JP2000118353A - 車両用キーおよび車載キー装置 - Google Patents

車両用キーおよび車載キー装置

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JP2000118353A
JP2000118353A JP29529598A JP29529598A JP2000118353A JP 2000118353 A JP2000118353 A JP 2000118353A JP 29529598 A JP29529598 A JP 29529598A JP 29529598 A JP29529598 A JP 29529598A JP 2000118353 A JP2000118353 A JP 2000118353A
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JP
Japan
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key
vehicle
transmission circuit
circuit
coil
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JP29529598A
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Inventor
Takashi Yoshizawa
隆 吉沢
Yoshiki Konuma
吉樹 小沼
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用キーに内蔵されるバッテリーの交換の
手間を省く。 【解決手段】 相互誘導により第1コイルL1に誘起し
た電力をコンデンサーC1に蓄電し、その蓄電電力を第
1送信回路11,12へ供給するか、または第2送信回
路B1、1a〜1c、13〜16へ供給するかを切り換
えるとともに、コンデンサーC1の蓄電電力で第2送信
回路B1、1a〜1c、13〜16のバッテリーB1を
充電する。これにより、バッテリー交換の手間を省くこ
とができ、保守性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止機能とド
アロックの遠隔操作機能とを有する車両用キーおよび車
載キー装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】キーに固有のIDを設定し
たトランスポンダーを埋め込み、エンジン始動のたびに
キーのIDを読み込んで登録IDと照合し、IDが一致
したらエンジンの始動を許可する盗難防止機能と、ドア
キーシリンダーにキーを差し込んで開閉操作をせずに、
ドアをロックまたはアンロックするドアロックの遠隔操
作機能(以下、キーレスエントリーと呼ぶ)とを有する
車両用キー装置が知られている(例えば、特開平10−
131568号公報参照)。
【0003】しかしながら、従来の車両用キー装置で
は、キーレスエントリー回路を駆動するために小型バッ
テリーをキーに内蔵しているが、バッテリーが消耗した
ら交換しなければならず、保守が面倒であるという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、車両用キーに内蔵される
バッテリーの交換の手間を省くことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、車両の駆動源の始動許可を判定するための情報を送
信する第1送信回路と、キーを用いずに車両の開閉装置
をロックまたはアンロックするための情報を送信する第
2送信回路と、相互誘導により起電力を発生する第1コ
イルと、第1コイルに発生する起電力を蓄電するコンデ
ンサーと、コンデンサーの蓄電電力を第1送信回路へ供
給するか、または第2送信回路へ供給するかを切り換え
る電源切換回路とを備える。 (2) 請求項2の車両用キーは、第2送信回路が充電
可能なバッテリーを有し、コンデンサーの蓄電電力によ
りバッテリーを充電するようにしたものである。 (3) 請求項3の車両用キーは、電源切換回路によっ
て、第1コイルに起電力が発生した時点から所定時間T
1の間、コンデンサーの蓄電電力を第1送信回路へ供給
し、所定時間T1経過後からコンデンサーの蓄電電力を
第2送信回路へ供給するようにしたものである。 (4) 請求項4の車両用キーは、電源切換回路によっ
て、第2送信回路へコンデンサーの蓄電電力の供給を開
始してから所定時間T2後に供給を停止するようにした
ものである。 (5) 請求項5の発明は、上記車両用キーとともに用
いられる車載キー装置であって、車両用キーがキーシリ
ンダーへ差し込まれたことを検知する差込検知器と、差
込検知器により車両用キーの差込が検知されると通電さ
れ、相互誘導により第1コイルに起電力を誘起させる第
2コイルと、第1送信回路からの情報を受信して車両の
駆動源の始動許可を判定する始動許可判定回路と、第2
送信回路からの情報を受信して車両の開閉装置をロック
またはアンロックするロック回路とを備える。 (6) 請求項6の車載キー装置は、第1送信回路およ
び第2送信回路から送信される情報にはIDが含まれて
おり、始動許可判定回路は送信IDが予め記憶している
IDと一致したら始動許可を判定し、ロック回路は送信
IDが予め記憶しているIDと一致したら開閉装置のロ
ックまたはアンロックを行うようにしたものである。
【0006】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、相互
誘導により第1コイルに誘起した電力をコンデンサーに
蓄電し、その蓄電電力を第1送信回路へ供給するか、ま
たは第2送信回路へ供給するかを切り換えるようにした
ので、盗難防止機能とドアロックの遠隔操作機能とを有
する車両用キーの回路を簡素化することができ、コスト
を低減できる。 (2) 請求項2の発明によれば、コンデンサーの蓄電
電力で第2送信回路のバッテリーを充電するようにした
ので、バッテリー交換の手間を省くことができ、保守性
を向上させることができる。 (3) 請求項3の発明によれば、コンデンサーの蓄電
電力を、第1コイルに起電力が発生した時点からT1時
間だけ第1送信回路へ供給し、それ以後は第2送信回路
へ供給するようにしたので、必要なときに必要な時間だ
け第1送信回路へ電力が供給され、それ以外のときは蓄
電電力が第2送信回路のバッテリーへ供給されることに
なり、コンデンサーの蓄電電力を無駄なく有効に利用す
ることができる。 (4) 請求項4の発明によれば、第2送信回路へ蓄電
電力の供給を開始してからT2時間後に供給を停止する
ようにしたので、電源切換回路が常時、作動状態になっ
て無駄な電力が消費されのを避けることができる。 (5) 請求項5の発明によれば、車両用キーがキーシ
リンダーへ差し込まれると第2コイルへ通電し、車両用
キーの第1コイルへ起電力を誘起させるようにしたの
で、従来の車両用キーと同様に取り扱うだけで特別な操
作を必要とせず、自動的に車両用キーの第2送信回路用
バッテリーが充電され、従来と同等の操作性を維持でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】内燃機関を駆動源とする車両に本
発明を適用した一実施の形態を説明する。なお、本発明
は内燃機関を駆動源とする車両のイグニッション・キー
に限定されず、電気自動車やハイブリッド車両のメイン
・キーにも適用することができる。
【0008】図1は一実施の形態の車両用キーの外観を
示し、図2はその回路図である。また、図3は車載盗難
防止装置(以下、イモビライザーと呼ぶ)の構成を示
し、図4は車載キーレスエントリー装置の構成を示す。
この実施の形態は、図1および図2に示す車両用キー1
と、図3に示す車載イモビライザーと図4に示す車載キ
ーレスエントリー装置から成る車載キー装置とにより構
成される。
【0009】図1において、車両用キー1のヘッド部に
は車両のドアを遠隔操作でロックするためのドアロック
スイッチ1aと、アンロックするためのドアアンロック
スイッチ1bと、トランクリッドをアンロックするため
のトランクリッドオープナースイッチ1cが設けられ
る。なお、この実施の形態では図1に示すキープレート
1dを有する車両用キーを例に上げて説明するが、キー
プレートのないキーに対しても本発明を適用することが
できる。
【0010】次に、図2を参照して車両用キー1の回路
を説明する。コイルL1は、車両用キー1が車両のイグ
ニッションキーシリンダーへ差し込まれたときに、図3
に示す車載イモビライザー側のコイルL2との間で相互
誘導作用を生じ、車載コイルL2への通電によりコイル
L1に起電力が誘起する。コイルL1と並列に接続され
るコンデンサーC1は、コイルL1に誘起した電力を蓄
電し、トランスポンダーIC11の電源、およびキーレ
スエントリー用バッテリーB1を充電するための電源と
して利用する。
【0011】トランジスターTr1はマイクロコンピュー
ター13によりオン、オフし、オン時にコンデンサーC
1の充電電力をトランスポンダーIC11へ供給する。
トランスポンダーIC11は、トランジスターTr1を介
して電源が供給されると、内蔵の不揮発性メモリ(不図
示)に予め設定、記憶されたIDをアンテナ12から図
3に示す車載イモビライザーへ送信する。このIDは、
エンジンの始動許可判定を行うために用いられる。
【0012】トランジスターTr2はマイクロコンピュー
ター13によりオン、オフし、オン時にコンデンサーC
1の蓄電電力をバッテリーB1へ供給して充電する。バ
ッテリーB1は充電可能なバッテリーであり、マイクロ
コンピューター13、メモリ14、送信回路15などへ
電力を供給する。抵抗器R1、R2はトランジスターT
r1、Tr2のベース回路保護用である。
【0013】マイクロコンピューター13は、トランジ
スターTr1、Tr2を駆動制御してコンデンサーC1の蓄
電電力をトランスポンダーIC11へ供給するか、また
はバッテリーB1へ供給するかを切り換える。マイクロ
コンピューター13はまた、ドアロックスイッチ1a、
ドアアンロックスイッチ1b、トランクリッドオープナ
ースイッチ1cのいずれかが操作されると、不揮発性メ
モリ14に予め設定、記憶されているIDとロック、ア
ンロック信号を送信回路15およびアンテナ16を介し
て図4に示す車載キーレスエントリー装置へ送信する。
【0014】ここで、トランスポンダーIC11に設
定、記憶されているIDと、キーレスエントリー用メモ
リ14に設定、記憶されているIDとを区別するため
に、この実施の形態では前者をイモビライザーIDと呼
び、後者をキーレスエントリーIDと呼ぶ。なお、両I
Dを同一のIDとしてもよい。
【0015】図3により車載イモビライザーを説明す
る。アンテナユニット2は車両のイグニッションキーシ
リンダー内に設置され、キー1へ電力を送るとともに、
キー1からイモビライザーIDを受信する。差込検知ス
イッチ21はキー1がイグニッションキーシリンダーへ
差し込まれるとオンし、車載バッテリーBATの電力をコ
イルL2へ供給する。これにより、コイルL2の周りに
電界が発生し、相互誘導によりキー1のコイルL1に起
電力が誘起する。アンテナ22はキー1からの送信電波
を受信し、増幅器23で増幅して復調器24でイモビラ
イザーIDへ復調した後、インタフェース25を介して
イモビライザーユニット3へ送る。
【0016】イモビライザーユニット3は、マイクロコ
ンピューター31と、メモリ32やインタフェース3
3、34などの周辺部品から構成される。イモビライザ
ーユニット3はインタフェース34を介してアンテナユ
ニット2と通信を行い、アンテナユニット2からキー1
のイモビライザーIDを読み込み、不揮発性メモリ32
に予め登録されているIDと照合する。そして、インタ
フェース33を介してエンジンコントロールユニット4
と通信を行い、エンジンコントロールユニット4へイモ
ビライザーIDの照合結果を送る。
【0017】エンジンコントロールユニット4は、マイ
クロコンピューター41と、メモリ42やインタフェー
ス43などの周辺部品から構成され、イモビライザーユ
ニット3によるID照合の結果、キー1のイモビライザ
ーIDが登録IDと一致したら点火装置51と燃料供給
装置52を制御してエンジンを始動する。
【0018】図4により車載キーレスエントリー装置を
説明する。アンテナ61および受信回路62は、キー1
から送信されるキーレスエントリーIDと、ドアロッ
ク、アンロックおよびトランクアンロック信号を受信す
る。キーレスコントロールユニット63は、マイクロコ
ンピューター63aとメモリ63bなどの周辺部品を備
え、キー1のキーレスエントリーIDとメモリ63bに
予め登録されたIDとを照合し、両者が一致すればロッ
ク、アンロック信号にしたがって車両のドアとトランク
リッドをロックまたはアンロックする。アクチュエータ
ー64〜67はそれぞれ、運転席ドア、助手席ドア、後
席右ドアおよび後席左ドアをロック、アンロックする。
キーレスコントロールユニット63には、運転席ドアス
イッチ69、助手席ドアスイッチ70、後席右ドアスイ
ッチ71、後席左ドアスイッチ72などが接続される。
なお、この実施の形態では、開閉装置として乗員乗降用
ドアとトランクリッドを例に上げて説明したが、例えば
リヤゲート、サンルーフ、フューエルリッドなどの、車
両の他の開閉装置に対しても適用することができる。
【0019】図5は車両用キー1の電源切換制御を示す
フローチャートであり、図6は電源切換制御時の各部の
動作を示すタイムチャートである。これらの図により、
一実施の形態の動作を説明する。車両用キー1のマイク
ロコンピューター13は、コイルL1の一端へ接続され
たモニター線17を介してコイルL1に誘起する起電力
を常に監視している。車両用キー1が車両のイグニッシ
ョンキーシリンダーへ差し込まれ、キー差込検知スイッ
チ21がオンしてコイルL2へ通電されると、相互誘導
によりコイルL1に起電力が誘起し、コイルL1の両端
に電圧が発生する(図6の時刻t1)。ステップ1にお
いて、コイルL1の誘起電圧レベルが所定値を超えたら
キー1がイグニッションキーシリンダーへ差し込まれた
と判断し、ステップ2へ進んでトランジスターTr1をオ
ンするとともに、続くステップ3でタイマーをスタート
する。これにより、トランスポンダーIC11へ電源が
供給され、トランスポンダーIC11からアンテナ12
を介してイモビライザーIDが送信される。車載イモビ
ライザーはキー1から送信されるイモビライザーIDを
受信して登録IDと照合し、両者が一致していればエン
ジンコントロールユニット4へエンジンの始動許可を与
える。
【0020】ステップ4で、トランジスターTr1をオン
してから所定時間T1が経過したかどうかを確認し、T
1時間が経過したらステップ5へ進む。なお、所定時間
T1には、イモビライザーIDを照合してエンジンの始
動許可判定を行うのに要する時間を設定すればよい。ス
テップ5では、トランジスターTr1をオフするととも
に、トランジスターTr2をオンする(図6の時刻t
2)。つまり、トランスポンダーIC11への電源供給
を停止し、キーレスエントリー用バッテリーB1の充電
を開始する。ステップ6でタイマーをスタートし、続く
ステップ7で所定時間T2が経過したかどうかを確認す
る。バッテリーB1の充電を開始してからT2時間が経
過したらステップ8へ進み、トランジスターTr2をオ
フしてバッテリーB1の充電を終了する(図6の時刻t
3)。なお、所定時間T2には、バッテリーB1の充電
によりコンデンサーC1の蓄電電力がほぼなくなるまで
の時間を設定すればよい。
【0021】このように、車両用キー1のキーシリンダ
ーへの差込操作によって得られた電力を、まず所定時間
T1だけトランスポンダー11へ供給し、車両の盗難防
止処理が終了したらキーレスエントリー用バッテリーB
1へ供給して充電するようにしたので、電力を無駄なく
有効に利用でき、通常の使用状況においてはバッテリー
B1を交換する手間を省くことができる。また、電源切
換回路のトランジスターTr1、Tr2を必要なときに必要
な期間だけオンするようにしたので、トランジスターT
r1、Tr2をオン駆動するための電力消費、すなわちキー
レスエントリー用バッテリーB1の電力消費を節約でき
る。
【0022】以上の一実施の形態の構成において、トラ
ンスポンダーIC11およびアンテナ12が第1送信回
路を、バッテリーB1、スイッチ1a〜1c、マイクロ
コンピューター13、メモリ14、送信回路15および
アンテナ16が第2送信回路を、コイルL1が第1コイ
ルを、コンデンサーC1がコンデンサーを、マイクロコ
ンピューター13およびトランジスターTr1、Tr2が電
源切換回路を、差込検知スイッチ21が差込検知器を、
コイルL2が第2コイルを、アンテナユニット2および
イモビライザーユニット3が始動許可判定回路を、アン
テナ61、受信回路62、キーレスコントロールユニッ
ト63およびアクチュエーター64〜68がロック回路
をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の車両用キーの外観図である。
【図2】 一実施の形態の車両用キーの回路図である。
【図3】 一実施の形態の車載イモビライザーの構成を
示す図である。
【図4】 一実施の形態の車載キーレスエントリー装置
の構成を示す図である。
【図5】 一実施の形態の電源切換制御を示すフローチ
ャートである。
【図6】 電源切換制御時の各部の動作を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1 車両用キー 1a ドアロックスイッチ 1b ドアアンロックスイッチ 1c トランクリッドオープナースイッチ 1d キープレート 2 アンテナユニット 3 イモビライザーユニット 4 エンジンコントロールユニット 11 トランスポンダーIC 12、16、22、61 アンテナ 13、31、41、63a マイクロコンピューター 14、32、42、63b メモリ 15 送信回路 21 差込検知スイッチ 23 増幅器 24 復調器 25、33、34、43 インタフェース 51 点火装置 52 燃料供給装置 62 受信回路 63 キーレスコントロールユニット 64〜68 アクチュエーター 69〜72 ドアスイッチ L1、L2 コイル C1 コンデンサー Tr1、Tr2 トランジスター R1、R2 抵抗器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の駆動源の始動許可を判定するための
    情報を送信する第1送信回路と、 キーを用いずに車両の開閉装置をロックまたはアンロッ
    クするための情報を送信する第2送信回路と、 相互誘導により起電力を発生する第1コイルと、 前記第1コイルに発生する起電力を蓄電するコンデンサ
    ーと、 前記コンデンサーの蓄電電力を前記第1送信回路へ供給
    するか、または前記第2送信回路へ供給するかを切り換
    える電源切換回路とを備えることを特徴とする車両用キ
    ー。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用キーにおいて、 前記第2送信回路は充電可能なバッテリーを有し、前記
    コンデンサーの蓄電電力により前記バッテリーを充電す
    ることを特徴とする車両用キー。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の車両用キ
    ーにおいて、 前記電源切換回路は、前記第1コイルに起電力が発生し
    た時点から所定時間T1の間、前記コンデンサーの蓄電
    電力を前記第1送信回路へ供給し、所定時間T1経過後
    から前記コンデンサーの蓄電電力を前記第2送信回路へ
    供給することを特徴とする車両用キー。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の車両
    用キーにおいて、 前記電源切換回路は、前記第2送信回路へ前記コンデン
    サーの蓄電電力の供給を開始してから所定時間T2後に
    供給を停止することを特徴とする車両用キー。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかの項に記載の車両
    用キーとともに用いられる車載キー装置であって、 前記車両用キーがキーシリンダーへ差し込まれたことを
    検知する差込検知器と、 前記差込検知器により前記車両用キーの差込が検知され
    ると通電され、相互誘導により前記第1コイルに起電力
    を誘起させる第2コイルと、 前記第1送信回路からの情報を受信して車両の駆動源の
    始動許可を判定する始動許可判定回路と、 前記第2送信回路からの情報を受信して車両の開閉装置
    をロックまたはアンロックするロック回路とを備えるこ
    とを特徴とする車載キー装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の車載キー装置において、 前記第1送信回路および前記第2送信回路から送信され
    る情報にはIDが含まれており、前記始動許可判定回路
    は送信IDが予め記憶しているIDと一致したら始動許
    可を判定し、前記ロック回路は送信IDが予め記憶して
    いるIDと一致したら開閉装置のロックまたはアンロッ
    クを行うことを特徴とする車載キー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059931A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tokai Rika Co Ltd 遠隔操作システム及び電源充電式通信端末

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JP2011059931A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tokai Rika Co Ltd 遠隔操作システム及び電源充電式通信端末

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