JP2000125375A - クロスコネクト装置 - Google Patents

クロスコネクト装置

Info

Publication number
JP2000125375A
JP2000125375A JP29868198A JP29868198A JP2000125375A JP 2000125375 A JP2000125375 A JP 2000125375A JP 29868198 A JP29868198 A JP 29868198A JP 29868198 A JP29868198 A JP 29868198A JP 2000125375 A JP2000125375 A JP 2000125375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
stage
data
time
selector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29868198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Tejima
和洋 手嶋
Akira Yamamoto
山本  明
Masahiro Shirai
正博 白井
Shigeru Morimoto
森本  滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP29868198A priority Critical patent/JP2000125375A/ja
Publication of JP2000125375A publication Critical patent/JP2000125375A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスコネクト装置に関し、大容量の回線
を収容してクロスコネクトすると共に、複数の運用形態
に対応することが可能な上に、クロスコネクト装置にお
ける処理遅延時間を短縮することが可能なクロスコネク
ト装置を提供する。 【解決手段】 1段目の時間スイッチ−空間スイッチ
−2段目の時間スイッチの構成を有するクロスコネクト
装置において、該2段目の時間スイッチを構成するデー
タメモリの後段にセレクタを配置し、該セレクタの一方
の入力端子に該2段目の時間スイッチを構成するデータ
メモリの出力を重複且つ欠落なく供給し、該セレクタの
もう一方の入力端子に該1段目の時間スイッチの出力を
重複かつ欠落なく供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスコネクト装
置に係り、特に、大容量の回線を収容してクロスコネク
トすると共に、複数の運用形態に対応することが可能な
上に、クロスコネクト装置における処理遅延時間を短縮
することが可能なクロスコネクト装置に関する。
【0002】近年、通信システムはインタネットの普及
など種々の要因によって大容量化しており、従って、伝
送速度も高速化の一途をたどっている。この中にあっ
て、空間スイッチ1段によるクロスコネクト装置が適用
されることが多かったが、通信システムの大容量化に伴
って入りハイウェイの任意のタイムスロットのデータを
出ハイウェイの任意のタイムスロットに確実に出力する
ことが困難になりつつある。
【0003】このため、時間スイッチ−空間スイッチ−
時間スイッチの構成が適用されることが増えてきてい
る。
【0004】
【従来の技術】図12は、従来のクロスコネクト装置の
原理的構成である。図12において、101及び102
は入りハイウェイに収容されているデータを多重化する
多重化回路(図においては、MUXと標記してい
る。)、103及び104は入出力間でタイムスロット
の入れ換えを行なうデータメモリ(図においては、DM
と標記している。)で、上記構成要素によって1段目の
時間スイッチが構成される。
【0005】107及び108は入力されるデータの一
方を選択するセレクタ(図においては、SELと標記し
ている。)で、上記構成要素によって空間スイッチが構
成される。
【0006】105及び106は入出力間でタイムスロ
ットの入れ換えを行なうデータメモリ(図においては、
DMと標記している。)、109及び110は多重化さ
れたデータの多重分離を行なう多重分離回路(図におい
ては,DMUXと標記している。)で、上記構成要素に
よって2段目の時間スイッチが構成される。
【0007】尚、図12においては、図の煩雑化を避け
るために、クロック供給部やデータメモリのアドレスを
指定するアドレスコントロールメモリ及びアドレスコン
トロールメモリを制御するアドレスコントロールメモリ
制御部やセレクタに選択信号を供給するセレクタ制御部
などは図示を省略している。
【0008】図12の場合、入りハイウェイは#1乃至
#4の4本で、入りハイウェイ#1と入りハイウェイ#
2に収容されているデータが多重化回路101によって
多重化され、入りハイウェイ#3及び入りハイウェイ#
4に収容されているデータが多重化回路102によって
多重化される。
【0009】該多重化回路101の出力はデータメモリ
103に供給されてタイムスロットの入れ換えを受け、
該多重化回路102の出力はデータメモリ104に供給
されてタイムスロットの入れ換えを受けて、該データメ
モリ103及び該データメモリ104の出力が1段目の
時間スイッチの出力となる。
【0010】該データメモリ103及び該データメモリ
104の出力は、空間スイッチを構成するセレクタ10
7及びセレクタ108に供給され、該セレクタ107及
び該セレクタ108において一方の入力端子のデータが
選択されて、空間スイッチの出力となる。
【0011】空間スイッチを構成する該セレクタ107
の出力は2段目の時間スイッチを構成するデータメモリ
105に供給されてタイムスロットの入れ換えを受け、
該セレクタ108の出力は2段目の時間スイッチを構成
するデータメモリ106に供給されてタイムスロットの
入れ換えを受けて、各々多重分離回路109及び多重分
離回路110に供給される。そして、該多重分離回路1
09によって多重分離されたデータは出ハイウェイ#
1’及び出ハイウェイ#2’へと出力され、該多重分離
回路110によって多重分離されたデータは出#3’及
び出ハイウェイ#4’へと出力される。
【0012】図13は、従来のクロスコネクト装置の動
作を説明する図で、入りハイウェイに収容されているデ
ータがどのようにして出ハイウェイに出力されるかを、
データメモリにおいてタイムスロットの入れ換えを行な
うために必須な1フレームの遅延を無視して示したもの
である。
【0013】図12の構成に合わせて、入力は#1乃至
#4のハイウェイから供給され、出力は出ハイウェイ#
1’乃至#4’に供給されるものとし、各々のハイウェ
イにおける1フレームは6タイムスロットで構成される
ものとして、1フレームの遅延を無視して図示している
図13では、1フレームに収容されるデータのみを示し
ている。
【0014】尚、図13において“TSm#n”(m及
びnは6以下の正の整数)と標記しているが、これは入
りハイウェイにおけるタイムスロット又は入りハイウェ
イのタイムスロットに収容されているデータを特定する
ためのもので、“入りハイウェイ#nのm番目のタイム
スロット”又は“入りハイウェイ#nのm番目のタイム
スロットに収容されているデータ”を意味する。従っ
て、入力は、各々の入りハイウェイについてタイムスロ
ットは1番から6番まで順序よく並んでいる。
【0015】図12の構成では、入りハイウェイ#1と
入りハイウェイ#2のデータが多重化回路101によっ
て多重化され、入りハイウェイ#3と入りハイウェイ#
4のデータが多重化回路102によって多重化されるの
で、入りハイウェイにおける1タイムスロットの時間に
2つの入りハイウェイの同一タイムスロットのデータが
収容され、しかも、入りハイウェイにおけるタイムスロ
ット順に収容される。これが図13の“MUX出力”に
示されている。尚、データの左に付してある符号は図1
2の多重化回路に付した符号と一致させてある。(以降
もこの標記法を用いる。) 該多重化回路101及び該多重化回路102の出力はデ
ータメモリ103及びデータメモリ104に供給されて
タイムスロットの入れ換えを受ける。この場合、該多重
化回路101又は該多重化回路102の出力は図示して
いないアドレスコントロールメモリから供給されるアド
レスに従って、該二の多重化回路から出力される順に該
データメモリ103又は該データメモリ104に1フレ
ーム分書き込まれ、1フレーム分の書き込みが終了した
ら図示していないアドレスコントロールメモリから供給
されるアドレスに従って任意の順(これがタイムスロッ
ト入れ替えを受けて読み出される順番である。)に読み
出されて、タイムスロットの入れ換えを受ける。このよ
うに、1フレームの時間に書き込まれたデータを次の1
フレームの時間に読み出すので、実際には該データメモ
リ103及び該データメモリ104は2面のメモリによ
って構成されており、一方の面に書き込みを行なってい
る間にもう一方の面のメモリから読み出しを行なうよう
になっている。
【0016】図13の場合、該データメモリ103では
入りハイウェイにおけるタイムスロット順を逆にし、且
つ、該多重化回路101の出力における入りハイウェイ
#1と入りハイウェイ#2のデータの順は入れ換えない
でタイムスロットの入れ換えを行ない、該データメモリ
104では入りハイウェイにおけるタイムスロット順を
逆にし、且つ、該多重化回路102の出力における入り
ハイウェイ#3と入りハイウェイ#4のデータの順を入
れ換えてタイムスロットの入れ換えを行なう例を示して
いる。
【0017】該データメモリ103及び該データメモリ
104の出力は、双方共、セレクタ107及びセレクタ
108に供給され、該セレクタ107及び該セレクタ1
08において一方の入力端子のデータが選択される。
【0018】図13の場合、該セレクタ107では該デ
ータメモリ103の出力と該データメモリ104の出力
を、該データメモリ103の出力を先にして交互に選択
して出力し、該セレクタ108では該データメモリ10
3の出力と該データメモリ104の出力を、該データメ
モリ104を先にして交互に選択して出力する例を示し
ている。
【0019】該セレクタ107と該セレクタ108の出
力は、各々、データメモリ105とデータメモリ106
に供給され、該データメモリ105及び該データメモリ
106においてタイムスロットの入れ換えを受ける。
【0020】図13の場合、該データメモリ105にお
いては、入りハイウェイ#3のタイムスロット6から逆
順でタイムスロット1までを並べた後で、入りハイウェ
イ#1のタイムスロット6から逆順でタイムスロット1
までを並べ、該データメモリ106においては、入りハ
イウェイ#2と入りハイウェイ#4のタイムスロット1
からタイムスロット6までを順に並べ、且つ、奇数タイ
ムスロットと偶数タイムスロットとでは入りハイウェイ
#2と入りハイウェイ#4の順を逆転して並べる例を示
している。
【0021】該データメモリ105及び該データメモリ
106の出力は、各々、多重分離回路109に供給され
多重分離されて出ハイウェイ#1’及び出ハイウェイ#
2’に出力され、多重分離回路110に供給され多重分
離されて出ハイウェイ#3’及び出ハイウェイ#4’に
出力される。
【0022】即ち、該多重分離回路109の出力は交互
に出ハイウェイ#1’と出ハイウェイ#2’に分離され
て出力され、該多重分離回路110の出力は交互に出ハ
イウェイ#3’と出ハイウェイ#4’に分離されて出力
されるので、各々の出ハイウェイ上には図示のように入
りハイウェイ上のタイムスロットのデータが出力され
る。
【0023】この場合、出ハイウェイ#1’乃至出ハイ
ウェイ#4’には、入りハイウェイ#1乃至入りハイウ
ェイ#4上の全てのタイムスロットのデータが重複、欠
落なく出力されている。
【0024】全てのデータメモリにおけるタイムスロッ
トの入れ換えは任意であり、又、全てのセレクタにおけ
る入力の選択順も任意であるので、入りハイウェイ上の
データを任意の出ハイウェイの任意のタイムスロットに
出力することが可能である。又、入りハイウェイ上の同
一タイムスロットのデータを出ハイウェイ上の複数のタ
イムスロットに出力することも可能である。
【0025】このための情報は、図示していないアドレ
スコントロールメモリやセレクタ制御部から供給され
る。図12の構成の特徴は、クロスコネクト装置の入力
において複数ハイウェイのデータを多重化し、クロスコ
ネクト装置の出力において多重化されたデータを複数ハ
イウェイに分離するので、クロスコネクト装置内の配線
が簡略になる点である。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12の構成
はクロスコネクト装置内の配線が簡略化できる反面、ク
ロスコネクト装置の入力で入りハイウェイのデータを多
重化するので、入りハイウェイにおける伝送速度が高く
なる程、又は、入りハイウェイの数が増加する程クロス
コネクト装置内での処理速度を高める必要がある。
【0027】通常適用される伝送速度55Mb/sで考
えてみても、入りハイウェイの数が20本にもなるとク
ロスコネクト装置内での処理にはGb/sオーダーの速
度が必要になる。
【0028】多重化回路、多重分離回路及びセレクタは
この程度の速度なら容易に対応できるが、データメモリ
は対応しにくい。通信システムは今後も更に大容量化す
るので、入りハイウェイの数は更に多くなり、入りハイ
ウェイにおける伝送速度は更に高くなる。従って、図1
2に示した従来のクロスコネクト装置では今後の大容量
化には一層対応が困難になる。
【0029】又、図12の構成は、固定的に2段の時間
スイッチを適用するものであるから、少なくとも2フレ
ームの処理遅延が必要であり、又、タイムスロット入れ
換えのパターンが簡単な場合でも構成を変化させること
が不可能である。
【0030】本発明は、かかる問題点に鑑み、大容量の
回線を収容してクロスコネクトすると共に、複数の運用
形態に対応することが可能な上に、クロスコネクト装置
における処理遅延時間を短縮することが可能なクロスコ
ネクト装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、クロスコネクト装置の入力において入
りハイウェイのデータを多重化しない構成をとり、更
に、2段目の時間スイッチにおいてタイムスロットの入
れ換えを行なうデータメモリの後にセレクタを設け、2
段目の時間スイッチに設けられたセレクタにおいて1段
目の時間スイッチの出力と2段目の時間スイッチを構成
するデータメモリの出力との一方を選択する。
【0032】上記の構成をとり、2段目の時間スイッチ
に設けたセレクタによって固定的に1段目の時間スイッ
チの出力を選択させることにより、データメモリによる
タイムスロットの入れ換えを1段だけにすることが可能
になり、2段目の時間スイッチに設けたセレクタによっ
て固定的に2段目の時間スイッチに設けられているデー
タメモリの出力を選択させることにより、時間スイッチ
2段を含むクロスコネクトが可能になる。更に、2段目
の時間スイッチに設けられたセレクタによって1段目の
時間スイッチの出力と2段目の時間スイッチに設けられ
ているデータメモリの出力を任意に選択させる、上記の
ハイブリッド構成をとることも可能になる。
【0033】従って、クロスコネクト装置内の処理速度
の上昇を抑圧できると共に、複数の運用形態に対応する
ことが可能になり、更に、1段のデータメモリによるタ
イムスロットの入れ換えで済む場合には、クロスコネク
ト装置における処理遅延時間を短縮することが可能にな
る。
【0034】そして、上記の技術においては、1段目の
時間スイッチにおいてデータメモリの後にセレクタを設
けて、該セレクタの出力を1段目の時間スイッチの出力
とすることも、データメモリの出力を直接1段目の時間
スイッチの出力とすることも可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のクロスコネクト
装置の原理的構成(その1)である。図1において、1
乃至8はデータメモリ(図においては、DMと標記して
いる。以降、同様に標記する。)、31乃至34はセレ
クタで、上記構成要素によって1段目の時間スイッチが
構成される。
【0036】37乃至40はセレクタで、上記構成要素
によって空間スイッチが構成される。19乃至22はデ
ータメモリ、45乃至48はセレクタで、上記構成要素
によって2段目の時間スイッチが構成される。
【0037】尚、図1の構成においては、図の煩雑化を
避けるために、データメモリにアドレスを供給するアド
レスコントロールメモリやセレクタに選択信号を供給す
るセレクタ制御部などを図示することは差し控えてい
る。これは、アドレスコントロールメモリやセレクタ制
御部などの構成や動作は基本的に従来のクロスコネクト
装置におけるそれらと同じためである。
【0038】図1の構成においては、入りハイウェイは
#1乃至#4で、入りハイウェイ#1及び入りハイウェ
イ#2が該データメモリ1と該データメモリ2、及び、
該データメモリ3と該データメモリ4に収容され、入り
ハイウェイ#3及び入りハイウェイ#4が該データメモ
リ5と該データメモリ6、及び、該データメモリ7と該
データメモリ8に収容されてタイムスロットの入れ換え
を受ける。
【0039】そして、該データメモリ1及び該データメ
モリ2の出力が該セレクタ31に供給されて、いずれか
一方が選択されて1段目の時間スイッチの出力となる。
同様に、該データメモリ3及び該データメモリ4の出力
が該セレクタ32に供給されて、いずれか一方が選択さ
れて1段目の時間スイッチの出力となり、該データメモ
リ5及び該データメモリ6の出力が該セレクタ33に供
給されて、いずれか一方が選択されて1段目の時間スイ
ッチの出力となり、該データメモリ7及び該データメモ
リ8の出力が該セレクタ34に供給されて、いずれか一
方が選択されて1段目の時間スイッチの出力となる。
【0040】該セレクタ31及び該セレクタ33の出力
は、空間スイッチを構成する該セレクタ37及び該セレ
クタ38に供給され、いずれか一方のデータが選択され
て空間スイッチの出力となり、同様に、該セレクタ32
及び該セレクタ34の出力は、空間スイッチを構成する
該セレクタ39及び該セレクタ40に供給され、いずれ
か一方のデータが選択されて空間スイッチの出力とな
る。
【0041】更に、該セレクタ37の出力が2段目の時
間スイッチを構成するデータメモリ19に供給されてタ
イムスロットの入れ換えを受け、同様に、該セレクタ3
9の出力が2段目の時間スイッチを構成するデータメモ
リ20に供給されてタイムスロットの入れ換えを受け、
該セレクタ38の出力が2段目の時間スイッチを構成す
るデータメモリ21に供給されてタイムスロットの入れ
換えを受け、該セレクタ40の出力が2段目の時間スイ
ッチを構成するデータメモリ22に供給されてタイムス
ロットの入れ換えを受ける。
【0042】そして、該データメモリ19の出力と1段
目の時間スイッチを構成するセレクタ31の出力が該セ
レクタ45に供給されて、いずれか一方のデータが選択
されて2段目の時間スイッチの出力、即ち、クロスコネ
クト装置の出力となる。同様に、該データメモリ20の
出力と1段目の時間スイッチを構成するセレクタ32の
出力が該セレクタ46に供給されて、いずれか一方のデ
ータが選択されてクロスコネクト装置の出力となり、該
データメモリ21の出力と1段目の時間スイッチを構成
するセレクタ33の出力が該セレクタ47に供給され
て、いずれか一方のデータが選択されてクロスコネクト
装置の出力となり、該データメモリ22の出力と1段目
の時間スイッチを構成するセレクタ34の出力が該セレ
クタ48に供給されて、いずれか一方のデータが選択さ
れてクロスコネクト装置の出力となる。
【0043】ここで、該セレクタ45乃至48において
固定的に2段目の時間スイッチを構成する該データメモ
リ19乃至22の出力を選択させれば時間スイッチ−空
間スイッチ−時間スイッチの構成となり、該セレクタ4
5乃至48において固定的に1段目の時間スイッチの出
力である該セレクタ31乃至34の出力を選択させれば
時間スイッチ1段の構成となる。尚、該セレクタ45乃
至48において1段目の時間スイッチを構成するセレク
タの出力と2段目の時間スイッチを構成するデータメモ
リの出力とを切り換えて選択させることも可能である。
【0044】図2は、図1の構成のクロスコネクト装置
の動作を説明する図(その1)で、該セレクタ45乃至
48において該データメモリ19乃至22の出力を固定
的に選択させる場合を示している。しかも、入りハイウ
ェイに収容されているデータがどのようにして出ハイウ
ェイに出力されるかを、データメモリにおいてタイムス
ロットの入れ換えを行なうために必須な1フレームの遅
延を無視して示したものである。
【0045】図1の構成に合わせて、クロスコネクト装
置への入力は#1乃至#4のハイウェイから供給され、
クロスコネクト装置からの出力は出ハイウェイ#1’乃
至#4’に供給されるものとし、各々のハイウェイにお
ける1フレームは6タイムスロットで構成されるものと
して、図2ではタイムスロット入れ替えに必須な遅延を
無視しているので、1フレームに収容されるデータのみ
を示している。
【0046】尚、図2において“TSm#n”(m及び
nは6以下の正の整数)と標記しているが、これは入り
ハイウェイにおけるタイムスロット又は入りハイウェイ
のタイムスロットに収容されているデータを特定するた
めのもので、“入りハイウェイ#nのm番目のタイムス
ロット”又は“入りハイウェイ#nのm番目のタイムス
ロットに収容されているデータ”を意味する。従って、
入力は、各々の入りハイウェイ#1乃至#4においてタ
イムスロットは1番から6番まで順序よく並んでいる。
【0047】該データメモリ1、3においては入りハイ
ウェイ#1上のタイムスロットの入れ換えを行ない、該
データメモリ2、4においては入りハイウェイ#2上の
タイムスロットの入れ換えを行ない、該データメモリ
5、7においては入りハイウェイ#3上のタイムスロッ
トの入れ換えを行ない、該データメモリ6、8において
は入りハイウェイ#4上のタイムスロットの入れ換えを
行なう。
【0048】図2の場合、該データメモリ1、3、5、
7では入りハイウェイ上の1フレーム全体でタイムスロ
ット順を逆転させ、該データメモリ2、4、6、8では
入りハイウェイ上の1フレームの前半でタイムスロット
順を逆転させ、同じく、1フレームの後半でタイムスロ
ット順を逆転させる例を示している。従って、1段目の
時間スイッチにおけるデータメモリの出力は図2の“T
SW1段目DM出力”のごとくなる。
【0049】尚、データの左に付してある符号は図1の
データメモリに付した符号と一致させてある。この標記
法は以降の各データについても同様である。該データメ
モリ1及び2の出力は該セレクタ31に供給され、いず
れか一方のデータが選択される。
【0050】図2の場合には、該セレクタ31におい
て、該データメモリ1の出力を先にして、該データメモ
リ1と該データメモリ2の出力が交互に選択される例を
示している。従って、該セレクタ31の出力は図2の
“TSW1段目SEL出力”の、符号31を付したデー
タの如くなる。
【0051】又、該セレクタ32においては、該データ
メモリ4の出力を先にして、該データメモリ4と該デー
タメモリ3の出力が交互に選択される例を示している。
従って、該セレクタ32の出力は図2の“TSW1段目
SEL出力”の、符号32を付したデータの如くなる。
【0052】そして、図2の場合には、該セレクタ33
は該セレクタ31と同様な動作とし、該セレクタ34は
該セレクタ32と同様な動作としているので、各々の出
力は図2の“TSW1段目SEL出力”の、符号33及
び符号34を付したデータの如くなる。
【0053】1段目の時間スイッチの出力である、該セ
レクタ31と該セレクタ33の出力は該セレクタ37及
び該セレクタ38に供給されて、各々のセレクタにおい
て一方のデータが選択されて空間スイッチの出力とな
り、又、1段目の時間スイッチの出力である、該セレク
タ32と該セレクタ34の出力は該セレクタ39及び該
セレクタ40に供給されて、各々のセレクタにおいて一
方のデータが選択されて空間スイッチの出力となる。
【0054】図2の場合、該セレクタ37においては、
該セレクタ31の出力を先にして、該セレクタ31の出
力と該セレクタ33の出力が交互に選択される例を示し
ている。従って、該セレクタ37の出力は図2の“SS
W出力”の、符号37を付してあるデータの如くなる。
【0055】又、セレクタ38においては、該セレクタ
33の出力を先にして、該セレクタ33の出力と該セレ
クタ31の出力が交互に選択される例を示している。従
って、該セレクタ38の出力は、図2の“SSW出力”
の、符号38を付してあるデータの如くなる。
【0056】そして、図2の場合には、該セレクタ39
は該セレクタ37と同様な動作とし、該セレクタ40は
該セレクタ38と同様な動作としているので、各々の出
力は図2の“SSW出力”の、符号39及び符号40を
付したデータの如くなる。
【0057】該セレクタ37の出力は2段目の時間スイ
ッチを構成するデータメモリ19に供給されてタイムス
ロットの入れ換えを受ける。図2には、該データメモリ
19においては、連続する奇数番目のタイムスロットと
偶数番目のタイムスロットを入れ換える例を示してい
る。従って、該データメモリ19の出力(今は、該セレ
クタ45では該データメモリ19の出力を固定的に選択
させるものとしているので、これが2段目の時間スイッ
チの出力となる。)は、図2の“TSW2段目出力”
の、符号#1’を付したデータの如くなる。
【0058】又、データメモリ20においては、連続す
る奇数番目のタイムスロットと偶数番目のタイムスロッ
トを入れ換え、且つ、後方のタイムスロットの組合せを
フレームの前方に、前方のタイムスロットの組合せを後
方にというように、タイムスロットの組合せの順を逆転
するようにタイムスロットの入れ換えを行なう例を示し
ている。従って、該データメモリ20の出力は図2の
“TSW2段目出力”の、符号#2’を付したデータの
如くなる。
【0059】そして、図2の場合には、該データメモリ
21は該データメモリ19と同じ動作とし、該データメ
モリ22は該データメモリ20と同じ動作としているの
で、該データメモリ21の出力は、該データメモリ19
の出力と類似した、図2の“TSW2段目出力”の、符
号#3’を付したデータの如くなり、該データメモリ2
2の出力は、該データメモリ20の出力と類似した、図
2の“TSW2段目出力”の、符号#4’を付したデー
タの如くなる。
【0060】そして、今は該セレクタ45乃至48では
該データメモリ19乃至22の出力を固定的に選択する
ものとしているので、該データメモリ19乃至22の出
力は、各々、出ハイウェイ#1’乃至#4’に出力され
る。
【0061】この場合には、入りハイウェイ上の全ての
データが欠落なく、且つ、重複がなく出ハイウェイに出
力するようになっているが、入りハイウェイの任意のデ
ータを出ハイウェイの複数のタイムスロットに出力する
ことも可能である。
【0062】ここでは、例えばセレクタ31とセレクタ
33の動作を同じに設定し、セレクタ32とセレクタ3
4の動作を同じに設定する例を説明したが、この設定は
図示していないアドレスコントロールメモリやセレクタ
制御部への設定によって決められるもので、上記に限定
されるものではない。
【0063】図3は、図1の構成のクロスコネクト装置
の動作を説明する図(その2)で、図1の2段目の時間
スイッチを構成するセレクタ45乃至48において固定
的に1段目の時間スイッチを構成するセレクタ31乃至
34の出力を選択させる場合の動作を説明するものであ
る。
【0064】そして、1段目の時間スイッチを構成する
データメモリ1乃至8におけるタイムスロット入れ換え
の設定とセレクタ31乃至34におけるデータ選択の設
定は図2の場合と同じものとしている。
【0065】従って、図3の“TSW1段目SEL出
力”は図2と全く同じになる。図3の場合には、該セレ
クタ45乃至48は1段目の時間スイッチを構成するセ
レクタ31乃至34の出力を固定的に選択するのである
から、出ハイウェイ#1’乃至#4’に供給される2段
目の時間スイッチの出力である“TSW2段目出力”は
上記“TSW1段目SEL出力”と同じになる。
【0066】即ち、該セレクタ45乃至48の設定によ
って、図1の構成のクロスコネクト装置の動作を変える
ことができる。又、詳細な説明は省くが、該セレクタ4
5乃至48において該セレクタ31乃至34の出力と該
データメモリ19乃至22の出力を任意に選択すること
も可能である。つまり、同じクロスコネクト装置に複数
の運用形態を持たせることができる。これは、物理的に
同一のネットワークによって論理的には異なるネットワ
ークを構成できることを意味する、即ち、ネットワーク
の運用形態自体に柔軟性を与えることができることを意
味する。
【0067】そして、図2の設定の場合には、セレクタ
における遅延時間を無視すれば、1段目の時間スイッチ
を構成するデータメモリ1乃至8における1フレームの
処理遅延と2段目の時間スイッチを構成するデータメモ
リ19乃至22における1フレームの処理遅延を合算し
た2フレームの処理遅延が必要であったものが、図3の
設定の場合には1フレームの処理遅延に短縮される。
【0068】通信ネットワークの中では、一般的に、多
数のクロスコネクト装置が挿入されるケースが多く、ネ
ットワーク全体での処理遅延時間が非常に大きくなって
しまうケースが多いが、クロスコネクト装置における時
間スイッチの段数を選択できることによって、ネットワ
ーク全体での処理遅延時間を短縮することが可能になっ
て、ネットワークの処理性能の向上をもたらすことがで
きる。
【0069】さて、図1に示したクロスコネクト装置の
構成では、データメモリにアドレスを供給するアドレス
コントロールメモリやアドレスコントロールメモリを制
御するアドレスコントロールメモリ制御部、及びセレク
タに選択信号を供給するセレクタ制御部を省略している
上、2面あるデータメモリも省略して図示している。こ
れらは本発明に特有のことではないが、クロスコネクト
装置の動作を正確に把握することは重要であるので、以
下に1段目の時間スイッチを例に省略が少ない構成を示
し、その動作を説明する。尚、空間スイッチの構成や2
段目の時間スイッチの構成は下記説明から容易に想到し
うるので説明を省略する。
【0070】図4は、1段目の時間スイッチの基本構成
で、図1のデータメモリ1及びデータメモリ2、セレク
タ31に関係する部分を図示したものである。図4にお
いて、1−1及び1−2は図1のデータメモリ1を構成
する2面のメモリ(通常、一方を#0面のメモリ、もう
一方を#1面のメモリと呼ぶ。)、2−1及び2−2は
図1のデータメモリ2を構成する2面のメモリ(通常、
一方を#0面のメモリ、もう一方を#1面のメモリと呼
ぶ。)、31はデータメモリ1及びデータメモリ2の出
力の一方を選択するセレクタ、51−1及び51−2は
データメモリにアドレスを供給するアドレスコントロー
ルメモリを構成する2面のメモリ(通常、一方を#0面
のメモリ、もう一方を#1面のメモリと呼ぶ。図ではA
CMと標記している。)、52は該アドレスコントロー
ルメモリを制御するアドレスコントロールメモリ制御部
(図ではACM制御部と標記している。)、53は該セ
レクタ31に選択信号を供給するセレクタ制御部(図で
はSEL制御部と標記している。)である。
【0071】大まかな動作を説明すると、例えばデータ
メモリ1の#0面にデータを書き込んでいる間に、デー
タメモリ1の#1面からは既に書き込みが終了したデー
タを読み出し、#0面に全てデータを書き込み、#1面
から全てデータを読み出したら#0面からデータの読み
出しを開始し、#1面にデータを書き込むという動作を
繰り返す。これはデータメモリ2についても同様であ
る。
【0072】この場合、通常は、書き込みアドレスはフ
レームのタイムスロット番号と同じにしてタイムスロッ
ト順に書き込み、読み出しアドレスは読み出し順に任意
に設定する。
【0073】図5は、図4の構成のデータメモリ制御タ
イムチャートである。ここでは1フレームが6タイムス
ロットである例を示しているので、1フレーム中のマス
タークロック(図ではMCKと標記している。)は6周
期であり、フレームの先頭を示すフレームパルス(図で
はFPと標記している。)はマスタークロックの6周期
に1パルスである。尚、マスタークロックが6周期とい
うことは、入力されるデータが並列データであることを
意味している。
【0074】入りハイウェイ#1のデータは、各フレー
ム共TS1からTS6までタイムスロット順に入力され
る。図では入りハイウェイ#1から入力されるデータが
フレーム1からフレーム3まで示されている。
【0075】今、#0面のデータメモリのライトイネー
ブル信号(図ではWE#0と標記している。)がフレー
ム毎に“0”、“1”、“0”の如く設定され、#1面
のデータメモリのライトイネーブル信号(図ではWE#
1と標記している。)がフレーム毎に“1”、“0”、
“1”の如く設定されているものとし、“1”がライト
イネーブルの期間であるものとすれば、入りハイウェイ
のフレーム1のデータが#1面のデータメモリに書き込
まれ、入りハイウェイのフレーム2のデータが#0面の
データメモリに書き込まれ、入りハイウェイのフレーム
3のデータが#1面のデータメモリに書き込まれること
になる。
【0076】ライトアドレス(図ではWR ADDと標
記している。)はタイムスロット順に与えられるので、
各々のフレームにおいて01hから06h(hはヘキサ
表現を意味する。)まで昇順で与えられる。
【0077】さて、#0面のデータメモリのライトイネ
ーブル信号がフレーム毎に“0”、“1”、“0”の如
く設定され、#1面のデータメモリのライトイネーブル
信号がフレーム毎に“1”、“0”、“1”の如く設定
されているので、各々の面のメモリで書き込みと読み出
しを交互に行なうことから、#0面のデータメモリのリ
ードイネーブル信号(図ではRE#0と標記してい
る。)がフレーム毎に“1”、“0”、“1”の如く設
定され、#1面のデータメモリのリードイネーブル信号
(図ではRE#1と標記している。)がフレーム毎に
“0”、“1”、“0”の如く設定され、“1”の期間
がリードイネーブル期間となる。
【0078】従って、入りハイウェイのフレーム1の期
間は#0面のメモリが読み出しモード(図では#0面R
Dモードと標記している。)、入りハイウェイのフレー
ム2の期間は#1面のメモリが読み出しモード(図では
#1面RDモードと標記している。)、入りハイウェイ
のフレーム3の期間は#0面のメモリが読み出しモード
になっている。
【0079】ここで与えられる読み出しアドレスはタイ
ムスロットの入れ換えを考慮した読み出し順である。こ
こでは、入りハイウェイのタイムスロットの順番を逆転
させるように、読み出しアドレス(図ではRD ADD
と標記している。)は06hから01hへ降順で与えら
れる。
【0080】従って、データメモリの出力では各フレー
ム共TS6からTS1まで降順で読み出される。ただ、
入りハイウェイのフレーム1の期間に読み出されるデー
タは一つ前のフレーム期間に#0面に書き込まれたデー
タであるので、データメモリの出力(図ではDM出力と
標記している。)は入りハイウェイより1フレーム遅延
している。従って、図5に示されているデータメモリの
出力は入りハイウェイではフレーム0からフレーム2の
データに対応する。
【0081】図6は、図4の構成のセレクタ制御タイム
チャートである。ここでは、図4のデータメモリ1とデ
ータメモリ2において、共にタイムスロットを降順にし
て図4のセレクタ31に供給するものとして図示してい
る。
【0082】ここで、セレクタ31に供給される選択信
号であるセレクタ制御部の出力信号が1タイムスロット
毎に“0”と“1”を交互に繰り返すものとすれば、タ
イムスロット番号が奇数の時にはデータメモリ1の出力
データが選択され、タイムスロット番号が0と偶数の時
にはデータメモリ2の出力データが選択される。
【0083】従って、セレクタ出力(図ではSEL出力
と標記している。)は入りハイウェイ#1のタイムスロ
ット6のデータ(図ではTS6#1と標記している。以
下も同様に標記する。)、入りハイウェイ#2のタイム
スロット5のデータ、入りハイウェイ#1のタイムスロ
ット4のデータ、・・・の如くなる。
【0084】さて、図1は入りハイウェイが2本ずつ2
群である場合の構成例であるが、入りハイウェイの収容
形態はこれには限らない。そこで、本発明のクロスコネ
クト装置の一般形を示すことにするが、入りハイウェイ
p本ずつをq群(p及びqは2以上の正の整数)収容す
る場合を図示するのは困難であるし、図に省略が入ると
理解しにくいので、具体的な構成を更に2つ示して一般
形を類推できるようにする。
【0085】図7は、本発明のクロスコネクト装置の原
理的構成(その2)で、図1の構成と同様な構成で、入
りハイウェイが2本ずつ3群収容される場合を示す。図
7において、1乃至12はデータメモリ、31乃至36
はセレクタで、上記の構成要素で1段目の時間スイッチ
を構成する。尚、データメモリ1乃至4及びセレクタ3
1、32で構成される部分を1段目の時間スイッチの第
一群、データメモリ5乃至8及びセレクタ33、34で
構成される部分を1段目の時間スイッチの第二群、デー
タメモリ9乃至12及びセレクタ35、36で構成され
る部分を1段目の時間スイッチの第三群と呼ぶことにす
る。
【0086】57乃至62はセレクタで、これらで空間
スイッチを構成する。尚、セレクタ57乃至59で構成
される部分を空間スイッチの第一群、セレクタ60乃至
62で構成される部分を空間スイッチの第二群と呼ぶこ
とにする。
【0087】19乃至24はデータメモリ、45乃至5
0はセレクタで、上記の構成要素によって2段目の時間
スイッチを構成する。尚、データメモリ19、20及び
セレクタ45、46で構成される部分を2段目の時間ス
イッチの第一群、データメモリ21、22及びセレクタ
47、48で構成される部分を2段目の時間スイッチの
第二群、データメモリ23、24及びセレクタ49、5
0で構成される部分を2段目の時間スイッチの第三群と
呼ぶことにする。
【0088】図7では、1段目の時間スイッチの各群に
は2つの入りハイウェイが収容され、2つずつで1組に
なっている2組のデータメモリでタイムスロットの入れ
換えが行なわれ、各々のデータメモリの組の出力は2つ
の2:1セレクタで選択される。従って、1段目の時間
スイッチの各群の出力は入りハイウェイと同じ2本とな
る。これが3群あるから、1段目の時間スイッチの出力
は入りハイウェイと同じ6本となる。
【0089】1段目の時間スイッチの各群の出力の一方
は空間スイッチの第一群に導かれ、1段目時間スイッチ
の各群の出力のもう一方は空間スイッチの第二群に導か
れ、空間スイッチの各々の群で3:1セレクタ3個によ
って選択されて出力されるので、空間スイッチの出力も
入りハイウェイと同じ6本のハイウェイとなる。
【0090】空間スイッチの第一群の出力は2段目の時
間スイッチの第一群から第三群のデータメモリに重複且
つ欠落なく分配され、空間スイッチの第二群の出力もま
た2段目の時間スイッチの第一群から第三群のデータメ
モリに重複且つ欠落なく分配される。そして、各々のデ
ータメモリの出力は各群を構成する2:1セレクタの一
方の入力端子に供給される。一方、該2:1セレクタの
もう一方の入力端子には1段目の時間スイッチを構成す
る各群の出力が重複且つ欠落なく供給されて、各2:1
セレクタによって一方のデータを選択されて各々の出ハ
イウェイに供給される。
【0091】図8は、本発明のクロスコネクト装置の原
理的構成(その3)で、図1の構成と同様な構成で、入
りハイウェイが3本ずつ2群収容される場合を示す。図
8において、1乃至18はデータメモリ、51乃至56
はセレクタで、上記の構成要素によって1段目の時間ス
イッチを構成する。尚、データメモリ1乃至9及びセレ
クタ51乃至53で構成される部分を1段目の時間スイ
ッチの第一群、データメモリ10乃至18及びセレクタ
54乃至56で構成される部分を1段目の時間スイッチ
の第二群と呼ぶことにする。
【0092】37乃至42はセレクタで、これらによっ
て空間スイッチを構成する。尚、セレクタ37、38で
構成される部分を空間スイッチの第一群、セレクタ3
9、40で構成される部分を空間スイッチの第二群、セ
レクタ41、42で構成される部分を空間スイッチの第
三群と呼ぶことにする。
【0093】19乃至24はデータメモリ、45乃至5
0はセレクタで、上記構成要素によって2段目の時間ス
イッチを構成する。尚、データメモリ19乃至21及び
セレクタ45乃至47によって構成される部分を2段目
の時間スイッチの第一群、データメモリ22乃至24及
びセレクタ48乃至50によって構成される部分を2段
目の時間スイッチの第二群と呼ぶことにする。
【0094】図8では、1段目の時間スイッチの各群に
は3つの入りハイウェイが収容され、3つずつで1組に
なっている3組のデータメモリでタイムスロットの入れ
換えが行なわれ、各々のデータメモリの組の出力は3つ
の3:1セレクタで選択される。従って、1段目の時間
スイッチの各群の出力は入りハイウェイと同じ3本とな
る。これが2群あるから、1段目の時間スイッチの出力
は入りハイウェイと同じ6本となる。
【0095】1段目の時間スイッチの各群の出力は重複
且つ欠落なく空間スイッチの各群に導かれ、空間スイッ
チの各々の群で2:1セレクタ2個によって選択されて
出力されるので、空間スイッチの出力も入りハイウェイ
と同じ6本のハイウェイとなる。
【0096】空間スイッチの第一群の出力は2段目の時
間スイッチの第一群及び第二群のデータメモリに重複且
つ欠落なく分配され、空間スイッチの第二群の出力もま
た2段目の時間スイッチの第一群及び第二群のデータメ
モリにに重複且つ欠落なく分配される。そして、各々の
データメモリの出力は各群を構成する2:1セレクタの
一方の入力端子に供給される。一方、該2:1セレクタ
のもう一方の入力端子には1段目の時間スイッチを構成
する各群の出力が重複且つ欠落なく供給されて、各2:
1セレクタによって一方のデータを選択されて各々の出
ハイウェイに供給される。
【0097】こういう見方をすると、図1の構成も含め
て、p本の入りハイウェイがq群収容される場合、1段
目の時間スイッチは、p個のデータメモリの組がp組と
該p組のデータメモリの出力を選択するp個のp:1セ
レクタによって構成されるq個の群によって構成される
ことが判る。
【0098】又、空間スイッチは、q:1セレクタq個
で構成されるp個の群によって構成される。更に、2段
目の時間スイッチは、データメモリと2:1セレクタの
一方の入力端子を接続したものp個で構成されるq個の
群で構成される。
【0099】そして、1段目の時間スイッチの各群のp
本の出力を空間スイッチのp個の群に重複且つ欠落なく
供給し、空間スイッチを構成するp個の群の群当たりq
本の出力を2段目の時間スイッチを構成するq個の群の
群当たりp個のデータメモリに重複且つ欠落なく分配
し、各データメモリの出力を2:1セレクタの一方の入
力端子に供給し、1段目の時間スイッチの各群のp本の
出力を2段目の時間スイッチを構成する各群のp個の
2:1セレクタのもう一方の入力端子に供給すればよ
い。
【0100】ここで、上記の構成は唯一無二のものでは
なく、時間スイッチ内のデータメモリとセレクタの接
続、時間スイッチと空間スイッチの接続及び空間スイッ
チと時間スイッチの接続は他にもある。一つの例とし
て、図1の構成において、1段目の時間スイッチを構成
するセレクタ31及び32の出力を空間スイッチを構成
するセレクタ37及び38に供給し、該セレクタ37の
出力を2段目の時間スイッチを構成するデータメモリ1
9に供給し、該セレクタ38の出力を2段目の時間スイ
ッチを構成するデータメモリ20に供給することも可能
である。
【0101】しかし、このような接続にすると先の説明
のような接続に比較してハイウェイ間のデータの入れ替
えに制約が生ずることは明らかである。従って、先の接
続は好ましい接続例であるといえる。ただ、いずれにし
ても、時間スイッチ内の接続、時間スイッチと空間スイ
ッチ間の接続は重複且つ欠落がないように行なう必要が
ある。
【0102】図9は、本発明のクロスコネクト装置の原
理的構成(その4)で、1段目の時間スイッチにはセレ
クタを設けない場合の構成である。そして、入りハイウ
ェイ2本を2群収容する例を示している。
【0103】図9において、1乃至4はデータメモリ
で、これらによって1段目の時間スイッチを構成する。
37乃至44はセレクタで、これらによって空間スイッ
チを構成する。尚、図9の空間スイッチは4:1セレク
タ4個と等価である。
【0104】19乃至22はデータメモリ、45乃至4
8はセレクタで、上記の構成要素によって2段目の時間
スイッチを構成する。図9の構成について説明すると次
の通りである。
【0105】入りハイウェイ2×2=4本のデータは各
々のデータメモリに供給されてタイムスロットの入れ換
えを受ける。 1段目の時間スイッチを構成する4個のデータメモリ出
力は、図9の空間スイッチと等価な空間スイッチの4:
1セレクタ4個に重複且つ欠落なく供給されて、ハイウ
ェイの入れ換えを受ける。
【0106】等価な空間スイッチの4:1セレクタ4個
出力は2段目の時間スイッチを構成するデータメモリ4
個に重複且つ欠落なく供給供給されてタイムスロットの
入れ換えを受けた後に2段目の時間スイッチを構成する
4個のセレクタの一方の入力端子に重複且つ欠落なく供
給される。一方、1段目の時間スイッチの4本の出力が
2段目の時間スイッチを構成する4個のセレクタのもう
一方の入力端子に供給されて、該4個のセレクタの出力
が4本の出ハイウェイに供給される。
【0107】ここで、該セレクタ45乃至48において
該データメモリ19乃至22の出力を固定的に選択させ
れば、図9のクロスコネクト装置は時間スイッチ−空間
スイッチ−時間スイッチの構成になり、該セレクタ45
乃至48において該データメモリ1乃至4の出力を固定
的に選択させれば、図9のクロスコネクト装置は時間ス
イッチ1段の構成になり、該セレクタ45乃至48にお
いて該データメモリ19乃至22の出力と該データメモ
リ1乃至4の出力を任意に選択させれば、図9のクロス
コネクト装置は上記のハイブリット型の構成になる。
【0108】即ち、図9の構成のクロスコネクト装置も
複数の運用形態に対応することが可能であり、時間スイ
ッチ1段の構成の時には処理遅延時間を短縮することが
可能である。
【0109】そして、図9のクロスコネクト装置の2段
目の時間スイッチにおいて該データメモリ19乃至22
の出力を固定的に選択させる場合の動作は、図1の構成
を時間スイッチ−空間スイッチ−時間スイッチの構成に
する場合の動作と同じ動作を実現できる。尚、図9のク
ロスコネクト装置の2段目の時間スイッチにおいて該デ
ータメモリ1乃至4の出力を固定的に選択させる場合の
動作は、図1の構成を時間スイッチ1段の構成にする場
合の動作とは必ずしも同一にはならない。
【0110】図10は、本発明のクロスコネクト装置の
原理的構成(その5)で、図9と同様に1段目の時間ス
イッチにはセレクタを設けない場合の構成である。そし
て、入りハイウェイ2本を3群収容する例を示してい
る。
【0111】図10において、1乃至6はデータメモリ
で、これらによって1段目の時間スイッチを構成する。
37乃至42はセレクタ、57乃至62もセレクタで、
上記の構成要素によって空間スイッチを構成する。尚、
図10の空間スイッチは6:1セレクタ6個と等価であ
る。
【0112】19乃至24はデータメモリ、45乃至5
0はセレクタで、上記の構成要素によって2段目の時間
スイッチを構成する。図10の構成について説明すると
次の通りである。
【0113】入りハイウェイ2×3=6本のデータは1
段目の時間スイッチを構成する6個のデータメモリに供
給されてタイムスロットの入れ換えを受ける。 1段目の時間スイッチを構成する6個のデータメモリ出
力は、図10の空間スイッチと等価な空間スイッチの
6:1セレクタ6個に重複且つ欠落なく供給されて、ハ
イウェイの入れ換えを受ける。
【0114】図10の空間スイッチと等価な空間スイッ
チの6:1セレクタ6個の出力は2段目の時間スイッチ
を構成するデータメモリ6個に重複且つ欠落なく供給供
給されてタイムスロットの入れ換えを受けた後に2段目
の時間スイッチを構成する6個のセレクタの一方の入力
端子に重複且つ欠落なく供給される。一方、1段目の時
間スイッチの6本の出力が2段目の時間スイッチを構成
する6個のセレクタのもう一方の入力端子に供給され
て、該6個のセレクタの出力が6本の出ハイウェイに供
給される。 ここで、該セレクタ45乃至50において
該データメモリ19乃至24の出力を固定的に選択させ
れば、図10のクロスコネクト装置は時間スイッチ−空
間スイッチ−時間スイッチの構成になり、該セレクタ4
5乃至50において該データメモリ1乃至6の出力を固
定的に選択させれば、図10のクロスコネクト装置は時
間スイッチ1段の構成になり、該セレクタ45乃至50
において該データメモリ19乃至24の出力と該データ
メモリ1乃至6の出力を任意に選択させれば、図10の
クロスコネクト装置は上記のハイブリット型の構成にな
る。
【0115】即ち、図10の構成のクロスコネクト装置
も複数の運用形態に対応することが可能であり、時間ス
イッチ1段の構成の時には処理遅延時間を短縮すること
が可能である。
【0116】そして、図10のクロスコネクト装置の2
段目の時間スイッチにおいて該データメモリ19乃至2
4の出力を固定的に選択させる場合の動作は、図7の構
成を時間スイッチ−空間スイッチ−時間スイッチの構成
にする場合の動作と同じ動作を実現できる。尚、図10
のクロスコネクト装置の2段目の時間スイッチにおいて
該データメモリ1乃至6の出力を固定的に選択させる場
合の動作は、図7の構成を時間スイッチ1段の構成にす
る場合の動作とは必ずしも同一にはならない。
【0117】図11は、本発明のクロスコネクト装置の
原理的構成(その6)で、図10と同様に1段目の時間
スイッチにはセレクタを設けない場合の構成である。そ
して、入りハイウェイ3本を2群収容する例を示してい
る。
【0118】図11において、1乃至6はデータメモリ
で、これらによって1段目の時間スイッチを構成する。
37乃至42はセレクタ、57乃至62もセレクタで、
上記の構成要素によって空間スイッチを構成する。尚、
図11の空間スイッチは6:1セレクタ6個と等価であ
る。
【0119】19乃至24はデータメモリ、45乃至5
0はセレクタで、上記の構成要素によって2段目の時間
スイッチを構成する。図11の構成について説明すると
次の通りである。
【0120】入りハイウェイ3×2=6本のデータは1
段目の時間スイッチを構成する6個のデータメモリに供
給されてタイムスロットの入れ換えを受ける。 1段目の時間スイッチを構成する6個のデータメモリ出
力は、図11の空間スイッチと等価な空間スイッチの
6:1セレクタ6個に重複且つ欠落なく供給されて、ハ
イウェイの入れ換えを受ける。
【0121】図11の空間スイッチと等価な空間スイッ
チの6:1セレクタ6個の出力は2段目の時間スイッチ
を構成するデータメモリ6個に重複且つ欠落なく供給さ
れてタイムスロットの入れ換えを受けた後に2段目の時
間スイッチを構成する6個のセレクタの一方の入力端子
に重複且つ欠落なく供給される。一方、1段目の時間ス
イッチの6本の出力が2段目の時間スイッチを構成する
6個のセレクタのもう一方の入力端子に供給されて、該
6個のセレクタの出力が6本の出ハイウェイに供給され
る。 ここで、該セレクタ45乃至50において該デー
タメモリ19乃至24の出力を固定的に選択させれば、
図11のクロスコネクト装置は時間スイッチ−空間スイ
ッチ−時間スイッチの構成になり、該セレクタ45乃至
50において該データメモリ1乃至6の出力を固定的に
選択させれば、図11のクロスコネクト装置は時間スイ
ッチ1段の構成になり、該セレクタ45乃至50におい
て該データメモリ19乃至24の出力と該データメモリ
1乃至6の出力を任意に選択させれば、図11のクロス
コネクト装置は上記のハイブリット型の構成になる。
【0122】即ち、図11の構成のクロスコネクト装置
も複数の運用形態に対応することが可能であり、時間ス
イッチ1段の構成の時には処理遅延時間を短縮すること
が可能である。
【0123】そして、図11のクロスコネクト装置の2
段目の時間スイッチにおいて該データメモリ19乃至2
4の出力を固定的に選択させる場合の動作は、図8の構
成を時間スイッチ−空間スイッチ−時間スイッチの構成
にする場合の動作と同じ動作を実現できる。尚、図11
のクロスコネクト装置の2段目の時間スイッチにおいて
該データメモリ1乃至6の出力を固定的に選択させる場
合の動作は、図8の構成を時間スイッチ1段の構成にす
る場合の動作とは必ずしも同一にはならない。
【0124】以上、図9乃至図11で3つのクロスコネ
クト装置の形態を説明したのは、この形態での一般的な
構成を導くためである。以下に、p本の入りハイウェイ
がq群収容される場合のクロスコネクト装置の一般形を
説明する。
【0125】この場合、1段目の時間スイッチはp×q
個のデータメモリで構成され、空間スイッチは等価的に
p×q個の(p×q):1のセレクタで構成され、2段
目の時間スイッチはp×q個のデータメモリと該p×q
個のデータメモリの出力を一方の入力端子に受けるp×
q個のセレクタで構成される。
【0126】そして、1段目の時間スイッチのp×q本
の出力は等価的な空間スイッチのp×q個の(p×
q):1のセレクタに重複且つ欠落なく供給し、該等価
的な空間スイッチのp×q個の(p×q):1のセレク
タの出力を2段目の時間スイッチを構成するp×q個の
データメモリに重複且つ欠落なく供給し、1段目の時間
スイッチのp×q本の出力を2段目の時間スイッチを構
成するp×q個のセレクタのもう一方の入力端子に重複
且つ欠落なく供給すればよい。
【0127】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明により、複数
の運用形態を実現することができるクロスコネクト装置
を提供され、特に、時間スイッチ1段の構成にすること
によってクロスコネクト装置における処理遅延時間を短
縮することができる。
【0128】又、本発明のクロスコネクト装置は入り側
で多重化を行なわない構成であるため、入りハイウェイ
の伝送速度が高くなるか、入りハイウェイの本数が増加
して大容量化しても、クロスコネクト装置内での処理速
度を抑圧できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その1)。
【図2】 図1の構成のクロスコネクト装置の動作を説
明する図(その1)。
【図3】 図1の構成のクロスコネクト装置の動作を説
明する図(その2)。
【図4】 1段目の時間スイッチの基本構成。
【図5】 図4の構成のデータメモリ制御タイムチャー
ト。
【図6】 図4の構成のセレクタ制御タイムチャート。
【図7】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その2)。
【図8】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その3)。
【図9】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その4)。
【図10】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その5)。
【図11】 本発明のクロスコネクト装置の原理的構成
(その6)。
【図12】 従来のクロスコネクト装置の原理的構成。
【図13】 従来のクロスコネクト装置の動作を説明す
る図。
【符号の説明】
1〜18 データメモリ 1−1 #0面のメモリ 1−2 #1面のメモリ 19〜24 データメモリ 31〜36 セレクタ 37〜42 セレクタ 45〜50 セレクタ 51−1 アドレスコントロールメモリ(ACM) 51−2 アドレスコントロールメモリ(ACM) 52 アドレスコントロールメモリ制御部(ACM制御
部) 53 セレクタ制御部 57〜62 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 明 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 白井 正博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 森本 滋 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K069 AA15 DB12 DB14 DB56 EA07 EA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1段目の時間スイッチ−空間スイッチ−
    2段目の時間スイッチの構成を有するクロスコネクト装
    置において、 該2段目の時間スイッチを構成するデータメモリの後段
    にセレクタを配置し、 該セレクタの一方の入力端子に該2段目の時間スイッチ
    を構成するデータメモリの出力を重複且つ欠落なく供給
    し、 該セレクタのもう一方の入力端子に該1段目の時間スイ
    ッチの出力を重複かつ欠落なく供給する構成を備えるこ
    とを特徴とするクロスコネクト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロスコネクト装置であ
    って、 前記1段目の時間スイッチのスイッチングはデータメモ
    リのみで行なわれることを特徴とするクロスコネクト装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクロスコネクト装置であ
    って、 前記1段目の時間スイッチのスイッチングはデータメモ
    リ及びセレクタで行なわれることを特徴とするクロスコ
    ネクト装置。
JP29868198A 1998-10-20 1998-10-20 クロスコネクト装置 Withdrawn JP2000125375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29868198A JP2000125375A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 クロスコネクト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29868198A JP2000125375A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 クロスコネクト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000125375A true JP2000125375A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17862911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29868198A Withdrawn JP2000125375A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 クロスコネクト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000125375A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4771420A (en) Time slot interchange digital switched matrix
JPH04245358A (ja) 固定又は可変長のデータブロックとして構成されたデータを記憶するバッファメモリを備えた情報一時記憶システム
JP2004534443A (ja) 一段スイッチの構造
JPH0217740A (ja) 2つのバス間における交差回路
JPH0297152A (ja) 時間スイッチ回路
JP2000125375A (ja) クロスコネクト装置
US6680939B1 (en) Expandable router
JP2953438B2 (ja) ハイウェイスイッチ制御方式および方法
JP2990456B2 (ja) ディジタル交換機のマルチハイウェイ方式
US4500986A (en) Asymmetrical time division matrix apparatus
JP2000138985A (ja) クロスコネクトスイッチ
JP3455474B2 (ja) ディジタル交換装置およびその装置のデータ交換方法
JP3761962B2 (ja) タイムスイッチメモリのデータ制御装置
JPH0336359B2 (ja)
JP3463583B2 (ja) 多重化装置
JP2000049734A (ja) 回線交換装置
NO750873L (ja)
JP3166713B2 (ja) 多面構成時分割スイッチ
JP3724752B2 (ja) タイムスロット入替回路
JP2883750B2 (ja) 無限のチャネル拡張性を有するディジタル通信回路網
JP2001515330A (ja) 制御情報の単一点書込み
JPS6174496A (ja) 回線編集方式
JPH1132383A (ja) 時分割スイッチ
JPH11262077A (ja) クロスコネクト装置
JPH01129698A (ja) デイジタル交換回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110