JP2000118525A - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP2000118525A JP2000118525A JP10291998A JP29199898A JP2000118525A JP 2000118525 A JP2000118525 A JP 2000118525A JP 10291998 A JP10291998 A JP 10291998A JP 29199898 A JP29199898 A JP 29199898A JP 2000118525 A JP2000118525 A JP 2000118525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- packaging box
- piece
- zipper
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチパックで包装した商品を効果的に見せ
て陳列でき、包装時の強度にも優れた包装箱を提供す
る。 【解決手段】 後面板3から両端面板4、4に亘ってジ
ッパ21を設け、各端面板4と抱込片11との稜部に沿
ってジッパ21の上方にミシン目23を形成し、ジッパ
21及びミシン目23を切断することにより、蓋板7と
共に後面板3及び両端面板4、4の上部を除去できるよ
うする。また、重合板6の両端縁に連設した折返片10
を後方へ折り曲げて端面板4の内面に沿わせることによ
り、ミシン目23の破断を防止し、強度を確保する。
て陳列でき、包装時の強度にも優れた包装箱を提供す
る。 【解決手段】 後面板3から両端面板4、4に亘ってジ
ッパ21を設け、各端面板4と抱込片11との稜部に沿
ってジッパ21の上方にミシン目23を形成し、ジッパ
21及びミシン目23を切断することにより、蓋板7と
共に後面板3及び両端面板4、4の上部を除去できるよ
うする。また、重合板6の両端縁に連設した折返片10
を後方へ折り曲げて端面板4の内面に沿わせることによ
り、ミシン目23の破断を防止し、強度を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の配送及び
陳列に兼用する包装箱に関するものである。
陳列に兼用する包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば缶ビールのマルチパックを
複数まとめて箱詰めし、ギフト用として箱単位で販売す
ることがある。この包装に際しては、底面板の周縁から
前面板、後面板及び一対の端面板を起立させ、後面板の
上端縁に蓋板を開閉自在に連設した包装箱を使用し、マ
ルチパックを正立状態で底面板上に並べて箱内に収納す
る。
複数まとめて箱詰めし、ギフト用として箱単位で販売す
ることがある。この包装に際しては、底面板の周縁から
前面板、後面板及び一対の端面板を起立させ、後面板の
上端縁に蓋板を開閉自在に連設した包装箱を使用し、マ
ルチパックを正立状態で底面板上に並べて箱内に収納す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な包装箱に収納したマルチパックを店頭で1パックずつ
ばら売りする場合もある。この場合、従来の包装箱で
は、蓋板を開けて陳列しても、缶の外周の印刷面が見え
ず、陳列効果が低いという問題がある。
な包装箱に収納したマルチパックを店頭で1パックずつ
ばら売りする場合もある。この場合、従来の包装箱で
は、蓋板を開けて陳列しても、缶の外周の印刷面が見え
ず、陳列効果が低いという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、マルチパック内の商
品を効果的に見せて陳列できる包装箱を提供しようとす
るものである。
品を効果的に見せて陳列できる包装箱を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、底面板の周囲に連設した前面板、後面
板及び一対の端面板を起立させ、後面板と各端面板とを
連結し、各端面板の前端縁から延出した抱込片を、前面
板とその上端縁から下方へ向かう重合板とで挟んで前壁
を形成し、後面板の上端縁に蓋板を開閉自在に連設した
包装箱において、後面板から両端面板に亘って切離帯を
設け、各端面板と抱込片との稜部に沿って切離帯の上方
にミシン目を形成し、この切離帯及びミシン目を切断す
ることにより、蓋板と共に後面板及び両端面板の上部を
除去できるようにし、また、重合板の両端縁に連設した
折返片を後方へ折り曲げて端面板の内面に沿わせること
により、ミシン目の破断を防止し、強度を確保すること
としたのである。
め、この発明は、底面板の周囲に連設した前面板、後面
板及び一対の端面板を起立させ、後面板と各端面板とを
連結し、各端面板の前端縁から延出した抱込片を、前面
板とその上端縁から下方へ向かう重合板とで挟んで前壁
を形成し、後面板の上端縁に蓋板を開閉自在に連設した
包装箱において、後面板から両端面板に亘って切離帯を
設け、各端面板と抱込片との稜部に沿って切離帯の上方
にミシン目を形成し、この切離帯及びミシン目を切断す
ることにより、蓋板と共に後面板及び両端面板の上部を
除去できるようにし、また、重合板の両端縁に連設した
折返片を後方へ折り曲げて端面板の内面に沿わせること
により、ミシン目の破断を防止し、強度を確保すること
としたのである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る包装箱の
ブランクを示す。このブランクにおいて、底面板1の周
縁各辺には、前面板2、後面板3及び一対の端面板4、
4が連設され、前面板2の先端縁には頂板5及び重合板
6が、後面板3の先端縁には蓋板7及び差込片8がそれ
ぞれ順次連設されている。後面板3の両側縁には貼着片
9が、重合板6の両側縁には折返片10がそれぞれ連設
され、各端面板4の前端縁には抱込片11が、先端縁に
は天面フラップ12が連設されている。また、各端面板
4の後部には、底面板1の角へ向かう45°の折目線1
3が形成されている。
ブランクを示す。このブランクにおいて、底面板1の周
縁各辺には、前面板2、後面板3及び一対の端面板4、
4が連設され、前面板2の先端縁には頂板5及び重合板
6が、後面板3の先端縁には蓋板7及び差込片8がそれ
ぞれ順次連設されている。後面板3の両側縁には貼着片
9が、重合板6の両側縁には折返片10がそれぞれ連設
され、各端面板4の前端縁には抱込片11が、先端縁に
は天面フラップ12が連設されている。また、各端面板
4の後部には、底面板1の角へ向かう45°の折目線1
3が形成されている。
【0007】前記重合板6の先端縁には係合片14が、
底面板1の前縁部には前面板2との稜線に沿って係合孔
15がそれぞれ2箇所に設けられ、前面板2から重合板
6へかけて差込片16が、蓋板7と差込片8の稜部には
差込孔17がそれぞれ切込により設けられている。ここ
で、差込片16には、差込孔17に対する抜き差しを可
能にするため、基端と中間に幅方向の折目線18が設け
られている。また、差込孔17の蓋板7側の端縁には、
開封用の指掛凹部19が形成され、重合板6の先端縁中
央部には、解体用の指掛凹部20が形成されている。
底面板1の前縁部には前面板2との稜線に沿って係合孔
15がそれぞれ2箇所に設けられ、前面板2から重合板
6へかけて差込片16が、蓋板7と差込片8の稜部には
差込孔17がそれぞれ切込により設けられている。ここ
で、差込片16には、差込孔17に対する抜き差しを可
能にするため、基端と中間に幅方向の折目線18が設け
られている。また、差込孔17の蓋板7側の端縁には、
開封用の指掛凹部19が形成され、重合板6の先端縁中
央部には、解体用の指掛凹部20が形成されている。
【0008】そして、後面板3及び貼着片9と各端面板
4には、切離帯としてジッパ21が設けられ、後面板3
の中央部分においてジッパ21には切始部22が形成さ
れている。また、各端面板4と抱込片11の稜部には、
ジッパ21より先端側にミシン目23が設けられてい
る。
4には、切離帯としてジッパ21が設けられ、後面板3
の中央部分においてジッパ21には切始部22が形成さ
れている。また、各端面板4と抱込片11の稜部には、
ジッパ21より先端側にミシン目23が設けられてい
る。
【0009】上記のようなブランクを組み立てるには、
図2に示すように、後面板3及び一対の端面板4、4を
起立させ、貼着片9を端面板4に貼着する。そして、図
3に示すように、抱込片11を内側へ折り曲げ、前面板
2を起立させ、頂板5を内側水平方向に、重合板6を下
方に順次折り曲げると共に、折返片10を後方へ折り曲
げ、抱込片11を前面板2と重合板6との間に挟み、係
合片14を係合孔15に係合させて、二重構造の前壁2
4を形成する。このとき、折返片10が端面板4の内面
に沿うので、落下に伴うミシン目23の破断が防止され
る。
図2に示すように、後面板3及び一対の端面板4、4を
起立させ、貼着片9を端面板4に貼着する。そして、図
3に示すように、抱込片11を内側へ折り曲げ、前面板
2を起立させ、頂板5を内側水平方向に、重合板6を下
方に順次折り曲げると共に、折返片10を後方へ折り曲
げ、抱込片11を前面板2と重合板6との間に挟み、係
合片14を係合孔15に係合させて、二重構造の前壁2
4を形成する。このとき、折返片10が端面板4の内面
に沿うので、落下に伴うミシン目23の破断が防止され
る。
【0010】その後、図4及び図5に示すように、マル
チパックを正立状態で底面板1上に並べて箱内に収納
し、蓋板7を閉じ、差込片16を折目線18沿いに鉤型
に折り曲げ、差込孔17に差し込んで封緘する。
チパックを正立状態で底面板1上に並べて箱内に収納
し、蓋板7を閉じ、差込片16を折目線18沿いに鉤型
に折り曲げ、差込孔17に差し込んで封緘する。
【0011】この包装箱は、図6乃至図8に示すよう
に、ジッパ21を切始部22から切り始め、続いてミシ
ン目23を切断すると、蓋板7と共に後面板3及び両端
面板4、4の上部を除去できるので、図9に示すよう
に、箱内に収納したマルチパックMを、缶の外周の印刷
面を見せた状態で陳列し、1パックずつばら売りするこ
とができる。
に、ジッパ21を切始部22から切り始め、続いてミシ
ン目23を切断すると、蓋板7と共に後面板3及び両端
面板4、4の上部を除去できるので、図9に示すよう
に、箱内に収納したマルチパックMを、缶の外周の印刷
面を見せた状態で陳列し、1パックずつばら売りするこ
とができる。
【0012】なお、この包装箱は、貼着片9を端面板4
に貼着した組立過程において、図10に示すように、端
面板4を折目線13沿いに折り曲げて後面板3と共に内
側へ伏倒させ、また、重合板6も内側へ伏倒させること
により、扁平かつコンパクトに折り畳んで保管しておく
ことができる。
に貼着した組立過程において、図10に示すように、端
面板4を折目線13沿いに折り曲げて後面板3と共に内
側へ伏倒させ、また、重合板6も内側へ伏倒させること
により、扁平かつコンパクトに折り畳んで保管しておく
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る包
装箱では、切離帯及びミシン目を切断することにより、
蓋板と共に後面板及び両端面板の上部を除去して、箱内
に収納したマルチパックを、缶の外周の印刷面を見せた
状態で陳列し、1パックずつばら売りすることができ
る。また、折返片によりミシン目の破断が防止され、強
度が確保される。
装箱では、切離帯及びミシン目を切断することにより、
蓋板と共に後面板及び両端面板の上部を除去して、箱内
に収納したマルチパックを、缶の外周の印刷面を見せた
状態で陳列し、1パックずつばら売りすることができ
る。また、折返片によりミシン目の破断が防止され、強
度が確保される。
【図1】この発明に係る包装箱のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の開蓋状態を示す斜視図
【図4】同上の包装状態を示す斜視図
【図5】同上の包装状態の縦断側面図
【図6】同上の上部除去過程を示す斜視図
【図7】同上の上部除去過程を示す斜視図
【図8】同上の上部除去状態を示す分解斜視図
【図9】同上の上部除去時の商品陳列状態を示す斜視図
【図10】同上の折畳状態を示す斜視図
1 底面板 2 前面板 3 後面板 4 端面板 6 重合板 7 蓋板 10 折返片 11 抱込片 21 ジッパ 23 ミシン目 24 前壁
Claims (1)
- 【請求項1】 底面板の周囲に連設した前面板、後面板
及び一対の端面板を起立させ、後面板と各端面板とを連
結し、各端面板の前端縁から延出した抱込片を、前面板
とその上端縁から下方へ向かう重合板とで挟んで前壁を
形成し、後面板の上端縁に蓋板を開閉自在に連設した包
装箱において、 後面板から両端面板に亘って切離帯を設け、各端面板と
抱込片との稜部に沿って切離帯の上方にミシン目を形成
し、重合板の両端縁に連設した折返片を後方へ折り曲げ
て端面板の内面に沿わせたことを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291998A JP2000118525A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291998A JP2000118525A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118525A true JP2000118525A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17776211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10291998A Pending JP2000118525A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000118525A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001685A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Rengo Co Ltd | 包装箱 |
FR2862049A1 (fr) * | 2003-11-12 | 2005-05-13 | Papeteries D Espaly | Emballage en carton de conditionnement et d'exposition de produits avec insert de rigidification constitue a partir d'un flan unique |
WO2008088894A1 (en) * | 2007-01-19 | 2008-07-24 | Graphic Packaging International, Inc. | Cooler carton |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP10291998A patent/JP2000118525A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001685A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Rengo Co Ltd | 包装箱 |
FR2862049A1 (fr) * | 2003-11-12 | 2005-05-13 | Papeteries D Espaly | Emballage en carton de conditionnement et d'exposition de produits avec insert de rigidification constitue a partir d'un flan unique |
WO2008088894A1 (en) * | 2007-01-19 | 2008-07-24 | Graphic Packaging International, Inc. | Cooler carton |
US7717318B2 (en) | 2007-01-19 | 2010-05-18 | Graphic Packaging International, Inc. | Cooler carton |
US8100320B2 (en) | 2007-01-19 | 2012-01-24 | Graphic Packaging International, Inc. | Cooler carton |
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