JP2000117619A - 研磨装置および研磨パッド - Google Patents

研磨装置および研磨パッド

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板の上に形成された絶縁層または金
属配線の表面を研磨により平滑にする機械的な平坦化工
程で使用するための研磨装置または研磨パッドにおい
て、半導体基板全面が均一に平坦化される技術を提供す
ること。 【解決手段】 半導体基板を研磨ヘッドに固定し、研磨
定盤に体積弾性率が600kg/cm2以上でかつ圧縮
弾性率が10kg/cm2以上140kg/cm2以下
であるクッション層を介して固着したマイクロゴムA硬
度が70度以上の研磨層を前記半導体基板に押し当て、
該半導体基板自体の反りあるいは凹凸を前記クッション
層に吸収させた状態で前記研磨ヘッド或いは研磨定盤或
いはその双方を回転させて前記半導体基板を研磨する事
を特徴とする研磨装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の研磨
装置および研磨パッドに関するものであり、さらに、シ
リコンなど半導体基板上に形成される絶縁層の表面や金
属配線の表面を機械的に平坦化する研磨装置と研磨パッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリに代表される大規模集積回
路(LSI)は、年々集積化が進んでおり、それに伴い
大規模集積回路の製造技術も高密度化が進んでいる。さ
らに、この高密度化に伴い、半導体デバイス製造箇所の
積層数も増加している。その積層数の増加により、従来
は問題とならなかった積層にすることによって生ずる半
導体ウェハー主面の凹凸が問題となっている。その結
果、例えば日経マイクロデバイス1994年7月号50
〜57頁記載のように、積層することによって生じる凹
凸に起因する露光時の焦点深度不足を補う目的で、ある
いはスルーホール部の平坦化による配線密度を向上させ
る目的で、化学的機械研磨(CMP:Chemical
Mechanical Polishing)技術を
用いた半導体ウェハの平坦化が検討されている。
【0003】一般にCMP装置は、被処理物である半導
体基板を保持する研磨ヘッド、被処理物の研磨処理をお
こなうための研磨パッド、前記研磨パッドを保持する研
磨定盤から構成されている。そして、半導体基板の研磨
処理は研磨剤と薬液からなるスラリを用いて、半導体基
板と研磨パッドを相対運動させることにより、半導体基
板表面の層の突出した部分が除去されて基板表面の層を
滑らかにするものである。この半導体基板の研磨加工時
の研磨速度は、例えば半導体基板の一主面に成膜された
酸化シリコン(SiO2)膜では、半導体基板と研磨パ
ッドの相対速度及び荷重にほぼ比例している。そのた
め、半導体基板の各部分を均一に研磨加工するために
は、半導体基板にかかる荷重を均一にする必要がある。
【0004】しかし、研磨ヘッドに保持した半導体基板
の表面は、例えば半導体基板の元々の反り等の変形によ
り、全体的にはうねっていることが多い。そのため、半
導体基板の各部分に均一に荷重を与えるためには、研磨
パッドを前述したような半導体基板のうねりに倣って接
触させる観点では、柔らかい研磨パッドを用いることが
望ましい。しかし、柔らかい研磨パッドを用いて半導体
基板の一主面に形成された絶縁層等の凹凸の平坦化のた
めの研磨加工をおこなう場合、前記半導体基板のうねり
に対する追随性は向上させることができるが、半導体基
板表面の局所的な凹凸の平坦性は悪くなってしまう。例
えば、前記半導体基板表面の層の部分的な凹凸が研磨だ
れ、つまりは研磨面が丸くなって平坦にならないという
問題をまねいてしまう。これに対し、硬い研磨パッドを
用いて同様に半導体基板の研磨加工をおこなう場合は、
前述した柔らかい研磨パッドを用いた場合とは逆に半導
体基板表面の局所的な凹凸の平坦性を向上することがで
きるが、半導体基板の全体的なうねりに対する追随性の
観点では悪くなり、例えば、半導体基板表面の全体的な
うねりの各部分において、うねりの突出している部分の
凹凸は多く研磨されてしまい、うねりの引っ込んでいる
部分の凹凸はほとんど研磨されずに残ってしまうという
問題をまねいてしまう。この様な不均一な研磨加工はア
ルミ配線を露出させたり、研磨加工後の酸化シリコン絶
縁膜面の厚みが部分毎に違うために例えばスルーホール
径の不揃いや積層起因の凹凸を平坦にできず露光時の焦
点深度が不足する原因となる。
【0005】この部分的な平坦性と全体的な追随性を向
上するという相反する要求を満たすための研磨パッドに
関する従来技術としては、特開平6−21028号公報
に示される二層パッドが試みられた。特開平6−210
28号公報に示される二層パッドは、体積弾性率が4p
si〜20psiの応力の範囲で250psi/psi
以下のクッション層に支持される半導体基板と直に接触
する研磨層がそれより大きい体積弾性率という構成であ
る。その目的は、クッション層に半導体基板の全体のう
ねりを吸収させる一方、研磨層はある程度の面積以上
(たとえば、ダイの間隔以上)の湾曲に耐えるようにす
ることである。残念ながら、その様な従来の二層パッド
は、依然として次の点で研磨性能を低下させている。ま
ず第一に、研磨層の体積弾性率がクッション層の体積弾
性率より大きいものでも、半導体基板表面の局所的な凹
凸の平坦性は悪くなることがあり、局所平坦性は研磨層
の体積弾性率と必ずしも相関があるわけではない。第二
に、クッション層の体積弾性率が4psi〜20psi
の応力の範囲で250psi/psiであるので、半導
体基板全面のうねり追随性は悪く、結果として半導体基
板全面での平坦性の均一性(ユニフォーミティ)が十分
得られない。 従って、上記の欠点を克服する様な改善
された研磨装置または研磨パッドが要求されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決しようと
する課題は、半導体基板の上に形成された絶縁層または
金属配線の表面を研磨により平滑にする機械的な平坦化
工程で使用するための研磨装置または研磨パッドにおい
て、半導体基板全面が均一に平坦化される技術を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段として、本発明は以下の構成からなる。
【0008】第一の発明として、「半導体基板を研磨ヘ
ッドに固定し、研磨定盤に体積弾性率が600kg/c
m2以上でかつ圧縮弾性率が10kg/cm2以上14
0kg/cm2以下であるクッション層を介して固着し
たマイクロゴムA硬度が70度以上の研磨層を前記半導
体基板に押し当て、該半導体基板自体の反りあるいは凹
凸を前記クッション層に吸収させた状態で前記研磨ヘッ
ド或いは研磨定盤或いはその双方を回転させて前記半導
体基板を研磨する事を特徴とする半導体基板の研磨方
法。」第二の発明として「研磨ヘッド、研磨ヘッドに対
峙して研磨パッド、研磨パッドを固定する研磨定盤、な
らびに研磨ヘッド、研磨定盤もしくはその双方を回転さ
せる手段を具備した研磨装置であって、研磨パッドが、
600kg/cm2以上でかつ圧縮弾性率が10kg/
cm2以上140kg/cm2以下であるクッション層お
よびマイクロゴムA硬度が70度以上の研磨層を含むこ
とを特徴とする研磨装置。」、第三の発明として「マイ
クロゴムA硬度が70度以上の研磨層と体積弾性率が6
00kg/cm2以上でかつ圧縮弾性率が10kg/c
2以上140kg/cm2以下であるクッション層から
なる事を特徴とする研磨パッド。」である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
説明する。
【0010】まず本発明の特徴である研磨パッドについ
て説明する。マイクロゴムA硬度とはマイクロゴム硬度
計で評価した値をさす。この装置は高分子計器(株)か
ら供給されている。マイクロゴム硬度計MD−1は、従
来の硬度計では測定が困難であった薄物・小物の試料の
硬さ測定を実現するもので、スプリング式ゴム硬度計
(デュロメータ)A型の約1/5の縮小モデルとして、
設計・製作されているためその測定値は、スプリング式
ゴム硬度計A型の硬度と一致した値が得られる。マイク
ロゴム硬度計MD−1は、押針寸法が直径0.16mm
円柱形で高さが0.5mmの大きさのものである。荷重
方式は、片持ばり形板バネで、ばね荷重は、0ポイント
で2.24mN、100ポイントで33.85mNであ
る。針の降下速度は10〜30mm/secの範囲をス
テッピングモータで制御して測定する。通常の研磨パッ
ドは、研磨層または硬質層の厚みが5mmを切るので、
スプリング式ゴム硬度計A型では薄すぎる為に評価でき
ないので、該マイクロゴム硬度計MD−1で評価でき
る。
【0011】本発明の研磨層は、マイクロゴムA硬度で
70度以上、好ましくは80度以上さらに好ましくは9
0度以上が必要である。マイクロゴムA硬度が70度を
満たない場合は、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が不
良となるので好ましくない。
【0012】本発明の研磨層は、独立気泡を有している
ことが研磨剤の保持性を高め、研磨レートを高めるため
に好ましい。独立気泡径は、1000μm以下であるこ
とが半導体基板の局所的凹凸の平坦性が良好であること
から好ましい。独立気泡径のさらに好ましい径は500
μm以下、さらに好ましい径は300μm以下である。
【0013】本発明の研磨層は、発泡倍率1.01〜3
倍の範囲にあることが好ましい。発泡倍率が1.01に
満たない場合、独立気泡の数が少ないのでスラリ保持性
が低く好ましくない。発泡倍率が3倍を越える場合は、
局所的凹凸の平坦性が不良となるので好ましくない。発
泡倍率とは、得られた研磨パッドの比重と構成する高分
子の比重の比から求めることができる。例えば得られた
研磨パッドの比重が0.7であり、構成される高分子の
比重が1.0であれば発泡倍率は1.0/0.7=1.
43である。
【0014】本発明の研磨層の好ましい素材は、ポリウ
レタンとビニル化合物から重合される重合体を3重量%
以上70重量%以下含有するものである。このポリウレ
タンとは、ポリイソシアネートの重付加反応または重合
反応に基づき合成される高分子である。ポリイソシアネ
ートの対称として用いられる化合物は、含活性水素化合
物、すなわち、二つ以上のポリヒドロキシ、あるいはア
ミノ基含有化合物である。ポリイソシアネートとして、
トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ナフタレンジイソシアネート、トリジンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネートなど挙げることができるがこれ
に限定されるわけではない。ポリヒドロキシとしてポリ
オールが代表的であるが、ポリオールとしてポリエーテ
ルポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコー
ル、エポキシ樹脂変性ポリオール、ポリエステルポリオ
ール、アクリルポリオール、ポリブタジエンポリオー
ル、シリコーンポリオール等が挙げられる。
【0015】本発明でのビニル化合物とは、炭素炭素二
重結合のビニル基を有する化合物である。具体的にはメ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、イソデシルメタクリレー
ト、n−ラウリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメタ
クリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート、メタクリル酸、グ
リシジルメタクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、フマル酸、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエ
チル、フマル酸ジプロピル、マレイン酸、マレイン酸ジ
メチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジプロピル、
アクリロニトリル、アクリルアミド、塩化ビニル、スチ
レン、α−メチルスチレン等が挙げられる。本発明での
ビニル化合物から重合される重合体とは、上記ビニル化
合物を重合して得られる重合体であり、具体的にはポリ
メチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、ポ
リ(n−ブチルメタクリレート)、ポリイソブチルメタ
クリレート、ポリ(2−エチルヘキシルメタクリレー
ト)、ポリイソデシルメタクリレート、ポリ(n−ラウ
リルメタクリレート)、ポリ(2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート)、ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート)、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)、ポリ(2−ヒドロキシプロピルアクリレート)、
ポリ(2−ヒドロキシブチルメタクリレート)、ポリジ
メチルアミノエチルメタクリレート、ポリジエチルアミ
ノエチルメタクリレート、ポリメタクリル酸、ポリグリ
シジルメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート、ポリフマル酸、ポリフマル酸ジメチル、ポ
リフマル酸ジエチル、ポリフマル酸ジプロピル、ポリマ
レイン酸、ポリマレイン酸ジメチル、ポリマレイン酸ジ
エチル、ポリマレイン酸ジプロピル、ポリアクリロニト
リル、ポリアクリルアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチ
レン、ポリ(α−メチルスチレン)等が挙げられる。本
発明でのビニル化合物から重合される重合体のブレンド
比率が3重量%以上70重量%以下であることが好まし
い。ブレンド比率が3重量%を満たない場合は、ポリウ
レタンのスラリの吸着特性が改善されないので好ましく
ない。ブレンド比率が70重量%を越える場合は、ポリ
ウレタンの有している弾力性が損なわれるので好ましく
ない。
【0016】本発明の研磨層の作成方法として、好まし
い方法は、あらかじめ1000μm以下の独立気泡を有
し、かつ発泡倍率が1.01〜3倍の範囲にある発泡ポ
リウレタンシートにビニル化合物を膨潤させた後、発泡
ポリウレタンシート内でビニル化合物を重合させる方法
が、独立気泡を有した構造でポリウレタンとビニル化合
物から重合される重合体のブレンドがミクロ的に均一に
おきるので、得られた研磨パッドで局所的な凹凸の平坦
性が良好にできるという理由で好ましい。本発明での発
泡ポリウレタンシートは硬度と気泡径と発泡倍率によっ
て、ポリイソシアネートとポリオールおよび触媒、整泡
剤、発泡剤の組み合わせや最適量を決める必要がある。
【0017】ビニル化合物を発泡ポリウレタンシートに
膨潤させた後、発泡ポリウレタンシート内でビニル化合
物を重合させる方法として、光分解性ラジカル開始剤と
共にビニル化合物を膨潤させた後、光を露光して重合さ
せる方法や、熱分解性ラジカル開始剤と共にビニル化合
物を膨潤させた後、熱を加えて重合させる方法や、ビニ
ル化合物を膨潤させた後、電子線や放射線を放射して重
合させる方法が挙げられる。
【0018】本発明でのクッション層は体積弾性率が6
00kg/cm2以上でかつ圧縮弾性率が10kg/c
2以上140kg/cm2以下であることが必要であ
る。体積弾性率とは、あらかじめ体積を測定した被測定
物に等方的な印加圧力を加えて、その体積変化を測定す
る。体積弾性率=印加圧力/(体積変化/元の体積)と
いう定義である。例えば、元の体積が1cm3であり、
これに等方的に印加圧力を0.7kg/cm2かけた時
の体積変化が0.00005cm3であれば、体積弾性
率は14000kg/cm2である。体積弾性率の測定
方法の一つとして、例えば被測定物をあらかじめ体積を
測定しておき、その後容器にいれた水中に被測定物を浸
漬して、この容器を圧力容器に入れて印加圧力を加えて
中の容器の水の高さの推移から被測定物の体積変化と印
加圧力を測定する方法が上げられる。浸漬する液体は、
被測定物を膨潤させたり破壊するものは避けることが好
ましく、液体であれば特に限定されないが、例えば水や
水銀やシリコンオイルなどをあげることができる。圧縮
弾性率は、クッション層に厚み方向へ印加圧力を加え、
厚み歪み(=厚み変化/元の厚み)が0.15の時の印
加圧力を測定し、圧縮弾性率=印加圧力/0.15で定
義されるものである。測定装置として、インストロン社
製万能材料試験機Model1185などが上げられ
る。測定条件としては、試験速度は0.1mm/分で試
験片形状は25mm×25mmでクロスヘッド移動量法
である。
【0019】クッション層の体積弾性率は600kg/
cm2以上が必要である。600kg/cm2に満たない
場合は、半導体基板全面の平坦性の均一性(ユニフォー
ミティ)が損なわれるので好ましくない。さらに、クッ
ション層の圧縮弾性率は10kg/cm2以上140k
g/cm2以下であることも必要である。圧縮弾性率が
10kg/cm2に満たない場合は、半導体基板全面の
平坦性の均一性(ユニフォーミティ)が損なわれるので
好ましくない。圧縮弾性率が140kg/cm2を越え
る場合も半導体基板全面の平坦性の均一性(ユニフォー
ミティ)が損なわれるので好ましくない。この様なクッ
ション層としては、天然ゴム、ブナNゴム、ネオプレン
ゴム、ポリブタジエンゴム、ポリウレタンゴム、シリコ
ンゴムなどの無発泡のエラストマを上げることができる
が特にこれらに限定されるわけではない。クッション層
の好ましい厚みは、0.5〜100mmの範囲である。
0.5mmに満たない場合は、半導体基板全面の平坦性
の均一性(ユニフォーミティ)が損なわれるので好まし
くない。100mmを越える場合は、局所平坦性が損な
われるので好ましくない。
【0020】本発明においては、上記研磨パッドを使用
して、半導体基板を研磨ヘッドに固定し、研磨定盤に体
積弾性率が600kg/cm2以上でかつ圧縮弾性率が
10kg/cm2以上140kg/cm2以下であるクッ
ション層を介して固着したマイクロゴムA硬度が70度
以上の研磨層を前記半導体基板に押し当て、該半導体基
板自体の反りあるいは凹凸を前記クッション層に吸収さ
せた状態で前記研磨ヘッド或いは研磨定盤或いはその双
方を回転させて前記半導体基板を研磨することができ
る。また、その研磨装置としては、研磨ヘッド、研磨ヘ
ッドに対峙して上記研磨パッド、研磨パッドを固定する
研磨定盤、ならびに研磨ヘッド、研磨定盤もしくはその
双方を回転させる手段を具備した研磨装置が使用でき
る。
【0021】本発明で研磨定盤にクッション層を介して
研磨層を固着するとは、研磨定盤から、クッション層が
研磨時にずれないで固定されており、かつクッション層
から研磨層がずれないで固定されていることをいう。研
磨定盤とクッション層の固定方法としては、両面接着テ
ープで固定する方法や接着剤で固定する方法や研磨定盤
から吸引してクッション層を固定する方法などが考えら
れるが特に限定されるものではない。クッション層と研
磨層を固定する方法としては、両面接着テープで固定す
る方法や接着剤で固定する方法などが考えられるが特に
限定されるわけではない。
【0022】本発明での研磨装置では、研磨後に研磨層
が研磨レートが得られない等の理由で交換する必要が生
じた場合には、研磨定盤にクッション層を固着した状態
で研磨層をクッション層から取り外して交換することも
可能である。クッション層は研磨層に比べて耐久性があ
るので、コスト面から研磨層だけを交換することは好ま
しい。
【0023】本発明研磨パッドを使用した半導体基板の
研磨方法について具体的に以下説明する。本発明の研磨
パッドを用いて、研磨剤としてシリカ系ポリッシュ剤、
酸化アルミニウム系ポリッシュ剤、酸化セリウム系ポリ
ッシュ剤等を用いて半導体基板上での絶縁膜の凹凸や金
属配線の凹凸を平坦化することができる。本発明の研磨
パッドを研磨機の研磨定盤に固着させる。半導体基板は
研磨ヘッドに真空チャック方式により固定される。研磨
定盤を回転させ、同方向で研磨ヘッドを回転させて、研
磨パッドに押しつける。この時に、研磨パッドと半導体
基板の間に研磨剤が入り込む様な位置から研磨剤を供給
する。押し付け圧は、研磨ヘッドに加える力を制御する
ことによりおこなう。押し付け圧として0.1〜2kg
/cm2が局所的平坦性を得られるので好ましい。
【0024】本発明の研磨装置および研磨パッドは、半
導体基板全面の平坦性の均一性(ユニフォーミティ)を
達成することが可能である。
【0025】
【実施例】以下、実施例にそってさらに本発明の詳細を
説明する。本実施例において各特性は以下の方法で測定
した。
【0026】マイクロゴムA硬度:高分子計器(株)
(所在地:京都市上京区下立売室町西入)のマイクロゴ
ム硬度計MD−1で測定。 マイクロゴム硬度計MD−1の構成は下記のとおりであ
る。 1. センサ部 (1) 荷重方式:片持ばり形板バネ (2) ばね荷重:0ポイント 2.24gf 100ポイント 33.85gf (3) ばね荷重誤差:±0.32gf (4) 押針寸法:直径:0.16mm円柱形 高さ 0.5mm (5) 変位検出方式:歪ゲージ式 (6) 加圧脚寸法:外径4mm 内径1.5mm 2. センサ駆動部 (1) 駆動方式:ステッピングモータによる上下駆動 エアダンパによる降下速度制御 (2) 上下動ストローク:12mm (3) 降下速度:10〜30mm/sec (4) 高さ調整範囲:0〜67mm(試料テーブルとセンサ加圧面の距離) 3. 試料台 (1) 試料台寸法:直径 80mm (2) 微動機構:XYテーブルおよびマイクロメータヘッドによる微動 ストローク X軸、Y軸とも15mm (3) レベル調整器:レベル調整用本体脚および丸型水準器
【0027】実施例1 厚み5mmの発泡ポリウレタンシート(マイクロゴムA
硬度=50度、発泡倍率:1.5倍、独立気泡平均径:
110μm)をアゾビスイソブチルニトリル0.1重量
部を添加したメチルメタアクリレートに24時間浸漬す
る。メチルメタアクリレートが膨潤した発泡ポリウレタ
ンシートをガラス板に挟み込んで70℃で24時間加熱
する。加熱後ガラス板から取り外して、50℃で真空乾
燥をおこなう。得られた研磨層のマイクロゴムA硬度は
98度、発泡倍率:1.6倍、独立気泡平均径:150
μm、ポリメチルメタアクリレート/ポリウレタン含有
比率=30/70重量%であった。3mmのブナNゴム
(体積弾性率=1400kg/cm2、圧縮弾性率=3
0kg/cm2)のクッション層を該研磨層と貼り合わ
せて研磨パッドを作成した。6インチシリコンウェハ上
に0.25μm幅、高さ1.2μmのAl配線を0.5
mmの間隔で形成し、さらにその上にテトラエトキシシ
ランをCVDで絶縁膜を3μmの厚さになるように形成
した半導体基板を作成した。この研磨前の半導体基板上
の絶縁膜表面の凹凸の段差は、ウェハ中央部で1100
0オングストローム、周辺部分4カ所で11000、1
1500、11200、11400オングストロームで
あった。本半導体基板を研磨機の研磨ヘッドに取り付け
て37rpmで回転させ、上記研磨パッドを研磨機のプ
ラテンに固着させ36rpmで研磨ヘッドの回転方向と
同じ方向に回転させ、シリカ系ポリッシュ剤を225m
l/分で供給しながら研磨圧力0.5kg/cm2で7
分間研磨を実施した。研磨後の半導体基板上の絶縁膜表
面の凹凸の段差は、ウェハ中央部で100オングストロ
ーム、周辺部分4カ所で200、300、250、40
0オングストロームであった。この様に6インチの半導
体基板全面の平坦性の均一性が得られている。
【0028】実施例2 厚み5mmの発泡ポリウレタンシート(マイクロゴムA
硬度=50度、発泡倍率:1.5倍、独立気泡平均径:
300μm)をアゾビスイソブチルニトリル0.1重量
部を添加したスチレンに24時間浸漬する。スチレンが
膨潤した発泡ポリウレタンシートをガラス板に挟み込ん
で70℃で24時間加熱する。加熱後ガラス板から取り
外して、50℃で真空乾燥をおこなう。得られた研磨層
のマイクロゴムA硬度は98度、発泡倍率:1.6倍、
独立気泡平均径:330μm、ポリスチレン/ポリウレ
タン含有比率=45/55重量%であった。5mmのポ
リウレタンゴム(体積弾性率=1000kg/cm2、
圧縮弾性率=15kg/cm2)をクッション層として
用意し、研磨層とクッション層を貼り合わせて研磨パッ
ドを作成した。6インチシリコンウェハ上に0.25μ
m幅、高さ1.2μmのAl配線を0.5mmの間隔で
形成し、さらにその上にテトラエトキシシランをCVD
で絶縁膜を3μmの厚さになるように形成した。この絶
縁膜表面の凹凸の段差は、ウェハ中央部で11000オ
ングストローム、周辺部分4カ所で11000、115
00、11200、11400オングストロームであっ
た。本基板を研磨機の研磨ヘッドに取り付けて37rp
mで回転させ、上記研磨パッドを研磨機のプラテンに固
着させ36rpmで研磨ヘッドの回転方向と同じ方向に
回転させ、シリカ系ポリッシュ剤を225ml/分で供
給しながら研磨圧力0.5kg/cm2で6分間研磨を
実施した。研磨後の絶縁膜の表面凹凸の段差は、ウェハ
中央部で700オングストローム、周辺部分4カ所で6
00、800、700、700オングストロームであっ
た。この様に6インチの半導体基板全面の平坦性の均一
性が得られている。
【0029】比較例1 厚み1.2mmの発泡ポリウレタン研磨層(マイクロゴ
ムA硬度=92度、発泡倍率:1.5倍、独立気泡平均
径:40μm)を作成した。クッション層として不織布
のポリウレタン溶液を含浸して後湿式製膜して得られた
湿式発泡ポリウレタン(体積弾性率=30kg/c
2、圧縮弾性率=6kg/cm2)を用意した。該研磨
層とクッション層を貼り合わせして研磨パッドを作成し
た。6インチシリコンウェハ上に0.25μm幅、高さ
1.2μmのAl配線を0.5mmの間隔で形成し、さ
らにその上にテトラエトキシシランをCVDで絶縁膜を
3μmの厚さになるように形成した。この絶縁膜表面の
凹凸の段差は、ウェハ中央部で11000オングストロ
ーム、周辺部分4カ所で11000、11500、11
200、11400オングストロームであった。本基板
を研磨機の研磨ヘッドに取り付けて37rpmで回転さ
せ、上記研磨パッドを研磨機のプラテンに固着させ36
rpmで研磨ヘッドの回転方向と同じ方向に回転させ、
シリカ系ポリッシュ剤を225ml/分で供給しながら
研磨圧力0.5kg/cm2で7分間研磨を実施した。
研磨後の絶縁膜の表面凹凸の段差は、ウェハ中央部で1
200オングストローム、周辺部分4カ所で200、5
00、1200、1400オングストロームであり、半
導体基板全面での平坦性の均一性(ユニフォーミティ)
が不十分であった。
【0030】
【発明の効果】この発明の研磨装置および研磨パッドに
より、 半導体基板全面の局所的凹凸の平坦性の均一性
(ユニフォーミティ)が達成することが可能となった。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を研磨ヘッドに固定し、研磨
    定盤に体積弾性率が600kg/cm2以上でかつ圧縮
    弾性率が10kg/cm2以上140kg/cm2以下で
    あるクッション層を介して固着したマイクロゴムA硬度
    が70度以上の研磨層を前記半導体基板に押し当て、該
    半導体基板自体の反りあるいは凹凸を前記クッション層
    に吸収させた状態で前記研磨ヘッド或いは研磨定盤或い
    はその双方を回転させて前記半導体基板を研磨する事を
    特徴とする半導体基板の研磨方法。
  2. 【請求項2】 クッション層の厚みが0.1以上100
    mm以下である請求項1記載の研磨方法。
  3. 【請求項3】 研磨層がポリウレタンとビニル化合物か
    ら重合される重合体を3重量%以上70重量%以下含有
    し、1000μm以下の独立気泡を有し、かつ発泡倍率
    が1.05倍以上3倍以下の範囲にある請求項1または
    請求項2記載の研磨方法。
  4. 【請求項4】 研磨ヘッド、研磨ヘッドに対峙して研磨
    パッド、研磨パッドを固定する研磨定盤、ならびに研磨
    ヘッド、研磨定盤もしくはその双方を回転させる手段を
    具備した研磨装置であって、研磨パッドが、600kg
    /cm2以上でかつ圧縮弾性率が10kg/cm2以上1
    40kg/cm2以下であるクッション層およびマイク
    ロゴムA硬度が70度以上の研磨層を含むことを特徴と
    する研磨装置。
  5. 【請求項5】 研磨ヘッドが半導体基板を固定する手段
    を有するものである請求項4記載の研磨装置。
  6. 【請求項6】 クッション層の厚みが0.1以上100
    mm以下である請求項4または5記載の研磨装置。
  7. 【請求項7】 研磨層がポリウレタンとビニル化合物か
    ら重合される重合体を3重量%以上70重量%以下含有
    し、1000μm以下の独立気泡を有し、かつ発泡倍率
    が1.05倍以上3.0倍以下の範囲にある事を特徴と
    する請求項4〜6いずれかの研磨装置。
  8. 【請求項8】 マイクロゴムA硬度が70度以上の研磨
    層と体積弾性率が600kg/cm2以上でかつ圧縮弾
    性率が10kg/cm2以上140kg/cm2以下で
    あるクッション層からなる事を特徴とする研磨パッド。
  9. 【請求項9】 研磨層がポリウレタンとビニル化合物か
    ら重合される重合体を3重量%以上70重量%以下含有
    し、1000μm以下の独立気泡を有し、かつ発泡倍率
    が1.05倍以上3倍以下の範囲にある事を特徴とする
    請求項8記載の研磨パッド。
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