JP2000127443A5 - - Google Patents

Description

【００１２】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、例えば本発明のインクジェット記録装置は以下の構成を備える。すなわち、
インク液滴を吐出する複数の吐出口に対応した熱源を有する記録ヘッドを用いてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドの単位時間当たりの駆動状況を検出する検出手段と、
該検出手段で検出された駆動状況が所定の状態になったか否かを判断する判断手段と、
該判断手段によって前記記録ヘッドが前記所定の状況になったと判断した場合、当該記録ヘッドの吐出回復処理を実行する制御手段とを備える。

Claims (14)

1. インク液滴を吐出する複数の吐出口に対応した熱源を有する記録ヘッドを用いてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
   前記記録ヘッドの単位時間当たりの駆動状況を検出する検出手段と、
   該検出手段で検出された駆動状況が所定の状態になったか否かを判断する判断手段と、
   該判断手段によって前記記録ヘッドが前記所定の状況になったと判断した場合、当該記録ヘッドの吐出回復処理を実行する制御手段と
   を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
2. 前記記録ヘッドは、着脱自在であることを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. 前記検出手段は、単位時間当たりの、前記記録ヘッドが有する前記複数の吐出口の駆動回数を検出することを特徴とする請求項１または２に記載のインクジェット記録装置。
4. 前記検出手段は、単位時間当たりの駆動パルス数を検出することを特徴とする請求項３に記載のインクジェット記録装置。
5. 前記判断手段は、単位時間当たりの駆動パルス数が所定閾値以上ある場合に、前記所定の状況になったと判断することを特徴とする請求項４に記載のインクジェット記録装置。
6. 前記判断手段は、駆動パルスが所定回数以上あるか否かを判断することを特徴とする請求項５に記載のインクジェット記録装置。
7. 前記判断手段は、駆動パルス数と印字領域の大きさをも判断することを特徴とする請求項５に記載のインクジェット記録装置。
8. 前記所定閾値は、少なくとも、前記記録ヘッドにおける残留気泡或いは／及びインクの析出物による吐出不良が発生する限界値近傍であって、当該限界値未満の値であることを特徴とする請求項５乃至７のいずれか１つに記載のインクジェット記録装置。
9. 前記記録ヘッドは、複数の異なる色のインクそれぞれに対応したインク吐出口を有し、前記所定の状況はインクの色毎に異なることを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
10. 前記判断手段は、インクの色毎に、インクの色に対応して設定された所定の状況になったか否かを判断し、
    前記制御手段は、所定の状況となったと判断した場合、インクの色毎に対応した吐出回復処理を実行するよう制御することを特徴とする請求項９に記載のインクジェット記録装置。
11. 前記制御手段が制御する吐出回復処理は、記録ヘッドが有する吐出口について予備吐出を行うことを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
12. 前記予備吐出は、前記複数の吐出口の配列の中で、分散して駆動して予備吐出させることを特徴とする請求項１１に記載のインクジェット記録装置。
13. 前記予備吐出する回数は、記録ヘッドの経過時間に応じて変動することを特徴とする請求項１２に記載のインクジェット記録装置。
14. インク液滴を吐出する複数の吐出口に対応した熱源を有する記録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置における、記録ヘッドの吐出回復方法であって、
    前記記録ヘッドの単位時間当たりの駆動状況を検出する検出工程と、
    該検出工程で検出された駆動状況が所定の状態になったか否かを判断する判断工程と、
    該判断工程によって前記記録ヘッドが前記所定の状況になったと判断した場合、当該記録ヘッドの吐出回復処理を実行する制御工程と
    を備えることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの吐出回復方法。