JP2000120454A - 噴射量調整装置 - Google Patents

噴射量調整装置

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Publication number
JP2000120454A
JP2000120454A JP10295231A JP29523198A JP2000120454A JP 2000120454 A JP2000120454 A JP 2000120454A JP 10295231 A JP10295231 A JP 10295231A JP 29523198 A JP29523198 A JP 29523198A JP 2000120454 A JP2000120454 A JP 2000120454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator pedal
injection quantity
control lever
adjusting device
injection amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP10295231A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Nakamura
俊秋 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JP2000120454A publication Critical patent/JP2000120454A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジン搭載車の発進時において、急激なアク
セルペダル操作を行った際に噴射量の過敏な増量が起こ
らないようにすることを目的とする。 【構成】アクセルペダル1の操作量に基づいて、ワイヤ
3を介在させ、コントロールレバー2の変位量が調整さ
れる燃料噴射ポンプの噴射量調整装置において、燃料の
噴射量を増量させるアクセルペダルの操作時に、コント
ロールレバーの変位速度を緩和させるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジン搭載車に
おいて、アクセルペダル操作による燃料噴射量の急激な
増量を抑えるようにした、エンジン噴射量調整装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の機構は図3に示すように、
エンジンに燃料を供給するための噴射ポンプには、燃料
の噴射量を制御するためのコントロールレバー2が設け
られ、このコントロールレバー2とアクセルペダル1が
ワイヤ3により接続され、コントロールレバー2にはコ
ントロールレバー2の変位量を元に戻すためのリターン
スプリング4が付いている。機台において、アクセルペ
ダル1を踏むと、メカニカル噴射ポンプ10のコントロ
ールレバー2が噴射量増量方向へ回動しエンジン搭載車
は加速する。アクセルペダル1を緩めると、コントロー
ルレバー2がリターンスプリング4によって噴射量減量
方向へ回動しエンジン搭載車は減速する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の構成にお
いては図4に示すように、エンジンの始動性を良くする
ために、全負荷領域中の低回転領域で多量の噴射量を可
能にしているが、アイドル状態Aからアクセルぺダル1
を急激に踏むと噴射量増量域Xに入り、スモークが発生
するという課題を抱えていた。一方、これを防止するた
めに電子制御噴射ポンプ装置を用いた場合は、アクセル
ペダル1の操作速度を検知することで、噴射量増量のス
ピードを抑制することができるが、価格が高くなってし
まうという欠点を持ち合わせていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題に鑑
みなされたもので、アクセルペダルの操作量に基づい
て、コントロールレバーの変位量が調整される燃料噴射
ポンプの噴射量調整装置において、燃料の噴射量を増量
させるアクセルペダルの操作時に、コントロールレバー
の変位速度を緩和させるようにしたことを特徴とする噴
射量調整装置を解決する手段とした。
【0005】以上の構成から、アクセルペダルが急激に
踏み込まれた際、この踏み込む速度に比例してダッシュ
ポットの減衰力が増加し、単位時間当りの噴射量を小さ
く抑制することができる。
【0006】前記噴射量調整装置がダッシュポットであ
るよう構成してもよい。
【0007】前記ダッシュポットとして、ダッシュポッ
ト内のピストン運動によるオイルの流れを、絞りと逆止
弁を使用することによって噴射量を調整するよう構成し
てもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の噴射量調整装置
をディーゼルエンジンに具体化した実施形態として、図
1、2に従って説明する。
【0009】図1は、この実施形態におけるディーゼル
エンジンの燃料噴射量調整を行うための概略構成図であ
り、図2は、エンジン回転数と燃料噴射量の関係を示す
グラフである。
【0010】10はメカニカル噴射ポンプで、エンジン
に燃料を噴射するものである。このメカニカル噴射ポン
プ10に、回動可能に設けられたコントロールレバー2
にはリターンスプリング4が取り付けられており、この
リターンスプリング4によって回動したコントロールレ
バー2が初期位置に戻るように付勢されている。
【0011】1はアクセルぺダルで、通常車輌内の運転
席に設置されている。このアクセルぺダル1は前記コン
トロールレバー2とワイヤ3で連結されており、アクセ
ルペダル1の踏み込みと連動してコントロールレバー2
が回動する。また、ワイヤ3にはスプリング6が介在さ
れている。
【0012】一方、5は噴射量調整手段としてのダッシ
ュポットで、車体に固定されて設けられている。このダ
ッシュポット5内はピストン13によって二つの部屋に
区画され、それぞれの部屋にはオイルが充填されてい
る。ピストン13には二つの部屋を連通する絞り11が
二つ設けられ、片方の絞り11には逆止弁12が設けら
れている。また、このダッシュポット5と前記コントロ
ールレバー2をワイヤ3で連結することで、アクセルペ
ダル1の踏み込みに基づくコントロールレバー2の回動
に連動して、ピストン13がダッシュポット5内を運動
する。
【0013】以上のような構成において、図1中のコン
トロールレバー2が図中右方向へ移動する場合(アクセ
ルペダル1を踏み込んだ場合)、オイルの移動は二つの
絞り11のうち一つは逆止弁12で封止され、一つの絞
り11のみで移動するためピストン動作は鈍くなる(遅
くなる)。逆に、図中左方向へ移動する場合(アクセル
ペダルを1離した場合)、オイルの移動は逆止弁12が
働き二つの絞り11で移動するためピストン動作はスム
ーズになる(速くなる)。
【0014】従ってアクセルペダル1の踏み込む速度に
比例してダッシュポット5の減衰力が増加するので、ア
クセルペダル1が急激に踏み込まれると単位時間当りの
噴射量が緩やかになる。アクセルペダル1の踏み込みが
緩められると、リターンスプリング4によりコントロー
ルレバー2が噴射量減量方向へ戻るが、この時逆止弁1
2が働き、オイルの流れが二つの絞り11によって行わ
れるので減衰力が減少し、コントロールレバー2の戻り
が速くなる。また、スプリング6は減衰力がアクセルペ
ダル1に伝わりフィーリングが悪化するのを防ぐ。
【0015】つまり、図2に示すようにアイドル状態A
からアクセルペダル1を急激に踏んでも噴射量増量域X
に入らず、ゆっくりと噴射量減量域(A→B)に入るの
で多くのスモークを発生することはない。
【0016】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で多様な減
衰制御システムを用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、エンジンのコントロールレ
バーの操作速度を制限することで、アクセルペダルの急
激な踏み込みに対しては、噴射量を小さく抑えられ、ス
モークの発生も小さく抑えられる。更に電子制御噴射ポ
ンプに比べ安価で、また噴射ポンプ内部の変更が不要で
あるため後付けも可能で広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施例を示す図面である。
【図2】この発明によるエンジン回転数と噴射量の関係
を示す図面である。
【図3】従来の発明による実施例を示す図面である。
【図4】従来の発明によるエンジン回転数と噴射量の関
係を示す図面である。
【符号の説明】
1 アクセルペダル 2 コントロールレバー 3 ワイヤ 4 リターンスプリング 5 ダッシュポット 6 スプリング 10 メカニカル噴射ポンプ 11 絞り 12 逆止弁 13 ピストン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダルの操作量に基づいて、コ
    ントロールレバーの変位量が調整される燃料噴射ポンプ
    の噴射量調整装置において、燃料の噴射量を増量させる
    アクセルペダルの操作時に、コントロールレバーの変位
    速度を緩和する調整手段を有することを特徴とする噴射
    量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段はダッシュポットであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の噴射量調整装置。
  3. 【請求項3】 前記ダッシュポットは内部にピストン
    と、ピストンに設けられている絞りと逆止弁を有し、ピ
    ストンがコントロールレバーに連結されていることを特
    徴とする請求項2に記載の噴射量調整装置。
JP10295231A 1998-10-16 1998-10-16 噴射量調整装置 Pending JP2000120454A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108825387A (zh) * 2018-06-30 2018-11-16 潍柴重机股份有限公司 柴油机超速保护装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108825387A (zh) * 2018-06-30 2018-11-16 潍柴重机股份有限公司 柴油机超速保护装置
CN108825387B (zh) * 2018-06-30 2020-06-02 潍柴重机股份有限公司 柴油机超速保护装置

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