JP2000122580A - 疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表示装置 - Google Patents
疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表示装置Info
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- JP2000122580A JP2000122580A JP10292625A JP29262598A JP2000122580A JP 2000122580 A JP2000122580 A JP 2000122580A JP 10292625 A JP10292625 A JP 10292625A JP 29262598 A JP29262598 A JP 29262598A JP 2000122580 A JP2000122580 A JP 2000122580A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 疑似発光面体のパターンを、昼間及び夜間に
おいて互に異る色相で感知させることができるようにす
る。又昼夜を通してみて、それぞれの機能をアトラクテ
ィブに充分に発揮することができるようにする。 【解決手段】 基体1の主表面2を斜め前方下向き帯状
表面部2Aと斜め前方上向き帯状表面部2Bで構成す
る。各表面部に薄膜光学フィルタ3を設け、斜め前方下
向き帯状表面2Aは滑らかな反射面でなり、上向き帯状
表面2Bは滑らかな反射面かもしくは凹凸反射面になっ
ている。又上記フィルター3はそれぞれ滑らかな面と粗
面とで構成され、光に対する帯域通過特性上でみて、互
に異る通過帯域を有する。
おいて互に異る色相で感知させることができるようにす
る。又昼夜を通してみて、それぞれの機能をアトラクテ
ィブに充分に発揮することができるようにする。 【解決手段】 基体1の主表面2を斜め前方下向き帯状
表面部2Aと斜め前方上向き帯状表面部2Bで構成す
る。各表面部に薄膜光学フィルタ3を設け、斜め前方下
向き帯状表面2Aは滑らかな反射面でなり、上向き帯状
表面2Bは滑らかな反射面かもしくは凹凸反射面になっ
ている。又上記フィルター3はそれぞれ滑らかな面と粗
面とで構成され、光に対する帯域通過特性上でみて、互
に異る通過帯域を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疑似発光面体、及びそ
れを用いた表示素子及び表示装置に関する。
れを用いた表示素子及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平05−323882号に、図13
〜図16を伴って次に述べる疑似発光面体が提案されて
いる。すなわち、符号Qで示され、(a)幅方向を上下
方向とする斜め前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を
上下方向とする斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次
交互に上下方向に並置配列されている主表面を有する基
体1と、(b)その主表面2の斜め前方下向き帯状表面
部2A上の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aと、基
体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜
め前方上向き帯状色フィルタ部3Bとを有する薄膜光学
色フィルタ3とを有する。
〜図16を伴って次に述べる疑似発光面体が提案されて
いる。すなわち、符号Qで示され、(a)幅方向を上下
方向とする斜め前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を
上下方向とする斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次
交互に上下方向に並置配列されている主表面を有する基
体1と、(b)その主表面2の斜め前方下向き帯状表面
部2A上の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aと、基
体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜
め前方上向き帯状色フィルタ部3Bとを有する薄膜光学
色フィルタ3とを有する。
【0003】この場合、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな反射面SRでなるとと
もに、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長
し、且つ横断面上でみて、図13及び図14に示すよう
に、直線的に延長している面CLでなるか、または図1
5及び図16に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲
して延長している面CVでなり、また、基体1の主表面
2の斜め前方上向き帯状表面部2Bが、図13及び図1
5に示すように、平面上に延長している滑らかな反射面
SRでなるか、または図14及び図16に示すように、
平面上に延長している乱反射面DRまたは凹凸反射面U
Rでなる。
向き帯状表面部2Aが、滑らかな反射面SRでなるとと
もに、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長
し、且つ横断面上でみて、図13及び図14に示すよう
に、直線的に延長している面CLでなるか、または図1
5及び図16に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲
して延長している面CVでなり、また、基体1の主表面
2の斜め前方上向き帯状表面部2Bが、図13及び図1
5に示すように、平面上に延長している滑らかな反射面
SRでなるか、または図14及び図16に示すように、
平面上に延長している乱反射面DRまたは凹凸反射面U
Rでなる。
【0004】また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの基体1側とは反対側の斜め
前方下向き帯状表面部4Aが、滑らかな面Sでなるとと
もに、縦断面上でみて直線的に延長し、且つ横断面上で
みて、図13及び図14に示すように、直線的に延長し
ている面LLでなり、従って、斜め前方下向き帯状表面
部4Aが滑らかな平面SFでなるか、または図15及び
図16に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延
長している面LVでなり、また、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの基体1側とは
反対側の斜め前方上向き帯状表面部4Bが、平面上に延
長している、粗面Kでなる。
向き帯状色フィルタ部3Aの基体1側とは反対側の斜め
前方下向き帯状表面部4Aが、滑らかな面Sでなるとと
もに、縦断面上でみて直線的に延長し、且つ横断面上で
みて、図13及び図14に示すように、直線的に延長し
ている面LLでなり、従って、斜め前方下向き帯状表面
部4Aが滑らかな平面SFでなるか、または図15及び
図16に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延
長している面LVでなり、また、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの基体1側とは
反対側の斜め前方上向き帯状表面部4Bが、平面上に延
長している、粗面Kでなる。
【0005】さらに、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色
フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されることによ
って、光に対する帯域通過特性上でみて、同じ通過帯域
を有している。
下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色
フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されることによ
って、光に対する帯域通過特性上でみて、同じ通過帯域
を有している。
【0006】図13〜図16に示す特開平05−323
882号に提案されている疑似発光面体Qによれば、図
17に示すように(ただし、図17においては、図13
に示す疑似発光面体Qが示されている)、屋外の例えば
大地G上に、高い位置において、支持体Hを用いて、基
体1の主表面2が垂直面に沿って延長しているように配
置することによって、昼間において、太陽光SLの照射
を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部4Aは、直接的
にほとんど受けないが、斜め前方上向き帯状色フィルタ
部3Bの斜め前方上向き帯状表面部4Bが、斜め前方か
ら直接的に受け、よって、太陽光SLが、斜め前方上向
き帯状色フィルタ部3B内に斜め前方上向き帯状表面部
4Bを通って入射し、次で、基体1の主表面2の斜め前
方上向き帯状表面部2Bに入射する。
882号に提案されている疑似発光面体Qによれば、図
17に示すように(ただし、図17においては、図13
に示す疑似発光面体Qが示されている)、屋外の例えば
大地G上に、高い位置において、支持体Hを用いて、基
体1の主表面2が垂直面に沿って延長しているように配
置することによって、昼間において、太陽光SLの照射
を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部4Aは、直接的
にほとんど受けないが、斜め前方上向き帯状色フィルタ
部3Bの斜め前方上向き帯状表面部4Bが、斜め前方か
ら直接的に受け、よって、太陽光SLが、斜め前方上向
き帯状色フィルタ部3B内に斜め前方上向き帯状表面部
4Bを通って入射し、次で、基体1の主表面2の斜め前
方上向き帯状表面部2Bに入射する。
【0007】そして、この場合、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向
き帯状表面部4Bが、粗面Kであるため、太陽光SL
は、斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に乱入射
し、その乱入射光が、基体1の斜め前方上向き帯状表面
部2Bで反射し、その反射光が斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3B内を再び通り、次で、その斜め前方上向き
帯状表面部4Bを通って、疑似発光面体Qの前方外部に
乱出射し、よって、疑似発光面体Qの前方外部に、太陽
光SLにもとずく散乱光SL′が出射し、その一部が、
大地Gに向かう。
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向
き帯状表面部4Bが、粗面Kであるため、太陽光SL
は、斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に乱入射
し、その乱入射光が、基体1の斜め前方上向き帯状表面
部2Bで反射し、その反射光が斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3B内を再び通り、次で、その斜め前方上向き
帯状表面部4Bを通って、疑似発光面体Qの前方外部に
乱出射し、よって、疑似発光面体Qの前方外部に、太陽
光SLにもとずく散乱光SL′が出射し、その一部が、
大地Gに向かう。
【0008】また、このようにして疑似発光面体Qの前
方外部に得られる太陽光SLにもとずく散乱光SL′
は、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3B内を通って得られた光であるため、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた色相
を有し、よって、昼間において、大地G上の視者Mに、
疑似発光面体Qの斜め前下方位置で、基体1の主表面2
のパタ―ンを、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた通過帯域
に応じた色相で、感知させることができる。
方外部に得られる太陽光SLにもとずく散乱光SL′
は、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3B内を通って得られた光であるため、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた色相
を有し、よって、昼間において、大地G上の視者Mに、
疑似発光面体Qの斜め前下方位置で、基体1の主表面2
のパタ―ンを、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた通過帯域
に応じた色相で、感知させることができる。
【0009】一方、夜間において、疑似発光面体Qに、
大地G上の疑似発光面体Qからみて斜め前下方の位置に
予め設置された投光器Pから、薄膜光学色フィルタ3の
斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯域
通過特性上でみた通過帯域(斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域
と同じ)を含む帯域を有する人工光ALを照射させるよ
うにし、そして、その人工光ALを得る投光器Pの疑似
発光面体Qからみた斜め前下方の位置を適当に選定して
おけば、人工光ALを、その大部分について、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの
斜め前方下向き帯状表面部4Aに、直接的に照射させる
ことができる。
大地G上の疑似発光面体Qからみて斜め前下方の位置に
予め設置された投光器Pから、薄膜光学色フィルタ3の
斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯域
通過特性上でみた通過帯域(斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域
と同じ)を含む帯域を有する人工光ALを照射させるよ
うにし、そして、その人工光ALを得る投光器Pの疑似
発光面体Qからみた斜め前下方の位置を適当に選定して
おけば、人工光ALを、その大部分について、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの
斜め前方下向き帯状表面部4Aに、直接的に照射させる
ことができる。
【0010】そして、この場合、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前下向き
帯状表面部4Aを直接的に照射する人工光ALは、薄膜
光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3
A内に斜め前方下向き帯状表面部4Aを通って入射し、
次で、基体1の滑らかな反射面SRでなる斜め前下向き
帯状表面部2Aに入射し、そこにおいて、ほとんど乱反
射せずに、斜め前下方向に向って直接的に反射し、その
斜め前下方に向う反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A内を再び通り、次
で、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部4Aを通って、
疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部に出射し、よ
って、疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部に出射
する人工光ALにもとずく直接的な反射光AL″が得ら
れ、それが大地Gに向かう。
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前下向き
帯状表面部4Aを直接的に照射する人工光ALは、薄膜
光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3
A内に斜め前方下向き帯状表面部4Aを通って入射し、
次で、基体1の滑らかな反射面SRでなる斜め前下向き
帯状表面部2Aに入射し、そこにおいて、ほとんど乱反
射せずに、斜め前下方向に向って直接的に反射し、その
斜め前下方に向う反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A内を再び通り、次
で、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部4Aを通って、
疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部に出射し、よ
って、疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部に出射
する人工光ALにもとずく直接的な反射光AL″が得ら
れ、それが大地Gに向かう。
【0011】また、このようにして疑似発光面体Qの斜
め前下方に向って外部に出射して得られる人工光ALに
もとずく反射光AL″は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A内を通って得られた光
であるため、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3Aの光に対する帯域通過特性上でみた
通過帯域(斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの光に
対する帯域通過特性上でみた通過帯域と同じ)に応じた
色相を有し、よって、夜間において、大地G上の視者M
に、疑似発光面体Qの斜め前下方位置で、基体1の主表
面2のパタ―ンを、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの帯域通過特性上でみた通過
帯域(斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの光に対す
る帯域通過特性上でみた通過帯域と同じ)に応じた色相
で、感知させることができる。
め前下方に向って外部に出射して得られる人工光ALに
もとずく反射光AL″は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A内を通って得られた光
であるため、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3Aの光に対する帯域通過特性上でみた
通過帯域(斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの光に
対する帯域通過特性上でみた通過帯域と同じ)に応じた
色相を有し、よって、夜間において、大地G上の視者M
に、疑似発光面体Qの斜め前下方位置で、基体1の主表
面2のパタ―ンを、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの帯域通過特性上でみた通過
帯域(斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの光に対す
る帯域通過特性上でみた通過帯域と同じ)に応じた色相
で、感知させることができる。
【0012】以上のことから、図13〜図16に示す疑
似発光面体Qによれば、その疑似発光面体Qを、屋外の
例えば大地G上に、高い位置において配置することによ
って、昼間において、太陽光SLの照射を受けさせ、夜
間において、大地G上の疑似発光面体Qからみて斜め前
下方位置に配された投光器Pからの人工光ALの照射を
受けさせるようにすれば、大地G上の視者Mに、昼間に
おいても、また夜間においても、疑似発光面体Qからみ
た斜め前下方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ン
を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
帯域通過特性上でみた同じ通過帯域に応じた同じ色相
で、感知させることができる。
似発光面体Qによれば、その疑似発光面体Qを、屋外の
例えば大地G上に、高い位置において配置することによ
って、昼間において、太陽光SLの照射を受けさせ、夜
間において、大地G上の疑似発光面体Qからみて斜め前
下方位置に配された投光器Pからの人工光ALの照射を
受けさせるようにすれば、大地G上の視者Mに、昼間に
おいても、また夜間においても、疑似発光面体Qからみ
た斜め前下方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ン
を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
帯域通過特性上でみた同じ通過帯域に応じた同じ色相
で、感知させることができる。
【0013】また、図13〜図16に示す疑似発光面体
の場合、人工光ALが、投光器Pの製造上の制約などの
理由から、太陽光SLに比し格段的に低いエネルギーし
か有していないため、昼間において疑似発光面体Qが照
射を受ける太陽光のエネルギーと、夜間において疑似発
光面体Qが照射を受ける人工光のエネルギーとの間に、
前者が後者に比し格段的に大である関係で、格段的に大
きなエネルギー差を有していても、昼間において視者M
に基体1の主表面2のパタ―ンを感知させるのが、太陽
光SLにもとずく散乱光SL′の一部であるのに対し、
夜間において視者Mに基体1の主表面2のパタ―ンを感
知させるのが、人工光ALにもとずく、散乱光の一部で
はない直接的な反射光AL″であるため、基体1の材料
を適当に選定するなどによって、基体1の主表面2に比
較的高い反射率を有せしめ、それによって、夜間におい
て、視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを暗く感じ
させないで感知させることができるようにしても、昼間
において、視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを、
眩しさを伴なわせることなしに、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性
上でみた通過帯域に応じた色相で感知させることがで
き、また、基体1の材料を適当に選定するなどによっ
て、基体1の主表面に比較的低い反射率を有せしめ、そ
れによって、昼間において、視者Mに基体1の主表面2
のパタ―ンを眩しさを伴うことなしに感知させることが
できるようにしても、夜間において、視者Mに、基体1
の主表面2のパタ―ンを、暗く感じさせることなしに、
薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ
部3Aの帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた色相で
感知させることができる。
の場合、人工光ALが、投光器Pの製造上の制約などの
理由から、太陽光SLに比し格段的に低いエネルギーし
か有していないため、昼間において疑似発光面体Qが照
射を受ける太陽光のエネルギーと、夜間において疑似発
光面体Qが照射を受ける人工光のエネルギーとの間に、
前者が後者に比し格段的に大である関係で、格段的に大
きなエネルギー差を有していても、昼間において視者M
に基体1の主表面2のパタ―ンを感知させるのが、太陽
光SLにもとずく散乱光SL′の一部であるのに対し、
夜間において視者Mに基体1の主表面2のパタ―ンを感
知させるのが、人工光ALにもとずく、散乱光の一部で
はない直接的な反射光AL″であるため、基体1の材料
を適当に選定するなどによって、基体1の主表面2に比
較的高い反射率を有せしめ、それによって、夜間におい
て、視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを暗く感じ
させないで感知させることができるようにしても、昼間
において、視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを、
眩しさを伴なわせることなしに、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性
上でみた通過帯域に応じた色相で感知させることがで
き、また、基体1の材料を適当に選定するなどによっ
て、基体1の主表面に比較的低い反射率を有せしめ、そ
れによって、昼間において、視者Mに基体1の主表面2
のパタ―ンを眩しさを伴うことなしに感知させることが
できるようにしても、夜間において、視者Mに、基体1
の主表面2のパタ―ンを、暗く感じさせることなしに、
薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ
部3Aの帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた色相で
感知させることができる。
【0014】さらに、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向きの帯状表
面部4Bを照射する太陽光SLは、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に乱入射す
るが、その場合、太陽光SLは、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向
き帯状表面部4Bにおいて、一部表面反射し、そして、
その一部表面反射光が、疑似発光面体Qの斜め前下方に
向うのを予儀なくされ、一方、その疑似発光面体Qの斜
め前下方向に向う一部表面反射光は、薄膜光学色フィル
タ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内を通って
いないため、太陽光SLの色相(白色相)を有している
ので、上述した太陽光SLにもとずく疑似発光面体Qの
斜め前下方向に向う一部表面反射光が、疑似発光面体Q
の斜め前下方の位置で基体1の主表面2のパタ―ンを薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部
3Bの帯域通過特性でみた通過帯域に応じた色相で感知
している大地G上の視者Mによって感知されるように向
うとすれば、昼間において、大地G上の視者Mは、基体
1の主表面2のパタ―ンを、太陽光SLの色相がかって
いる(白味がかっている)、彩度の低い、薄膜光学色フ
ィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの通過
帯域に応じた色相で感知するのを予儀なくされるが、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部
3Bの斜め前方上向き帯状表面部4Bが粗面Kであるの
で、太陽光SLが薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向
き帯状表面部4Bにおいて一部表面反射しても、その一
部表面反射光は散乱光で得られるので、昼間において、
太陽光SLの、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向き帯状表面部4B
における一部表面反射光が、疑似発光面体Qの斜め前方
下方向の位置で基体1の主表面2のパタ―ンを薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
通過帯域に応じた色相で感知している大地G上の視者M
によって感知されるように向うとしても、そのように大
地G上の視者Mによって感知されるように向う一部表面
反射光は、ごくわずかでしかなく、よって、昼間におい
て、大地G上の視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ン
を、ほとんど白味がかっていない、彩度の高い、薄膜光
学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
の通過帯域に応じた色相で感知させることができる。
上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向きの帯状表
面部4Bを照射する太陽光SLは、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に乱入射す
るが、その場合、太陽光SLは、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向
き帯状表面部4Bにおいて、一部表面反射し、そして、
その一部表面反射光が、疑似発光面体Qの斜め前下方に
向うのを予儀なくされ、一方、その疑似発光面体Qの斜
め前下方向に向う一部表面反射光は、薄膜光学色フィル
タ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内を通って
いないため、太陽光SLの色相(白色相)を有している
ので、上述した太陽光SLにもとずく疑似発光面体Qの
斜め前下方向に向う一部表面反射光が、疑似発光面体Q
の斜め前下方の位置で基体1の主表面2のパタ―ンを薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部
3Bの帯域通過特性でみた通過帯域に応じた色相で感知
している大地G上の視者Mによって感知されるように向
うとすれば、昼間において、大地G上の視者Mは、基体
1の主表面2のパタ―ンを、太陽光SLの色相がかって
いる(白味がかっている)、彩度の低い、薄膜光学色フ
ィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの通過
帯域に応じた色相で感知するのを予儀なくされるが、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部
3Bの斜め前方上向き帯状表面部4Bが粗面Kであるの
で、太陽光SLが薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向
き帯状表面部4Bにおいて一部表面反射しても、その一
部表面反射光は散乱光で得られるので、昼間において、
太陽光SLの、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの斜め前方上向き帯状表面部4B
における一部表面反射光が、疑似発光面体Qの斜め前方
下方向の位置で基体1の主表面2のパタ―ンを薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの
通過帯域に応じた色相で感知している大地G上の視者M
によって感知されるように向うとしても、そのように大
地G上の視者Mによって感知されるように向う一部表面
反射光は、ごくわずかでしかなく、よって、昼間におい
て、大地G上の視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ン
を、ほとんど白味がかっていない、彩度の高い、薄膜光
学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
の通過帯域に応じた色相で感知させることができる。
【0015】また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部
4Aを直接的に照射する人工光ALは、薄膜光学色フィ
ルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A内にその
前方下向き帯状表面部4Aを通って入射するが、その場
合、人工光ALは、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの前方下向き帯状表面部4A
において一部表面反射し、そして、その一部表面反射光
が、疑似発光面体Qの斜め前下方に向うのを予儀なくさ
れ、一方、その疑似発光面体Qの斜め前下方向に向う一
部反射光は、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3A内を通っていないため、人工光AL
の色相(人工光ALの色相が白色相である場合、白色
相)を有し、このため、人工光ALにもとずく疑似発光
面体Qの斜め前下方向に向う一部表面反射光が、疑似発
光面体Qの斜め前下方の位置で基体1の主表面2のパタ
―ンを薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部3Aの帯域通過特性でみた通過帯域に応じた色
相で感知している大地G上の視者Mによって感知される
ように向うとすれば、夜間において、大地G上の視者M
は、基体1の主表面2のパタ―ンを、人工光ALの色相
がかっている(人工光ALの色相が白色相である場合、
白味がかっている)、彩度の低い、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの通過帯域に
応じた色相で感知するのを予儀なくされるが、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの
斜め前方下向き帯状表面部4Aが、縦断面上でみて直線
的に延長している滑らかな面Sでなるので、人工光AL
の疑似発光面体Qへの照射方向、従って人工光ALのた
めの投光器Pの位置を、人工光ALが滑らかな面Sを垂
直に照射し、それによって、人工光ALの一部反射光が
投光器Pの方向に向うようにするなど、人工光ALの一
部表面反射光が、大地G上の視者Mの方向に向わないよ
うに予め選定しておくことによって、夜間において、大
地G上の視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを、ほ
とんど人工光ALの色相がかっていない(人工光の色相
が白色相である場合、白味がかっていない)、彩度の高
い、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの通過帯域に応じた色相で感知させることが
できる。
向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面部
4Aを直接的に照射する人工光ALは、薄膜光学色フィ
ルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A内にその
前方下向き帯状表面部4Aを通って入射するが、その場
合、人工光ALは、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3Aの前方下向き帯状表面部4A
において一部表面反射し、そして、その一部表面反射光
が、疑似発光面体Qの斜め前下方に向うのを予儀なくさ
れ、一方、その疑似発光面体Qの斜め前下方向に向う一
部反射光は、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3A内を通っていないため、人工光AL
の色相(人工光ALの色相が白色相である場合、白色
相)を有し、このため、人工光ALにもとずく疑似発光
面体Qの斜め前下方向に向う一部表面反射光が、疑似発
光面体Qの斜め前下方の位置で基体1の主表面2のパタ
―ンを薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部3Aの帯域通過特性でみた通過帯域に応じた色
相で感知している大地G上の視者Mによって感知される
ように向うとすれば、夜間において、大地G上の視者M
は、基体1の主表面2のパタ―ンを、人工光ALの色相
がかっている(人工光ALの色相が白色相である場合、
白味がかっている)、彩度の低い、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの通過帯域に
応じた色相で感知するのを予儀なくされるが、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの
斜め前方下向き帯状表面部4Aが、縦断面上でみて直線
的に延長している滑らかな面Sでなるので、人工光AL
の疑似発光面体Qへの照射方向、従って人工光ALのた
めの投光器Pの位置を、人工光ALが滑らかな面Sを垂
直に照射し、それによって、人工光ALの一部反射光が
投光器Pの方向に向うようにするなど、人工光ALの一
部表面反射光が、大地G上の視者Mの方向に向わないよ
うに予め選定しておくことによって、夜間において、大
地G上の視者Mに、基体1の主表面2のパタ―ンを、ほ
とんど人工光ALの色相がかっていない(人工光の色相
が白色相である場合、白味がかっていない)、彩度の高
い、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部3Aの通過帯域に応じた色相で感知させることが
できる。
【0016】以上のことから、図13〜図16に示す疑
似発光面体Qによれば、大地G上の視者Mに、昼間にお
いても、また夜間においても、基体1の主表面2のパタ
―ンを、彩度の高い、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
上向き帯状色フィルタ部3B及び斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3Aの同じ通過帯域に応じた同じ色相で感知
させることができる。
似発光面体Qによれば、大地G上の視者Mに、昼間にお
いても、また夜間においても、基体1の主表面2のパタ
―ンを、彩度の高い、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
上向き帯状色フィルタ部3B及び斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3Aの同じ通過帯域に応じた同じ色相で感知
させることができる。
【0017】また、図13〜図16に示す疑似発光面体
Qによれば、基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2Aが、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して
延長している滑らかな反射面SRでなるため、その反射
面SRの縦断面上でみた斜め前下方に凹に弯曲している
度合、弯曲の向きなどを予め適当に選定しておけば、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3Aが投光器Pからの人工光ALによって照射されるこ
とによって薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状
色フィルタ部3A内に入射し、次で基体1の斜め前方下
向き帯状表面部2A乃至基体1の斜め前方下向き帯状表
面部2A側部において反射して得られる人工光ALの反
射光を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状表
面部4Bの下側部に通すことなしに、薄膜光学色フィル
タ3の前方下向き帯状表面部4Aだけに通して、疑似発
光面体Qの外部に、疑似発光面体Qの斜め前下方向に向
って出射させるようにすることができ、しかも、その人
工光ALの反射光を、疑似発光面体Qの斜め前下方向に
向って疑似発光面体Qからみて広い角範囲で出射させる
ようにすることができ、このため、人工光ALの、基体
1の斜め前方下向き帯状表面部2A乃至基体1の斜め前
方下向き帯状表面部2A側部において反射して得られる
反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状
表面部4Bの下側部を通ることによって、散乱光になっ
て疑似発光面体Qの外部に出射し、その散乱光の一部だ
けが、疑似発光面体Qの斜め前下方向に向う、というこ
とになったり、また、人工光ALの上述した反射光が、
疑似発光面体Qの斜め前下方向に向って、疑似発光面体
Qからみて狭い角範囲でしか出射しない、ということに
なったりしないようにさせることができる。
Qによれば、基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2Aが、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して
延長している滑らかな反射面SRでなるため、その反射
面SRの縦断面上でみた斜め前下方に凹に弯曲している
度合、弯曲の向きなどを予め適当に選定しておけば、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3Aが投光器Pからの人工光ALによって照射されるこ
とによって薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状
色フィルタ部3A内に入射し、次で基体1の斜め前方下
向き帯状表面部2A乃至基体1の斜め前方下向き帯状表
面部2A側部において反射して得られる人工光ALの反
射光を、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状表
面部4Bの下側部に通すことなしに、薄膜光学色フィル
タ3の前方下向き帯状表面部4Aだけに通して、疑似発
光面体Qの外部に、疑似発光面体Qの斜め前下方向に向
って出射させるようにすることができ、しかも、その人
工光ALの反射光を、疑似発光面体Qの斜め前下方向に
向って疑似発光面体Qからみて広い角範囲で出射させる
ようにすることができ、このため、人工光ALの、基体
1の斜め前方下向き帯状表面部2A乃至基体1の斜め前
方下向き帯状表面部2A側部において反射して得られる
反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状
表面部4Bの下側部を通ることによって、散乱光になっ
て疑似発光面体Qの外部に出射し、その散乱光の一部だ
けが、疑似発光面体Qの斜め前下方向に向う、というこ
とになったり、また、人工光ALの上述した反射光が、
疑似発光面体Qの斜め前下方向に向って、疑似発光面体
Qからみて狭い角範囲でしか出射しない、ということに
なったりしないようにさせることができる。
【0018】以上のことから、図13〜図16に示す疑
似発光面体Qによれば、夜間において、大地G上の視者
Mに、大地G上の広い位置範囲において、基体1の主表
面2のパタ―ンを、高い明度と、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの通過帯域に応
じた色相で感知させることができる。
似発光面体Qによれば、夜間において、大地G上の視者
Mに、大地G上の広い位置範囲において、基体1の主表
面2のパタ―ンを、高い明度と、薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの通過帯域に応
じた色相で感知させることができる。
【0019】なお、図13及び図14に示す疑似発光面
体の場合、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Aが、横断面上でみて直線的に延長している面CL
でなるので、疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部
に出射する人工光ALにもとずく反射光AL″が、左右
方向(水平方向)に不必要に拡がって得られず、よっ
て、夜間において、視者Mが大地G上で基体1の主表面
2のパタ―ンを感知できる左右方向の範囲に、ある程度
の制限を伴うとしても、視者Mに、基体1の主表面2の
パタ―ンを、大地G上のある程度制限された左右方向の
範囲内で、明るく感知させることができる。
体の場合、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Aが、横断面上でみて直線的に延長している面CL
でなるので、疑似発光面体Qの斜め前下方に向って外部
に出射する人工光ALにもとずく反射光AL″が、左右
方向(水平方向)に不必要に拡がって得られず、よっ
て、夜間において、視者Mが大地G上で基体1の主表面
2のパタ―ンを感知できる左右方向の範囲に、ある程度
の制限を伴うとしても、視者Mに、基体1の主表面2の
パタ―ンを、大地G上のある程度制限された左右方向の
範囲内で、明るく感知させることができる。
【0020】また、図14及び図16に示す疑似発光面
体の場合、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Bが乱反射面DRまたは凹凸反射面URでなるの
で、昼間において、太陽光SLが、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に、斜め前
上方から乱入射し、次で、基体1の斜め前方上向き帯状
表面部2B乃至基体1の斜め前方上向き帯状表面部2B
側で反射するとき、その太陽光SLの反射光が乱反射光
になり、その乱反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方上向き帯状色フィルタ部3B内を再度通って前方外
部に乱出射するので、疑似発光面体Qの前方外部に出射
して得られる太陽光SLにもとずく散乱光SL′が、図
13及び図15に示す疑似発光面体の場合に比しより散
乱し、よって、昼間において、太陽光SLのエネルギー
が比較的大であることによって、図13及び図15に示
す疑似発光面体Qの場合に、視者Mに、基体1のパタ―
ンを、眩しさを伴わせて感知させるときであっても、視
者Mに、基体1のパタ―ンを、そのような眩しさを伴わ
せることなしに、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向
き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた帯域通
過に応じた色相で、感知させることができる。
体の場合、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Bが乱反射面DRまたは凹凸反射面URでなるの
で、昼間において、太陽光SLが、薄膜光学色フィルタ
3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B内に、斜め前
上方から乱入射し、次で、基体1の斜め前方上向き帯状
表面部2B乃至基体1の斜め前方上向き帯状表面部2B
側で反射するとき、その太陽光SLの反射光が乱反射光
になり、その乱反射光が、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方上向き帯状色フィルタ部3B内を再度通って前方外
部に乱出射するので、疑似発光面体Qの前方外部に出射
して得られる太陽光SLにもとずく散乱光SL′が、図
13及び図15に示す疑似発光面体の場合に比しより散
乱し、よって、昼間において、太陽光SLのエネルギー
が比較的大であることによって、図13及び図15に示
す疑似発光面体Qの場合に、視者Mに、基体1のパタ―
ンを、眩しさを伴わせて感知させるときであっても、視
者Mに、基体1のパタ―ンを、そのような眩しさを伴わ
せることなしに、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向
き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた帯域通
過に応じた色相で、感知させることができる。
【0021】さらに、図15及び図16に示す疑似発光
面体の場合、基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2Aが横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲して
いる面CVでなるので、疑似発光面体Qの斜め前下方に
向って外部に出射する人工光ALにもとずく反射光A
L″が、図18に示すように、左右方向(水平方向)拡
がって得られ、このため、基体1の斜め前方下向き帯状
表面部2Aが横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲し
ている面CVでなるとする、その面CVの繰返し前下方
に凸に弯曲している弯曲の形状を適当に選定しておくこ
とによって、夜間において、視者Mが基体1の主表面2
のパタ―ンを感知できる左右方向(水平方向)の範囲
に、制限を実質的に伴わせなくすることができる。
面体の場合、基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2Aが横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲して
いる面CVでなるので、疑似発光面体Qの斜め前下方に
向って外部に出射する人工光ALにもとずく反射光A
L″が、図18に示すように、左右方向(水平方向)拡
がって得られ、このため、基体1の斜め前方下向き帯状
表面部2Aが横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲し
ている面CVでなるとする、その面CVの繰返し前下方
に凸に弯曲している弯曲の形状を適当に選定しておくこ
とによって、夜間において、視者Mが基体1の主表面2
のパタ―ンを感知できる左右方向(水平方向)の範囲
に、制限を実質的に伴わせなくすることができる。
【0022】また、同じ特開平05−323882号
に、図19〜図22を伴って次に述べる疑似発光面体も
提案されている。
に、図19〜図22を伴って次に述べる疑似発光面体も
提案されている。
【0023】すなわち、図19〜図22において、図1
3〜図16との対応部分には同一符号を付して示すが、
符号Qで示され、(a)図13〜図16で上述した疑似
発光面体の場合と同様の、幅方向を上下方向とする斜め
前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする
斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向
に並置配列されている主表面を有する基体1と、(b)
その主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上の斜め
前方下向き帯状反射膜部5Aと、基体1の主表面2の斜
め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き帯状反
射膜部5Bとを有する反射膜5と、(c)その反射膜5
の斜め前方下向き帯状反射膜部5A上の斜め前方下向き
帯状色フィルタ部3Aと、反射膜5の斜め前方上向き帯
状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを有する。
3〜図16との対応部分には同一符号を付して示すが、
符号Qで示され、(a)図13〜図16で上述した疑似
発光面体の場合と同様の、幅方向を上下方向とする斜め
前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする
斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向
に並置配列されている主表面を有する基体1と、(b)
その主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上の斜め
前方下向き帯状反射膜部5Aと、基体1の主表面2の斜
め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き帯状反
射膜部5Bとを有する反射膜5と、(c)その反射膜5
の斜め前方下向き帯状反射膜部5A上の斜め前方下向き
帯状色フィルタ部3Aと、反射膜5の斜め前方上向き帯
状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを有する。
【0024】この場合、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな面Sでなるとともに、
縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長し、且つ
横断面上でみて、図19及び図20に示すように、直線
的に延長している面CLでなるか、または図21及び図
22に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲している
面CVでなり、また、基体1の主表面2の斜め前方上向
き帯状表面部2Bが、図19及び図21に示すように、
平面上に延長している滑らかな面Sでなるか、または図
20及び図22に示すように、乱面Dまたは凹凸面Uで
なる。
向き帯状表面部2Aが、滑らかな面Sでなるとともに、
縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長し、且つ
横断面上でみて、図19及び図20に示すように、直線
的に延長している面CLでなるか、または図21及び図
22に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲している
面CVでなり、また、基体1の主表面2の斜め前方上向
き帯状表面部2Bが、図19及び図21に示すように、
平面上に延長している滑らかな面Sでなるか、または図
20及び図22に示すように、乱面Dまたは凹凸面Uで
なる。
【0025】また、反射膜5の斜め前方下向き帯状反射
膜部5Aの斜め前方下向き帯状表面部6Aが、滑らかな
反射面SRでなるとともに、基体1の斜め前方下向き帯
状表面部2Aに応じて、縦断面上でみて斜め前下方に凹
に弯曲して延長し、且つ横断面上でみて、図19及び図
20に示すように、直線的に延長している面CLでなる
か、または図21及び図22に示すように、繰り返し前
方向に凸に湾曲している面CVでなり、また、反射膜5
の斜め前方上向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き
帯状表面部6Bが、基体1の主表面2の斜め前方上向き
帯状表面部2Bに応じて、図19及び図21に示すよう
に、平面上に延長している滑らかな反射面SRでなる
か、または図20及び図22に示すように、乱反射面D
Rまたは凹凸反射面URでなる。
膜部5Aの斜め前方下向き帯状表面部6Aが、滑らかな
反射面SRでなるとともに、基体1の斜め前方下向き帯
状表面部2Aに応じて、縦断面上でみて斜め前下方に凹
に弯曲して延長し、且つ横断面上でみて、図19及び図
20に示すように、直線的に延長している面CLでなる
か、または図21及び図22に示すように、繰り返し前
方向に凸に湾曲している面CVでなり、また、反射膜5
の斜め前方上向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き
帯状表面部6Bが、基体1の主表面2の斜め前方上向き
帯状表面部2Bに応じて、図19及び図21に示すよう
に、平面上に延長している滑らかな反射面SRでなる
か、または図20及び図22に示すように、乱反射面D
Rまたは凹凸反射面URでなる。
【0026】さらに、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面
部4Aが、滑らかな面Sでなるとともに、縦断面上でみ
て直線的に延長し、且つ横断面上でみて、図19及び図
20に示すように、直線的に延長している面LLでな
り、従って、斜め前方下向き帯状表面部4Aが滑らかな
平面SFでなるか、または図21及び図22に示すよう
に、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長している面LV
でなり、また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3B上の斜め前方上向き帯状表面部4
Bが、平面上に延長している、粗面Kでなる。
下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面
部4Aが、滑らかな面Sでなるとともに、縦断面上でみ
て直線的に延長し、且つ横断面上でみて、図19及び図
20に示すように、直線的に延長している面LLでな
り、従って、斜め前方下向き帯状表面部4Aが滑らかな
平面SFでなるか、または図21及び図22に示すよう
に、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長している面LV
でなり、また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3B上の斜め前方上向き帯状表面部4
Bが、平面上に延長している、粗面Kでなる。
【0027】また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下
向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されることによっ
て、光に対する帯域通過特性上でみて、同じ通過帯域を
有している。
向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されることによっ
て、光に対する帯域通過特性上でみて、同じ通過帯域を
有している。
【0028】図19〜図22に示す特開平05−323
882号に提案されている疑似発光面体Qによれば、反
射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及び斜め前方上
向き帯状表面部6Bが、図13〜図16に示す疑似発光
面体における基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2A及び斜め前方上向き帯状表面部2Bに全く対応
していることが明らかであるので、詳細説明は省略する
が、図13〜図16で上述した疑似発光面体において、
基体1の斜め前方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上
向き帯状表面部2Bを反射膜5の斜め前方下向き帯状表
面部6A及び斜め前方上向き帯状表面部6Bとそれぞれ
読み替えた、図13〜図16で上述した疑似発光面体の
場合と同様の作用効果が得られることは明らかである。
882号に提案されている疑似発光面体Qによれば、反
射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及び斜め前方上
向き帯状表面部6Bが、図13〜図16に示す疑似発光
面体における基体1の主表面2の斜め前方下向き帯状表
面部2A及び斜め前方上向き帯状表面部2Bに全く対応
していることが明らかであるので、詳細説明は省略する
が、図13〜図16で上述した疑似発光面体において、
基体1の斜め前方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上
向き帯状表面部2Bを反射膜5の斜め前方下向き帯状表
面部6A及び斜め前方上向き帯状表面部6Bとそれぞれ
読み替えた、図13〜図16で上述した疑似発光面体の
場合と同様の作用効果が得られることは明らかである。
【0029】さらに、同じ特開平05−323882号
に、図23及び図24を伴って、次に述べる疑似発光面
体を用いた書換え可能な表示素子も提案されている。
に、図23及び図24を伴って、次に述べる疑似発光面
体を用いた書換え可能な表示素子も提案されている。
【0030】すなわち、符号Eで示され、図23に示す
ように、図13〜図16、及び図19〜図22に示す上
述した疑似発光面体Qの4つQR、QY、QB及びQW
が、軸受11及び12間に90°づつ順または逆方向に
回動できるように軸支された回動軸13のまわりに、そ
れと一体に90°の角間隔を保って、配され、または図
24に示すように、図13〜図16、及び図19〜図2
2に示す上述した疑似発光面体Qの3つQR、QY及び
QBが、無端ベルト20上に順次配列されまたは無端ベ
ルト20を構成するように順次配列され、そして、その
無端ベルト20が、支持体21上に植立された回転軸2
2及び23間に装架されている構成を有する。
ように、図13〜図16、及び図19〜図22に示す上
述した疑似発光面体Qの4つQR、QY、QB及びQW
が、軸受11及び12間に90°づつ順または逆方向に
回動できるように軸支された回動軸13のまわりに、そ
れと一体に90°の角間隔を保って、配され、または図
24に示すように、図13〜図16、及び図19〜図2
2に示す上述した疑似発光面体Qの3つQR、QY及び
QBが、無端ベルト20上に順次配列されまたは無端ベ
ルト20を構成するように順次配列され、そして、その
無端ベルト20が、支持体21上に植立された回転軸2
2及び23間に装架されている構成を有する。
【0031】この場合、疑似発光面体QR、QY、QB
及びQWは、それらが有する薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bが、基体1のパタ―ンを互に異な
る例えば赤、黄、青及び白の色相でそれぞれ感知させる
ように、光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域を互
に異にしている。
及びQWは、それらが有する薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bが、基体1のパタ―ンを互に異な
る例えば赤、黄、青及び白の色相でそれぞれ感知させる
ように、光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域を互
に異にしている。
【0032】図23及び図24に示す疑似発光面体を用
いた書換え可能な表示素子Eによれば、その前方に、窓
15を有する化粧板14を配し、そして、図23に示す
表示素子Eの場合回動軸13を、図24に示す表示素子
Eの場合回転軸22及び23を、適当な手段を用いて、
90°づつ順方向または逆方向に回動させれば、図23
に示す表示素子Eの場合疑似発光面体QR、QY、QB
及びQW中の1つを、図24に示す表示素子Eの場合疑
似発光面体QR、QY及びQB中の1つを、選択的に、
化粧板14の窓15に臨ませることができるので、前方
に、上述したように窓15を有する化粧板14を配して
いる状態で、屋外の例えば大地上の高い位置に設置すれ
ば、大地上の視者に、昼間においても、また夜間におい
ても、化粧板14の窓15に臨んでいる選択された1つ
の疑似発光面体の窓15に臨む領域のパタ―ンを、いま
窓15に臨んでいる選択された1つの疑似発光面体の薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通
過特性上でみた通過帯域に応じた色相(例えば赤、黄、
青または白)で、図13〜図16、及び図19〜図22
で上述した優れた作用効果を伴って、感知させることが
でき、よって、視者が感知できる色相が書換え可能であ
る表示装置としての機能を呈し、このため、例えば交通
信号表示器に用いることもできる。
いた書換え可能な表示素子Eによれば、その前方に、窓
15を有する化粧板14を配し、そして、図23に示す
表示素子Eの場合回動軸13を、図24に示す表示素子
Eの場合回転軸22及び23を、適当な手段を用いて、
90°づつ順方向または逆方向に回動させれば、図23
に示す表示素子Eの場合疑似発光面体QR、QY、QB
及びQW中の1つを、図24に示す表示素子Eの場合疑
似発光面体QR、QY及びQB中の1つを、選択的に、
化粧板14の窓15に臨ませることができるので、前方
に、上述したように窓15を有する化粧板14を配して
いる状態で、屋外の例えば大地上の高い位置に設置すれ
ば、大地上の視者に、昼間においても、また夜間におい
ても、化粧板14の窓15に臨んでいる選択された1つ
の疑似発光面体の窓15に臨む領域のパタ―ンを、いま
窓15に臨んでいる選択された1つの疑似発光面体の薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通
過特性上でみた通過帯域に応じた色相(例えば赤、黄、
青または白)で、図13〜図16、及び図19〜図22
で上述した優れた作用効果を伴って、感知させることが
でき、よって、視者が感知できる色相が書換え可能であ
る表示装置としての機能を呈し、このため、例えば交通
信号表示器に用いることもできる。
【0033】さらに、同じ特開平05−323882号
に、図25を伴って、次に述べる疑似発光面体を用いた
固定マトリックス表示装置も提案されている。
に、図25を伴って、次に述べる疑似発光面体を用いた
固定マトリックス表示装置も提案されている。
【0034】すなわち、符号FMDで示され、図13〜
図16、及び図19〜図22に示す上述した疑似発光面
体Qの多数が、支持板30上にマトリックス状に配列さ
れている構成を有する。
図16、及び図19〜図22に示す上述した疑似発光面
体Qの多数が、支持板30上にマトリックス状に配列さ
れている構成を有する。
【0035】この場合、多数の疑似発光面体Q中の一部
の疑似発光面体QAを除いた疑似発光面体(一般にQB
とする)の薄膜光学色フィルタ3について、その斜め前
方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状
色フィルタ部3Bが、視者に、基体1のパタ―ンを感知
させるとき、その感知が、例えば青の色相で行われるよ
うな帯域通過特性上の通過帯域を有するとした場合、多
数の疑似発光面体Q中の一部の疑似発光面体QAについ
て、その薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bが、視者に、基体1のパタ―ンを感知されるとき、そ
の感知が疑似発光面体QBの薄膜光学色フィルタ3の場
合とは異なる例えば赤の色相で行われるような通過帯域
を有し、そして、多数の疑似発光面体Qが、疑似発光面
体QAによって図示のように例えば文字「A」のパタ―
ンが得られるように配されている。
の疑似発光面体QAを除いた疑似発光面体(一般にQB
とする)の薄膜光学色フィルタ3について、その斜め前
方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状
色フィルタ部3Bが、視者に、基体1のパタ―ンを感知
させるとき、その感知が、例えば青の色相で行われるよ
うな帯域通過特性上の通過帯域を有するとした場合、多
数の疑似発光面体Q中の一部の疑似発光面体QAについ
て、その薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bが、視者に、基体1のパタ―ンを感知されるとき、そ
の感知が疑似発光面体QBの薄膜光学色フィルタ3の場
合とは異なる例えば赤の色相で行われるような通過帯域
を有し、そして、多数の疑似発光面体Qが、疑似発光面
体QAによって図示のように例えば文字「A」のパタ―
ンが得られるように配されている。
【0036】図25に示す疑似発光面体を用いた固定マ
トリックス表示装置FMDによれば、それを、屋外の例
えば大地上の高い位置に設置すれば、大地の視者に、昼
間においても、また夜間においても、文字「A」のパタ
―ンを、疑似発光面体QAの薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた通過帯域
に応じた色相(青)で、感知させることができ、このた
め、例えば広告表示器に用いることもできる。
トリックス表示装置FMDによれば、それを、屋外の例
えば大地上の高い位置に設置すれば、大地の視者に、昼
間においても、また夜間においても、文字「A」のパタ
―ンを、疑似発光面体QAの薄膜光学色フィルタ3の斜
め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き
帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた通過帯域
に応じた色相(青)で、感知させることができ、このた
め、例えば広告表示器に用いることもできる。
【0037】また、同じ特開平05−323882号
に、図26を伴って、次に述べる疑似発光面体を用いた
マトリックス表示装置も提案されている。
に、図26を伴って、次に述べる疑似発光面体を用いた
マトリックス表示装置も提案されている。
【0038】すなわち、符号MDで示され、図23また
は図24で上述した書換え可能な表示素子Eの多数が、
支持枠31内に、マトリックス状に配列されている構成
を有する。
は図24で上述した書換え可能な表示素子Eの多数が、
支持枠31内に、マトリックス状に配列されている構成
を有する。
【0039】図26に示す疑似発光面体を用いたマトリ
ックス表示装置MDによれば、書換え可能な表示素子E
が、視者が感知できる色相が書換え可能な表示素子とし
ての機能を呈するので、視者に、昼間においても、夜間
においても、文字、図形、模様などのパタ―ンを、色相
を伴って感知させることができる。
ックス表示装置MDによれば、書換え可能な表示素子E
が、視者が感知できる色相が書換え可能な表示素子とし
ての機能を呈するので、視者に、昼間においても、夜間
においても、文字、図形、模様などのパタ―ンを、色相
を伴って感知させることができる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】図13〜図16、及び
図19〜図22に示す疑似発光面体Qの場合、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B及
び斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aが光に対する帯
域通過特性上でみて同じ通過帯域を有するので、その通
過帯域が例えば赤の色相が得られる帯域であるとすれ
ば、視者Mに、基体1の主表面2のパターンを、昼間に
おいても、夜間においても、同じ赤の色相でしか感知さ
せることができず、よって、視者Mに、基体1の主表面
2のパターンを、昼夜を通してみて、アトラクティブに
感知させることが十分できない、という欠点を有してい
た。
図19〜図22に示す疑似発光面体Qの場合、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B及
び斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aが光に対する帯
域通過特性上でみて同じ通過帯域を有するので、その通
過帯域が例えば赤の色相が得られる帯域であるとすれ
ば、視者Mに、基体1の主表面2のパターンを、昼間に
おいても、夜間においても、同じ赤の色相でしか感知さ
せることができず、よって、視者Mに、基体1の主表面
2のパターンを、昼夜を通してみて、アトラクティブに
感知させることが十分できない、という欠点を有してい
た。
【0041】また、図23及び図24に示す疑似発光面
体を用いた書換え可能な表示素子E、及び図25及び図
26に示す疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示
装置の場合、用いている疑似発光面体Qが、上述したよ
うに、基体1の主表面2のパターンを、昼夜を通してみ
て、アトラクティブに感知させることが十分できないの
で、それぞれの機能を、アトラクティブに十分発揮する
ことができない、という欠点を有していた。
体を用いた書換え可能な表示素子E、及び図25及び図
26に示す疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示
装置の場合、用いている疑似発光面体Qが、上述したよ
うに、基体1の主表面2のパターンを、昼夜を通してみ
て、アトラクティブに感知させることが十分できないの
で、それぞれの機能を、アトラクティブに十分発揮する
ことができない、という欠点を有していた。
【0042】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規な疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表
示装置を提案せんとするものである。
新規な疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表
示装置を提案せんとするものである。
【0043】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
る疑似発光面体は、図13〜図16に示す疑似発光面体
と同様に、(1)幅方向を上下方向とする斜め前方下向
き帯状表面部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き
帯状表面部とが順次交互に上下方向に並置配列されてい
る主表面を有する基体と、(2)その主表面の斜め前方
下向き帯状表面部上の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
と、上記基体の主表面の斜め前方上向き帯状表面部上の
斜め前方上向き帯状色フィルタ部とを有する薄膜光学色
フィルタとを有し、そして、(3)上記基体の主表面の
斜め前方下向き帯状表面部が、滑らかな反射面でなり、
(4)上記基体の主表面の斜め前方上向き帯状表面部
が、滑らかな反射面または乱反射面もしくは凹凸反射面
でなり、(5)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向
き帯状色フィルタ部の上記基体側とは反対側の斜め前方
下向き帯状表面部が、滑らかな面でなり、(6)上記薄
膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色フィルタ部の
上記基体側とは反対側の斜め前方上向き帯状表面部が、
粗面でなる。
る疑似発光面体は、図13〜図16に示す疑似発光面体
と同様に、(1)幅方向を上下方向とする斜め前方下向
き帯状表面部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き
帯状表面部とが順次交互に上下方向に並置配列されてい
る主表面を有する基体と、(2)その主表面の斜め前方
下向き帯状表面部上の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
と、上記基体の主表面の斜め前方上向き帯状表面部上の
斜め前方上向き帯状色フィルタ部とを有する薄膜光学色
フィルタとを有し、そして、(3)上記基体の主表面の
斜め前方下向き帯状表面部が、滑らかな反射面でなり、
(4)上記基体の主表面の斜め前方上向き帯状表面部
が、滑らかな反射面または乱反射面もしくは凹凸反射面
でなり、(5)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向
き帯状色フィルタ部の上記基体側とは反対側の斜め前方
下向き帯状表面部が、滑らかな面でなり、(6)上記薄
膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色フィルタ部の
上記基体側とは反対側の斜め前方上向き帯状表面部が、
粗面でなる。
【0044】しかしながら、本願第1番目の発明による
疑似発光面体は、そのような疑似発光面体において、
(7)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上で
みて、互いに異なる通過帯域を有する。
疑似発光面体は、そのような疑似発光面体において、
(7)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上で
みて、互いに異なる通過帯域を有する。
【0045】本願第2番目の発明による疑似発光面体
は、図19〜図22に示す疑似発光面体と同様に、
(1)幅方向を上下方向とする斜め前方下向き帯状表面
部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き帯状表面部
とが順次交互に上下方向に並置配列されている主表面を
有する基体と、(2)その主表面の斜め前方下向き帯状
表面部上の斜め前方下向き帯状反射膜部を有する反射膜
と、(3)その斜め前方下向き帯状反射膜部上の斜め前
方下向き帯状色フィルタ部と、上記基体の主表面の斜め
前方上向き帯状表面部上の斜め前方上向き帯状色フィル
タ部とを有する薄膜光学色フィルタとを有し、そして、
(4)上記反射膜の斜め前方下向き帯状反射膜部の上記
基体側とは反対側の斜め前方下向き帯状表面部が、滑ら
かな反射面でなり、(5)上記薄膜光学色フィルタの斜
め前方下向き帯状色フィルタ部の上記反射膜側とは反対
側の斜め前方下向き帯状表面部が、滑らかな面でなり、
(6)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色
フィルタ部の上記反射膜側とは反対側の斜め前方上向き
帯状表面部が、粗面でなる。
は、図19〜図22に示す疑似発光面体と同様に、
(1)幅方向を上下方向とする斜め前方下向き帯状表面
部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き帯状表面部
とが順次交互に上下方向に並置配列されている主表面を
有する基体と、(2)その主表面の斜め前方下向き帯状
表面部上の斜め前方下向き帯状反射膜部を有する反射膜
と、(3)その斜め前方下向き帯状反射膜部上の斜め前
方下向き帯状色フィルタ部と、上記基体の主表面の斜め
前方上向き帯状表面部上の斜め前方上向き帯状色フィル
タ部とを有する薄膜光学色フィルタとを有し、そして、
(4)上記反射膜の斜め前方下向き帯状反射膜部の上記
基体側とは反対側の斜め前方下向き帯状表面部が、滑ら
かな反射面でなり、(5)上記薄膜光学色フィルタの斜
め前方下向き帯状色フィルタ部の上記反射膜側とは反対
側の斜め前方下向き帯状表面部が、滑らかな面でなり、
(6)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色
フィルタ部の上記反射膜側とは反対側の斜め前方上向き
帯状表面部が、粗面でなる。
【0046】しかしながら、本願第2番目の発明による
疑似発光面体は、そのような疑似発光面体において、
(7)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上で
みて、互いに異なる通過帯域を有する。
疑似発光面体は、そのような疑似発光面体において、
(7)上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上で
みて、互いに異なる通過帯域を有する。
【0047】本願第3番目の発明による疑似発光面体を
用いた書換え可能な表示素子は、本願第1番目の発明ま
たは本願第2番目の発明による疑似発光面体の複数を有
し、それら複数の疑似発光面体が、支持体上に、選択的
に表示されるように配列され、そして、上記複数の疑似
発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部の、光
に対する帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域の組
合せが、互に異なる。
用いた書換え可能な表示素子は、本願第1番目の発明ま
たは本願第2番目の発明による疑似発光面体の複数を有
し、それら複数の疑似発光面体が、支持体上に、選択的
に表示されるように配列され、そして、上記複数の疑似
発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色
フィルタ部及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部の、光
に対する帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域の組
合せが、互に異なる。
【0048】本願第4番目の発明による疑似発光面体を
用いた固定マトリックス表示装置は、本願第1番目の発
明または本願第2番目の発明による疑似発光面体の多数
を有し、それら多数の疑似発光面体が、支持体上に、マ
トリックス状に配列されている。
用いた固定マトリックス表示装置は、本願第1番目の発
明または本願第2番目の発明による疑似発光面体の多数
を有し、それら多数の疑似発光面体が、支持体上に、マ
トリックス状に配列されている。
【0049】本願第5番目の発明による疑似発光面体を
用いたマトリックス表示装置は、(1)書換え可能な表
示素子の多数を有し、(2)それら多数の書換え可能な
表示素子が、支持体上に、マトリックス状に配列され、
(3)上記書換え可能な表示素子が、本願第1番目の発
明または本願第2番目の発明による疑似発光面体の複数
を有し、(4)それら複数の疑似発光面体が、支持体上
に、選択的に表示されるように配列され、(5)上記複
数の疑似発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前方下向
き帯状色フィルタ及び斜め前方上向き帯状色フィルタ
の、光に対する帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯
域の組合せが、互に異なる。
用いたマトリックス表示装置は、(1)書換え可能な表
示素子の多数を有し、(2)それら多数の書換え可能な
表示素子が、支持体上に、マトリックス状に配列され、
(3)上記書換え可能な表示素子が、本願第1番目の発
明または本願第2番目の発明による疑似発光面体の複数
を有し、(4)それら複数の疑似発光面体が、支持体上
に、選択的に表示されるように配列され、(5)上記複
数の疑似発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前方下向
き帯状色フィルタ及び斜め前方上向き帯状色フィルタ
の、光に対する帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯
域の組合せが、互に異なる。
【0050】
【発明の実施の形態1〜4】次に、図1〜図4を伴って
本発明による疑似発光面体の第1〜4の実施の形態を述
べよう。
本発明による疑似発光面体の第1〜4の実施の形態を述
べよう。
【0051】図1、図2、図3及び図4に示す本発明に
よる疑似発光面体は、図13、図14、図15及び図1
6に示す疑似発光面体Qにそれぞれ対応し、ともに符号
Q′で示され、図13〜図16に示す疑似発光面体Qの
場合と同様に、(a)幅方向を上下方向とする斜め前方
下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする斜め
前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向に並
置配列されている主表面2を有する基体1と、(b)そ
の主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上の斜め前
方下向き帯状色フィルタ部3Aと、基体1の主表面2の
斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き帯状
色フィルタ部3Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを
有する。
よる疑似発光面体は、図13、図14、図15及び図1
6に示す疑似発光面体Qにそれぞれ対応し、ともに符号
Q′で示され、図13〜図16に示す疑似発光面体Qの
場合と同様に、(a)幅方向を上下方向とする斜め前方
下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする斜め
前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向に並
置配列されている主表面2を有する基体1と、(b)そ
の主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上の斜め前
方下向き帯状色フィルタ部3Aと、基体1の主表面2の
斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き帯状
色フィルタ部3Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを
有する。
【0052】この場合、図13〜図16に示す疑似発光
面体Qの場合と同様に、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな反射面SRでなるとと
もに、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長
し、且つ横断面上でみて、図1及び図2に示すように、
直線的に延長している面CLでなるか、または図3及び
図4に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長
している面CVでなり、また、基体1の主表面2の斜め
前方上向き帯状表面部2Bが、図1及び図3に示すよう
に、平面上に延長している滑らかな反射面SRでなる
か、または図2及び図4に示すように、平面上に延長し
ている乱反射面DRまたは凹凸反射面URでなる。
面体Qの場合と同様に、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな反射面SRでなるとと
もに、縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長
し、且つ横断面上でみて、図1及び図2に示すように、
直線的に延長している面CLでなるか、または図3及び
図4に示すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長
している面CVでなり、また、基体1の主表面2の斜め
前方上向き帯状表面部2Bが、図1及び図3に示すよう
に、平面上に延長している滑らかな反射面SRでなる
か、または図2及び図4に示すように、平面上に延長し
ている乱反射面DRまたは凹凸反射面URでなる。
【0053】また、図13〜図16に示す疑似発光面体
の場合と同様に、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向
き帯状色フィルタ部3Aの基体1側とは反対側の斜め前
方下向き帯状表面部4Aが、滑らかな面Sでなるととも
に、縦断面上でみて直線的に延長し、且つ横断面上でみ
て、図1及び図2に示すように、直線的に延長している
面LLでなり、従って、斜め前方下向き帯状表面部4A
が滑らかな平面SFでなるか、または図3及び図4に示
すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長している
面LVでなり、また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
上向き帯状色フィルタ部3Bの基体1側とは反対側の斜
め前方上向き帯状表面部4Bが、平面上に延長してい
る、粗面Kでなる。
の場合と同様に、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向
き帯状色フィルタ部3Aの基体1側とは反対側の斜め前
方下向き帯状表面部4Aが、滑らかな面Sでなるととも
に、縦断面上でみて直線的に延長し、且つ横断面上でみ
て、図1及び図2に示すように、直線的に延長している
面LLでなり、従って、斜め前方下向き帯状表面部4A
が滑らかな平面SFでなるか、または図3及び図4に示
すように、繰り返し前方向に凸に湾曲して延長している
面LVでなり、また、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
上向き帯状色フィルタ部3Bの基体1側とは反対側の斜
め前方上向き帯状表面部4Bが、平面上に延長してい
る、粗面Kでなる。
【0054】しかしながら、図1〜図4に示す本発明に
よる疑似発光面体Q′は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されること
によって光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯域
を有している図13〜図16に示す疑似発光面体Qの場
合とは異なり、各別に形成されていることによって、光
に対する帯域通過特性上でみて、互に異なる通過帯域を
有する。
よる疑似発光面体Q′は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されること
によって光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯域
を有している図13〜図16に示す疑似発光面体Qの場
合とは異なり、各別に形成されていることによって、光
に対する帯域通過特性上でみて、互に異なる通過帯域を
有する。
【0055】以上が、本発明による疑似発光面体Q′の
第1〜4の実施の形態の構成である。図1〜図4に示す
本発明による疑似発光面体Q′の第1〜第4の実施の形
態によれば、図13〜図16に示す疑似発光面体Qにお
いて、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
が、光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯域を有
しているのに代え、光に対する帯域通過特性上でみて互
に異なる通過帯域を有することを除いて、図13〜図1
6に示す疑似発光面体と同様の構成を有するので、詳細
説明は省略するが、図13〜図16に示す疑似発光面体
Qの説明において、「薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯域通過特性
上でみた通過帯域が斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域と同じで
ある」、及び「大地G上の視者Mに、昼間においても、
また夜間においても、疑似発光面体Qからみた斜め前下
方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ンを、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及
び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性
上でみた同じ通過帯域に応じた同じ色相で、感知させる
ことができる。」とある旨を、「薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯
域通過特性上でみた通過帯域が斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯
域と異なる」、及び「大地G上の視者Mに、昼間におい
ても、また夜間においても、疑似発光面体Qからみた斜
め前下方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ンを、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通
過特性上でみた互に異なる通過帯域に応じた互に異なる
色相で、感知させることができる。」という旨にそれぞ
れ読み代えた、図13〜図16に示す疑似発光面体Qの
場合で述べたと同様の作用・効果が得られることは明ら
かである。
第1〜4の実施の形態の構成である。図1〜図4に示す
本発明による疑似発光面体Q′の第1〜第4の実施の形
態によれば、図13〜図16に示す疑似発光面体Qにお
いて、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
が、光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯域を有
しているのに代え、光に対する帯域通過特性上でみて互
に異なる通過帯域を有することを除いて、図13〜図1
6に示す疑似発光面体と同様の構成を有するので、詳細
説明は省略するが、図13〜図16に示す疑似発光面体
Qの説明において、「薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯域通過特性
上でみた通過帯域が斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域と同じで
ある」、及び「大地G上の視者Mに、昼間においても、
また夜間においても、疑似発光面体Qからみた斜め前下
方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ンを、薄膜光学
色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及
び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通過特性
上でみた同じ通過帯域に応じた同じ色相で、感知させる
ことができる。」とある旨を、「薄膜光学色フィルタ3
の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aの光に対する帯
域通過特性上でみた通過帯域が斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部3Bの光に対する帯域通過特性上でみた通過帯
域と異なる」、及び「大地G上の視者Mに、昼間におい
ても、また夜間においても、疑似発光面体Qからみた斜
め前下方の位置で、基体1の主表面2のパタ―ンを、薄
膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bの帯域通
過特性上でみた互に異なる通過帯域に応じた互に異なる
色相で、感知させることができる。」という旨にそれぞ
れ読み代えた、図13〜図16に示す疑似発光面体Qの
場合で述べたと同様の作用・効果が得られることは明ら
かである。
【0056】また、図1〜図4に示す本発明による疑似
発光面体Qの第1〜第4の実施の形態によれば、薄膜光
学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
及び斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aが光に対する
帯域通過特性上でみて互に異なる通過帯域を有するの
で、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3Bを例えば緑の色相で感知できる通過帯域を有
するものとし、また、斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3Aを例えば赤の色相の光を通過させる通過帯域を有す
るものとすることによって、大地G上の視者Mに、基体
1の主表面2のパターンを、昼間及び夜間においてそれ
ぞれ緑及び赤の互に異なる色相で、効果的に、感知させ
ることができ、よって、大地G上の視者Mに、基体1の
主表面2のパターンを、昼夜を通してみて、アトラクテ
ィブに感知させることができる。
発光面体Qの第1〜第4の実施の形態によれば、薄膜光
学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィルタ部3B
及び斜め前方下向き帯状色フィルタ部3Aが光に対する
帯域通過特性上でみて互に異なる通過帯域を有するの
で、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3Bを例えば緑の色相で感知できる通過帯域を有
するものとし、また、斜め前方下向き帯状色フィルタ部
3Aを例えば赤の色相の光を通過させる通過帯域を有す
るものとすることによって、大地G上の視者Mに、基体
1の主表面2のパターンを、昼間及び夜間においてそれ
ぞれ緑及び赤の互に異なる色相で、効果的に、感知させ
ることができ、よって、大地G上の視者Mに、基体1の
主表面2のパターンを、昼夜を通してみて、アトラクテ
ィブに感知させることができる。
【0057】
【発明の実施の形態5〜8】次に、図5〜図8を伴っ
て、本発明による疑似発光面体の第5〜第8の実施の形
態を述べよう。
て、本発明による疑似発光面体の第5〜第8の実施の形
態を述べよう。
【0058】図5、図6、図7及び図8に示す本発明に
よる疑似発光面体は、図19、図20、図21及び図2
2に示す疑似発光面体Qにそれぞれ対応し、図19〜図
22との対応部分には同一符号を付して示すが、符号
Q′で示され、図19〜図22で上述した疑似発光面体
Qの場合と同様に、(a)幅方向を上下方向とする斜め
前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする
斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向
に並置配列されている主表面2を有する基体1と、
(b)その主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上
の斜め前方下向き帯状反射膜部5Aと、基体1の主表面
2の斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き
帯状反射膜部5Bとを有する反射膜5と、(c)その反
射膜5の斜め前方下向き帯状反射膜部5A上の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aと、反射膜5の斜め前方上
向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状色フィル
タ部3Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを有する。
よる疑似発光面体は、図19、図20、図21及び図2
2に示す疑似発光面体Qにそれぞれ対応し、図19〜図
22との対応部分には同一符号を付して示すが、符号
Q′で示され、図19〜図22で上述した疑似発光面体
Qの場合と同様に、(a)幅方向を上下方向とする斜め
前方下向き帯状表面部2Aと、幅方向を上下方向とする
斜め前方上向き帯状表面部2Bとが順次交互に上下方向
に並置配列されている主表面2を有する基体1と、
(b)その主表面2の斜め前方下向き帯状表面部2A上
の斜め前方下向き帯状反射膜部5Aと、基体1の主表面
2の斜め前方上向き帯状表面部2B上の斜め前方上向き
帯状反射膜部5Bとを有する反射膜5と、(c)その反
射膜5の斜め前方下向き帯状反射膜部5A上の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aと、反射膜5の斜め前方上
向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状色フィル
タ部3Bとを有する薄膜光学色フィルタ3とを有する。
【0059】この場合、図19〜図22に示す疑似発光
面体Qの場合と同様に、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな面Sでなるとともに、
縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長し、且つ
横断面上でみて、図5及び図6に示すように、直線的に
延長している面CLでなるか、または図7及び図8に示
すように、繰り返し前方向に凸に湾曲している面CVで
なり、また、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表
面部2Bが、図5及び図7に示すように、平面上に延長
している滑らかな面Sでなるか、または図6及び図8に
示すように、乱面Dまたは凹凸面Uでなる。
面体Qの場合と同様に、基体1の主表面2の斜め前方下
向き帯状表面部2Aが、滑らかな面Sでなるとともに、
縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲して延長し、且つ
横断面上でみて、図5及び図6に示すように、直線的に
延長している面CLでなるか、または図7及び図8に示
すように、繰り返し前方向に凸に湾曲している面CVで
なり、また、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表
面部2Bが、図5及び図7に示すように、平面上に延長
している滑らかな面Sでなるか、または図6及び図8に
示すように、乱面Dまたは凹凸面Uでなる。
【0060】また、図19〜図22に示す疑似発光面体
Qの場合と同様に、反射膜5の斜め前方下向き帯状反射
膜部5Aの斜め前方下向き帯状表面部6Aが、滑らかな
反射面SRでなるとともに、基体1の斜め前方下向き帯
状表面部2Aに応じて、縦断面上でみて斜め前下方に凹
に弯曲して延長し、且つ横断面上でみて、図5及び図6
に示すように、直線的に延長している面CLでなるか、
または図7及び図8に示すように、繰り返し前方向に凸
に湾曲している面CVでなり、また、反射膜5の斜め前
方上向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状表面
部6Bが、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Bに応じて、図5及び図7に示すように、平面上に
延長している滑らかな反射面SRでなるか、または図6
及び図8に示すように、乱反射面DRまたは凹凸反射面
URでなる。
Qの場合と同様に、反射膜5の斜め前方下向き帯状反射
膜部5Aの斜め前方下向き帯状表面部6Aが、滑らかな
反射面SRでなるとともに、基体1の斜め前方下向き帯
状表面部2Aに応じて、縦断面上でみて斜め前下方に凹
に弯曲して延長し、且つ横断面上でみて、図5及び図6
に示すように、直線的に延長している面CLでなるか、
または図7及び図8に示すように、繰り返し前方向に凸
に湾曲している面CVでなり、また、反射膜5の斜め前
方上向き帯状反射膜部5B上の斜め前方上向き帯状表面
部6Bが、基体1の主表面2の斜め前方上向き帯状表面
部2Bに応じて、図5及び図7に示すように、平面上に
延長している滑らかな反射面SRでなるか、または図6
及び図8に示すように、乱反射面DRまたは凹凸反射面
URでなる。
【0061】さらに、図19〜図22に示す疑似発光面
体Qの場合と同様に、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面
部4Aが、滑らかな面Sでなるとともに、縦断面上でみ
て直線的に延長し、且つ横断面上でみて、図5及び図6
に示すように、直線的に延長している面LLでなり、従
って、斜め前方下向き帯状表面部4Aが滑らかな平面S
Fでなるか、または図7及び図8に示すように、繰り返
し前方向に凸に湾曲して延長している面LVでなり、ま
た、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3B上の斜め前方上向き帯状表面部4Bが、平面
上に延長している、粗面Kでなる。
体Qの場合と同様に、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部3Aの斜め前方下向き帯状表面
部4Aが、滑らかな面Sでなるとともに、縦断面上でみ
て直線的に延長し、且つ横断面上でみて、図5及び図6
に示すように、直線的に延長している面LLでなり、従
って、斜め前方下向き帯状表面部4Aが滑らかな平面S
Fでなるか、または図7及び図8に示すように、繰り返
し前方向に凸に湾曲して延長している面LVでなり、ま
た、薄膜光学色フィルタ3の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部3B上の斜め前方上向き帯状表面部4Bが、平面
上に延長している、粗面Kでなる。
【0062】しかしながら、図5〜図8に示す本発明に
よる疑似発光面体Q′は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されること
によって、光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯
域を有している図19〜図22に示す疑似発光面体Qの
場合とは異なり、各別に形成されていることによって、
光に対する帯域通過特性上でみて、互に異なる通過帯域
を有する。
よる疑似発光面体Q′は、薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bが、同時に一義的に形成されること
によって、光に対する帯域通過特性上でみて同じ通過帯
域を有している図19〜図22に示す疑似発光面体Qの
場合とは異なり、各別に形成されていることによって、
光に対する帯域通過特性上でみて、互に異なる通過帯域
を有する。
【0063】以上が、本発明による疑似発光面体の第5
〜第8の実施の形態の構成である。図5〜図8に示す本
発明による疑似発光面体Q′の第5〜第8の実施の形態
によれば、反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及
び斜め前方上向き帯状表面部6Bが、図1〜図4に示す
本発明による疑似発光面体Q′における基体1の主表面
2の斜め前方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上向き
帯状表面部2Bに全く対応していることが明らかである
ので、詳細説明は省略するが、図1〜図4で上述した本
発明による疑似発光面体Q′において、基体1の斜め前
方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上向き帯状表面部
2Bを反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及び斜
め前方上向き帯状表面部6Bとそれぞれ読み替えた、図
1〜図4で上述した本発明による疑似発光面体Q′の場
合で述べたと同様の作用効果が得られることは明らかで
ある。
〜第8の実施の形態の構成である。図5〜図8に示す本
発明による疑似発光面体Q′の第5〜第8の実施の形態
によれば、反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及
び斜め前方上向き帯状表面部6Bが、図1〜図4に示す
本発明による疑似発光面体Q′における基体1の主表面
2の斜め前方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上向き
帯状表面部2Bに全く対応していることが明らかである
ので、詳細説明は省略するが、図1〜図4で上述した本
発明による疑似発光面体Q′において、基体1の斜め前
方下向き帯状表面部2A及び斜め前方上向き帯状表面部
2Bを反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A及び斜
め前方上向き帯状表面部6Bとそれぞれ読み替えた、図
1〜図4で上述した本発明による疑似発光面体Q′の場
合で述べたと同様の作用効果が得られることは明らかで
ある。
【0064】
【発明の実施の形態9及び10】次に、図9及び図10
を伴って、本発明による疑似発光面体を用いた書換え可
能な表示素子の第1及び第2の実施の形態を述べよう。
を伴って、本発明による疑似発光面体を用いた書換え可
能な表示素子の第1及び第2の実施の形態を述べよう。
【0065】図9及び図10に示す本発明による疑似発
光面体を用いた書換え可能な表示素子は、図23及び図
24に示す疑似発光面体を用いた書換え可能な表示素子
Eにそれぞれ対応し、ともに符号E′で示され、図23
及び図24に示す疑似発光面体を用いた書換え可能な表
示素子Eの場合に準じて、図9に示すように、図1〜図
8に示す上述した疑似発光面体Q′の4つQR′、Q
Y′、QB′及びQW′が、軸受11及び12間に90
°づつ順または逆方向に回動できるように軸支された回
動軸13のまわりに、それと一体に90°の角間隔を保
って、配され、または図10に示すように、図1〜図8
に示す疑似発光面体Q′の3つQR′、QY′及びQ
B′が、無端ベルト20上に順次配列されまたは無端ベ
ルト20を構成するように順次配列され、そして、その
無端ベルト20が、支持体21上に植立された回転軸2
2及び23間に装架されている構成を有する。
光面体を用いた書換え可能な表示素子は、図23及び図
24に示す疑似発光面体を用いた書換え可能な表示素子
Eにそれぞれ対応し、ともに符号E′で示され、図23
及び図24に示す疑似発光面体を用いた書換え可能な表
示素子Eの場合に準じて、図9に示すように、図1〜図
8に示す上述した疑似発光面体Q′の4つQR′、Q
Y′、QB′及びQW′が、軸受11及び12間に90
°づつ順または逆方向に回動できるように軸支された回
動軸13のまわりに、それと一体に90°の角間隔を保
って、配され、または図10に示すように、図1〜図8
に示す疑似発光面体Q′の3つQR′、QY′及びQ
B′が、無端ベルト20上に順次配列されまたは無端ベ
ルト20を構成するように順次配列され、そして、その
無端ベルト20が、支持体21上に植立された回転軸2
2及び23間に装架されている構成を有する。
【0066】この場合、疑似発光面体QR′、QY′、
QB′及びQW′は、それらが有する薄膜光学色フィル
タ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前
方上向き帯状色フィルタ部3Bの、光に対する帯域通過
特性上でみた互に異なる通過帯域の組合せを、互に異に
している。例えば疑似発光面体QR′;QY′;QB′
及びQW′の光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域
の組合せを、斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び
斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bをそれぞれ通過し
て得られる光が赤及び緑;黄及び緑;青及び緑;及び白
及び緑の色相でそれぞれ得られる通過帯域の組合せを有
している。
QB′及びQW′は、それらが有する薄膜光学色フィル
タ3の斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前
方上向き帯状色フィルタ部3Bの、光に対する帯域通過
特性上でみた互に異なる通過帯域の組合せを、互に異に
している。例えば疑似発光面体QR′;QY′;QB′
及びQW′の光に対する帯域通過特性上でみた通過帯域
の組合せを、斜め前方下向き帯状色フィルタ部3A及び
斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bをそれぞれ通過し
て得られる光が赤及び緑;黄及び緑;青及び緑;及び白
及び緑の色相でそれぞれ得られる通過帯域の組合せを有
している。
【0067】以上が、本発明による疑似発光面体を用い
た書換え可能な表示素子の第1及び第2の実施の形態の
構成である。図9及び図10に示す本発明による疑似発
光面体Q′を用いた書換え可能な表示素子E′によれ
ば、その前方に、窓15を有する化粧板14を配し、そ
して、図9に示す表示素子E′の場合回動軸13を、図
10に示す表示素子E′の場合、回転軸22及び23
を、適当な手段を用いて、順方向または逆方向に回動さ
せれば、図9に示す表示素子E′の場合疑似発光面体Q
R′、QY′、QB′及びQW′中の1つ、図10に示
す表示素子E′の場合疑似発光面体QR′、QY′及び
QB′中の1つを、選択的に、化粧板14の窓15に臨
ませることができるので、前方に、上述したように窓1
5を有する化粧板14を配している状態で、屋外の例え
ば大地上の高い位置に設置すれば、大地上の視者に、昼
間及び夜間において、化粧板14の窓15に臨んでいる
選択された1つの疑似発光面体の窓15に臨む領域のパ
タ―ンを、いま窓15に臨んでいる選択された1つの疑
似発光面体の薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ
部3Bの帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域に応
じた互に異なる色相(例えば赤及び緑;黄及び緑;青及
び緑;または白及び緑の色相)で、図1〜図8で上述し
た優れた作用効果を伴って、それぞれ感知させることが
でき、よって、視者が昼間及び夜間においてそれぞれ感
知できる互に異なる色相の組合せが書換え可能である表
示装置としての機能を呈し、このため、例えば交通信号
表示器に用いることもできる。
た書換え可能な表示素子の第1及び第2の実施の形態の
構成である。図9及び図10に示す本発明による疑似発
光面体Q′を用いた書換え可能な表示素子E′によれ
ば、その前方に、窓15を有する化粧板14を配し、そ
して、図9に示す表示素子E′の場合回動軸13を、図
10に示す表示素子E′の場合、回転軸22及び23
を、適当な手段を用いて、順方向または逆方向に回動さ
せれば、図9に示す表示素子E′の場合疑似発光面体Q
R′、QY′、QB′及びQW′中の1つ、図10に示
す表示素子E′の場合疑似発光面体QR′、QY′及び
QB′中の1つを、選択的に、化粧板14の窓15に臨
ませることができるので、前方に、上述したように窓1
5を有する化粧板14を配している状態で、屋外の例え
ば大地上の高い位置に設置すれば、大地上の視者に、昼
間及び夜間において、化粧板14の窓15に臨んでいる
選択された1つの疑似発光面体の窓15に臨む領域のパ
タ―ンを、いま窓15に臨んでいる選択された1つの疑
似発光面体の薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯
状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ
部3Bの帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域に応
じた互に異なる色相(例えば赤及び緑;黄及び緑;青及
び緑;または白及び緑の色相)で、図1〜図8で上述し
た優れた作用効果を伴って、それぞれ感知させることが
でき、よって、視者が昼間及び夜間においてそれぞれ感
知できる互に異なる色相の組合せが書換え可能である表
示装置としての機能を呈し、このため、例えば交通信号
表示器に用いることもできる。
【0068】
【発明の実施の形態11】次に、図11を伴って、本発
明による疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示装
置の実施の形態を述べよう。
明による疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示装
置の実施の形態を述べよう。
【0069】図11に示す本発明による疑似発光面体を
用いた固定マトリックス表示装置は、図25に示す疑似
発光面体を用いた固定マトリックス表示装置符号FMD
に対応し、符号FMD′で示され、図1〜図8に示す本
発明による疑似発光面体Q′の多数が、支持板30上に
マトリックス状に配列されている構成を有する。
用いた固定マトリックス表示装置は、図25に示す疑似
発光面体を用いた固定マトリックス表示装置符号FMD
に対応し、符号FMD′で示され、図1〜図8に示す本
発明による疑似発光面体Q′の多数が、支持板30上に
マトリックス状に配列されている構成を有する。
【0070】この場合、多数の疑似発光面体Q′中の一
部の疑似発光面体(これを一般にQA′とする)を除い
た疑似発光面体(これを一般にQB′とする)につい
て、その薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bが、夜間及び昼間において、視者に、基体1のパタ―
ンを感知させるとき、その感知が、例えば赤及び緑の色
相でそれぞれ行われるような帯域通過特性上の互に異な
る通過帯域をそれぞれ有するとした場合、多数の疑似発
光面体Q′中の一部の疑似発光面体QA′について、そ
の薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィル
タ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bが、
夜間及び昼間において、視者に、基体1のパタ―ンを感
知されるとき、その感知が、疑似発光面体QB′の場合
とは異なる、例えば黄及び青の色相でそれぞれ行われる
ような互に異なる通過帯域をそれぞれ有し、そして、多
数の疑似発光面体Q′が、疑似発光面体QA′によっ
て、図示のように、例えば文字「A」のパタ―ンが得ら
れるように配されている。
部の疑似発光面体(これを一般にQA′とする)を除い
た疑似発光面体(これを一般にQB′とする)につい
て、その薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色
フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3
Bが、夜間及び昼間において、視者に、基体1のパタ―
ンを感知させるとき、その感知が、例えば赤及び緑の色
相でそれぞれ行われるような帯域通過特性上の互に異な
る通過帯域をそれぞれ有するとした場合、多数の疑似発
光面体Q′中の一部の疑似発光面体QA′について、そ
の薄膜光学色フィルタ3の斜め前方下向き帯状色フィル
タ部3A及び斜め前方上向き帯状色フィルタ部3Bが、
夜間及び昼間において、視者に、基体1のパタ―ンを感
知されるとき、その感知が、疑似発光面体QB′の場合
とは異なる、例えば黄及び青の色相でそれぞれ行われる
ような互に異なる通過帯域をそれぞれ有し、そして、多
数の疑似発光面体Q′が、疑似発光面体QA′によっ
て、図示のように、例えば文字「A」のパタ―ンが得ら
れるように配されている。
【0071】以上が、本発明による疑似発光面体を用い
た固定マトリックス表示装置の実施の形態の構成であ
る。図11に示す本発明による疑似発光面体を用いた固
定マトリックス表示装置FMD′によれば、それを、屋
外の例えば大地上の高い位置に設置すれば、大地の視者
に、昼間、及び夜間において、文字「A」のパタ―ン
を、疑似発光面体QA′の薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた互に異なる
通過帯域にそれぞれ応じた色相(例えば緑及び赤;青及
び黄)で、それぞれ感知させることができ、このため、
例えば広告表示器に用いることもできる。
た固定マトリックス表示装置の実施の形態の構成であ
る。図11に示す本発明による疑似発光面体を用いた固
定マトリックス表示装置FMD′によれば、それを、屋
外の例えば大地上の高い位置に設置すれば、大地の視者
に、昼間、及び夜間において、文字「A」のパタ―ン
を、疑似発光面体QA′の薄膜光学色フィルタ3の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部3A及び斜め前方上向き帯
状色フィルタ部3Bの帯域通過特性上でみた互に異なる
通過帯域にそれぞれ応じた色相(例えば緑及び赤;青及
び黄)で、それぞれ感知させることができ、このため、
例えば広告表示器に用いることもできる。
【0072】
【発明の実施の形態12】次に、図12を伴って、本発
明による疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示装
置の実施の形態を述べよう。
明による疑似発光面体を用いた固定マトリックス表示装
置の実施の形態を述べよう。
【0073】図12に示す本発明による疑似発光面体を
用いた固定マトリックス表示装置は、図26に示す疑似
発光面体を用いた固定マトリックス表示装置MDに対応
し、符号MD′で示され、図9または図10に示す上述
した書換え可能な表示素子E′の多数が、支持枠31内
に、マトリックス状に配列されている構成を有する。
用いた固定マトリックス表示装置は、図26に示す疑似
発光面体を用いた固定マトリックス表示装置MDに対応
し、符号MD′で示され、図9または図10に示す上述
した書換え可能な表示素子E′の多数が、支持枠31内
に、マトリックス状に配列されている構成を有する。
【0074】以上が、本発明による疑似発光面体を用い
た固定マトリックス表示装置の実施の形態の構成であ
る。図12に示す本発明による疑似発光面体Q′を用い
たマトリックス表示装置MD′によれば、書換え可能な
表示素子E′が、視者が昼間及び夜間においてそれぞれ
感知できる色相の組合せが書換え可能な表示素子として
の機能を呈するので、視者に、昼間、及び夜間におい
て、文字、図形、模様などのパタ―ンを、互に異なる色
相を伴ってそれぞれ感知させることができる。
た固定マトリックス表示装置の実施の形態の構成であ
る。図12に示す本発明による疑似発光面体Q′を用い
たマトリックス表示装置MD′によれば、書換え可能な
表示素子E′が、視者が昼間及び夜間においてそれぞれ
感知できる色相の組合せが書換え可能な表示素子として
の機能を呈するので、視者に、昼間、及び夜間におい
て、文字、図形、模様などのパタ―ンを、互に異なる色
相を伴ってそれぞれ感知させることができる。
【0075】なお、上述においては、本発明のわずかな
実施の形態を示したに留まり、上述した各実施の形態に
おいて、基体1の斜め前方下向き帯状表面部2Aを、縦
断面上でみて直線的に延長している滑らかな面とするこ
ともでき、また、上述した反射膜5を有する各実施の形
態において、反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A
を、縦断面上でみて直線的に延長している滑らかな反射
面とすることもでき、さらに、図2及び図4に示す実施
の形態、及び図6及び図8に示す実施の形態において、
基体1の斜め前方上向きの帯状表面部2Bを、縦断面上
でみて滑らかな面とすることもでき、また、反射膜5を
有する各実施の形態において、斜め前方上向き帯状反射
膜部5Bを省略することもでき、その他、本発明の精神
を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得るであ
ろう。
実施の形態を示したに留まり、上述した各実施の形態に
おいて、基体1の斜め前方下向き帯状表面部2Aを、縦
断面上でみて直線的に延長している滑らかな面とするこ
ともでき、また、上述した反射膜5を有する各実施の形
態において、反射膜5の斜め前方下向き帯状表面部6A
を、縦断面上でみて直線的に延長している滑らかな反射
面とすることもでき、さらに、図2及び図4に示す実施
の形態、及び図6及び図8に示す実施の形態において、
基体1の斜め前方上向きの帯状表面部2Bを、縦断面上
でみて滑らかな面とすることもでき、また、反射膜5を
有する各実施の形態において、斜め前方上向き帯状反射
膜部5Bを省略することもでき、その他、本発明の精神
を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得るであ
ろう。
【0076】
【発明の効果】本発明による疑似発光面体によれば、屋
外の例えば大地上に、高い位置において、基体の主表面
が垂直面に沿って延長しているように配置することによ
って、大地上の視者に、疑似発光面体の斜め前下方位置
で、基体の主表面のパタ―ンを、昼間において、太陽光
にもとづき、眩しさを伴わせることなしに、且つほとん
ど太陽光の色相がかっていない(白味がかっていな
い)、彩度の高い、薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部の帯域通過特性上でみた通過帯域に
応じた色相で、感知させることができ、また、夜間にお
いて、疑似発光面体に、大地上の疑似発光面体からみて
斜め前下方の位置に予め設置された投光器から、薄膜光
学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィルタ部の帯域
通過特性上でみた通過帯域を含む帯域を有する人工光を
照射させることによって、暗く感じさせることなしに、
且つほとんど人工光の色相がかっていない(人工光の色
相が白色相である場合、白味がかっていない)、彩度の
高い、薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部の帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた、昼間
で感知させることができる色相とは異なる色相で、感知
させることができる。
外の例えば大地上に、高い位置において、基体の主表面
が垂直面に沿って延長しているように配置することによ
って、大地上の視者に、疑似発光面体の斜め前下方位置
で、基体の主表面のパタ―ンを、昼間において、太陽光
にもとづき、眩しさを伴わせることなしに、且つほとん
ど太陽光の色相がかっていない(白味がかっていな
い)、彩度の高い、薄膜光学色フィルタの斜め前方上向
き帯状色フィルタ部の帯域通過特性上でみた通過帯域に
応じた色相で、感知させることができ、また、夜間にお
いて、疑似発光面体に、大地上の疑似発光面体からみて
斜め前下方の位置に予め設置された投光器から、薄膜光
学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィルタ部の帯域
通過特性上でみた通過帯域を含む帯域を有する人工光を
照射させることによって、暗く感じさせることなしに、
且つほとんど人工光の色相がかっていない(人工光の色
相が白色相である場合、白味がかっていない)、彩度の
高い、薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィ
ルタ部の帯域通過特性上でみた通過帯域に応じた、昼間
で感知させることができる色相とは異なる色相で、感知
させることができる。
【0077】本発明による疑似発光面体を用いた書換え
可能な表示素子によれば、薄膜光学色フィルタの斜め前
方上向き帯状色フィルタ部及び斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部の帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域の
組合せに応じた互に異なる色相の組合せが、書換え可能
である、という表示素子としての機能を、本発明による
疑似発光面体の上述した優れた作用効果を伴って得るこ
とができる。
可能な表示素子によれば、薄膜光学色フィルタの斜め前
方上向き帯状色フィルタ部及び斜め前方下向き帯状色フ
ィルタ部の帯域通過特性上でみた互に異なる通過帯域の
組合せに応じた互に異なる色相の組合せが、書換え可能
である、という表示素子としての機能を、本発明による
疑似発光面体の上述した優れた作用効果を伴って得るこ
とができる。
【0078】本発明による疑似発光面体を用いた固定マ
トリックス表示装置によれば、視者に、文字、図形、模
様などのパタ―ンを、昼間及び夜間における互に異なる
色相の組合せで、本発明による疑似発光面体の上述した
優れた作用効果を伴って感知させることができる。
トリックス表示装置によれば、視者に、文字、図形、模
様などのパタ―ンを、昼間及び夜間における互に異なる
色相の組合せで、本発明による疑似発光面体の上述した
優れた作用効果を伴って感知させることができる。
【0079】本発明による疑似発光面体を用いたマトリ
ックス表示装置によれば、視者に、所望に応じ随時選択
された文字、図形、模様などのパタ―ンを、昼間及び夜
間における互に異なる色相の組合せで、本発明による疑
似発光面体の上述した優れた作用効果を伴って感知させ
ることができる。
ックス表示装置によれば、視者に、所望に応じ随時選択
された文字、図形、模様などのパタ―ンを、昼間及び夜
間における互に異なる色相の組合せで、本発明による疑
似発光面体の上述した優れた作用効果を伴って感知させ
ることができる。
【図1】本発明による疑似発光面体の第1の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図1A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図1B)である。
を示す略線的縦断面図(図1A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図1B)である。
【図2】本発明による疑似発光面体の第2の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図2A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図2B)である。
を示す略線的縦断面図(図2A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図2B)である。
【図3】本発明による疑似発光面体の第3の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図3A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図3B)である。
を示す略線的縦断面図(図3A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図3B)である。
【図4】本発明による疑似発光面体の第4の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図4A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図4B)である。
を示す略線的縦断面図(図4A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図4B)である。
【図5】本発明による疑似発光面体の第5の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図5A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図5B)である。
を示す略線的縦断面図(図5A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図5B)である。
【図6】本発明による疑似発光面体の第6の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図6A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図6B)である。
を示す略線的縦断面図(図6A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図6B)である。
【図7】本発明による疑似発光面体の第7の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図7A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図7B)である。
を示す略線的縦断面図(図7A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図7B)である。
【図8】本発明による疑似発光面体の第8の実施の形態
を示す略線的縦断面図(図8A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図8B)である。
を示す略線的縦断面図(図8A)及び一部を切欠して表
している略線的正面図(図8B)である。
【図9】本発明による疑似発光面体を用いた書換え可能
な表示素子の第1の実施の形態を示す略線的斜視図であ
る。
な表示素子の第1の実施の形態を示す略線的斜視図であ
る。
【図10】本発明による疑似発光面体を用いた書換え可
能な表示素子の第2の実施の形態を示す略線的斜視図で
ある。
能な表示素子の第2の実施の形態を示す略線的斜視図で
ある。
【図11】本発明による疑似発光面体を用いた固定マト
リックス表示装置の実施の形態を示す略線的斜視図であ
る。
リックス表示装置の実施の形態を示す略線的斜視図であ
る。
【図12】本発明による疑似発光面体を用いたマトリッ
クス表示装置の実施の形態を示す略線的斜視図である。
クス表示装置の実施の形態を示す略線的斜視図である。
【図13】従来の疑似発光面体を示す略線的縦断面図
(図13A)及び一部を切欠して表している略線的正面
図(図13B)である。
(図13A)及び一部を切欠して表している略線的正面
図(図13B)である。
【図14】従来の他の疑似発光面体を示す略線的縦断面
図(図14A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図14B)である。
図(図14A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図14B)である。
【図15】従来のさらに他の疑似発光面体を示す略線的
縦断面図(図15A)及び一部を切欠して表している略
線的正面図(図15B)である。
縦断面図(図15A)及び一部を切欠して表している略
線的正面図(図15B)である。
【図16】従来の他の疑似発光面体を示す略線的縦断面
図(図16A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図16B)である。
図(図16A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図16B)である。
【図17】図13に示す従来の疑似発光面体の説明に供
する略線図である。
する略線図である。
【図18】図15に示す従来の疑似発光面体の説明に供
する略線図である。
する略線図である。
【図19】従来の他の疑似発光面体を示す略線的縦断面
図(図19A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図19B)である。
図(図19A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図19B)である。
【図20】従来のさらに他の疑似発光面体を示す略線的
縦断面図(図20A)及び一部を切欠して表している略
線的正面図(図20B)である。
縦断面図(図20A)及び一部を切欠して表している略
線的正面図(図20B)である。
【図21】従来の他の疑似発光面体を示す略線的縦断面
図(図21A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図21B)である。
図(図21A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図21B)である。
【図22】従来の他の疑似発光面体を示す略線的縦断面
図(図22A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図22B)である。
図(図22A)及び一部を切欠して表している略線的正
面図(図22B)である。
【図23】従来の疑似発光面体を用いた書換え可能な表
示素子を示す略線的斜視図である。
示素子を示す略線的斜視図である。
【図24】従来の疑似発光面体を用いた他の書換え可能
な表示素子を示す略線的斜視図である。
な表示素子を示す略線的斜視図である。
【図25】従来の疑似発光面体を用いた固定マトリック
ス表示装置を示す略線的斜視図である。
ス表示装置を示す略線的斜視図である。
【図26】従来の疑似発光面体を用いた他のマトリック
ス表示装置を示す略線的斜視図である。
ス表示装置を示す略線的斜視図である。
1 基体 2 主表面 2A 斜め前方下向き帯状表面部 2B 斜め前方上向き帯状表面部 3 薄膜光学色フィルタ 3A 斜め前方下向き帯状色フィルタ部 3B 斜め前方上向き帯状色フィルタ部 4 薄膜光学色フィルタ3の表面 4A 斜め前方下向き帯状表面部 4B 斜め前方上向き帯状表面部 5 反射膜 5A 斜め前方下向き帯状反射膜部 5B 斜め前方上向き帯状反射膜部 6 反射膜5の表面 6A 斜め前方下向き帯状表面部 6B 斜め前方上向き帯状表面部 AL 人工光 AL′ 散乱光 AL″ 反射光 CL 縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲
して延長し且つ横断面上でみて直線的に延長している面 CV 縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲
して延長し且つ横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲
して延長している面 D 乱面 DR 乱反射面 E、E′ 表示素子 FMD、FMD′固定マトリックス表示装置 G 大地 H 支持体 K 粗面 LL 縦断面上でみて直線的に延長し且つ横
断面上でみて直線的に延長している面 M 視者 MD、MD′ マトリックス表示装置 P 投光器 Q、Q′ 疑似発光面体 S 滑らかな面 SF 滑らかな平面 SL 太陽光 SL′ 散乱光 SR 滑らかな反射面 U 凹凸面 UR 凹凸反射面
して延長し且つ横断面上でみて直線的に延長している面 CV 縦断面上でみて斜め前下方に凹に弯曲
して延長し且つ横断面上でみて繰返し前下方に凸に弯曲
して延長している面 D 乱面 DR 乱反射面 E、E′ 表示素子 FMD、FMD′固定マトリックス表示装置 G 大地 H 支持体 K 粗面 LL 縦断面上でみて直線的に延長し且つ横
断面上でみて直線的に延長している面 M 視者 MD、MD′ マトリックス表示装置 P 投光器 Q、Q′ 疑似発光面体 S 滑らかな面 SF 滑らかな平面 SL 太陽光 SL′ 散乱光 SR 滑らかな反射面 U 凹凸面 UR 凹凸反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 349 G09F 9/30 349D Fターム(参考) 2H042 BA03 BA12 BA16 BA20 DB07 DD01 DE00 DE02 2H048 AA18 AA24 5C094 AA01 BA99 ED02 ED11 HA01 5C096 AA02 BA03 CA15 CB03 CE16 CE20 CE26 CH02
Claims (5)
- 【請求項1】幅方向を上下方向とする斜め前方下向き帯
状表面部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き帯状
表面部とが順次交互に上下方向に並置配列されている主
表面を有する基体と、 上記基体の主表面の斜め前方下向き帯状表面部上の斜め
前方下向き帯状色フィルタ部と、上記基体の主表面の斜
め前方上向き帯状表面部上の斜め前方上向き帯状色フィ
ルタ部とを有する薄膜光学色フィルタとを有し、 上記基体の主表面の斜め前方下向き帯状表面部が、滑ら
かな反射面でなり、 上記基体の主表面の斜め前方上向き帯状表面部が、滑ら
かな反射面または乱反射面もしくは凹凸反射面でなり、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィル
タ部の上記基体側とは反対側の斜め前方下向き帯状表面
部が、滑らかな面でなり、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色フィル
タ部の上記基体側とは反対側の斜め前方上向き帯状表面
部が、粗面でなる疑似発光面体において、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィル
タ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状
色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上でみて、
互いに異なる通過帯域を有することを特徴とする疑似発
光面体。 - 【請求項2】幅方向を上下方向とする斜め前方下向き帯
状表面部と幅方向を上下方向とする斜め前方上向き帯状
表面部とが順次交互に上下方向に並置配列されている主
表面を有する基体と、 上記基体の主表面の斜め前方下向き帯状表面部上の斜め
前方下向き帯状反射膜部を有する反射膜と、 上記反射膜の斜め前方下向き帯状反射膜部上の斜め前方
下向き帯状色フィルタ部と、上記基体の主表面の斜め前
方上向き帯状表面部上の斜め前方上向き帯状色フィルタ
部とを有する薄膜光学色フィルタとを有し、 上記反射膜の斜め前方下向き帯状反射膜部の上記基体側
とは反対側の斜め前方下向き帯状表面部が、滑らかな反
射面でなり、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィル
タ部の上記反射膜側とは反対側の斜め前方下向き帯状表
面部が、滑らかな面でなり、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状色フィル
タ部の上記反射膜側とは反対側の斜め前方上向き帯状表
面部が、粗面でなる疑似発光面体において、 上記薄膜光学色フィルタの斜め前方下向き帯状色フィル
タ部と、上記薄膜光学色フィルタの斜め前方上向き帯状
色フィルタ部とが、光に対する帯域通過特性上でみて、
互いに異なる通過帯域を有することを特徴とする疑似発
光面体。 - 【請求項3】請求項1または請求項2記載の疑似発光面
体の複数を有し、 それら複数の疑似発光面体が、支持体上に、選択的に表
示されるように配列され、 上記複数の疑似発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前
方下向き帯状色フィルタ部及び斜め前方上向き帯状色フ
ィルタ部の、光に対する帯域通過特性上でみた互に異な
る通過帯域の組合せが、互に異なることを特徴とする疑
似発光面体を用いた書換え可能な表示素子。 - 【請求項4】請求項1または請求項2記載の疑似発光面
体の多数を有し、 それら多数の疑似発光面体が、支持体上に、マトリック
ス状に配列されていることを特徴とする疑似発光面体を
用いた固定マトリックス表示装置。 - 【請求項5】書換え可能な表示素子の多数を有し、 それら多数の書換え可能な表示素子が、支持体上に、マ
トリックス状に配列され、 上記書換え可能な表示素子が、請求項1または請求項2
記載の疑似発光面体の複数を有し、 それら複数の疑似発光面体が、支持体上に、選択的に表
示されるように配列され、 上記複数の疑似発光面体の薄膜光学色フィルタの斜め前
方下向き帯状色フィルタ及び斜め前方上向き帯状色フィ
ルタの、光に対する帯域通過特性上でみた互に異なる通
過帯域の組合せが、互に異なることを特徴とする疑似発
光面体を用いたマトリックス表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10292625A JP2000122580A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10292625A JP2000122580A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122580A true JP2000122580A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17784231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10292625A Pending JP2000122580A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 疑似発光面体、及びそれを用いた表示素子及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000122580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018523847A (ja) * | 2015-07-15 | 2018-08-23 | コエルクス・エッセ・エッレ・エッレCoeLux S.r.l. | 色反射ユニット |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP10292625A patent/JP2000122580A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018523847A (ja) * | 2015-07-15 | 2018-08-23 | コエルクス・エッセ・エッレ・エッレCoeLux S.r.l. | 色反射ユニット |
US10459130B2 (en) | 2015-07-15 | 2019-10-29 | Coelux S.R.L. | Chromatic reflective unit |
US10684399B2 (en) | 2015-07-15 | 2020-06-16 | Coelux S.R.L. | Chromatic facade and window units |
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