JPH10103041A - 密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラー - Google Patents
密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラーInfo
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- JPH10103041A JPH10103041A JP9245828A JP24582897A JPH10103041A JP H10103041 A JPH10103041 A JP H10103041A JP 9245828 A JP9245828 A JP 9245828A JP 24582897 A JP24582897 A JP 24582897A JP H10103041 A JPH10103041 A JP H10103041A
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- Japan
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- muffler
- baffle
- suction muffler
- reciprocating compressor
- suction
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/0027—Pulsation and noise damping means
- F04B39/0055—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes
- F04B39/0066—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes using sidebranch resonators, e.g. Helmholtz resonators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】吸入マフラ−の収容空間は、割合単純な騒音の
伝播経路のみを有するので特定周波数領域の騒音は割合
効率よく減衰されるが、多様な周波数成分を含めた圧縮
部からの騒音を十分効率よく減衰できないという問題が
あった。 【解決手段】往復動式圧縮部5を有する密閉型往復動式
圧縮器の吸入マフラ−20において、圧縮される冷媒の
収容空間36を形成し、外部の冷媒の流入孔27と、前
記圧縮部5に接続される接続部14を有するマフラ−本
体25と、前記マフラ−本体25の収容空間36を前記
流入孔27の存する第1収容部36aと前記接続部14
の存する第2収容部36bに区画し、前記第1収容部3
6aと前記第2収容部36bを連通させる連通孔38が
形成されている隔壁32と、前記接続部14から前記収
容空間36の内部に延長された管状のバッフル31を含
むことを特徴とする。
伝播経路のみを有するので特定周波数領域の騒音は割合
効率よく減衰されるが、多様な周波数成分を含めた圧縮
部からの騒音を十分効率よく減衰できないという問題が
あった。 【解決手段】往復動式圧縮部5を有する密閉型往復動式
圧縮器の吸入マフラ−20において、圧縮される冷媒の
収容空間36を形成し、外部の冷媒の流入孔27と、前
記圧縮部5に接続される接続部14を有するマフラ−本
体25と、前記マフラ−本体25の収容空間36を前記
流入孔27の存する第1収容部36aと前記接続部14
の存する第2収容部36bに区画し、前記第1収容部3
6aと前記第2収容部36bを連通させる連通孔38が
形成されている隔壁32と、前記接続部14から前記収
容空間36の内部に延長された管状のバッフル31を含
むことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型往復動式圧縮
器用吸入マフラ−に関する。
器用吸入マフラ−に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫などの冷凍システムにおいては蒸
発器からの気相冷媒を圧縮して高圧の気体状態で凝縮器
に供給する密閉型圧縮器を備えている。一般に、かかる
圧縮器にはロ−タリ式と往復動式の圧縮部が採用されて
おり、特に往復動式の場合、圧縮部に吸入される冷媒の
円滑な供給のために吸入マフラ−が付属されている。吸
入マフラ−は外部から供給され圧縮される冷媒を一時収
容して往復動式圧縮部のシリンダヘッドを通して圧縮部
に供給する。
発器からの気相冷媒を圧縮して高圧の気体状態で凝縮器
に供給する密閉型圧縮器を備えている。一般に、かかる
圧縮器にはロ−タリ式と往復動式の圧縮部が採用されて
おり、特に往復動式の場合、圧縮部に吸入される冷媒の
円滑な供給のために吸入マフラ−が付属されている。吸
入マフラ−は外部から供給され圧縮される冷媒を一時収
容して往復動式圧縮部のシリンダヘッドを通して圧縮部
に供給する。
【0003】図3は従来の密閉型往復動式圧縮器用吸入
マフラ−の断面図である。同図によれば、吸入マフラ−
40は圧縮される気相媒体の収容空間56を形成するマ
フラ−本体45を有する。マフラ−本体45は外部から
の冷媒供給管37が接続される流入孔47と圧縮部31
のシリンダヘッド32に形成された吸入孔33に接続さ
れる接続管34を有する。マフラ−本体45の内部で接
続管34から収容空間56の内部に向かって延長された
管状のバッフル51が備えられている。バッフル51は
マフラ−本体45の内部に形成された保持壁41により
保持される。
マフラ−の断面図である。同図によれば、吸入マフラ−
40は圧縮される気相媒体の収容空間56を形成するマ
フラ−本体45を有する。マフラ−本体45は外部から
の冷媒供給管37が接続される流入孔47と圧縮部31
のシリンダヘッド32に形成された吸入孔33に接続さ
れる接続管34を有する。マフラ−本体45の内部で接
続管34から収容空間56の内部に向かって延長された
管状のバッフル51が備えられている。バッフル51は
マフラ−本体45の内部に形成された保持壁41により
保持される。
【0004】冷媒は冷媒供給管37を通して流入孔47
を経てマフラ−本体45の収容空間56内に流入され一
時収容され、圧縮部31の吸入行程時バッフル51及び
接続管34に沿って圧縮部31のシリンダヘッド32に
形成された吸入孔33を通して圧縮部31に供給され
る。
を経てマフラ−本体45の収容空間56内に流入され一
時収容され、圧縮部31の吸入行程時バッフル51及び
接続管34に沿って圧縮部31のシリンダヘッド32に
形成された吸入孔33を通して圧縮部31に供給され
る。
【0005】ところが、かかる往復動式圧縮器において
は圧縮部のシリンダ内でピストンが往復動し、吸入及び
圧縮行程を繰り返す間、吸入及び圧縮行程による割合低
い周波数の脈動的騒音と吸入及び吐出弁の開閉時生ずる
割合高い周波数の騒音が生じ、かかる複合的な騒音は冷
媒の流動方向に逆流して吸入マフラ−40を通して圧縮
器のケ−シング内部を経て外部に伝達される。
は圧縮部のシリンダ内でピストンが往復動し、吸入及び
圧縮行程を繰り返す間、吸入及び圧縮行程による割合低
い周波数の脈動的騒音と吸入及び吐出弁の開閉時生ずる
割合高い周波数の騒音が生じ、かかる複合的な騒音は冷
媒の流動方向に逆流して吸入マフラ−40を通して圧縮
器のケ−シング内部を経て外部に伝達される。
【0006】圧縮部31から吸入マフラ−40内に伝達
された騒音は吸入マフラ−40の収容空間56内で多様
な方向に伝播及び反射される間共鳴を起こしたり相互相
殺され相当量減衰される。共鳴箱を形成する吸入マフラ
−40内で共鳴などにより減衰される騒音は騒音が伝播
されてから反射される共鳴深さないし共鳴長さの四倍を
音波の速度で割った値の周波数を有する騒音成分であ
る。しかし、従来の吸入マフラ−40の収容空間56は
割合単純な騒音の伝播経路のみを有するので特定周波数
領域の騒音は割合効率よく減衰されるが、多様な周波数
成分を含めた圧縮部からの騒音を十分効率よく減衰でき
ない問題点があった。
された騒音は吸入マフラ−40の収容空間56内で多様
な方向に伝播及び反射される間共鳴を起こしたり相互相
殺され相当量減衰される。共鳴箱を形成する吸入マフラ
−40内で共鳴などにより減衰される騒音は騒音が伝播
されてから反射される共鳴深さないし共鳴長さの四倍を
音波の速度で割った値の周波数を有する騒音成分であ
る。しかし、従来の吸入マフラ−40の収容空間56は
割合単純な騒音の伝播経路のみを有するので特定周波数
領域の騒音は割合効率よく減衰されるが、多様な周波数
成分を含めた圧縮部からの騒音を十分効率よく減衰でき
ない問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
前述した問題点を解決するために案出されたもので、そ
の目的はマフラ−本体内における騒音の伝播経路及び共
鳴長さを多様にして多様な周波数成分の騒音を効率よく
減衰させうる密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラ−を提
供することである。
前述した問題点を解決するために案出されたもので、そ
の目的はマフラ−本体内における騒音の伝播経路及び共
鳴長さを多様にして多様な周波数成分の騒音を効率よく
減衰させうる密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラ−を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的は、本発明
により、往復動式圧縮部を有する密閉型往復動式圧縮器
の吸入マフラ−において、圧縮される冷媒の収容空間を
形成し、外部の冷媒の流入孔と、前記圧縮部に接続され
る接続部を有するマフラ−本体と、前記マフラ−本体の
収容空間を前記流入孔の存する第1収容部と前記接続部
の存する第2収容部に区画し、前記第1収容部と前記第
2収容部を連通させる連通孔が形成されている隔壁と、
前記接続部から前記収容空間の内部に延長された管状の
バッフルを含むことを特徴とする密閉型往復動式圧縮器
用吸入マフラ−により達成される。
により、往復動式圧縮部を有する密閉型往復動式圧縮器
の吸入マフラ−において、圧縮される冷媒の収容空間を
形成し、外部の冷媒の流入孔と、前記圧縮部に接続され
る接続部を有するマフラ−本体と、前記マフラ−本体の
収容空間を前記流入孔の存する第1収容部と前記接続部
の存する第2収容部に区画し、前記第1収容部と前記第
2収容部を連通させる連通孔が形成されている隔壁と、
前記接続部から前記収容空間の内部に延長された管状の
バッフルを含むことを特徴とする密閉型往復動式圧縮器
用吸入マフラ−により達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の実施の形態を詳述する。図1は本発明による吸入マ
フラ−を有する密閉型往復動式圧縮器の正断面図であ
る。圧縮器は密閉空間を形成する外部ケ−シング1と、
外部ケ−シング1内に設けられる駆動モ−タ3及び駆動
モ−タ3により駆動され冷媒を圧縮する圧縮部5を有す
る。圧縮部5はシリンダ(図示せず)とシリンダ内で往
復動するピストンを有し、シリンダヘッド11には圧縮
部5に圧縮される冷媒を供給するための吸入マフラ−2
0が結合されている。吸入マフラ−20には外部ケ−シ
ング1を通して冷媒供給管17が接続され外部、すなわ
ち蒸発器からの冷媒が吸入マフラ−20に供給される。
明の実施の形態を詳述する。図1は本発明による吸入マ
フラ−を有する密閉型往復動式圧縮器の正断面図であ
る。圧縮器は密閉空間を形成する外部ケ−シング1と、
外部ケ−シング1内に設けられる駆動モ−タ3及び駆動
モ−タ3により駆動され冷媒を圧縮する圧縮部5を有す
る。圧縮部5はシリンダ(図示せず)とシリンダ内で往
復動するピストンを有し、シリンダヘッド11には圧縮
部5に圧縮される冷媒を供給するための吸入マフラ−2
0が結合されている。吸入マフラ−20には外部ケ−シ
ング1を通して冷媒供給管17が接続され外部、すなわ
ち蒸発器からの冷媒が吸入マフラ−20に供給される。
【0010】図2は本発明による吸入マフラ−20の断
面図である。吸入マフラ−20は圧縮される気相媒体が
一時収容される収容空間36を形成する中孔のマフラ−
本体25を有する。マフラ−本体25は外部からの冷媒
供給管17が接続される流入孔27と圧縮部5のシリン
ダヘッド11に形成された吸入孔13に接続される接続
管14を有する。接続管14は一対の平行した冷媒流動
路を形成し、一方圧縮部5内で生成された騒音が冷媒流
動経路に逆流してマフラ−本体25内に伝達される騒音
伝達経路を形成する。
面図である。吸入マフラ−20は圧縮される気相媒体が
一時収容される収容空間36を形成する中孔のマフラ−
本体25を有する。マフラ−本体25は外部からの冷媒
供給管17が接続される流入孔27と圧縮部5のシリン
ダヘッド11に形成された吸入孔13に接続される接続
管14を有する。接続管14は一対の平行した冷媒流動
路を形成し、一方圧縮部5内で生成された騒音が冷媒流
動経路に逆流してマフラ−本体25内に伝達される騒音
伝達経路を形成する。
【0011】マフラ−本体25の内部に形成される収容
空間36はマフラ−本体25の内壁面から延長された隔
壁32により二つの収容部36a、36bに区画されて
いる。第1収容部36aには流入孔27が付属されてお
り、第2収容部36bには接続管14が付属されてい
る。隔壁32は接続管14の軸線に横に配置されている
第1隔壁部32aと接続管14に平行した第2隔壁部3
2bからなり、収容空間36内に略L状に配置され、こ
れにより第1収容部36aが第2収容部36bをU状に
囲繞する形態に収容空間36を分割する。第1隔壁部3
2aには連通孔38が形成され第1収容部36aと第2
収容部36bを相互連通させる。
空間36はマフラ−本体25の内壁面から延長された隔
壁32により二つの収容部36a、36bに区画されて
いる。第1収容部36aには流入孔27が付属されてお
り、第2収容部36bには接続管14が付属されてい
る。隔壁32は接続管14の軸線に横に配置されている
第1隔壁部32aと接続管14に平行した第2隔壁部3
2bからなり、収容空間36内に略L状に配置され、こ
れにより第1収容部36aが第2収容部36bをU状に
囲繞する形態に収容空間36を分割する。第1隔壁部3
2aには連通孔38が形成され第1収容部36aと第2
収容部36bを相互連通させる。
【0012】接続管14はマフラ−本体25の内部まで
延長されており、該接続管14の内側端部には管状のバ
ッフル31が結合されている。バッフル31は略漏斗状
に形成され、第1隔壁部32aを貫通する形態に第1隔
壁部32aと一体に形成されている。
延長されており、該接続管14の内側端部には管状のバ
ッフル31が結合されている。バッフル31は略漏斗状
に形成され、第1隔壁部32aを貫通する形態に第1隔
壁部32aと一体に形成されている。
【0013】かかる構造により外部の蒸発器から供給さ
れた冷媒は冷媒供給管17に沿って流入孔27を通して
収容空間36に流入される。収容空間36内の冷媒は圧
縮部5の吸入行程時バッフル31及び接続管14を通し
てシリンダヘッド11に備えられた吸入孔13を経て圧
縮部5に供給される。
れた冷媒は冷媒供給管17に沿って流入孔27を通して
収容空間36に流入される。収容空間36内の冷媒は圧
縮部5の吸入行程時バッフル31及び接続管14を通し
てシリンダヘッド11に備えられた吸入孔13を経て圧
縮部5に供給される。
【0014】一方、冷媒の吸入及び圧縮過程から発生さ
れる圧縮部5のピストンの運動音及び弁音は冷媒の流動
方向に逆流して接続管14及びバッフル31を通してマ
フラ−本体15の収容空間36内に伝達される。第1収
容部36aに至った騒音は多様な伝播経路に沿って分散
され、マフラ−本体25の内壁面にぶつかって反射を繰
り返してその過程で減衰され、相互逆方向に伝播される
波動同士は相殺され消滅されることもある。騒音は第1
収容部36a内では主としてL状の第1経路L1に沿っ
て往復騒音が相互共鳴したり相殺し、このうち一部は連
通孔38を通して第2経路L2に沿って第2収容部36
b内に流入され、第2収容部36bの底壁における反射
波と共鳴あるいは相殺過程を経る。第2収容部36b内
の騒音は第2経路L2から分岐され第3及び第4経路L
3、L4に沿って伝播され減衰される。
れる圧縮部5のピストンの運動音及び弁音は冷媒の流動
方向に逆流して接続管14及びバッフル31を通してマ
フラ−本体15の収容空間36内に伝達される。第1収
容部36aに至った騒音は多様な伝播経路に沿って分散
され、マフラ−本体25の内壁面にぶつかって反射を繰
り返してその過程で減衰され、相互逆方向に伝播される
波動同士は相殺され消滅されることもある。騒音は第1
収容部36a内では主としてL状の第1経路L1に沿っ
て往復騒音が相互共鳴したり相殺し、このうち一部は連
通孔38を通して第2経路L2に沿って第2収容部36
b内に流入され、第2収容部36bの底壁における反射
波と共鳴あるいは相殺過程を経る。第2収容部36b内
の騒音は第2経路L2から分岐され第3及び第4経路L
3、L4に沿って伝播され減衰される。
【0015】このように収容空間36内で共鳴などによ
り減衰される騒音の周波数は、各経路の長さ、すなわち
いわば共鳴長さの四倍を音波の速度で割った値である。
本発明によれば、騒音の多様な共鳴長さの伝播経路L
1、L2、L3、L4が供されるため多様な周波数成分
を有する騒音を効率よく減衰させうる。
り減衰される騒音の周波数は、各経路の長さ、すなわち
いわば共鳴長さの四倍を音波の速度で割った値である。
本発明によれば、騒音の多様な共鳴長さの伝播経路L
1、L2、L3、L4が供されるため多様な周波数成分
を有する騒音を効率よく減衰させうる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、多
様な共鳴長さの伝播経路が提供されるので多様な周波数
成分を有する複合的な騒音を効率よく減衰させうる密閉
型往復動式圧縮器用吸入マフラ−が提供される。
様な共鳴長さの伝播経路が提供されるので多様な周波数
成分を有する複合的な騒音を効率よく減衰させうる密閉
型往復動式圧縮器用吸入マフラ−が提供される。
【図1】本発明の実施の形態による吸入マフラ−を有す
る密閉型往復動式圧縮器の正断面図である。
る密閉型往復動式圧縮器の正断面図である。
【図2】本発明の実施の形態による吸入マフラ−の断面
図である。
図である。
【図3】従来の吸入マフラ−の断面図である。
5 圧縮部 14 接続管(接続部) 20 吸入マフラ− 25 マフラ−本体 27 流入孔 31 バッフル 32 隔壁 36 収容空間 36a 第1収容部 36b 第2収容部 38 連通孔
Claims (4)
- 【請求項1】 往復動式圧縮部を有する密閉型往復動式
圧縮器の吸入マフラ−において、 圧縮される冷媒の収容空間を形成し、外部の冷媒の流入
孔と、前記圧縮部に接続される接続部を有するマフラ−
本体と、 前記マフラ−本体の収容空間を前記流入孔の存する第1
収容部と前記接続部の存する第2収容部に区画し、前記
第1収容部と前記第2収容部を連通させる連通孔が形成
されている隔壁と、 前記接続部から前記収容空間の内部に延長された管状の
バッフルを含むことを特徴とする密閉型往復動式圧縮器
用吸入マフラ−。 - 【請求項2】 前記バッフルは前記隔壁を通過して前記
第1収容部と前記接続部を連結させることを特徴とする
請求項1に記載の密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラ
−。 - 【請求項3】 前記隔壁は前記第1収容部が前記第2収
容部をU状に囲繞するよう配置されていることを特徴と
する請求項2に記載の密閉型往復動式圧縮器用吸入マフ
ラ−。 - 【請求項4】 前記連通孔は前記バッフルと平行に形成
されていることを特徴とする請求項3に記載の密閉型往
復動式圧縮器用吸入マフラ−。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019960040442A KR100190137B1 (ko) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 밀폐형 압축기용 흡입머플러 |
KR199640442 | 1996-09-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103041A true JPH10103041A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=19474110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245828A Pending JPH10103041A (ja) | 1996-09-17 | 1997-09-10 | 密閉型往復動式圧縮器用吸入マフラー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10103041A (ja) |
KR (1) | KR100190137B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100856796B1 (ko) | 2007-07-16 | 2008-09-05 | 삼성광주전자 주식회사 | 밀폐형 압축기 |
-
1996
- 1996-09-17 KR KR1019960040442A patent/KR100190137B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-09-10 JP JP9245828A patent/JPH10103041A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100190137B1 (ko) | 1999-06-01 |
KR19980021563A (ko) | 1998-06-25 |
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