JP2000122426A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2000122426A JP31401298A JP31401298A JP2000122426A JP 2000122426 A JP2000122426 A JP 2000122426A JP 31401298 A JP31401298 A JP 31401298A JP 31401298 A JP31401298 A JP 31401298A JP 2000122426 A JP2000122426 A JP 2000122426A
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啓司 岡野
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康史 清水
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彰 土門
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性ブレードの当接圧を高くしないでも、微
粒子トナーを用いた現像で画像の濃度薄を防止でき、現
像スリーブの小径化等により小型化することを可能とし
た現像装置、およびプロセスカートリッジ等を提供する
ことである。 【解決手段】 現像装置3に使用する磁性トナーは、重
量平均粒径6.5μm以下のネガ帯電性の微粒子トナー
で、このトナーには逆極性のポジ性外添剤としてチタン
酸ストロンチウムを添加した。弾性ブレード10の現像
スリーブ6への当接圧は、引き抜き圧で20g/cm以
下である。現像スリーブ6に印加する現像バイアスとし
てデューティーバイアスを使用し、その第1、第2ピー
ク電圧V1、V2が、感光ドラム1の表面の明部電位V
L 、暗部電位VD 、SDギャップHに関し、|V1−V
L |/H≧3.7×10-6V/m、|V2−VD |/H
≦2.9×10-6V/mを満たすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子写真
複写機、電子写真プリンター等の画像形成装置に関し、
特にその現像装置およびプロセスカートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】レーザービームプリンターや複写機等の
電子写真方式の画像形成装置において、その現像装置は
粉体状の現像剤、すなわちトナーを用いている。このト
ナーは、現像容器内に収容され、現像剤搬送手段により
現像剤担持体へ搬送され、現像剤担持体上に担持され
る。そして規制部材により現像剤層厚を規制するととも
に所定の電荷を付与された後、現像剤担持体と像担持体
とが対向した現像領域へ搬送され、像担持体上の静電潜
像の現像に使用される。
【0003】図14に、従来の現像装置の一例として磁
性1成分現像装置を示す。本現像装置は、磁性1成分現
像剤の磁性トナー(図示せず)を収容した現像容器43
を備え、この磁性トナーは、平均粒径6.6〜9.0μ
m程度で、絶縁性のネガトナーとされている。現像容器
43の開口部には、現像剤担持体としてアルミニウムの
パイプから形成された現像スリーブ40が、感光ドラム
1と300μm程度の間隔をあけて回転自在に設置され
ている。本例の現像装置は小型に構成されており、それ
にともない、現像スリーブ40は直径12mmとされて
いる。この現像スリーブ40の表面は、その上に所望量
のトナーを担持して搬送できるように、適当な表面粗さ
に加工されている。
【0004】現像スリーブ40の内側には、直径10m
mのマグネットローラ42が非回転に配設され、このマ
グネットローラ42には磁極N、Sが交互に2組形成さ
れている。現像スリーブ40の上方には、現像剤規制部
材として、たとえばウレタンゴム製の弾性ブレード41
が設置され、この弾性ブレード41は、現像スリーブ4
0の表面に8g/cm程度の当接圧で当接されている。
現像容器43の奥側には、現像剤搬送部材15が設置さ
れている。
【0005】弾性ブレード41の当接圧はいわゆる引き
抜き圧で、本明細書においては、弾性ブレードの当接圧
は全て引き抜き圧を示す。引き抜き圧は図15に示すよ
うに測定した。
【0006】図15に示すように、厚さ25μmのSU
S薄板45aを折り曲げて、その中間に同じ厚さの別の
SUS薄板45bを挟んだものを、現像スリーブ40と
これに当接した弾性ブレード41との間に挿入し、中間
のSUS薄板45bを図示しないバネ秤で引っ張って、
引き抜けた際のバネ秤の荷重の読みをSUS薄板45b
の幅、すなわち引き抜き方向の長さで割って求めた。こ
れを引き抜き圧の測定値とした。
【0007】現像容器43内に収容された磁性トナー
は、搬送部材15により現像スリーブ40に送られ、マ
グネットローラ42の磁力により現像スリーブ40の表
面に担持される。担持されたトナーは、現像スリーブ4
0の回転にともない弾性ブレード41のところに運ば
れ、そこで現像スリーブ40に当接した弾性ブレード4
1により層厚を適当量に規制され、さらに現像スリーブ
40と弾性ブレード41との間で摺擦されることによ
り、適当な摩擦帯電電荷を付与される。
【0008】層厚を規制され、摩擦帯電電荷を付与され
た磁性トナーは、現像スリーブ40の回転につれて感光
ドラム1と対向した現像領域へと搬送され、感光ドラム
1上に形成された静電潜像の現像に供される。
【0009】現像時、高圧電源44により現像スリーブ
40に交流と直流を重畳した現像バイアスが印加され、
この現像バイアスの交流成分の電位変化に従い、現像ス
リーブ40上のトナーが、あたかもジャンプをし続けて
いるかのように、現像スリーブ40と感光ドラム1との
間を往復しながら、感光ドラム1上の潜像に付着してい
き、潜像を現像する。現像により潜像はトナー像として
可視化される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像の高画
質化のために、静電潜像に忠実な画像の再現を目的とし
て、トナーの微粒子化が進められているが、重量平均粒
径D4が6.5μm以下の微粒子トナーは帯電しづらい
ので、前記の図14の小型の現像装置に使用すると、画
像の濃度薄を発生する傾向があることが分かってきた。
【0011】図16に、画像形成枚数に対する画像濃度
の推移のトナーの平均粒径6μmおと8μmとによる違
いを示す。
【0012】なお、トナーの平均粒径は種々の方法で測
定できるが、本明細書では、コールターマルチサイザー
II型(コールター社製)を用いて行った。測定方法はつ
ぎの通りである。
【0013】電解液として、1級塩化ナトリウムを用い
て約1%のNacl水溶液を調製する(市販品としてコ
ールターサイエンティフィックジャパン社製のISOT
RON(R)-II が入手できる)。まず、電解液100
〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくは
アルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加え、
さらに測定試料のトナーを2〜20mg加える。つい
で、試料を懸濁した電解液を超音波分散器で約1〜3分
間分散処理した後、上記の測定装置により100μmの
アパーチャーを用いて、トナーの体積、個数を測定し、
体積分布と個数分布を算出する。つぎに体積分布から求
めた重量基準の重量平均粒径D4(各チャンネルの中央
値をチャンネルごとの代表値とする)を求める。
【0014】さて、図16に示されるように、平均粒径
8μmのトナーを使用した場合には、画像の濃度は、画
像形成初期で薄い傾向にあるが、2500枚の画像形成
の後期に至るまで全体的に濃い。これに対し、平均粒径
6μmのトナーを使用した場合は、画像濃度は、画像形
成初期に特に薄い他、画像形成の後期に至るまで全体的
に薄い。
【0015】これから分かるように、小型の現像装置に
平均粒径6.5μm以下の微粒子トナーを使用した場合
は、画像の濃度薄が生じる傾向にあり、改善の必要があ
る。
【0016】そこで、図14の現像装置で、弾性ブレー
ド41の現像スリーブ40への当接圧(引き抜き圧)を
8g/cmから30g/cm程度に引き上げて、弾性ブ
レード41による微粒子トナーの摩擦帯電性を高めたと
ころ、微粒子トナーに大きな帯電電荷が付与されて、画
像の濃度薄が改善された。
【0017】図17に、弾性ブレードの当接圧に対する
ベタ黒画像の初期濃度の推移を示す。図17に示される
ように、ベタ黒画像の濃度を画像形成初期から満足でき
るようにするためには、弾性ブレード41の当接圧を2
0g/cm以上にする必要がある。
【0018】しかしながら、小径、薄肉の現像スリーブ
40に対し、このように弾性ブレード41の当接圧を高
めると、現像スリーブ40は撓んでしまい、現像スリー
ブ40が長手方向中央部で内側のマグネットローラ42
に近づいて、ついには現像スリーブ40がマグネットロ
ーラ42と接触する事態を生じる。
【0019】マグネットローラ42への接触があると、
現像スリーブ40は回転にともないマグネットローラ4
2と摺擦し、また異音が発生したり、現像スリーブ40
の回転トルクが高くなるといった弊害を引き起こす。
【0020】このように、平均粒径6.5μm以下の微
粒子トナーによる現像で濃度薄を回避するには、弾性ブ
レード41による高い当接圧に耐えられるように、現像
スリーブ40の直径をたとえば16mm程度に大きく
し、厚さを増して、強度を強くする等の対策が必要とな
る。
【0021】しかしながら、その場合には、現像装置の
大型化を招く。またプロセスカートリッジでは小型化の
要請が強いが、その小型化を十分に達成できない。
【0022】本発明の目的は、弾性ブレードの当接圧を
高くしないでも、微粒子トナーを用いた現像で濃度薄を
防止することができ、現像スリーブの小径化等による小
型化を可能とした現像装置、それを備えたプロセスカー
トリッジおよび画像形成装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に
て達成される。要約すれば、本発明は、現像剤担持体上
に現像剤を担持し、現像剤担持体に当接した弾性ブレー
ドにより現像剤担持体上の現像剤の量を規制しながら、
現像剤担持体により現像剤を像担持体と対向した現像領
域へ搬送し、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤
により、現像剤担持体に現像バイアスを印加下に現像す
る現像装置において、前記現像剤は重量平均粒径6.5
μm以下を有し、そして現像剤に帯電極性が逆極性の粒
子が外添されており、さらに、前記弾性ブレードの現像
剤担持体への当接圧が20g/cm以下であることを特
徴とする現像装置である。
【0024】本発明によれば、前記現像バイアスは、直
流電圧と、前記現像領域において現像剤担持体上の現像
剤に対し、現像剤担持体から像担持体に向かう方向に力
を及ぼす第1ピーク電圧V1と、像担持体から現像剤担
持体に向かう方向に力を及ぼす第2ピーク電圧V2とが
交互に現れる振動電圧とを重畳してなり、前記第1、第
2ピーク電圧V1、V2が、前記像担持体表面の明部電
位VL 、暗部電位VD、現像剤担持体と像担持体とのS
DギャップHに関し、 |V1−VL |/H≧3.7×10-6V/m |V2−VD |/H≦2.9×10-6V/m の関係を満たす。また前記現像剤担持体は直径が14m
m以下である。
【0025】また、本発明は、少なくとも、電子写真感
光体と、前記感光体上に形成した静電潜像を現像する現
像装置とを一体に組み込んで構成され、画像形成装置本
体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、前記現
像装置が上記の現像装置であることを特徴とするプロセ
スカートリッジである。
【0026】さらに、本発明は、少なくとも、像担持体
と、像担持体上に帯電および露光により静電潜像を形成
する潜像形成手段と、像担持体上に形成された静電潜像
を現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、
前記現像装置が上記の現像装置であることを特徴とする
画像形成装置である。
【0027】さらにまた、本発明は、画像形成装置本体
と、画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッ
ジとからなる画像形成装置において、前記プロセスカー
トリッジが上記のプロセスカートリッジであることを特
徴とする画像形成装置である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0029】図1は、本発明の画像形成装置の一実施例
を示す概略構成図である。本画像形成装置は、電子写真
プロセスを利用したレーザービームプリンターで、プロ
セスカートリッジ方式とされている。
【0030】図1に示すように、プリンターは、プリン
ター本体に着脱自在なプロセスカートリッジ16を備
え、このカートリッジ16は、感光ドラム1、帯電ロー
ラ2、現像装置3およびクリーニング装置9の4つのプ
ロセス機器を、カートリッジフレーム23内に組み込ん
でなっている。プロセスカートリッジ16は、プリンタ
ー本体側の複数箇所の支持部材14で受けることによ
り、プリンター本体に対し着脱自在に装着され、位置決
めされる。
【0031】なお、本発明で、プロセスカートリッジと
は、感光ドラム1の他に、帯電ローラ2、現像装置3お
よびクリーニング装置9のうちの少なくとも1つを組み
合わせて構成したものならば、いずれでもよい。
【0032】プロセスカートリッジ16のフレーム23
の上面部分には、レーザービームLが侵入するスリット
窓穴部24が設けられている。またフレーム23の下面
部分は開口していて、そこに感光ドラム1の下面露出部
に対する図示しない開閉シャッターが設けられている。
このシャッターは、プロセスカートリッジ16をプリン
ター本体から取り出したときは閉じて、感光ドラム1の
下面を覆い、プリンター本体へ装着したときには開い
て、感光ドラム1の下面を露出するようになっている。
【0033】またプロセスカートリッジ16はプリンタ
ー本体に装着されると、プリンター本体と機械的、電気
的にカップリングして、プリンター本体側の駆動機構で
感光ドラム1や現像装置3の現像スリーブ6等の駆動を
可能とし、プリンター本体側の電源から帯電ローラ2や
現像スリーブ6等への所定のバイアスが印加可能として
ある。
【0034】感光ドラム1は、回転ドラム型の電子写真
感光体で、本実施例では、円筒状のアルミニウム製基体
の外周に、有機光導電体層(OPC)からなる感光体層
を形成してなっており、アルミニウム基体は接地されて
いる。感光ドラム1は、矢印の時計方向に所定の周速度
(プロセススピード)、たとえば50mm/秒で回転駆
動される。
【0035】感光ドラム1はその回転過程で、帯電ロー
ラ2により表面を所定の極性、所定の電位VD (暗部電
位)に一様帯電される。帯電ローラ2は、感光ドラム1
の表面に接触して従動回転し、高圧電源18からの交流
電圧と直流電圧を重畳した振動電圧の印加により、感光
ドラム1の表面を帯電する。本実施例では、感光ドラム
1の表面を暗部電位VD =−600Vに帯電した。
【0036】帯電された感光ドラム1に対し、レーザー
スキャナ5から画像情報の時系列電気デジタル画像信号
に対応して変調されたレーザービームLが出力され、レ
ーザービームLは、反射ミラー4を介して感光ドラム1
の表面を走査露光し、感光ドラム1の表面に目的の画像
情報に応じた静電潜像が、暗部電位VD を背景部電位と
して電位VL (明部電位)で形成される。本実施例で
は、静電潜像を明部電位VL =150Vで形成した。
【0037】感光ドラム1に形成された静電潜像は、現
像装置3により負に帯電したトナーを用いて反転現像さ
れ、トナー像として可視化される。現像時、現像装置3
の現像スリーブ6に高圧電源20から所定の現像バイア
スが印加される。現像装置3について後で詳述する。
【0038】一方、図示しない給紙部から転写ガイド7
を経て搬送された記録材Pが、感光ドラム1とこれに当
接した転写ローラ8との当接ニップ部(転写部)に、感
光ドラム1上のトナー像の形成とタイミングを合わせて
供給される。感光ドラム1上のトナー像は、図示しない
高圧電源からの所定の転写バイアスを印加した転写ロー
ラ8により、記録材Pの表面に転写される。
【0039】トナー像の転写を受けた記録材Pは、転写
部を経て定着装置30へ導入され、そこで加熱および加
圧することにより、トナー像を記録材Pの表面に固定す
る定着処理をした後、画像形成物(プリント)として、
プリンターの機外に排出される。
【0040】現像装置3は、図2に示すように、現像剤
として磁性1成分現像剤の磁性トナーを収容した現像容
器12を有し、現像容器12の開口部に前記の現像スリ
ーブ6が、感光ドラム1と所定の間隔をあけて回転自在
に設置されている。現像スリーブ6は小径、薄肉とさ
れ、直径12mm、厚さ1mmのアルミニウムパイプか
らなっている。現像スリーブ6の表面は、導電性樹脂層
を形成して粗面化している。導電性樹脂層は、フェノー
ル樹脂にカーボン粒子、固体潤滑性を有するグラファイ
トを混合して形成されている。
【0041】現像スリーブ6の内側には、直径10mm
のマグネットローラ11が非回転に配設され、このマグ
ネットローラ11には磁極N1、S1、N2、S2が交
互に形成されている。現像スリーブ6の上方には、現像
剤規制部材として弾性ブレード10が設置され、この弾
性ブレード6は現像スリーブ40の表面に所定の当接圧
で当接されている。現像容器12の奥側には、現像剤搬
送部材15が設置されている。
【0042】磁性トナーは、ネガ帯電性の高抵抗絶縁性
トナーであり、平均粒径(重量平均粒径D4)6μmの
微粒子トナーとされている。この微粒子トナーは、バイ
ンダー樹脂100重量部に対し、磁性体を100重量
部、ネガ帯電性の荷電制御剤を1重量部配合して、これ
らを混合し、溶融混練し、粉砕し、重量平均粒径D4が
6μmの分級品とし、さらに分級品100重量部に対し
て、疎水性シリカ微粉体を1.5重量部、およびポジ性
外添剤としてのチタン酸ストロンチウムを0.6重量
部、乾式混合して製造した。
【0043】現像容器12内に収容された磁性トナー
は、搬送部材15により現像スリーブ6に送られ、マグ
ネットローラ11の磁力により現像スリーブ6の表面に
担持される。担持されたトナーは、現像スリーブ6の回
転にともない弾性ブレード10のところに運ばれ、そこ
で現像スリーブ6に当接した弾性ブレード10により層
厚を適当量に規制され、さらに現像スリーブ6と弾性ブ
レード10との間で摺擦されることにより、適当な摩擦
帯電電荷を付与される。
【0044】マグネットローラ11の磁力は、感光ドラ
ム1との対向位置の磁極S1が75mT、弾性ブレード
10付近の磁極N1が65mT、現像容器12の奥方向
を向いた磁極S2が60mT、現像スリーブ6下部との
対向位置の磁極N2が65mTである。
【0045】層厚を規制され、摩擦帯電電荷を付与され
たトナーは、現像スリーブ6の回転につれて現像領域へ
と搬送され、感光ドラム1上に形成された静電潜像の現
像に供される。現像時、高圧電源20により現像スリー
ブ6に交流と直流を重畳した現像バイアスが印加され
る。現像バイアスについては後述する。
【0046】ところで、重量平均粒径D4が6.5μm
以下の微粒子トナーは、摩擦帯電しづらいので、十分な
摩擦帯電電荷を付与しようとしたら、弾性ブレード10
の当接圧を高くする必要があるが、小型の現像装置で
は、現像スリーブ6が小径、薄肉になるので、弾性ブレ
ード10による押圧で撓みやすい。
【0047】そこで、本発明は、弾性ブレード10の当
接圧を20g/cm以下に小さくしても、帯電しづらい
微粒子トナーに十分に帯電電荷を付与できるようにし
て、現像画像の濃度薄を防止することにある。以下、詳
述する。
【0048】本実施例で、磁性トナーは、ネガ帯電性の
平均粒径(重量平均粒径D4)6μmの微粒子トナーと
したが、この微粒子トナーは、通常の外添剤の疎水性シ
リカ微粉体の他に、前記のように、ポジ性外添剤のチタ
ン酸ストロンチウムを外添して使用した。このポジ性外
添剤を、トナー粒子間に介在して電荷付与を行う、いわ
ゆるマイクロキャリアとして作用する。このようなネガ
帯電性のトナーに対するポジ性外添剤としては、上記の
他にメラニン樹脂粒子などを使用することもできる。
【0049】弾性ブレード10は、厚さ0.9mmのウ
レタンゴムを支持板金に接着して構成したが、本実施例
では、この弾性ブレード10を現像スリーブ6に、従来
の30g/cmよりも低い8g/cmの当接圧(引き抜
き圧)で当接した。
【0050】上記8g/cmの低当接圧の弾性ブレード
10でポジ性外添剤を添加した微粒子トナーを規制した
ときの、現像スリーブ6へのトナーコート量M/Sとト
ナーの平均電荷量Q/Mを表1に示す。また、ポジ性外
添剤の添加のない微粒子トナーを、弾性ブレード10の
当接圧を8g/cm、20g/cm、30g/cmとし
て規制したときの結果を、比較例1、2、3として、表
1に併せて示す。
【0051】
【表1】
【0052】表1に示されるように、本発明によれば、
ネガの微粒子トナーへポジ性外添剤を添加したので、規
制後の現像スリーブ6上のトナーに、比較例2、3の弾
性ブレード10の当接圧20〜30g/cmに相当する
平均電荷量Q/M=−12μC/gが得られた。
【0053】弾性ブレードの当接圧に対するネガ微粒子
トナーの平均電荷量Q/Mの変化のトナーへのポジ性外
添剤の添加の有無による違いを図3に、同じく、弾性ブ
レードの当接圧に対するトナーのコート量の変化の違い
を図4に示す。図3、図4に示されるように、現像スリ
ーブ6へのトナーのコート量は、ネガの微粒子トナーへ
のポジ性外添剤の添加の有無の違いによる変化がほとん
ど認められないが、トナーの平均電荷量は、ポジ性外添
剤の添加により、かなり上昇することが分かる。
【0054】このように、本発明は、微粒子トナーにこ
れと帯電性が逆極性の外添剤を添加することにより、低
当接圧の弾性ブレードによる規制で、トナーに十分な平
均電荷量を達成するものである。
【0055】本発明をさらに説明すると、従来、トナー
の帯電の機会には、トナー粒子相互の摩擦、トナーの現
像スリーブ6との摩擦、および弾性ブレード10との摩
擦がある。しかしながら、トナー粒子相互の摩擦は、ト
ナーの大半が現像容器12内を循環し、摩擦の機会が圧
倒的に多いにもかかわらず、同極性トナー同士の摩擦で
あるため、トナーの帯電にほとんど寄与しない。したが
って、トナーは、主として、現像スリーブ6や弾性ブレ
ード10との摩擦で帯電せざるを得ず、このためトナー
の帯電が不十分となる。特に平均粒径6.5μm以下の
微粒子トナーは、粒径が小さいため同一重量のトナーで
も、粒径の大きいトナーよりも個数が多くなり、個々の
トナーは現像スリーブ6や弾性ブレード10との接触の
機会が少なくなるため、帯電がより不十分となる。
【0056】本発明では、上記のトナーと現像スリーブ
6および弾性ブレード10との摩擦帯電に加えて、前述
したように、ネガ性の微粒子トナーにポジ性外添剤を添
加して、ネガ性トナーとポジ性外添剤の摩擦といった新
たな帯電の機会を与えた。このポジ性外添剤は、ネガ性
の微粒子トナーのトナー粒子間に介在して、いわゆるマ
イクロキャリアとして働き、スペーサおよびコロ的な役
割をしながら、トナーと摩擦してトナーに帯電電荷を付
与する。このようなポジ性外添剤を添加したトナーによ
れば、現像容器12内での循環中に十分な摩擦帯電がな
され、現像に適当な帯電電荷を獲得することが可能とな
る。
【0057】図5により、ポジ性外添剤のマイクロキャ
リアとしての作用をさらに説明する。
【0058】図5(a)において、ネガ性の微粒子トナ
ーTの平均粒径Rs=6μm、ポジ性外添剤mの平均粒
径Rp=1μmで、トナーTとポジ性外添剤mの粒径比
はRs:Rp=6:1であり、ポジ性外添剤mは、常
時、トナーTに付着できるほど小さくない。このため、
外添剤mは、現像容器12内での循環中のメカニカルな
力により、トナーTと相互に接触したり離れたりして、
電荷のやりとりをする。
【0059】つまり、図5(a)に示すように、ポジ性
外添剤mがネガ性の微粒子トナーTの不定形の表面で接
触しつつ回転し、微粒子トナーTに電子eを与え、ポジ
性外添剤m自身はプラスの電荷を受け取る。その後、ポ
ジ性外添剤mが微粒子トナーTを離れると、微粒子トナ
ーTは受け取った電子eの分だけ、よりネガ方向に帯電
することになる。
【0060】これに対し、図5(b)に示す通常粒径の
従来のネガ性のトナーT′は、平均粒径Rs=8μm
で、トナーT′とポジ性外添剤m(平均粒径Rp=1μ
m)の粒径比はRs:Rp=8:1であり、ポジ性外添
剤mは従来トナーT′と比べてかなり小さくなるので、
トナーT′に付着しやすい。このため、現像容器12内
での循環中のメカニカルな力に対し、外添剤mがトナー
T′から振り落とされづらい。
【0061】つまり、図5(b)に示すように、ネガ性
のトナーT′の不定形の表面でのポジ性外添剤mの接
触、回転により、トナーT′が外添剤mから電子eをも
らってネガに帯電しても、自身がプラスに帯電した外添
剤mがトナーT′に付着したままであると、トナーT′
のマイナスの電荷が中和される。したがって、ポジ性外
添剤mはトナーT′を良好に帯電できない。
【0062】このように、ポジ性外添剤はマイクロキャ
リアとして、従来トナーのときよりも微粒子トナーに対
して効果的に働いて、微粒子トナーに現像に適当な帯電
電荷を獲得させることができる。
【0063】図6は、弾性ブレードの当接圧に対するベ
タ黒画像の初期濃度の変化のネガ微粒子トナーへのポジ
性外添剤の添加の有無による違いを示すグラフである。
図6に示されるように、弾性ブレード10の当接圧が2
0g/cm以下でも、微粒子トナーにポジ性外添剤を添
加すれば、1.36以上の初期ベタ黒濃度が得られてお
り、画像形成初期から十分な濃度を得ることができるの
が分かる。
【0064】ところで、ポジ性外添剤は、ネガトナーと
帯電極性が逆極性であるため、画像上白地部(暗部電位
部)に飛翔しやすく、また印字比率上、通常は白地部の
方が黒地部よりも多く、画像形成初期からポジ性外添剤
が消費されやすいので、これらに対する対策が必要とな
る。ポジ性外添剤の白地部への飛翔を防止して消費を抑
えるためには、現像バイアスを弱めればよいが、そうす
ると、微粒子トナーの現像性も低下してしまう。
【0065】そこで、本発明では、現像スリーブ6に印
加する現像バイアスを、白地部へのポジ性外添剤の飛翔
による消費を抑え、同時に微粒子トナーの現像性を低下
させないように工夫した。
【0066】前述したように、現像スリーブ6は両端の
スペーサにより、感光ドラム1との間隔(SDギャッ
プ)を300μmに保持されている。本発明では、現像
時、この現像スリーブ6に感光ドラム1との間で、現像
バイアスとして、図7(a)に示すような矩形波の交流
バイアスを印加した。反転現像系では、静電潜像は明部
電位VL 部で形成され、ネガ帯電しているトナーは、現
像バイアスの印加によって、明部電位VL 部に向かって
飛翔し付着する。すなわち潜像を現像する。
【0067】図7(a)において、矩形波の交流バイア
スは、ピーク間電圧Vpp=1500V、周波数f=1
800Hz で、第1ピーク電圧V1は現像促進電位でV
1=−1350V、第2ピーク電圧V2は現像引き戻し
電位でV2=+150Vである。第1ピーク電圧の時間
T1と第2ピーク電圧の時間T2の比T1/T2がデュ
ーティー比(略してデューティー(duty))で、デ
ューティーが50%でない矩形波交流バイアスをデュー
ティーバイアスと呼ぶ。本デューティーバスは、デュー
ティー比36.7%であり、こうすると、直流成分Vdc
はVdc=−400Vであった。感光ドラム1の明部電位
VL =−150V、暗部電位VD =−600Vである。
【0068】図7(a)の本発明バイアスにおいて、実
線の長い方の矢印は、ネガ帯電のトナーの現像スリーブ
6からの感光ドラム1への飛翔を示し、トナーは、現像
促進電位V1と明部電位VL の差|V1−VL |=12
00Vに比例して飛翔が起こり、現像が促進される。実
線の短い方の矢印は、上記と逆に、ネガ帯電のトナーの
感光ドラム1からの現像スリーブ6への引き戻しを示
し、トナーは、現像引き戻し電位V2と明部電位VL の
差|V2−VL |=300Vに比例して引き戻しが起こ
る。
【0069】図7(b)に従来の現像バイアスを示す。
図7(b)に示す従来バイアスは、デューティー比50
%の通常の矩形波交流バイアスであり、ピーク間電圧V
pp=1500V、周波数f=1800Hz で、現像促
進電位(第1ピーク電圧)V1=−1150V、現像引
き戻し電位(第2ピーク電圧)V2=+350Vであ
る。直流成分は、図7(a)の場合と同様、Vdc=−4
00Vである。
【0070】図7(b)の従来バイアスによれば、ネガ
帯電のトナーは、現像促進電位V1と明部電位VL の差
|V1−VL |=1000Vに比例して、現像スリーブ
6から感光ドラム1方向へ飛翔し、現像引き戻し電位V
2と明部電位VL の差|V2−VL |=500Vに比例
して、感光ドラム1から現像スリーブ6方向へ引き戻さ
れる。
【0071】一般に、感光ドラム1との間で現像促進電
界Eが作用する現像スリーブ6上の電荷qのトナーに働
く力は、トナーを現像スリーブに止める方向に、ファン
デルワールス力や磁力がqの0次(定数)で、鏡映力が
qの2次で働き、トナーを現像スリーブから飛翔させる
方向に、現像バイアスがqの1次で働くから、現像スリ
ーブからトナーが飛翔するためには、ファンデルワール
ス力および磁力をM(定数)、kを鏡映力の係数とし
て、 q×E≧(M+k×q2 ) の不等式が成り立てばよい。
【0072】この不等式をqについて解いて、その解を
q1、q2とすれば、トナーの電荷qが、 q1≦q≦q2 の範囲にあれば、トナーは現像スリーブから感光ドラム
へ向けて飛翔することができる。
【0073】なお、一般にトナーの電荷qがq<q1で
あれば、電荷不足による濃度薄が生じ、q2<qであれ
ば、チャージアップによる濃度薄が生じる。
【0074】上記の現像促進電界Eは、現像スリーブ6
と感光ドラム1とのSDギャップをHとすれば、現像促
進電位V1、明部電位VL から、 E=|V1−VL |/H である。
【0075】トナーは、現像促進電界Eに比例して、つ
まり電位差|V1−VL |に比例して、現像スリーブか
ら感光ドラムに向かう飛翔が開始される。この|V1−
VL|が低いと、トナーが現像スリーブから感光ドラム
へ飛翔できる電荷量の範囲が狭まってしまう。
【0076】本実施例の現像バイアス(デューティーバ
イアス)と従来の現像バイアス(矩形交流バイアス)に
おけるトナー飛翔電荷範囲を表2に示す。
【0077】
【表2】
【0078】表2に示されるように、本発明バイアスの
デューティーバイアスの方が、従来バイアスよりもトナ
ーを飛翔させる電位が高く、飛翔するトナーの電荷量の
範囲が広がっていることが分かる。
【0079】トナーに働くファンデルワールス力や鏡映
力は、現像スリーブに付着したトナーの粒径が小さくな
ると、トナーの質量中心からの現像スリーブまでの距離
が短くなるので、大きくなることが知られている。表2
でも、トナー粒径が8μmから6μmに小さくなると、
ファンデルワールス力や鏡映力の増大により、飛翔し始
めるトナーの電荷量が上昇していることが分かる。
【0080】前述した不等式の解の電荷q1は、これ以
上の電荷量になるとトナーが飛翔するので、トナーの飛
翔開始電荷量である。トナー飛翔電位|V1−VL |に
対するトナーの飛翔開始電荷量q1におけるトナーの平
均粒径8μmと6μmによる変化の違いを図9に示す。
図9において、各粒径に対するデータを結んだ曲線より
も上の領域が、それぞれの粒径のトナーが飛翔できる電
荷量の範囲である。
【0081】図9に示されるように、トナーの平均粒径
が8μmであれば、トナーは比較的低い電荷量でも感光
ドラムへ飛翔できる。これに対し、平均粒径6μmの微
粒子トナーでは、感光ドラムへ飛翔するのに高い電荷量
を要し、低い電荷量ではトナー飛翔電位|V1−VL |
を高くしないと飛翔できなくなる。
【0082】微粒子トナーの電荷量は、ポジ性外添剤の
添加効果により高くはなっているが、弾性ブレード10
の放置劣化などによる当接圧の極端な低下を考慮する必
要があり、その場合には、8μC/g程度に少なくなる
ことがある。図9で、この8μC/gに対応する微粒子
トナーの飛翔電位|V1−VL |を見ると1100Vで
あるから、そのときの現像促進電界Eは、SDギャップ
300μmとして、 である。
【0083】したがって、微粒子トナーを十分に飛翔で
きるようにするためには、現像促進電界Eが、 E=|V1−VL |/H≦3.7×10-6V/m ・・・(1) を満たせばよい。
【0084】図7に示した本発明および従来の現像バイ
アスの電位図に、ポジ性外添剤の飛翔と引き戻しの動き
方向を書き込んだ電位図を図8に示す。図8(a)、
(b)において、実線の矢印は、現像スリーブ6から感
光ドラム1へポジ性外添剤が移動しやすく、点線の矢印
は移動しにくいことを示している。表3にポジ性外添剤
に作用する電位を示す。
【0085】
【表3】
【0086】ポジ性外添剤はポジに帯電しており、現像
スリーブ6から感光ドラム1のネガの暗部電位VD 部
(白地部)に引き寄せられ、感光ドラム1へ飛翔しよう
とする。このポジ性外添剤のポジ電荷量は、ネガ性トナ
ーの電荷量に比べて弱く、鏡映力やファンデルワールス
力に打ち勝って、現像スリーブから感光ドラムへ飛翔す
るためには、十分な電位差|V2−VD |が必要とな
る。
【0087】ポジ性外添剤の電界による働きを説明す
る。図10は、現像スリーブに印加した直流電圧に対す
るポジ性外添剤の感光ドラムへの飛翔量を調べたグラフ
である。ポジ性外添剤の飛翔量は、飛翔したトナーに対
する重量比で示してある。
【0088】ポジ性外添剤の飛翔量は、図11に示すよ
うに、現像装置3の現像容器12内にトナーを入れ、現
像スリーブ6と感光ドラム1とのSDギャップ300μ
mで、現像スリーブ6に高圧電源21から直流電圧を複
数段に変更して印加し、各直流電圧値ごとに、飛翔した
感光ドラム1上のトナーを回収し、回収したトナー中の
ポジ性外添剤の重量比を測定することにより行った。印
加時間は、各直流電圧とも十分飛翔するのに足ると思わ
れる1秒に定めた。
【0089】図10に示されるように、現像スリーブに
印加した直流電圧が低い領域では、ポジ性外添剤はトナ
ーに付随した形(トナーに付着もしくはトナー間に保
持)で飛翔し、飛翔量がトナーに対し約0.4%でほぼ
一定しているが、直流電圧を上げていくと、870V以
上からポジ性外添剤の飛翔量が急激に増加し、トナーか
ら遊離したポジ性外添剤が電位差に引かれて飛翔し始め
ている。
【0090】この結果から、ポジ性外添剤はポジの帯電
量が低いため、870V程度の閾値電位が必要であり、
これ以上の電位差がないと単独では飛翔しないことが分
かる。つまり、現像バイアスの交流電圧の第2ピーク電
圧V2と感光ドラム1上の暗部電位VD との電位差|V
2−VD |が870V以下であると、ポジ性外添剤は現
像スリーブ6との鏡映力やファンデルワールス力に打ち
勝ってず、単独では飛翔しない。
【0091】実際には、現像スリーブ6と感光ドラム1
との間の電界にしたがってポジ性外添剤は移動するた
め、そのときの飛翔しない電界E′を計算すると、SD
ギャップH=300μmとして、 となる。
【0092】したがって、ポジ性外添剤が飛翔しないた
めには、電界E′が、 E′=|V2−VD |/H≦2.9×10-6V/m ・・・(2) を満たせばよい。
【0093】先の表3に示したように、従来バイアスの
場合、|V2−VD |=950Vであり、ポジ性外添剤
が単独飛翔できる870V以上の電位差を有しており、
ポジ性外添剤の飛翔により、画像形成初期に直ちに消費
されてしまうことが分かる。これに対し、本実施例で
は、飛翔側の電位である第2ピーク電圧V2を150V
に低くして、|V2−VD |=750Vに小さくしてい
るので、ポジ性外添剤の単独の飛翔がなく、画像形成後
期まで消費が抑制される。
【0094】図12は、本発明および従来の現像バイア
スにおける画像形成枚数に対するポジ性外添剤の飛翔量
の変化を調べたグラフである。本発明のデューティーバ
イアスによれば、ポジ性外添剤の飛翔が起こりにくく、
ポジ性外添剤の消費を抑制して、2500枚の画像形成
後期まで、ポジ性外添剤を現像容器12内に残存できる
ことが分かる。
【0095】図13は、本発明および比較例における画
像形成枚数に対するベタ黒濃度の推移を示したものであ
る。比較例1は、微粒子トナーに従来の現像バイアス印
加を組み合わせた場合、比較例2は、微粒子トナーにポ
ジ性外添剤の添加および従来の現像バイアスの印加を組
み合わせた場合を示す。
【0096】図13に示されるように、比較例1では、
2500枚の画像形成の最後まで濃度が薄い。比較例2
では、ポジ性外添剤の添加効果で初期濃度は良好である
が、従来バイアスを用いているので、前述したように、
ポジ性外添剤が初期に消費されてしまい、ポジ性外添剤
による微粒子トナーへの電荷付与がなくなって、画像形
成後半に濃度が低下してしまった。本発明では、図13
に示した2500枚の画像形成を超えて、プロセスカー
トリッジの全寿命を通じ、濃度が低下することなく良好
であった。
【0097】以上のように、本発明では、微粒子トナー
に帯電性が逆極性の外添剤を添加して、外添剤との摩擦
による微粒子トナーへの帯電を加えたので、弾性ブレー
ドの当接圧を低くしても、微粒子トナーを良好に帯電す
ることができる。
【0098】また、現像バイアスとして、矩形波交流の
デューティーバイアスを使用し、その現像促進側となる
第1ピーク電圧V1を高くしたので、微粒子トナーの現
像性が低下せず、またポジ性外添剤の飛翔側となる第2
ピーク電圧V2を低めたので、暗部電位部(白地部)へ
のポジ性外添剤の飛翔を防止して消費を抑えることがで
きる。したがって、多数枚の画像形成の初期から最後ま
で、十分な濃度の画像を得ることができる。
【0099】以上の実施例では、微粒子トナーに対し逆
極性の外添剤としてチタン酸ストロンチウムを用いた
が、同様の作用を果たせば、これに限定されるものでは
ない。また現像バイアスについても、電界の強さの条件
式(1)、(2)を満たすものであれば、これに限定さ
れるものではない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平均粒径6.5μm以下の微粒子トナーにチタン酸スト
ロンチウムなどの、トナーと帯電極性が逆極性の外添剤
を添加して、外添剤粒子との摩擦によるトナーの帯電を
加えたので、弾性ブレードの現像スリーブへの当接圧が
低くても、微粒子トナーを良好に帯電することができ、
その結果、微粒子トナーによる現像で画像に濃度薄が発
生するのを防止することができる。したがって、現像ス
リーブが小径、薄肉で撓みやすい小型の現像装置にも適
用でき、小型のプロセスカートリッジも実現可能であ
る。さらに現像バイアスとして、矩形波交流の第1ピー
ク電圧が高く、第2ピーク電圧が低めのデューティーバ
イアスを用いたので、微粒子トナーを感光ドラムに十分
に飛翔させる一方、外添剤の感光ドラムへの飛翔を防止
してその消費を抑えることができ、多数枚の画像形成の
初期から後半まで、十分な画像濃度を維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例の概略構成を
示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の現像装置の部分を示す断
面図である。
【図3】図2の現像装置に設置した弾性ブレードの当接
圧に対するネガ微粒子トナーの平均電荷量の変化のトナ
ーへのポジ性外添剤の添加の有無による違いを示すグラ
フである。
【図4】弾性ブレードの当接圧に対するネガ微粒子トナ
ーのコート量の変化のトナーへのポジ性外添剤の添加の
有無による違いを示すグラフである。
【図5】本発明でネガ性トナーに添加したポジ性外添剤
のマイクロキャリアとしての作用を微粒子トナーと従来
トナーとで対比して示す説明図である。
【図6】弾性ブレードの当接圧に対するベタ黒画像の初
期濃度の変化のネガ微粒子トナーへのポジ性外添剤の添
加の有無による違いを示すグラフである。
【図7】本発明および従来の現像バイアスの波形にネガ
性トナーの動き方向を書き込んだ電位図である。
【図8】図7においてネガ性トナーの代わりにポジ性外
添剤の動き方向を書き込んだ電位図である。
【図9】トナー飛翔電位|V1−VL |に対するトナー
の飛翔開始電荷量q1の変化のトナーの平均粒径8μm
と6μmによる違いを示すグラフである。
【図10】現像スリーブに印加した直流電圧に対するポ
ジ性外添剤の感光ドラムへの飛翔量を飛翔トナーに対す
る重量比で示すグラフである。
【図11】本発明で行ったポジ性外添剤の飛翔量の測定
方法を示す説明図である。
【図12】本発明および従来の現像バイアスにおける画
像形成枚数に対するポジ性外添剤の飛翔量の変化を示す
グラフである。
【図13】本発明および比較例における画像形成枚数に
対するベタ黒濃度の推移を示すグラフである。
【図14】従来の現像装置を示す概略図である。
【図15】本発明で行った弾性ブレードの当接圧の測定
方法を示す説明図である。
【図16】画像形成枚数に対する画像濃度の推移のトナ
ーの平均粒径6μmと8μmによる違いを示すグラフで
ある。
【図17】図14の現像装置におけるネガ微粒子トナー
使用時の弾性ブレードの当接圧に対するベタ黒画像の初
期濃度の推移を示すグラフである。
【符号の説明】
1 感光ドラム 3 現像装置 6 現像スリーブ 10 弾性ブレード 12 現像容器 16 プロセスカートリッジ 20 高圧電源 m ポジ性外添剤 T 微粒子トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 556 (72)発明者 佐藤 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 清水 康史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 土門 彰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本橋 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小西 岳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA08 CA15 CA28 CB08 CB13 DA01 EA05 2H071 BA03 BA13 DA08 2H077 AD06 AD13 AD17 AD23 AD36 AE03 AE04 BA07 BA09 CA19 EA13 EA16 GA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体上に現像剤を担持し、現像
    剤担持体に当接した弾性ブレードにより現像剤担持体上
    の現像剤の量を規制しながら、現像剤担持体により現像
    剤を像担持体と対向した現像領域へ搬送し、像担持体上
    に形成された静電潜像を現像剤により、現像剤担持体に
    現像バイアスを印加下に現像する現像装置において、 前記現像剤は重量平均粒径6.5μm以下を有し、そし
    て現像剤に帯電極性が逆極性の粒子が外添されており、
    さらに、前記弾性ブレードの現像剤担持体への当接圧が
    20g/cm以下であることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像バイアスは、直流電圧と、前記
    現像領域において現像剤担持体上の現像剤に対し、現像
    剤担持体から像担持体に向かう方向に力を及ぼす第1ピ
    ーク電圧V1と、像担持体から現像剤担持体に向かう方
    向に力を及ぼす第2ピーク電圧V2とが交互に現れる振
    動電圧とを重畳してなり、前記第1、第2ピーク電圧V
    1、V2が、前記像担持体表面の明部電位VL 、暗部電
    位VD、現像剤担持体と像担持体とのSDギャップHに
    関し、 |V1−VL |/H≧3.7×10-6V/m |V2−VD |/H≦2.9×10-6V/m の関係を満たす請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤担持体は直径が14mm以下
    である請求項1または2の現像装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも、電子写真感光体と、前記感
    光体上に形成した静電潜像を現像する現像装置とを一体
    に組み込んで構成され、画像形成装置本体に着脱自在な
    プロセスカートリッジにおいて、前記現像装置が請求項
    1〜3のいずれかの項に記載の現像装置であることを特
    徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 少なくとも、像担持体と、像担持体上に
    帯電および露光により静電潜像を形成する潜像形成手段
    と、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装
    置とを備えた画像形成装置において、 前記現像装置が請求項1〜3のいずれかの項に記載の現
    像装置であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体と、画像形成装置本体
    に着脱自在なプロセスカートリッジとからなる画像形成
    装置において、 前記プロセスカートリッジが請求項4のプロセスカート
    リッジであることを特徴とする画像形成装置。
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