JP2000117637A - ウォータージェット切断方法および装置 - Google Patents

ウォータージェット切断方法および装置

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JP2000117637A
JP2000117637A JP10293586A JP29358698A JP2000117637A JP 2000117637 A JP2000117637 A JP 2000117637A JP 10293586 A JP10293586 A JP 10293586A JP 29358698 A JP29358698 A JP 29358698A JP 2000117637 A JP2000117637 A JP 2000117637A
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nozzle
cut
pressure water
water jet
jet cutting
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Etsuzo Matsubara
悦三 松原
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KITAGAWA KOGYO KK
Kitagawa Industries Co Ltd
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KITAGAWA KOGYO KK
Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な切断面が得られるように効率よく切断
すること。 【解決手段】 ノズル1Aを被切断材の表面に対する法
線方向から傾斜させ、ノズル1Aから噴射される高圧水
の水流の一側辺側が製品となるように被切断材を切断す
ることで、製品の切断面を表面に対して直角となるよう
に切断することができるようにした方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧水により被切
断材を切断するウォータージェット切断方法および装置
に係り、特に、研磨材を混入した高圧水によるウォータ
ージェット切断方法および装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】音速の2〜3倍という高速で噴射される
ように圧力を高められた超高圧水を含む高圧水により被
切断材を切断するウォータージェット方法および装置に
おいては、一般に、固体の研磨材を混入して切断効率を
向上させるようにしている。この研磨材は、ガーネッ
ト、ダイアモンド、酸化アルミなどの高硬度の材質から
なる直径数百ミクロンの粒状物であるが、これらの研磨
材は、高圧水とともに被切断材に高速で衝突し、被切断
材の一部を破壊して切削する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した高
圧水の被切断材との衝突の際に研磨材自体も衝撃により
破壊され、研磨材の粒も元々の直径数百ミクロンから数
十ミクロンと小さくなってしまい、被切断材を破壊する
エネルギを失ってしまう。
【0004】このため、図6に示すように、ノズル1か
ら被切断材2の表面2Aに対し、研磨材を混入した高圧
水を表面2Aの法線方向から噴射すると、高圧水により
形成される被切断材2の孔3の内径は、研磨材の作用が
大きい表面2A側では被切断材2を良好に切断するので
広くなるのに対し、研磨材の作用が小さくなる裏面2B
側では被切断材2を良好に切断できなくなるので狭くな
ってしまい、被切断材2の1点のみを切断すると仮定す
ると、被切断材2は全体として逆円錐台状に切断されて
しまう。
【0005】そこで、従来は、ノズルの移動速度を非常
に遅くして、切断エネルギを被切断材2の1点に多く与
えるようにして、切断面を被切断材2の表面2Aに直交
するようにしていた。
【0006】しかしながら、このようにノズルの移動速
度を非常に遅くして切断するのでは、切断効率が悪いば
かりでなく、切断のためのランニングコストが高くな
り、製品のコストアップにつながっていた。
【0007】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を克服し、良好な切断面が得られるように効率よ
く切断することのできるウォータージェット切断方法お
よび装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に係る本発明のウォータージェット切断方
法の特徴は、ノズルを被切断材の表面に対する法線方向
から傾斜させ、ノズルから噴射される高圧水の先細とな
る水流の一側辺が前記被切断材の表面に対して直交する
ようにして被切断材を切断するようにした点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、被切断材
の表面に対して直交する高圧水の水流の一側辺側が製品
となるように被切断材を切断することで、製品の切断面
を表面に対して直角となるように切断することができ
る。
【0009】請求項2に係る本発明のウォータージェッ
ト切断装置の特徴は、ノズルを傾斜するように回動させ
る回動手段と、ノズルの傾斜状態ならびに位置を制御す
る制御手段と有する点にある。そして、このような構成
を採用したことにより、ノズルから噴射される高圧水の
先細となる水流の一側辺が前記被切断材の表面に対して
直交するようにノズルの向きを規制して切断することが
できる。
【0010】請求項3に係る本発明のウォータージェッ
ト切断装置の特徴は、回動手段を、ノズルを任意の角度
傾斜させるノズル傾斜手段と、ノズルの傾斜する向きを
任意の方向に設定するノズル傾斜方向規制手段とにより
構成した点にある。そして、このような構成を採用した
ことにより、ノズルを任意の方向に任意の角度傾斜させ
ることができる。
【0011】請求項4に係る本発明のウォータージェッ
ト切断装置の特徴は、ノズルと被切断材との間隔を検出
する検出手段を制御手段と電気的に接続されるように配
設した点にある。そして、このような構成を採用したこ
とにより、ノズル先端と被切断材の表面との間隔を制御
して最適な高圧水の水流が得られる間隔で被切断材を切
断することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明に係るウ
ォータージェット切断装置の全体を示すものであり、基
台10の上面には被切断材を載置するベッド11が配設
されている。また、このベッド11の側方には、前記基
台10に連接されているハウジング12が形成されてお
り、このハウジング12内には、水平方向に延在するX
軸ボールねじ13が回転自在に支持されている。そし
て、このX軸ボールねじ13の一端部の近傍となる前記
ハウジング12内には、正逆両方向に回転可能なX軸サ
ーボモータ14が配設されている。さらに、このX軸サ
ーボモータ14の出力軸15と前記X軸ボールねじ13
には、それぞれプーリ16,17が嵌着され、両プーリ
16,17間にはベルト18が巻回されており、前記X
軸サーボモータ14の駆動により前記X軸ボールねじ1
3が回転されるようになっている。
【0013】前記X軸ボールねじ13の上方には、この
X軸ボールねじ13と平面視において直交する水平方向
に延在する可動ハウジング19が配設されており、この
可動ハウジング19の下部には、前記X軸ボールねじ1
3に螺合する雌ねじ(図示せず)が形成されている。し
たがって、前記X軸サーボモータ14を駆動することに
より前記可動ハウジング19は、X軸ボールねじ13の
延在方向に移動することになる。
【0014】前記可動ハウジング19内には、この可動
ハウジング19の延在方向に延在するY軸方向のボール
ねじ軸20が回転自在に支持されている。そして、この
Y軸ボールねじ20の一端部の近傍となる前記可動ハウ
ジング19内には、正逆両方向に回転可能なY軸サーボ
モータ21が配設されている。さらに、このY軸サーボ
モータ21の出力軸22と前記Y軸ボールねじ20に
は、それぞれプーリ23,24が嵌着され、両プーリ2
3,24間にはベルト25が巻回されており、前記Y軸
サーボモータ21の駆動により前記Y軸ボールねじ20
が回転されるようになっている。
【0015】前記可動ハウジング19の上方には、ヘッ
ド支持体26が配設されており、前記Y軸ボールねじ2
0の上方に位置するヘッド支持体26の基部27には、
前記Y軸ボールねじ20に螺合する雌ねじ(図示せず)
が形成されている。したがって、前記Y軸サーボモータ
21を駆動することにより前記ヘッド支持体26は、Y
軸ボールねじ20の延在方向に移動することになる。
【0016】前記ヘッド支持体26の基部27には、前
記ベッド11の上方に臨む軸受部28が突設されてお
り、この軸受部28には、円環状の内周面をなす軸受2
9がその軸線を鉛直方向に位置するように形成されてい
る。この軸受29の内側には、回転体30が回転自在に
支持されており、この回転体30には、外歯のギア部3
1が形成されている。一方、前記軸受部28には、この
ギア部31に噛合するウオームギア32を支持している
駆動軸33が回転自在に支持されており、この駆動軸3
3の一端部近傍の前記軸受部28には、駆動軸33を回
転駆動する回転軸サーボモータ34が配設されている。
したがって、この回動軸サーボモータ34の駆動により
前記ウオームギア32が回転し、前記回転体30が回転
されるようになっている。
【0017】前記回転体30の下端部には、図3に詳示
するように、回転体30の下方に延在する支持板35が
垂設されており、この支持板35には、後述するノズル
1Aを昇降させるノズル昇降用サーボモータ36が支持
されている。このノズル昇降用サーボモータ36の図示
しない出力軸にはピニオンが支持されており、また、前
記支持板35には、鉛直方向に延在するカイド部材37
が配設されている。一方、前記ノズル1Aを支持してい
る昇降部38には、前記ガイド部材37により支持され
るリニア軸受39が配設されており、また、前記昇降部
38には、前記ピニオンに噛合する鉛直方向のラック
(図示せず)が支持されている。したがって、前記ノズ
ル昇降用サーボモータ36を駆動することにより前記昇
降部38は昇降されることになる。
【0018】そして、前記3つのサーボモータ14,2
1,36は、前記ノズル1Aを3軸方向に移動させる駆
動手段を構成している。
【0019】前記昇降部38の下端部には、円弧状の軸
受40が形成され、この軸受40の内側には、水平方向
の軸線を有する回転体41が回転自在に支持されてお
り、この回転体41には、外歯のギア部42が形成され
ている。一方、前記軸受40の近傍の前記昇降部38に
は、前記ギア部42に上方から噛合するウオームギア4
3を支持し、水平方向に延在する駆動軸44が回転自在
に支持されており、この駆動軸44の一端部近傍の前記
昇降部38には、駆動軸44を回転駆動する回転軸サー
ボモータ45が配設されている。したがって、この回動
軸サーボモータ45の駆動により前記ウオームギア43
が回転し、前記回転体41が回転されるようになってい
る。
【0020】前記両サーボモータ34,45は、前記ノ
ズル1Aを傾斜するように回動させる回動手段を構成し
ており、このうち、前記サーボモータ45は、前記ノズ
ル1Aを任意の角度傾斜させるノズル傾斜手段を構成
し、また、前記サーボモータ34は、前記ノズル1Aの
傾斜する向きを任意の方向に設定するノズル傾斜方向規
制手段を構成している。
【0021】前記回転体41には通常時鉛直方向に位置
するノズル基部46が垂設されており、前記回転体41
の回転によりこのノズル基部46が鉛直方向から左右い
ずれかの方向に傾斜されることになる。また、前記ノズ
ル基部46の先端部には、前記ノズル1Aが支持されて
いる。さらに、前記ヘッド支持体26の基部には、前記
ノズル1Aの傾斜角度を表示する角度表示器47が配設
されている。さらにまた、前記昇降部38の下端には、
図示しない被切断材の上面高さを検知するための距離セ
ンサ48が支持されている。
【0022】また、前記各サーボモータ14,21,3
4,36,45、角度検出器47および前記距離センサ
48は、ウォータージェット切断装置の図示しないCP
Uのような制御部と電気的に接続されており、この制御
部は、切断プログラムや前記角度検出器47および距離
センサ48からの検出信号により前記各モータ14,2
1,34,36,45の駆動を制御して、前記ノズルの
位置ならびに傾斜状態を調整する制御手段を構成してい
る。
【0023】前記ノズル1Aには、高圧水ならびに研磨
材が供給されるようになっている。
【0024】このうち、まず、高圧水を供給する経路に
ついて説明する。
【0025】前記基台10には、上方に延在する空洞の
支持アーム50が突設されており、この支持アームの上
端には開口51が形成されている。そして、この開口5
1からは、前記支持アーム50内を延在している金属製
の高圧水パイプ52Aが外方に導出されている。また、
この開口51には支持ロッド53Aの基部が回動自在に
嵌合されている。この支持ロッド53Aの先端部には、
コイルドラム54を回転自在に支持しているコイルホル
ダ55が接続されており、前記コイルドラム54には、
前記高圧水パイプ52Aの中間部が螺旋状に巻回されて
いる。これは、高圧水パイプ52が硬質であり任意に撓
ませにくいため、コイルドラム54に巻回して任意の位
置に移動しうるようにするためである。なお、前記高圧
水パイプ52Aの基端部は、高圧水を形成するための図
示しないポンプと接続されている。
【0026】一方、前記昇降部38の上部からは、前記
回転体30に形成された中心孔56を挿通するようにし
てガイドパイプ57が上方に延出されており、このガイ
ドパイプ57内には、先端が前記ノズル1A内に連通し
ている金属製の高圧水パイプ52Bが延在されている。
前記ガイドパイプ57の上端には、ほぼU字形の固定具
58を介して支持ロッド53Bが枢着されており、この
支持ロッド53Bの先端には、前記コイルホルダ55の
中心軸59が支持されている。また、前記両高圧水パイ
プ52A,52Bは、前記ガイドパイプ57の上端部に
おいて接続されている。
【0027】前記両支持ロッド53A,53Bは、前記
各モータ14,21,34,36,45の駆動により規
制されるノズル1Aの向きならびに位置に追従して、図
2に実線ならびに想像線により示すように、種々の向き
ならびに位置をとり得るようになっており、両支持ロッ
ド53A,53Bに支持されている前記コイルドラム5
4も同様に種々の位置に従動するようになっている。
【0028】また、前記ノズル1Aから噴射される高圧
水に混合される研磨材は、前記ヘッド支持体26に取付
けられている研磨材収納ホッパ60内に収納されてい
る。また、この研磨材収納ホッパ60には前記ノズル1
Aに至るパイプ61が接続されており、このパイプ61
を介して研磨材収納ホッパ60内の研磨材がノズル1A
に供給され、このノズル1A内において高圧水と研磨材
とが混合されるようになっている。
【0029】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0030】ベッド11上に被切断材(図示せず)を載
置し、制御部にこの被切断材を切断するためのデータを
入力し、切断のためのスタートボタン(図示せず)を押
すと、前記各モータ14,21,34,36,45の駆
動によりノズル1Aが、被切断材の切断のための初期位
置に距離センサ48により検出された被切断材の表面と
の距離を設定距離にされるようにして位置決めされる。
このとき、ノズル1Aから噴射される高圧水の先細とな
る水流の一側辺が前記被切断材の表面に対して直交する
ように、ノズル1Aの軸線は、角度表示器47が検出し
た角度信号をもとに制御部が両回転軸サーボモータ3
4,44を駆動して被切断材の表面に対する法線方向か
ら所定の方向に所定の角度だけ傾斜されている。
【0031】そして、ノズル1Aの先端から研磨材が混
合された高圧水が被切断材に向けて噴射されつつ、各サ
ーボモータ14,21,36の駆動によりノズル1Aが
所定の方向に徐々に移動されるようにして被切断材が徐
々に切断されていくが、このとき、ノズル1Aの軸線
は、角度表示器47が検出した角度信号をもとに制御部
が両回転軸サーボモータ34,44を駆動して被切断材
の表面に対する法線方向から所定の方向に所定の角度だ
け傾斜されている状態を維持している。したがって、ノ
ズル1Aから噴射される高圧水の先細となる水流の一側
辺は前記被切断材の製品となる側の表面に対して常時直
交することになる。
【0032】図4は、このようにして傾斜されたノズル
1Aの状態を示すものであり、このように傾斜されたノ
ズル1Aによれば、被切断材2の表面2Aに対し、ノズ
ル1Aから噴射され被切断材2の表面2Aに対して直交
する高圧水の先細となる水流の一側辺側が製品4となる
ように被切断材を切断することができる。
【0033】図5は、このようにして傾斜されたノズル
1Aにより円盤状の製品4を形成する際のノズル1Aの
移動状態を示すものであり、ノズル1Aを製品4の中心
から放射方向に向くように常時等しい角度θで傾斜させ
つつ高圧水を噴射することにより、製品4は、その表面
4Aと外周面4Bとが直交することになる。
【0034】このように本実施形態によれば、ノズル1
Aから噴射され被切断材の表面に対して直交する高圧水
の水流の一側辺側が製品となるように被切断材を切断す
ることにより、切断面を被切断材の表面に対して直角と
なるように切断することができる。
【0035】また、ノズル1Aの先端と被切断材との間
隔を距離センサ48により常時検出して、制御部へ検出
信号を出力しているので、制御部が各サーボモータ1
4,21,36を駆動して、ノズル1Aの先端と被切断
材の表面との間隔を最適な高圧水の水流が得られる距離
に設定して被切断材を良好に切断することができる。
【0036】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、良
好な切断面が得られるように効率よく切断することがで
きる。
【0038】すなわち、ノズルを被切断材の表面に対す
る法線方向から傾斜させ、ノズルから噴射される高圧水
の先細となる水流の一側辺が前記被切断材の表面に対し
て直交するようにして被切断材を切断するようにしてい
るので、被切断材の表面に対して直交する高圧水の水流
の一側辺側が製品となるように被切断材を切断して、製
品の切断面を表面に対して直角となるように良好な切断
面をもって切断することができる。
【0039】また、ノズルを傾斜するように回動させる
回動手段と、ノズルの傾斜状態ならびに位置を制御する
制御手段と有しているので、ノズルから噴射される高圧
水の先細となる水流の一側辺が前記被切断材の表面に対
して直交するようにノズルの向きを規制して切断するこ
とができる。
【0040】さらに、回動手段を、ノズルを任意の角度
傾斜させるノズル傾斜手段と、ノズルの傾斜する向きを
任意の方向に設定するノズル傾斜方向規制手段とにより
構成すれば、ノズルを任意の方向に任意の角度傾斜させ
ることができる。
【0041】さらにまた、ノズルと被切断材との間隔を
検出する検出手段を制御手段と電気的に接続されるよう
に配設すれば、ノズル先端と被切断材の表面との間隔を
制御して最適な高圧水の水流が得られる間隔で被切断材
を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るウォータージェット切断装置の
実施形態を示す正面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 図1の要部の拡大図
【図4】 ノズルを傾斜させて切断する状態を示す説明
【図5】 図4の状態で製品を製造する状態を示す斜視
【図6】 従来のウォータージェット切断装置による被
切断材の切断状態を示す説明図
【符号の説明】
1A ノズル 2 被切断材 4 製品 10 基台 11 ベッド 14 X軸サーボモータ 21 Y軸サーボモータ 26 ヘッド支持体 30 回転体 34 回転軸サーボモータ 36 ノズル昇降用サーボモータ 41 回転体 45 回転軸サーボモータ 47 角度表示器 48 距離センサ 52A,52B 高圧水パイプ 53A,53B 支持ロッド 55 コイルホルダ 60 研磨材収納ホッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨材を混入した高圧水をノズルより噴
    射し、被切断材を切断するウォータージェット切断方法
    において、 前記ノズルを被切断材の表面に対する法線方向から傾斜
    させ、ノズルから噴射される高圧水の先細となる水流の
    一側辺が前記被切断材の表面に対して直交するようにし
    て被切断材を切断するようにしたことを特徴とするウォ
    ータージェット切断方法。
  2. 【請求項2】 研磨材を混入した高圧水を噴射するノズ
    ルと、このノズルを自転ならびに3軸方向に移動させる
    駆動手段とを有するウォータージェット切断装置におい
    て、 前記ノズルを傾斜するように回動させる回動手段と、 前記ノズルの傾斜状態ならびに位置を制御する制御手段
    とをさらに有することを特徴とするウォータージェット
    切断装置。
  3. 【請求項3】 前記回動手段を、前記ノズルを任意の角
    度傾斜させるノズル傾斜手段と、前記ノズルの傾斜する
    向きを任意の方向に設定するノズル傾斜方向規制手段と
    により構成したことを特徴とする請求項2に記載のウォ
    ータージェット切断装置。
  4. 【請求項4】前記ノズルと前記被切断材との間隔を検出
    する検出手段を前記制御手段と電気的に接続されるよう
    に配設したことを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載のウォータージェット切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178143A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社スギノマシン ウォータージェット切断方法及びウォータージェット切断装置
CN108453629A (zh) * 2018-03-31 2018-08-28 黄剑青 一种改进型水切割机器人装置
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