JP2000122593A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
ことなく、特定の表示素子をそれよりも更に明るく点灯
させる。 【解決手段】 複数のセグメントラインS0〜S7を行
とし、複数のディジットラインD0〜D7を列として、
これら両ライン間にLEDからなる複数の表示素子L00
〜L77をマトリクス状に接続する。LED駆動回路1
は、ディジットラインD0〜D7を順番に選択すると共
に、これら各ディジットラインの選択タイミングにおい
て複数の表示素子L00〜L77のうち点灯すべき表示素子
が接続されたセグメントラインS0〜S7のみを選択す
ることにより各表示素子Lijを選択的に点灯させる。特
定のセグメントラインS7に接続された表示素子の数
は、ディジットラインD0〜D7の数よりも少ない。ま
た、そのセグメントラインS7に接続された特定の表示
素子L77は、他の表示素子L70〜L74とは接続されない
複数のディジットラインD6,D7により駆動され、こ
れにより他の表示素子よりも長い時間駆動される。
Description
接続された複数の表示素子を駆動回路によってダイナミ
ックに点灯表示させる表示装置に関する。
例えば図5に示すように、セグメントラインS0〜S7
とディジットラインD0〜D7の間に複数のLEDから
なる表示素子L00〜L77をマトリクス状に接続して構成
されている。各ディジットラインD0〜D7は、図6に
示すように、Tを周期として順番にアクティブ(L)レ
ベルとなるように走査される。そして、例えばディジッ
トラインD2がアクティブレベルとなっている期間に、
セグメントラインS6がアクティブ(H)レベルとなる
と、表示素子L62が点灯するというように、各ディジッ
トラインDiのアクティブ期間に、セグメントラインS
jがアクティブレベルになると、表示素子Lijに電流が
流れてこれが点灯するように駆動制御される。
灯表示装置において、個々の表示素子Lijの明るさを任
意に変える方法としては、個々の表示素子Lijに抵抗を
接続してその抵抗の値を変える方法や、特開平7−92
932号公報に示されるように、個々の表示素子毎に点
灯時間を調整する方法等が知られている。
た2つの方法は、いずれも各表示素子への電流供給を抑
制した上で、特に明るくしたい表示素子に目一杯の電流
を供給することにより、表示素子の明るさを変える方法
であり、全ての表示素子をその点灯割当期間の全てを使
用して点灯させている状態で、更に特定の表示素子をそ
れよりも明るくするということはできない。
もので、他の表示セクセメントの明るさを低下させるこ
となく、特定の表示素子をそれよりも更に明るく点灯さ
せることが可能な表示装置を提供することを目的とす
る。
は、複数のセグメントラインを行とし、複数のディジッ
トラインを列として、これら両ライン間にマトリクス状
に接続された複数の表示素子と、前記複数のディジット
ラインを順番に選択すると共に、これら各ディジットラ
インの選択タイミングにおいて前記複数の表示素子のう
ち点灯すべき表示素子が接続されたセグメントラインの
みを選択することにより前記各表示素子を選択的に点灯
させる駆動回路とを備えた表示装置において、特定のセ
グメントラインに接続された表示素子の数は、前記ディ
ジットラインの数よりも少なく、且つそのセグメントラ
インに接続された特定の表示素子は、同じセグメントラ
インに接続された他の表示素子とは接続されない複数の
ディジットラインによって駆動されることにより、他の
表示素子よりも長い時間駆動されるようにしたことを特
徴とする。
ンに接続された表示素子の数が、ディジットラインの数
よりも少なく、且つそのセグメントラインに接続された
特定の表示素子が、そのセグメントラインに接続された
他の表示素子が接続されない複数のディジットラインに
よって駆動されるので、上記特定の表示素子は、他の表
示素子よりも長い時間駆動されることになり、これによ
って他の表示素子よりも明るく点灯することになる。
は発光ダイオードであり、例えば、その第1端子(アノ
ード又はカソード)をセグメントラインに接続すると共
に、その第2端子(カソード又はアノード)をディジッ
トラインに接続したものである。この場合、前記特定の
表示素子の第2端子は、同じセグメントラインに接続さ
れた他の表示素子の第2端子が接続されない複数のディ
ジットラインに直接又間接的に接続される。
子と、その表示素子を駆動する複数のディジットライン
との間に誤点灯防止用のダイオードを前記特定の表示素
子を流れる電流の向きに対して順方向に介挿した場合に
は、共通接続されたディジットライン間に流れる電流に
よる誤点灯を防止できる。
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るダイナミック点灯型表示装置の構
成を示す回路図である。
複数のセグメントラインS0〜S7を行とし、複数のデ
ィジットラインD0〜D7を列として、これら両ライン
間にLEDからなる複数の表示素子L00〜L77がマトリ
クス状に接続された構成で説明する。各セグメントライ
ンS0〜S7とディジットラインD0〜D7とは、LE
D駆動回路1によって駆動される。LED駆動回路1
は、図2に示すように、ディジットラインD0〜D7を
順番に走査する。そして、ディジットラインDjをアク
ティブ(L)レベルとした期間にセグメントラインSi
をアクティブ(H)レベルとすることにより、セグメン
トラインSiに第1端子(この例ではアノード)が接続
されディジットラインDjに第2端子(この例ではカソ
ード)が接続された表示素子Lijに電流を流して、これ
を個別に点灯させる。
ディジットラインDjの電流の流れの向きに対してセグ
メントラインS7に接続された表示素子L70〜L74,L
77の数(=6)が、ディジットラインD0〜D7の数
(=8)よりも少ない。即ち、上記の例では、セグメン
トラインS0〜S7が1バイトのビット数に対応して8
本設けられているが、これらは一般に数字表記のための
LEDとして7セグメント型の表示器を用いたり電源の
ON/OFF表示や各種モードのON/OFF表示等に
用いる。7セグメント型の表示器以外のケースでは、こ
の例のように、セグメントラインとディジットラインと
の間に必要な数だけの表示素子が接続される。この例で
は、セグメントラインS7には、電源や各種モードのO
N/OFF表記を割り当てているので、特定の表示素子
L77(例えば電源ON/OFF表示)を、他の表示素子
Lijとは区別して特に明るく点灯させたいという要求が
ある。
なっている。即ち、セグメントラインS7にアノードが
接続された特定の表示素子L77は、そのカソードが同じ
セグメントラインS7に接続された他の表示素子L70〜
L74とは接続されない複数のディジットラインD6,D
7に共通に接続されている。よって表示素子L77は、デ
ィジットラインD6,D7の2つのアクティブタイミン
グで駆動されることになる。表示素子L77のカソードと
各ディジットラインD6,D7とは、誤点灯防止用のダ
イオードDD1,DD2を介して、表示素子L77に流れ
る電流に対して順方向に接続されている。
表示素子L00〜L74は、それぞれディジットラインD0
〜D7の走査周期Tの間に、T/8だけ点灯されるのに
対し、特定の表示素子L77は、図中斜線で示すようにT
/4の期間点灯されることになるので、他の表示素子L
00〜L74よりも2倍明るく点灯されることになる。ここ
で重要な点は、いずれの表示素子Lijも、その点灯周期
はTよりも大きくはならず、且つその点灯割当て時間
(T/8)の間、目一杯点灯制御されるという点であ
る。前者は、表示装置のちらつきの発生がないことを、
また後者は各表示素子Lijに十分な点灯電力の供給が可
能であることをそれぞれ意味している。
つのダイオードDD1,DD2を介さずにディジットラ
インD6,D7に直接接続した場合、ディジットライン
D6がLレベルになるとディジットラインD7もLレベ
ルとなり、また、ディジットラインD7がLレベルとな
るとディジットラインD6もLレベルとなってしまうの
で、意図しない表示素子が点灯してしまうという不具合
がある。これを具体的に説明すると、例えば表示素子L
66、L46を点灯させようとしてディジットラインD6を
Lレベルとし、セグメントラインS0〜S7を(L、
L、L、L、H、L、H、H)レベルとしたときに、デ
ィジットラインD7も同時にLレベルとなって、ディジ
ットラインD7に接続された表示素子のうちセグメント
ラインがHレベルのL47,L67等が本来消灯しているべ
きなのに誤点灯してしまう。そこで、この実施例では、
特定の表示素子L77のカソード側に誤点灯防止用のダイ
オードDD1,DD2を介挿することにより、ディジッ
トラインD6,D7間にまたがる電流の流れを遮断し
て、そのような誤点灯が発生しないようにしている。
れるものではない。上記実施例では、表示素子L77を2
つのディジットラインD6,D7によって駆動したが、
上記の例ではディジットラインD5も余っているので、
表示素子L77を3つのディジットラインD5,D6,D
7によって駆動するようにしても良い。この場合、点灯
時の明るさを3倍に増すことができる。また、このよう
に前記特定の表示素子の明るさを3倍まで増すことがで
きる構成であると、用途によってある時は2倍の明るさ
にしたり、通常(1倍)の明るさにしたり、またある時
には3倍の明るさにしたりと、3倍の範囲で目的によっ
て駆動するディジットラインの数を変えることによっ
て、その明るさを可変することも当然可能である。即
ち、表示素子がN本のディジットラインと接続されてい
る場合、各ディジットラインのアクティブ期間でその表
示素子のセグメントラインをアクティブにするか否かに
よって、Nから1倍までの明るさ調整が可能である。
アクティブで動作(点灯)する構成であるが、例えば図
3に示すように、ディジットがハイアクティブで動作
(点灯)する構成とするようにしても良い。この場合、
図4の動作波形図に示すように、セグメントラインSi
がLで、ディジットラインDjがHのときに表示素子Li
jが点灯する。
特定のセグメントラインに接続された表示素子の数が、
ディジットラインの数よりも少なく、且つそのセグメン
トラインに接続された特定の表示素子が、そのセグメン
トラインに接続された他の表示素子が接続されない複数
のディジットラインによって駆動されるので、上記特定
の表示素子は、他の表示素子よりも長い時間駆動させる
ことになり、これによって他の表示素子よりも明るく点
灯させることが可能になるという効果を奏する。
表示装置の回路図である。
図である。
ある。
D0〜D7…ディジットライン、L00〜L77…表示素
子、DD1,DD2…誤点灯防止用ダイオード。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のセグメントラインを行とし、複数
のディジットラインを列として、これら両ライン間にマ
トリクス状に接続された複数の表示素子と、 前記複数のディジットラインを順番に選択すると共に、
これら各ディジットラインの選択タイミングにおいて前
記複数の表示素子のうち点灯すべき表示素子が接続され
たセグメントラインのみを選択することにより前記各表
示素子を選択的に点灯させる駆動回路とを備えた表示装
置において、 特定のセグメントラインに接続された表示素子の数は、
前記ディジットラインの数よりも少なく、且つそのセグ
メントラインに接続された特定の表示素子は、同じセグ
メントラインに接続された他の表示素子とは接続されな
い複数のディジットラインによって駆動されることによ
り、他の表示素子よりも長い時間駆動されるようにした
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記複数の表示素子は発光ダイオードで
あり、その第1端子を前記セグメントラインに接続する
と共に、その第2端子を前記ディジットラインに接続す
るものであり、 前記特定の表示素子の第2端子は、同じセグメントライ
ンに接続された他の表示素子の第2端子が接続されない
複数のディジットラインに直接又間接的に接続されてい
ることを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記特定の表示素子の第2端子と、その
表示素子を駆動する複数のディジットラインとの間に誤
点灯防止用のダイオードを前記特定の表示素子を流れる
電流の向きに対して順方向に介挿してなることを特徴と
する請求項2記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29742898A JP3885385B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29742898A JP3885385B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122593A true JP2000122593A (ja) | 2000-04-28 |
JP3885385B2 JP3885385B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=17846395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29742898A Expired - Fee Related JP3885385B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3885385B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409441C (zh) * | 2001-01-31 | 2008-08-06 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置 |
US10255857B2 (en) | 2015-09-04 | 2019-04-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image display apparatus performing discharge operation of scan lines and method for driving the same |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP29742898A patent/JP3885385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100409441C (zh) * | 2001-01-31 | 2008-08-06 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置 |
US10255857B2 (en) | 2015-09-04 | 2019-04-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image display apparatus performing discharge operation of scan lines and method for driving the same |
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