JP2000125112A - 画像データ処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像データ処理方法及び画像処理装置

Info

Publication number
JP2000125112A
JP2000125112A JP10306424A JP30642498A JP2000125112A JP 2000125112 A JP2000125112 A JP 2000125112A JP 10306424 A JP10306424 A JP 10306424A JP 30642498 A JP30642498 A JP 30642498A JP 2000125112 A JP2000125112 A JP 2000125112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
unit
data
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10306424A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kumada
辰男 熊田
Masashi Sugiura
正志 杉浦
Hideki Morita
秀樹 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP10306424A priority Critical patent/JP2000125112A/ja
Publication of JP2000125112A publication Critical patent/JP2000125112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】回転処理のためにラインメモリを設ける必要が
なく、また2以上のデータビット数を有する画像データ
を処理可能な画像データ処理方法及び装置。 【解決手段】画像読み取り部1と、画像データをM行N
列単位のにブロック処理する画像ブロック部3と、画像
ブロックをビット変換処理する回転部7と、圧縮処理さ
れた画像ブロックとビット変換処理された画像ブロック
を記憶する記憶部9と、画像ブロック部3と圧縮部5の
間と、圧縮部5と記憶部9の間と、記憶部9と伸長部6
の間と、伸長部6と回転部7の間と、回転部7と記憶部
9の間の画像ブロックの転送を制御すると共に、記憶部
9に矩形領域を指定する制御部4と、ビット変換処理さ
れた画像ブロックを記憶する記憶部9の矩形領域内の位
置を指定するアドレス制御部8とを備えて、画像ブロッ
ク毎に回転処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを処理
する方法及び装置に関し、たとえば、圧縮された画像デ
ータを伸長した後、かかる画像データに基づき画像の回
転をブロック毎に行う際に用いる方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】読み取った画像にかかる画像データを圧
縮して記憶手段に記憶し、それを必要に応じて読み出し
てプリントすることが、デジタル複写機やファクシミリ
装置などで行われている。ところが、読み取って記憶さ
れた画像と、記録紙の大きさや向きとが、いつも一致し
ているとは限らない。たとえば、縦横が逆だったり、読
み取り画像より記録紙のほうが大きかったり、またその
逆もある。そのような場合には、読み取り画像を記録紙
に合わせて変倍したり、読み取り画像を90°回転させ
て記録紙に記録する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像の回転方法では、特開平6―105119号公報に
示されるように、回転処理のためにラインメモリを備え
る必要があったり、画像データビット数が1ビットに限
られていたりという問題点があった。また、異なるビッ
ト数の画像データを同時に処理したい場合もあるが、従
来の処理によれば、異なるビット数の画像データを処理
することはできなかった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、回転処理のためにラインメモリを設ける必要がな
く、また2以上のデータビット数を有する画像データを
処理可能な画像データ処理方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる従来技術の問題点
を解決すべく、本発明の画像データ処理方法は、異なる
データビット数を有する画像データを処理する画像デー
タ処理方法であって、各画像データのデータビット数の
所定の倍数を決定するステップと、各画像データのデー
タビット数で、前記所定の倍数を除すことによって得ら
れた数だけ、該画像データを足し合わせるステップと、
前記画像データを、前記所定の倍数に等しいデータビッ
ト数の画像データとして処理するステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の画像データ処理装置は、1または
複数のデータビット数を有する画像データを入力する画
像入力手段と、前記画像データをM行N列単位の画像ブ
ロックにブロック処理する画像ブロック手段と、前記画
像データを前記ブロック処理するために必要なラインメ
モリと、前記画像ブロックを圧縮処理する圧縮手段と、
前記圧縮手段によって圧縮処理された前記画像ブロック
を伸長処理する伸長手段と、前記画像入力手段が入力し
た画像データの画像ブロックと、記憶手段から読み出し
た画像データの画像ブロックと、前記伸長手段によって
伸長処理された前記画像ブロックの少なくとも一つをビ
ット変換処理する回転手段と、前記圧縮処理された前記
画像ブロックと前記ビット変換処理された前記画像ブロ
ックを記憶する記憶手段と、前記画像ブロック手段と前
記圧縮手段の間と、前記圧縮手段と前記記憶手段の間
と、前記記憶手段と前記伸長手段の間と、前記伸長手段
と前記回転手段の間と、前記回転手段と前記記憶手段の
間の前記画像ブロックの転送を制御すると共に、前記記
憶手段に矩形領域を指定する制御手段と、前記ビット変
換処理された前記画像ブロックを記憶する前記記憶手段
の前記矩形領域内の位置を指定するアドレス制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の画像データ処理方法によれば、各画像
データのデータビット数の所定の倍数を決定するステッ
プと、各画像データのデータビット数で、前記所定の倍
数を除すことによって得られた数だけ、該画像データを
足し合わせるステップと、前記画像データを、前記所定
の倍数に等しいデータビット数の画像データとして処理
するステップとを有するので、従来行うことのできなか
った異なるビット数の画像データの処理を行うことがで
きる。
【0008】本発明の画像データ処理装置は、1または
複数のデータビット数を有する画像データを入力する画
像入力手段と、前記画像データをM行N列単位の画像ブ
ロックにブロック処理する画像ブロック手段と、前記画
像データを前記ブロック処理するために必要なラインメ
モリと、前記画像ブロックを圧縮処理する圧縮手段と、
前記圧縮手段によって圧縮処理された前記画像ブロック
を伸長処理する伸長手段と、前記画像入力手段が入力し
た画像データの画像ブロックと、記憶手段から読み出し
た画像データの画像ブロックと、前記伸長手段によって
伸長処理された前記画像ブロックの少なくとも一つをビ
ット変換処理する回転手段と、前記圧縮処理された前記
画像ブロックと前記ビット変換処理された前記画像ブロ
ックを記憶する記憶手段と、前記画像ブロック手段と前
記圧縮手段の間と、前記圧縮手段と前記記憶手段の間
と、前記記憶手段と前記伸長手段の間と、前記伸長手段
と前記回転手段の間と、前記回転手段と前記記憶手段の
間の前記画像ブロックの転送を制御すると共に、前記記
憶手段に矩形領域を指定する制御手段と、前記ビット変
換処理された前記画像ブロックを記憶する前記記憶手段
の前記矩形領域内の位置を指定するアドレス制御手段と
を備えているので、画像ブロック毎に回転処理を行うこ
とができ、それにより処理の効率化を図ることができ
る。尚、前記回転手段により回転される画像にかかる画
像データは、伸長処理後の画像データに限らず、画像入
力手段からの画像データにかかる画像や、記憶手段から
の画像データにかかる画像も同様に回転させることが可
能である。
【0009】
【発明の実施の形態】これより、図面を参照しながら本
発明による実施の形態について説明する。図1は、本実
施の形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。図
2,3はデータの流れを示す図である。図1において、
1は画像読み取り部、2は画像出力部、3は画像ブロッ
ク部、4は制御部、5は圧縮部、6は伸長部、7は回転
部、8はアドレス制御部、9は記憶部、10はラインメ
モリを示す。
【0010】図1中の、各部の概略について説明する。
画像読み取り部1は、CCDセンサ(不図示)等により
画像を読み取り、オフセット調整、ゲイン調整を行った
後にあらかじめ決められたビット数のデジタル画像デー
タに変換する。その後、シェーディング補正、ガンマ変
換、空間フィルタ処理、変倍処理、画像領域検知、誤差
拡散などの画像処理が行われる。
【0011】画像出力部2は、所定のビット数のデジタ
ル画像データに基づいてパルス幅変調を行い、レーザー
の点灯消灯を各画素ごとに制御することによって中間調
画像を形成することができる。
【0012】画像ブロック部3では、画像読み取り部1
から時系列的に入力される画像データが、ラインメモリ
(不図示)に所定のライン数分格納される。画像ブロッ
ク部3は、CCDセンサの電気的な走査方向(以下主走
査方向と呼ぶ)と機械的な走査方向(以下副走査方向と
呼ぶ)の、あらかじめ決められた矩形領域内の画像デー
タ群をひとつのブロックとする画像ブロックを出力する
ことができる。
【0013】制御部4は、画像ブロック部3と圧縮部5
の間、圧縮部5と記憶部9の間、記憶部9と伸長部6の
間、伸長部6と回転部7の間、回転部7と記憶部9の間
または記憶部9同士の画像ブロック転送を統括的に管理
することができる。また、回転画像領域に相当するぺー
ジメモリの書き込み開始アドレスと、主走査方向のアド
レス数と、副走査方向のアドレス数と、書き込み終了ア
ドレスを指定することにより、アドレス制御部8は、回
転部7においてビット変換処理された回転画像ブロック
を格納する記憶部9のアドレスを出力する。
【0014】圧縮部5は、画像ブロック部3からの画像
データをより多く記憶部9に格納するためにデータ圧縮
を行う。また記憶部9からの画像データに対して圧縮を
することも可能である。伸長部6は、圧縮された画像デ
ータを復元するためにデータ伸長を行う。伸長された画
像データは、画像出力部2に転送されたり、そのまま記
憶部9に格納されたり、回転部7において回転処理され
てから記憶部9に格納されるようになっている。
【0015】回転部7は、画像ブロックを90°単位で
回転させるためのビット変換ロジックで構成される。か
かるビット変換ロジックに基づき、伸長部6で伸長され
た画像ブロックを、ビット変換処理して記憶部9に格納
したり、記憶部9から読み出された画像データを、ビッ
ト変換処理して再び記憶部に格納することができる。ま
た、画像読み取り部1からの画像データを、ビット変換
処理して記憶部9に格納することができる。
【0016】アドレス制御部8は、記憶部9に対して画
像データを書き込む時の書き込みアドレスや、読み出す
時の読み出しアドレスを生成することができる。制御部
4において指定されたぺージメモリの書き込み開始アド
レスと、主走査方向のアドレス数と、副走査方向のアド
レス数と、書き込み終了アドレスによって記憶部のアド
レスが生成され、そこに、回転部7においてビット変換
処理された回転画像ブロックが格納されるようになって
いる。
【0017】記憶部9は、ダイナミックRAMで構成さ
れ、圧縮部5からの圧縮された画像データや、伸長部6
からの伸長された画像データを格納することができる。
また、回転部7において回転処理された画像データも、
記録部9は格納することができる。
【0018】次に、本実施の形態の画像処理装置の動作
の概要を説明する。画像読み取り部1、画像出力部2、
画像ブロック部3、制御部4、圧縮部5、伸長部6、回
転部7、アドレス制御部8、および記憶部9の、相互間
の画像データの転送には以下のモードがある。 (1)画像読み取り部1からの画像データを画像ブロッ
ク部3においてブロック化し、圧縮部5に転送してデー
タ圧縮を行い、圧縮された画像データを記憶部9に転送
するモード(図2参照)、 (2)画像読み取り部1からの画像データを画像ブロッ
ク部3においてブロック化し、記憶部9に転送するモー
ド、 (3)記憶部9からの圧縮された画像データを伸長部6
に転送してデータ伸長を行い、伸長された画像データを
画像出力部2に転送するモード、 (4)記憶部9からの画像データを画像出力部2に転送
するモード、 (5)記憶部9からの圧縮された画像データを伸長部6
に転送してデータ伸長を行い、伸長された画像データを
記憶部9に転送するモード(図3参照)、 (6)記憶部9からの画像データを圧縮部5に転送して
データ圧縮を行い、圧縮された画像データを記憶部9に
転送するモード、 (7)記憶部9からの画像データを再び記憶部9に転送
するモードである。
【0019】そのなかで、記憶部9からの圧縮された画
像データを伸長部6に転送してデータ伸長を行い、伸長
された画像データを記憶部9に転送するモードにおいて
は、データ伸長を行った後に、回転部7に転送してビッ
ト変換処理を行い、その後記憶部9に格納できるように
なっている。
【0020】また、記憶部9からの画像データを再び記
憶部9に転送するモードでは、記憶部9からの画像デー
タを、回転部7に転送してビット変換処理を行った後
で、記憶部9に格納できるようになっている。画像読み
取り部1からの画像データを画像ブロック3においてブ
ロック化し、記憶部9に転送するモードでも、回転部7
に転送してビット変換処理を行った後で、記憶部9に格
納できる。
【0021】まず、制御部4において、画像読み取り部
1からの画像データを画像ブロック部3においてブロッ
ク化し、圧縮部5に転送してデータ圧縮を行い、圧縮さ
れた画像データを記憶部9に転送するモードが設定され
るた場合について説明する。かかる場合、画像読み取り
部1から時系列的に入力される画像データは、画像ブロ
ック部3において、ラインメモリ10に所定のライン数
分格納され、主走査方向に所定の画素数、副走査方向に
所定のライン数によって定まる矩形領域にブロック化さ
れるようになっている。
【0022】ひとつの画像ブロックは、複数の画像デー
タのまとまりとして出力される。それぞれの画像ブロッ
クは、圧縮部5に転送されてデータ圧縮される。圧縮さ
れた画像ブロックは、記憶部9に格納される。
【0023】次に、制御部4において、記憶部9からの
圧縮された画像データを、伸長部6に転送してデータ伸
長を行い、伸長された画像データを記憶部9に転送する
モードが設定された場合について説明する。かかる場
合、圧縮された画像データは、圧縮された時と同じ順序
で伸長部6に転送されて、伸長部6においてデータ伸長
される。それにより、伸長処理された画像データは、圧
縮される前と同じ状態を保った画像ブロックとして伸長
部6から出力されることとなる。
【0024】伸長された画像ブロックは、回転部7に転
送されて回転処理されることができる。この回転処理
は、画像ブロック単位でのビット変換処理である。制御
部4において、回転画像領域に相当するぺージメモリ領
域が設定される。制御部4によって、設定されたぺージ
メモリの書き込み開始アドレスと、主走査方向のアドレ
ス数と、副走査方向のアドレス数と、書き込み終了アド
レスによって、アドレス制御部は書き込みアドレスを生
成する。回転部7においてビット変換処理された画像ブ
ロックが、アドレス制御部8から生成された書き込みア
ドレスの記憶部9に格納されることで、1ぺージ分の回
転画像が完成することとなる。
【0025】画像読み取り部1から入力される画像デー
タは、画像ブロック部3において、主走査方向に所定の
画素数、副走査方向に所定のライン数によって定まる矩
形領域にブロック化される。矩形領域のブロック方式
は、画像データのビット数によってあらかじめ決められ
ている。この状態は、回転処理された場合でも保持され
なければならない。つまり、記憶部9からの圧縮された
画像データを伸長部6に転送してデータ伸長を行い、回
転部5に転送して回転処理を行って、記憶部9に格納す
るときの、記憶部9に存在する回転画像についての画像
データのブロック方式も、画像ブロック部3におけるブ
ロック方式と同じである。このように、画像データのブ
ロック方式を、画像を回転する前と後で統一することに
より、たとえば記憶部9から画像ブロックを読み出し
て、その画像ブロックから画像データを抽出する場合
に、画像の出力が、画像データのビット数によって決ま
る一通りの態様で足りるという利点が生じる。
【0026】次に、画像ブロック部3について説明す
る。画像読み取り部1から入力される画像データは、所
定のライン数分ラインメモリに格納される。複数のライ
ンメモリに格納された画像データは、2次元の画像デー
タ群を形成する。2次元的に配列された画像データ群
は、主走査方向に所定の画素数、副走査方向に所定のラ
イン数によって定まる矩形領域にブロック化される。こ
の画素数およびライン数は、画像データのビット数、お
よび圧縮部と伸長部のデータバス幅によって決まる。
尚、本実施の形態では、圧縮部5と伸長部6のデータバ
ス幅を32ビットとする。
【0027】図4乃至図6は、画像データの例を示す図
である。図4に示す画像データのビット数は1ビットで
ある。かかる画像データを圧縮部5に転送する場合、一
度に転送される画像ブロックは、32ビットでなくては
ならないから、2次元の画像データ群から切り取られる
画像ブロックは32ビット単位でなければならない。
【0028】そこで、本実施の形態においては、主走査
方向に8画素、副走査方向に4ラインで定まる矩形領域
を、ひとつの画像ブロックとする。また、その画像ブロ
ックの出力する順番は図示の様に、画像ブロック0、
1、2、3、‥‥‥とする。この順番は、圧縮部5に転
送される画像ブロックの圧縮される順番であって、圧縮
効率を考慮に入れた順番である。すなわち、本実施の形
態の画像処理で扱う画像には、副走査方向に強い関係が
みられるため、副走査方向に接した二つの画像ブロック
を連続して出力するものとする。そうすることで圧縮率
を向上させることができる。
【0029】次に、画像データのビット数が2ビットの
場合を考える。この場合にも、画像ブロックは32ビッ
ト単位としなければならない。また、画像には副走査方
向に強い関係があることから、圧縮率の向上のために副
走査方向の画素を同時に圧縮することが望まれる。理論
的には、全部で32ビットであればどんな矩形の画像ブ
ロックを指定することも可能であるが、矩形領域の副走
査方向の延長はラインメモリの増加につながるので、ハ
ードウェア的に成立させることが難しくなり、コストの
面でも限界がある。そこで、画像データのビット数が2
ビットのときには、図5に示す画像ブロック、つまり主
走査方向に4画素、副走査方向に4ラインで定まる矩形
領域にする。また、画像ブロックの出力する順番は画像
ブロック0、1、2、3、‥‥‥とする。
【0030】同様に、画像データのビット数が4ビット
のときは、図6に示すとおりである。主走査方向に2画
素、副走査方向に4ラインの全8画素32ビットを一つ
の画像ブロックとして出力する。1ライン1画素目を画
像ブロックのデータバスの[31:28]に、1ライン
2画素目を[27:24]に、2ライン1画素目を[2
3:20]に、2ライン2画素目を[19:16]に、
3ライン1画素目を[15:12]に、3ライン2画素
目を[11:8]に、4ライン1画素目を[7:4]
に、4ライン2画素目を[3:0]に出力して画像ブロ
ックを形成する。
【0031】図7は、画像ブロック部3から圧縮部5に
転送される画像ブロックの順序を示した図である。かか
る画像ブロックは、図7に示すように、画像ブロック
0、1、2、3、・・・・の順で出力されるようになっ
ている。
【0032】制御部4は、画像ブロック部3から出力さ
れた画像ブロックを、順次圧縮部5に転送する。圧縮部
5では、転送された画像ブロックをデータ圧縮し、符号
データとして32ビットの符号データを出力するように
なっている。制御部4は、その符号データを記憶部9に
格納することとなる。このときの記憶部のデータバス幅
を64ビットとする。
【0033】図8は、圧縮部5から記憶部9に転送され
る符号データの順序を示した図である。図8に示すよう
に、データバス幅が32ビットの符号データを二つまと
めて、記憶部9の同じアドレスに格納することにより、
64ビットの符号データとして取り扱うことができる。
【0034】圧縮部5からの符号データを二つまとめ
て、記録部9の同じアドレスに格納することを続けるこ
とで、画像ブロック部3においてブロック化された画像
ブロックが、画像ブロック部3から出カされた順番に圧
縮され、その符号データが記録部9に格納される。
【0035】図9は、記憶部9から伸長部6に転送され
る符号データの順序を示した図である。制御部4が記憶
部9から一連の符号データを読み出す場合には、その符
号データを読み出す順番は、符号データを格納した順番
と同じである。図9のように、読み出された符号データ
は伸長部6に順次転送される。伸長部6では、符号デー
タを転送された順番にデータ伸長を行うようになってい
る。
【0036】図10は、伸長部6から回転部7に転送さ
れる画像ブロックの順序を示した図である。図10に示
すように、伸長処理されたデータは、データ圧縮される
前の画像ブロックの形体を保ち、かつ圧縮された順番と
同じ順番で伸長部から出力されるようにになっている。
つまり、画像ブロックは、画像ブロック0、1、2、
3、・・・の順に圧縮されたのであるから、伸長された
画像ブロックが伸長部から出力される順番は、画像ブロ
ック0、1、2、3、・・・となる。伸長部6から出力
された画像ブロックは、回転部7に転送されることとな
る。
【0037】回転部7について説明する。回転部7で
は、画像ブロックのビット変換処理を行うことができ
る。ビット変換論理は、画像データのビット数と回転角
度の組み合わせによって各々異なる。画像データのビッ
ト数の種類には1、2、4ビットがあるとする。また、
回転角度の種類には90°、180°、270°がある
とする。
【0038】そこでまず、画像データビット数が1ビッ
トで回転角度が90°の場合を考える。画像ブロックは
圧縮された順番と同じ順番に伸長されて、かつ90°回
転処理されると図11に示すようになる。これをブロッ
ク化し直して、再び記録部9の、アドレス制御部8より
指定されたアドレスに格納する必要がある。
【0039】回転部7においては、回転画像領域に相当
するぺージメモリの左下角のアドレスの、63ビット目
には画像ブロック0の24ビット目を、62ビット目に
は画像ブロック0の16ビット目を、61ビット目には
画像ブロック0の8ビット目を、60ビット目には画像
ブロック0の0ビット目を、59ビット目には画像ブロ
ック1の24ビット目を、58ビット目には画像ブロッ
ク1の16ビット目を、57ビット目には画像ブロック
1の8ビット目を、56ビット目には画像ブロック1の
0ビット目を、55ビット目には画像ブロック0の25
ビット目を(以下省略)、画像ブロック0または1の各
ビットを、図11の矢印右方の数字が示すビットに格納
するようなビット変換処理がなされるようになってい
る。
【0040】更に同様な処理が行われ、すなわちぺージ
メモリ左下角の上隣のアドレスに、画素ブロック2また
は3の各ビットが同様に格納される。
【0041】次に、画像データビット数が1ビットで回
転角度が180°の場合を考える。画像ブロックは、圧
縮された順番と同じ順番に伸長されてかつ180°回転
処理されると図12に示すようになる。これをブロック
化し直して、再び記録部9の、アドレス制御部8より指
定されたアドレスに格納する必要がある。
【0042】回転部7において、回転画像領域に相当す
るぺージメモリの右下角のアドレスの、63ビット目に
は画像ブロック1の0ビット目を、62ビット目には画
像ブロック1の1ビット目を、61ビット目には画像ブ
ロック1の2ビット目を、60ビット目には画像ブロッ
ク1の3ビット目を、59ビット目には画像ブロック1
の4ビット目を、58ビット目には画像ブロック1の5
ビット目を、57ビット目には画像ブロック1の6ビッ
ト目を、56ビット目には画像ブロック1の7ビット目
を、55ビット目には画像ブロック1の8ビット目を
(以下省略)、画像ブロック0または1の各ビットを図
12矢印右方の数字が示すビットに格納するようなビッ
ト変換処理がなされる。
【0043】更に同様な処理が行われ、すなわちぺージ
メモリ右下角の左隣のアドレスに、画素ブロック2また
は3の各ビットが同様に格納される。
【0044】次に画像データバス幅が1ビットで回転角
度が270°の場合を考える。画像ブロックは、圧縮さ
れた順番と同じ順番に伸長されてかつ270°回転処理
されると図13に示すようになる。これをブロック化し
直して、再び記録部9の、アドレス制御部8より指定さ
れたアドレスに格納する。
【0045】回転部7において、回転画像領域に相当す
るぺージメモリの右上角のアドレスの、63ビット目に
は画像ブロック1の7ビット目を、62ビット目には画
像ブロック1の15ビット目を、61ビット目には画像
ブロック1の23ビット目を、60ビット目には画像ブ
ロック1の31ビット目を、59ビット目には画像プロ
ック0の7ビット目を、58ビット目には画像ブロック
0の15ビット目を、57ビット目には画像ブロック0
の23ビット目を、56ビット目には画像ブロック0の
31ビット目を、55ビット目には画像ブロック1の6
ビット目を(以下省略)、画像ブロック0または1の各
ビットを図13矢印右方の数字が示すビットに格納する
ようなビット変換処理がなされる。
【0046】更に同様な処理が行われ、すなわちぺージ
メモリ右上角の下隣のアドレスに、画素ブロック2また
は3の各ビットが同様に格納される。
【0047】次に、画像データバス幅が2ビットで回転
角度が90°の場合を考える。画像ブロックは、圧縮さ
れた順番と同じ順番に伸長されてかつ90°回転処理さ
れると図14に示すようになる。これをブロック化し直
して、再び記録部9の、アドレス制御部8より指定され
たアドレスに格納する。
【0048】回転部7において、回転画像領域に相当す
るぺージメモリの左下角のアドレスの、63:62ビッ
ト目には画像ブロック2の25:24ビット目を、6
1:60ビット目には画像ブロック2の17:16ビッ
ト目を、59:58ビット目には画像ブロック2の9:
8ビット目を、57:56ビット目には画像ブロック2
の1:0ビット目を、55:54ビット目には画像ブロ
ック2の27:26ビット目を(以下省略)、画像ブロ
ック0または2の各ビットを図14矢印右方の数字が示
すビットに格納するようなビット変換処理がなされる。
【0049】更に同様な処理が行われ、すなわちぺージ
メモリ左下角の右隣のアドレスに、画素ブロック1また
は3の各ビットが同様に格納される。
【0050】次に、画像データバス幅が4ビットで回転
角度が90°の場合を考える。画像ブロックは、圧縮さ
れた順番と同じ順番に伸長されてかつ90°回転処理さ
れると図15のようになる。これをブロック化し直し
て、再び記録部9の、アドレス制御部8より指定された
アドレスに格納する。
【0051】回転部7において、回転画像領城に相当す
るぺージメモリの左下角のアドレスの、63:60ビッ
ト目には画像ブロック6の27:24ビット目を、5
9:56ビット目には画像ブロック6の19:16ビッ
ト目を、55:52ビット目には画像ブロック6の3
1:28ビット目を、51:48ビット目には画像ブロ
ック6の23:20ビット目を、47:44ビット目に
は画像ブロック4の27:24ビット目を(以下省
略)、画像ブロック0、2、4または6の各ビットを図
15矢印右方の数字が示すビットに格納するようなビッ
ト変換処理がなされる。
【0052】更に、同様な処理が行われ、すなわちぺー
ジメモリ左下角の右隣のアドレスに、画像ブロック0、
2、4または6の各ビットが同様に格納され、かつその
右隣のアドレスに、画像ブロック1,3,5または7の
各ビットが同様に格納される。
【0053】他の組み合わせについても同様に考えるこ
とができる。このように、本実施の形態においては、回
転画像についても、画像ブロック部3と同じ矩形領域で
画像データをブロック化して、記憶部9に格納してい
る。つまり、画像データが1ビットの揚合は、主走査方
向8画素、副走査方向4ライン、画像データが2ビット
の場合は、主走査方向4画素、副走査方向4ライン、画
像データが4ビットの場合は、主走査方向2画素、副走
査方向4ラインの矩形領域を一つの画像ブロックとして
いるのである。
【0054】本実施の形態によれば、原画像について
も、回転画像についても、同じ矩形領域を画像ブロック
とすることで、画像を出力するときの記憶部9から読み
出す方式が統一できる。
【0055】次に、アドレス制御部8について説明す
る。図16は、アドレス制御部8のブロック図である。
アドレス制御部8は、読み出しアドレス生成部8bと、
書き込みアドレス生成部8aと、アドレスセレクタ8c
とから構成されている。読み出しアドレス生成部8b
は、圧縮された画像ブロックを記憶部9から読み出すと
きの記憶部9のアドレスを出力する。書き込みアドレス
生成部8aは、伸長部6において伸長処理された画像ブ
ロックを記憶部9に格納するときの記憶部9のアドレス
を生成する。アドレスセレクタ8cは、制御部4によっ
て制御され、画像ブロックを記憶部9から読み出すとき
は、読み出しアドレス生成部8bから出力される読み出
しアドレスを選択し、格納するときは書き込みアドレス
生成部8aから出力される書き込みアドレスを選択す
る。
【0056】書き込みアドレス生成部8aは、ぺージメ
モリの左上の書き込みアドレスを設定するレジスタWS
Tと、ぺージメモリの主走査方向のアドレス数を設定す
るレジスタWPGHと、ぺージメモリの副走査方向のア
ドレス数を設定するレジスタWPGVと、ぺージメモリ
の右下の書き込みアドレスを設定するレジスタWEND
と、画像データのビット数を設定するレジスタBIT
W、画像回転角度を設定するレジスタPATに対応し
て、回転画像領域に相当するぺージメモリのアドレスを
生成するようになっている。
【0057】記憶部9からの圧縮された画像データを伸
長部6に転送してデータ伸長を行い、伸長された画像デ
ータを記憶部9に転送するモードのとき、制御部4は、
記憶部9をぺージメモリ的に使用するため、レジスタW
ST、WPGH、WPGV、WENDを設定する。
【0058】図17(a)は、原画像の画像領域を示す
図であり、図17(b)は90°回転、図17(c)は
180°回転、図17(d)は270°回転させた回転
処理後の画像領域を示す図である。図17(a)に示す
ように、正像の主走査方向の画素数をPGH、副走査方
向のライン数をPGVとする。また、記憶部9から読み
出された符号データの集まりの画像ブロックは、32ビ
ットを単位とするものであり、記録部9のデータバス幅
は64ビットとする。
【0059】90°回転処理を行う場合、レジスタWP
GHに設定する値は、画像データのビット数が1、2、
4ビットのときいずれもPGV/8である。また、レジ
スタWPGVに設定する値は、画像データのビット数が
1ビットのときはPGH/8、2ビットのときはPGH
/4、4ビットのときにPGH/2である。
【0060】このようにレジスタWPGHおよびWPG
Vの値(以下、WPGH値及びWPGV値とする)を設
定する理由は、画像ブロックの形体と記録部9への格納
形態に関係がある。画像データのビット数が1ビットの
とき、画像ブロックは主走査方向に8画素、副走査方向
に4ラインの矩形領域を一つの単位としている。そし
て、副走査方向に接する二つの画像ブロック同士を、記
録部9の同じアドレスに格納するため、回転画像領域に
相当する記憶部9のぺージメモリの、主走査方向のアド
レスの幅を示すWPGH値はPGV/8である。一方、
副走査方向のアドレスの幅を示すWPGV値はWPGH
/8となる。
【0061】画像データのビット数が2ビットのとき
は、画像ブロックは主走査方向に4画素、副走査方向に
4ライン、画像データのビット数が4ビットのときは、
画像ブロックは主走査方向に2画素、副走査方向に4ラ
インの矩形領域を―つの単位とし、副走査方向に接する
二つの画像ブロック同士を、記録部9の一つのアドレス
に格納するために図示するような設定値となる。
【0062】180°回転処理を行う場合、WPGH値
は、画像データのビット数が1ビットのときはPGH/
8、2ビットのときはPGH/4、4ビットのときにP
GH/2である。また、WPGV値は、画像データのビ
ット数が1、2、4ビットのときいずれもPGV/8で
ある。
【0063】270°回転処理を行う揚合、WPGH値
は、画像データのビット数が1、2、4ビットのときい
ずれもPGV/8である。また、WPGV値は、画像デ
ータのビット数が1ビットのときはPGH/8、2ビッ
トのときはPGH/4、4ビットのときにPGH/2で
ある。
【0064】図16に示すように、レジスタWSTの値
(以下、WST値とする)は、ぺージメモリの左上の書
き込みアドレスである。レジスタWENDの値(以下、
WEND値とする)は、ぺージメモリの右下の書き込み
アドレスである。制御部4は、WST値とWPGH値と
WPGV値とWEND値を設定して、記録部9にぺージ
メモリ領域を形成することができる。
【0065】記憶部9からの圧縮された画像データを伸
長部6に転送してデータ伸長を行い、伸長された画像デ
ータを記憶部9に転送するモードが設定されると、制御
部4はLOAD信号をアドレス制御部8に出力する。そ
れにより、アドレス制御部8では、指定された画像回転
角度PATに従って、書き込みアドレスの初期値が発生
する。
【0066】記録部9への格納が行われる度に、制御部
4は書き込みクロックイネーブル信号WRCEをアドレ
ス制御部8に出力し、アドレス制御部8では、システム
クロックCLOCKに同期して、書き込みアドレスが変
化するようになっている。書き込みアドレスの変化の態
様は、画像データのビット数BITWと画像回転角度P
ATによって異なる。ここで、書き込みアドレスの変化
の態様を詳しく説明する。
【0067】まず、画像データのビット数BITWが1
ビット、画像回転角度PATが90°のときを考える。
制御部4からLOAD信号が出ると、アドレス制御部8
は、書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)を出
力する。また、内部パラメータICNTを0にする。こ
の書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)は、ぺ
ージメモリの左下角のアドレスである。
【0068】記憶部9から読み出された連続する符号デ
ータは、伸長部6で伸長されて、回転部7で90°回転
のビット変換処理されると、90°回転画像の左下角か
ら始まってその右隣の順番で、それ以降は図18に示す
順序通り、画像ブロックが回転部7から出力されること
となる。内部パラメータICNTがインクリメントし
て、書き込みアドレスは、(WEND−WPGH+
1)、(WEND−2×WPGH+1)、(WEND−
3×WPGH+1)、・・・と変化するために、ぺージ
メモリの左端のアドレスに下端から順番に、連続する二
つの画像ブロックは同じアドレスに格納される。
【0069】書き込みアドレスが(WEND−WPGV
×WPGH+1)となり、内部パラメータICNTが
(WPGV−1)と等しくなる、つまりぺージメモリの
左上角に達すると、次の書き込みアドレスは(WEND
−WPGH+2)となる。これはぺージメモリの左端か
ら2列目の、下端の行のアドレスを指している。
【0070】同様に、内部パラメータICNTがインク
リメントして、書き込みアドレスは、(WEND−WP
GH+2)、(WEND−2×WPGH+2)、(WE
ND−3×WPGH+2)、・・・と変化して、ぺージ
メモリの左端から2列目のアドレスに下から順番に、連
続する二つの画像ブロックは同じアドレスに格納され
る。書き込みアドレスが(WEND−WPGV×WPG
H+2)となり、内部パラメータICNTが(2×WP
GV−1)と等しくなる、つまりぺージメモリの左端か
ら2列目の上端に達すると、次の書き込みアドレスは
(WEND−WPGH+3)となる。これはぺージメモ
リの左端から3列目の、下端の行のアドレスを指してい
る。
【0071】同様な動作が繰り返され、内部パラメータ
ICNTが(WEND−WST)と等しくなる、つまり
指定されたぺージメモリ領域に対して格納が終了する
と、アドレス制御部8は、格納終了信号WCRYを制御
部4に出力する。制御部4は、格納終了信号を入力する
と、書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にし
てぺージメモリへの書き込みを終えることとなる。
【0072】次に、画像データのビット数BITWが1
ビット、画像回転角度PATが180°のときを考え
る。制御部4からLOAD信号が出ると、アドレス制御
部8は、書き込みアドレス(WEND)を出力する。ま
た、内部パラメータICNTを0にする。この書き込み
アドレス(WEND)は、ぺージメモリの右下角のアド
レスである。
【0073】記憶部9から読み出された連続する符号デ
ータは、伸長部6で伸長されて、回転部7で180°回
転のビット変換処理されると、180°回転画像の右下
角から始まってその上隣の順番で、それ以降は図19の
順序に示すとおり画像ブロックが回転部7から出力され
る。
【0074】内部パラメータICNTがインクリメント
して、書き込みアドレスは、(WEND)、(WEND
−1)、(WEND−2)、・・・と変化するために、
ぺージメモリの下端の行に右端から順番に、連続する二
つの画像ブロックは同じアドレスに格納される。書き込
みアドレスが(WEND−WPGH+1)となり、IC
NTが(WPGH−1)と等しくなる、つまりぺージメ
モリの左下角に達すると、次の書き込みアドレスは(W
END−WPGH)となる。これはぺージメモリの下端
から2行目の、右端の列のアドレスを指している。
【0075】同様に、内部パラメータICNTがインク
リメントして、書き込みアドレスは、(WEND−WP
GH)、(WEND−WPGH−1)、(WEND−W
PGH−2)、・・・と変化して、ぺージメモリの下端
から2行目のアドレスに右端から順番に、連続する二つ
の画像ブロックは同じアドレスに格納される。書き込み
アドレスが(WEND―2×WPGH+1)となり、内
部パラメータICNTが(2×WPGH−1)と等しく
なる、つまりぺージメモリの下端から2行目の左端に達
すると、次の書き込みアドレスは(WEND―2×WP
GH)となる。これはぺージメモリの下端から3行目
の、右端の列のアドレスを指している。
【0076】同様な動作が繰り返され、内部パラメータ
ICNTが(WEND−WST)と等しくなる、つまり
指定されたぺージメモリ領域に対して格納が終了する
と、アドレス制御部8は、格納終了信号WCRYを制御
部4に出力する。制御部4は格納終了信号が入力される
と、書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にし
てぺージメモリへの書き込みを終える。
【0077】次に、画像データのビット数BITWが1
ビット、画像回転角度PATが270°のときを考え
る。制御部4からLOAD信号が出ると、アドレス制御
部8は、書き込みアドレス(WST+WPGH−1)を
出力する。また、内部パラメータICNTを0にする。
この書き込みアドレス(WST+WPGH−1)はぺー
ジメモリの右上角のアドレスである。
【0078】記憶部9から読み出された連続する符号デ
ータは、伸長部6で伸長されて、回転部7で270°回
転のビット変換処理されると、270°回転画像の右上
角から始まってその左隣といった順番で、それ以降は図
20の順序で示すとおり画像ブロックが回転部7から出
力される。
【0079】内部パラメータICNTがインクリメント
して、書き込みアドレスは、(WST+WPGH−
1)、(WST+2×WPGH−1)、(WST+3×
WPGH−1)、・・・と変化するために、ぺージメモ
リの右端の列に上から順番に、連続する二つの画像ブロ
ックは同じアドレスに格納される。書き込みアドレスが
(WST+WPGV×WPGH−1)となり、内部パラ
メータICNTが(WPGV−1)と等しくなる、つま
りぺージメモリの右下角に達すると、次の書き込みアド
レスは(WST+WPGH−2)となる。これはぺージ
メモリの右端から2列目の、上端の行のアドレスを指し
ている。
【0080】同様に、内部パラメータICNTがインク
リメントして、書き込みアドレスは、(WST+WPG
H−2)、(WST+2×WPGH−2)、(WST+
3×WPGH−2)、・・・と変化して、ぺージメモリ
の右端から2列目のアドレスに上から順番に、連続する
二つの画像ブロックは同じアドレスに格納される。書き
込みアドレスが(WST+WPGV×WPGH−2)と
なり、内部パラメータICNTが(2×WPGV−1)
と等しくなる、つまりぺージメモリの右端から2列目の
下端に達すると、次の書き込みアドレスは(WST+W
PGH−3)となる。これは、ぺージメモリの右端から
3列目の、上端の行のアドレスを指している。
【0081】同様な動作が繰り返され、内部パラメータ
ICNTが(WEND−WST)と等しくなる、つまり
指定されたぺージメモリ領域に対して格納が終了する
と、アドレス制御部8は、格納終了信号WCRYを制御
部4に出力する。制御部4は格納終了信号を入力する
と、書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にし
てぺージメモリへの書き込みを終える。
【0082】次に、画像データのビット数BITWが2
ビット、画像回転角度PATが90°のときを考える。
制御部4からLOAD信号が出ると、アドレス制御部8
は、書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)を出
力する。また、内部パラメータICNTを0にする。こ
の書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)はぺー
ジメモリの左下角のアドレスである。
【0083】記憶部9から読み出された連続する符号デ
ータは、伸長部6で伸長されて、回転部7で90°回転
のビット変換処理されると、90°回転画像の左下角か
ら始まってその右隣といった順序で、それ以降は図21
の順序に示すとおり画像ブロックが回転部から出力され
る。内部パラメータICNTがインクリメントして、書
き込みアドレスは、(WEND−WPGH+1)、(W
END−WPGH+2)、(WEND−2×WPGH+
1)、(WEND−2×WPGH+2)、・・・と変化
する。したがって、ぺージメモリのまず左下角のアドレ
スに、次にその右隣、そして下端から2行目の左端、そ
の右隣の順番に、書き込みアドレスは変化する。書き込
みアドレスが(WEND―WPGV×WPGH+2)と
なり、内部パラメータICNTが(2×WPGV−1)
と等しくなる、つまりぺージメモリの左上角の右隣に達
すると、次の書き込みアドレスは(WEND−WPGH
+3)となる。これはぺージメモリの左端から3列目
の、下端の行のアドレスを指している。
【0084】同様に、内部パラメータICNTがインク
リメントして、書き込みアドレスは、(WEND−WP
GH+3)、(WEND−WPGH+4)、(WEND
−2×WPGH+3)、(WEND−2×WPGH+
4)、・・・と変化する。したがつて、ぺージメモリの
まず3列目の下端のアドレスに、次にその右隣、そして
下端から2行目の3列目、その右隣の順番に、書き込み
アドレスは変化する。書き込みアドレスが(WEND−
WPGV×WPGH+4)となり、内部パラメータIC
NTが(4×WPGV−1)と等しくなる、つまりぺー
ジメモリの左端から4列目の上端に達すると、次の書き
込みアドレスは(WEND−WPGH+5)となる。こ
れはぺージメモリの左端から5列目の、下端の行のアド
レスを指している。
【0085】同様な動作が繰り返され、内部パラメータ
ICNTが(WEND−WST)と等しくなる、つまり
指定されたぺージメモリ領域に対して格納が終了する
と、アドレス制御部8は、格納終了信号WCRYを制御
部に出力する。制御部4は格納終了信号を入力すると、
書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にしてぺ
ージメモリへの書き込みを終える。
【0086】次に、画像データのビット数BITWが4
ビット、画像回転角度PATが90°のときを考える。
制御部4からLOAD信号が出ると、アドレス制御部8
は、書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)を出
力する。また、内部パラメータICNTを0にする。こ
の書き込みアドレス(WEND−WPGH+1)はぺー
ジメモリの左下角のアドレスである。記憶部9から読み
出された連続する符号データは、伸長部で伸長されて、
回転部で90°回転のビット変換処理されると、9O°
回転画像の左下角から始まってその右隣といった順番
で、それ以降は図22の順序に示すとおり画像ブロック
が回転部7から出力される。
【0087】内部パラメータICNTがインクリメント
して、書き込みアドレスは、(WEND−WPGH+
1)、(WEND−WPGH+2)、(WEND−WP
GH+3)、(WEND−WPGH+4)、(WEND
−2×WPGH+1)、(WEND−2×WPGH+
2)、(WEND−2×WPGH+3)、(WEND−
2×WPGH+4)、・・・と変化する。したがって、
ぺージメモリのまず左下角のアドレスに、次に下端の2
列目、次に3列目、次に4列目、そして下端から2行目
の左端、次に2列目、次に3列目、次に4列目の順番
に、書き込みアドレスは変化する。書き込みアドレスが
(WEND−WPGV×WPGH+4)となり、内部パ
ラメータICNTが(4×WPGV−1)と等しくな
る、つまりぺージメモリの上端の左端から4列目に達す
ると、次の書き込みアドレスは(WEND−WPGH+
5)となる。これはぺージメモリの左端から5列目の、
下端の行のアドレスを指している。
【0088】同様に、内部パラメータICNTがインク
リメントして、書き込みアドレスは、(WEND−WP
GH+5)、(WEND−WPGH+6)、(WEND
−WPGH+7)、(WEND―WPGH+8)、(W
END−2×WPGH+5)、(WEND−2×WPG
H+6)、(WEND−2×WPGH+7)、(WEN
D−2×WPGH+8)、・・・と変化する。したがっ
て、ぺージメモリのまず下端の5列目のアドレスに、次
に6列目、次に7列目、次に8列目、そして下端から2
行目の5列目、次に6列目、次に7列目、次に8列目の
順番に、書き込みアドレスは変化する。書き込みアドレ
スが(WEND−WPGV×WPGH+8)となり、内
部パラメータICNTが(8×WPGV−1)と等しく
なる、つまりぺージメモリの左端から8列目の上端に達
すると、次の書き込みアドレスは(WEND−WPGH
+9)となる。これはぺージメモリの左端から9列目
の、下端の行のアドレスを指している。
【0089】同様な動作が繰り返され、内部パラメータ
ICNTが(WEND−WST)と等しくなる、つまり
指定されたぺージメモリ領域に対して格納が終了する
と、アドレス制御部8は、格納終了信号WCRYを制御
部4に出力する。制御部4は格納終了信号を入力する
と、書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にし
てぺージメモリへの書き込みを終える。
【0090】画像データのビット数BITWと画像回転
角度PATの他の組み合わせのときの、書き込みアドレ
スの変化についての説明は省略する。書き込みアドレス
を生成する論理は、図23に示すとおりである。
【0091】図23、24は、書き込みアドレスを生成
する論理を説明する図である。画像データのビット数B
ITWには、1、2、4、8ビットの場合があり、画像
回転角度PATには、正像、90°、180°、270
°の場合があるので、すべての組み合わせは16通りに
なる。図23にそれをまとめて表現している。その中の
1例を取り上げて説明する。
【0092】画像データのビット数BITWが4ビッ
ト、画像回転角度PATが90°の場合を限定して考え
たとき、図23を書き直してみると図24となる。制御
部からLOAD信号が出る(LOAD=1)と、アドレ
ス制御部は、書き込みアドレスWCNTは(WEND−
WPGH+1)を出カする。また、内部パラメータIC
NT=0、IHEND=4×WPGV−1、WLD1=
WEND−WPGH+1、WLD2=WEND−WPG
H+1、HB=4のそれぞれ初期値が設定される。この
WCNT=(WEND−WPGH+1)はページメモリ
の左下角のアドレスである。
【0093】書き込みクロックイネーブル信号WRCE
が1のときシステムクロックに同期して、ICNTがイ
ンクリメントする。LOAD=0、WRCE=1、HB
≠1の場合である。WCNTは、(WEND−WPGH
+1)、(WEND−WPGH+2)、(WEND−W
PGH+3)、(WEND−WPGH+4)となり、H
Bはデクリメントする。HBが1になり、ICNT≠4
×WPGV−1のとき、WCNTは、(WEND−2×
WPGH+1)となり、さらに書き込み動作が続くと
(WEND−2×WPGH+2)、(WEND−2×W
PGH+3)、(WEND−2×WPGH+4)、…と
変化する。したがって、ぺージメモリのまず左下角、次
に下端行の左端から2列目、次に3列目、次に4列目、
そして下端から2行目の左端、次に左端から2列目、次
に3列目、次に4列目の順番に、WCNTは変化する。
【0094】WCNTが(WEND―WPGV×WPG
H+4)となり、ICNTが(4×WPGV−1)と等
しくなる、つまりぺージメモリの上端行の左端から4列
目に達すると、次のWCNTは(WEND−WPGH+
5)となる。これはぺージメモリの左端から5列目の、
下端の行のアドレスを指している。そして同様に、IC
NTがインクリメントして、WCNTは、(WEND−
WPGH+5)、(WEND−WPGH+6)、(WE
ND−WPGH+7)、(WEND−WPGH+8)と
なり、HBはデクリメントする。HBが1になり、IC
NT≠8×WPGV−1のとき、WCNTは、(WEN
D−2×WPGH+5)となり、さらに書き込み動作が
続くと(WEND−2×WPGH+6)、(WEND−
2×WPGH+7)、(WEND−2×WPGH+
8)、…と変化する。したがって、ぺージメモリのまず
下端行の左端から5列目、次に6列目、次に7列目、次
に8列目、そして下端から2行目の左端から5列目、次
に6列目、次に7列目、次に8列目の順番に、WCNT
は変化する。
【0095】WCNTが(WEND−WPGV×WPG
H+8)となり、ICNTが(8×WPGV−1)と等
しくなる、つまりぺージメモリの上端行の左端から8列
目に達すると、次の書き込みアドレスは(WEND−W
PGH+9)となる。これはぺージメモリの左端から9
列目の、下端の行のアドレスを指している。同様な動作
が繰り返され、ICNTが(WEND−WST)と等し
くなる、つまり指定されたページメモリ領域に対して格
納が終了すると、アドレス制御部は、格納終了信号WC
RYを制御部に出す。制御部は格納終了信号がくると、
書き込みクロックイネーブル信号WRCEを0にしてペ
ージメモリヘの書き込みを終える。
【0096】本実施の形態によれば、回転部7において
画像ブロックのビット変換処理を行い、アドレス制御部
8によって生成された書き込みアドレスにしたがって記
憶部9に格納することによって、伸長処理した後、回転
処理された回転画像をぺージメモリに格納することがで
きる。
【0097】このように、本実施の形態によれば、ライ
ンメモリを備える必要なく、またデータビット数に関係
なく、伸長処理された画像データに対して回転処理を施
し、ぺージメモリに回転画像を格納することができる。
【0098】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更/改良が可能であることは
もちろんである。
【0099】
【発明の効果】本発明の画像データ処理方法によれば、
各画像データのデータビット数の所定の倍数を決定する
ステップと、各画像データのデータビット数で、前記所
定の倍数を除すことによって得られた数だけ、該画像デ
ータを足し合わせるステップと、前記画像データを、前
記所定の倍数に等しいデータビット数の画像データとし
て処理するステップとを有するので、従来行うことので
きなかった異なるビット数の画像データの処理を行うこ
とができる。
【0100】本発明の画像データ処理装置は、1または
複数のデータビット数を有する画像データを入力する画
像入力手段と、前記画像データをM行N列単位の画像ブ
ロックにブロック処理する画像ブロック手段と、前記画
像データを前記ブロック処理するために必要なラインメ
モリと、前記画像ブロックを圧縮処理する圧縮手段と、
前記圧縮手段によって圧縮処理された前記画像ブロック
を伸長処理する伸長手段と、前記画像入力手段が入力し
た画像データの画像ブロックと、記憶手段から読み出し
た画像データの画像ブロックと、前記伸長手段によって
伸長処理された前記画像ブロックの少なくとも一つをビ
ット変換処理する回転手段と、前記圧縮処理された前記
画像ブロックと前記ビット変換処理された前記画像ブロ
ックを記憶する記憶手段と、前記画像ブロック手段と前
記圧縮手段の間と、前記圧縮手段と前記記憶手段の間
と、前記記憶手段と前記伸長手段の間と、前記伸長手段
と前記回転手段の間と、前記回転手段と前記記憶手段の
間の前記画像ブロックの転送を制御すると共に、前記記
憶手段に矩形領域を指定する制御手段と、前記ビット変
換処理された前記画像ブロックを記憶する前記記憶手段
の前記矩形領域内の位置を指定するアドレス制御手段と
を備えているので、画像ブロック毎に回転処理を行うこ
とができ、それにより処理の効率化を図ることができ
る。尚、前記回転手段により回転される画像にかかる画
像データは、伸長処理後の画像データに限らず、画像入
力手段からの画像データにかかる画像や、記憶手段から
の画像データにかかる画像も同様に回転させることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像処理装置の構成を示す
図である。
【図2】画像データの流れを示す図である。
【図3】画像データの流れを示す図である。
【図4】画像データの例を示す図である。
【図5】画像データの例を示す図である。
【図6】画像データの例を示す図である。
【図7】画像ブロック部3から圧縮部5に転送される画
像ブロックの順序を示した図である。
【図8】圧縮部5から記憶部9に転送される符号データ
の順序を示した図である。
【図9】記憶部9から伸長部6に転送される符号データ
の順序を示した図である。
【図10】伸長部6から回転部7に転送される画像ブロ
ックの順序を示した図である。
【図11】回転処理された画像データの例を示す図であ
る。
【図12】回転処理された画像データの例を示す図であ
る。
【図13】回転処理された画像データの例を示す図であ
る。
【図14】回転処理された画像データの例を示す図であ
る。
【図15】回転処理された画像データの例を示す図であ
る。
【図16】アドレス制御部8のブロック図である。
【図17】図17(a)は、原画像の画像領域を示す図
であり、図17(b)は9O°回転、図17(c)は1
80°回転、図17(d)は270°回転させた回転処
理後の画像領域を示す図である。
【図18】回転部7から出力される画像データの順序を
示す図である。
【図19】回転部7から出力される画像データの順序を
示す図である。
【図20】回転部7から出力される画像データの順序を
示す図である。
【図21】回転部7から出力される画像データの順序を
示す図である。
【図22】回転部7から出力される画像データの順序を
示す図である。
【図23】書き込みアドレスを生成する論理を説明する
図である。
【図24】書き込みアドレスを生成する論理を説明する
図である。
【符号の説明】
1 画像読み取り部 2 画像出力部 3 画像ブロック部 4 制御部 5 圧縮部 6 伸長部 7 回転部 8 アドレス制御部 9 記憶部 10 ラインメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 AB02 CB10 CB30 EA02 EA03 EB12 EB13 5B057 AA11 BA02 CA06 CA08 CB06 CB08 CC01 CD03 CD05 DB02 DB08 DB09 5C076 AA21 AA22 AA24 BA03 BA04 CB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるデータビット数を有する画像デー
    タを処理する画像データ処理方法において、 各画像データのデータビット数の所定の倍数を決定する
    ステップと、 各画像データのデータビット数で、前記所定の倍数を除
    すことによって得られた数だけ、該画像データを足し合
    わせるステップと、 前記画像データを、前記所定の倍数に等しいデータビッ
    ト数の画像データとして処理するステップとを有するこ
    とを特徴とする画像データ処理方法。
  2. 【請求項2】 1または複数のデータビット数を有する
    画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像データをM行N列単位の画像ブロックにブロッ
    ク処理する画像ブロック手段と、 前記画像データを前記ブロック処理するために必要なラ
    インメモリと、 前記画像ブロックを圧縮処理する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮処理された前記画像ブロック
    を伸長処理する伸長手段と、 前記画像入力手段が入力した画像データの画像ブロック
    と、記憶手段から読み出した画像データの画像ブロック
    と、前記伸長手段によって伸長処理された前記画像ブロ
    ックの少なくとも一つをビット変換処理する回転手段
    と、 前記圧縮処理された前記画像ブロックと前記ビット変換
    処理された前記画像ブロックを記憶する記憶手段と、 前記画像ブロック手段と前記圧縮手段の間と、前記圧縮
    手段と前記記憶手段の間と、前記記憶手段と前記伸長手
    段の間と、前記伸長手段と前記回転手段の間と、前記回
    転手段と前記記憶手段の間の前記画像ブロックの転送を
    制御すると共に、前記記憶手段に矩形領域を指定する制
    御手段と、 前記ビット変換処理された前記画像ブロックを記憶する
    前記記憶手段の前記矩形領域内の位置を指定するアドレ
    ス制御手段とを備えたことを特徴とする画像データ処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記画像ブロックのビット数は、前記圧縮
    部のデータビット数と等しいことを特徴とする請求項2
    に記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】前記回転手段は、前記画像ブロック手段に
    よってブロック処理されたM行N列単位の前記画像ブロ
    ックと等しいM行N列単位の回転画像ブロックを出力す
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像データ
    処理装置。
  5. 【請求項5】前記アドレス制御手段は、回転された画像
    に相当する前記記憶手段の前記矩形領域に前記回転画像
    ブロックを格納する書き込みアドレスを出力することを
    特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像デー
    タ処理装置。
  6. 【請求項6】前記画像データのデータビット数がP(P
    =1,2,4)のとき、N×P=2Mであることを特徴
    とする請求項2乃至5のいずれかに記載の画像データ処
    理装置。
JP10306424A 1998-10-14 1998-10-14 画像データ処理方法及び画像処理装置 Pending JP2000125112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10306424A JP2000125112A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 画像データ処理方法及び画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10306424A JP2000125112A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 画像データ処理方法及び画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000125112A true JP2000125112A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17956861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10306424A Pending JP2000125112A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 画像データ処理方法及び画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000125112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110072032A (zh) * 2018-01-22 2019-07-30 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110072032A (zh) * 2018-01-22 2019-07-30 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置
US10567616B2 (en) 2018-01-22 2020-02-18 Kyocera Document Solutions, Inc. Image processing apparatus
CN110072032B (zh) * 2018-01-22 2021-03-05 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7389007B2 (en) Semiconductor memory apparatus
US6798927B2 (en) Conversion of pixel data for interpolation or image reduction, using a small memory
JP4286192B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2000125112A (ja) 画像データ処理方法及び画像処理装置
JPH10341456A (ja) 画像処理装置およびその方法
US20080024831A1 (en) Image processing device and image processing method
JPH08194812A (ja) 画像処理装置
JP3167684B2 (ja) 小画面のためのコンテキスト発生回路及びその方法
JPS6295670A (ja) 画像処理装置
JP3559419B2 (ja) 画像圧縮データの伸張方法及び装置
JPH11306343A (ja) 2次元データ回転処理装置
JP2000322566A (ja) 画像表示装置及びその制御方法
JP3292574B2 (ja) 画像処理装置とその装置を用いた画像処理方法
JPH0563959A (ja) 画像処理方法および装置
JP4771095B2 (ja) 画像圧縮装置
JP4144547B2 (ja) 画像処理装置
JP4389580B2 (ja) 画像信号処理回路
JP3092579B2 (ja) 画像データ回転処理方法及び画像データ回転処理装置
JP2800252B2 (ja) データ圧縮法
JP4144548B2 (ja) 画像処理装置
JPH1093788A (ja) 画像形成方法とその装置
JP2006067513A (ja) 画像拡大縮小変換装置およびデジタル映像システム
JP2917732B2 (ja) 圧縮画像メモリ制御装置
JPH06291987A (ja) 画像出力装置
JP3028692B2 (ja) 画像回転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050708

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050927