JP2000120472A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

車両の駆動力制御装置

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JP2000120472A
JP2000120472A JP10296611A JP29661198A JP2000120472A JP 2000120472 A JP2000120472 A JP 2000120472A JP 10296611 A JP10296611 A JP 10296611A JP 29661198 A JP29661198 A JP 29661198A JP 2000120472 A JP2000120472 A JP 2000120472A
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torque
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Isamu Kazama
勇 風間
Hiroshi Iwano
岩野  浩
Hiroshi Oba
大羽  拓
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車速センサの検出誤差による駆動力制御精度
の低下を防止する。 【解決手段】 有段の自動変速機を備える車両の駆動力
制御装置において、車速とアクセル開度とに基づいて車
両の目標駆動力を演算手段34が演算し、この目標駆動
力に対応するエンジントルクを第1目標トルクとして演
算手段35が演算する。また、アクセル開度に応じた要
求トルクを第2目標トルクとして演算手段36が演算す
る。車速が所定値以上であるとき第1目標トルクを、ま
た車速が所定値未満であるとき第2目標トルクを選択手
段38が選択し、この選択された目標トルクが得られる
ようにスロットル弁制御装置31を駆動手段39が駆動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両の駆動力制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の駆動力はエンジンの発生
するトルクの大きさと、変速機における変速比の両者で
決まる。両者を同時に、最適に制御することができれ
ば、NOxやCO2の低減といった環境への対応を図り
ながら運転性も損なわないようにすることが可能にな
る。たとえば、運転者が望む駆動力を得ながら、エミッ
ションと燃費の低減を両立させ得るエンジンの運転が可
能となったり、あるいは変速機の変速遅れを応答の速い
エンジンで補う、といったことがこと可能となる。エン
ジンの発生トルクと変速機の変速比を協調させて制御す
る、このような駆動力制御が、近年いくつか提案されて
いる(たとえば特開平7−172217号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の駆動
力制御は、制御精度の制約等により走行中にも駆動力制
御を非作動としたほうが、運転性上、好ましい領域が存
在する。たとえば、図3に車速とアクセル開度(アクセ
ルの操作量のこと)に対する要求駆動力の例を示すと、
低車速側でアクセル開度に対する要求駆動力の変化が急
峻であることがわかる。一方、車速センサは、一般的に
低車速側では精度が悪い。したがって、低車速域におい
ても、車速とアクセル開度から図3を内容とするマップ
を検索して目標駆動力を求めたのでは、図7に示したよ
うに、わずかな車速センサ出力値の変動に対して目標駆
動力が大きく変動し、これによって車両の運転性が悪く
なる。これを避けるため低車速域における目標駆動力の
変化を緩やかにすると、アクセルペダルを踏んでも運転
者の所望する駆動力が得られない(つまり、アクセルの
踏み込みに対し車両のレスポンスが鈍く感じられる)と
いう、別の問題が生じる。
【0004】そこで本発明は、低車速域になると、車速
を用いた駆動力制御を非作動とし、代わってアクセル開
度に対応させた要求トルクを目標エンジントルク(以下
単に「目標トルク」という)として演算し、この目標ト
ルクが得られるようにスロットル弁開度を制御すること
により、車速センサの検出誤差による駆動力制御精度の
低下を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、有段の自
動変速機を備える車両の駆動力制御装置において、図8
に示すように、アクセルペダルとは独立にスロットル弁
開度を制御可能な装置31と、アクセル開度を検出する
手段32と、車速と前記アクセル開度とに基づいて車両
の目標駆動力を演算する手段34と、この目標駆動力に
対応するエンジントルクを第1目標トルクtTE1とし
て演算する手段35と、アクセル開度に応じた要求トル
クを第2目標トルクtTE2として演算する手段36
と、車速が所定値以上であるかそれとも所定値未満であ
るかを判定する手段37と、この判定結果より車速が所
定値以上であるとき前記第1目標トルクtTE1を、ま
た車速が所定値未満であるとき前記第2目標トルクtT
E2を選択する手段38と、この選択された目標トルク
が得られるように前記スロットル弁制御装置31を駆動
する手段39とを備える。
【0006】第2の発明は、有段の自動変速機を備える
車両の駆動力制御装置において、図9に示すように、ア
クセルペダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能な
装置31と、アクセル開度を検出する手段32と、エン
ジン回転数を検出する手段41と、これらアクセル開
度、エンジン回転数および車両の運転状態に応じた要求
トルクを第1目標トルクtTE1として演算する手段4
2と、アクセル開度に応じた要求トルクを第2目標トル
クtTE2として演算する手段36と、車速が所定値以
上であるかそれとも所定値未満であるかを判定する手段
37と、この判定結果より車速が所定値以上であるとき
前記第1目標トルクtTE1を、また車速が所定値未満
であるとき前記第2目標トルクtTE2を選択する手段
38と、この選択された目標トルクが得られるように前
記スロットル弁制御装置31を駆動する手段39とを備
える。
【0007】第3の発明は、手動変速機能と自動変速機
能を選択的に切換可能な有段変速機を備える車両の駆動
力制御装置において、図10に示すように、アクセルペ
ダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能な装置31
と、アクセル開度を検出する手段32と、車速と前記ア
クセル開度とに基づいて車両の目標駆動力を演算する手
段34と、この目標駆動力に対応するエンジントルクを
第1目標トルクtTE1として演算する手段35と、ア
クセル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクtTE
2として演算する手段36と、車速が所定値以上かつ前
記自動変速機能が選択されている場合であるか、それと
もそれ以外の場合であるかを判定する手段51と、この
判定結果より車速が所定値以上かつ自動変速機能が選択
されている場合に前記第1目標トルクtTE1を、また
それ以外の場合に前記第2目標トルクtTE2を選択す
る手段52と、この選択された目標トルクが得られるよ
うに前記スロットル弁制御装置31を駆動する手段39
とを備える。
【0008】第4の発明は、手動変速機能と自動変速機
能を選択的に切換可能な有段変速機を備える車両の駆動
力制御装置において、図11に示すように、アクセルペ
ダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能な装置31
と、アクセル開度を検出する手段32と、エンジン回転
数を検出する手段41と、これらアクセル開度、エンジ
ン回転数および車両の運転状態に応じた要求トルクを第
1目標トルクtTE1として演算する手段42と、アク
セル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクtTE2
として演算する手段36と、車速が所定値以上かつ前記
自動変速機能が選択されている場合であるか、それとも
それ以外の場合であるかを判定する手段51と、この判
定結果より車速が所定値以上かつ自動変速機能が選択さ
れている場合に前記第1目標トルクtTE1を、またそ
れ以外の場合に前記第2目標トルクtTE2を選択する
手段52と、この選択された目標トルクが得られるよう
に前記スロットル弁制御装置31を駆動する手段52と
を備える。
【0009】第5の発明では、第1から第4までのいず
れか一つの発明において前記第2目標トルクが、アクセ
ルとスロットル弁を1:1で動かしたときの要求トルク
である。
【0010】
【発明の効果】第1、第2、第3、第4の各発明では、
低車速域で車速を用いる駆動力制御を非作動とし、代わ
って、アクセル開度に対応した第2目標トルクが発生す
るようにしているので、発進加速時(十分な車速センサ
の精度が得られない低車速域)の運転性の悪化を防ぐこ
とができる。
【0011】第5の発明によれば、低車速域において、
アクセルペダルとスロットル弁がワイヤにより連結され
ている従来のマニュアル車と同等の運転性を確保でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジン本体
である。エンジンの吸気通路2には、モータ5などでス
ロットル弁4を開閉駆動する、いわゆる電子制御スロッ
トル装置3が介装されており、スロットルセンサ6によ
り検出される実際の開度が、コントロールユニット11
からの目標開度指令と一致するようにスロットル弁4が
駆動される。このとき定まるスロットル弁4の開度によ
ってエンジンに吸入される空気量が調整され、エンジン
の出力軸トルクが制御される。
【0013】アクセルペダル7にはアクセルセンサ12
を備える。このアクセルセンサ12は、アクセル開度が
最大のときをスロットル弁全開位置に相当する値として
アクセル開度を検出するものである。たとえば、スロッ
トル弁4の全開位置における開度が80゜であったとす
れば、アクセル開度が最大のとき80゜の信号が出力さ
れる。また、アクセル開度が最大でないときは、アクセ
ル開度に比例した信号が出力される。
【0014】このエンジン出力トルクは、動力断接手段
としてのトルクコンバータ(図示しない)を介して周知
の周知のCVT(Vベルト式無段変速機)21に伝達さ
れ、このCVT21の出力トルクがさらにファイナルド
ライブギア22、ディファレンシャルギア23を介して
駆動輪24へと伝達される。プライマリプーリと、これ
に整列配置されるセカンダリプーリと、これら両プーリ
間にかけ回されるVベルトとを備えるCVTでは、変速
のため、プライマリプーリおよびセカンダリプーリのそ
れぞれのV溝を形成するフランジのうち、一方の可動フ
ランジが他方の固定フランジに対して相対的に接近して
V溝幅を狭めたり、離反してV溝幅を広め得るようにな
っており、両可動フランジを、目標変速比指令に応動す
る油圧アクチュエータからのプライマリプーリ圧および
セカンダリプーリ圧に応じた位置に変位させることで、
CVTの実変速比が目標変速比と一致するように変速さ
れる。
【0015】この場合、自動変速機としてのCVT21
は、有段の手動変速機能を備える(特開平9−1961
65号公報参照)。ATモード(自動変速モード)では
自動変速用の目標変速比のマップが用いられるのに対し
て、MTモード(手動変速モード)に切換えられると、
手動変速用の目標変速比のマップが用いられる。
【0016】コントロールユニット11には、アクセル
センサ12からのアクセル開度の信号、クランク角セン
サ13からのエンジン回転数の信号が、車速センサ25
からの車速信号、実変速比信号、自動変速モードと手動
変速モードのいずれにあるかを示す信号などとともに入
力され、これら入力情報をもとに、コントローラ11で
は、ATモードのとき、アクセル開度と車速に基づいて
目標駆動力を演算したあと、この目標駆動力から目標変
速比と目標トルクを演算し、その目標変速比(指令)に
従って実変速比が目標変速比と一致するように変速比の
制御を行うとともに、目標トルクが得られるようにスロ
ットル弁開度を制御する。また、MTモードのときは、
アクセル開度とエンジン回転数に基づいて目標トルクを
演算し、その目標トルクが得られるようにスロットル弁
開度を制御する。
【0017】なお、スロットル装置3の上流に位置する
エアフローメータ14からの吸入空気量、水温センサ1
5からの冷却水温度、排気通路7の酸素濃度センサ16
からの酸素濃度の各信号もコントロールユニット11に
入力されており、コントロールユニット11ではこれら
の信号に基づいて理論空燃比やこれよりもリーン側の空
燃比を目標空燃比として設定し、この設定した目標空燃
比の混合気が得られるように、吸入空気量に比例させて
供給燃料量を演算し、その演算値にしたがって燃料噴射
弁8からの燃料噴射を行う。9は点火栓である。
【0018】コントロールユニット11で実行される上
記スロットル弁開度の制御内容を、図2のフローチャー
トにしたがって説明する。
【0019】図2は、目標スロットル弁開度tTVOを
演算して出力するためのもので、一定時間毎(たとえば
4ms毎)に実行する。
【0020】ステップ1、2、3ではエンジンの運転状
態を検出するためアクセル開度とエンジン回転数を読み
込み、ステップ3では車両の運転状態を検出するため、
車速、CVT21の実変速比、トルコントルク比などを
読み込む。
【0021】ステップ4では、車速VSPとアクセル開
度APSとに基づいて第1目標トルクtTE1を演算す
る。この演算方法としては、たとえば、アクセル開度と
車速から図3を内容とするマップを検索することにより
目標駆動力を求め、
【0022】
【数1】tTE1=目標駆動力×RTBYGF#/(ト
ルコントルク比×実変速比) ただし、RTBYGF#:タイヤ有効半径/ファイナル
ギア比 の式により第1目標トルクtTE1を求めればよい。
【0023】第1目標トルクtの演算方法はこの第1の
演算方法に限られない。たとえば、特開平4−1010
37号公報に開示されているように、
【0024】
【数2】tTE1=K1×APS−K2×Ne の演算式により第1目標トルクを得る方法でもかまわな
い。数2式の係数K1、K2は車両の運転状態に基づい
て設定する。
【0025】なお、この第2の演算方法では、直接的に
は車速を用いていないが、エンジン回転数と実変速比
(ロックアップ時でないときはこれに加えてトルコント
ルク比)が決まれば、必然的に車速が決まってくるはず
であるので、低車速域での目標駆動力の変化が急峻にな
るように第1目標トルクを設定した場合、第1の演算方
法と同様に、低車速域で車速誤差に伴って駆動力制御の
精度が低下することはいうまでもない。
【0026】ステップ5では、アクセルとスロットル弁
を1:1で動かしたときの要求トルクを第2目標トルク
tTE2として演算する。この第2目標トルクtTE2
は、たとえばアクセル開度APSとエンジン回転数Ne
から図4を内容とするマップを検索することにより求め
ればよい。
【0027】ステップ6では、車速と所定値を比較す
る。ここで、所定値は、車速センサ25の精度が確保で
きる領域の下限値である。したがって、車速が所定値以
上である場合は、車速センサの精度を確保できるのに対
して、車速が所定値未満になると、車速センサの精度を
確保できない。ステップ6ではこのときの変速機のモー
ドがATモードとMTモードのいずれにあるのかも判定
する。
【0028】その結果、車速が所定値以上かつ変速機の
モードがATモードである場合は、ステップ7、8、9
に進み、従来装置と同様のスロットル弁開度の制御を行
う。すなわち、ステップ7において第1目標トルクtT
E1を、ラベル名の異なる目標トルク(選択目標トル
ク)tTEにストアし、この選択目標トルクtTEとエ
ンジン回転数に基づき、ステップ8で目標スロットル弁
開度tTVOを演算し、この目標スロットル弁開度をス
テップ9で出力レジスタに転送する。目標トルク(選択
目標トルクtTE)に基づいて目標スロットル弁開度を
演算する方法は公知である。たとえば、エンジントルク
とエンジン回転数をパラメータとするマップを予め作成
しておき(図5参照)、このマップを検索することによ
り求めることができる。なお、図5に示すスロットル弁
開度の特性が理論空燃比に対する特性であるとすれば、
空燃比が理論空燃比よりリーンになったときは、その理
論空燃比に対する目標スロットル弁開度を増量補正する
ことになる。
【0029】このようにして出力レジスタに転送された
目標スロットル弁開度tTVOは、電子制御スロットル
装置3の駆動ユニットに出力され、この出力により、セ
ンサ6により検出される実際のスロットル弁開度が目標
スロットル弁開度指令と一致するように駆動される。
【0030】これに対して、ステップ6における比較の
結果、車速が所定値未満かつ変速機のモードがATモ
ード、車速が所定値未満かつ変速機のモードがMTモ
ード、車速が所定値以上かつ変速機のモードがMTモ
ード のいずれかとなったときは、ステップ6よりステップ1
0に進み、従来装置と異なり、第2目標トルクtTE2
を、選択目標トルクtTEにストアした後、ステップ
8、9の処理を実行する。
【0031】ここで、車速が所定値未満である場合
(、の場合)だけでなく、の場合にもS10に進
ませるのは次の理由からである。MTモードのときは、
運転者がアクセルペダルと変速機を操作して所望の駆動
力となるようにするのであるから、このときまで目標駆
動力に基づく第1目標トルクtTE1を演算させる必要
はないからである。
【0032】このように本実施形態では、低車速域で車
速センサ25を用いる駆動力制御を非作動とし、代わっ
て、アクセル開度に対応した第2目標トルクが発生する
ようにしているので、図6に示したように発進加速時
(十分な車速センサの精度が得られない低車速域)の運
転性の悪化を防ぐことができる。
【0033】また、低車速域で用いる第2目標トルクt
TE2により、アクセルペダル7とスロットル弁4を
1:1で動かしたときの要求トルクが発生するため、低
車速域ではアクセルペダルとスロットル弁がワイヤによ
り連結されている従来のマニュアル車と同等の運転性を
確保することが可能となる。
【0034】実施形態では、いわゆる成層燃焼を行わせ
るため燃料噴射弁8を燃焼室に臨んで設けているが、本
発明はこのものに限定されるものでなく、燃料噴射弁を
吸気ポートに設けたタイプにも適用がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の制御システム図。
【図2】目標スロットル弁開度の演算と出力を説明する
ためのフローチャート。
【図3】目標駆動力の特性図。
【図4】第2目標トルクtTE2の特性図。
【図5】目標スロットル弁開度の特性図。
【図6】発進加速時の概略の波形図。
【図7】従来装置の作用を説明するための波形図。
【図8】第1の発明のクレーム対応図。
【図9】第2の発明のクレーム対応図。
【図10】第3の発明のクレーム対応図。
【図11】第4の発明のクレーム対応図。
【符号の説明】
3 電子制御スロットル装置(スロットル弁開度制御装
置) 4 スロットル弁 7 アクセルセンサ 11 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大羽 拓 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA00 DA05 GA05 GA07 GA11 GA31 GA32 GA41 GA46 3G084 BA02 BA06 FA05 FA07 FA10 FA20 FA32 FA33 3G301 HA01 JA03 LA03 ND01 PA01Z PA11A PA11Z PD03A PD03Z PE01Z PE03Z PE08Z PF01Z PF03Z PF08Z PF09Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有段の自動変速機を備える車両の駆動力制
    御装置において、 アクセルペダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能
    な装置と、 アクセル開度を検出する手段と、 車速と前記アクセル開度とに基づいて車両の目標駆動力
    を演算する手段と、 この目標駆動力に対応するエンジントルクを第1目標ト
    ルクとして演算する手段と、 アクセル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクとし
    て演算する手段と、 車速が所定値以上であるかそれとも所定値未満であるか
    を判定する手段と、 この判定結果より車速が所定値以上であるとき前記第1
    目標トルクを、また車速が所定値未満であるとき前記第
    2目標トルクを選択する手段と、 この選択された目標トルクが得られるように前記スロッ
    トル弁制御装置を駆動する手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】有段の自動変速機を備える車両の駆動力制
    御装置において、 アクセルペダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能
    な装置と、 アクセル開度を検出する手段と、 エンジン回転数を検出する手段と、 これらアクセル開度、エンジン回転数および車両の運転
    状態に応じた要求トルクを第1目標トルクとして演算す
    る手段と、 アクセル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクとし
    て演算する手段と、 車速が所定値以上であるかそれとも所定値未満であるか
    を判定する手段と、 この判定結果より車速が所定値以上であるとき前記第1
    目標トルクを、また車速が所定値未満であるとき前記第
    2目標トルクを選択する手段と、 この選択された目標トルクが得られるように前記スロッ
    トル弁制御装置を駆動する手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】手動変速機能と自動変速機能を選択的に切
    換可能な有段変速機を備える車両の駆動力制御装置にお
    いて、 アクセルペダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能
    な装置と、 アクセル開度を検出する手段と、 車速と前記アクセル開度とに基づいて車両の目標駆動力
    を演算する手段と、 この目標駆動力に対応するエンジントルクを第1目標ト
    ルクとして演算する手段と、 アクセル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクとし
    て演算する手段と、 車速が所定値以上かつ前記自動変速機能が選択されてい
    る場合であるか、それともそれ以外の場合であるかを判
    定する手段と、 この判定結果より車速が所定値以上かつ自動変速機能が
    選択されている場合に前記第1目標トルクを、またそれ
    以外の場合に前記第2目標トルクを選択する手段と、 この選択された目標トルクが得られるように前記スロッ
    トル弁制御装置を駆動する手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動力制御装置。
  4. 【請求項4】手動変速機能と自動変速機能を選択的に切
    換可能な有段変速機を備える車両の駆動力制御装置にお
    いて、 アクセルペダルとは独立にスロットル弁開度を制御可能
    な装置と、 アクセル開度を検出する手段と、 エンジン回転数を検出する手段と、 これらアクセル開度、エンジン回転数および車両の運転
    状態に応じた要求トルクを第1目標トルクとして演算す
    る手段と、 アクセル開度に応じた要求トルクを第2目標トルクとし
    て演算する手段と、 車速が所定値以上かつ前記自動変速機能が選択されてい
    る場合であるか、それともそれ以外の場合であるかを判
    定する手段と、この判定結果より車速が所定値以上かつ
    自動変速機能が選択されている場合に前記第1目標トル
    クを、またそれ以外の場合に前記第2目標トルクを選択
    する手段と、 この選択された目標トルクが得られるように前記スロッ
    トル弁制御装置を駆動する手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動力制御装置。
  5. 【請求項5】前記第2目標トルクは、アクセルとスロッ
    トル弁を1:1で動かしたときの要求トルクであること
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載
    の車両の駆動力制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108814A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp 車両の発進制御装置
JP2010281255A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 車両駆動力制御装置
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