マフラー部におけるガイドとマフラ
ー入口流路の間に隙間があることから、起動及び停止時
の機械部の振動に対してマフラー入口流路が影響を受け
ないためマフラーとマフラー入口流路の接続による応力
を無くして信頼性を向上させることができる。
【0055】また、請求項3に記載の発明は、密閉容器
に挿入された吸入管と、マフラーと、マフラーに接続さ
れたマフラー入口流路と、マフラー入口流路と吸入管を
連通させる連通部と、マフラーとシリンダーを連通する
マフラー出口流路と、吸入管あるいは連通部あるいはマ
フラー入口流路あるいはマフラーあるいはマフラー出口
流路の2カ所の間の経路長さと異なる長さで2カ所を連
通する一つあるいは複数のバイパスとから構成され、ピ
ストンの往復運動によってシリンダー部より発生した圧
力脈動は、冷媒ガス流れとは反対にシリンダーから吸入
管方向へ伝播する際、マフラー入口流路とバイパスの接
続部において分岐してバイパス及び吸入経路を伝播して
再び吸入管とバイパス部の接続部において合流する。こ
のとき2カ所の経路長さが異なることから2つの経路内
における圧力脈動の位相が特定周波数でちょうど半波長
分ずれることによって互いに干渉し打ち消し合い圧力脈
動が減衰される。その結果、密閉容器1の外側への圧力
脈動の伝播が抑制されて圧力脈動によって外部冷却回路
の配管を共振させることを防止し、また共振に伴う騒音
を低減することができる。同時に、低減される圧力脈動
の周波数は諸元では2カ所間の距離の差だけが影響を与
える因子となるので吸入経路やバイパス内のオイル付着
及び加工上における断面積のバラツキが多少あったとし
ても低減できる圧力脈動の周波数帯は、バラツキが少な
くできるため圧力脈動や騒音を安定して低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉型圧縮機の実施例1の正面図
【図2】本発明による密閉型圧縮機の実施例2の正面図
【図3】同実施例の密閉型圧縮機のマフラーの要部断面
【図4】本発明による密閉型圧縮機の実施例3の正面図
【図5】図4のD−D線における縦断面図
【図6】同実施例の密閉型圧縮機の吸入経路部の要部断
面図
【図7】従来の密閉型圧縮機の正面図
【図8】図7のE−E線における縦断面図
【図9】従来の密閉型圧縮機のマフラー部の正面図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 機械部 3 モーター部 6 マフラー 15 シリンダー 17 吸入管 18 マフラー入口流路 19 連通部 20 共鳴器 23 マフラー 24 ガイド 25 マフラー入口流路 26 吸入管 27 マフラー 28 マフラー入口流路 29 連通部 30 マフラー出口流路 31 バイパス
フロントページの続き (72)発明者 明石 浩業 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 八木 章夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 林 陽 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB04 AC03 BA04 BA05 BA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター部と機械部とマフラーを収納し
    た密閉容器と、前記密閉容器に挿入された吸入管と、前
    記マフラーに接続されたマフラー入口流路と、前記マフ
    ラー入口流路と前記吸入管を連通させる連通部と、前記
    マフラー入口流路もしくは前記吸入管もしくは前記連通
    部に設けられた一つまたは複数の共鳴器とを備えた密閉
    型圧縮機。
  2. 【請求項2】 モーター部と機械部とマフラーを収納し
    た密閉容器と、前記密閉容器に挿入された吸入管と、前
    記マフラーに備え付けられたガイドと、前記吸入管と連
    通し、かつ前記ガイドに挿入され前記マフラー内に開口
    したマフラー入口流路とからなり、前記マフラー入口流
    路が前記ガイドと微小な隙間をもってかつ前記ガイドに
    挿入される挿入長さを十分確保したことを特徴とした密
    閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 モーター部とシリンダー等の機械部とマ
    フラーを収納した密閉容器と、前記密閉容器に挿入され
    た吸入管と、前記マフラーに接続されたマフラー入口流
    路と、前記マフラー入口流路と前記吸入管を連通させる
    連通部と、前記マフラーと前記シリンダーを連通するマ
    フラー出口流路と、前記吸入管あるいは前記連通部ある
    いは前記マフラー入口流路あるいは前記マフラーあるい
    は前記マフラー出口流路の2カ所の間の経路長さと異な
    る長さで前記2カ所を連通する一つあるいは複数のバイ
    パスとを備えた密閉型圧縮機。
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WO2006109475A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hermetic compressor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109475A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hermetic compressor
CN100416099C (zh) * 2005-03-30 2008-09-03 松下电器产业株式会社 密封型压缩机
US7758318B2 (en) 2005-03-30 2010-07-20 Panasonic Corporation Hermetic compressor

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