JPH0224638Y2 - - Google Patents

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JPH0224638Y2
JPH0224638Y2 JP5799185U JP5799185U JPH0224638Y2 JP H0224638 Y2 JPH0224638 Y2 JP H0224638Y2 JP 5799185 U JP5799185 U JP 5799185U JP 5799185 U JP5799185 U JP 5799185U JP H0224638 Y2 JPH0224638 Y2 JP H0224638Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (従来技術) 本考案は、広幅のウエブ(例えばトイレツトペ
ーパー用のウエブ)を巻回してなる長尺ログを製
品寸法づつ切断するためのログ切断機に関し、さ
らに詳しくはログ切断機で切断されるログの端片
(トリム)を製品群から除去するためのトリム除
去装置に関するものである。
(従来技術) 第7図及び第8図には、従来から使用されてい
る、トイレツトペーパー用のログ切断機Z及び該
ログ切断機の出口Zaに連設されるトリム除去装
置Y′が示されている。
第7図及び第8図に示すログ切断機Zは、基軸
21の周りで公転しながら自転する円盤刃物22
を有するカツター装置2の下方に、前後一対のス
プロケツト11,12間に巻掛けされた無端チエ
ン13に固定されたログ押圧子16をもち且つカ
ツター装置2の円盤刃物22の公転周期と同期さ
せてログ押圧16を製品寸法づつ前進せしめるよ
うにしたログ送り装置1(左右2列設けられてい
る)を配置して構成されており、上記カツター装
置2とログ送り装置1とを同時に作動させること
により、ログ押圧子16によつて順次間欠的に移
送される長尺ログPを円盤刃物22によつて製品
寸法づつ切断し得るようになつている。尚、長尺
ログPの先、後両端面は不揃いとなつていて該不
揃い部分を除去するため、及び該長尺ログPを正
確に製品寸法づつ切断するための位置決めを行な
うために、円盤刃物22による切断作用時に長尺
ログPの先行側端Pa及び後行側端Pbはそれぞれ
製品寸法より短に適宜の長さ(例えば1〜3cmの
長さのトリムRa,Rb)だけ切除される。このよ
うにして順次切断された製品ログQ,Q…とトリ
ムRa,Rb混じりの混合物品は順次ログ切断機Z
の出口Za(ログ送り装置1の終端)から直線状に
並んだ状態で送り出される。ログ切断機Zの出口
Zaから送り出される製品ログQ,Q…とトリム
Ra,Rb混じりの混合物品は、順次トリム除去装
置Y′上に供給される。尚、第7図のログ切断機
において符号14はログ送り装置1を製品寸法づ
つ間欠的に作動させるための割出機、15はモー
タを示している。
第7図及び第8図に示す従来のトリム除去装置
Y′は、各ログ送り装置1,1ごとに設けられて
おり、該各トリム除去装置Y′,Y′は、各ログ送
り装置1,1から送り出される混合物品を後工程
(包装工程)側へ移送するための移送ライン10
1で兼用して構成されている。この移送ライン1
01は、その移送方向の上流側移送ライン111
と下流側移送ライン121とを連続させて構成さ
れている。この上流側及び下流側の各移送ライン
111,121は、それぞれ1本の線状の無端ベ
ルト112,122の斜め上方位置に該無端ベル
ト112,122の全長に亘る長さをもつ1本の
ガイドバー113,123を平行に設置して構成
されている。無端ベルト112(122)とガイ
ドバー113(123)との間の間隔は、第9図
及び第10図に示すように製品ログQの直径D及
び製品長さLよりやや小さく且つトリムRa,Rb
の長さ(例えば1〜3cm)よりかなり大きく(間
隔T)されている。尚、上流側移送ライン111
(第9図)とそれに連設される下流側移送ライン
121(第10図)においては、その各無端ベル
ト112(122)とガイドバー113(12
3)とが相互に左右逆位置に配置されている。こ
の上流側及び下流側の各移送ライン111,12
1は、前記各ログ送り装置1,1の終端から送り
出される混合物品の縦中心線(第9図、第10図
のW−W線)の両側に、無端ベルト112,12
2とガイドバー113,123とが振り分けられ
るようにしてそれぞれ配置されている。
そしてこの従来のトリム除去装置Y′では、ロ
グ切断機の出口Zaから送り出された製品ログQ
とトリムRa,Rb混じりの混合物品が上流側移送
ライン111又は下流側移送ライン121上を通
過する際に、該混合物品中の各製品ログQ,Q…
は、その直径D及び長さLが無端ベルト112,
122とガイドバー113,123間の間隔Tよ
り大きいために下方に落ちることなく後工程側
(移送コンベア10側)へ移送されるが、該混合
物品中のトリムRa,Rbは、無端ベルト112,
122によつてトリムの下方片側寄り部分(第9
図、第10図の符号E部分)が下流側に送られる
反面、該トリムの一側側面(符号F部分)がガイ
ドバー113,123と接触して両者間に摩擦力
が生じることにより、鎖線Ra′(又はRb′)で示す
ように水平面内で回動せしめられて該トリムの自
重によつて無端ベルト112,122とガイドバ
ー113,123との間の〓間から下方に落ちる
ようになつている。尚、上流側移送ライン111
と下流側移送ライン121においては、無端ベル
トとガイドバーとの位置係を相互に逆にしている
ため、上流側移送ライン111の通過中に何らか
の理由で落下しなかつたトリムRa,Rbがあつた
場合でも、該トリムRa,Rbに下流側移送ライン
121側において逆向きの回動作用を与えること
により該トリムが落ち易くなるようにしている。
ところが、この従来のトリム除去装置Y′では、
各移送ライン111,121上において、走行す
る無端ベルト112,122と非移動のガイドバ
ー113,123との相互作用によつてトリム
Ra,Rbを回動させることにより、トリムを該無
端ベルトとガイドバー間の〓間を通して下方に落
とすようにしているが、トリムは各移送ライン1
11,121上で確実に回動せしめられる保障は
なく、該トリムが回動せしめられずに各移送ライ
ン111,121上を通過してそのまま包装機側
のコンベア10上に移送される可能性が残されて
いた。尚、トリムが除去されずにそのまま包装工
程側へ送られると、包装工程においてトリムが詰
まつたり或いはトリムが製品に混じつて包装され
たりするという問題点がある。
又、公知技術の中には、第11図及び第12図
(特開昭59−175995号公報)に示す如く、カツタ
ー装置部分で切断された製品ログQ,Q…及びト
リムRa,Rb混じりの混合物品を順次後工程側へ
移送するための移送ライン131の上方に、該移
送ライン131上を移送される混合物品の移動と
等速度で並進して、該移送ライン131上を移送
される製品ログQ,Q…のみを支持し、トリム
Ra,Rbは支持しないで落下させるようにした製
品ログ支持装置132を設けたトリム除去装置が
知られている。即ち、この公知のトリム除去装置
は、1本の線状の無端ベルト133からなる移送
ライン131と、下面側が移送ライン131の移
送方向と同方向に走行せしめられる無端チエン1
34に、移送ライン131上に供給される各製品
ログQ,Q…の供給タイミングに合わせて順次該
製品ログQ,Q…を前記無端ベルト133との間
で支持し得る複数個の支持部材(突起)135,
135…を設けるとともにトリムRa,Rbが供給
されるタイミング位置には、支持部材欠除部13
6を設けた製品ログ支持装置132とを備え、上
記各支持部材135,135…の取付位置と製品
ログQ,Q…の供給タイミング、及び支持部材非
取付位置とトリムRa,Rbの供給タイミングをそ
れぞれ同期させた状態で、移送ライン131及び
製品ログ支持装置132を相互に等速度で駆動さ
せることにより、トリムRa,Rbは支持しないで
落下させるとともに製品ログQ,Q…のみを後工
程(包装工程)移送用コンベア137に移乗せし
め得るようにしている。
ところが、第11図及び第12図に示す公知例
のトリム除去装置では、移送ライン131の上方
で、該移送ライン上に供給される製品ログQ,Q
…のみを順次支持するための支持部材135,1
35…を循環走行せしめなければならず、その機
構が複雑となるとともにトリム除去装置の構成が
大がかりとなり、高コストにつながるという問題
があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記した第7図〜第10図に示す従
来例、第11図及び第12図に示す公知例の各ト
リム除去装置の問題点に鑑み、移送ライン上に送
り出される製品ログとトリム混じりの混合物品の
中から、トリムのみを確実に除去し得るようにす
るとともに、そのようにトリムのみを確実に除去
し得るようにしたものであつてもその構成を簡単
にできるようにしたトリム除去装置を提案するこ
とを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、ログ送り装置によつて移送される長
尺ログを、カツター装置によつて前記長尺ログの
先行側端から製品寸法より短い長さのトリムを切
除した後にその残りのログの先端から順次製品寸
法づつ切断するようにしたログ切断機の出口に連
設され、しかも前記カツター装置によつて切断さ
れた製品ログ及びトリム混じりの混合物品中から
前記トリムだけを除去するためのログ切断機用の
トリム除去装置において、前記カツター装置によ
つて切断された製品ログとトリム混じりの混合物
品を後工程側に移送する移送ラインを設け、さら
に該移送ラインの途中に、該移送ラインの一部を
構成し且つ混合物品を前後工程側に案内可能な物
品案内可能位置と前記混合物品のうちのトリムを
前記移送ライン外に除去するトリム除去位置との
2位置間で移動可能なる可動ガイドラインを設け
るとともに、前記可動ガイドラインを、前記混合
物品中の製品ログが前記可動ガイドライン部分を
通行中には前記物品案内可能位置に位置せしめ、
且つ前記可動ガイドライン部分を製品ログばかり
からなる製品ログ列の最後端に位置する製品ログ
が通過した後で且つ後続のトリムが通行中或いは
通行する直前時期に合わせて前記後続のトリムが
前記移送ライン外に除去されるに必要な範囲でし
かも次の製品ログが該可動ガイドライン部分に移
行しない範囲の時間だけ前記トリム除去位置に位
置せしめる如く操作するガイドライン操作装置を
設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案のトリム除去装置は、製品ログとトリム
混じりの混合物品を後工程側に移送する移送ライ
ンの途中に設けられた可動ガイドラインを、ガイ
ドライン操作装置によつてトリムが該可動ガイド
ライン部分を通行するタイミングに合わせてトリ
ム除去位置に位置せしめるようにしているので、
製品ログとトリム混じりの混合物品からトリムの
みを確実に除去し得るという作用が得られる。
(実施例) 第1図ないし第6図を参照して本考案の好適な
実施例を説明すると、この実施例では、ログ切断
機Zは第7図及び第8図に示す従来例で使用され
ているログ切断機と同じものが採用されており、
本考案実施例のトリム除去装置Yは該ログ切断機
Zの出口に連設されている。したがつて、ログ切
断機Zの構成及び作用については、第7図及び第
8図の従来例のログ切断機の説明を援用し、本実
施例の項ではその詳細説明を省略する。
トリム除去装置Yは、カツター装置2によつて
切断された製品ログQを後工程(包装工程)側に
移送するための移送ライン3と、該移送ライン3
の途中に設けられていて切断された製品ログQ及
びトリムRa,Rb混じりの混合物品を後工程側に
案内可能な物品案内可能位置A(第2図〜第4図)
と、前記混合物品のうちトリムRa,Rbを移送ラ
イン3外に除去するトリム除去装置B(第5図〜
第6図)との2位置間で移動可能なる如く設置さ
れた可動ガイドライン4と、該可動ガイドライン
4を後述するタイミングに合わせて前記物品案内
可能位置Aとトリム除去位装置Bとの間で切換操
作するためのガイドライン操作装置6を設けて構
成されている。
移送ライン3は、ログ切断機Z側のログ送り装
置1,1(2列)に合わせて左右2列状態で並設
されている。
この各移送ライン3,3は、ログ送り装置1の
終端から、包装機側に連続するコンベア10の始
端にまたがる長さをもつ1本の線状の長尺無端ベ
ルト31と、該長尺無端ベルト31の左又は右側
方に製品ログQの直径Dより小さい間隔をもつて
並設され且つ長尺無端ベルト31の長さ方向に所
定の間隔を隔てた状態で上流側と下流側に2分割
された上流側無端ベルト32及び下流側無端ベル
ト33と、該上流側無端ベルト32の終端と下流
側無端ベルト33の始端との間にまたがつて設置
されている可動ガイドライン4とによつて構成さ
れている。可動ガイドライン4は、1本の線状の
無端ベルト41を水平面内で循環走行せしめるよ
うにして構成されている。この各移送ライン3,
3は、その各長尺無端ベルト31,31が相互に
対向する如く内側に位置し、各上流側、下流側の
それぞれ無端ベルト32,32,33,33及び
各可動ガイドライン4,4が長尺無端ベルト3
1,31のそれぞれ外側に位置するようにして左
右対称形に配置されている。
この移送ライン3,3の始端側はそれぞれ各ロ
グ送り装置1,1の終端に連設されており、ログ
送り装置1,1の終端から送り出される切断済ロ
グ(製品ログQ,トリムRa,Rb)を順次移送ラ
イン3,3上に移乗せしめ得るようにしている。
移送ライン3上に順次移乗せしめられる製品ログ
Q及びトリムRa,Rb混じりの混合物品は、移送
ライン3の上流側寄り部分(第2図の符号M1
範囲)においては長尺無端ベルト31と上流側無
端ベルト32間に、移送ライン3の中間部分(符
号M2の範囲)においては該長尺無端ベルト31
と可動ガイドライン4の無端ベルト41間に、移
送ライン3の下流側寄り部分(符号M3の範囲)
においては長尺無端ベルト31と下流側無端ベル
ト33間にそれぞれ支持されて順次後送されるよ
うになつている。尚、移送ライン3の全長中、長
尺無端ベルト31に対して、上流側無端ベルト3
2が対応している範囲M1を上流側コンベア部3
Aと呼び、可動ガイドライン4の無端ベルト41
が対応している範囲M2を中間コンベア部3Bと
呼び、下流側無端ベルト33が対応している範囲
M3を下流側コンベア部3Cと呼ぶ。
可動ガイドライン4の無端ベルト41は1つの
駆動プーリ42と2つの縦動プーリ43,43の
合計3つのプーリに巻掛けされている。この各プ
ーリ42,43,43は、本体側板50に固定さ
れている支持台51の上方に支持されている可動
台板(後述する)52の上面に取付けられてい
る。
上記駆動プーリ42は、例えば長尺無端ベルト
駆動用の動力を利用して、第4図に示すようにプ
ーリ5a,ベルト5b,プーリ5c,回転軸5
d,歯車装置5e,下部側回転軸5f,ユニバー
サルジヨイント5g,上部側回転軸5hからなる
動力伝達機構5を介して駆動される。そして可動
ガイドライン4の無端ベルト41は、該駆動プー
リ42によつて前記長尺無端ベルト31と等速度
で且つ移送ライン3の上流側から下流側に向けて
走行せしめられるようにたつている。
移送ライン3のログ送り速度は、この実施例で
は前記ログ送り装置1側のログ送り速度の約2倍
の速さに設定しており、ログ送り装置1側から移
送ライン3上に移乗せしめられた各切断済ログ
(製品ログQ,トリムRa,Rb)間に順次製品長
さと同じ長さの空間部が形成されるようになつて
いる。
可動台板52は、支持台51の上部に軸53で
枢着させ且つ下部側回転軸5fと上部側回転軸5
hとの間に設けられているユニバーサルジヨイン
ト5gを上記軸53と同心上に位置せしめること
により、前記長尺無端ベルト31に対して近接・
離間方向に揺動自在に支持されている。そしてこ
の可動台板52が第2図ないし第4図に示すよに
長尺無端ベルト31側に近づいている位置では、
該可動台板52側の無端ベルト41と長尺無端ベ
ルト31とによつて中間コンベア部3Bが構成さ
れ、逆に可動台板52が第5図及び第6図に示す
ように長尺無端ベルト31側から大きく離れてい
る位置では、該可動台板52側の無端ベルト41
と長尺無端ベルト31との間にログの直径Dより
かなり大きい間隔H(第6図)の〓間が形成され
るようになつている。従つてこの可動ガイドライ
ン4は、可動台板52が長尺無端ベルト31側に
近づいている位置、即ち製品ログQとトリムRa,
Rb混じりの混合物品を後工程側に案内し得る物
品案内可能位置Aと可動台板52が長尺無端ベル
ト31から大きく離間している位置、即ち混合物
品(Q,Ra,Rb)のうち後述するようにトリム
Ra,Rbのみを移送ライン3外に除去するトリム
除去位置Bとの2位置間で移動可能となつてい
る。
可動ガイドライン4は、ガイドライン操作装置
6によつて前記物品案内可能位置Aとトリム除去
位置Bの2位置間を往復作動せしめられるように
なつている。このガイドライン操作装置6は、こ
の実施例ではエアシリンダ61が使用されてい
て、該エアシリンダ61のシリンダチユーブ62
の基端を前記支持台51に枢支し、シリンダロツ
ド63の先端を前記可動台板52に連結して、該
エアシリンダ61を伸縮動作させることによつて
可動ガイドライン4を揺動せしめ得るようにして
いる。尚、エアシリンダ61が伸長している状態
では、可動ガイドライン4は第4図に示すような
物品案内可能位置Aに位置せしめられ、エアシリ
ンダ61が縮小している状態では、可動ガイドラ
イン4は第6図に示すようにトリム除去位置Bに
位置せしめられる。
このガイドライン操作装置6は、製品ログ9と
トリムRa,Rb混じりの混合物品中の前記製品ロ
グQが可動ガイドライン4部分を通行中には、該
可動ガイドライン4を物品案内可能位置Aに位置
せしめ、且つ該可動ガイドライン4部分を製品ロ
グQ,Q…ばかりからなる製品ログ列の最後端に
位置する製品ログQが通過した後でしかも後続の
長尺ログ後端側トリムRb及び長尺ログ先端側ト
リムRaが通行中或いは通行する直前時期に合わ
せて、可動ガイドライン4をトリムRa,Rbが移
送ライン3外に除去されるに必要な範囲でしかも
次の製品ログQが可動ガイドライン4部分に移行
しない範囲の時間だけトリム除去位置に位置せし
めるように操作される。この実施例では、ガイド
ライン操作装置6(エアシリンダ61)は、カツ
ター装置2による長尺ログP1本当たりの切断時
間(この実施例では長尺ログ1本につき製品14個
取りで、先行側端のトリム切断と前後各長尺ログ
間を1回空切りするのとを合わせて合計16回、円
盤刃物22が基軸21の周りで公転する時間)と
同じ時間間隔をもち、且つ相互に前後に連続する
2つのトリム(先行側長尺ログの後端側トリム
Rbと後行側長尺ログの先端側トリムRa)が可動
ガイドライン4部分を通行又は通行直前時期に同
期させてしかも後続の製品ログPが可動ガイドラ
イン4部分に移行しない範囲の比較的短時間(例
えば1〜2秒)だけ該可動ガイドライン4をトリ
ム除去位置Bに位置せしめる如く作動(エアシリ
ンダ61を縮小)せしめられる。このガイドライ
ン操作装置6は、例えばログ送り装置1の間欠送
り回数カウンター装置(図示省略)で計測して、
該カウンター装置が所定のカウント(この実施例
では16カウント)だけ計数するたびに1回づつ、
しかも1度、トリムRa,Rbが可動ガイドライン
4部分を通行する時期に合わせて可動ガイドライ
ン4をトリム除去位置B側へ作動せしめる如くセ
ツトしておけば、順次カツター装置2側で長尺ロ
グP,P…の両端から切除されるトリムRa,Rb
が可動ガイドライン4部分を通行するたびに、順
次それと同期して可動ガイドライン4がトリム除
去位置B側に作動せしめられるようになる。この
ようにトリムRa,Rbが可動ガイドライン4部分
を通行中に、第6図に示すように該可動ガイドラ
イン4がトリム除去位置B側に作動せしめられる
と、トリムRa,Rbは可動ガイドライン4による
支えがなくなつてその自重によつて矢印Gで示す
如く転動・落下するようになる。尚、ガイドライ
ン操作装置6は、可動ガイドライン4をトリム除
去位置B側に作動せしめてトリムRa,Rbを移送
ライン3上から落下させた後でしかも後続の製品
ログQが該可動ガイドライン4部分に移行せしめ
られる直前に、可動ガイドライン4を物品案内可
能位置Aに復帰せしめるように操作する。
図示のトリム除去装置Yは次のように作用す
る。
カツター装置2部分で順次切断された製品ログ
QとトリムRa,Rb混じりの混合物品は順次移送
ライン3側に移乗せしめられるが、該混合物品中
の製品ログQが中間コンベア部3B部分を通行中
には可動ガイドライン4は物品案内可能位置Aに
位置せしめられていて、該製品ログQ,Q…を順
次下流側コンベア部3Cを経て後工程側へ移送す
る。そして該混合物品中のトリムRa,Rbが中間
コンベア部3B部分に差しかかつたとき(該トリ
ムRa,Rbより下流側に位置する製品ログQが中
間コンベア部3Bから下流側コンベア部3C側へ
移乗せしめられている)に、ガイドライン操作装
置6が可動ガイドライン4をトリム除去位置B側
へ作動せしめ、該中間コンベア部3B上に位置す
るトリムRa,Rbを落下させる。そして該トリム
Ra,Rbを中間コンベア部3B上から除去した直
後(後続の製品ログQはまだ中間コンベア部3B
側に移乗していない)に、ガイドライン操作装置
6が元に復帰して可動ガイドライン4を物品案内
可能位置Aに位置せしめ、後続の製品ログQ,Q
…が中間コンベア部3B上を通つて下流側コンベ
ア部3C側にに移行するのを許容するように作用
する。このような動作を順次繰返して、トリム
Ra,Rbのみを自動的に且つ確実に除去するよう
になつている。
尚、この実施例では、ガイドライン操作装置6
の作動の制御は、ログ送り装置1の間欠送り回数
をカウンター装置で計測してその信号によつて行
なわれるようになつているが、他の実施例では、
トリムが可動ガイドライン4上を通過する時期を
列えば光電管で検知して(製品ログとトリムの長
さの差を光電管で検知する)、その光電管からの
信号によつて同ガイドライン操作装置6の制御を
行なわしめる等の適宜の方式を採用することが可
能である。
(考案の効果) 本考案のログ切断機用のトリム除去装置は次の
ような効果がある。
(1) カツター装置2部分で切断された製品ログQ
及びトリムRa,Rb混じりの混合物品を後工程
(包装工程)側に移送するための移送ライン3
の途中に可動ガイドライン4を設け、該可動ガ
イドライン4を、ガイドライン操作装置6によ
つてトリムRa,Rbが可動ガイドライン4部分
を通行するタイミングに合わせてトリム除去位
置Bに位置せしめるようにしているため、製品
ログQとトリムRa,Rb混じりの混合物品中か
らトリムのみを自動的にしかも確実に除去する
ことができる。
(2) 上記可動ガイドライン4は移送ライン3の一
部でもつて構成しているので、上記のようにト
リムを自動的に且つ確実に除去し得るようにし
たものであつても、従来(特開昭59−175995号
公報)のものに比して構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるトリム除去装
置つきログ切断機の側面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は第1図におけるトリム除去装置部
分の斜視図、第4図は第3図の−断面図、第
5図は第1図におけるトリム除去装置の状態変化
図、第6図は第5図の−断面図、第7図は従
来のトリム除去装置つきログ切断機の側面図、第
8図は第7図の平面図、第9図及び第10図はそ
れぞれ第8図の−及び−断面図、第11
図は公知のトリム除去装置の側面図、第12図は
第11図のXII−XII断面図である。 1……ログ送り装置、2……カツター装置、3
……移送ライン、4……可動ガイドライン、6…
…ガイドライン操作装置、P……長尺ログ、Q…
…製品ログ、Ra,Rb……トリム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ログ送り装置1によつて移送される長尺ログP
    を、カツター装置2によつて前記長尺ログPの先
    行端部Paから製品寸法Lより短い長さのトリム
    Raを切除した後にその残りのログの先端から順
    次製品寸法Lづつ切断するようにしたログ切断機
    Zの出口に連設され、しかも前記カツター装置2
    によつて切断された製品ログQ,Q・・及びトリ
    ムRa,Rb混じりの混合物品中から前記トリム
    Ra,Rbだけを除去するためのログ切断機用のト
    リム除去装置であつて、前記カツター装置2によ
    つて切断された製品ログQ,Q…とトリムRa,
    Rb混じりの混合物品を後工程側に移送する移送
    ライン3を設け、さらに該移送ライン3の途中
    に、該移送ライン3の一部を構成し且つ前記混合
    物品Q,Ra,Rbを前記後工程側に案内可能な物
    品案内可能位置Aと前記混合物品Q,Ra,Rbの
    うちのトリムRa,Rbを前期移送ライン3外に除
    去するトリム除去位置Bとの2位置間で移動可能
    なる可動ガイドライン4を設けるとともに、前記
    可動ガイドライン4を、前記混合物品中の製品ロ
    グQが前記可動ガイドライン4部分を通行中には
    前記物品案内可能位置Aに位置せしめ、且つ前記
    可動ガイドライン4部分を製品ログQ,Q…ばか
    りからなる製品ログ列の最後端に位置する製品ロ
    グQが通過した後で且つ後続のトリムRa,Rbが
    通行中或いは通行する直前時期に合わせて前記後
    続のトリムRa,Rbが前記移送ライン3外に除去
    されるに必要な範囲でしかも次の製品ログQが該
    可動ガイドライン4の部分に移行しない範囲の時
    間だけ前記トリム除去位置Bに位置せしめる如く
    操作するガイドライン操作装置6を設けたことを
    特徴とするログ切断機用のトリム除去装置。
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