JP2000125653A - 穀粒タンク内の穀粒満量検知装置 - Google Patents

穀粒タンク内の穀粒満量検知装置

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JP2000125653A
JP2000125653A JP10297809A JP29780998A JP2000125653A JP 2000125653 A JP2000125653 A JP 2000125653A JP 10297809 A JP10297809 A JP 10297809A JP 29780998 A JP29780998 A JP 29780998A JP 2000125653 A JP2000125653 A JP 2000125653A
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憲二 中田
Keiichi Nishihara
啓一 西原
Atsushi Ogaki
敦史 大垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒タンク内に揚穀筒によって穀粒を投入貯
留するとき、穀粒タンク内の穀粒の満量を検知する穀粒
センサ−の誤作動を防止する。 【解決手段】 穀粒タンク(1)の側壁(3)上部に排
風口(4)を開口し、該排風口(4)に排風ダクト
(5)を連通連結して穀粒タンク(1)内を外部と連通
する。その場合、穀粒センサ−(S)を排風口(4)の
近傍部に設けるのが好ましく、また、排風ダクト(5)
を上向きにするとよいし、穀粒センサ−(S)の下がわ
に排風口(4)を開口するのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀部で処理され
た穀粒などを揚穀筒により揚上して穀粒タンク内に投入
貯留する穀粒タンク内の穀粒満量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、揚穀筒によって穀粒を揚上し穀粒
タンク内に投入貯留する場合に、投入する穀粒が穀粒タ
ンク内に満量になったことを知るための穀粒センサ−な
るものが設けられ、その穀粒センサ−をブザ−等に接続
して穀粒センサ−が満量を検知するとブザ−等を鳴らし
て作業者に知らせるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、揚穀筒内から
揚上された穀粒が穀粒タンク内に投入されるとき、揚穀
筒内の跳ね出し板により跳ね出されるため吐出風が発生
し、その吐出風によって穀粒タンク内の風圧が上昇し、
この風圧の上昇により穀粒センサ−をON作動させるよ
うになって誤作動を起こしてしまう欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、穀粒タ
ンク内に揚穀筒により揚上して投入貯留する穀粒が満量
になったことを検知する穀粒センサ−を設けたもので、
穀粒タンクの側壁上部に排風口を開口し、該排風口に排
風ダクトを連通連結して穀粒タンク内を外部と連通した
ので、揚穀筒内の上端部から跳ね出し板により穀粒タン
ク内に投入されるとき、発生する吐出風は側壁上部に開
口する排風口から排風ダクトを通して外部に逃げるか
ら、穀粒タンク内の風圧が弱くなり穀粒センサ−は吐出
風の影響を受けることがなく誤作動を起こすことがな
い。
【0005】その場合、穀粒センサ−を排風口の近傍部
に設けると、揚穀筒内からの吐出風による穀粒センサ−
周辺の風圧は一段と弱体化して穀粒センサ−の作動が正
確なものになる。
【0006】また、排風口に連通連結する排風ダクトを
上向きにすると、穀粒タンク内に投入される穀粒の排風
口から外部への飛散が排風ダクトによって防止される。
【0007】更に、穀粒センサ−の下がわに排風口を開
口すれば、吐出風はこの穀粒センサ−の下がわの排風口
から外部に逃げるようになって、穀粒センサ−の前面を
通過するので風圧の影響を全く受けなくなる。その上、
排風口が投入される穀粒で塞がって穀粒センサ−が風圧
によって作動しても、排風口と穀粒センサ−は近接位置
にあるから満量の検知には一向に差し支えない。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明による穀粒満量検知装置に関し
実施例図を参照して詳述すると、図1はコンバインの左
側面図を示し、図2は同コンバインの平面図であって、
先ずこのコンバインの概要について記載しておく。
【0009】このコンバインはクロ−ラ式の走行装置
(6)上の左側に刈取部(B)からの刈取穀稈を脱穀処
理する脱穀部(A)を搭載し、右側には脱穀部(A)で
処理された穀粒を貯留する穀粒タンク(1)を載設して
脱穀部(A)に並設し、穀粒タンク(1)の前側に操縦
部を内装するキャビン(7)が設けられ、脱穀部(A)
の前方からキャビン(7)の前側にかけて刈取部(B)
が、脱穀部(A)の後側には排藁カッタ−(C)がそれ
ぞれ連設されている。
【0010】即ち、刈取部(B)で刈取られた穀稈は後
方に搬送されて脱穀部(A)で脱穀処理され、処理済の
藁稈は排藁カッタ−(C)によって細断されるととも
に、穀粒は脱穀部(A)から揚穀筒(2)により揚上さ
れ跳ね出し板によって跳ね出され穀粒タンク(1)内に
投入貯留される。そして、この貯留された穀粒は排出オ
−ガ(8)により適宜機外に取出されるようになってい
る。
【0011】また、前記の穀粒タンク(1)は仮想線
(イ)で示すように右外側方に回動可能にして刈取作業
の終了時などにおける点検整備作業を容易にしている。
【0012】本発明による穀粒満量検知装置は、前述の
ように、揚穀筒(2)から穀粒タンク(1)内に投入貯
留されるとき、その貯留される穀粒が満量になったこと
を知るためのものであって、(3)は穀粒タンク(1)
の側壁を示し、(4)はその側壁(3)の上部に開口し
た排風口、(5)は下端部を排風口(4)に連通連結し
て上向きにし側壁(3)にそって設けた排風ダクトであ
る。
【0013】そして、前記排風口(4)を開口する側壁
(3)部分は図7と図8に記載のようになっている。即
ち、(4)が排風口で、その上側に後述する穀粒センサ
−(S)を穀粒タンク(1)内にのぞませるための開口
(9)が設けられている。
【0014】図3と図4に示したものは前記排風ダクト
(5)を形成する上下方向に長手の内側板(5a)で、
この内側板(5a)の下部に前記排風口(4)に合致す
る連通口(10)を開設し、中央部には穀粒センサ−
(S)を取付け、その穀粒センサ−(S)は矢印(ロ)
の方向からの圧力によってへこみ、接点(S1)の接触
によりスイッチがONしてブザ−が鳴るようになってい
る。また、(11)は穀粒センサ−(S)内部と外部を
通じる通気口である。
【0015】また、図5と図6は排風ダクト(5)を形
成する外側板(5b)であって、薄鉄板を同各図のよう
にプレス成形して上下方向の縦通路部(12)と、その
縦通路部(12)の上端部から横向きの横通路部(1
3)を形設している。
【0016】前記のように形成した外側板(5b)を内
側板(5a)に合わせ、内側板(5a)に取付けた穀粒
センサ−(S)を側壁(3)に設けた開口(9)を通し
て穀粒タンク(1)内にのぞませるとともに、連通口
(10)を排風口(4)に合致させ、数本の取付ボルト
(14)によって側壁(3)に締め付けると、図9と図
10に示すように連通口(10)から縦通路部(12)
内を上昇し横通路部(13)内を通って外部に排風する
排風ダクト(5)が構成されるのであって、前記穀粒セ
ンサ−(S)は排風口(4)の近傍部にあって、しか
も、その穀粒センサ−(S)の下がわに排風口(4)が
位置するのである。
【0017】したがって、揚穀筒(2)から穀粒が穀粒
タンク(1)内に投入貯留されるとき発生する吐出風は
穀粒センサ−(S)の前面を図10に矢印(ハ)で示す
ように通過し排風口(4)から連通口(10)を経て排
風ダクト(5)内を(ニ)のように上昇したのち横方向
に向きを変えて外部に排出されるようになり、穀粒タン
ク(1)内の風圧は弱まり、特に、穀粒センサ−(S)
の周辺の風圧は弱体化して穀粒センサ−(S)は誤作動
を起こさず、満量になった穀粒によってのみ作動して作
業者にそのことを知らせるのである。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次に記載するような効果を奏する。
【0019】即ち、穀粒タンク内に揚穀筒により揚上し
て投入貯留する穀粒が満量になったことを検知する穀粒
センサ−を設けたもので、穀粒タンクの側壁上部に排風
口を開口し、該排風口に排風ダクトを連通連結して穀粒
タンク内を外部と連通したので、揚穀筒内の上端部から
跳ね出し板により穀粒タンク内に投入されるとき、発生
する吐出風は側壁上部に開口する排風口から排風ダクト
を通して外部に逃げるから、穀粒タンク内の風圧が弱く
なり穀粒センサ−は吐出風の影響を受けることがなく誤
作動を起こすことがないようになって穀粒センサ−の信
頼性を高めることができる。
【0020】その場合、穀粒センサ−を排風口の近傍部
に設けると、揚穀筒内からの吐出風による穀粒センサ−
周辺の風圧は一段と弱体化して穀粒センサ−の作動が正
確なものになり、満量検知が確実になる。
【0021】また、排風口に連通連結する排風ダクトを
上向きにすると、穀粒タンク内に投入される穀粒の排風
口から外部への飛散が排風ダクトによって防止され穀粒
の損失が生じない。
【0022】更に、穀粒センサ−の下がわに排風口を開
口すれば、吐出風はこの穀粒センサ−の下がわの排風口
から外部に逃げるようになって、穀粒センサ−の前面を
通過するので風圧の影響を全く受けなくなる。その上、
排風口が投入される穀粒で塞がって穀粒センサ−が風圧
によって作動しても、排風口と穀粒センサ−は近接位置
にあるから満量の検知には一向に差し支えないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の概略左側面図である。
【図2】同コンバインの概略平面図である。
【図3】排風ダクトを形成する内側板の側面図である。
【図4】図3をX方向から見た図である。
【図5】排風ダクトを形成する外側板の側面図である。
【図6】図5をY方向から見た図である。
【図7】排風口を開口する側壁部分の側面図である。
【図8】同側壁部分の縦断面図である。
【図9】排風ダクトを側壁に取付けた状態図である。
【図10】同排風ダクトの縦断面図である。
【符号の説明】
1 穀粒タンク 2 揚穀筒 3 側壁 4 排風口 5 排風ダクト S 穀粒センサ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KE04 KE06 MA07 MC02 MC07 MC13 ME04 MG04 ML02 ML10 PC02 PC05 QA02 QA25 QC01 QE31 QG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒タンク(1)内に揚穀筒(2)によ
    り揚上して投入貯留する穀粒が満量になったことを検知
    する穀粒センサ−(S)を設けたもので、穀粒タンク
    (1)の側壁(3)上部に排風口(4)を開口し、該排
    風口(4)に排風ダクト(5)を連通連結して穀粒タン
    ク(1)内を外部と連通したことを特徴とする穀粒タン
    ク内の穀粒満量検知装置。
  2. 【請求項2】 穀粒センサ−(S)を排風口(4)の近
    傍部に設けてあることを特徴とする請求項1.記載の穀
    粒タンク内の穀粒満量検知装置。
  3. 【請求項3】 排風口(4)に連通連結する排風ダクト
    (5)を上向きにしたことを特徴とする請求項2.記載
    の穀粒タンク内の穀粒満量検知装置。
  4. 【請求項4】 穀粒センサ−(S)の下がわに排風口
    (4)を開口してあることを特徴とする請求項3.記載
    の穀粒タンク内の穀粒満量検知装置。
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