JP2000118653A - 面取り装置等へのワーク供給シュート - Google Patents

面取り装置等へのワーク供給シュート

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JP2000118653A
JP2000118653A JP10283722A JP28372298A JP2000118653A JP 2000118653 A JP2000118653 A JP 2000118653A JP 10283722 A JP10283722 A JP 10283722A JP 28372298 A JP28372298 A JP 28372298A JP 2000118653 A JP2000118653 A JP 2000118653A
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JP
Japan
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work
stopper
chamfering device
inclined surface
supply chute
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Pending
Application number
JP10283722A
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English (en)
Inventor
Takatomo Nishizumi
卓倫 西角
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給シュートの底板上を転動してくるワーク
を、その下端において、面取り装置等に正しい姿勢で確
実に供給する。 【解決手段】 下向きに緩傾斜する角樋状をなし、かつ
傾斜下端にストッパ24を有する転動板29の傾斜面上
を、丸棒状ワーク1を順次転動させ、ストッパ24に当
接して停止した下端のワーク1を、押出装置により、隣
接する面取り装置等に送り込むようにしたワーク供給シ
ュート23において、転動板29の下端部に、その傾斜
角よりも急勾配の角度で下向きに傾斜する傾斜面29a
を設け、この傾斜面29aとストッパ24との間に、ワ
ーク1個が嵌入しうるほぼV字状の拘束溝30を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば多数の短寸
の丸棒状ワークを連続して面取りする面取り装置に、ワ
ークを正しい姿勢で確実に挿入しうるようにした供給シ
ュートに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばエンジンバルブは、図2に示す
ように、長尺の丸棒状素材(図示省略)を、所定長の短寸
の第1ワーク(1)に剪断したのち、これを熱間搾出鍛造
して、上端が拡径する第2ワーク(2)とし、これをさら
に熱間鍛造して、製品とほぼ同形状の第3ワーク(3)と
した後、多段階の機械加工を施して、製品化される。
【0003】上記丸棒状素材を、第1ワーク(1)に剪断
する際、その端縁にばり(1a)が発生することがあり、こ
のようなばり(1a)が発生すると、第1ワーク(1)をプレ
ス用金型に挿入する際の妨げとなるので、その端縁を面
取りして、ばり(1a)を除去する必要がある。
【0004】図3〜図5は、上記面取り装置を略示する
もので、以下に記載する方向は、図3の右方を前方とし
て説明する。
【0005】基台(図示省略)上には、前方に向かって約
5゜上向きに傾斜する角樋状の、第1ワーク(1)用の供
給シュート(6)が設置され、その後端には、上向きのス
トッパ(7)が連設されている。供給シュート(6)におけ
る右側面前端には、ワーク供給溝(9)が切設され、左側
面前端に穿設した通孔(10)の左方には、ピストンロッド
(11a)を右方に向けたエアシリンダ(11)が設けられてい
る。
【0006】シュート(6)の右方には、それと近接して
平行かつ水平をなす、第1ワーク(1)の面取り用のコン
ベヤ(12)が設けられている。コンベヤ(12)は、第1ワー
ク(1)より短寸の多数のローラ(13)を、相互間には第1
ワーク(1)を受支しうる間隔を設けて平行をなすように
して、それぞれの中心の支軸(14)の両端を、連結リンク
(15)により連結して形成され、各支軸(14)がコンベヤ(1
2)の両側に設けた、互いに平行をなす1対の支持板(16)
に支持されて回走するようになっている。左方の支持板
(16)の前端には、ワーク挿入溝(17)が切設されている。
【0007】コンベヤ(12)の水平部の右方には、支持板
(16)に沿う砥石車(18)が設けられ、その左側部は、右方
の支持板(16)の上部に切設した横長の窓孔(19)を遊通し
て、若干内方に突入している。
【0008】コンベヤ(12)の水平部の上方には、複数の
プーリ(図示略)に掛け回されて矢印方向に回走しなが
ら、各ローラ(13)の間に載置された各第1ワーク(1)の
上面に圧接し、右後方に向かって傾行して回走すること
により、第1ワーク(1)に回転を与える押圧ベルト(21)
が設けられている。
【0009】コンベヤ(12)の前端には、前方に向かって
下向傾斜する角樋状の排出シュート(22)が連設されてい
る。
【0010】上述の面取り装置において、供給シュート
(6)上を間欠的に転動して後方に送られてくる第1ワー
ク(1)が、ストッパ(7)に当接して停止すると、これを
近接センサ(8)が感知して、エアシリンダ(1)が伸長
し、第1ワーク(1)は、供給溝(9)と挿入溝(17)を経
て、コンベヤ(11)における隣接する両ローラ(13)の上部
間の凹部に押し入れられる。ローラ(13)間に載置された
第1ワーク(1)は、その上面が押圧ベルト(21)により押
圧されるとともに、回転させられ、前方に移動される。
【0011】このようにして、供給シュート(6)上に順
次送られてくる第1ワーク(1)が、コンベヤ(12)の両ロ
ーラ(13)間に連続的に移載されると、回転しつつ前進す
る間に、各第1ワーク(1)は、その右端縁が砥石車(18)
の外周面に接触することにより面取りされ、その部分に
発生していたばり(1a)が除去される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の供給シ
ュート(6)では、傾斜角が小さいうえに、その後端とス
トッパ(7)とのなす角度が90°となっているため、ス
トッパ(7)に当接した際の保持作用はなく、又ガイドと
しての作用も小さいので、間欠的に送られてくる第1ワ
ーク(1)がストッパ(7)に当接した際の衝撃によりはね
返り、図3の想像線のように斜めに傾くことがある。
【0013】この状態でエアシリンダ(11)が伸長して、
第1ワーク(1)を押し出しても、ワーク供給溝(9)に引
っ掛かってコンベヤ(12)のローラ(13)上に送り込まれな
かったり、傾斜した状態でローラ(13)に載置されるなど
して、面取り作業に支障を来すことがある。
【0014】本発明は、このような問題の発生すること
のないワーク供給シュートを提供することを目的として
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、下向きに緩傾斜する角樋状をなし、かつ傾斜下端
にストッパを有する底板の傾斜面上を、丸棒状ワークを
順次転動させ、前記ストッパに当接して停止した下端の
ワークを、押出装置により、隣接する面取り装置等に送
り込むようにしたワーク供給シュートにおいて、前記底
板の下端部に、その傾斜角よりも急勾配の角度で下向き
に傾斜する傾斜面を設け、この傾斜面と前記ストッパと
の間に、ワーク1個が嵌入しうるほぼV字状の拘束溝を
形成することにより解決される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のワーク供給シュ
ートを示すもので、面取り装置と、これに第1ワークを
送り込むエアシリンダ等は、従来のものと同様につき、
それらの図示及び説明を省略する。
【0017】本発明のワーク供給シュート(23)は、従来
のものとほぼ同形状をなし、その後端(図の左端)には、
ストッパ(24)が上向き連設され、また右側板(25)と左側
板(26)との後端には、それぞれ従来と同様の供給溝(27)
と通孔(図示省略)とが切設され、通孔の左方には、エ
アシリンダ(図示省略)が設けられている。
【0018】ほぼ5°の傾斜角をなす平板状の底板(28)
の上面には、それより若干厚肉の転動板(29)が載設さ
れ、その後下端には、底板(28)の上面に対し約15°後
下向きに傾斜する傾斜面(29a)が切設されている。上記
ストッパ(24)と傾斜面(29a)との間には、1個の第1ワ
ーク(1)が嵌入しうるほぼV字状の拘束溝(30)が形成さ
れている。
【0019】上述した供給シュート(23)において、転動
板(29)上を第1ワーク(1)が単独で転がり落ちてきて、
ストッパ(24)に衝突して停止すると、拘束溝(30)内に嵌
入される。拘束溝(30)の前後両面は、ストッパ(24)と急
傾斜する傾斜面(29a)とによりV字状をなしているの
で、第1ワーク(1)がストッパ(24)に当接した際の跳ね
返りが防止され、拘束溝(30)より抜け出すことはない。
従って、第1ワーク(1)は、常時正常な姿勢に保持さ
れ、面取り装置に円滑かつ確実に送り込まれる。
【0020】なお、本発明のワーク供給シュートは、上
記エンジンバルブ成形用の第1ワーク(1)のばり取りに
限らず、類似する他のワークのばり取り、あるいは他の
面取り装置以外の装置にも、効果的に使用することがで
きる。上記実施例において、底板(28)と転動板(29)とは
一体であってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のワーク供給シュートによれば、
底板の下端部に形成されたV字状をなす拘束溝の作用に
より、供給シュート上を転がり落ちてきたワークが下端
のストッパに衝突しても、跳ね返されて異状な姿勢とな
ることが防止され、面取り装置等へのワークの供給姿勢
が常に一定となり、面取り装置等を正常に運転させるこ
とができるので、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク供給シュートにおける一部切欠
側面図である。
【図2】エンジンバルブの製造工程を示す正面図であ
る。
【図3】従来のワーク供給シュートを備える面取り装置
の一部省略平面図である。
【図4】図3のIV−IV線の一部切欠側面図である。
【図5】同じく、V−V線の一部省略縦断面図である。
【符号の説明】
(1)第1ワーク (1a)ばり (8)近接センサ (23)供給シュート (24)ストッパ (25)右側板 (26)左側板 (27)供給溝 (28)底板 (29)転動板 (29a)傾斜面 (30)拘束溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向きに緩傾斜する角樋状をなし、かつ
    傾斜下端にストッパを有する底板の傾斜面上を、丸棒状
    ワークを順次転動させ、前記ストッパに当接して停止し
    た下端のワークを、押出装置により、隣接する面取り装
    置等に送り込むようにしたワーク供給シュートにおい
    て、前記底板の下端部に、その傾斜角よりも急勾配の角
    度で下向きに傾斜する傾斜面を設け、この傾斜面と前記
    ストッパとの間に、ワーク1個が嵌入しうるほぼV字状
    の拘束溝を形成したことを特徴とする面取り装置等への
    ワーク供給シュート。
JP10283722A 1998-10-06 1998-10-06 面取り装置等へのワーク供給シュート Pending JP2000118653A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104401639A (zh) * 2014-11-21 2015-03-11 椿中岛机械(重庆)有限公司 钢球缓冲式出料槽
CN112317879A (zh) * 2020-10-23 2021-02-05 嘉兴创诺精密五金有限公司 一种轴承倒角运输装置
CN114131302A (zh) * 2021-11-15 2022-03-04 芜湖三花制冷配件有限公司 一种储液器封堵胶帽自动拆卸装置

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