JP2000121924A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JP2000121924A
JP2000121924A JP10298688A JP29868898A JP2000121924A JP 2000121924 A JP2000121924 A JP 2000121924A JP 10298688 A JP10298688 A JP 10298688A JP 29868898 A JP29868898 A JP 29868898A JP 2000121924 A JP2000121924 A JP 2000121924A
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JP10298688A
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Hitoshi Hashimoto
仁史 橋本
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コントラストの被写体や低輝度環境下におい
ても精度の高い焦点検出結果を得ると共に、省電力化に
寄与し得る自動焦点調節装置を提供する。 【解決手段】被写体像を結像させる撮影光学系と、撮影
光学系を透過した被写体光束を電気的な信号に光電変換
する撮像手段5と、撮像手段により変換された撮影画像
信号から高周波成分を検出する高周波成分検出手段14
と、撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段22と、
高周波成分検出手段の出力に基いて駆動手段を制御する
駆動制御手段19と、被写体に補助光を照射するための
補助光発光手段28と、撮像手段により取得された撮影
画像信号の高周波成分量に応じて補助光発光手段による
発光量を制御する発光量制御手段15とを具備して構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動焦点調節装
置、詳しくは撮影光学系により結像される被写体像を光
電変換する撮像素子を利用して電気的な画像信号を取得
する電子的撮像装置等に使用される自動焦点調節装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影光学系によって結像された被
写体像をCCD等の撮像素子を利用して電気信号に光電
変換し、これにより得られた画像信号を記録媒体等に記
録するように構成された電子スチルカメラ等の電子的撮
像装置等が広く普及している。
【0003】このような電子的撮像装置等においては、
例えば撮像素子によって取得した画像信号に含まれる高
周波成分量の差異(コントラスト)に基いて被写体像の
合焦状態を検出する、いわゆるコントラスト検出方式の
自動焦点検出装置を有し、この自動焦点検出装置による
焦点検出結果に基づいて自動的に撮影光学系の焦点位置
を調節するように構成された自動焦点調節手段であるオ
ートフォーカス手段を具備したものが一般的に実用化さ
れている。なお、以下の説明においては、このようなA
F手段、即ちコントラスト検出方式の自動焦点検出装置
によって焦点調節を行なうAF手段を「イメージャAF
手段」というものとする。
【0004】しかし、このようなイメージャAF手段を
用いて焦点検出動作を行なう場合において、例えば被写
体のコントラストが低い場合や被写体の明るさが暗い
(被写体輝度が低い)低輝度環境下では、画像信号に対
するノイズの影響が大きくなる等に起因して焦点検出精
度が悪化したり、焦点位置を検出するまでに要する時間
が長くなってしまう場合がある。
【0005】そこで、従来の電子的撮像装置等に用いら
れる自動焦点調節装置においては、被写体に対して補助
的な照明光束(以下、AF補助光という)を照射する補
助光発光手段を設けるようにし、低コントラストの被写
体や低輝度環境下において焦点検出動作(AF動作)を
実行する場合には、補助光発光手段によるAF補助光を
被写体に向けて照射することによって、被写体のコント
ラストを高めたり被写体輝度を高めるようにしたものに
ついての提案が種々なされており、また一般的にも実用
化されている。このような手段によれば撮影環境の明暗
や被写体のコントラストに関わらず焦点検出動作を容易
に実行することができるという利点がある。
【0006】一方、従来の電子的撮像装置等における自
動焦点調節装置としては、上述のイメージャAF手段と
は異なる方式のものが、例えば特開平5−210043
号等によって実用化されており、また種々の提案が多く
なされている。
【0007】上記特開平5−210043号公報に開示
されている自動焦点調節装置は、上述したようなコント
ラスト検出方式のAF手段に加えて、これとは異なる方
式のAF手段であるアクティブ方式のAF手段を備えて
構成されたものである。
【0008】このアクティブ方式のAF手段とは、赤外
光等を発光する発光ダイオード(LED)等の発光手段
と、この発光手段からの照射光の被写体による反射光を
受光する光位置検出素子(PSD;Position Sensiti
ve Device)等の受光手段とを有してなるものである。
つまり、発光手段によって赤外光等を被写体に向けて照
射すると、この照射光は被写体によって反射されて受光
手段によって受光される。このときの受光手段の出力を
検出することにより、照射光と反射光とのなす角度から
被写体までの距離(以下、被写体距離という)を算出す
る三角測量法を応用したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
自動焦点調節装置においては、上述のように補助光発光
手段を用いたイメージャAF手段による焦点検出動作を
行なう場合、補助光発光手段による補助光の発光量は、
被写体のコントラストや明るさ等を考慮することなく、
所定の発光量によって照射するようにしているのが普通
である。したがって、撮影を行なおうとする被写体によ
っては、補助光の発光量が不足したり、また必要以上の
発光量を照射してしまうことがある。したがって、補助
光の発光量が不足するようなときには、これに起因して
確実な焦点検出結果を得ることができない場合がある。
また、必要以上の発光量となるようなときにも、同様に
確実な焦点検出結果を得ることができなかったり、無駄
な電力を消費することになる等の問題点がある。
【0010】一方、上記特開平5−210043号公報
に開示されている手段等のように、アクティブ方式のA
F手段を別途備える場合には、LEDやPSD等の新た
な構成部材が必要となるので、これを配設する電子的撮
像装置等の装置自体が大型化してしまうという問題点が
ある。
【0011】さらに、単一の電子的撮像装置に対して複
数の自動焦点調節装置(AF手段)を配設することにな
るので、必要に応じて適切なAF手段に切り換える切換
制御等を行なう必要が生じることから、その制御回路等
が複雑になってしまうと共に、製造コストが上昇し、よ
って高価なものになってしまうという問題点もある。
【0012】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、電子的撮像装置
等に使用されるコントラスト検出方式の自動焦点調節装
置において、補助光発光手段の発光量を効率的に制御し
て最適な発光量で被写体を照射することにより、低コン
トラストの被写体や低輝度環境下においても、精度の高
い焦点検出結果を得ると共に、省電力化に寄与すること
のできる自動焦点調節装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による自動焦点調節装置は、被写体像を
結像させる撮影光学系と、この撮影光学系を透過した被
写体光束を電気的な信号に光電変換する撮像手段と、こ
の撮像手段により変換された撮影画像信号から高周波成
分を検出する高周波成分検出手段と、上記撮影光学系の
焦点位置を調整する駆動手段と、上記高周波成分検出手
段の出力に基いて上記駆動手段を制御する駆動制御手段
と、被写体に補助光を照射するための補助光発光手段
と、上記撮像手段により取得された撮影画像信号の高周
波成分量に応じて上記補助光発光手段による発光量を制
御する発光量制御手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0014】また、第2の発明による自動焦点調節装置
は、被写体像を結像させる撮影光学系と、この撮影光学
系を透過した被写体光束を電気的な信号に光電変換する
撮像手段と、この撮像手段により変換された撮影画像信
号から高周波成分を検出する高周波成分検出手段と、上
記撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段と、上記高
周波成分検出手段の出力に基いて上記駆動手段を制御す
る駆動制御手段と、被写体の明るさを検出する測光手段
と、被写体に補助光を照射するための補助光発光手段
と、上記測光手段による検出結果に応じて上記補助光発
光手段による発光量を制御する発光量制御手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0015】そして、第3の発明による自動焦点調節装
置は、被写体像を結像させる撮影光学系と、この撮影光
学系を透過した被写体光束を電気的な信号に光電変換す
る撮像手段と、この撮像手段により変換された撮影画像
信号から高周波成分を検出する高周波成分検出手段と、
上記撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段と、上記
高周波成分検出手段の出力に基いて上記駆動手段を制御
する駆動制御手段と、被写体の明るさを検出する測光手
段と、被写体に補助光を照射するための補助光発光手段
と、上記高周波成分検出手段による被写体の高周波成分
量及び上記測光手段による被写体の明るさの検出結果と
によって所定の評価値を演算する演算手段と、この演算
手段により算出された上記所定の評価値に基いて上記補
助光発光手段による発光量を制御する発光量制御手段と
を備えてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
自動焦点調節装置を有する電子的撮像装置を示すブロッ
ク構成図である。
【0017】本実施形態の自動焦点調節装置を備えた電
子的撮像装置1は、変倍光学系(ズーム光学系)を構成
するズームレンズ群2及び合焦光学系を構成するフォー
カスレンズ群3等からなる撮像光学系及びこの撮影光学
系を透過する光束の光量を調整する光量調節手段であり
露光手段である絞り部4等からなる撮影レンズ鏡筒31
と、撮影光学系により結像された被写体像を光電変換す
る撮像手段であるCCD等の固体撮像素子(以下、CC
Dという)5と、このCCD5によって光電変換された
電気信号を受けて各種の画像処理を施すことにより所定
の画像信号を生成する撮像回路6と、この撮像回路6に
より生成された画像信号(アナログ信号)をデジタル信
号に変換するA/D変換回路7と、このA/D変換回路
7の出力を受けて画像信号を一時的に記憶する一時記憶
手段であるバッファメモリ等のメモリ8と、メモリ8に
一時記憶された画像信号を読み出してこれをアナログ信
号に変換すると共に再生出力に適する形態の画像信号に
変換するD/A変換回路9と、この画像信号を画像とし
て表示する液晶表示装置(LCD)等の画像表示装置
(以下、LCDという)10と、データ化された画像信
号等を記録する記録媒体であり半導体メモリ等からなる
記録用メモリ12と、メモリ8に一時記憶された画像信
号を読み出してこれを記録用メモリ12に対して記録に
適する形態とするために画像信号の圧縮処理や符号化等
のデータ化を施す圧縮回路及び記録用メモリ12に記録
された画像データを再生表示等を実行するのに最適な形
態とするために復号化や伸長処理等を施す伸長回路とか
らなる圧縮/伸長回路11と、本電子的撮像装置1の全
体を制御するCPU等の制御手段(以下、CPUとい
う)15と、A/D変換回路7からの出力を受けて自動
露光動作(AE)を行なうのに必要なAE信号を検出す
るAE処理回路13と、同様にA/D変換回路7からの
出力を受けて自動焦点調節動作(オートフォーカス(A
F))を行なうのに必要なAF信号を検出するAF処理
回路14と、所定のタイミング信号を発生させるタイミ
ングジェネレータ(以下、TGという)16と、CCD
5の駆動制御を行なうCCDドライバ17と、絞り部4
を駆動する第1モータである絞り駆動モータ21と、こ
の絞り駆動モータ21を駆動制御する第1モータ駆動回
路18と、フォーカスレンズ群3を駆動する駆動手段で
あり第2モータであるフォーカスモータ22と、このフ
ォーカスモータ22を駆動制御する駆動制御手段である
第2モータ駆動回路19と、ズームレンズ群2を駆動す
る第3モータであるズームモータ23と、このズームモ
ータ23を駆動制御する第3モータ駆動回路20と、本
電子的撮像装置1を構成する各電気回路等に電力を供給
する電源電池(以下、単に電池という)26と、CPU
15に電気的に接続されこれを介して各種の制御等を行
なうプログラムや各種の動作を行なわしめるために使用
するデータ等が予め記憶されており、電気的に書き換え
可能な読み出し専用メモリ等のEEPROM25と、C
PU15に電気的に接続されており各種の動作を行なわ
しめる指令信号を発生させてこれをCPU15に伝達す
る各種の操作スイッチ群からなる操作SW24と、被写
体に向けてAF補助光を照射する補助光発光手段である
AF補助光発光部28と、このAF補助光発光部28に
よる閃光発光の開閉(オン/オフ)や発光量の制御を行
なう発光制御手段又は発光量制御手段としてのスイッチ
ング回路27等によって構成されている。
【0018】なお、電子的撮像装置1における画像デー
タ等の記録媒体12としては、例えばフラッシュメモリ
等の固定型の半導体メモリや、カード形状やスティック
形状からなり、装置に対して着脱自在に形成されるカー
ド型フラッシュメモリ等の半導体メモリのほか、ハード
ディスクやフロッピーディスク等の磁気記憶媒体等、様
々な形態のものが適用され得る。本電子的撮像装置1の
記録媒体としては、上述のように半導体メモリ等の記録
用メモリ12が適用されている。
【0019】操作SW24としては、例えば本電子的撮
像装置1を起動させ電源供給を行なわしめるための指令
信号を発生させる主電源スイッチや、撮影動作(記録動
作)等を開始させるための指令信号を発生させるレリー
ズスイッチ、再生動作を開始させるための指令信号を発
生させる再生スイッチ、撮影光学系のズームレンズ群2
を移動させて変倍動作を開始させるための指令信号を発
生させるズームスイッチ(ズームアップSW及びズーム
ダウンSW)等がある。
【0020】また、レリーズSWは、撮影動作に先立っ
て行なうAE処理及びAF処理を開始させる指示信号を
発生させる第1段スイッチ(以下、1st.レリーズS
Wという)と、実際の露光処理を開始させる指示信号を
発生させる第2段スイッチ(以下、2nd.レリーズS
Wという)との二段スイッチによって構成された一般的
なものが使用されている。
【0021】このように構成された本実施形態の自動焦
点調節装置を備えた電子的撮像装置における動作を、以
下に説明する。まず、本電子的撮像装置1の撮影レンズ
鏡筒31における撮影光学系を透過した被写体からの光
束(以下、被写体光束という)は、絞り部4によってそ
の光量が調整された後、CCD5の受光面に至りここに
被写体像が結像される。なお、絞り部4は、通常の状態
又は1st.レリーズ信号を受けて行なわれるAE処理
の実行時には開放状態となっており、2nd.レリーズ
信号を受けて開始される露光処理(後述する図2のステ
ップS7の処理)の実行時に駆動され所定の位置に設定
される。
【0022】CCD5の受光面状に結像された被写体像
は、同CCD5による光電変換処理により電気的な信号
に変換されて撮像回路6に出力される。この撮像回路6
では、上述したようにCCD5から入力された信号に対
して各種の画像処理が施され、これによって所定の画像
信号が生成される。この画像信号は、A/D変換回路7
に出力されてデジタル信号(画像データ)に変換された
後、メモリ8に一時的に格納される。
【0023】メモリ8に格納された画像データは、D/
A変換回路9へと出力されてアナログ信号に変換される
と共に表示出力するのに最適な形態の画像信号に変換さ
れた後、LCD10に画像として表示出力される。つま
り、このLCD10は、撮影モードにあるときには、C
CD5により取得した画像信号を連続的に表示し続ける
ことによって、撮影範囲を決定するためのファインダ手
段としての役目をしている。
【0024】一方、2nd.レリーズ信号を受けて露光
処理が実行されると、その指令信号の発生時点において
メモリ8に格納されている画像データは、圧縮/伸長回
路11にも出力される。このとき同画像データに対して
は、圧縮/伸長回路11の圧縮回路によって圧縮処理が
施され、その後、記録するのに最適な形態の画像データ
に変換されて記録用メモリ12に記録される。
【0025】また、操作SW24のうち再生動作を行な
うべき指令信号を発生させる再生SW(図示せず)が操
作されオン状態になると、これによって再生動作が開始
される。すると、記録用メモリ12に圧縮された形態で
記録されている画像データは圧縮/伸長回路11に出力
され、伸長回路によって復号化処理や伸長処理等が施さ
れた後、メモリ8に出力されて一時的に記憶される。さ
らに、この画像信号はD/A変換回路9に出力され、こ
こでアナログ信号化されて表示出力するのに最適な形態
の画像信号に変換された後、LCD10に出力されて再
生表示がなされる。
【0026】他方、A/D変換回路7によってデジタル
化された画像データは、上述のメモリ8とは別にAE処
理回路13及びAF処理回路14に対しても出力され
る。まずAE処理回路13においては、入力されたデジ
タル画像信号を受けて一画面分の画像データの輝度値に
対して累積加算等の演算処理等が行なわれる。これによ
り被写体の明るさに応じたAE評価値が算出される。こ
のAE評価値はCPU15に出力される。つまり、AE
処理回路13は、CCD5により取得された画像信号に
基いて被写体の明るさを検出する輝度検出手段であり測
光手段の役目をしている。
【0027】次にAF処理回路14においては、入力さ
れたデジタル画像信号を受けて一画面分の画像データの
高周波成分がハイパスフィルタ(HPF)等を介して抽
出され、これに対して累積加算等の演算処理等が行なわ
れる。これによって高域側の輪郭成分量等に対応するA
F評価値が算出される。そして、このAF評価値はCP
U15に出力される。このようにAF処理回路14は、
AF処理を行なう過程において、CCD5によって生成
された画像信号から所定の高周波成分を検出する高周波
成分検出手段の役目をしている。
【0028】また、TG16からは所定のタイミング信
号がCPU15・撮像回路6・CCDドライバ17へと
出力されており、CPU15は、このタイミング信号に
同期させて各種の制御を行なう。また、撮像回路6は、
TG16のタイミング信号を受けて、これに同期させて
色信号の分離等の各種の画像処理を行なう。さらに、C
CDドライバ17は、TG16のタイミング信号を受け
て、これに同期させてCCD5の駆動制御を行なう。
【0029】また、CPU15は、第1モータ駆動回路
18・第2モータ駆動回路19・第3モータ駆動回路2
0をそれぞれ制御することによって、絞り駆動モータ2
1・フォーカスモータ22・ズームモータ23を介して
絞り部4・フォーカスレンズ群3・ズームレンズ群2を
それぞれ駆動制御している。
【0030】つまり、CPU15は、AE処理回路13
において算出されるAE評価値等に基いて第1モータ駆
動回路18を制御して絞りモータ21を駆動すること
で、絞り部4の絞り量を適正なものとなるように調整す
るAE制御を行なう。
【0031】さらに、CPU15は、AF処理回路14
において算出されるAF評価値からの出力等に基いて、
第2モータ駆動回路19を介してフォーカスモータ22
を駆動制御することによりフォーカスレンズ群3を駆動
して、これを合焦状態となるように所定の位置に移動さ
せるAF制御を行なう。したがってフォーカスモータ2
2及び第2モータ駆動回路19は、フォーカスレンズ群
3を移動させることで合焦調節動作を行なう合焦調節駆
動手段としての役目をしている。
【0032】また、操作SW24のうちズームSW(図
示せず)が操作された場合においては、これを受けてC
PU15は、第3モータ駆動回路20を介してズームモ
ータ23を駆動制御することによりズームレンズ群2を
光軸方向に移動させるズーム制御を行なう。したがって
ズームモータ23及び第3モータ駆動回路20は、ズー
ムレンズ群2を移動させることにより撮影光学系の変倍
動作(ズーム動作)を行なわしめるズーム駆動手段の役
目をしている。
【0033】そして、CPU15は、AE処理回路13
において算出されるAE評価値やAF処理回路14にお
いて算出されるAF評価値等からの出力に基いて、スイ
ッチング回路27を介してAF補助光発光部28を制御
して、AF動作時におけるAF補助光の発光量の調整を
行なう。
【0034】次に、本電子的撮像装置において撮影処理
が実行される際の作用を図2のフローチャートによっ
て、以下に説明する。本電子的撮像装置1の主電源SW
がオン状態にあって、同装置1の動作モードが撮影(記
録)モードに設定された状態、即ち撮影待機状態にある
場合に、この撮影処理のシーケンスは実行される。
【0035】まずステップS1において、CPU15
は、1st.レリーズSWの状態を確認する。ここで、
使用者によってレリーズSWが操作され1st.レリー
ズSWがオン状態となったことをCPU15が確認する
と、次のステップS2の処理に進み、通常のAE処理が
実行され、続いてステップS3において、CPU15
は、上述のAE処理の結果を参照して所望の被写体を含
む撮影画像信号の状態が暗いか否かを判断する。このと
きの暗いか否かの判断基準は、イメージャAF手段によ
るAF処理を行なうに際してAF補助光の発光が必要か
否かの輝度情報等の基準であって、例えば実験的に取得
されたデータ等に基いて予め設定されているものであ
る。そして、この基準値は、予めEEPROM25に格
納されており、CPU15は、このステップS3の処理
を実行するに際してEEPROM25から読み出した基
準値を参照し、これとAE処理結果との比較を行なう。
【0036】このステップS3において、所望の被写体
を含む撮影画像信号の状態が暗い状態にあると判断され
た場合には、ステップS7の処理に進み、CPU15
は、このステップS7において、スイッチング回路27
を介してAF補助光発光部28を一回だけ所定の発光量
で発光させる。そして、この発光動作の間にCPU15
は、次のステップS8においてAF処理回路14を制御
して所望の被写体を含む撮影画面全体の高周波成分を取
得する。続けてCPU15は、ステップ9において上述
のステップS8で取得された高周波成分量に基づいて実
際のAF動作時に発光すべきAF補助光の発光量を演算
し、次のステップS10の処理に進み、このステップS
10において、CPU15は、上述のステップS9で算
出された発光量によりAF補助光を照射しながらAF処
理を実行する。このAF処理の実行後は、ステップS5
の処理に進む。
【0037】一方、上述のステップS3において、被写
体が充分に明るい状態にあると判断された場合には、ス
テップS4の処理に進み、このステップS4において、
補助光を発光させずに通常のイメージャAF処理を実行
した後、次のステップS5の処理に進む。
【0038】このようにして所定のAF処理が実行され
た後、それぞれの場合において、ステップS5の処理に
進むと、このステップS5において、CPU15は2n
d.レリーズSWからの指示信号の確認を行ない、同信
号が確認された場合には、次のステップS6において実
際の露光処理が実行される。そして、この露光処理が完
了すると一連の撮影処理のシーケンスは終了する(エン
ド)。
【0039】ここで、上述のステップS8の処理によっ
て得られた高周波成分に基づいて次のステップS9の処
理で行なわれる高周波成分取得演算処理について、詳述
する。図3は、本電子的撮像装置において高周波成分の
検出を行なった結果を示す図であって、被写体のコント
ラストが異なる場合におけるそれぞれの画像信号の高周
波成分量を示している。
【0040】通常、CCD5によって取得される画像信
号の高周波成分量は、被写体によって異なる。つまり、
所定の異なる被写体に対してAF補助光を所定の発光量
で照射した場合(ステップS7参照)、CCD5により
取得される画像信号の高周波成分量は、それぞれの被写
体により差異が生ずる。
【0041】図3において符合P1で示す曲線は、コン
トラストの高い被写体(高コントラストの被写体P1)
の場合におけるフォーカスレンズ群3の各位置に応じた
高周波成分量の変位を示している。また、同図において
符合P2で示す曲線は、コントラストの低い被写体(低
コントラストの被写体P2)の場合の高周波成分量の変
位を示している。
【0042】高コントラストの被写体P1に対応する高
周波成分量の変位と、低コントラストの被写体P2の対
応する高周波成分量の変位とを比較してみると、高コン
トラストの被写体P1では、レンズ位置が合焦位置(ピ
ーク値)に無い場合(非合焦位置;例えば符合Cに対応
する位置)であっても、低コントラストの被写体P2の
ピーク値Bよりも高周波成分量は多い状態になっている
(C>B)。したがって、撮影環境がある程度暗い場合
であっても、高コントラストの被写体P1は、低コント
ラストの被写体P2に比べて合焦し易いものと言える。
【0043】そこで、本電子的撮像装置1においては、
AF動作を実行する際に高精度に合焦位置(焦点位置)
の検出を行ない得るための最適な所定の値として閾値B
ASEを予め設定しておき、この閾値BASEをイメー
ジャAF動作を行なう際のAF補助光の発光量を制御す
るための基準値としている。なお、この閾値BASE
は、具体的には実験等によって設定されるものであっ
て、予めEEPROM25に格納されているものであ
る。そして、この閾値BASE等は、上述のステップS
9の処理を行なう際にCPU15によって読み出され、
これが参照されることによりステップS10におけるA
F処理でのAF補助光の発光制御が行なわれる。
【0044】つまり、上述したようにステップS3にお
いて、AE結果(AE評価値)を参照して所望の被写体
を含む撮影画像信号の状態が暗いと判断されると、AF
補助光の発光を伴ったAF動作を実行する旨の決定がな
される。すると、まずステップS7・S8において所定
の光量によるAF補助光の発光動作が行なわれて、その
ときの撮影画像信号の高周波成分が検出される。これに
より、フォーカスレンズ群3の各位置に応じた高周波成
分量の変位曲線(図3参照)が形成される。このように
して取得された高周波成分量とEEPROM25から読
み出した閾値BASEとに基づいて、次のステップS9
では、同撮影画像信号(被写体)に最適となる発光量が
所定の演算処理により算出される。そして、このように
して算出された発光量により、次のステップS10の処
理が実行される。
【0045】例えば上述のステップS8で取得された高
周波成分量のピーク値が閾値BASEよりも高い(高周
波成分量が多い)場合には、ステップS10のAF処理
時におけるAF補助光の発光量を、上述のステップS7
の処理における所定の発光量よりも少ない発光量とする
ように制御がなされる。これにより、無駄な発光が抑止
される。
【0046】また、上述のステップS8で取得された高
周波成分量のピーク値が閾値BASE以下となる(高周
波成分量が少ない)場合には、ステップS10のAF処
理時におけるAF補助光の発光量は、上述のステップS
7の処理における所定の発光量よりも多くの発光量とな
るように制御がなされる。これにより、補助光の発光量
が不足することなく適切な発光量で被写体を照射し、同
被写体のコントラストを高める。
【0047】以上説明したように上記第1の実施形態に
よれば、低輝度環境下における撮影時においては、実際
の露光処理を実行するに先立ってAF補助光発光部28
によるAF補助光を利用したAF処理を行なうようにし
ている。このAF処理を行なう際には、被写体のコント
ラスト、即ち撮影画像信号の高周波成分量に応じてCP
U15は、スイッチング回路27を介してAF補助光発
光部28による発光量を制御して、適量のAF補助光に
より効率的に発光を行なうようにしたので、被写体の状
態に関わらず常に高精度での焦点検出結果を得ることが
できる。また、適切な発光量の制御を行なうようにした
ので、無駄な発光動作を抑えて省電力化に寄与すること
もできる。
【0048】なお、上述の第1の実施形態においては、
AF補助光の発光量の演算処理(図2のステップS9)
を、撮影画像信号の高周波成分量(被写体のコントラス
ト)のみに基づいて所定の発光量演算処理を行なうよう
にしているが、さらに被写体の明るさをも考慮して、被
写体に応じて適切となる発光量を演算するようにしても
良い。この場合における例について、以下に説明する。
【0049】図4は、上記第1の実施形態の自動焦点調
節装置を有する電子的撮像装置の撮影処理のシーケンス
において行なわれるAF補助光の発光量の演算処理につ
いての別の実施形態を示し、明るさと高周波成分量に基
づいて発光量の制御を行なう場合の例を説明する図であ
る。なお、図4では、縦軸に高周波成分量を、横軸に明
るさ(輝度)をそれぞれ示している。また、この別の実
施形態では、これを適用する電子的撮像装置自体の構成
(図1参照)及び作用の流れ(図2参照)は、上述の第
1の実施形態と略同様であるので、その図示は省略して
いる。
【0050】通常の場合、自動焦点検出装置において
は、AF補助光発光部28によるAF補助光の発光動作
を行なっても被写体が暗いために、図4に示す所定の輝
度値Bxよりも低い輝度値となる場合、例えば低輝度時
において、被写体距離が所定の距離よりも遠距離にある
場合等では、焦点検出動作は不可能となる。また、同様
に所定の高周波成分量Cxよりも被写体の高周波成分量
が少ない(低コントラストである)場合にも焦点検出動
作は不可能である。このように焦点検出が困難又は不可
能となる領域、即ち図4において符合Kで示す[検出不
可能領域]が規定される。
【0051】一方、所定の輝度値By以上となる場合で
あってかつ所定の高周波成分量Cy以上となる場合に
は、充分なコントラストを有する被写体であり、その撮
影環境も明るいものであると推定される。したがって、
AF処理時におけるAF補助光の発光動作を行なわずと
も、確実に焦点検出結果を得ることができるものと考え
られる。つまり、図4において示す線分By−Cyを基
準とする右側領域(斜線部分)は、AF補助光を必要と
しない[検出可能領域](符合Lで示す)として規定す
ることができる。
【0052】このようにして規定された各領域K・L以
外の部分、即ち図4において示す領域M(符合D・E・
Fの三点により囲まれた領域)が、AF補助光の発光動
作を伴って焦点検出動作を行なうべき領域であって[補
助光を必要とする領域](符合Mで示す)として規定さ
れることになる。
【0053】そして、本電子的撮像装置では、図4の線
分By−Cy上の線分E−Fを、イメージャAF動作を
行なう際のAF補助光の発光量を適切に制御し得るため
の基準となる閾値として設定している。つまり、この閾
値は、上述の所定の輝度値Bx・Byや所定の高周波成
分量Cx・Cy等の各所定値によって規定される。な
お、この閾値は、例えば実験等によって求められる所定
の値であって、CCD5等のタイプ等に違い等によって
電子的撮像装置ごとに異なる値が設定されるものであ
る。そして、これらの所定の値(Bx,By,Cx,C
y)及び閾値は、予めEEPROM25に記憶されてお
り、上述のステップS9の処理を行なう際にCPU15
は、これを読み出し参照することによって、次のステッ
プS10におけるAF処理でのAF補助光の発光制御を
行なう。
【0054】つまり、図2のステップS3において、A
E結果(AE評価値)を参照して所望の被写体を含む撮
影画像信号の状態が暗いと判断されると、AF補助光の
発光を伴ったAF動作を実行する旨の決定がなされる。
すると、まずステップS7・S8において所定の光量に
よるAF補助光の発光動作が行なわれて、そのときの撮
影画像信号の高周波成分量が検出される。このようにし
て取得された高周波成分量及びステップS2のAE処理
で得られたAE測光結果とEEPROM25から読み出
した閾値とに基づいて、次のステップS9において、同
撮影画像信号(被写体)に最適な発光量の演算がなされ
る。そして、算出された発光量によって、ステップS1
0の処理が実行される。
【0055】例えばAE結果(被写体の明るさ;輝度)
と取得された高周波成分量のピーク値とによって規定さ
れる関係(被写体の状態;特性)が図4の符合Pで示す
値となる場合には、ステップS10のAF処理時におけ
るAF補助光の発光によって[検出可能領域]に達する
状態となるまで、即ち同図の線分E−F上の符合Qの位
置に対応する輝度値となるように発光量の補足を行なう
制御がなされる。この場合におけるAF補助光の発光量
は、符合Qの輝度値から符合Pの輝度値を減じた値(Q
−P)となる。
【0056】これによれば本実施形態においても、上述
の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さ
らに被写体の明るさをも考慮してAF処理時におけるA
F補助光の発光量の制御を行なうようにしたので、より
精度の高い焦点検出結果を得ることができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態の自動焦点
調節装置を備えた電子的撮像装置について、以下に説明
する。本実施形態の構成は、上述の第1の実施形態と全
く同様であって、その撮影処理のシーケンスが若干異な
るのみである。したがって、その構成についての図示は
省略し図1を参照するものとする。
【0058】本実施形態の自動焦点調節装置を有する電
子的撮像装置において、撮影処理のシーケンスにおける
AF処理時のAF補助光の発光量の演算処理では、被写
体の明るさ情報のみに基づいた演算処理を行なうように
している。即ち、図5は、本発明の第2の実施形態の自
動焦点調節装置を備えた電子的撮像装置において撮影処
理が実行される際の作用を示すフローチャートである。
【0059】まず、ステップS11において、CPU1
5は、1st.レリーズSWの状態を確認する。ここ
で、1st.レリーズSWのオン状態が確認されると、
次のステップS12の処理に進み、通常のAE処理が実
行され、続いてステップS13において、CPU15
は、上述のAE処理の結果を参照して所望の被写体を含
む撮影画像信号の状態が暗いか否かを判断する。このと
きの判断基準は、上述の第1の実施形態と同様にイメー
ジャAF手段によるAF処理を行なうに際してAF補助
光の発光が必要か否かの輝度情報等の基準であって、予
めEEPROM25に格納されているものである。CP
U15は、このステップS13の処理を実行するに際し
てEEPROM25から読み出した基準値を参照し、こ
れとAE処理結果との比較を行なう。
【0060】このステップS13において、所望の被写
体を含む撮影画像信号の状態が暗い状態にあると判断さ
れた場合には、ステップS17の処理に進み、このステ
ップS17において、CPU15は、ステップS12の
AE処理によって算出されたAE結果(AE評価値)に
応じてAF動作時に発光すべきAF補助光の発光量の演
算を行ない、次のステップS18の処理に進み、このス
テップS18において、CPU15は、上述のステップ
S17で算出された発光量によってAF補助光発光部2
8を制御してAF補助光の発光を伴うAF処理を実行す
る。このAF処理の実行後は、ステップS15の処理に
進む。
【0061】一方、上述のステップS13において、A
E処理の結果、被写体が充分に明るい状態にあると判断
された場合には、ステップS14の処理に進み、このス
テップS14において、補助光を発光させずに通常のイ
メージャAF処理を実行した後、次のステップS15の
処理に進む。
【0062】このようにして所定のAF処理を実行した
後、それぞれの場合において、ステップS15の処理に
進むと、このステップS15においてCPU15は、2
nd.レリーズSWからの指示信号の確認を行ない、同
信号が確認された場合には、次のステップS16におい
て実際の露光処理を実行する。そして、この露光処理が
完了すると一連の撮影処理のシーケンスは終了する(エ
ンド)。
【0063】以上説明したように上記第2の実施形態に
おいては、撮影環境が暗い場合において行なわれるAF
補助光の発光動作を伴ったAF処理において、AE処理
によって算出されたAE評価値に基づいて算出された発
光量で、AF補助光を発光させるように制御するので、
上述の第1の実施形態と同様に効率的なAF補助光の発
光動作を行なうことができる。したがって、高精度な焦
点検出結果を得ることができると共に、無駄な消費電力
を抑止することができる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電子
的撮像装置等に使用されるコントラスト検出方式の自動
焦点調節装置において、補助光発光手段の発光量を効率
的に制御して最適な発光量で被写体を照射することによ
り、低コントラストの被写体や低輝度環境下において
も、精度の高い焦点検出結果を得ることができると共
に、省電力化に寄与し得る自動焦点調節装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の自動焦点調節装置を
有する電子的撮像装置を示すブロック構成図。
【図2】図1の電子的撮像装置において撮影処理が実行
される際の作用を示すフローチャート。
【図3】図1の電子的撮像装置における高周波成分の検
出結果を示し、被写体のコントラストが異なる場合にお
けるそれぞれの画像信号の高周波成分量を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態の別の実施形態を示
し、撮影処理のシーケンスにおいて行なわれるAF補助
光の発光量の演算処理について、明るさと高周波成分量
に基づいて発光量の制御を行なう一例の説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態の自動焦点調節装置を
備えた電子的撮像装置において撮影処理が実行される際
の作用を示すフローチャート。
【符号の説明】
1……電子的撮像装置 2……ズームレンズ群(変倍光学系、ズーム光学系;撮
影光学系) 3……フォーカスレンズ群(合焦光学系;撮影光学系) 4……絞り部(光量調節手段;露出手段) 5……CCD(固体撮像素子;撮像手段) 10……LCD(液晶ディスプレイ;画像表示手段) 12……記録用メモリ(記録媒体) 13……自動露出処理回路(AE処理回路;輝度検出手
段、測光手段) 14……自動焦点調節処理回路(AF処理回路;高周波
成分検出手段) 15……CPU(制御手段) 18……第1モータ駆動回路 19……第2モータ駆動回路(合焦調節駆動手段;駆動
制御手段) 20……第3モータ駆動回路(ズーム駆動手段) 21……絞り駆動モータ(第1モータ) 22……フォーカスモータ(第2モータ;合焦調節駆動
手段;駆動手段) 23……ズームモータ(第3モータ;ズーム駆動手段) 26……電源電池 27……スイッチング回路(発光制御手段、発光量制御
手段) 28……AF補助光発光部(補助光発光手段) 31……撮影レンズ鏡筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を結像させる撮影光学系と、 この撮影光学系を透過した被写体光束を電気的な信号に
    光電変換する撮像手段と、 この撮像手段により変換された撮影画像信号から高周波
    成分を検出する高周波成分検出手段と、 上記撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段と、 上記高周波成分検出手段の出力に基いて上記駆動手段を
    制御する駆動制御手段と、 被写体に補助光を照射するための補助光発光手段と、 上記撮像手段により取得された撮影画像信号の高周波成
    分量に応じて上記補助光発光手段による発光量を制御す
    る発光量制御手段と、 を具備してなることを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を結像させる撮影光学系と、 この撮影光学系を透過した被写体光束を電気的な信号に
    光電変換する撮像手段と、 この撮像手段により変換された撮影画像信号から高周波
    成分を検出する高周波成分検出手段と、 上記撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段と、 上記高周波成分検出手段の出力に基いて上記駆動手段を
    制御する駆動制御手段と、 被写体の明るさを検出する測光手段と、 被写体に補助光を照射するための補助光発光手段と、 上記測光手段による検出結果に応じて上記補助光発光手
    段による発光量を制御する発光量制御手段と、 を備えてなることを特徴とする自動焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 被写体像を結像させる撮影光学系と、 この撮影光学系を透過した被写体光束を電気的な信号に
    光電変換する撮像手段と、 この撮像手段により変換された撮影画像信号から高周波
    成分を検出する高周波成分検出手段と、 上記撮影光学系の焦点位置を調整する駆動手段と、 上記高周波成分検出手段の出力に基いて上記駆動手段を
    制御する駆動制御手段と、 被写体の明るさを検出する測光手段と、 被写体に補助光を照射するための補助光発光手段と、 上記高周波成分検出手段による被写体の高周波成分量及
    び上記測光手段による被写体の明るさの検出結果とによ
    って所定の評価値を演算する演算手段と、 この演算手段により算出された上記所定の評価値に基い
    て上記補助光発光手段による発光量を制御する発光量制
    御手段と、 を備えてなることを特徴とする自動焦点調節装置。
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