JP2000126052A - 設備機器とその構築方法 - Google Patents

設備機器とその構築方法

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JP2000126052A
JP2000126052A JP10308504A JP30850498A JP2000126052A JP 2000126052 A JP2000126052 A JP 2000126052A JP 10308504 A JP10308504 A JP 10308504A JP 30850498 A JP30850498 A JP 30850498A JP 2000126052 A JP2000126052 A JP 2000126052A
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JP
Japan
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filler material
wall
dressing
washstand
vanity
Prior art date
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Pending
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JP10308504A
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English (en)
Inventor
Takahito Yoshie
隆仁 吉江
Chie Fukuoka
千恵 福岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面化粧台等の設備機器を壁に沿って設置す
るに際し、設備機器を壁との間に隙間のない状態で納め
ること。 【解決手段】 洗面化粧台10(設備機器)の壁4、5
に沿う側部に、該洗面化粧台10と壁4、5の隙間を隠
すフィラー材11、12を設けてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面化粧台、キッチ
ン流し台、調理台等の設備機器とその構築方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面化粧台を壁に沿って設置する
に際し、特開昭56-156122 号公報に記載の如く、カウン
タの側端部を設置場所の間口寸法に合せて切断し、この
カウンタの側端部に側板の凹部を嵌合することにより、
洗面化粧台をその間口寸法に合せて設置可能とするもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、洗面化粧台を壁に沿う設置場所の間口寸法に合せ
たとしても、壁の水平方向でのゆがみや上下方向でのゆ
がみの存在により、洗面化粧台と壁の間に不測の隙間を
生じてしまう。この隙間は、洗面化粧台の納まりの外観
を損なう他、壁との間に塵埃、水等を落下せしめて洗面
化粧台回りの清浄性を損なう。
【0004】本発明の課題は、洗面化粧台等の設備機器
を壁に沿って設置するに際し、設備機器を壁との間に隙
間のない状態で納めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、壁に沿って設置される設備機器において、設備機器
の壁に沿う側部に、該設備機器と壁の隙間を隠すフィラ
ー材を設けてなるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の本発明において更に、前記フィラー材に収納部を埋込
形成してなるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1記載
の本発明において更に、前記フィラー材に電気コンセン
トを埋込設置してなるようにしたものである。
【0008】請求項4に記載の本発明は、壁に沿って設
置される設備機器の構築方法において、設備機器と壁の
隙間にフィラー材を装填するようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1、4の本発明によれば下記の作用が
ある。 設備機器と壁との間の隙間を設備機器の側部に設けた
フィラー材によって隠し、結果として、設備機器を壁と
の間に隙間のない状態で納めることができる。これによ
り、設備機器が設置される壁の水平方向でのゆがみや上
下方向でのゆがみに起因する、設備機器と壁との間の隙
間を隠し、設備機器の納まりの外観意匠性を向上し、ま
た設備機器と壁との間への塵埃、水等の落下を防止して
設備機器回りの清浄性を向上できる。
【0010】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 フィラー材に収納部を設け、この収納部をフィラー材
に埋込形成したから、収納部をフィラー材の裏側の壁と
の隙間に納めるものとなる。これにより、収納部をフィ
ラー材から大きく突出させずに、一定深さの収納スペー
スを確保できる。
【0011】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 フィラー材に電気コンセントを埋込設置することによ
り、電気コンセントに連なる電気配線をフィラー材の裏
側の壁との隙間に納め、設備機器回りの外観意匠性を向
上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の洗面化粧台
の設置状態を示す平面図、図2は第1実施形態の側面フ
ィラー材の設置状態を示し、(A)は正面図、(B)要
部拡大正面図、図3はフィラー材の変形例を示し、
(A)はL形フィラー材を示す横断面図、(B)は箱形
フィラー材を示す横断面図、図4は第2実施形態の洗面
化粧台の設置状態を示し、(A)は正面図、(B)は平
面図、図5は第3実施形態の洗面化粧台の設置状態を示
す正面図、図6はフィラー材の仕上構成を示す斜視図で
ある。
【0013】(第1実施形態)(図1〜図3) 第1実施形態は、図1に示す如く、ユニット建物1にお
いて、建物ユニット2の外壁パネル3の室内側で、内壁
パネル4、5に挟まれる設置場所に、それらの内壁パネ
ル4、5に沿って洗面化粧台10を設置したものであ
る。外壁パネル3は洗面化粧台10の前面に窓6、鏡7
等を備え、内壁パネル5に浴室8との間の開口部5Aを
開閉する引戸9を備えている。
【0014】然るに、第1実施形態にあっては、洗面化
粧台10のカウンタ10A(天板)(及びその下箱10
B)の内壁パネル4に沿う側部の床面〜天井面の全範囲
に第1フィラー材11を備え、洗面化粧台10のカウン
タ10A(及びその下箱10B)の内壁パネル5に沿う
側部の床面〜天井面の全範囲に第2フィラー材12を備
える。
【0015】第1フィラー材11は、洗面化粧台10の
内壁パネル4に沿う側部に予め取着される平板状の側面
フィラー材11Aと、側面フィラー材11Aの先端部と
内壁パネル4との間の隙間を埋める短冊板状の正面フィ
ラー材11Bとからなり、正面フィラー材11Bは内壁
パネル4と側面フィラー材11Aのそれぞれに設けられ
ている木桟11C、11D等に釘打ち固定される。
【0016】第2フィラー材12は、洗面化粧台10の
内壁パネル5に沿う側部に予め取着される平板状の側面
フィラー材12Aと、側面フィラー材12Aの先端部と
内壁パネル5との間の隙間を埋める短冊板状の正面フィ
ラー材12Bとからなり、正面フィラー材12Bは内壁
パネル5と側面フィラー材12Aのそれぞれに設けられ
ている木桟12C、12D等に釘打ち固定される。尚、
正面フィラー材12Bは、引戸9の戸枠を構成する。
【0017】このとき、図2に示す如く、第1フィラー
材11の側面フィラー材11Aには、箱状の収納部13
が埋込設置され、収納部13は側面フィラー材11Aに
設けた切欠孔を貫通して、側面フィラー材11Aと内壁
パネル4との間の隙間空間に後面部を没入し、側面フィ
ラー材11Aの前面に前面部を突出する。
【0018】従って、洗面化粧台10は以下の如くに構
築される。 (1) 洗面化粧台10のカウンタ10Aの両側部に側面フ
ィラー材11A、12Aを予め取着しておき、この洗面
化粧台10を内壁パネル4、5に挟まれる設置場所に設
置する。
【0019】(2) 正面フィラー材11Bの全幅を洗面化
粧台10に設けてある側面フィラー材11Aの先端部と
内壁パネル4との間の隙間を埋めるに足るように、該隙
間の現寸に合せて切断調整し、該正面フィラー材11B
を内壁パネル4と側面フィラー材11Aのそれぞれに釘
打ち固定する。また、正面フィラー材12Bの全幅を洗
面化粧台10に設けてある側面フィラー材12Aの先端
部と内壁パネル5との間の隙間を埋めるに足るように、
該隙間の現寸に合せて切断調整し、該正面フィラー材1
2Bを内壁パネル5と側面フィラー材12Aのそれぞれ
に釘打ち固定する。
【0020】本実施形態によれば、以下の作用がある。 洗面化粧台10と内壁パネル4、5との間の隙間を洗
面化粧台10の側部に設けたフィラー材11、12によ
って隠し、結果として、洗面化粧台10を内壁パネル
4、5との間に隙間のない状態で納めることができる。
これにより、洗面化粧台10が設置される内壁パネル
4、5の水平方向でのゆがみや上下方向でのゆがみに起
因する、洗面化粧台10と内壁パネル4、5との間の隙
間を隠し、洗面化粧台10の納まりの外観意匠性を向上
し、また洗面化粧台10と内壁パネル4、5との間への
塵埃、水等の落下を防止して洗面化粧台10回りの清浄
性を向上できる。
【0021】フィラー材11に収納部13を設け、こ
の収納部13をフィラー材11に埋込形成したから、収
納部13をフィラー材11の裏側の内壁パネル4との隙
間に納めるものとなる。これにより、収納部13をフィ
ラー材11から大きく突出させずに、一定深さの収納ス
ペースを確保できる。
【0022】また、フィラー材11、12を床面〜天井
面の全範囲に設けたから、それらフォラー材11、12
を後述する如くの耐水材にて構成することにより水はね
による壁の損傷を回避できる。また、床面〜天井面の全
範囲にフィラー材11、12を設けることにより、洗面
化粧台10回りの壁面構成に意匠的な一体感を与え、納
まりの外観意匠性をより向上できる。
【0023】また、第2フィラー材12の側面フィラー
材12A、正面フィラー材12Bが洗面化粧台10の前
面から突出する長さは、正面フィラー材12Bが引戸9
の戸枠として機能するに必要な位置に位置付けられるよ
うに自在に調整でき、結果として、引戸9の納まりも向
上できる。
【0024】尚、フィラー材11(12も同じ)は、予
め洗面化粧台10に取着される側面フィラー材11A
と、側面フィラー材11Aに後付けされる正面フィラー
材11Bの組合せからなるものに限らず、図3(A)に
示す如くの側面フィラー材11Aと正面フィラー材11
Bを予めL形に組付けたL形フィラー材11を、洗面化
粧台10と内壁パネル4との間に装填しても良い。ま
た、図3(B)に示す如くの 2枚の側面フィラー材11
A、11Aと正面フィラー材11Bと背面フィラー材1
1Cを箱形に組付けた箱形フィラー材11を洗面化粧台
10と内壁パネル4との間に装填しても良い。
【0025】(第2実施形態)(図4) 第2実施形態が第1実施形態と実質的に異なる点は、図
4に示す如く、洗面化粧台10を内壁パネル4、5に挟
まれる設置場所に設置するに際し、カウンタ10Aの内
壁パネル4に沿う側部では床面〜天井面の全範囲に第1
フィラー材11を備えるものの、カウンタ10Aの内壁
パネル5に沿う側部には床面〜カウンタ10Aよりも高
い腰高までの第2フィラー材21を備えたことにある。
【0026】第2フィラー材21は、洗面化粧台10の
内壁パネル5に沿う側部に配置される平板状の側面フィ
ラー材21Aと、側面フィラー材21Aの先端部と内壁
パネル5との間の隙間を埋める短冊板状の正面フィラー
材21Bと、側面フィラー材21Aと正面フィラー材2
1Bの上端部で内壁パネル5との間の隙間を覆うサイド
カウンタ21Cとからなる。
【0027】尚、本実施形態では、第2フィラー材21
の側面フィラー材21Aに電気コンセント22を埋込設
置し、電気コンセント22に連なる電気配線23を側面
フィラー材21Aと内壁パネル5との間の隙間空間に納
めることとしている。
【0028】(第3実施形態)(図5) 第3実施形態が第1実施形態と実質的に異なる点は、洗
面化粧台10の一方の側部だけを内壁パネル4に沿って
設置し、洗面化粧台10の他方の側部には腰壁31を設
けたことにある。本実施形態でも、洗面化粧台10のカ
ウンタ10Aの内壁パネル4に沿う側部に第1フィラー
材11を備え、第1フィラー材11を側面フィラー材1
1Aと正面フィラー材11Bにより構成している。
【0029】尚、第1実施形態〜第3実施形態におい
て、フィラー材11、12、21の側面フィラー材11
A、12A、21Aは耐水性に優れた化粧合板等を用い
るのが良い。また、フィラー材11、12、21の正面
フィラー材11B、12B、21Bは、化粧合板等によ
る他、内壁パネル4、5の壁仕上材41と同一の壁仕上
材41(例えばクロス)をそれらの内壁パネル4、5と
連続して設けるものであっても良い(図6)。
【0030】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗面化粧
台等の設備機器を壁に沿って設置するに際し、設備機器
を壁との間に隙間のない状態で納めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の洗面化粧台の設置状態を
示す平面図である。
【図2】図2は第1実施形態の側面フィラー材の設置状
態を示し、(A)は正面図、(B)要部拡大正面図であ
る。
【図3】図3はフィラー材の変形例を示し、(A)はL
形フィラー材を示す横断面図、(B)は箱形フィラー材
を示す横断面図である。
【図4】図4は第2実施形態の洗面化粧台の設置状態を
示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図5】図5は第3実施形態の洗面化粧台の設置状態を
示す正面図である。
【図6】図6はフィラー材の仕上構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
4、5 内壁パネル(壁) 10 洗面化粧台(設備機器) 11、12、21 フィラー材 13 収納部 22 電気コンセント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に沿って設置される設備機器におい
    て、 設備機器の壁に沿う側部に、該設備機器と壁の隙間を隠
    すフィラー材を設けてなることを特徴とする設備機器。
  2. 【請求項2】 前記フィラー材に収納部を埋込形成して
    なる請求項1記載の設備機器。
  3. 【請求項3】 前記フィラー材に電気コンセントを埋込
    設置してなる請求項1記載の設備機器。
  4. 【請求項4】 壁に沿って設置される設備機器の構築方
    法において、 設備機器と壁の隙間にフィラー材を装填することを特徴
    とする設備機器の構築方法。
JP10308504A 1998-10-29 1998-10-29 設備機器とその構築方法 Pending JP2000126052A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195696A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Matsushita Electric Works Ltd 洗面台用エンドパネルおよび洗面台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195696A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Matsushita Electric Works Ltd 洗面台用エンドパネルおよび洗面台
JP4725789B2 (ja) * 2006-01-25 2011-07-13 パナソニック電工株式会社 洗面台用エンドパネルおよび洗面台

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