JP2000127984A - ステアリングシャフトのダストシール構造 - Google Patents

ステアリングシャフトのダストシール構造

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JP2000127984A
JP2000127984A JP10306538A JP30653898A JP2000127984A JP 2000127984 A JP2000127984 A JP 2000127984A JP 10306538 A JP10306538 A JP 10306538A JP 30653898 A JP30653898 A JP 30653898A JP 2000127984 A JP2000127984 A JP 2000127984A
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JP
Japan
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steering shaft
seal
deformed
axial direction
seal lips
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JP10306538A
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Toru Fujii
徹 藤井
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シール性を確保しつつステアリングシャフト回
転時の摺動抵抗を低減する。 【解決手段】ダストシール3の嵌合孔4の内周面に複数
本のゴム製シールリップ13〜15を軸方向に間隔をお
いて設け、各シールリップ13〜15の開口形状を、互
いに同心且つ同曲率半径に形成された円弧部13a〜1
5aと、曲率半径が大きな円弧状の又は略直線状の異形
部13b〜15bとよりなる異形円に形成し、これらシ
ールリップ13〜15の異形部13b〜15bの位置を
軸方向にみたとき全周にわたって等間隔に配設された関
係となるように周方向にずらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のステアリング
シャフトのダストシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−138278号公報にステア
リングシャフト用ダストシールの一例が記載されてい
る。これは、ステアリングシャフトの外面に摺接する内
側摺接リングと、コラムカバーに固定される外側固定リ
ングと、該両リング間に介在するゴム製変形部とを備え
たものである。内側摺接リングは、ステアリングシャフ
トの周面に全周にわたって接触する2本のゴム製シール
リップを軸方向に間隔をおいて備えている。従来、この
ようなゴム製シールリップの開口縁は円形に形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のダスト
シール構造では、ステアリングシャフトと当該ダストシ
ールとの間のシール性、特に水の侵入に対するシール性
を確保すべく上記シールリップの内径を小さくすると、
ステアリングシャフトが回転するときの摺動抵抗が大き
くなり、所謂ハンドルが重たくなって操舵性が低下する
とともに、該回転時に発生する擦れ音が大きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本願発明
は、軸方向に並ぶ複数本のシールリップの各々の開口形
状を異形円に形成し、該各シールリップの異形部分の位
置を互いに周方向にずらして全体としてみれば、複数の
異形部が全周にわたって等間隔に配置されたダストシー
ル構造とするものである。
【0005】すなわち、請求項1に係る発明は、ステア
リングシャフトが嵌まる嵌合孔を有し、車両のダッシュ
パネルの開口周縁部に直接又は筒部材を介して固定され
る環状のダストシールを備え、上記ダストシールの嵌合
孔内周面に、上記ステアリングシャフトの周面に全周に
わたって接触する複数本のゴム製シールリップが軸方向
に間隔をおいて設けられており、上記複数本のシールリ
ップの各々の開口形状は、互いに同心且つ同曲率半径に
形成された円弧部と、該円弧部よりも曲率半径が大きく
形成されて又は略直線状に形成されて該円弧部の曲率中
心からの距離が短くなった異形部とよりなる異形円に形
成され、上記複数本のシールリップの異形部は、軸方向
にみたときの各々の位置が、全周にわたって等間隔に配
設された関係となるように互いに周方向にずれているス
テアリングシャフトのダストシール構造である。
【0006】このダストシール構造においては、各シー
ルリップはステアリングシャフトの周面に対してその異
形部が強く当たり円弧部が相対的に弱く当たるが、ステ
アリングシャフト周面との間に隙間を生じない限りはダ
ストや音が車室内に侵入することが防がれるから、この
シールリップ各部の当たりの強弱はダストや音のシール
性には格別の影響を与えない。
【0007】一方、水の侵入に対するシール性について
みるとき、従来の円形シールリップであれば、例えば洗
車時の噴射水がシールリップの1箇所に集中することが
あると、複数本のシールリップの全てを通って車室内に
侵入し易い。特に、何らかの原因で円形シールリップに
ステアリングシャフト周面に対する当たりの弱い部分を
生じているときは、複数本の円形シールリップの全てが
円周の同じ部分(シャフト軸心からみて同じ方向に位置
する部分)で当該シャフトに対する当たりが弱くなって
いることが多いから、その部分から水の侵入を招き易
い。
【0008】これに対して、本発明の場合、複数本の異
形円シールリップのうち最も車外側に位置するシールリ
ップの当たりの弱い円弧部から水が侵入することがあっ
ても、該シールリップよりも車内側に位置するシールリ
ップの当たりの弱い部分は周方向にずれているから、つ
まり当たりの強い異形部が控えているから、該異形部に
よって水が車室内まで侵入することが防がれる。
【0009】そうして、本発明においては、上述の如く
複数本の異形円シールリップの組合せによって良好なシ
ール性を得ることができるから、従来の複数本の円形シ
ールリップで同程度のシール性を確保する場合よりも、
個々の異形円シールリップのステアリングシャフトに対
する緊縛力を、低くすることが可能になる。このため、
ステアリングシャフトが回転するときの摺動抵抗を小さ
くすることができ、ハンドル操作力の軽減及び擦れ音の
低減に有利になる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載のス
テアリングシャフトのダストシール構造において、上記
複数本のシールリップの各々は、複数の同じ形の異形部
を全周にわたって等間隔に備えている、というものであ
る。
【0011】すなわち、各シールリップに異形部が1箇
所しかない場合、軸方向に並ぶ各シールリップの異形部
がステアリングシャフトを各々異なる方向に押すように
働くから、該ステアリングシャフトに作用する力のバラ
ンス(釣り合い)が悪くなる。そこで、この発明では、
各シールリップに複数の同じ形の異形部を全周にわたっ
て等間隔に設け、それらの異形部がステアリングシャフ
トに与える力のバランスをとったものである。よって、
ステアリングシャフトの軸心と各シールリップの開口の
中心(そのシールリップの円弧部の曲率中心)とが一致
しやすくなる。
【0012】例えば、各シールリップに異形部を2箇所
設ける場合は、この2つの異形部が周方向に180度ず
れて配置されることになり、3つ設ける場合にはその3
つの異形部が周方向に120度ずつずれて配置されるこ
とになる。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載のステアリングシャフトのダストシール構造に
おいて、上記複数本のシールリップは、各々同じ長さの
直線状に形成された異形部を備え、これらの異形部が軸
方向にみたときに多角形の各辺を構成する位置関係に配
設されている、というものである。
【0014】このようにすれば、複数のシールリップに
よって異形部がステアリングシャフトの全周にわたって
配置されることになるから、シール性の確保に有利にな
り、また、各シールリップのステアリングシャフトに対
する緊縛力を低くすることができ、摺動抵抗の低減に有
利になる。
【0015】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ダストシ
ールの嵌合孔内周面に複数本のゴム製シールリップを軸
方向に間隔をおいて設け、各シールリップの開口形状
を、互いに同心且つ同曲率半径に形成された円弧部と、
該円弧部の曲率中心からの距離が短くなった異形部とよ
りなる異形円に形成し、これらシールリップの異形部の
位置を軸方向にみたとき全周にわたって等間隔に配設さ
れた関係となるように周方向にずらしたから、シール性
を確保しながら、ステアリングシャフト回転時の摺動抵
抗を減らすことができるようになり、操舵性の向上及び
擦れ音の低減に有利になる。
【0016】請求項2に係る発明によれば、上記複数本
のシールリップの各々が複数の同じ形の異形部を全周に
わたって等間隔に備えているから、ステアリングシャフ
トに作用する力のバランスをとることができ、ステアリ
ングシャフトと各シールリップとの間の芯ずれ防止に有
利になり、操舵性の向上及び擦れ音の低減をさらに図る
ことができる。
【0017】請求項3に係る発明によれば、上記複数本
のシールリップの各々が同じ長さの直線状に形成された
異形部を備え、これらの異形部が軸方向にみたときに多
角形の各辺を構成する位置関係に配設されているから、
シール性の確保に有利になるとともに、摺動抵抗の低減
に有利になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1に示すステアリングシャフトのダスト
シール構造において、1は車両のステアリングシャフ
ト、2はダッシュパネル、3は環状のダストシールであ
る。ダストシール3は、ステアリングシャフト1が嵌ま
る嵌合孔を有する環状ラバー部材5と、ダッシュパネル
2の開口2aの周縁部に筒状の内カバー部材8a及び筒
状の外カバー部材8bを介して固定される金属又は樹脂
製の円筒状の外側環状部材6とよりなる。
【0020】内カバー部材8aはゴム製又は樹脂製であ
り、外カバー部材8bは金属製又は樹脂製であって内カ
バー部材8aに嵌められており、両者の一端のフランジ
がダッシュパネル2の開口2aの周縁部に隙間なく固定
されている。また、外側環状体5は内カバー部材8aに
内嵌めされており、外カバー部材8bに外から巻いたバ
ンド8cによって、この外側環状体5及び内外のカバー
部材8a,8bが締め付け結合されている。
【0021】図2に示すように、環状ラバー部材5は、
上記ステアリングシャフト1が嵌まる嵌合孔4を有する
円筒状の内側環状部7と、外側環状部材6の内周面に固
着した円筒状の外側環状部9と、この両環状部7,9を
結ぶ径方向に広がった環状ラバー部10とよりなる。内
側環状部7及び外側環状部9は、内部に金属製又は樹脂
製の補強用円筒体11,12を備えている。内側環状部
7の嵌合孔4の内周面には一端から他端にわたって軸方
向に間隔をおいて並ぶ第1〜第4のゴム製シールリップ
13〜16が形成されている。
【0022】第1シールリップ13の開口形状は、図3
に示すように、内側環状部7の直径方向(同図では左右
方向)に相対する一対の円弧部13a,13aと、該円
弧部13a,13aの相対方向と直交する上下方向に相
対する一対の直線状ないしは弦状の異形部13b,13
bとよりなる異形円に形成されている。
【0023】円弧部13a,13aは、その中心角(該
円弧の両端と該円弧の曲率中心を結ぶ2つの線のなす角
度)が120度になるように形成されている。異形部1
3b,13bは、両円弧部13a,13aの端同士を結
んで略直線状に延びたものであって、該円弧部13aの
曲率中心(内側環状部7の中心)からの距離が短くなっ
ている。また、この異形部13b,13bは、軸方向に
みたときの各々の位置が全周にわたって等間隔に配設さ
れた関係となるように互いに周方向にずれている。
【0024】第2シールリップ14及び第3シールリッ
プ15の各々の開口形状も、図4及び図5にそれぞれ示
すように、第1シールリップ13の場合と同様に相対す
る一対の円弧部14a,14a及び15a,15aと、
一対の異形部14b,14b及び15b,15bとより
なる異形円に形成されている。
【0025】但し、第2シールリップ14の異形部14
b,14bは、その位置が第1シールリップ13の異形
部13b,13bの位置を基準として周方向に60度ず
れ、従って、左上がりの斜め方向に相対している。ま
た、第3シールリップ15の異形部15b,15bは、
その位置が第1シールリップ13の異形部13b,13
bの位置を基準として上記第2シールリップ14とは反
対側に周方向に60度ずれ、従って、右上がりの斜め方
向に相対している。
【0026】そうして、上記第1〜第3のシールリップ
13〜15の各円弧部13a,14a,15aは互いに
同心且つ同曲率半径に形成され、各々の異形部13b,
14b,15bも同じ長さに形成されており、シールリ
ップ13〜15の相違点は互いの異形部の位置が周方向
にずれている点である。
【0027】よって、図6に示すように、上記内側環状
部7を第1シールリップ13側から軸方向にみたとき、
上記3本のシールリップ13〜15が有する合計6つの
異形部13b,13b,14b,14b,15b,15
bは、六角形の各辺を構成する位置関係に配設されてい
ることになる。
【0028】また、第4シールリップ16は、その開口
形状が上記第1〜第3のシールリップ13〜15の円弧
部の曲率半径と同じ半径で円形に形成された円形シール
リップである。
【0029】従って、上記ダストシール構造では、第1
〜第3のシールリップ13〜15はステアリングシャフ
ト1の周面に対してその異形部13b,14b,15b
が強く当たり、円弧部13a,14a,15aが相対的
に弱く当たった状態になる。しかし、ステアリングシャ
フト1の周面と第1〜第3のシールリップ13〜15と
の間に隙間を生じない限りはダストや音が車室内に侵入
することは防がれるから、このシールリップ各部の当た
りの強弱はダストや音に対するシール性には格別の影響
を与えない。
【0030】一方、水の侵入に対するシール性について
は、第1シールリップ13のステアリングシャフト1に
対する当たりの弱い円弧部13aから水が侵入すること
があっても、該円弧部13aを通過した先には第2シー
ルリップ14又は第3シールリップ15の当たりの強い
異形部14b,15bが存するから、水が車室内まで侵
入することが防がれる。
【0031】このように、上記第1〜第3のシールリッ
プ13〜15によって良好なシール性を得ることができ
るから、これらシールリップ13〜15のステアリング
シャフト1に対する緊縛力を低く抑えることができ、こ
のため、ステアリングシャフト1が回転するときの摺動
抵抗が小さくなって、操舵力の低減及び擦れ音の低減に
有利になる。
【0032】また、シールリップ13〜15は、各々の
ステアリングシャフト1に対する当たりが強くなる一対
の異形部13b,13b、14b,14b、及び15
b,15bが直径方向に相対しているから、該ステアリ
ングシャフト1に与える力のバランスがとれる。よっ
て、ステアリングシャフト1と各シールリップ13〜1
5との間の相対的な偏心が防止され、上記シール性の確
保及びハンドル操作性の向上に有利になる。
【0033】上記実施形態では各シールリップに一対の
異形部を形成したが、図7に示すシールリップ17のよ
うに、3つの円弧部17aと3つの異形部17bとが周
方向に交互に並んだもの、図8に示すシールリップ18
のように、4つの円弧部18aと4つの異形部18bと
が周方向に交互に並んだものであってもよく、異形部の
数は適宜に選択することができる。
【0034】図7に示すシールリップ17の円弧部17
a及び異形部17bは、いずれもその中心角が60度で
あり、この例の場合、2本のシールリップ17,17を
周方向に60度ずらして配置すれば、それらの合計6つ
の異形部17bが図6に示すものと同様の六角形の各辺
を構成するようになる。
【0035】図8に示すシールリップ19の円弧部19
a及び異形部19bは、いずれもその中心角が45度で
あり、この例の場合、2本のシールリップ19,19を
周方向に45度ずらして配置すれば、それらの合計8つ
の異形部19bが軸方向からみて八角形の各辺を構成す
るようになる。
【0036】また、シールリップはその円弧部と異形部
とを同じ中心角にする必要はない。例えば、図7示すよ
うに3つの円弧部17aと3つの異形部17bとを周方
向に交互に並べる場合において、円弧部17aの中心角
を90度、異形部17bの中心角を30度とし、そのよ
うなシールリップを軸方向に間隔をおいて4本並べ、そ
れらの異形部17bが周方向に30度ずつずれた位置関
係とすることにより、それらの合計12本の異形部17
bが軸方向からみて十二角形の各辺を構成するようにす
ることができる。
【0037】なお、上記実施形態の異形部は直線状に形
成されたものであるが、直線状異形部に代えて、他の円
弧部よりも曲率半径が大きな円弧状異形部としてもよ
い。
【0038】また、上記実施形態では、環状ラバー部材
5とは別に外側環状部材6を備えているが、環状ラバー
部材5をダッシュパネル2の開口周縁部まで延設し該開
口周縁部に当て、その上から環状の押えプレートを重ね
て、該押えプレートをねじ部材等によってダッシュパネ
ルに締め付けるようにしてもよい。すなわち、この場合
はダストシール(環状ラバー部材5)がダッシュパネル
に直接固定された構造となり、筒状のカバー部材8a,
8bは不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るステアリングシャフト
のダッシュパネルに対する取付構造を示す縦断面図。
【図2】同形態に係るステアリングシャフトのダストシ
ール構造を示す縦断面図。
【図3】図2のA−A線における切断端面図。
【図4】図2のB−B線における切断端面図。
【図5】図2のC−C線における切断端面図。
【図6】同ダストシール構造の内側環状部の正面図。
【図7】本発明のシールリップ開口形状の他の例を示す
正面図。
【図8】本発明のシールリップ開口形状のさらに他の例
を示す正面図。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 ダッシュパネル 2a 開口 3 ダストシール 4 嵌合孔 5 環状ラバー部材 6 外側環状部材 7 内側環状部 9 外側環状部 10 環状ラバー部 11,12 補強用円筒体 13〜16 シールリップ 13a〜15a 円弧部 13b〜15b 異形部 17,19 シールリップ 17a,19a 円弧部 17b,19b 異形部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトが嵌まる嵌合孔を
    有し、車両のダッシュパネルの開口周縁部に直接又は筒
    部材を介して固定される環状のダストシールを備え、 上記ダストシールの嵌合孔内周面に、上記ステアリング
    シャフトの周面に全周にわたって接触する複数本のゴム
    製シールリップが軸方向に間隔をおいて設けられてお
    り、 上記複数本のシールリップの各々の開口形状は、互いに
    同心且つ同曲率半径に形成された円弧部と、該円弧部よ
    りも曲率半径が大きく形成されて又は略直線状に形成さ
    れて該円弧部の曲率中心からの距離が短くなった異形部
    とよりなる異形円に形成され、 上記複数本のシールリップの異形部は、軸方向にみたと
    きの各々の位置が、全周にわたって等間隔に配設された
    関係となるように互いに周方向にずれているステアリン
    グシャフトのダストシール構造。
  2. 【請求項2】 上記複数本のシールリップの各々は、複
    数の同じ形の異形部を全周にわたって等間隔に備えてい
    る請求項1記載のステアリングシャフトのダストシール
    構造。
  3. 【請求項3】 上記複数本のシールリップは、各々同じ
    長さの直線状に形成された異形部を備え、これらの異形
    部が軸方向にみたときに多角形の各辺を構成する位置関
    係に配設されている請求項1又は請求項2記載のステア
    リングシャフトのダストシール構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104534101A (zh) * 2014-11-25 2015-04-22 宁国市华晟塑胶制品有限公司 一种汽车转向系统的转向轴防尘罩
CN106364545A (zh) * 2016-08-30 2017-02-01 奇瑞商用车(安徽)有限公司 一种汽车转向轴与车身连接结构

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