JP2000128332A - カット製品を取り扱う搬送装置 - Google Patents

カット製品を取り扱う搬送装置

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JP2000128332A
JP2000128332A JP11297111A JP29711199A JP2000128332A JP 2000128332 A JP2000128332 A JP 2000128332A JP 11297111 A JP11297111 A JP 11297111A JP 29711199 A JP29711199 A JP 29711199A JP 2000128332 A JP2000128332 A JP 2000128332A
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drive shaft
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Larry D Wierschke
ラリー・ディ・ウェアシク
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Paper Converting Machine Co
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Paper Converting Machine Co
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
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    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/18Means for removing cut-out material or waste
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/16Cutting rods or tubes transversely
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D2210/00Machines or methods used for cutting special materials
    • B26D2210/11Machines or methods used for cutting special materials for cutting web rolls
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺のロール体などから所定長さに裁断され
たカット製品を搬送するに際し、端部切れ端等の整形残
片を効率よく取り除く。 【解決手段】 タオルのロール等のユニット列を取り扱
う搬送装置35は、開口36を越えてユニット列を搬送
する橋状体を用意するべく共に移動され、整形残片等が
その開口を通って落下できるように間隙を設けるべく離
れる一対の可動シャトル44、45を有する。シャトル
44が上流側位置へ移動されると、開口を跨たぎ、ユニ
ットがシャトルを越え、開口を越えて移動される。整形
残片等が下流側シャトルの丁度上流側に位置決めされる
と、そのシャトルは上流側シャトルから離れて、整形残
片等が間隙と開口とを通って落下するようにシャトル間
に間隙を形成する。上流側シャトルは、次いで下流側に
向かって移動され、間隙を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カット製品を取
り扱う搬送装置に関する。より具体的には、本発明は、
トイレットペーパーやキッチンタオルのログ(丸太状に
丸めたもの)や、折り畳まれた顔拭き用ティシューやタ
オルのボルト(巻いたもの)等の多層材を横切りする鋸
盤と共に使用する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全ての現存の鋸盤で、ログやボルトは、
複数の小売りサイズのロールや積み重ねにするために横
切り加工を受ける。更に、2つの端部整形残片が横切り
加工から生ずる。これらは、ログやボルトがそれらから
切り出される製品の数の丁度の倍数よりも長いために生
じるものである。共有の再発行米国特許第30,598
号は、回旋状に巻かれたペーパティッシュやタオルのロ
グや、折り畳まれたペーパティッシュやタオルのボルト
を切断する鋸盤について記載している。米国特許第3,
572,681号は、ボルトを作る機械について記載し
ている。
【0003】一般にカット製品は、整形位置に対応した
搬送機構内の遮蔽手段を用いて、数種の態様で運ばれ
る。カット製品を搬送しつつ整形残片を取り除くための
従来技術の装置の例は、カット製品の長さ/幅の比率に
基づくベルト・レールシステムを採用しているものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベルト・レールシステ
ムのような従来技術に関する問題点は、この型式のもの
は整形残片を除去する割合は大きいが、然し完全ではな
い点である。それは、より自動化度の低い梱包設備を備
えた低速の鋸盤では許容されていた。より高速でより自
動化の進んだ、例えば米国特許第4,977,803号
に示されている機械式把持フィンガータイプのものが使
用されていた。この装置に関する短所は、フィンガー
が、搬送物の詰まりの間に破損しやすく、フィンガーと
カム従動節とは高保守要部品と考えられており、フィン
ガーのロール直径範囲は常には適切ではなく、又フィン
ガーを一定ピッチ(間隔)にすると入ってくるロールも
一定ピッチであることを必要とする点である。このこと
は、もし切断長さが変えられると(新しいピッチ又は長
さになると)、ログ間のロールピッチも変わり、結局フ
ィンガーをロールとの位相から外れさせることを意味し
ている。ロール及び/又はログの長さの変動に依る位相
差の問題は、駆動系列を変えたり、又はフィンガー式コ
ンベヤにサーボ駆動装置を使用することで解決に取り組
んできたが、しかし、これも、これらカット製品のメー
カによって望まれている解決策を未だ与えるものではな
かった。
【0005】真空式ベルトシステム(例えば、米国特許
第5,458,033号)は、切断長さとログ長さの位
相合わせの問題点に取り組んでいて、ロール直径に対し
てより容易に調節できるようにしていた。しかし、真空
式システムは、運転に付加エネルギを必要とし、空気を
動かすものである。移動空気は、消音器の使用を必要と
する騒音を発生したり、また定期的な清掃、即ち保守の
必要なフィルタを必要とするダストを発生する。真空は
又、ロールから巻紙の末端を持ち上げることになり、そ
れによって末端シールに悪影響を与える。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カット製品に
対する寸法変化に対応する全ての機械的調節を無くする
もので、作動部品も殆ど使用しないカット製品の新規な
搬送装置を提供する。本装置は、カット製品と整形残片
を鋸盤のコンベヤから受け取るものである。本装置は、
カット製品を開いたスパンを越えてコンベヤまで支持
し、コンベヤは、カット製品を梱包設備か、又は他の処
理機械に送るものである。しかし、整形残片又は一つ以
上の選択されたカット製品は、開いたスパンを通って落
下できるようにされており、コンベヤに到達しないよう
になっている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付図面に示され
た実施例に関連して説明する。先ず、図1を参照にする
と、符号30は、水平に延びたコンベヤ31を備えた従
来のログ用鋸盤のフレームを総括的に示している。回転
軸32には、軌跡を描いて動いてログLを同一の複数ロ
ールRに横切りするブレード即ちディスク33が設けら
れている。ログ用鋸盤の詳細は、再発行米国特許30,
598号に記載されている。
【0008】一般的な鋸盤は、鋸ブレードが通り抜ける
ときに製品を保持して、かくして別の分離した製品を作
り出すクランプと、カット製品を支持する静止トラフ
(樋状体)と、コンベヤとを(移動の程度に応じて)有
しており、そのコンベヤは、製品を切断点まで搬送した
り、そのクランプ及び静止トラフを連続通過して鋸から
全てのカット製品を押し出す多くのプッシャーヘッドを
有している。この構成は、通常1個から4個のレーンを
有した鋸盤で見受けられるものである。これらのレーン
は、切断ブレードの揺動弧によって常に同じ高さにある
とは限らない。付加レーンをを加えても機能や運転に影
響を与えないので、明瞭にするために、基本的にただ1
つのレーンを参照にして次に説明する。鋸盤から出る製
品の流れは、連続的な(一定速度の)特性や、割出しの
(始動、停止)特性や、又は実質的に連続した特性を有
することができる(例えば、米国特許第5,289,7
47号を参照)。
【0009】さて、図2及び図4を参照すると、搬送組
立体35は、ログ用鋸盤の静止トラフ37と、製品を下
流側コンベヤ39に送る静止トラフ38との間の間隙即
ち開口36を跨いでいる。2つの静止トラフは、図4で
は搬送装置の無い状態で示されている。静止トラフ37
は、ログ用鋸盤のコンベヤ31の下流側端部に搭載され
ている。複数のプッシャーヘッド40が、下流側プーリ
41と上流側プーリ(図示なし。)との周りに掛け渡さ
れた連続ベルト上に搭載されている。ガード42がプー
リ41を被っている。
【0010】図2に戻って、搬送組立体35は、フレー
ム46(図12も参照。)上で往復動するように搭載さ
れた後続シャトル44(図5も参照。)と先導シャトル
45(図6も参照。)とを有している。図9は、図示を
明瞭にするためにフレーム無しでシャトルを図示してい
る。図2及び図9において、後続シャトル44はその下
流限度位置にあり、また先導シャトル45はその上流側
限度位置にある。シャトルは離れて設けられ、間隙47
を形成している。
【0011】図10は、両方のシャトルをそれらの下流
側限度位置において図示している。図11は両方のシャ
トルをそれらの上流側限度位置において図示している
(グリッパは図示明瞭化のために省かれている。)。
【0012】典型的なサイクルは、図23〜図26に示
されている。図23は、それらの上流側位置に共に止ま
っている両方のシャトル44、45を示している。これ
は後続シャトルの「目標」位置であり、これは、ログや
ボルトの最後のカット製品が後続シャトルによって下流
側に移動されるべきときにいる位置に基づいている。
【0013】シャトルは、静止トラフ37、38の間の
開口36を跨いでおり、カット製品50の最初の列(即
ち、ログ又はボルト)は、プッシャーヘッド40によっ
てシャトルを越すように押されている。最後の良好な製
品即ち上流側の製品50bは、後続シャトル44上に位
置決めされており、また上流側の整形残片51はシャト
ルから離れた状態になっている。上流側の製品50b
は、グリッパ52によってシャトル上に保持されてい
る。次の列即ちログ53は列50の上流側にある。
【0014】この時、後続シャトルは下流方向に加速さ
れて上流側製品50bを動かして整形残片51から離
す。製品50bは又プッシャーヘッド40から離れるよ
うに移動され、プッシャーヘッドがプーリ41の周りを
移動できる。
【0015】後続シャトル44が先導シャトル45から
離れるように移動するに従って、間隙47がシャトル間
で開かれる。整形残片51は、間隙47を通って、また
静止トラフ37、38の間の開口36(図9)を通って
落下する。
【0016】間隙47が形成されるに従って、先導シャ
トル45は、次の列53の最初の良好な製品即ち下流側
製品53aの予測される位置に基づいたその目標位置へ
若干移動する。後続シャトル44は、次にその下流側位
置に到達し、留まる(図24)。
【0017】次の列の最初の良好な製品53aがその目
標位置(図24)に到達すると、先導シャトル45は加
速して、シャトル間の間隙を閉じる。しかし、列53の
下流側整形残片54はシャトルの前方に位置されてお
り、間隙47(図25)内に落下する。製品53aは、
グリッパ53によってシャトル上に保持されている。
【0018】先導シャトルはその下流側位置へ移動し続
ける(図26)。列50の最後尾の製品50bと列53
の先頭の製品53aは一緒になり、グリッパ52、55
は持ち上げられて製品を解放する。列53の背後の次の
プッシャーヘッド40は、両方の列を下流側に押してコ
ンベヤ39上に載せる。コンベヤ39は製品を梱包設備
又は他の処理機械に向けて下流側へ搬送する。
【0019】この時点で、両方のシャトルはそれらの上
流側位置に戻り、次のサイクルに対する用意ができてい
る。各シャトルは、他方のシャトルの移動によって生ず
る間隙を閉じるに十分な長さを有している。両シャトル
の合計長さは、静止トラフ37、38間の開口36プラ
ス一方のシャトルの最大移動距離よりも大きくなってい
る。それによって、シャトルは、組になって移動すると
きに開口36を跨いで連続した製品支持を行うことがで
きる。後続シャトルは、製品の流れと「共に」移動して
間隙を発生させることができ、また先導シャトルは製品
の流れと「共に」移動してその同じ間隙を閉じることが
できて、通常の製品の流れを許容する。シャトルは、間
隙を発生させ、次いで閉じる時に製品の流れと「共に」
移動するので、シャトルは望ましくない製品を流れから
落下させるようにしながら、品質の優れた製品の正確な
支持を行う。各々のそのようなサイクルの後で、シャト
ルは一対でそれらの開始点に戻り、一方、次のプッシャ
ーヘッドが製品の流れを前方に移動させ続けるときに製
品支持を行う。
【0020】シャトルは整形残片を摘出するためばかり
でなく、更に製品列から任意の特別品を摘出するために
も使用できる。例えば、切断ロールからなるログの中間
部の選択されたロールが、後続シャトルによって支持さ
れる直前に間隙を開くように後続シャトルを加速するこ
とで、サンプリングのために摘出される。選択されたロ
ールの上流側のロールは、先導シャトルによって支持さ
れることになる。
【0021】整形残片や他の摘出物をシャトル間の間隙
を通して落下させるには、一般に重力で十分である。し
かし、時には、整形残片が明らかにそれらの繊維で互い
に巻き着いて隣の良好な製品に緩く再付着することがあ
る。もし、この再付着が強くて整形残片が間隙を通って
落下するのを妨げれば、何らかの付加力を整形残片に加
えられなければならないであろう。これは、タイミング
を取った空気吹き付け等の非接触装置によって最もうま
く行われる。静止空気吹き付けノズルが、緩く付着され
た整形残片のために搬送組立体のフレームに取り付けら
れ得る。もし長めの空気吹き付けが必要とされれば、ノ
ズルはシャトルの各々に搭載され得る。
【0022】図6、図13及び図17を参照するに、先
導シャトル45は、一対の側壁56、57と、底部の連
結アーム59と、ログ用鋸盤の各レーンに対して1個づ
つ計4個のトラフを形成した複数のトラフ形成板60〜
64とを有している。図17は、各トラフ上に支持され
た一列の製品50を図示している。各トラフには、鋸盤
のコンベヤのプッシャーヘッド40が通れるようにする
ためにスロット65が設けられている。該トラフは、側
壁56、57と垂直板66によって支持されている。
【0023】先導シャトルのトラフは、ログ用鋸盤の静
止トラフ37に似た形状をしており、シャトルがその上
流側限界位置にある時には、静止トラフの下方でスライ
ドする(図16を参照。)。
【0024】グリッパ55は、先導シャトルに回転可能
に搭載された軸68(図18)に取り付けられている。
2つの端部グリッパ55a、55bは、軸68に直接取
り付けられており、また2つの中間グリッパ55c、5
5dは、軸68に取り付けられた短い平行軸69に搭載
されている。各グリッパは、関連したトラフ上の製品と
係合可能な弾性フィンガ即ちスプリングアームから構成
されている。
【0025】グリッパはシャトルに搭載されており、従
ってトラフに対して常に正しく位置決めされていて製品
をシャトル上に挟み付ける。グリッパのオンオフ枢動動
作は、レバーアーム69によって軸68を回転すること
で制御される。アームは、グリッパを製品に対して動か
すようにスプリング70によって弾性付勢されている。
レバーアームは、例えば、空圧シリンダとソレノイド弁
によって枢動される。しかし、機械式制御が、コストや
反復性能や信頼性や速度応答性の面で最良であろう。シ
ャトルに搭載されたストッパ及びランプ(傾斜板)に加
えて搬送組立体のフレーム上の静止ストッパ及びランプ
を組み合わせることで、グリッパは機械速度に無関係に
繰り返し制御され、また移動の下流側端部で確実にきっ
ちりと開放される。
【0026】後続シャトル44は、図5、図13及び図
20に示されている。後続シャトルは先導シャトルと似
ているが、プッシャーヘッド40の通過を許容するスロ
ットを必要としていない。
【0027】後続シャトルは、側壁71、72と、トラ
フ74〜77を形成する底板73とを有している。グリ
ッパ52は、側壁上に回転可能に搭載された軸78(図
20)に取り付けられている。中間グリッパは、短い平
行軸79に取り付けられている。軸78は、グリッパを
操作するために軸68と同様に制御される。
【0028】後続シャトル上の製品が確実に、鋸盤コン
ベヤのプッシャーヘッドから引き離される時に、そのよ
り大きな加速に基づいて、シャトルと共に加速し、そし
て後方にスライドしないようにする別の方法は、トラフ
面に一方向牽引装置を付加することである。この装置
は、シャトルが下流側に移動するときに製品に対して牽
引力を付加しようとするが、シャトルが上流側に移動し
たり又は一時停止しているときには製品に対して容易に
スライドしようとする。この装置は、ルーバ付き細長片
や、又は例えば、けばブラシ等の一方向ファイバーマッ
トの形を取ることができる。
【0029】後続シャトルは、図21に示されている静
止トラフ38と協働する。その静止トラフは、サイドア
ーム81、82と、トラフ85〜88が具備されている
底板84を支持する底アーム83とを有している。サイ
ドアームは、搬送組立体のフレーム上のチューブ89
(図22)に取り付けられている。もし必要ならば、静
止トラフは省かれ、後続シャトルは、もし下流側コンベ
ヤがより上流側に位置決めされるならば下流側コンベヤ
に直接製品を供給できる。
【0030】後続シャトルがその下流側位置に到達する
時には、両トラフが図22に示される如く重なるよう
に、シャトルの底板73は静止トラフの底板84の上を
スライドする。従って、製品はシャトルから静止トラフ
に容易に移動できる。
【0031】図12、図15及び図16を参照するに、
搬送組立体は、一対の水平なサイドチューブ89(図1
7、図20及び図22も参照)と、サイドチューブの各
端の垂直な支持ブラケット93、94と、支持ブラケッ
トに取り付けられた水平な横断チューブ95、96とを
有したほぼ矩形状のフレーム46を備えている。
【0032】上流側の駆動軸97は、上流側ブラケット
93上に搭載された軸受98及び上流側歯車箱99によ
って支持されている。下流側の駆動軸100は、下流側
ブラケット94上に搭載された軸受101及び下流側歯
車箱102によって支持されている。上流側駆動軸は、
右側支持ブラケット93上に搭載された上流側サーボモ
ータ104及び直角ウォームギア箱99によって回転駆
動される。下流側駆動軸は、右側支持ブラケット94上
に搭載された下流側サーボモータ106及び直角ウォー
ムギア箱102によって回転駆動される。
【0033】内側タイミングプーリ110と外側タイミ
ングプーリ111は、駆動軸97の各端に取り付けられ
ており、また内側タイミングプーリ112と外側のタイ
ミングプーリ113は、駆動軸100の各端に取り付け
られている。内側ベルト114と外側のベルト115
は、内側と外側のプーリの周りに各々巻装されている。
内側プーリ112は駆動軸100に非回転状態で連結さ
れており、また他方の内側プーリ110は軸97上の軸
受に取り付けられていてプーリ110が遊転できる。外
側プーリ111は、駆動軸97に非回転状態で連結され
ており、また他方の外側プーリ113は軸100上でア
イドル回転する。従って、ベルト114はサーボモータ
106によって駆動され、またベルト115はサーボモ
ータ104によって駆動される。
【0034】図13を参照すると、後続シャトル44
は、内側ベルト114の上方を外側に延びた側方延長サ
イドウィング117、118を有している。ウィング
は、クランプ119によって内側ベルトの下方移動部に
クランプされている(図2と図12も参照。)。
【0035】同様に、先導シャトル45は、外側ベルト
115を越えて外側に延びた側方延長サイドウィング1
21、122を有している。ウィングは、外側ベルトの
下方移動部にクランプ123によってクランプされてい
る。
【0036】後続シャトルは、内側ベルト114及び組
み合わされたサーボモータ106によって往復駆動され
る。先導シャトルは、外側ベルト115及び組み合わさ
れたサーボモータ104によって往復駆動される。従っ
て、各シャトルは、他方から独立して移動される。
【0037】サーボモータは、生産される製品の産出率
と長さに適切に基づいてシャトルの位置決めとタイミン
グ設定のために鋸盤のPLCによって制御される。シャ
トルは、更にリニアモータやサーボ式油圧シリンダ等の
位置フィードバック機能付きリニアアクチュエータによ
って直接駆動されよう。
【0038】
【発明の効果】本搬送装置は次の効果を齎す。 1.一般的な製品の寸法範囲以内では、切断長さ、高さ
又は直径、整形残片長さ、ボルト又はログの長さ等の製
品パラメータを変えるときには、自動電子式の調節のみ
が必要とされるだけである。 2.仮令グリッパが使用される場合でも、各ボルト又は
ログからはただ2個の製品だけが、トラフ以外のある物
によって接触されるだけである。これで、製品に付く痕
跡や製品面上に存在する浮動屑や接着剤に対する感受性
を最小化する。 3.開口を越すようにロールを真空保持するものに比較
して、シャトルシステムは消費エネルギが少なく、発生
騒音が小さい。 4.同じシャトルを使う構想は、複数の連続運転鋸盤に
対して割出しから等しくうまく適用される。 5.シャトルシステムは、整形残片と同様に完全な長さ
の製品も取り除くことができる。完全な長さの製品の取
り除きは、品質管理と効率問題に役立つと共に、鋸盤の
産出流れから製品を落下させる能力の付与にも役立ち、
それによって切断ゾーン内に製品が後退するのを防止す
る。
【0039】前記明細書の記載において、本発明の具体
的実施例の詳細な説明は、例示の目的のために述べられ
たものであり、ここに与えられた多くの細部は、本発明
の精神及び技術的範囲から逸脱しないで当業者によって
大幅に変えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】再発行米国特許30,598号に記載されてい
る型の従来技術のログ用鋸盤の側部立面図である。
【図2】ログ用鋸盤のコンベヤと下流側コンベヤとの間
の間隙即ち開口を跨ぐ本発明の搬送装置の側部立面図で
ある。
【図3】ログ用鋸盤のコンベヤの図示を省略した、図2
と同様な図である。
【図4】本発明の搬送装置を省いた状態でのログ用鋸盤
のコンベヤと下流側コンベヤの側部立面図である。
【図5】後続シャトルの側部立面図である。
【図6】先導シャトルの側部立面図である。
【図7】グリッパ無しの後続シャトルを示す図である。
【図8】グリッパ無しの先導シャトルを示す図である。
【図9】後続及び先導のシャトルをそれらの下流側限度
位置で示した、図4と同様な図である。
【図10】両方のシャトルをそれらの下流側限度位置で
示した、図9と同様な図である。
【図11】両方のシャトルをそれらの上流側限度位置で
示した図10と同様な図である。
【図12】グリッパ無しの搬送装置の頂部平面図であ
る。
【図13】シャトルのみを示した、図12と同様な頂部
平面図である。
【図14】搬送装置の駆動軸と駆動ベルトの頂部平面図
である。
【図15】シャトル無しの搬送装置の側部立面図であ
る。
【図16】図2の線16−16に沿う図である。
【図17】搬送装置のみを示した、図16と同様な図で
ある。
【図18】先導シャトル用グリッパ組立体を示す図であ
る。
【図19】グリッパの一つの側面図である。
【図20】後続シャトルの下流側端面を示す図である。
【図21】下流側コンベヤの静止トラフの端面図であ
る。
【図22】図20の後続シャトルと、図21の静止トラ
フとを示す図である。
【図23】上流側整形残片が後続シャトルの丁度上流側
にある状態で、搬送装置を横切って移動するカット製品
の列を示す図である。
【図24】後続シャトルをその下流側位置で、また上流
側整形残片をシャトル間の間隙を通って落下している状
態で、またカット製品の次の列を先導シャトル上に移動
されて来た状態で示す図である。
【図25】下流側に移動している先導シャトルと、間隙
を通って落下している次の列の製品の下流側整形残片と
を示す図である。
【図26】両方のシャトルをそれらの下流側位置で、ま
た第2列の製品を第1列の製品に対して押されている状
態で示す図である。
【符号の説明】
30 フレーム 31 コンベヤ 35 搬送装置(搬送組立体) 36 開口 37 静止トラフ 38 静止トラフ 39 コンベヤ 40 プッシャーヘッド 41 プーリ 44 後続シャトル 45 先導シャトル 47 間隙 50 カット製品列(ユニット列) 50b上流側製品 51 上流側整形残片 52 グリッパ 53 次のユニット列 53a下流側製品 54 下流側整形残片 55 グリッパ 97 上流側駆動軸 100 下流側駆動軸 104 上流側サーボモータ 106 下流側サーボモータ 110 プーリ 111 プーリ 114 ベルト 115 ベルト 119 クランプ R ロール

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレットペーパーやペーパタオルのロ
    ールや、折り畳まれたフェイス用ティッシューやタオル
    の積み重ね等の多層材のユニット列であって、該列の各
    が上流端及び下流端を有すると共に上流側ユニット、下
    流側ユニット及びそれらの間の複数のユニットを有する
    ユニット列を取り扱う装置であって、 上流側端部と、下流側端部と、それら端部の間の開口と
    を有したフレームと、 上流側位置と下流側位置との間で移動するために該フレ
    ームに往復動するように搭載された後続シャトルと、 上流側位置と下流側位置との間で移動するために該フレ
    ームに往復動するように搭載された先導シャトルとから
    構成されており、 前記シャトルは、両シャトルがそれらの上流側位置にあ
    る時に、また両シャトルがそれらの下流側位置にある時
    にほぼ連続した支持面を形成し、それによって多層材の
    該ユニットが該フレームの開口内に落下せずに該シャト
    ルを越えて搬送されることになり、 該両シャトルは、後続シャトルがその下流側位置にあっ
    て且つ先導シャトルがその上流側位置にある時に互いに
    離れており、それによって、選択されたユニットが該シ
    ャトル間において該フレームの該開口を通って落下でき
    る多層材のユニット列を取り扱う装置。
  2. 【請求項2】 後続シャトルがその上流側位置から下流
    側位置に移動する時に多層材のユニットを保持するよう
    に該後続シャトルにグリッパが設けられている請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 該先導シャトルがその上流側位置から下
    流側位置に移動する時に多層材のユニットを保持するよ
    うに該先導シャトルにグリッパを搭載している請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 上流側駆動軸と、下流側駆動軸と、それ
    ら駆動軸の周りに延びた第1及び第2のベルトとを有し
    ており、該ベルトの一方は、該上流側駆動軸に駆動可能
    に連結されており、且つ他方のベルトは該下流側駆動軸
    に駆動可能に連結されており、該シャトルの一方は該ベ
    ルトの一方に連結されており且つ他方のシャトルは他方
    のベルトに連結されている請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 該駆動軸を回転するために該上流側駆動
    軸に連結された上流側サーボモータと、該下流側駆動軸
    に連結された下流側サーボモータとを有している請求項
    4記載の装置。
  6. 【請求項6】 該駆動軸の各々に取り付けられた第1及
    び第2のプーリを有しており、 第1ベルトは、各駆動軸上の第1プーリの周りに掛け渡
    されており、 第2ベルトは、各駆動軸上の第2プーリの周りに掛け渡
    されており、 該上流側駆動軸の第1プーリは、上記駆動軸に回転しな
    いように取り付けられており、 該上流側駆動軸の該第2プーリは、前記駆動軸に回転可
    能に取り付けられており、 該下流側駆動軸の該第2プーリは、前記駆動軸上に回転
    しないように取り付けられており、 該下流側駆動軸の該第1プーリは、前記駆動軸に回転可
    能に取り付けられている請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 駆動軸の各々に連結されたサーボモータ
    を有している請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 トイレットペーパーやペーパタオルのロ
    ールや、折り畳まれたフェイス用薄織物やタオルの積み
    重ね等の多層材のユニット列であって、各列が上流端と
    下流端を有すると共に上流側ユニットと下流側ユニット
    とそれらの間の複数のユニットとを含む前記ユニット列
    の内の選択されたユニットを取り除く方法であって、 開口を跨いで後続シャトルと先導シャトルとを往復駆動
    するように取り付ける工程と、 該シャトルが前記開口をほぼ覆うように前記シャトルの
    両方を上流側位置に位置決めする工程と、 該ユニット列を該シャトル及び該開口を越えて下流側方
    向に移動する工程と、 該列のユニットの内の少なくとも一つが後続シャトル上
    に位置決めされたときに、該両シャトル間に間隙を形成
    するように該後続シャトルを該先導シャトルから離して
    下流側方向に移動する工程と、 該後続シャトル上の前記少なくとも一つのユニットの上
    流側ユニットが間隙と開口を通って落下するように該ユ
    ニット列を移動し続ける工程とから構成されている選択
    されたユニットを取り除く方法。
  9. 【請求項9】 前記間隙を閉じるように該先導シャトル
    を該後続シャトルに向かう下流側方向に移動し、且つ該
    ユニット列を先導及び後続のシャトルと開口とを越えて
    下流側方向に移動する工程を有している請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 該シャトルの両方を前記上流側位置ま
    で上流側方向に移動する最終工程を有している請求項9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 該ユニットは上流側整形残片を有して
    おり、また前記後続シャトルは、該上流側整形残片が該
    後続シャトルの丁度上流側にある時に該先導シャトルか
    ら離れるように移動され、それによって前記上流側整形
    残片が該間隙と該開口とを通って落下するようになって
    いる請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 トイレットペーパーやペーパタオルの
    ロールや、折り畳まれたフェイス用ティッシューやタオ
    ルの積み重ね等の多層材の複数のユニット列であって、
    該列の各が上流端と下流端とを有すると共に上流側ユニ
    ットと、下流側ユニットと、その上流側ユニットの上流
    側に隣接した上流側整形残片と、その下流側ユニットの
    下流側に隣接した下流側整形残片とを含む前記ユニット
    列の上流側及び下流側の端部の整形残片の処理方法であ
    って、 開口を跨いで後続シャトルと先導シャトルとを往復駆動
    するように搭載する工程と、 上流側位置に前記シャトルの両方を位置決めし該シャト
    ルが前記開口を実質的に覆う工程と、 該シャトルと該開口とを越えて下流側方向に第1のユニ
    ット列を移動する工程と、 前記列の上流側ユニットが該後続シャトル上に位置決め
    されたときに、該両シャトル間に間隙を形成するように
    該先導シャトルから離して下流側方向に該後続シャトル
    を移動する工程と、 その第1ユニット列の上流側整形残片が該間隙と該開口
    とを通って落下するように該第1列を移動し続ける工程
    と、 その第2ユニット列の下流側整形残片が該間隙と該開口
    とを通って落下するように該第2列の下流側整形残片を
    該先導シャトルを越えて下流側方向に移動する工程と、 前記間隙を閉じるように該後続シャトルに向かって下流
    側方向に該先導シャトルを移動する工程とから構成され
    ていることを特徴とする整形残片の処理方法。
  13. 【請求項13】 前記上流側位置まで上流側方向に該シ
    ャトルの両方を移動する最終工程を有している請求項1
    2記載の方法。
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