JP2000120684A - 静圧空気軸受直線案内装置 - Google Patents
静圧空気軸受直線案内装置Info
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Abstract
しても、可動体の大型化や長ストローク化を実現するこ
とが可能な静圧気体軸受直線案内装置を提供する。 【解決手段】 案内方向に延びるガイド部材2と、ガイ
ド部材2に沿って前記案内方向に移動可能なテーブル3
と、テーブル3を気体によって支持・案内する空気軸受
部5a〜5d及び6a〜6fと、を備え、ガイド部材2
を、前記案内方向に沿って配置された複数のレール部材
から構成した。
Description
及び測定装置、半導体製造や検査装置などにおいて、試
料、工具、検出器などを高い位置決め精度をもって移動
させることが可能な静圧気体軸受直線案内装置に関す
る。
般に、案内方向に延びるガイドレールと、このガイドレ
ールの上側に跨がるように配置され且つ前記案内方向に
移動可能な可動体と、この可動体を気体によって支持・
案内する空気軸受部と、を備えて構成されている。
ては、例えば、図5に示すように、基台50の上面に対
し幅方向(案内方向に直交する水平方向)に所定距離を
開けて一対のガイドレール51を設け、その各ガイドレ
ール51の外側面及び下面に対向する対向部52を可動
体であるテーブル55の下部の幅方向両端部にそれぞれ
設けて、そのガイドレール51の外側面と対向部52と
の間に、水平方向を支持する空気軸受部53をそれぞれ
配置すると共に、その水平方向の空気軸受部53よりも
幅方向内側位置である前記各々のガイドレール51の上
面位置及び下面位置に上下方向を支持する空気軸受部5
4を配置したものがある。
の変形として、案内方向に沿って1本のガイドレールを
設けたものもある。
や長ストローク化に対応するために、静圧気体軸受直線
案内装置を従来の構造のまま大きくすると、ガイドレー
ルがその大きさに比例して長くなり、ガイドレールの精
度が維持できなくなる虞がある。また、このような長い
ガイドレールの製造は極めて困難である。
で構成する場合は、大きな焼成炉がないために、焼成を
行うことができない可能性もある。また、仮に大きな焼
成炉があったとしても、歩留まりが悪くなったり、加工
が困難になるという虞もある。
することを課題とするものであり、必要最低限の長さを
備えたガイド部材を使用しても、可動体の大型化や長ス
トローク化を実現することが可能な静圧気体軸受直線案
内装置を提供することを目的とする。
本発明は、案内方向に延びるガイド部材と、当該ガイド
部材に沿って前記案内方向に移動可能な可動体と、当該
可動体を気体によって支持・案内する空気軸受部と、を
備えた静圧気体軸受直線案内装置であって、前記ガイド
部材は、前記案内方向に沿って配置された複数の部材か
らなる静圧気体軸受直線案内装置を提供するものであ
る。
置は、複数の部材によってガイド部材を形成するため、
すなわち、長ストロークのガイド部材は、長さの短いガ
イド部材を継ぎ足して(組み合わせて)形成することが
できる。このため、必要最低限の長さを備えたガイド部
材を使用しても、最終的には長いガイド部材として使用
でき、可動体の大型化や長ストローク化が実現可能とな
る。
静圧気体軸受直線案内装置について図面を参照して説明
する。
係る静圧気体軸受直線案内装置の平面図、図2は、図1
のII−II断面図である。
に係る静圧気体軸受直線案内装置は、上面に水平な基準
面1aを備え且つ案内方向に延びる基台1と、基台1の
上面1aの幅方向(案内方向に垂直な方向)の略中央部
に設けられたガイド部材2と、ガイド部材2に案内され
て移動する可動体としてのテーブル3と、テーブル3を
支持・案内する水平方向空気軸受部5a〜5d及び上下
方向空気軸受部6a〜6fと、を備えて構成されてい
る。
ル部材2a及び2bから構成されている。このレール部
材2a及び2bは、基準面1aの案内方向に沿って一直
線上に継ぎ足して配置されている。両レール部材2a及
び2bをこのように配置することによって、結果とし
て、案内方向に長いガイド部材2(長さ=レール部材2
aの案内方向の長さ+レール部材2bの案内方向の長
さ)が形成されることになる。このため、必要最低限の
長さを備えたレール部材2a及び2bを使用しても、最
終的には長いガイド部材2として使用することができ、
テーブル3の大型化や、長ストローク化を簡単に実現可
能とすることができる。このレール部材2a及び2b
は、底面(基準面1a側)と、左右側面の計3面が真
直、平面で、平行、直角精度が良好に設定されている。
に所定間隔をあけた状態で、基準面1aに対して下面が
平行となるよう配置されている。テーブル3の下面の案
内方向一端部(図2では左側端部)には、レール部材2
aと所定の間隔をあけて且つレール部材2aを挟むよう
に、一対の水平方向空気軸受部5a及び5bが対向配置
されている。一方、テーブル3の下面の案内方向他端部
(図2では右側端部)には、レール部材2bと所定の間
隔をあけて且つレール部材2bを挟むように、一対の水
平方向空気軸受部5c及び5dが対向配置されている。
部材2a及び2bに対向する面に、レール部材2a及び
2bに水平に空気を吹き出す空気穴が形成されている。
この空気穴からレール部材2a及び2bに対し空気を吹
き出すことで、レール部材2a及び2bとの間に水平方
向空気軸受が形成され、テーブル3は、レール部材2a
及び2bに対し、水平方向に支持される。このように、
水平方向空気軸受部5a〜5dは、レール部材2a及び
2bを挟み込むようにレール部材2a及び2bの両側に
対向して配置されているため、レール部材2a及び2b
に対して偏った力がかからないため、レール部材2a及
び2b(ガイド部材2)の変形を低減することができ
る。
は、案内方向に沿って、各々3つの上下方向空気軸受部
6a〜6cと6d〜6fが、互いに所定の間隔をおいて
設置されている。
面に基準面1aに向けて空気を吹き出す空気穴が形成さ
れている。この空気穴から基準面1aに空気を吹き出す
ことで、テーブル3の下面と基準面1aとの間に上下方
向空気軸受が形成され、テーブル3は、基準面1a対し
て上下方向に支持される。また、空気穴から吹き出され
る空気の圧力は、各上下方向空気軸受部6a〜6fに対
しそれぞれ独立に設定することができるようになってい
る。このため、例えばテーブル3の変形によって、上下
方向空気軸受部6a〜6fと、基準面1aとの間の隙間
が変化しても、前記空気の給気圧力を調整することで微
調整ができるようになっている。この上下方向空気軸受
部6a〜6fは、テーブル3が大型化し、テーブル3の
質量が大きくても、テーブル3の自重と空気軸受浮上力
とのバランスをとることができる「自重バランス型」の
軸受である。
は、特に図示しないが、テーブル3の移動を行う公知の
駆動装置が設けられている。
際は、上下方向空気軸受部6a〜6fの空気穴から空気
を基準面1aに向けて吹き出し、これによってテーブル
3は、基準面1aに対して上下方向に浮上支持されて水
平となる。また、水平方向空気軸受部の空気穴から空気
をガイド部材2に向けて吹き出し、これによってテーブ
ル3は、幅方向の位置決めがなされている。このテーブ
ル3は、図示しない駆動装置によって駆動され、ガイド
部材2に沿って直線移動する。
下方向の支持が各々の上下方向空気軸受部6a〜6fに
よって独立して制御されるため、基準面1aに対して常
に水平方向に安定して維持される。また、このテーブル
3は、水平方向空気軸受部5a〜5dによって、ガイド
部材2に対して偏った力がかからないため、スムーズな
移動が行われる。
材2a及び2bによって、ガイド部材2を構成した場合
について説明したが、これに限らず、ガイド部材は、3
本以上のレール部材によって構成してもよい。
空気軸受部を2個所配置した場合について説明したが、
これに限らず、一対の水平方向空気軸受部の設置数及び
設置箇所は、テーブルのサイズや、ストロークの長さな
どに応じて任意に決定することができる。
空気軸受部をテーブルの幅方向両側に各々3個づつ、合
計6個設置した場合について説明したが、これに限ら
ず、上下方向空気軸受部の設置数及び設置箇所は、テー
ブルのサイズや、ストロークの長さなどに応じて任意に
決定することができる。
に、磁気吸引力や、真空吸引力などの吸引バランス型の
軸受を併用してもよい。
態2に係る静圧気体軸受直線案内装置について図面を参
照して説明する。
直線案内装置の平面図、図4は、図3のIV−IV断面図で
ある。
係る静圧気体軸受直線案内装置と同様の部材には、同一
の符号を付し、その詳細な説明は省略した。
装置の、実施の形態1に係る静圧気体軸受直線案内装置
との異なる点は、2本のレール部材を案内方向に沿って
互い違いに配置した点と、これによって水平方向空気軸
受部を配置する位置を変えた点である。
に係る静圧気体軸受直線案内装置は、テーブル3の幅方
向中心に対し、レール部材2aが平行に偏位し、レール
部材2bがレール部材2aとは逆方向且つテーブル3の
幅方向中心に対し平行に偏位した構成を備えている。こ
のレール部材2a及び2bは、テーブル3の略中心付近
で、互いに平行に所定の間隔をおいて重なるよう案内方
向に沿って配置されている。
置も実施の形態1に係る静圧気体軸受直線案内装置と同
様にテーブル3が移動する。
軸受直線案内装置は、レール部材2a及び2bが、テー
ブル3の略中心付近で、互いに平行に所定の間隔をおい
て重なるよう案内方向に沿って配置されているため、こ
の重なった分だけ基台1の全長を短くすることができ
る。また、この重なりの部分の長さは、調整することが
できるため、市販されている規定の長さのレール部材を
自由に組み合わせることもできる。
材、水平方向空気軸受部及び上下方向空気軸受部の設置
数は、所望により決定することができる。
気体軸受直線案内装置は、ガイド部材が、前記案内方向
に沿って配置された複数の部材からなるため、必要最低
限の長さを備えたガイド部材を組み合わせて、または一
直線上に継ぎ足して、最終的には長いガイド部材として
使用することができる。この結果、精度の低下や製造上
の困難を伴うことなく、可動体の大型化や長ストローク
化を実現することができる。
案内装置の平面図である。
案内装置の平面図である。
る。
軸受部
Claims (1)
- 【請求項1】 案内方向に延びるガイド部材と、当該ガ
イド部材に沿って前記案内方向に移動可能な可動体と、
当該可動体を気体によって支持・案内する空気軸受部
と、を備えた静圧気体軸受直線案内装置であって、 前記ガイド部材は、前記案内方向に沿って配置された複
数の部材からなる静圧気体軸受直線案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29531798A JP3909625B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 静圧空気軸受直線案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29531798A JP3909625B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 静圧空気軸受直線案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120684A true JP2000120684A (ja) | 2000-04-25 |
JP3909625B2 JP3909625B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=17819054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29531798A Expired - Lifetime JP3909625B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 静圧空気軸受直線案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3909625B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103076033A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-01 | 西安爱德华测量设备股份有限公司 | 气浮导轨 |
US20160003295A1 (en) * | 2013-03-21 | 2016-01-07 | Thk Co., Ltd. | Support and guide device |
CN111702509A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-09-25 | 重庆机床(集团)有限责任公司 | 一种机床立柱用气压卸荷导轨 |
-
1998
- 1998-10-16 JP JP29531798A patent/JP3909625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103076033A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-01 | 西安爱德华测量设备股份有限公司 | 气浮导轨 |
US20160003295A1 (en) * | 2013-03-21 | 2016-01-07 | Thk Co., Ltd. | Support and guide device |
US9568045B2 (en) * | 2013-03-21 | 2017-02-14 | Thk Co., Ltd. | Support and guide device |
CN111702509A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-09-25 | 重庆机床(集团)有限责任公司 | 一种机床立柱用气压卸荷导轨 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3909625B2 (ja) | 2007-04-25 |
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