JP2003089219A - インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の回復装置、及びインクジェット記録装置の回復方法 - Google Patents

インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の回復装置、及びインクジェット記録装置の回復方法

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JP2003089219A
JP2003089219A JP2001284037A JP2001284037A JP2003089219A JP 2003089219 A JP2003089219 A JP 2003089219A JP 2001284037 A JP2001284037 A JP 2001284037A JP 2001284037 A JP2001284037 A JP 2001284037A JP 2003089219 A JP2003089219 A JP 2003089219A
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ink
recording head
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tank
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Toshiji Inui
利治 乾
Masaya Uetsuki
雅哉 植月
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクタンク内のインクを可能な限り使用で
き、交換時のインク残量を少量に抑えることができるイ
ンクジェット記録装置の回復方法を提供する。 【解決手段】 インク滴を吐出するための記録ヘッド
と、この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク
タンクとを備えたインクジェット記録装置に設けられ、
前記記録ヘッドからインクを排出させることによって記
録ヘッドの吐出状態を適正に保つようにしたインクジェ
ット記録装置の回復方法であって、前記インクタンク内
のインクの残量を検出するインク残量検出ステップと、
前記インク残量検出ステップによって検出されたインク
残量が所定値以下の場合には、前記回復手段によって排
出させるインク排出量制御ステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクタンクに貯
留されているインクを記録ヘッドから吐出させて記録を
行うインクジェット記録装置に関し、さらに詳しくは記
録ヘッドにおけるインク吐出状態を適正に保つために行
う回復動作の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット記録方式を利用し
たプリンタやファクシミリ、複写機等が急速に市場に拡
大している。このインクジェット記録装置は、インク滴
を吐出するための記録ヘッドと、この記録ヘッドにイン
クを供給するインクタンクなどを備える。その中で、記
録ヘッドとインクタンクとを一体化したものはインクタ
ンク内のインクがなくなると、インクタンクと共に記録
ヘッドも交換する必要があるため、消耗部品が多くな
り、ランニングコストが高くなるという不都合があっ
た。
【0003】そこで、別体に形成した記録ヘッドとイン
クタンクとを互いに着脱可能に構成し、これらをキャリ
ッジに搭載するようにすることも行われている。この場
合には、インクタンク内のインクがなくなったときに、
インクタンクのみを交換するだけで済むようにしたもの
が主流になりつつある。このように、記録ヘッドとイン
クタンクを別体に構成したものにあっては、両者が一体
で構成されているものに比べてランニングコストを下げ
ることは可能となるが、より一層ランニングコストを下
げようとする場合にはインクタンクの容量を大きくする
必要がある。また、オフィスにおけるネットワークプリ
ンタのように多数の記録を行う場合には、インクタンク
1個あたりで記録可能な枚数がある程度多くないと、イ
ンクタンクの交換頻度が増えるという煩わしさが生じ
る。このため、ユーザの交換作業を軽減する上でも大容
量のインクタンクを用いる必要がある。
【0004】ところが、インクタンクの容量が大きくな
ると、記録ヘッドと共にインクタンクを保持するキャリ
ッジも大型化し重量も増大する。キャリッジ及びインク
タンクの重量が増大すると、キャリッジを高速でスキャ
ンさせることが難しくなり、高速記録を実現することが
困難になる。勿論、キャリッジの駆動を司るモータに高
トルクのモータを使用すれば高速記録を実現することも
可能になるが、その場合には、モータによるコストアッ
プを招く。
【0005】そこで、キャリッジにはインクタンクを搭
載せず、インクジェット記録装置内のある固定された場
所に固定しておき、キャリッジには記録ヘッドのみを搭
載し、記録ヘッドとインクタンクの間はチューブ等で連
結した記録装置も実用化されている。この装置の場合
は、記録ヘッドとインクタンクとをチューブ等の連結部
材で結ぶ必要があるが、キャリッジに搭載されるのは記
録ヘッドのみであるため、これらの重量も軽く済み、高
速でのスキャンも可能になる。また、インクタンクの容
量は、ランニングコストや装置の大きさ、インクタンク
交換の頻度等を考慮して適宜設定することが可能とな
る。
【0006】図10は、記録ヘッドとインクタンクとを
チューブで結んだ記録装置の概念構成を示す説明図であ
る。
【0007】1はキャリッジ(図示せず)上に搭載された
記録ヘッド、2はインクタンク、3は記録ヘッド1とイ
ンクタンク2とを結ぶ供給チューブ、4はインクタンク
2に接続した大気連通チューブである。記録ヘッド1に
よって記録が行なわれると、インクタンク2内のインク
は、インクタンク2から供給チューブ3を経由して記録
ヘッド1に供給される。一方、大気連通チューブ4から
は記録ヘッドへと供給された量の空気がインクタンク2
内に導入される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す構成の場
合、インクタンク内のインクが完全に消費された時点で
新しいインクタンクに交換することが理想的である。す
なわち、このようなタイミングでインクタンクが交換さ
れることは、インクタンクの内のインクを全て使い切っ
たというインク使用効率上の観点と、チューブ内のイン
クを使用する直前の状態、すなわちチューブ内に空気を
混入させない状態を保つことができるという吐出機能上
の観点において理想的であると言える。チューブ内に空
気が混入すると、混入した空気が記録を続けるうちに記
録ヘッド内に取り込まれ、その結果不吐出を引き起こす
恐れが生じるためチューブ内への空気の混入は極力避け
る必要がある。チューブ内に空気が混入したことを前提
にしてインクタンクの交換時に毎回回復動作を行うこと
も可能ではあるが、回復動作に要する時間が無駄となる
ことや、チューブ内と記録ヘッド内のインクを全て吸引
除去するだけの吸引量が必要となるためインクの無駄が
増えてランニングコストが増大するという問題も発生
し、さらに、排出されるインク量が増大することによ
り、記録装置内の廃インク吸収部も大型化する必要が生
じ、装置全体の大型化を招くという不都合も発生する。
【0009】以上のように、新しいインクタンクに交換
した際に回復動作動作を不要とするためにも、チューブ
内に空気を混入させないようにすることが好ましく、そ
のためには、インクタンク内のインク残量を検出する検
出手段を設けるとが必用となる。
【0010】現在、インク残量検知手段としては、記録
ヘッドから吐出されるインク滴の数を計数したり、回復
手段によるインクの吸引量を計数するいわゆるドットカ
ウント方式や、タンク内に一対の電極を設け、電極に所
定の電流を流したときの電圧値の変化を検出することに
よりインク残量を検出する方式等が一般的に知られてい
る。
【0011】さて、インクタンク内のインクは全て使い
切ることが好ましいが、ユーザがどのような画像を記録
するかは特定できないためある程度の余裕をみて、完全
にインクを使い切る手前でインクタンクの使用を終了す
る(インク終了とする)必要がある。
【0012】図11はこのインク終了時の状態を示す図
であり、例えば図中の矢印Aに示す位置にインクが達し
た時点でインク残量検出手段がこれを検出し、インク終
了とする。このとき矢印Aの直前から、すなわちインク
終了になる直前から、その記録装置で記録し得る最大の
紙サイズに対し、最も記録デューティの高い100%ベ
タ画像を記録することができるようなインク量が残され
ている必要がある。つまり、このインク量が残されてい
ないときには、チューブ中のインクが消費されてしてし
まい、チューブ内に空気が浸入することとなる。
【0013】一方、矢印Aで示す位置でインク終了とな
った場合、記録デューティの低い記録を行なうことがで
きる程度のインクは残されているにも拘わらずインクタ
ンクを交換しなければならないため、インク使用効率の
点では望ましくない。
【0014】具体的な数値を挙げて説明すると、例え
ば、記録密度が1インチ当たり600画素の解像度で、
1画素当たり30ピコリットルのインク滴を記録紙に吐
出させて記録する場合、A3サイズの記録紙に100%
のベタ画像を記録するのに必要なインク量は約2ccと
なる。従って、図10の矢印Aに示すインク残量に達し
た段階で、1ccのインクが残っていたとき、矢印Aの
直前から上記のような記録動作を行った場合には、チュ
ーブ内のインクが消費されてしてしまい、チューブ内に
空気が浸入することとなる。そこで、矢印Aの段階で約
2ccのインクが残るように設定し、この段階でインク
終了となるよう設定すると2ccのインクを捨てること
になり、これはA4サイズ5%デューティ画像に換算す
ると約40枚分にも相当することとなる。
【0015】次に、回復動作を行なう場合について説明
する。回復動作は、記録ヘッドに当接するキャップ部材
に連結されたポンプを作動させ、キャップ内に負圧を発
生させて記録ヘッドからインクを吸引排出させることに
よって行う。このときのインクの消費量(排出量)は、
回復動作の目的に応じて異なる値に設定される。例え
ば、数本のノズルの不吐出や記録された画像にスジやム
ラが生じてする場合には比較的インク消費量の少ない回
復動作が実行される。また、記録ヘッド内やチューブ内
に溜まった空気を除去したり、数週間から数ヶ月間に亘
って記録装置を使用しなかった場合には比較的インク消
費量の多い回復動作が実行される。ここで、後者の回復
動作によるインク消費量を5ccと仮定する。
【0016】図11の矢印Aに示すようなインク終了位
置は、いずれの回復動作が実行されてもチューブ内のイ
ンクが消費されないように設定する必要がある。つま
り、矢印Aに達する直前で最もインク消費量の多い回復
動作が行われた場合を想定して、インク残量Aを5cc
とする必要がある。これによれば、回復動作によってチ
ューブ内のインクが消費されるのを確実に防止すること
ができる。しかしながら、通常の記録動作によってイン
ク残量が5ccに達した場合には、その時点でインク終
了となり、インクタンクの交換を余儀なくされることと
なる。5ccのインクは、前述のようにA3サイズの記
録を想定した際のインク残量よりもさらに多い量とな
る。
【0017】本発明は、上記問題点を改良するためにな
されたものであって、インクタンク内のインクを可能な
限り使用でき、交換時のインク残量を少量に抑えること
ができるインクジェット記録装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、インク滴を吐出するための記録ヘッド
と、この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク
タンクとを備えたインクジェット記録装置において、前
記記録ヘッドからインクを排出させることによって記録
ヘッドの吐出状態を適正に保つ回復手段と、前記インク
タンク内のインクの残量を検出するインク残量検出手段
と、前記インク残量検出手段によって検出されたインク
残量が所定値以下の場合には、前記回復手段によって排
出させるインク排出量制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0019】また上記発明において、前記インクタンク
は、所定のインク供給路を介して前記記録ヘッドに接続
したものとすることが可能である。
【0020】また前記インク排出量制御手段は、回復手
段によって排出させるインク排出量を2種類以上とする
ことが考えられる。
【0021】また、前記回復手段を排出量の異なる複数
の回復動作を可能とし、前記制御手段を前記インクタン
ク内のインク残量に応じて、前記回復動作を選択するよ
うにすることも可能である。
【0022】さらに、前記回復手段は、記録ヘッドのイ
ンク吐出口形成面に密接するキャップと、このキャップ
に接続された圧力発生手段とを備え、この圧力発生手段
によって発生させた負圧によって前記記録ヘッドのイン
ク吐出口形成面に密接したキャップによって前記インク
吐出口からインクを排出させるものとすることが可能で
ある。
【0023】また、前記インク残量検出手段は、記録ヘ
ッドから流出するインク量を計測する計測手段と、前記
計測手段によって計測されたインク量を前記インクタン
クの最大貯留量から減算することによってインク残量を
得る算出手段とにより構成することが可能である。
【0024】さらにまた、前記インク残量検出手段は、
インクタンクの底部に設けた一対の電極と、前記電極の
うち少なくとも一方を囲む環状壁部と、前記電極間にイ
ンクを介して一定の電流を流す定電流源と、前記電極間
の電圧を検出する電圧検出手段とを備え、前記電圧検出
手段によって検出された電圧によってインク残量を検出
するようにしたものとすることも可能である。
【0025】また、本発明は、インク滴を吐出するため
の記録ヘッドと、この記録ヘッドに供給するインクを貯
留するインクタンクとを備えたインクジェット記録装置
に設けられ、前記記録ヘッドからインクを排出させるこ
とによって記録ヘッドの吐出状態を適正に保つ回復手段
を備えた回復装置であって、前記インクタンク内のイン
クの残量を検出するインク残量検出手段と、前記インク
残量検出手段によって検出されたインク残量が所定値以
下の場合には、前記回復手段によって排出させるインク
排出量制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0026】また、本発明は、インク滴を吐出するため
の記録ヘッドと、この記録ヘッドに供給するインクを貯
留するインクタンクとを備えたインクジェット記録装置
に設けられ、前記記録ヘッドからインクを排出させるこ
とによって記録ヘッドの吐出状態を適正に保つようにし
たインクジェット記録装置の回復方法であって、前記イ
ンクタンク内のインクの残量を検出するインク残量検出
ステップと、前記インク残量検出ステップによって検出
されたインク残量が所定値以下の場合には、前記回復手
段によって排出させるインク排出量制御ステップとを備
えたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。まず、図1ないし図5に基づき本発明
の実施形態におけるインクジェット記録装置の構成を説
明する。
【0028】図1は、本発明を適用可能なインクジェッ
ト記録装置(以下、プリンタともいう)の要部の外観図で
ある。このインクジェット記録装置は、いわゆるシリア
ルスキャン型の記録装置であり、被記録媒体(記録紙、
または単に紙ともいう)の搬送方向(副走査方向)に対し
て直交する方向(主走査方向)へとインクジェット記録ヘ
ッドを往復移動させつつ画像データに従ってインクを吐
出させると共に、被記録媒体を間欠的に移動させて画像
の記録を行うものとなっている。
【0029】すなわち、このインクジェット記録装置
は、インクジェット記録ヘッド(以下、単に記録ヘッド
ともいう)を搭載するキャリッジ2と、キャリッジを主
走査移動させるキャリッジモーター12と、記録装置本
体に保持さた不図示の制御部から送出された電気信号を
記録ヘッドに送るためのフレキシブルケーブル13と、
記録ヘッドの回復処理を行うための回復手段14と、被
記録材である記録紙を積層状態で蓄える給紙トレイ15
と、キャリッジ2の位置を光学式に読みとる光学位置セ
ンサ16などを有する。
【0030】このような構成を有するインクジェット記
録装置は、キャリッジ2と共に記録ヘッドをシリアルス
キャンさせ、記録ヘッドの吐出口(ノズル数)に対応した
幅の記録を行う一方、非プリント時に記録紙を所定量、
間欠的に搬送する。
【0031】さらに図1の回復手段14を拡大した平面
図において、21は吸引及び放置キャップ、22は吐出
回復時の吐出したインクを受ける吐出受け、23はフェ
イス面をワイピングするワイパーブレードであり、この
ワイパーブレード23は、矢印の方向に移動しながらフ
ェイス面をワイピングするものとなっている。
【0032】本実施形態では、記録ヘッドの吐出口をキ
ャップ21によって密封し、そのキャップ21に接続さ
れた圧力発生手段としての吸引ポンプ(不図示)を駆動
することにより、キャップ21内に負圧を発生させ、そ
の負圧によって記録ヘッドの吐出口からインクを吸引さ
せるようになっている。この回復手段では、3種類の回
復動作が可能になっている。第1は、数本のノズルの不
吐出や記録された画像にスジやムラのある場合に比較的
インク消費量の少ない回復動作を行う。以下、この回復
動作を回復動作Aと呼ぶ。また、記録ヘッド内やチュー
ブ内に溜まった空気を除去したり、数週間から数ヶ月間
にわたって記録装置を使用しなかった場合には比較的イ
ンク消費量の多い回復動作が実行される。この回復動作
を回復動作Bと呼ぶ。さらに、記録装置の着荷時や記録
ヘッドを交換した場合、あるいは数ヶ月を越えて長期間
に亘って記録装置を使用しなかったりした場合には、イ
ンク消費量が最も多い回復動作が実行される。この回復
動作を回復動作Cと呼ぶ。ここで、回復動作Aは0.5
cc、回復動作Bは4cc、回復動作Cは7ccのイン
クを消費する。
【0033】図2は、記録ヘッドとインクタンクをチュ
ーブで結んだ記録装置を説明する図である。
【0034】インクは、メインのインクタンク201か
らチューブ207とジョイント208を経由して、キャ
リッジ2上のサブのインクタンク202に補給されてか
ら、記録ヘッド9に供給される。インクタンク201に
おいて、201Y,201M,201C,201Bは、
それぞれイェロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの
インクの収容部である。記録ヘッド9は、キャリッジ2
と共に、シャフト10に沿って主走査方向に移動する。
203はバッファ室である。
【0035】装置本体の定位置に備えたメインタンク2
01から、直接、記録ヘッド9にインクを供給するよう
に構成しても良い。しかし、キャリッジ2に掛かる負荷
を小さく抑えて、高速記録化、小型軽量化を図る上で
は、本実施形態のように、キャリッジ2に搭載するサブ
タンク202を小型化することが有効である。すなわ
ち、本実施形態では、キャリッジ2に比較的小容量のサ
ブタンク202を搭載して、そのサブタンク202から
記録ヘッド9にインクを供給すると共に、そのサブタン
ク202に対して、装置本体の定位置に備えた比較的大
容量のメインタンク201からインクを補給するように
構成している。供給ジョイント208は、キャリッジ2
がホームポジションなどの所定位置に移動したときに、
メインタンク201とサブタンク202との間のインク
供給路を形成する。従って、サブタンク202の容量や
記録ヘッド9のインク消費量に応じた最適な時期に、メ
インタンク201からサブタンク202へとインクを補
給することができる。本実施形態ではメインタンクのイ
ンク量を80ccとした。
【0036】次に、本発明の実施形態における電気的回
路構成を説明する。
【0037】図3は、本実施形態における電気回路の全
体構成の概略構成図である。、この実施形態における制
御系は、主にキャリッジ基板301、メインPCB(Pr
inted Circuit Bord)302、電源ユニット303等
によって構成されている。ここで、前記電源ユニット
は、メインPCB302と接続され、各種駆動電源を供
給するものとなっている。また、キャリッジ基板301
は、キャリッジ2(図1)に搭載されたプリント基板ユ
ニットであり、コンタクトFPC304を通じて記録ヘ
ッドとの信号の授受を行うインターフェースとして機能
する他、キャリッジの移動に伴ってエンコドダセンサ3
05から出力されるパルス信号に基づき、エンコーダス
ケール306とエンコーダセンサ305との位置関係の
変化を検出し、その出力信号をフレキシブルフラットケ
ーブル(CRFFC)307を通じてメインPCB30
2へと出力する。
【0038】さらに、メインPCB302は本実施形態
におけるインクジエット記録装置の各部の駆動制御を司
るプリント基板ユニットであり、紙端検出センサ(PE
センサ)308,ASFセンサ309、カバーセンサ3
10、パラレルインターフェース(パラレルI/F)3
11、リジュームキー312、LED313、電源キー
314、ブザー315等に対するI/Oポートを基板上
に有し、さらにCRモータ316、LFモータ317,
PGモータ318と接続されてこれらの駆動を制御する
他、PGセンサ319,CRFFC307、電源ユニッ
ト303との接続インターフェイスを有する。
【0039】図4は、本実施形態の記録装置のメインP
CBのブロック図である。図において、401はCPU
であり、制御バスを通じてROM402およびASIC
(Application Specific Integrated Circuit)403に
接続され、ROM402に格納されたプログラムに従っ
て、ASIC403の制御を行うと共に、電源キー31
4からの入力信号404、リジュームキー312からの
入力信号405、及びカバー検出信号406等の検知を
行なう。また、ブザー信号(BUZ)によりブザー40
7の駆動、インクタンクのインク残量の検出、各種論理
演算・条件判断等の他、記録ヘッド及びインクジェット
記録装置の駆動制御を行う。
【0040】408はCRモータドライバであって、A
SIC403からのCRモータ制御信号に従って、CR
モータ駆動信号を生成し、CRモータ409を駆動す
る。410はLF/PGモータドライバであって、AS
IC403からのパルスモータ制御信号(PM制御信号)
に従ってLFモータ駆動信号を生成し、これによってL
Fモータ411を駆動すると共に、PGモータ駆動信号
を生成してPGモータ412を駆動する。
【0041】413は電源制御回路であり、ASIC4
03からの電源制御信号に従って発光素子を有する各セ
ンサ等への電源供給を制御する。パラレルI/F414
は、ASIC403からのパラレルI/F信号を外部に
接続されるパラレルI/Fケーブルに送出し、パラレル
I/Fケーブルの信号はASIC403に伝送される。
【0042】このASIC403は1チップの半導体集
積回路であり、制御バスを通じてCPU401によって
制御され、前述したCRモータ制御信号、PM制御信
号、電源制御信号、ヘッド電源ON信号、及ぴモータ電
源ON信号等を出力し、パラレルI/F414との信号
の授受を行なう他、PEセンサ415からのPE検出信
号、ASFセンサ416からのASF検出信号、PGセ
ンサ417からのPG検出信号の状態を検知して、その
状態を表すデータを制御部を通じてCPU401へと送
出する。CPU401は、入力されたデータに基づきL
ED駆動信号の駆動を制御してLED418の点滅を行
なう。さらにASIC403は、後述する記録ヘッド4
19から吐出されるインク滴の数を計数するドットカウ
ント機能を有している。
【0043】図5は、前記インクジェット記録装置とホ
ストコンピュータとから構築されるシステムを概念的に
示すブロック図である。
【0044】501は、記録装置503に接続されるホ
ストコンピュータであり、主として記録動作に用いるデ
ータの作成を行なう。502はプリンタドライバであ
る。ホストコンピュータ501では、アプリケーション
から出力される画像データをプリンタドライバ502内
の後述する画像処理部509において、記録装置503
に送信する。また、双方向通信を用いて、記録装置50
3からエラー情報等のステータス情報を受け取ったり、
本発明の特徴であるヘッド吐出量情報を受け取り、それ
に応じて処理方法の変更を行なう。この情報の受け渡し
と処理方法の詳細については後述する。
【0045】記録装置503内のI/F部504を介し
て、ASIC505はホストコンピュータ501とのデ
ータの授受を行なう。CPU507では、ASIC50
5とのデータ信号や制御信号のやり取りを行なうこと
で、プリンタ503の各種動作制御を行なう。また、A
SIC505は記録ヘッド506とのヘッド制御信号の
授受を行なう。さらにASIC505には、記録ヘッド
から吐出されたインク滴の数を計数するドットカウンタ
(計測手段)が設けられている。このドットカウンタで
は、画像を形成するために吐出されるインク滴と、記録
ヘッドの吐出特性を良好な状態に維持するためのいわゆ
る空吐出との双方のインク滴を計数する。CPU507
は、記録ヘッド506に対する各ヘッド制御信号をAS
IC505を介して受け取ることで、ヘッド駆動のため
の各種制御を行なう。さらに、記録装置503にはEE
PROM508が備えられており、その内容が所定のタ
イミングでASIC505を介してCPU507に伝送
される。
【0046】本実施形態におけるインクタンク内のイン
ク残量の検知方法として、前記ドットカウンタを利用し
たドットカウント方式を採用した。すなわち、画像形成
や空吐出のために記録ヘッドから吐出されたインク滴の
数を計数し、計数した値に1滴あたりのインク量(吐出
量)を乗じてインク消費量を算出し、算出された消費量
をインクタンク内のインクが満杯の状態から減じていく
ことでインクの残量を求めることができる。この際、記
録ヘッドから吐出されたインク滴の数に加え、回復動作
によって消費されたインク量を加算してインク残量を求
める。
【0047】次に、上記構成を有するインクジェット記
録装置によって実行する本発明の実施形態における制御
動作を説明する。
【0048】(第1の実施形態)図6は、本発明の第1
の実施形態における制御動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ1で回復動作指令を受信すると、ス
テップ2ではインクタンク内のインク残量が、インクタ
ンクの最大貯留量の9%に相当する規定残量以下となっ
ているか否かを判別する。そして、規定残量以下(9%
以下)となっていないと判断された場合には、ステップ
5において指定された回復動作をそのまま実行する。
【0049】また、インク残量が規定残量以下となって
いた場合には、さらにステップ3において、受信した回
復動作指令が回復動作Cの指令であるか否かを判別す
る。そして、回復動作Cであると判別された場合には、
続くステップ4において回復動作Cよりもインク消費量
の少ない回復動作Bを実行する。
【0050】また、ステップ3において、受信した回復
動作指令が回復動作Cでないと判断された場合には、ス
テップ5において、指定された回復動作を実行する。こ
の場合、指定された回復動作は、回復動作Cよりインク
消費量の少ない回復動作AまたはBであるため、そのま
ま実行する。
【0051】この第1の実施形態において、インクタン
クが満杯のときのインク量は80ccであるので、規定
残量値9%は7.2ccに相当する。この値(7.2c
c)は、回復動作Cのインク消費量7ccより多いた
め、インク残量が7.2cc以下になった時点で、前述
のように回復動作Cの実行を禁止して回復動作Bに変更
するようになっている。これにより、回復動作Bのイン
ク消費量である4ccを残した時点でインクタンクの使
用を終了させることができ、回復動作の種類を制限しな
いときに比べ、インク残量を低減させることが可能とな
る。
【0052】(第2の実施形態)図7は本発明の第2の
実施形態における制御動作を説明するためのフローチャ
ートである。まず、ステップ21で回復動作指令を受信
すると、ステップ22ではインクタンク内のインク残量
が、インクタンクの最大貯留量の9%に相当する規定残
量以下となっているか否かを判別する。そして、規定残
量以下(9%以下)になっていない判断された場合に
は、ステップ27において指定された回復動作をそのま
ま実行する。
【0053】また、インク残量が規定残量以下になって
いた場合には、さらにステップ23において、インク残
量が第2の規定残量であるインクタンクの最大貯留量の
5%以下になっているか否かを判別する。ここで、第2
の規定残量値以下になっていると判別された場合には、
続くステップ24において、最もインク消費量の少ない
回復動作Aを実行する。また、ステップ23において、
インク残量が第2の規定残量以下になっていないと判断
された場合には、ステップ25へ移行し、ここでさら
に、指定された回復動作が回復動作Cであるか否かの判
別を行う。そして、回復動作Cが指定されていると判別
された場合には、回復動作Aを実行する。また、回復動
作Cが指定されていないと判別された場合には、ステッ
プ24へ移行し、ここで回復動作Aを実行する。
【0054】以上説明したように、この第2の実施形態
においては、インク残量が第1の規定残量以下である場
合には、回復動作Cが指定されていたとしても、回復動
作Bを実行し、さらにインク残量が第2の規定残量以下
に達していた場合には、いかなる回復動作が指定されて
いようとも、回復動作Aを実行する。また、この第2の
実施形態においても、第1の規定残量(9%)は7.2
ccであり、これは回復動作Cのインク消費量に相当す
る。また、第2の規定残量(5%)は4ccであって回
復動作Bのインク消費量に相当する。従って、回復動作
Aのインク消費量である0.5ccを残した時点で、イ
ンクタンクの使用を終了させれば、最小のインク残量は
0.5ccとなり、回復動作の種類を制限しない場合に
比べ、インク残量をより低減することができる。但し、
画像形成のために必要なインク残量を考慮すれば、0.
5ccよりも多くのインクを残留させておくことが好ま
しく、例えば、上記従来技術で説明したように、A3サ
イズの100%ベタ画像を記録する可能性がある場合に
は、インク残量が約2ccに達した時点でインクタンク
の使用を終了させる必要がある。
【0055】(その他の実施例)ところで、一般に回復
動作には、記録ヘッド内やチューブ内に混入した空気を
除去するため、あるいは比較的長期間記録装置を使用し
なかった場合に吐出口近傍の増粘したインクを除去する
ために、記録装置が自動的に行なう回復動作と、ユーザ
が何らかの目的のために人為的に行う回復動作とがあ
る。
【0056】このうち自動で行なう回復動作について
は、回復動作の必要なタイミング、頻度等が、予め所定
の余裕を持たせて設定されているのが通例であり、その
ため、上記各実施形態のようにインクタンク内のインク
残量が少なくなったときに無条件に回復動作を制限する
ようにしてもその回復動作によって画像形成に悪影響が
及ぶことは少ない。これに対し、ユーザによって人為的
に回復動作を行なうようにした場合には、画像への悪影
響が生じるような回復動作が選択される可能性もある。
しかし、ユーザの意図する目的を達成するために、ユー
ザが任意に回復動作を選択し得るようにすることも有効
であり、これを実現するために、回復動作を制限しない
ようなモードを設けることも可能である。但し、この場
合には、実施した回復動作によってチューブ内のインク
まで消費される可能性があるため、チューブ内に空気が
混入するのを避ける上で、早めにインクタンクの使用を
終了させるようにすることが望ましい。
【0057】また、上記各実施形態では、インクの残量
検出を行うためにドットカウンタによるドットカウント
方式を用いたが、本発明におけるインク残量検出手段
は、このドットカウント方式を採るものに限らず、その
他の方式を採ることも可能である。例えば、以下に示す
ような構成を採用しても良い。
【0058】図8は、本発明に適用するインク残量検知
手段の他の例を示す図である。図において、供給ピン2
05と大気連通ピン204は、それぞれ導電性の金属材
料によって形成されており、それらには導電線209
A,209Bの一端部が接続されている。また、これら
導電線209A,209Bの他端部には定電流回路(定
電流源)210が接続されている。定電流回路210
は、電極としてのピン205、204の間に、5Vを最
大電圧値として、100μAの直流電流を流すように構
成されている。
【0059】従って、タンク201内にインクが存在し
ないとき、あるいはタンク201が装着されていないと
きには、両ピン205,204の間には、最大電圧値で
ある5Vが印加され、またタンク201内に存在するイ
ンクによってピン205,204が電気的に接続されて
いるときには、タンク201の抵抗値に応じて両ピン2
04,205の間の印加電圧が変化する。インク残量の
検知手段は、この印加電圧の変化に基づいて、タンク2
01内におけるインクの残量を検出する。
【0060】図9は、このインク残量検出手段の検出原
理を説明するための図であり、同図中のレベルL1,L
2,L13のように、タンク201内のインクの液面は
インクの消費量に応じて徐々に低下する。レベルL1の
ように、大気連通ビン204を囲む環状壁部2O1bの
上端よりもインクの液面が高いときは、その環状壁部2
01bを越えて存在するタンク201内のインクを介し
て、電極として機能する大気連通ピン204と供給ピン
205との間が電気的に接続される。
【0061】また、レベルL2のように、環状壁部20
1bの上端よりもインクの液面が下がったときは、環状
壁部201bによって、その内側のインクと外側のイン
クとが電気勲記的に遮断されるため、ピン204、20
5の間も電気的に遮断されることとなる。従って、レベ
ルL2のように、インクの液面が環状壁部201bの上
端に達したときに、これを検出ポイントPとして、ピン
204、205の間の印加電圧が変化する。このよう
に、機構的構成を有するインク残量検知手段は、その印
加電圧の変化に基づいて、インクの液面がレベルL2に
達した時点を検知する。
【0062】以上の説明したように、本実施形態では環
状壁部201bの高さによって所望のインク残量を検出
することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、インクタンク内のインクの残量に応じて、回復動作
によるインク消費量を制限するようにしたため、インク
タンクの使用を終了させる時のインク残量を大幅に削減
することができ、インクを有効に使用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるインクジェット記録
装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態におけるインク供給系の概略
構成図である。
【図3】本発明の実施形態における電気回路の全体的構
成を示す概略構成図である。
【図4】本発明の実施形態におけるメインPCBのブロ
ック図である。
【図5】本発明の実施形態におけるホストコンピュータ
と記録装置とのシステム構成図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態におけるインク残量検知手段
の他の構成を示す概略構成図である。
【図9】図8に示したインク残量検知手段の原理を説明
する説明縦断側面図である。
【図10】インクジェット記録装置におけるインク供給
系を示す説明側面図である。
【図11】インクジェット記録装置のインクタンク内に
設定されたインク終了時のインクの残量を示す説明側面
図である。
【符号の説明】
201 インクタンク 208 ジョイント(インク供給路) 21 キャップ(回復手段) 403 ASIC(算出手段、インク排出量制御手段) 204,205 ピン(電極) 201b 環状壁部 210 定電流回路(定電流源)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出するための記録ヘッド
    と、この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク
    タンクとを備えたインクジェット記録装置において、 前記記録ヘッドからインクを排出させることによって記
    録ヘッドの吐出状態を適正に保つ回復手段と、 前記インクタンク内のインクの残量を検出するインク残
    量検出手段と、 前記インク残量検出手段によって検出されたインク残量
    が所定値以下の場合には、前記回復手段によって排出さ
    せるインク排出量制御手段とを備えたことを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクタンクは、所定のインク供給
    路を介して前記記録ヘッドに接続されていることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク排出量制御手段は、回復手段
    によって排出させるインク排出量を2種類以上としたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記回復手段は、排出量の異なる複数の
    回復動作を可能とし、前記制御手段は、前記インクタン
    ク内のインク残量に応じて、前記回復動作を選択するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のインク
    ジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記回復手段は、記録ヘッドのインク吐
    出口形成面に密接するキャップと、このキャップに接続
    された圧力発生手段とを備え、この圧力発生手段によっ
    て発生させた負圧によって前記記録ヘッドのインク吐出
    口形成面に密接したキャップによって前記インク吐出口
    からインクを排出させるようにしたことを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか記載のインクジェット記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記インク残量検出手段は、記録ヘッド
    から流出するインク量を計測する計測手段と、前記計測
    手段によって計測されたインク量を前記インクタンクの
    最大貯留量から減算することによってインク残量を得る
    算出手段とからなることを特徴とする請求項1ないし5
    いずれか記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インク残量検出手段は、インクタン
    クの底部に設けた一対の電極と、前記電極のうち少なく
    とも一方を囲む環状壁部と、前記電極間にインクを介し
    て一定の電流を流す定電流源と、前記電極間の電圧を検
    出する電圧検出手段とを備え、前記電圧検出手段によっ
    て検出された電圧によってインク残量を検出するように
    したことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の
    インクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 インク滴を吐出するための記録ヘッド
    と、この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク
    タンクとを備えたインクジェット記録装置に設けられ、
    前記記録ヘッドからインクを排出させることによって記
    録ヘッドの吐出状態を適正に保つ回復手段を備えた回復
    装置であって、 前記インクタンク内のインクの残量を検出するインク残
    量検出手段と、 前記インク残量検出手段によって検出されたインク残量
    が所定値以下の場合には、前記回復手段によって排出さ
    せるインク排出量制御手段とを備えたことを特徴とする
    インクジェット記録装置の回復装置。
  9. 【請求項9】 インク滴を吐出するための記録ヘッド
    と、この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインク
    タンクとを備えたインクジェット記録装置に設けられ、
    前記記録ヘッドからインクを排出させることによって記
    録ヘッドの吐出状態を適正に保つようにしたインクジェ
    ット記録装置の回復方法であって、 前記インクタンク内のインクの残量を検出するインク残
    量検出ステップと、 前記インク残量検出ステップによって検出されたインク
    残量が所定値以下の場合には、前記回復手段によって排
    出させるインク排出量制御ステップとを備えたことを特
    徴とするインクジェット記録装置の回復方法。
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