JP2000121763A - 位置情報検索システムにおける設定時刻検索方法及びその設定時刻検索システム、並びにその方法のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

位置情報検索システムにおける設定時刻検索方法及びその設定時刻検索システム、並びにその方法のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000121763A
JP2000121763A JP31683998A JP31683998A JP2000121763A JP 2000121763 A JP2000121763 A JP 2000121763A JP 31683998 A JP31683998 A JP 31683998A JP 31683998 A JP31683998 A JP 31683998A JP 2000121763 A JP2000121763 A JP 2000121763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の設定時刻に位置情報検索を可能とし、
また、検索後の位置情報の履歴の表示を可能とするこ
と。 【解決手段】 予め設定した1日のプランの時刻を入力
設定しておく。この時刻設定における時刻はグループの
行動により異なる。当日の設定した時刻になると、検索
側PHS12が移動しているグループ側のPHS12に
電話をかけ、応答してきたPHS12から該PHS12
の位置情報を取得する。この位置情報は記憶しておき、
また、同時にパソコンの画面の電子地図上に時刻と共に
プロットにて表示される。ホテルから出てホテルに戻る
までの設定した時刻毎に生徒のPHS12の位置情報が
記録される。この記録した設定時刻毎の位置情報の履歴
を行なう。これにより設定時刻と実際に行動した際のそ
の時の位置との差を、事前学習と事後学習とに役立てる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSなどの携帯
電話を用いてデジタル無線電話サービスを利用すること
で、携帯電話の位置を表示画面上にプロット表示し、こ
の表示により携帯電話を所有する利用者が現在の位置情
報を地図上で表示すようにした位置情報検索システムに
おける設定時刻検索方法及びその設定時刻検索システ
ム、並びにその方法のプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHS( Personal Handy-phone System
) は、デジタル無線電話サービスを利用することがで
き、これによりデータ通信を利用可能としている。この
データ通信を利用した一例としては、端末としてのPH
Sを持って移動し、このPHSを呼び出すことで、当該
PHSを所有している利用者の位置を電子地図上に表示
するようにしたのが既に提供されている。例えば、痴呆
性の病気を有する人にPHSを持たせておれば、当該P
HSを呼び出すことで、現在位置をコンピュータの画面
の電子地図上に表示することができ、即座に利用者の位
置を確認することができる。
【0003】また、他の利用例としては、修学旅行の生
徒に持たせて現在位置を表示するようにして、付き添い
の教師が生徒の状況を把握するようにしている例であ
る。すなわち、最近の修学旅行での東京、京都などにお
いては、5〜6名くらいでグループを構成し、各グルー
プ毎に1日の行動のプランを立てて、このプランに沿っ
て例えば京都市内を行動するようになっている。
【0004】そして、各グループで行動する場合に、教
師が行動中の生徒の居場所を確認したり、緊急時の連絡
用に上述のPHSを各グループ毎に1つ持たせている。
これは、PHSを利用した位置情報検索システムと呼ば
れているものであり、一般の携帯電話とは異なり、コス
ト的な面で低出力型の無線基地局(アンテナ)が多数設
置されており、この多数設置されている無線基地局の位
置を利用して位置情報を取得するようにしたものであ
る。
【0005】図5はこの位置情報検索システムの概略ブ
ロック構成図を示し、PHSの無線基地局10は通信エ
リアが10〜500m程度と非常に狭く、そのため、電
柱、ビルの屋上、公衆電話ボックス、地下街や地下鉄の
ホームの天井、デパートの天井などに無数に設置されて
いる。そして、各無線基地局10はISDN等のネット
ワーク11と接続されていて、データ通信が可能となっ
ている。また、PHS17は、常時あるいは、所定の時
間毎に位置情報(位置登録信号)を発信しており、パー
ソナル通信サービス(制御用データベース14)側が無
線基地局10を介してPHS17に発呼し、これにより
当該PHS17の位置情報が近くの無線基地局10で受
信される。そして、当該PHS17から位置情報を受信
した無線基地局10はネットワーク11を介してパーソ
ナル通信サービスの制御用データベース14に送り、こ
の制御用データベース14は当該PHS17の位置情報
を記憶し、管理している。
【0006】つまり、制御用データベース14は、被検
索側PHS17から位置情報を受信した無線基地局10
の位置を位置情報として記憶しているものである。グル
ープ毎にPHS17を持たせており、ホテル等で待機し
ている教師がパソコン13にデータカード16を介して
検索側PHS12を接続し、上述の位置情報検索システ
ムにより当該パソコン13にて任意のPHS17の電話
番号を入力して操作すると、当該PHS17からの応答
信号を受信し、この時に制御用データベース14からの
CS−IDにより当該PHS17(無線基地局10)の
位置情報を認識することができるようになっている。こ
の位置情報を緯度、経度情報に変換し、パソコン13の
画面の電子地図上に時刻と共にプロット表示するように
なっている。また、当該PHS17のグループの班長名
も表示できるようになっている。
【0007】この位置情報検索システムは、それぞれ個
々のPHS17に対して電話番号を手入力によりパソコ
ン13に入力することで、位置情報を取得することがで
き、あるグループは現在どこにいるのかを直ぐに確認す
ることができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる位置情報検索シ
ステムにおいては、システムを起動させて、例えば、3
0分毎、1時間毎といった所定の時間間隔しか位置情報
を得ることができないという問題がある。つまり、予め
設定した時刻にグループの位置情報を得ることができ
ず、例えば、あるグループでは、午後2時20分に「金
閣寺」にいるというプランに対して、所定の時間間隔の
検索では、丁度午後2時20分で検索できないという問
題がある。
【0009】また、その時刻にパソコン13に手入力し
て位置情報を検索できるものの、その操作に時間がかか
り、1つのグループのみの検索では可能であるが、多数
のグループを同時刻に検索するには、不可能である。
【0010】すなわち、修学旅行の前に学校内で事前に
1日のプランを立てて、事前学習を行なっており、ま
た、修学旅行の後では、プラン通りに行動が出来たか否
か、そして、プラン通りに行動できなかった場合には、
どのような原因で行動できなかったのかといったことの
事後学習を行なうようになっている場合がある。この場
合、位置情報検索システムにおいて、出発時刻から所定
時間間隔で位置情報を検索しても、各グループの1日の
見学場所の時刻とは相異なるものであり、所定の時間間
隔での位置情報の検索では、バス、タクシー、地下鉄等
に乗っている時間の場合もあり、各グループの時刻プラ
ンと位置情報検索時刻とが無関係となり、あまり意味の
ない位置情報検索となっていた。
【0011】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、任意の設定時刻に位置情報検索を可能とし、ま
た、検索後の位置情報の履歴の表示を可能とした位置情
報検索システムにおける設定時刻検索方法及びその設定
時刻検索システム、並びにその方法のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の位置情報検索システムにおける設定時刻検索方
法では、コンピュータ13に接続された検索側携帯電話
12から他の位置検索用端末入り被検索側携帯電話17
へ通信を行なうことで被検索側携帯電話17の位置情報
を検索側携帯電話12側が取得できるようにした位置情
報検索システムにおいて、被検索側携帯電話17に対し
て位置情報を検索する時刻を任意に設定する時刻設定ス
テップと、設定された時刻に検索側携帯電話12が被検
索側携帯電話17の位置情報の取得を行なう検索ステッ
プとを備えていることを特徴としている。
【0013】かかる方法により、従来では所定時間間隔
毎にしか位置情報の検索ができなかったが、任意の設定
時刻に被検索側携帯電話17の位置情報を検索できるも
のである。
【0014】請求項2記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索方法では、位置情報を取得するための
設定時刻は複数が可能であり、該設定時刻毎に位置情報
の検索をして被検索側携帯電話17の複数の設定時刻毎
の位置情報を取得するようにしていることを特徴として
いる。
【0015】したがって、複数の任意の設定時刻での被
検索側携帯電話17の位置情報の取得ができ、例えば、
1日の予定したスケジュールと実際の行動との違いを明
確にすることができる。
【0016】請求項3記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索方法では、被検索側携帯電話17が複
数の場合で、設定時刻が同一の場合には検索側携帯電話
12が被検索側携帯電話17に対して同報送信を行なう
ことでそれぞれの被検索側携帯電話17の位置情報を取
得するようにしていることを特徴としている。
【0017】かかる方法により、予め設定した検索の時
刻が同一であっても瞬時的に多数の携帯電話12の位置
情報を取得することができる。
【0018】請求項4記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索方法では、検索した被検索側携帯電話
17の位置情報を記憶する記憶ステップを備え、少なく
とも検索時刻と位置などの検索後の位置情報の履歴を表
示可能としていることを特徴としている。
【0019】かかる方法により、被検索側携帯電話17
の設定時刻における位置情報を常に表示でき、これによ
り、設定時刻における位置と実際の時刻との位置の違い
を明確にでき、例えば、修学旅行における生徒の事前学
習と事後学習に役立てることができる。
【0020】請求項5記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索システムでは、コンピュータ13に接
続された検索側携帯電話12から他の位置検索用端末入
り被検索側携帯電話17へ通信を行なうことで被検索側
携帯電話17の位置情報を検索側携帯電話12側が取得
できるようにした位置情報検索システムにおいて、被検
索側携帯電話17に対して位置情報を検索する時刻を任
意に設定する時刻設定手段と、設定された時刻に検索側
携帯電話12が被検索側携帯電話17の位置情報の取得
を行なう検索手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0021】かかる構成により、従来では所定時間間隔
毎にしか位置情報の検索ができなかったが、任意の設定
時刻に被検索側携帯電話17の位置情報を検索できるも
のである。
【0022】請求項6記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索システムでは、位置情報を取得するた
めの設定時刻は複数が可能であり、該設定時刻毎に位置
情報の検索をして被検索側携帯電話17の複数の設定時
刻毎の位置情報を取得する手段と、検索した被検索側携
帯電話17の位置情報を記憶する記憶手段を備え、少な
くとも検索時刻と位置などの検索後の位置情報の履歴を
表示可能としていることを特徴としている。
【0023】かかる構成とすることにより、被検索側携
帯電話17の設定時刻における位置情報を常に表示で
き、これにより、設定時刻における位置と実際の時刻と
の位置の違いを明確にでき、例えば、修学旅行における
生徒の事前学習と事後学習に役立てることができる。
【0024】請求項7記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索方法のプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体では、コンピュータ13に
接続された検索側携帯電話12から他の位置検索用端末
入り被検索側携帯電話17へ通信を行なうことで被検索
側携帯電話17の位置情報を検索側携帯電話12側が取
得できるようにした位置情報検索システムにおいて、被
検索側携帯電話17に対して位置情報を検索する時刻を
任意に設定する時刻設定機能と、設定された時刻に検索
側携帯電話12が被検索側携帯電話17の位置情報の取
得を行なう検索機能とを備えていることを特徴としてい
る。
【0025】請求項8記載の位置情報検索システムにお
ける設定時刻検索方法のプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体では、位置情報を取得する
ための設定時刻は複数が可能であり、該設定時刻毎に位
置情報の検索をして被検索側携帯電話17の複数の設定
時刻毎の位置情報を取得する機能と、検索した被検索側
携帯電話17の位置情報を記憶する記憶機能を備え、少
なくとも検索時刻と位置などの検索後の位置情報の履歴
を表示可能としていることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図3は、例えば待機している教師
側のパソコン13のブロック構成図を示し、入力装置2
1はキーボードあるいはマウスで構成され、表示装置2
2は、CRTディスプレイやTFTディスプレイ等で構
成されている。また、出力装置23は、例えばプリンタ
ーであり、後述の位置情報検索結果等をプリントアウト
するものである。これらの装置21〜23は入出力イン
ターフェース24を介して主制御部25とデータやコマ
ンドの授受が行なわれ、また、本システムの制御を行な
う制御プログラムやデータ等がメモリ26に格納されて
いる。そして制御プログラムによりCPUやMPUと呼
ばれる主制御部25によりシステム全体の制御が行なわ
れるようになっている。
【0027】ハードディスク等で構成される記憶装置2
7は、例えば複数のメモリ領域に分割しておき、各メモ
リ領域に複数の端末としての被検索側のPHS17のデ
ータが割り当てられるようになっている。例えば、デー
タファイル1、データファイル2、・・・データファイ
ルNが設けられ、各データファイル1・・・は、端末と
しての各PHS17の電話番号のデータ、後述する設定
時刻データ、取得した位置情報データ等が記憶されるよ
うになっている。
【0028】ここで、修学旅行前にあるグループが例え
ば京都(図4参照)での1日のプラン(スケジュール)
を立てたとする。 ホテル・・・9時出発 三十三間堂到着・・・9:30 三十三間堂出発・・・10:10 嵐山到着・・・・・・11:00 嵐山出発・・・・・・11:50 金閣寺到着・・・・・12:15 金閣寺で昼食・・・・12:25 金閣寺出発・・・・・13:30 御所到着・・・・・・14:00 御所出発・・・・・・15:10 銀閣寺到着・・・・・15:25 銀閣寺出発・・・・・16:05 ホテル到着・・・・・16:40
【0029】上記のプランは一例であり、他のグループ
では見学する順番も異なり、また見学する場所も図示以
外もあり、グループ毎によって多種多様である。上記の
プランを立てる場合、グループの各生徒が討論によって
行なうものであり、移動手段はバス、地下鉄、タクシー
のどれを利用するか、その際、所要時間はどのくらい
か、更には見学場所ではどのくらいの時間を要するかと
いったことを事前に学習するものである。
【0030】上記プランのグループを「グループA」と
すると、このグループAの平成○年△月×日の行動に対
応した時刻をパソコン13に予め入力しておく。図1の
ステップS1に示すように、決定されたプランの時刻を
入力する場合には、ステップS2に移行し、当日に移動
するPHS17の数を確認し、各グループとPHS17
の電話番号とを対応させておく。ここで、グループAが
持つPHS17の電話番号を、「123−456−78
9」とすると、ステップS3及び図3に示すように、入
力装置21から当該PHS17の電話番号、グループの
名称あるいは班長の名前を入力し、さらに上記プランの
各見学場所の到着時刻、出発時刻をそれぞれ入力してお
く。
【0031】これによりグループAのプラン上での到着
時刻、出発時刻において、パソコン13が当該PHS1
7の位置情報、つまりグループAの位置情報の検索開始
時刻を設定したことになる。次に、グループの数だけプ
ランがそれぞれ決定されているので、各プランにおける
各見学場所の到着時刻、出発時刻等を順次入力してい
く。これらの当該日の各グループのデータが記憶装置2
7のデータファイル1・・・に入力されるようになって
いる。
【0032】なお、この実施の形態では、各見学場所の
到着時刻、出発時刻を入力しているが、到着時刻のみ、
あるいは出発時刻のみのいずれかを入力するようにして
も良い。
【0033】次に、当日の各グループの位置情報検索に
ついて説明する。なお、図3に示すようにパソコン13
には入出力インターフェース24にデータ通信用のデー
タカード16を介して検索側のPHS12が接続されて
いる。このパソコン13側のPHS12はホテル等に待
機している教師側のものであり、このパソコン13及び
PHS12により位置情報検索システムを起動して、行
動中の各グループの位置を検索するものである。
【0034】なお、被検索側のPHS17への位置情報
検索の方法自体については従来と同じなので、その説明
は省略し、本発明の要旨の部分について詳述する。各グ
ループはそれぞれ1台のPHS17を持ってプラン(予
定表)にしたがって行動している。出発時刻より前にパ
ソコン13を起動させ、これにより図3に示すメモリ2
6に主制御部25によって記憶装置27から各種データ
が格納されることになる。
【0035】まず、図2のステップS11に示すよう
に、設定時刻になると、ステップS12に移行して設定
時刻に対応したPHS17に発呼の準備を行なう。次
に、ステップS13に示すように、発呼するPHS17
の数を確認し、1台のPHS17であればステップS1
4に移行し、複数のPHS17であればステップS15
に進む。ここで、ステップS14とステップS15を設
けているのは、設定時刻は各グループにより異なるから
であり、設定時刻が1つだけの場合や、多数のグループ
で設定時刻が同一なる場合を考慮しているものである。
【0036】したがって、ステップS14では1台のP
HS17へ位置情報検索を行ない、ステップS15では
複数のPHS17へ同報送信を行なって位置情報検索を
行なう。次に、ステップS16では、1台あるいは複数
のPHS17からの応答信号を受信し、各PHS17の
位置情報を取得する。ここで、位置情報はPHS17そ
のものの現在位置ではなく、当該PHS17に近い無線
基地局10の位置である。
【0037】次に、ステップS17に進んで当該PHS
17を持っているグループの位置情報をデータとして記
憶装置27に記憶する。記憶するデータとして、その
日、時刻、位置であり、位置データとして、緯度デー
タ、経度データと共に具体的に場所名等で記憶される。
ステップS17以降は、ステップS11に戻り、また、
上記で取得した位置情報をパソコン13の画面上に表示
する場合には、ステップS18からステップS19に移
行して画面の電子地図上(図4参照)に表示される。こ
の表示は、電子地図上にその検索時刻の位置がプロット
表示され、このプロット表示と共に、グループ名あるい
はグループの班長名及び時刻が表示されるようになって
いる。
【0038】さらに、ステップS11に戻って上述のス
テップSを順次繰り返すものであり、予め設定した時刻
になるとその都度PHS17に対して位置情報検索を行
ない、それぞれの位置情報データを記憶しておく。この
位置情報データは、各グループ毎に記憶されており、こ
れらのデータは記憶装置27からフロッピーディスクに
転送して別途保管することもできるようになっている。
【0039】なお、この実施の形態では、多数のグルー
プがそれぞれ1台のPHS17を持って行動している場
合について説明したが、1つのグループが行動する場合
にも本発明の範囲に含まれるものである。また、1台の
PHS17の位置情報を取得する場合には、パソコン1
3に手作業による電話番号等を入力することで、即座に
位置情報の取得が可能であるが、例えば、グループが1
00ある場合には、その時刻における位置情報を得るこ
とは不可能であり、本発明を用いることで、グループが
たとえ100あっても設定時刻で同報送信により瞬時的
に位置情報を取得することが可能となる。
【0040】また、各グループ毎に設定時刻での位置を
履歴として出力することができるようになっており、1
日の行動における設定時刻での位置をパソコン13の画
面の電子地図上に表示することができるようになってい
る。この場合、ホテルからの出発地点から見学したルー
トでの設定時刻に対応した位置のプロット表示と時刻と
が表示される。また、その履歴を出力装置23によりプ
リントアウトも出来るようになっており、地図形式でそ
のルートの履歴をプリントアウトしても良く、また、上
述のプランの設定時刻と共に、その設定時刻における位
置を表示してプリントアウトするようにしても良い。
【0041】このようにして、各グループが決めた見学
場所の到着時刻、出発時刻と、実際にその時刻にいた位
置を確認することができる。したがって、修学旅行の
後、学校においてプランした時刻通りに実際に行動でき
たかた否かの検討ができ、設定時刻通りに行動が出来な
かった場合には、何故出来なかったかという討論を行な
うことができるものであり、所謂事後学習ができるもの
である。
【0042】なお、上記位置情報検索システムにおける
実施の形態では、設定時刻での位置情報の取得の例を修
学旅行のグループの場合について説明したが、これに限
定されるものではない。PHS17を利用してそのPH
S17からの信号にて当該PHS17の位置情報(無線
基地局の位置情報)を取得する場合に、所定の時間間隔
毎に取得するのではなく、予め設定した設定時刻に位置
情報を取得する場合には、どのようなものであっても本
発明の範囲に含まれるものである。
【0043】なお、上記の実施の形態では、携帯電話を
PHSとして説明したが、衛星を用いた携帯電話の場合
でも良く、この場合の携帯電話の位置情報は、GPS
( Global Positioning System )により容易に取得でき
るものである。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、任意の予め設定した時
刻にPHSなどの携帯電話を持っている人の位置情報を
検索でき、しかも、位置情報の検索後に検索した時刻の
位置の履歴を検索時刻と共にパソコンの画面に表示する
ことができる。また、予め設定した時刻に対応した携帯
電話(PHS)が多数ある場合でも、パソコン及び携帯
電話(PHS)による同報通信機能により瞬時的に携帯
電話(PHS)を持っている人の位置情報を取得するこ
とができるものである。
【0045】これらの機能ないし効果を修学旅行のグル
ープ毎に行動する生徒に応用することで、1日の行動を
立てる事前学習を行ない、実際に行動した際に設定した
時刻に予定通りに到着したり、出発したりしているか否
かを後日検討する事後学習に役立てることができる。こ
れにより単に知識を覚える教科書の勉強以外の学習を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の位置情報の検索を行なう
時刻の設定を行なう場合のフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態の予め設定した時刻に自動
的にPHSを持っているグループに対しての位置情報検
索を行なう場合のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態の位置情報検索を行なう場
合のパソコンのブロック構成図である。
【図4】本発明の実施の形態のパソコンの画面上の電子
地図を示す図である。
【図5】位置情報検索システムの概略システム図であ
る。
【符号の説明】
10 無線基地局 11 ネットワーク 12 検索側PHS(検索側携帯電話) 13 パソコン 16 データカード 17 被検索側PHS(被検索側携帯電話)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G09G 5/36 510B G09B 29/00 H04M 3/42 Z G09G 5/36 510 G06F 15/21 L H04Q 7/34 15/403 310Z 7/38 H04B 7/26 106B H04M 3/42 109M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ(13)に接続された検索側
    携帯電話(12)から他の位置検索用端末入り被検索側
    携帯電話(17)へ通信を行なうことで被検索側携帯電
    話(17)の位置情報を検索側携帯電話(12)側が取
    得できるようにした位置情報検索システムにおいて、被
    検索側携帯電話(17)に対して位置情報を検索する時
    刻を任意に設定する時刻設定ステップと、設定された時
    刻に検索側携帯電話(12)が被検索側携帯電話(1
    7)の位置情報の取得を行なう検索ステップとを備えて
    いることを特徴とする位置情報検索システムにおける設
    定時刻検索方法。
  2. 【請求項2】位置情報を取得するための設定時刻は複数
    が可能であり、該設定時刻毎に位置情報の検索をして被
    検索側携帯電話(17)の複数の設定時刻毎の位置情報
    を取得するようにしていることを特徴とする請求項1記
    載の位置情報検索システムにおける設定時刻検索方法。
  3. 【請求項3】被検索側携帯電話(17)が複数の場合
    で、設定時刻が同一の場合には検索側携帯電話(12)
    が被検索側携帯電話(17)に対して同報送信を行なう
    ことでそれぞれの被検索側携帯電話(17)の位置情報
    を取得するようにしていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の位置情報検索システムにおける設定
    時刻検索方法。
  4. 【請求項4】検索した被検索側携帯電話(17)の位置
    情報を記憶する記憶ステップを備え、少なくとも検索時
    刻と位置などの検索後の位置情報の履歴を表示可能とし
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項3にいずれか
    記載の位置情報検索システムにおける設定時刻検索方
    法。
  5. 【請求項5】コンピュータ(13)に接続された検索側
    携帯電話(12)から他の位置検索用端末入り被検索側
    携帯電話(17)へ通信を行なうことで被検索側携帯電
    話(17)の位置情報を検索側携帯電話(12)側が取
    得できるようにした位置情報検索システムにおいて、被
    検索側携帯電話(17)に対して位置情報を検索する時
    刻を任意に設定する時刻設定手段と、設定された時刻に
    検索側携帯電話(12)が被検索側携帯電話(17)の
    位置情報の取得を行なう検索手段とを備えていることを
    特徴とする位置情報検索システムにおける設定時刻検索
    システム。
  6. 【請求項6】位置情報を取得するための設定時刻は複数
    が可能であり、該設定時刻毎に位置情報の検索をして被
    検索側携帯電話(17)の複数の設定時刻毎の位置情報
    を取得する手段と、検索した被検索側携帯電話(17)
    の位置情報を記憶する記憶手段を備え、少なくとも検索
    時刻と位置などの検索後の位置情報の履歴を表示可能と
    していることを特徴とする請求項5記載の位置情報検索
    システムにおける設定時刻検索システム。
  7. 【請求項7】コンピュータ(13)に接続された検索側
    携帯電話(12)から他の位置検索用端末入り被検索側
    携帯電話(17)へ通信を行なうことで被検索側携帯電
    話(17)の位置情報を検索側携帯電話(12)側が取
    得できるようにした位置情報検索システムにおいて、被
    検索側携帯電話(17)に対して位置情報を検索する時
    刻を任意に設定する時刻設定機能と、設定された時刻に
    検索側携帯電話(12)が被検索側携帯電話(17)の
    位置情報の取得を行なう検索機能とを備えていることを
    特徴とする位置情報検索システムにおける設定時刻検索
    方法のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  8. 【請求項8】位置情報を取得するための設定時刻は複数
    が可能であり、該設定時刻毎に位置情報の検索をして被
    検索側携帯電話(17)の複数の設定時刻毎の位置情報
    を取得する機能と、検索した被検索側携帯電話(17)
    の位置情報を記憶する記憶機能を備え、少なくとも検索
    時刻と位置などの検索後の位置情報の履歴を表示可能と
    していることを特徴とする請求項7記載の位置情報検索
    システムにおける設定時刻検索システムにおける設定時
    刻検索方法のプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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