JP2000115915A - 電気自動車充電用コネクタ装置 - Google Patents

電気自動車充電用コネクタ装置

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JP2000115915A
JP2000115915A JP10278506A JP27850698A JP2000115915A JP 2000115915 A JP2000115915 A JP 2000115915A JP 10278506 A JP10278506 A JP 10278506A JP 27850698 A JP27850698 A JP 27850698A JP 2000115915 A JP2000115915 A JP 2000115915A
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Japan
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connector
case
electric vehicle
cases
vehicle
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JP10278506A
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English (en)
Inventor
Heiji Kuki
平次 九鬼
Tomio Iwamoto
富夫 岩元
Kiyotaka Hayashi
清孝 林
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルユニットの温度上昇を抑えることがで
きる電気自動車充電用コネクタ装置を提供する。 【解決手段】 車両側コネクタ13と電源側コネクタ1
4とには、両者を接合方向に貫通するように複数の流路
50が形成されている。そして、両コネクタ13,14
のケース16,30同士が接合されると、その接合面2
6,40に開口した各流路50の開口同士が整合し、両
ケース16,30に亘って複数の流路50が連通された
状態となる。そして、その流路50内を冷却風が流れて
熱を除去する。また、流路50は、車両用コネクタ13
のケース30の接合面40に形成した陥没部51の底面
に開口しているから、両ケース16,30がずれた状態
で接合されても、流路50の開口が相手接合面によって
塞がれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車を充電す
るためのコネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタ装置の一例として、実
開平6−44301号公報に記載されたものが知られて
いる。このコネクタ装置は、図12及び図13に示すよ
うに、車両に設けた受容部3内に配された受電側コネク
タ2と、前記受容部3に差し込み可能な給電側コネクタ
1とからなる。そして、給電側コネクタ1を受容部3内
に差し込むことによって両コネクタ1,2を結合状態と
し(図13参照)、給電側コネクタ1に備えた一次コイ
ル1Aを励磁すると、発生した磁束によって受電側コネ
クタ2の二次コイル2Aに誘導起電力が生じるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の装
置では磁性材料のヒステリス損等によってコイルユニッ
トが発熱する。しかし、上記した従来のコネクタ装置で
は、両コネクタ1,2が受容部3内で結合され、その受
容部3内に熱がこもって充電時に両コネクタ1,2の温
度が上昇してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされ、その目
的は、コイルユニットの温度上昇を抑えることができる
電気自動車充電用コネクタ装置を提供するところにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、電気自動車の蓄電装置に連
なる二次コイルユニットをケースで保持してなる車両側
コネクタと、電気自動車充電用の電源に連なる一次コイ
ルユニットをケースで保持してなる電源側コネクタとを
備えてなり、両コイルユニット間の電磁誘導を利用して
電源から蓄電装置へと電力を供給可能としたものにおい
て、両ケースには、相互の接合面と交差するように両ケ
ースに亘って貫通形成されて、その内部に冷却風が流さ
れる複数の流路が設けられているところに特徴を有す
る。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載の電
気自動車充電用コネクタ装置において、両ケースの少な
くとも一方の接合面には、外周縁より内側を陥没させて
なる陥没部が形成されて、その陥没部の底面に流路が開
口しているところに特徴を有する。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載の電気自動車充電用コネクタ装置において、電
源側コネクタには、車両側コネクタ側から電源側コネク
タ側へと冷却風を流すためのファンが設けられていると
ころに特徴を有する。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の電気自動車充電用コネクタ装置に
おいて、車両側コネクタは、ケースの後端を電気自動車
に設けた凹所の奥面に突き合わせた状態に取り付けら
れ、流路は、ケースの側面に開放口を備えているところ
に特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両コネクタ
のケース同士が接合されると、その接合面に開口した複
数の流路の開口同士が整合し、両ケースに亘って複数の
流路が連通された状態となる。そして、その流路内を冷
却風が流れ、これにより、充電時に両コイルユニットの
電磁誘導によって発生した熱を除去できる。
【0010】<請求項2の発明>流路は、少なくとも一
方のケースの接合面に形成した陥没部の底面に開口して
いるから、両ケースがずれた状態で接合されても、流路
の開口が相手接合面によって塞がれることがなくなる。
そして、一方のケースの流路を通って接合面に至った冷
却風は、陥没部内を接合面に沿って進み、他方のケース
の流路に流れ込む。このように、本発明によれば、両ケ
ースがずれて接合されても、冷却風は滞ることなく両ケ
ースに亘って流れる。
【0011】<請求項3の発明>電源側コネクタに設け
たファンが、両コネクタを強制冷却し、しかも、ファン
は冷却風を車両側コネクタの側から電源側コネクタの側
へと向けて流すから、車両の外部へと熱が排出されて、
熱が電気自動車内にこもることがなくなる。
【0012】<請求項4の発明>ケースの側面に配され
た流路の開放口から凹部内の空気が吸引され、凹部の奥
面に沿って流れる対流が生じ、熱がたまり易い凹部の奥
面を冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1〜図10を参照して説明する。図1に示すよう
に、電気自動車EVの車体外側部に例えば蓋11にて開
閉可能な受容部12が形成され、その内部には車両側コ
ネクタ13が配されている。また、電源装置60から延
びた充電ケーブル15の先端には、電源側コネクタ14
が備えられており、これら両コネクタ13,14によっ
て、本実施形態の電気自動車充電用コネクタ装置が構成
されている。
【0014】電源側コネクタ14は、図2に全体が示さ
れており、アルミニウム合金製の一次ケース16の前面
に一次コイルユニット17を保持して備えると共に、そ
の一次ケース16の背面に樹脂カバー18及び樹脂ケー
ス19をネジ止めして備え、前記樹脂ケース19の後端
から前記一次ケース16の上面に亘ってハンドル部20
が湾曲して差し渡された構造となっている。
【0015】一次コイルユニット17は、一次コア21
及び一次コイル22からなる。一次コア21はフェライ
ト製であって、図3に示すように円板部21Aの中心か
ら円柱部21Bを突出させた形状をなしている。
【0016】一次コイル22は、予め一次ボビン23に
巻回されると共に外面をコイルカバー24によって覆わ
れており、その一次ボビン23が前記円柱部21Bに嵌
着されている。また、一次コイル22から延びた図示し
ないリード線は、コアの円板部21A及び一次ケース1
6の奥面に形成した貫通孔25A,25Bを介して一次
ケース16の背面側に延び、充電用電源装置60から延
びた充電ケーブル15(図7参照)に接続されている。
これにより、充電用電源装置60から一次コイル22に
高周波電流を流して励磁することができる。
【0017】一次ケース16は、両コネクタ13,14
の結合方向に偏平状となったアルミブロックA1の前面
にアルミ板A2を重ね合わせ、それらの上面の両角部を
面取りした構造となっている。一次ケース16のうち車
両側コネクタ13との接合面26には、凹部27が陥没
形成されている。そして、凹部27の奥側に前記コア2
1の円板部21Aが嵌合されて、前記円柱部21Bが接
合面26から前方に突出されている。また、円板部21
Aは、凹部27の奥側半分に収容されるようになってお
り、凹部27のうち開放側の半分には、車両側コネクタ
13の前面に突出した円筒壁42が嵌入される。
【0018】前記樹脂カバー18は、図9に示すよう
に、薄皿状をなして一次ケース16に密着状態にネジ止
めされている。これにより樹脂カバー18と一次ケース
16との間に連通空間28が形成されて、ここに一次ケ
ース16に貫通形成した後述の複数の流路50が開放さ
れる。また、樹脂カバー18の外面には、一対のファン
29,29が取り付けられ、樹脂カバー18に形成され
た貫通窓29Aを介して連通空間28から空気を吸引で
きるようになっている。これにより、全流路50が負圧
状態となり、冷却風が流路50内を流れる。尚、ファン
29は、例えば電源装置60から電力を受けて充電開始
と共に駆動するように制御されている。
【0019】前記樹脂ケース19は、カップ状をなした
主体部19A(図7参照)の開口端を樹脂カバー18に
突き合わせ、前記ファン29を収容するように取り付け
られている。そして、ファン29によって後方に送られ
た空気が主体部19Aに側面に形成したスリット19B
を介して外気に開放される。
【0020】一方、車両側コネクタ13は、全体が図2
に示されており、アルミニウム合金製の二次ケース30
に二次コイルユニット31を保持して備えている。二次
コイルユニット31は、図4に示すように、二次コア3
2及び二次コイル33からなり、その二次コア32はや
はりフェライト製であって、円筒体32Aの一端を奥壁
32Bによって閉塞した形状をなしている。二次コイル
33は二次ボビン34に巻回されて、前記二次コア32
の円筒体32Aの内周面に嵌着されており、この二次ボ
ビン34の空芯部分に前記一次コイル22が嵌入され
る。また、二次コイル33の図示しないリード線は、二
次コア32の奥壁32B及び二次ケース30の奥壁に形
成した貫通孔35A,35Bを介して二次ケース30の
背面に設けた電線収容部36に延ばされ、そこで電気自
動車EVの動力バッテリ(図示せず)を充電するための
充電回路から延びた電線に接続されている。そして、二
次コイル33に誘導される高周波起電力を整流してその
動力バッテリが充電される。
【0021】二次ケース30は、前記一次ケース16と
同じ断面形状をなす主体部37の後方に前記電線収容部
36を備えてなる。主体部37のうち前記一次ケース1
6との接合面40には、図4に示すように、凹部41が
陥没形成されて、その開口縁から前方に向けて円筒壁4
2が突設されている。そして、図2に示すように、凹部
41に前記二次コイルユニット31が嵌合されて、その
前端面と円筒壁42とが面一状態に組み付けられてい
る。また、二次ケース30の前面の下端部には、案内片
43が前方に向けて突出されており、コネクタ結合時
に、この案内片43が一次ケース16に形成した案内凹
所44内に差し込まれて、ケース16,30同士の位相
が合わされる。
【0022】電線収容部36には、後方に開放した収容
空間(図示せず)が備えられており、前記受容部12の
奥面を構成するパネル38(図7〜図9参照)によっ
て、収容空間の開口を塞ぐようにして二次ケース30が
ネジ止めされている。また、二次ケース30の電線収容
部36は、下端部を除いて全体的に主体部37よりも小
さくなっており(図2参照)、両者の段差分部に、複数
の放熱フィン37Fが形成されている。この放熱フィン
37Fは、主体部37に貫通形成された後述の流路50
に対応して形成されており、詳細は後述の流路50と共
に述べる。
【0023】さて、一次、二次の両ケース16,30に
は、複数の流路50が両者の接合方向に貫通されてい
る。流路50は、ケース16,30のうち各コイルユニ
ットを収容するための凹部27,41の周りの空きスペ
ースに形成され、ケース16,30の角部の広い空きス
ペースに形成された複数の流路50は、対角線方向に沿
って細長い断面長孔状をなし、狭いスペースに形成され
た複数の流路50は、断面が概ね円形状となっている。
【0024】流路50は、両ケース16,30を貫通し
ているから、両コネクタ13,14を離脱させた状態で
は、両ケース16,30の各接合面26,40に開放さ
れる。本実施形態では、図6に拡大して示すように、こ
の二次ケース30の流路50の開放口を、接合面40に
形成した陥没部51の奥面に開口させてある。より詳細
には、陥没部51は、二次ケース30の接合面40のう
ち外周縁より内側を陥没させてなり(図5参照)、これ
により両コネクタ13,14を結合したときに、接合面
40の外周縁が一次ケース16の接合面26に密接して
陥没部51の外側方が密閉される(図9参照)。また、
接合面40うち陥没部51の内側には前記円筒壁42が
突出しているから、この円筒壁42が一次ケース16の
凹部27に嵌入されて陥没部51の内側方が密閉され
る。
【0025】二次ケース30の流路50の後端部は、二
次ケース30のうち主体部37の後側の段差面37A
(図9参照)に開放されると共に、その主体部37の側
面37Bにも開放している。そして、段差面37Aの開
放口と側面37Bの開放口とが連通して、流路50の間
に残された壁部が、前述した放熱フィン37Fとなって
いる。
【0026】尚、電源側コネクタ14のうち凹部27の
内周面と、車両側コネクタ13のうち円筒壁42の外周
面とには、両コネクタ13,14を結合状態に保持する
ためのロック機構55が設けられている。
【0027】本実施形態の構成は以上の通りであり、次
にその作用を説明する。電気自動車EVの充電を行う場
合には、受容部12の蓋11を開放し、ここに収容され
た車両側コネクタ13に電源側コネクタ14を押しつけ
る。すると、図8に示すように一次コイル22を巻装し
た一次コア21の円柱部21Bが二次コイル33の空芯
部分に進入し、コネクタ13,14同士が完全に結合さ
れると、前記円柱部21Bの先端が二次コア32の奥壁
32Bに突き合わせされ、かつ、二次コア32の先端が
一次コア21の円板部21Aに突き合わせれる。これに
より、両コア21,31によって一次コイル22及び二
次コイル33を貫通する閉ループ状の磁気回路が構成さ
れる。また、両コネクタ13,14が完全に結合される
と、両コネクタ13,14に備えたケース16,30の
接合面26,40同士が密接され、このとき、両コネク
タ13,14に備えた案内片43と案内凹所44とが係
合することによって、両ケース16,30の位相が合わ
されて、両ケース16,30に貫通形成した流路50同
士が同軸上に並ぶ(図10(A)参照)。そして、両コ
ネクタ13,14に備えたロック機構55(図2参照)
によって、両者が結合状態に保持される。
【0028】この状態で、充電用電源装置60の充電開
始スイッチをオン操作すると、一次コイル22によって
励起された高周波磁束が、二次コイル33に鎖交して起
電力を発生し、これにて電気自動車EVの蓄電装置を充
電することができる。
【0029】ところで、充電中には両コア21,31内
に大きな磁束が生じ、コイルユニット17,31全体が
発熱する。ところが、本実施形態の電気自動車充電用コ
ネクタ装置では、充電と同時に電源側コネクタ14に設
けたファン29が駆動され、以下のように冷却風が強制
的に流されて各部位から熱を奪うことができる。即ち、
ファン29が駆動すると、一次ケース16と樹脂カバー
18との間に形成された連通空間28内の空気が排出さ
れる。これにより、その連通空間28に開放された一次
ケース16の各流路50に負圧がかかり、車両側コネク
タ13から電源側コネクタ14へと流路50内を冷却風
が流れ、各コイルユニット17,31からケース16,
30に伝わった熱を除去することができる。ここで、冷
却風が流れる向きは、車両側コネクタ13側から電源側
コネクタ14側へと向けてあるから、受容部12内の空
気が外部に放出され、熱が電気自動車の内部にこもるこ
とがなくなり、温度上昇を抑えることができる。その
上、流路50は、車両側コネクタ13のケース16の側
面にも開放しているから、その開放口から空気が吸引さ
れると、受容部12の奥面(パネル38)に沿って流れ
る対流が生じ、熱がたまり易い受容部12の奥面(パネ
ル38)を冷却することができる。そして、受容部12
の開放口のうち両コネクタ13,14の周りの隙間から
外気が入り込んで受容部12全体が冷却される。
【0030】さて、前記案内片43と案内凹所44との
クリアランスが大きいと、両ケース16,30が正規の
接合位置よりもずれて接合される場合がある(図10
(B)参照)。しかし、本実施形態では、二次ケース3
3の接合面40に陥没部51を形成してあるから、両ケ
ース16,30がずれた状態で接合されても、流路50
の開口が相手接合面によって塞がれることがなくなる。
そして、二次ケース30の流路50を通って接合面に至
った冷却風は、陥没部51内を接合面26,40に沿っ
て進み、一次ケース16の流路50に流れ込む。
【0031】このように本実施形態によれば、ファン2
9からの冷却風によって両コネクタ13,14を強制冷
却でき、熱を奪った冷却風が受容部12の外方へと開放
されるから、受容部12内に熱がこもることがなくな
り、温度上昇を抑えることができる。しかも、両ケース
16,30がずれて接合されても、冷却風は滞ることな
く両ケース16,30に亘って流れ、安定した冷却を行
える。
【0032】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態では、二次ケース30の接合面40
に陥没部51を設けて、ケース16,30がずれた場合
でも流路50が閉じられないようにしてあるが、ケース
同士の接合面に陥没部を備えない構成としてもよい。但
し、前記実施形態のように、陥没部51を設けた構成と
すれば、両ケース16,30の位相ずれを防ぐ案内片4
3及び案内凹所44の位置合わせ精度を高くしなくて済
み、設計の自由度が高まる。これに対し、陥没部を備え
ないものでは、図11(B)に示すように、ケースのず
れによって流路50が塞がれてしまうことがあるから、
ケース同士の位置合わせ精度を高める必要がある。
【0033】(2)前記実施形態では、車両側コネクタ
13の接合面40にのみ陥没部51が形成されていた
が、例えば、電源側コネクタ14の接合面26または、
両コネクタ13,14の接合面26,40に陥没部を形
成してもよい。 (3)前記実施形態では、ファン29は電源側コネクタ
14に備えられていたが、車両側コネクタ13に備えた
構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る充電システムを示す
概略的な斜視図
【図2】車両側コネクタと電源側コネクタの斜視図
【図3】電源側コネクタの分解斜視図
【図4】車両側コネクタの分解斜視図
【図5】二次ケースの正断面図
【図6】陥没部を示す拡大斜視図
【図7】両コネクタの離脱状態を示す側断面図
【図8】両コネクタの結合状態を示す側断面図
【図9】流路に冷却風が流れる状態を示す両コネクタの
平断面図
【図10】(A)ケースが正しく接合された状態で、流
路に冷却風が流れる状態を示す拡大断面図 (B)ケースがずれて接合された状態で、流路に冷却風
が流れる状態を示す拡大断面図
【図11】(A)接合面に陥没部を備えないケース同士
が正しく接合された状態で、流路に冷却風が流れる状態
を示す拡大断面図 (B)そのケース同士がずれて接合された状態で、流路
に冷却風が流れる状態を示す拡大断面図
【図12】従来のコネクタ装置を示す斜視図
【図13】そのコネクタ装置の結合状態を示す側断面図
【符号の説明】
12…受容部(凹所) 13…車両側コネクタ 14…電源側コネクタ 16…一次ケース 17…一次コイルユニット 26,40…接合面 29…ファン 30…二次ケース 31…二次コイルユニット 38…パネル(凹部の奥面) 50…流路 51…陥没部 60…充電用電源装置 EV…電気自動車
フロントページの続き (71)出願人 000005326 本田技研工業株式会社 東京都港区南青山二丁目1番1号 (72)発明者 九鬼 平次 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 岩元 富夫 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 林 清孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 FA03 FA06 GB08 5H115 PA15 PC06 PG04 PI16 PI29 PO01 PO07 PO09 PO14 PO16 UI29 UI40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車の蓄電装置に連なる二次コイ
    ルユニットをケースで保持してなる車両側コネクタと、
    電気自動車充電用の電源に連なる一次コイルユニットを
    ケースで保持してなる電源側コネクタとを備えてなり、
    前記両コイルユニット間の電磁誘導を利用して前記電源
    から前記蓄電装置へと電力を供給可能としたものにおい
    て、 前記両ケースには、相互の接合面と交差するように前記
    両ケースに亘って貫通形成されて、その内部に冷却風が
    流される複数の流路が設けられていることを特徴とする
    電気自動車充電用コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記両ケースの少なくとも一方の接合面
    には、外周縁より内側を陥没させてなる陥没部が形成さ
    れて、その陥没部の底面に前記流路が開口していること
    を特徴とする請求項1記載の電気自動車充電用コネクタ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電源側コネクタには、前記車両側コ
    ネクタ側から前記電源側コネクタ側へと冷却風を流すた
    めのファンが設けられていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の電気自動車充電用コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記車両側コネクタは、前記ケースの後
    端を前記電気自動車に設けた凹所の奥面に突き合わせた
    状態に取り付けられ、前記流路は、前記ケースの側面に
    開放口を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の電気自動車充電用コネクタ装置。
JP10278506A 1998-09-30 1998-09-30 電気自動車充電用コネクタ装置 Pending JP2000115915A (ja)

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