JP2000117061A5 - 中空糸膜モジュール素材の製造方法 - Google Patents

中空糸膜モジュール素材の製造方法 Download PDF

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 中空糸膜が幅方向に配された2枚以上の長尺の中空糸膜シートを平行に走行させ、隣り合う前記中空糸膜シートの間に、前記シートの幅方向に配された一以上の押出口から溶融した熱可塑性樹脂を細幅で押し出す工程、
前記中空糸膜シートを重ね合わせて幅方向に一以上の帯状樹脂部を有する中空糸膜シート積層体を形成する工程、
所定の間隔をもって配された一対の走行ベルトの各表面に、前記帯状樹脂部と対応する位置に熱可塑性樹脂を細幅で供給し、一以上の帯状溶融樹脂層を形成する工程、
前記走行ベルトにより前記中空糸膜シート積層体を両面から挟持、移送して前記帯状溶融樹脂層を前記中空糸膜シート積層体に含浸させる工程、及び
前記中空糸膜シート積層体を前記熱可塑性樹脂の融点未満の温度に冷却し固定して樹脂固定部を形成する工程、
を含んでなることを特徴とする中空糸膜モジュール素材の製造方法。
【請求項2】 前記所定の間隔をもって配された一対の走行ベルトの各表面における、前記帯状樹脂部と対応する位置に、溶融状態の前記熱可塑性樹脂を細幅で供給することによって、前記帯状溶融樹脂層を形成する、請求項1記載の中空糸膜モジュール素材の製造方法。
【請求項3】 前記所定の間隔をもって配された一対の走行ベルトの各表面における、前記帯状樹脂部と対応する位置に、前記熱可塑性樹脂のフィルムを細幅で供給し、このフィルムを加熱することによって、前記帯状溶融樹脂層を形成する、請求項1記載の中空糸膜モジュール素材の製造方法。
【請求項4】 前記中空糸膜シート積層体を前記走行ベルトで挟持移送する途中で冷却する請求項1〜3のいずれかに記載の中空糸膜モジュール素材の製造方法。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の分離・精製などに用いられる中空糸膜モジュールを製造するのに使用される中空糸膜モジュール素材の製造方法に関する。
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであり、中空糸膜モジュールを製造する際に使用される中空糸膜モジュール素材を提供するにあたって、中空糸膜が均等に配されており、容積効率や製造効率に優れ、平板状や円筒状、円柱状などのいかなる形状の中空糸膜モジュールにも適用可能である中空糸膜モジュール素材の製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明は、中空糸膜が幅方向に配された2枚以上の長尺の中空糸膜シートを平行に走行させ、隣り合う前記中空糸膜シートの間に、前記シートの幅方向に配された一以上の押出口から溶融した熱可塑性樹脂を細幅で押し出す工程、前記中空糸膜シートを重ね合わせて幅方向に一以上の帯状樹脂部を有する中空糸膜シート積層体を形成する工程、所定の間隔をもって配された一対の走行ベルトの各表面に、前記帯状樹脂部と対応する位置に熱可塑性樹脂を細幅で供給し、一以上の帯状溶融樹脂層を形成する工程、前記走行ベルトにより前記中空糸膜シート積層体を両面から挟持、移送して前記帯状溶融樹脂層を前記中空糸膜シート積層体に含浸させる工程、及び、前記中空糸膜シート積層体を前記熱可塑性樹脂の融点未満の温度に冷却し固定して樹脂固定部を形成する工程、を含んでなることを特徴とする中空糸膜モジュール素材の製造方法を主要な構成としている。
前記走行ベルトに前記熱可塑性樹脂を溶融状態で供給することによって、前記帯状溶融樹脂層を形成することができる。また、前記走行ベルトに、硬化した状態の前記熱可塑性樹脂のフィルムを供給し、同フィルムを加熱することによって、前記帯状溶融樹脂層を形成することができる
前記引取ロール2a,2b間の上方には第1吐出ダイ3が、その押出口を同引取ロール2a,2b間に向けて設置されており、同押出口からは溶融された熱可塑性樹脂Rが細幅で押し出される。同第1吐出ダイ3から前記引取ロール2a,2b間に向けて押し出された前記樹脂Rは、押し出された直後に所定の間隔tをもって平行に引き揃えられた2枚の前記中空糸膜シートA,Aの間に供給される。このとき、2枚の前記中空糸膜シートA,Aが重ね合わされて前記樹脂Rが帯状樹脂部となり、同帯状樹脂部を有する中空糸膜シート積層体Bが形成される。なお、このときに中空糸膜が前記樹脂Rにより溶融されないように前記樹脂Rの温度が設定されている。
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