JP2000119986A - 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法 - Google Patents

木材パルプを用いずに板紙を製造する方法

Info

Publication number
JP2000119986A
JP2000119986A JP10378618A JP37861898A JP2000119986A JP 2000119986 A JP2000119986 A JP 2000119986A JP 10378618 A JP10378618 A JP 10378618A JP 37861898 A JP37861898 A JP 37861898A JP 2000119986 A JP2000119986 A JP 2000119986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
paperboard
cooking
chemical
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10378618A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Onda
昭雄 御田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10378618A priority Critical patent/JP2000119986A/ja
Publication of JP2000119986A publication Critical patent/JP2000119986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板紙の製造で再生パルプを主原料とすると
き、つなぎパルプとして用いる木材パルプを、地球環境
保護の立場から、(1)容易に、かつ大量生産が可能
で、かつ強度が大きい非木材パルプに求め、(2)古紙
の再生パルプを主に、つなぎ用の非木材パルプを従に配
合することによって、木材パルプを用いずに段ボール等
の原紙として使える強度のある板紙を、容易に、かつ大
量生産を可能とする技術を提供する。 【解決手段】 キビ類の幹茎を斜めにかつ並行に切断
し、脱汁と脱ピス(髄質)することにより繊維を傷めず
に長いラインド(厚皮)をパルプ原料として取得する第
1工程と、ラインドをアルカリ性の蒸解薬液、好ましく
はPA法の蒸解薬液(過酸化水素のアルカリ溶液に蒸解
助剤を加えたもの)で蒸解して、引き裂き強度をはじ
め、引っ張り、破裂強度等の諸強度の大きいパルプを、
木材パルプに代わるつなぎ用のパルプとして収得する第
2工程と、さらにつなぎパルプを再生パルプに配合し抄
紙する第3工程を組み合わせることを特徴とする木材パ
ルプを用いずに板紙を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球の環境問題に
配慮し、木材パルプをまったく用いることなく板紙を製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】板紙は古紙パルプのみで抄紙することも
可能であるが、そのようにして得られた板紙は、強度が
低く特別の用途にしか使えない。木材パルプをつなぎの
パルプとして20〜30%配合して得られる板紙は強度
が大きく、段ボール箱となり木製の箱に代わり広く普及
するようになった。世界の紙の生産量の約半分が板紙に
なるに及んで配合する木材パルプの量も多くなり、地球
環境問題が厳しい中で、木材パルプの代わりに非木材パ
ルプをつなぎパルプとして用いる試みが行われるように
なった。アバカ、ジュート等の麻パルプは、木材パルプ
より遥に強度が大きく、混合抄紙により強度の大きい板
紙が得られるが、このような麻パルプは原料となる麻が
資源的に極めて少なく、麻パルプは高価であり、すでに
特殊高級紙の原料として使われているため実用的ではな
かった。稲ワラ、バガス(砂糖キビの搾り粕)等は未利
用資源として莫大量が眠っているが、これら原料から得
られるパルプ自体が強度がかなり低く、濾水性が悪く、
つなぎパルプを加えないと通常の紙が得られないような
弱いパルプであり、板紙のつなぎパルプを木材パルプ以
外に求めるのは困難な状況にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題とは、強度があり大量生産が可能な新しい非木
材パルプを求め、主原料である古紙の再生パルプにつな
ぎパルプとして配合することで、段ボール等の原紙とし
て使える大量かつ良質の板紙を、木材パルプをまったく
用いないで製造する方法の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明によれば、砂糖キビ及びスウ
ィートソルバム等のキビ類の幹茎を斜めにかつ並行に切
断し、脱汁と脱ピス(髄質)することにより繊維を傷め
ずに長いラインド(厚皮)をパルプ原料として取得する
第1工程と、つぎにラインドをアルカリ性の蒸解薬液で
蒸解して、濾水性が良く、引き裂き強度をはじめ、引っ
張り、破裂強度等の諸強度の大きいパルプを、木材パル
プに代わるつなぎ用のパルプとして収得する第2工程
と、さらにつなぎパルプは再生パルプに配合し抄紙する
第3工程の組み合わせにより、段ボール等の原紙として
使える強度の大きい板紙を製造する技術を完成し、提供
し得るに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明でつなぎ用パルプの原料植
物は砂糖キビ又は及びスウィートソルガム等糖液又は更
に糖を得るために栽培されているキビ類である。これら
糖液を取るキビ類は外側が硬いラインド(厚皮)と、内
部はピス及びケインジュースからなる。本発明でこれら
キビ類が、強いつなぎ用のパルプの原料とすることを可
能とした最大のものは、前処理法として従来製糖工場で
したようにざくざくに破砕せずに、第1工程としてキビ
類の幹茎を斜めかつ並行に厚み3〜60mm、好ましく
は厚み6〜30mmに並行に切断し、ピスとケインジュ
ースを分離除去して、キビの長い繊維を損ねることの少
なくし、長いラインドを蒸解用に大量に取り出すことが
可能となったことによる。これは幹茎を斜めに同じ30
mmの厚さに切るにしても、幹茎に直角に切れば得られ
るラインドの長さは30mmであるが、30°に切れば
幹茎の厚みは30mmではあるがラインドの長さは60
mmとなり、20°に切れば厚みは30mmで長さは8
8mmとなることでもその効果が説明される。
【0006】斜めに切った幹茎から糖液と粕(バガス)
とを分離し、バガスから更にラインドとピスとを分離収
得するが、用いる装置としては、スクリュープレスの他
従来の製糖工場で用いていたロールプレスのような圧縮
脱汁装置が一番搾りには適し、バガスの洗浄と残糖の回
収には向流洗浄機能を有する糖液回収装置及びデフュウ
ザー装置等が効率よく使用できる。一番搾りの濃い糖液
からは極良質の黒糖がが得られ、薄いが無色透明の回収
糖液は非発酵性糖分が少なくを酵母等の製造等に用いれ
ば、その排水は非発酵成分が少なく環境負荷を少なくす
ることが可能である。そのため、非発酵性糖分の含有量
が非常に多い暗褐色の廃糖蜜を用いる従来の酵母の培養
に比べ遥かに地球環境にやさしい。バガスとピスとの分
離は乾式法でも湿式法でも容易に行える。
【0007】第2工程のアルカリ性蒸解薬液による蒸解
は、苛性アルカリのみの水溶液を蒸解薬液とするAP
法、苛性アルカリと硫化アルカリの混合液を蒸解薬液と
するKP法、過酸化水素のアルカリ溶液に下記の蒸解助
剤のうち少なくとも1種以上加えたものを蒸解薬液とす
るPA法等が有効である。
【0008】PA法の蒸解助剤としてはキレート剤、ア
ントラキノン類、マグネシウム化合物、水と任意に混ざ
り合う極性の有機溶剤、所望により酸素等が挙げられ
る。PA法で用いるアルカリ溶液はカリウム又はナトリ
ウムの水酸化物で、その炭酸塩が共存することは更に望
ましい。アルカリの量は(以下原料ラインドの対絶乾物
表示)活性アルカリがNaO表示で13〜30%、好
ましくは17〜22%、苛性化率は50〜95%で、炭
酸塩が共存することによって繊維の損傷が少なく、パル
プの高収率化が望める。過酸化水素、又は及び過炭酸等
水に投入して過酸化水素を放出する過酸化物の使用量は
換算で0.5〜15%で、好ましくは1.0〜
5%である。蒸解助剤の使用量は、各種助剤により異な
るが、キレート剤は0.02〜1%、アントラキノン類
は0.003〜1%、マグネシウム化合物は0.05%
〜0.5%、水と任意に混ざり合う極性の有機溶剤は
0.02〜1%である。
【0009】PA法によるラインドの蒸解は過酸化水素
との接触に耐えるステンレス等の材質を用いた容器の中
に、ラインドとPA法の蒸解薬液(所望により酸素を圧
入)を加え、蒸解温度は90〜180℃、好ましくは1
10〜150℃、蒸解時間は10〜360分、好ましく
は30〜120分である。液比は液相蒸解で3〜12L
/kg、気相蒸解で1.2〜3.0L/kgである。気
相蒸解によれば蒸気原単位を下げることが可能であり、
パルプ廃液を高濃度で回収可能であるので、濃縮装置等
を小さくする事も濃縮用の蒸気量を減らすことが出来る
ので地球環境に優しく、かつ経済的にも有利である。P
A法によれば得られるパルプがAP法に比べパルプの収
率が高く、パルプの強度が優れ、KP法のような悪臭が
発生せず、環境対策が極めて容易であり、パルプ収率に
優れ、パルプの白色度が遥かに高く、漂白が容易である
ので白板紙等の製造には極めて有利である。
【0010】第3工程の板紙の抄紙は、常法によって行
える。すなわち、多層円網、インヴァーフォームマシ
ン、ツインワイヤーマシン等の抄紙機で抄紙可能である
し、坪量の少ない板紙においては長網抄紙機による抄紙
も可能である。抄造に先立ってディスクリファイナー又
はビーターにより濾水度がC.S.F.で300〜60
0cc、好ましくは400〜550ccになるまで叩解
が行われるが、ラインドをPA法でパルプ化したパルプ
は濾水度が高い分だけ、叩解によって諸強度を増加させ
ることが出来るので、板紙製造用のつなぎパルプとして
極めて都合が良い。抄紙に際しては好みによりサイズ
剤、湿紙強度増強剤その他の助剤を加え原質濃度0.2
〜0.8%、好ましくは0.4〜0.6%で抄紙機のワ
イヤーパートに供給する。供給された原質はワイヤーパ
ートで湿紙を形成し、さらにプレスパートに送られ、固
形分が45〜55%になるように脱水され、更にドライ
パートに送られ乾燥し、板紙となる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、古紙の再生パルプを主原料と
し、つなぎパルプとして木材パルプを全く使うことなし
に、段ボール等の原紙となる板紙の製造を可能とする。
すなわち、従来バガスパルプは強度が低くて単味では使
用不可とされてきたが、原料植物のキビ類を斜めに、か
つ並行に切断することにより、長いラインドを取り出
し、これをアルカリ蒸解することによって、従来低いと
されてきた引き裂き強度をはじめ、諸強度の強いパルプ
を得、これをつなぎパルプとして使うことにより木材パ
ルプを全く使わずに強度のある板紙を製造することが可
能となった。
【0012】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例によって限定されな
い。
【0013】
【実施例1】砂糖キビの幹茎3000kgを回転板に2
枚の刃を30°の角度で固定したモーターを付属するチ
ッパーで厚み20mm、長さ40mmの砂糖キビのチッ
プを作った。砂糖キビチップはスクリュープレスで固形
分45%まで破壊脱汁した。破壊脱汁して得たケインジ
ュースは常法により濃縮し、良質の一番搾りの黒糖23
0kgを得た。破壊脱汁後の砂糖キビチップは向流洗浄
器で残糖を洗い出し5%の濃度の糖液を得、栄養素を加
え空気をプレッシャースイング方式で約90%に濃縮し
た酸素を導入しつつパン酵母を培養し、パン酵母を62
kg収得した。残糖を洗い出した後バガスは再度スクリ
ュープレスで搾ったのち、モーターを付属する10メッ
シュの振動篩でピスとラインドを分離除去し、長さ約3
0mmの脱糖、脱ピスして得られたラインドを絶乾量換
算で210kg得た。
【0014】ラインドはナトリウムベースのPA蒸解
(液比を1.8L/kg、活性アルカリ:Na
して18%、苛性化率85%、過酸化水素:H
して3%、キレート剤としてDTPAを0.3%、アン
トラキノン類としてエチルアントラキノンを0.1%、
水と任意に混ざる極性の有機溶剤としてNMP(ノルマ
ルメチルピロリドン)を0.1%、マグネシウム化合物
として酸化マグネシウムを0.2%)で125℃、2時
間の気相蒸解を行った。このPA法の気相蒸解により、
白色度48%、カッパー価5、濾水度C.S.F.72
0cc、裂断長6.8km、比破裂強度3.8、比引き
裂き強度112のキビの未晒パルプを対ラインド51%
の収率で得た。
【0015】板紙の抄紙は古板紙の再生パルプ(白色度
19%、裂断長2.7km、比破裂強度1.9、比引き
裂き強度49)を75%に、このキビの未晒パルプをつ
なぎパルプとして25%加え、原質濃度0.5%で多槽
式円網抄紙機により常法で米坪量185gの板紙を得
た。同板紙は裂断長4.9km、比破裂強度2.9、比
引き裂き強度91を示した。
【0016】
【実施例2】砂糖キビの幹茎を実施例1で得られたPA
法のパルプ10%と、アバカの屑をPA法で実施例1と
同一条件で蒸解して得られたパルプ(裂断長9.2k
m、比破裂強度4.5、比引き裂き強度189)5%
を、古紙の再生パルプ85%と配合し、ディスクリファ
イナーで濾水度C.S.F.445ccまで叩解し、長
網抄紙機を用い常法で米坪量115gの板紙を得た。同
板紙は裂断長4.7km、比破裂強度3.5、比引き裂
き強度93を示した。
【0017】
【実施例3】スウィートソルガムの幹茎2000kgを
回転板に2枚の刃を30°の角度で固定したモーターを
付属するチッパーで厚み15mm、長さ30mmのチッ
プを作った。チップはスクリュープレスで固形分43%
まで破壊脱汁した。破壊脱汁して得たケインジュースは
インヴァーターゼを固定したバイオリアクターで処理
し、転化糖に変え、常法により濃縮し、良質の一番搾り
の栄養価の高い転化糖151kgを得た。破壊脱汁後の
チップは向流洗浄器で残糖を洗い出し4.5%の濃度の
糖液を得、栄養素を加え空気をプレッシャースイング方
式で約90%に濃縮した酸素を導入しつつ食糧酵母を3
8kg収得した。残糖を洗い出した後のバガスは再度ス
クリュープレスで搾ったのち、モーターを付属する10
メッシュの振動篩でピスとラインドを分離除去し、長さ
約30mmのラインドを150kg得た。
【0018】脱糖、脱ピスして得られたラインドはカリ
ウムベースのPA蒸解(液比を1.8L/kg、活性ア
ルカリ:NaOとして18%、苛性化率85%、過酸
化水素:Hとして3%、DTPAを0.3%、ア
ントラキノンを0.1%、NMPを0.1%、酸化マグ
ネシウムを0.2%)で125℃、2時間の気相蒸解を
行った。このPA法の気相蒸解により、白色度52%、
カッパー価4、濾水度C.S.F.710cc、裂断長
6.7km、比破裂強度4.0、比引き裂き強度12
0、のキビの未晒パルプが対ラインド52%の収率で得
られた。板紙の抄紙は古板紙の再生パルプ80%に、こ
のキビの未晒パルプをつなぎパルプとして20%加え、
ディスクリファイナーでC.S.F.430ccまで叩
解後、長網抄紙機により常法で米坪量115gの板紙を
抄造した。同板紙は裂断長4.7km、比破裂強度3.
0、比引き裂き強度88、を示した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂糖キビ又は及びスウィートソルガム等
    キビ類の幹茎を斜めに、かつ並行に切断して、繊維の長
    い状態でキビ類のラインド(厚皮)をパルプ原料として
    得ることを第1工程とし、ラインドを、アルカリ性蒸解
    薬液で処理して引き裂き強度をはじめ諸強度の大きい化
    学パルプをつなぎ用のパルプとして得るのを第2工程と
    し、古紙の再生パルプを主原料としてキビ類の化学パル
    プをつなぎ用のパルプとして配合し抄造することを第3
    工程とし、第1工程、第2工程及び第3工程の組み合わ
    せからなることを特徴とする、木材パルプを用ずに板紙
    を製造する方法。
  2. 【請求項2】 第2工程において、キビ類を蒸解するの
    に用いるアルカリ性の蒸解薬液が、PA法(過酸化水素
    アルカリ法)の蒸解薬液(過酸化水素のアルカリ溶液に
    蒸解助剤としてキレート剤、アントラキノン類、マグネ
    シウム化合物、酸素及び水と任意の割合で混合する極性
    の有機溶媒のうち少なくとも1種以上を含む液を蒸解薬
    液とする)で、この薬液で処理して得られるPA法のパ
    ルプを第3工程でつなぎパルプとして配合する請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】 第3工程で、主たるバガスパルプに配合
    するつなぎパルプとして、ラインドのアルカリ性の蒸解
    液で処理して得られる化学パルプの他、ジュート、アバ
    カ、バナナ繊維等麻類の屑を原料とする化学パルプ又は
    及び麻パルプの屑を、用いて抄造する請求項1及び2の
    方法。
  4. 【請求項4】 板紙の主原料となるバガスパルプが50
    〜95%、好ましくは70〜90%、つなぎパルプの配
    合率が5〜50%、好ましくは10〜30%である請求
    項1、2及び3の方法。
JP10378618A 1998-10-06 1998-10-06 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法 Pending JP2000119986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378618A JP2000119986A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378618A JP2000119986A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000119986A true JP2000119986A (ja) 2000-04-25

Family

ID=18509830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10378618A Pending JP2000119986A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000119986A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107287968A (zh) * 2017-07-05 2017-10-24 东北林业大学 一种以废弃茶梗为原料的造纸方法
CN108221423A (zh) * 2018-01-22 2018-06-29 北京华浩荣创科技有限公司 一种本色浆及其制备工艺与应用
CN114182552A (zh) * 2021-11-26 2022-03-15 上海翔港包装科技股份有限公司 一种可再生环保纸加工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107287968A (zh) * 2017-07-05 2017-10-24 东北林业大学 一种以废弃茶梗为原料的造纸方法
CN107287968B (zh) * 2017-07-05 2019-01-18 东北林业大学 一种以废弃茶梗为原料的造纸方法
CN108221423A (zh) * 2018-01-22 2018-06-29 北京华浩荣创科技有限公司 一种本色浆及其制备工艺与应用
CN114182552A (zh) * 2021-11-26 2022-03-15 上海翔港包装科技股份有限公司 一种可再生环保纸加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6302997B1 (en) Process for producing a pulp suitable for papermaking from nonwood fibrous materials
US7186316B1 (en) Method for preparing pulp from cornstalk
US20140205777A1 (en) Articles of manufacture made from pulp composition
JP2004503683A5 (ja)
CA2846640A1 (en) Pulping processes
KR20060008222A (ko) 옥수수대 펄프 및 옥수수대 펄프로부터의 종이 제품의제조 방법
JP2002510203A (ja) 製紙等級の硬木パルプからのキシロースの製造方法
EP3337925A2 (en) A process for producing cellulose with low impurities from sugarcane bagasse
KR100694840B1 (ko) 옥수숫대 셀룰로오스로부터의 기계펄프의 제조방법
CA2846646A1 (en) Pulp composition
CA1036304A (en) Process for producing paper-making pulps from grasses
WO1999041448A1 (en) Method for the simple and environmentally benign pulping of nonwood fibrous materials
KR100324487B1 (ko) 옥수숫대를 이용한 펄프의 제조
JP2000119986A (ja) 木材パルプを用いずに板紙を製造する方法
JP2000136492A (ja) 木材パルプを用いずに上質のバガス紙を製造する方法
US20070095492A1 (en) Manufacturing method of semichemical mechanical pulp from cornstalk
JP2000170090A (ja) 個性的な名刺便箋等の用紙としての和紙風のバガス紙とその製造方法
JPH11217783A (ja) 樹脂分の少ないパルプの製造方法
KR100750330B1 (ko) 옥수숫대 기계펄프의 제조방법
JP4486111B2 (ja) トウモロコシの茎からパルプを製造する方法
JP2003147690A (ja) 高白色度の非木材機械パルプの製造方法
JPH11286884A (ja) パルプ蒸解薬液とパルプの製造方法
JPH11158201A (ja) セルロース系物質の貯蔵輸送とパルプの製造方法
JPH02104788A (ja) 非木材セルロース原料から白色度の高い未晒パルプを製造する方法及び装置
JP2000080588A (ja) キビ類から糖液、糖とパルプを併産する方法