JPS5914924A - プリブレグの製造方法 - Google Patents
プリブレグの製造方法Info
- Publication number
- JPS5914924A JPS5914924A JP57122841A JP12284182A JPS5914924A JP S5914924 A JPS5914924 A JP S5914924A JP 57122841 A JP57122841 A JP 57122841A JP 12284182 A JP12284182 A JP 12284182A JP S5914924 A JPS5914924 A JP S5914924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- assembly
- resin
- prepreg
- carbon fibers
- melted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性樹脂をマトリックスとした炭素繊維強
化複合材料を用いる一方向プリプレグの製造方法に関す
るものであり、高度の機械的特性、耐熱性、耐薬品性等
を具備した炭素繊維強化複合材料のプリプレグを提供す
るにある。
化複合材料を用いる一方向プリプレグの製造方法に関す
るものであり、高度の機械的特性、耐熱性、耐薬品性等
を具備した炭素繊維強化複合材料のプリプレグを提供す
るにある。
従来、その卓越した比強度、比弾性率などのコンポジッ
ト特性ならびにその軽量性などにより、各種の構造部材
として広（使用されている炭素繊維強化複合材料のマト
リックスとしては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂が殆んどであり、炭素繊維に対する接着性が良好で
あるために、広く使用されているが、樹脂を重合。
ト特性ならびにその軽量性などにより、各種の構造部材
として広（使用されている炭素繊維強化複合材料のマト
リックスとしては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂が殆んどであり、炭素繊維に対する接着性が良好で
あるために、広く使用されているが、樹脂を重合。
架橋反応によって硬化する必要があるために成形時間が
長く、生産性が低い。
長く、生産性が低い。
これに対して熱可塑性樹脂は成形が短時間であり、成形
コスト低減の可能性があるが、耐熱性あるいは耐薬品性
が優れているが故に通常の手段では炭素繊維への樹脂含
浸が難１−＜、結果として強度利用率が低下することに
なる。本発明はか又る問題点を解決しようとするもので
あり、加熱溶融状態の低粘度化した熱可塑性樹脂フィル
ムを熱溶着、加圧することによって、炭素繊維に含浸せ
しめ、強度利用率良好な一方向プリプレグを効率よく生
産するものである。その要旨は拡開°装置によって一方
向に拡げたシート状連続炭素繊維集合体と押出機から押
出された溶融状熱可塑性樹脂フィルムを加圧ロール等に
よって熱溶着、さらに樹脂含浸せしめ、次いで冷却ロー
ル等によって固化して炭素繊維と熱可塑性樹脂とを固着
一体化した一方面プリプレグを得ることである。
コスト低減の可能性があるが、耐熱性あるいは耐薬品性
が優れているが故に通常の手段では炭素繊維への樹脂含
浸が難１−＜、結果として強度利用率が低下することに
なる。本発明はか又る問題点を解決しようとするもので
あり、加熱溶融状態の低粘度化した熱可塑性樹脂フィル
ムを熱溶着、加圧することによって、炭素繊維に含浸せ
しめ、強度利用率良好な一方向プリプレグを効率よく生
産するものである。その要旨は拡開°装置によって一方
向に拡げたシート状連続炭素繊維集合体と押出機から押
出された溶融状熱可塑性樹脂フィルムを加圧ロール等に
よって熱溶着、さらに樹脂含浸せしめ、次いで冷却ロー
ル等によって固化して炭素繊維と熱可塑性樹脂とを固着
一体化した一方面プリプレグを得ることである。
該プリプレグを必要枚数積層し、金型に入れてから、加
熱加圧すれば、短時間にして炭素繊維の卓越した機械的
特性ならびにマトリックス樹脂の優れた特性の双方を具
備した複合材料を提供することが可能であり、車輌等の
構造材料。
熱加圧すれば、短時間にして炭素繊維の卓越した機械的
特性ならびにマトリックス樹脂の優れた特性の双方を具
備した複合材料を提供することが可能であり、車輌等の
構造材料。
工作機械部品など多方面に亘って適用しうる。
本発明に用いられるマトリックス樹脂としてはポリエチ
ノン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
飽和ポリエステル樹脂、ナイロン６、ナイロン６６、ナ
イロン１２等のポリアミド樹脂、ポリビスフェノールＡ
カーボネート等のポリカーボネート類、ポリスルホン、
ホリエーテルスルホン等のポリスルホン系樹脂、ボＩＪ
フェニレンザルファイド等があり、これらの樹脂の分
子構造的あるいは結晶構造的改質タイプも適用すること
ができろ。
ノン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
飽和ポリエステル樹脂、ナイロン６、ナイロン６６、ナ
イロン１２等のポリアミド樹脂、ポリビスフェノールＡ
カーボネート等のポリカーボネート類、ポリスルホン、
ホリエーテルスルホン等のポリスルホン系樹脂、ボＩＪ
フェニレンザルファイド等があり、これらの樹脂の分
子構造的あるいは結晶構造的改質タイプも適用すること
ができろ。
上記樹脂を溶融シ〜１・状に加工する方法としては、フ
ィルム押出１〜成形例えば、押出機により、樹脂を加熱
混練し、直線状のスリットを有するダイスから広巾の溶
融フィルムを押出ずＩ１１グイフィルム成形による方法
がフィルム厚みの調節が容易であり、生産速度が高（、
高温押出が可能なため適している。
ィルム押出１〜成形例えば、押出機により、樹脂を加熱
混練し、直線状のスリットを有するダイスから広巾の溶
融フィルムを押出ずＩ１１グイフィルム成形による方法
がフィルム厚みの調節が容易であり、生産速度が高（、
高温押出が可能なため適している。
以下図面に従って本発明の方法を詳細に説明する。
第１図は本発明の方法を実施する場合の装置の一例を側
面図で示すものである。
面図で示すものである。
複数本の連続炭素繊維束（１）をはｙ一方向に平行で互
に接したシート状連続炭素繊維乗合体（２）にしたあと
、一定速度で回転する繊維供給ロール対（３）によって
加圧ロール対（４）に供給する。一方樹脂を押出機１基
もしくは２基（５）によって加熱溶融したあと１゛ダイ
ス（６）から溶融フィルム（７）として押出し加圧ロー
ル（４）へ供給する。
に接したシート状連続炭素繊維乗合体（２）にしたあと
、一定速度で回転する繊維供給ロール対（３）によって
加圧ロール対（４）に供給する。一方樹脂を押出機１基
もしくは２基（５）によって加熱溶融したあと１゛ダイ
ス（６）から溶融フィルム（７）として押出し加圧ロー
ル（４）へ供給する。
次いで該ロールによって炭素繊維集合体に加圧して樹脂
含浸したあと、冷却ロール２本（８）を経て冷却固化さ
れた一方面プリプレグ（９）となり捲取りロール（１０
）に捲取られる。
含浸したあと、冷却ロール２本（８）を経て冷却固化さ
れた一方面プリプレグ（９）となり捲取りロール（１０
）に捲取られる。
本発明の方法では樹脂フィルムの厚みの調節が容易であ
るから、炭素繊維集合体とフィルムとの両者の厚みを変
えてこれらの組合わせによってプリプレグの樹脂含有率
を調節することが可能である。フィルムの厚みは０．０
５〜０３％のものが主であるが、樹脂含有率によって０
．０５％以下もしくは０．３％以上の厚みのシートを用
いて調節する。炭素繊維集合体と樹脂フィルムとの固着
一体化には第２図に示す炭素繊維の片面にフィルムを固
着する場合や、第３図に示す両面にフィルムを固着する
場合とがあり、炭素繊維含有率によって、両者のどちら
′かを選択する。
るから、炭素繊維集合体とフィルムとの両者の厚みを変
えてこれらの組合わせによってプリプレグの樹脂含有率
を調節することが可能である。フィルムの厚みは０．０
５〜０３％のものが主であるが、樹脂含有率によって０
．０５％以下もしくは０．３％以上の厚みのシートを用
いて調節する。炭素繊維集合体と樹脂フィルムとの固着
一体化には第２図に示す炭素繊維の片面にフィルムを固
着する場合や、第３図に示す両面にフィルムを固着する
場合とがあり、炭素繊維含有率によって、両者のどちら
′かを選択する。
実施例
連続炭素繊維束（フィラメント数１０，０００本）３０
本をシート状にした連続繊維集合体とナイロン６６ペレ
ットを押出機１基で加熱溶融してＴ型ダイスから押出し
た巾３００％の溶融フィルムを加圧ロールによって融着
樹脂含浸したあと、冷却ロールで冷却固化した一方面プ
リプレグを捲取ロールに捲取った。
本をシート状にした連続繊維集合体とナイロン６６ペレ
ットを押出機１基で加熱溶融してＴ型ダイスから押出し
た巾３００％の溶融フィルムを加圧ロールによって融着
樹脂含浸したあと、冷却ロールで冷却固化した一方面プ
リプレグを捲取ロールに捲取った。
該プリプレグ（厚み０１５％、目付２１０９／ｌｒ？’
）を所定の寸法にカットし、１５枚一方向に積層して金
型に入れ、温度２８０℃、圧カフ Ｋｙ ／ ｃｒｌで
５分間プレス后、冷却して約２％厚の成形板を得た。
）を所定の寸法にカットし、１５枚一方向に積層して金
型に入れ、温度２８０℃、圧カフ Ｋｙ ／ ｃｒｌで
５分間プレス后、冷却して約２％厚の成形板を得た。
該複合材料の一方向性能は表−１の通りであり、優れた
機械的特性を有している。
機械的特性を有している。
表−１
第１図は本発明の方法を実施する場合の装置の一例を側
面図で示すものであり、図中（１）は連続炭素繊維束
（２）はシート状連続炭素繊維集合体 （３）は繊維供給ロール対 （４）は加圧ロール対（５
）は押出機１基もしくは２基 （６）ばＴダイス（７）
は溶融フィルム （８）は冷却ロール２本（Ｃ））
は一方向プリプレグ （１０）は捲取ロール第２図は炭
素繊維集合体（２）の片面に樹脂（］］）が固着した拡
大断面図であり、第３図は炭素繊維集合体（２）の両面
に樹脂が固着した拡大断面図を示す。 以上 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人弁理士 １）村 武 敷 部１図 第２図 第３図
面図で示すものであり、図中（１）は連続炭素繊維束
（２）はシート状連続炭素繊維集合体 （３）は繊維供給ロール対 （４）は加圧ロール対（５
）は押出機１基もしくは２基 （６）ばＴダイス（７）
は溶融フィルム （８）は冷却ロール２本（Ｃ））
は一方向プリプレグ （１０）は捲取ロール第２図は炭
素繊維集合体（２）の片面に樹脂（］］）が固着した拡
大断面図であり、第３図は炭素繊維集合体（２）の両面
に樹脂が固着した拡大断面図を示す。 以上 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人弁理士 １）村 武 敷 部１図 第２図 第３図
Claims (1)
- はｇ一方向に平行して拡開されたシート状連続炭素繊維
集合体をマトリックスとなる溶融状態の熱可塑性樹脂フ
ィルム状物に加圧して樹脂含浸せしめ、次いで冷却固化
することによって固着一体化することを特徴とするプリ
プレグの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57122841A JPS5914924A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | プリブレグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57122841A JPS5914924A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | プリブレグの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5914924A true JPS5914924A (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=14845951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57122841A Pending JPS5914924A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | プリブレグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914924A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3137098A1 (de) | 1980-09-18 | 1982-04-22 | Sumitomo Chemical Co., Ltd., Osaka | Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von prepreg-schichten |
| JPS6183006A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 一方向引揃え繊維シ−ト状物により強化されたプリプレグシ−トの製法 |
| JPH01246901A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Nec Corp | モノパルス自動追尾放射給電装置 |
| WO2008056755A1 (fr) | 2006-11-09 | 2008-05-15 | Teijin Chemicals Ltd. | Matériau composite et procédé servant à produire celui-ci |
| DE102011005329A1 (de) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | Sgl Carbon Se | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines faserverstärkten Verbundwerkstoffs und insbesondere eines Zugträgers |
| JP2013184356A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Japan Steel Works Ltd:The | 繊維強化された樹脂基材、樹脂成形体の製造方法及びその実施のための樹脂加工機 |
| KR101442121B1 (ko) * | 2007-08-09 | 2014-09-18 | 삼성정밀화학 주식회사 | 열가소성 프리프레그의 제조방법 및 그 방법에 의하여제조된 열가소성 프리프레그 |
| CN104903104A (zh) * | 2012-12-27 | 2015-09-09 | Posco公司 | 连续碳纤维增强热塑性预浸料的制造方法 |
| JP2016155914A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 三菱レイヨン株式会社 | 熱可塑性プリプレグの製造方法 |
| JP2018176709A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 現代自動車株式会社Ｈｙｕｎｄａｉ Ｍｏｔｏｒ Ｃｏｍｐａｎｙ | トウプリプレグの製造装置及びその製造方法 |
| US20190047180A1 (en) * | 2015-03-10 | 2019-02-14 | Fibre Reinforced Thermoplastics B.V. | Method for making unidirectional fiber-reinforced tapes |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP57122841A patent/JPS5914924A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3137098A1 (de) | 1980-09-18 | 1982-04-22 | Sumitomo Chemical Co., Ltd., Osaka | Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von prepreg-schichten |
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| WO2008056755A1 (fr) | 2006-11-09 | 2008-05-15 | Teijin Chemicals Ltd. | Matériau composite et procédé servant à produire celui-ci |
| US8043669B2 (en) | 2006-11-09 | 2011-10-25 | Teijin Chemicals Ltd. | Composite material and process for the production thereof |
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| DE102011005329A1 (de) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | Sgl Carbon Se | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines faserverstärkten Verbundwerkstoffs und insbesondere eines Zugträgers |
| JP2013184356A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Japan Steel Works Ltd:The | 繊維強化された樹脂基材、樹脂成形体の製造方法及びその実施のための樹脂加工機 |
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| JP2016503090A (ja) * | 2012-12-27 | 2016-02-01 | ポスコ | 連続炭素繊維強化熱可塑性プリプレグの製造方法 |
| EP2939832A4 (en) * | 2012-12-27 | 2016-02-17 | Posco | METHOD FOR PRODUCING CONTINUOUS CARBON FIBER REINFORCED THERMOPLASTIC PREPREGS |
| US9873242B2 (en) | 2012-12-27 | 2018-01-23 | Posco | Method for preparing continuous carbon fiber-reinforced thermoplastic prepreg |
| JP2016155914A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 三菱レイヨン株式会社 | 熱可塑性プリプレグの製造方法 |
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| US10814524B2 (en) * | 2015-03-10 | 2020-10-27 | Fibre Reinforced Thermoplastics B.V. | Method for making unidirectional fiber-reinforced tapes |
| JP2018176709A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 現代自動車株式会社Ｈｙｕｎｄａｉ Ｍｏｔｏｒ Ｃｏｍｐａｎｙ | トウプリプレグの製造装置及びその製造方法 |
| US11331691B2 (en) | 2017-04-13 | 2022-05-17 | Hyundai Motor Company | Apparatus and method of manufacturing tow prepreg |
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