JP2000128485A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JP2000128485A
JP2000128485A JP10300848A JP30084898A JP2000128485A JP 2000128485 A JP2000128485 A JP 2000128485A JP 10300848 A JP10300848 A JP 10300848A JP 30084898 A JP30084898 A JP 30084898A JP 2000128485 A JP2000128485 A JP 2000128485A
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JP
Japan
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wire
winding drum
winding
guide groove
elevating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10300848A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Shimizu
稔之 清水
Shiro Nakajima
史郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRAO DENSO KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
HIRAO DENSO KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤの段落ちを防止し、ワイヤの摩擦を低
減させてワイヤ寿命の向上を図り、かつ昇降動作を確実
に行う。 【解決手段】 昇降装置本体1と昇降部2とを備え、昇
降装置本体1の内に巻取りドラム6とモータとを設け、
巻取りドラム6の巻き胴8は、外周にワイヤ外径と略等
しいピッチで並ぶワイヤ巻取りガイド溝7を有し、ワイ
ヤ5の一端を鍔部9に隣接した巻き胴8の端縁部に対応
させて巻取りドラム6に固定し、ワイヤ5を固定した部
位に対応する巻き胴8の端縁部の全周に、巻取りドラム
6のガイド溝7に巻き取られた状態のワイヤ5の外径と
略等しい高さでワイヤ1周分のガイド突部11を設け、
このガイド突部11に隣接してガイド溝7を設けた。上
記鍔部9に隣接するワイヤ1周分の部位を飛ばしてガイ
ド溝7に巻き取り、飛ばした部位の隙間はガイド突部1
1で補うことで、整列巻き取りが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高天井等に取付
けられた照明器具等の器具をメンテナンスするため、器
具を手元まで下ろすことができる昇降装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の昇降装置としては、照明
器具等の器具を吊り下げるワイヤと、ワイヤを巻き取る
巻取りドラムとを具備し、ドラムの回動に伴って器具を
昇降させている。図5は従来の昇降装置に用いる巻取り
ドラムの斜視図、図6はその巻取りドラムの正面図、図
7は図6のA部拡大図である。図5〜図7に示すよう
に、巻取りドラムの巻き胴51は両端に鍔部52が設け
られ、巻き胴51の外周には一端部から他端部までほぼ
ワイヤ54の径と同ピッチでガイド溝53が設けられて
いた。また、図8および図9に示すように、ワイヤ54
の一端は、鍔部52に隣接したガイド溝53に対応する
ように、巻き胴51に設けた穴55に挿通されて巻き胴
51の内部に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
昇降装置においては、図9に示すように、ワイヤ54の
巻き取りはじめにおいて、ワイヤ54の腰が強い等の場
合、rが大きくなりワイヤ54の一端を固定した部位に
対応する巻取りドラムの鍔部52に近いガイド溝53を
一溝飛ばしてしまい、以降ワイヤ54が整列巻きしなく
なっていた。このため、ワイヤ54の段落ちが発生し昇
降動作の不安定、またはワイヤ54どうしの摩擦大によ
るワイヤ寿命の低下及び、ワイヤ食い込みによる昇降動
作不能といった問題を引き起こしていた。
【0004】したがって、この発明の目的は、ワイヤ巻
き取りはじめに、巻取りドラムの鍔部に近いガイド溝を
一溝飛ばして巻き取ることによって生じる段落ちを防止
し、ワイヤの摩擦を低減させてワイヤ寿命の向上を図
り、かつ昇降動作を確実に行うことが可能な昇降装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の昇降装置は、昇降装置本体
と、この昇降装置本体から繰り出し巻き取られるワイヤ
で昇降自在に吊り下げられる昇降部とを備え、かつ前記
昇降装置本体の内に、巻き胴の両側縁に鍔部が設けられ
ワイヤを巻き取る巻取りドラムと、この巻取りドラムを
駆動するモータとを設けた昇降装置であって、前記巻取
りドラムの巻き胴は、外周にワイヤ外径と略等しいピッ
チで並ぶワイヤ巻取りガイド溝を有し、前記ワイヤの一
端を前記鍔部に隣接した前記巻き胴の端縁部に対応させ
て前記巻取りドラムに固定し、前記ワイヤを固定した部
位に対応する前記巻き胴の端縁部の全周に、前記巻取り
ドラムのガイド溝に巻き取られた状態のワイヤの外径と
略等しい高さでワイヤ1周分のガイド突部を設け、この
ガイド突部に隣接して前記ガイド溝を設けたことを特徴
とする。
【0006】このように、巻取りドラムの巻き胴は、外
周にワイヤ外径と略等しいピッチで並ぶワイヤ巻取りガ
イド溝を有し、ワイヤの一端を鍔部に隣接した巻き胴の
端縁部に対応させて巻取りドラムに固定し、ワイヤの一
端を固定した部位に対応する巻き胴の端縁部の全周に、
巻取りドラムのガイド溝に巻き取られた状態のワイヤの
外径と略等しい高さでワイヤ1周分のガイド突部を設
け、このガイド突部に隣接してガイド溝を設けたので、
ワイヤ巻き取り時に強制的に鍔部に隣接するワイヤ1周
分の部位を飛ばしてこれに近接するガイド溝から巻き取
っていき、飛ばした部位の隙間はガイド突部で補うこと
により、ワイヤの巻取りドラムへの整列巻き取りが可能
となる。これにより、ワイヤの段落ちの発生が無くなり
昇降動作が安定するとともに、ワイヤどうしの摩擦が低
減されワイヤ寿命が延びる。また、ワイヤ食い込みによ
る昇降動作不能現象が無くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の昇降装置
を図1〜図4に基づいて説明する。
【0008】図1はこの発明の実施の形態の昇降装置に
用いる巻取りドラムの一部破断斜視図、図2はこの発明
の実施の形態における巻取りドラムの要部拡大図、図3
はこの発明の実施の形態の昇降装置の概念図、図4はこ
の発明の実施の形態の昇降装置に用いる巻取りドラムの
ワイヤ巻き取り状態を示す説明図である。
【0009】図3に示すように、この昇降装置は、昇降
装置本体1と昇降部2とを備えている。昇降部2は、昇
降装置本体1から繰り出し巻き取られるワイヤ5で昇降
自在に吊り下げられ、照明器具等の器具3が取付けられ
る。昇降装置本体1の内部には、ワイヤ5を巻き取る巻
取りドラム6と、この巻取りドラム6を駆動するモータ
(図示省略)とが設けてある。この場合、巻取りドラム
6から繰り出されるワイヤ5を、昇降装置1と昇降部2
に設けた複数のガイドローラ4…に掛け渡してその端部
を昇降装置本体1に固定してある。
【0010】巻取りドラム6は、図1および図2に示す
ように、巻き胴8の両側縁に鍔部9が設けてある。巻き
胴8は、外周にワイヤ5の外径と略等しいピッチで並ぶ
ワイヤ巻取りガイド溝7を有する。また、ワイヤ5の一
端を鍔部9に隣接した巻き胴8の端縁部に対応させて巻
取りドラム6に固定してある。その固定構造は図8と同
様であり、巻き胴8に設けた穴10にワイヤ5を挿通し
てその一端を巻き胴8の内部に固定してある。そして、
ワイヤ5の一端を固定した部位に対応する巻き胴8の端
縁部の全周に、巻取りドラム6のガイド溝7に巻き取ら
れた状態のワイヤ5の外径と略等しい高さでワイヤ1周
分のガイド突部11を設けている。なお、ガイド突部1
1は、図7に示す従来の巻取りドラムにおいて、巻取り
ドラムの鍔部に最も近い位置にあるガイド溝に対応させ
て設けてある。また、巻取りドラム6は金属製でガイド
溝7とともにガイド突部11が一体に形成される。
【0011】上記構成の巻取りドラム6へワイヤ5を巻
き取る際には、図4に示すように、強制的に鍔部9に隣
接するワイヤ1周分の部位を飛ばしてこれに近接するガ
イド溝7から巻き取っていく。飛ばした部位の隙間はガ
イド突部11で補うことにより、後の整列巻き取りが可
能となる。また、ワイヤ5は巻き胴8の一端から他端へ
ガイド溝7に沿って順次巻き取っていき、1段目を巻き
取った後、次の段は巻き胴8の他端から一端へ同様に巻
き取っていく。この手順を繰り返して複数段巻き取る構
造とする。
【0012】また、図3の昇降装置においては、モータ
を駆動させることで巻取りドラム6が回転してワイヤ5
を巻き取る。これにより、昇降部2とともに器具3が上
昇し高天井等の取付けることができる。また、メンテナ
ンス等により器具3を手元まで下ろすときは、モータを
逆回転させることで巻取りドラム6が逆方向に回転し、
ワイヤ6が繰り出されて器具3を降下させることができ
る。
【0013】以上のようにこの実施の形態によれば、ワ
イヤ5の巻取りドラム6への整列巻き取りが可能となる
ので、ワイヤ5の段落ちの発生が無くなり昇降動作が安
定するとともに、ワイヤ5どうしの摩擦が低減されワイ
ヤ寿命が延びる。また、ワイヤ食い込みによる昇降動作
不能現象が無くなる。
【0014】なお、昇降装置の全体構成は図3に限定さ
れず、巻取りドラム6でワイヤ5を巻き取ることによっ
て昇降できる構成であればよい。
【0015】
【発明の効果】この発明の昇降装置によれば、巻取りド
ラムの巻き胴は、外周にワイヤ外径と略等しいピッチで
並ぶワイヤ巻取りガイド溝を有し、ワイヤの一端を鍔部
に隣接した巻き胴の端縁部に対応させて巻取りドラムに
固定し、ワイヤの一端を固定した部位に対応する巻き胴
の端縁部の全周に、巻取りドラムのガイド溝に巻き取ら
れた状態のワイヤの外径と略等しい高さでワイヤ1周分
のガイド突部を設け、このガイド突部に隣接してガイド
溝を設けたので、ワイヤ巻き取り時に強制的に鍔部に隣
接するワイヤ1周分の部位を飛ばしてこれに近接するガ
イド溝から巻き取っていき、飛ばした部位の隙間はガイ
ド突部で補うことにより、ワイヤの巻取りドラムへの整
列巻き取りが可能となる。これにより、ワイヤの段落ち
の発生が無くなり昇降動作が安定するとともに、ワイヤ
どうしの摩擦が低減されワイヤ寿命が延びる。また、ワ
イヤ食い込みによる昇降動作不能現象が無くなり、信頼
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の昇降装置に用いる巻取
りドラムの一部破断斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態における巻取りドラムの
要部拡大図である。
【図3】この発明の実施の形態の昇降装置の概念図であ
る。
【図4】この発明の実施の形態の昇降装置に用いる巻取
りドラムのワイヤ巻き取り状態を示す説明図である。
【図5】従来の昇降装置に用いる巻取りドラムの斜視図
である。
【図6】従来の昇降装置に用いる巻取りドラムの正面図
である。
【図7】図6のA部拡大図である。
【図8】ワイヤの巻取りドラムへの固定構造を示す断面
図である。
【図9】従来例の問題点を示すワイヤの固定側の斜視図
である。
【符号の説明】
1 昇降装置本体 2 昇降部 5 ワイヤ 6 巻取りドラム 7 ガイド溝 8 巻き胴 9 鍔部 11 ガイド突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降装置本体と、この昇降装置本体から
    繰り出し巻き取られるワイヤで昇降自在に吊り下げられ
    る昇降部とを備え、かつ前記昇降装置本体の内に、巻き
    胴の両側縁に鍔部が設けられワイヤを巻き取る巻取りド
    ラムと、この巻取りドラムを駆動するモータとを設けた
    昇降装置であって、前記巻取りドラムの巻き胴は、外周
    にワイヤ外径と略等しいピッチで並ぶワイヤ巻取りガイ
    ド溝を有し、前記ワイヤの一端を前記鍔部に隣接した前
    記巻き胴の端縁部に対応させて前記巻取りドラムに固定
    し、前記ワイヤを固定した部位に対応する前記巻き胴の
    端縁部の全周に、前記巻取りドラムのガイド溝に巻き取
    られた状態のワイヤの外径と略等しい高さでワイヤ1周
    分のガイド突部を設け、このガイド突部に隣接して前記
    ガイド溝を設けたことを特徴とする昇降装置。
JP10300848A 1998-10-22 1998-10-22 昇降装置 Pending JP2000128485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013075658A (ja) * 2011-09-16 2013-04-25 Autoliv Development Ab シートベルト装置
CN109704217A (zh) * 2017-10-26 2019-05-03 烟台海特林自动化科技有限公司 一种卷扬机及应用该卷扬机的高楼清洗设备

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