JP2000133536A - 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ - Google Patents

給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ

Info

Publication number
JP2000133536A
JP2000133536A JP10305503A JP30550398A JP2000133536A JP 2000133536 A JP2000133536 A JP 2000133536A JP 10305503 A JP10305503 A JP 10305503A JP 30550398 A JP30550398 A JP 30550398A JP 2000133536 A JP2000133536 A JP 2000133536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
power
coil
primary coil
secondary coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10305503A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kaneko
正明 金子
Makoto Motono
誠 本野
Susumu Ukita
進 浮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10305503A priority Critical patent/JP2000133536A/ja
Publication of JP2000133536A publication Critical patent/JP2000133536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却効率が良く小型化が可能な給電カプラ装
置、受電側カプラ及び送電側カプラを提供することにあ
る。 【解決手段】電気的に非接触の状態で、送電側カプラ1
を受電側カプラ2に結合させ、送電側カプラ1の1次コ
イル9に電力を供給することによって受電側カプラ2の
2次コイル15に誘導される起電力がにより充電が行わ
れる。放熱フィン10がその表面面積を増加させるため
に1次コイル9を被覆する送電側コイルカバー8に形成
され、放熱フィン16がその表面面積を増加させるため
に2次コイル15を被覆する受電側コイルカバー12に
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車等の電
池の充電に用いられる給電カプラ装置、受電側カプラ及
び送電側カプラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、環境の保全のため低公害車、特
に、電気自動車が注目されている。従来の自動車がエン
ジンを駆動させるためにガソリン等の燃料を必要とする
のに対し、電気自動車は走行用モータを駆動させるため
に、車両に搭載している電池に電力を給電(充電)させ
る必要がある。つまり、電気自動車にとって充電装置は
必要不可欠なものであり、充電装置を広く普及させるこ
とは電気自動車の普及につながることから、より扱いや
すい充電装置が望まれている。
【0003】電気自動車の充電方法としては、コンダク
ティブ方式とインダクティブ方式がある。詳しくは、コ
ンダクティブ方式は、地上側の電源と車両に搭載した充
電装置とを金属金具等により直接接続するものであり、
インダクティブ方式は、地上側の電源と車両に搭載した
充電装置とを電磁誘導で接続するものである。インダク
ティブ方式はコンダクティブ方式と比べ、接触不良が起
こり難く、さらに、比較的大きな充電装置を車両に搭載
する必要がなく、小型化を図りやすい利点があるため、
最近特に注目されている。
【0004】図7にインダクティブ方式の非接触型充電
装置に適用される給電カプラ装置の送電側カプラ31及
び受電側カプラ32を示す。図7は送電側カプラ31及
び受電側カプラ32を示す斜視図であり、図8は、図7
において送電側カプラ31を受電側カプラ32に結合さ
せたときのX−X断面図である。
【0005】図7に示すように送電側カプラ31は、地
上側に設けられた電力供給装置のケーブル33と接続し
ている。一方、受電側カプラ32は電気自動車に搭載さ
れており、同じく電気自動車に搭載された電池と接続す
るようになっている。
【0006】より詳しくは、図8に示すように送電側カ
プラ31は、絶縁樹脂34により被覆された1次コイル
35と送電側コア36と送電側カプラカバー37とから
構成されている。1次コイル35は前述のケーブル33
と電気的に接続され、該1次コイル35と送電側カプラ
カバー37との間に中空部としての空気層38が介在し
ている。
【0007】受電側カプラ32は、絶縁樹脂39により
被覆された2次コイル40と受電側コア41とガイド部
材42及び受電側カプラケース43とから構成されてい
る。2次コイル40は、図示しない電池と電気的に接続
されている。受電側カプラケース43の前面には図7に
示すように、送電側カプラ31を挿入するための挿入口
43aが設けられ、その挿入口43aの周縁と側壁にお
ける前面側に吸入口43bが多数形成されている。さら
に、受電側カプラケース43の側壁における後面側には
図示しない排出口が設けられ、該排出口に冷却ファン4
4が設置されている。ガイド部材42は、送電側カプラ
31と受電側カプラ32とを正しく結合させるために、
送電側カプラ31を受電側カプラケース43の挿入口4
3aから導き入れるとともに、結合状態を保つ役割を果
たしている。
【0008】このような充電装置において、図示しない
電力供給装置から1次コイル35に電力が供給されるこ
とによって、送電側コア36と受電側コア41により磁
気回路が形成され、受電側カプラ32の2次コイル40
に誘導起電力が生じ、この起電力によって、車に搭載さ
れている電池が充電されるようになっている。このよう
に送電側カプラ31を受電側カプラ32に結合させて電
池を充電するときにおいても、送電側カプラ31と受電
側カプラ32とは電気的に非接触となっていることから
本充電装置は非接触型充電装置といわれている。
【0009】この充電時においては1次コイル35及び
2次コイル40に電流が流れ発熱するが、図7に示すよ
うに受電側カプラ32に備えられた冷却ファン44が駆
動することにより空気が吸入口43bから受電側カプラ
ケース43内に流入し、該空気が図8に示す放熱通路4
5を通過する際に、1次コイル35から空気層38を介
して送電側カプラカバー37に伝わった熱や、2次コイ
ル40からガイド部材42に伝わった熱を冷却し、排出
口から流出されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
充電装置をさらに小型化するために前述の給電カプラ装
置(送電側カプラ31及び受電側カプラ32)の小型
化、具体的には、1次コイル35及び2次コイル40の
小型化が検討されている。
【0011】ところが、電力(例えば、50キロワッ
ト)を保持しつつ各コイル35,40の小型化を行う
と、各コイル35,40における電流密度が増し、各コ
イル35,40による発熱が問題となってしまう。つま
り従来は、図8に示すように送電側カプラカバー37内
に熱伝導性の悪い空気層38が介在し、熱が空気層38
を介して放熱通路45を形成する送電側カプラカバー3
7の表面に伝わるため放熱効率が悪い。さらに、受電側
カプラ32に設けられているガイド部材42も送電側カ
プラ31を保持することのみを考慮して設計されてお
り、冷却ファン44により流入される冷却風の流れが、
最適な流れになっていないため、十分な放熱面積が確保
されていなかった。その結果、給電カプラ装置としての
送電側カプラ31及び受電側カプラ32における温度が
上昇し、周辺機器等の熱による故障や、送電側カプラ3
1と受電側カプラ32に使用されている樹脂材34,3
9等が熱変形するといった問題が生じてしまう。
【0012】このため従来は、絶縁樹脂34,39等の
耐熱性の向上や冷却ファン44の数及び性能アップを行
うことで対応しており、コストアップやファン44の大
型化を招いてしまい、さらなる小型化の障害となってい
た。
【0013】そこで、本発明の目的は、冷却効率が良く
小型化が可能な給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電
側カプラを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、充電する際に1次コイルと2次コイルを電気的に非
接触の状態で結合させ、1次コイルに電力を供給するこ
とによって2次コイルに誘導起電力を発生させる給電カ
プラ装置において、前記1次コイルもしくは2次コイル
を被覆する絶縁カバーにその表面面積を増加させるため
の放熱部材を形成したことを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、充電する際に前記1次コイル及び2
次コイルを収納し、空気を流入させる吸入口と流出させ
る排出口を設けたカプラケースを備え、前記放熱部材
は、前記吸入口から排出口に向かって凸設された放熱フ
ィンである。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、複数個の前記放熱フィンを、前記吸
入口側から排出口側に向かって前記1次コイル及び2次
コイルの円弧形状に合わせて湾曲させながら延設したこ
とを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記1次コイルと2次コイルを結合
させた状態において、その形状が合致する前記放熱フィ
ンを1次コイル及び2次コイルを被覆する絶縁カバーに
形成したことを特徴としている。
【0018】請求項5に記載の発明では、2次コイルと
電気的に非接触の状態で結合する1次コイルに電力を供
給することによって前記2次コイルに誘導起電力を発生
させる送電側カプラにおいて、前記1次コイルを被覆す
る絶縁カバーにその表面面積を増加させるための放熱部
材を形成したことを特徴としている。
【0019】請求項6に記載の発明では、電力が供給さ
れた1次コイルと電気的に非接触の状態で結合すること
により2次コイルに誘導起電力を発生する受電側カプラ
において、前記2次コイルを被覆する絶縁カバーにその
表面面積を増加させるための放熱部材を形成したことを
特徴としている。
【0020】請求項7に記載の発明では、2次コイルと
電気的に非接触の状態で結合する1次コイルに電力を供
給することによって前記2次コイルに誘導起電力を発生
させる送電側カプラにおいて、前記1次コイルを収納す
る送電側カプラカバーを備え、該カバーと1次コイルと
の間の中空部に熱伝導性の良い絶縁性の充填材を封入し
たことを特徴としている。
【0021】請求項1に記載の発明によれば、1次コイ
ルに電力が供給されることにより2次コイルに誘導起電
力が生じ充電が行われる。このとき、1次コイル及び2
次コイルに電流が流れ、該コイルは発熱する。特に、1
次コイル及び2次コイルを小型化すると1次コイル及び
2次コイルを流れる電流密度が増すことになり1次コイ
ル及び2次コイルの発熱が増し給電カプラ装置は高温状
態となるが、1次コイル及び2次コイルを被覆する絶縁
カバーに放熱部材が設けられるているので、熱効率の悪
い空気層を介すことなく絶縁カバーに熱が伝わり、放熱
部材が設けられることにより表面面積が増加した絶縁カ
バーの表面から効率よく放熱される。つまり、絶縁カバ
ーの表面に凸設された放熱部材により冷却性能の向上を
図ることができる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、放熱部材を放熱フィンとし
たので、絶縁カバーの表面面積が増し、1次コイルもし
くは2次コイルから発熱した熱が効率良く放熱される。
これに加え、放熱フィンは吸入口から排出口に向かって
凸設されているので、カプラケース内の空気の循環を効
率よく行うことができる。つまり、外気からの冷却風を
吸入口から取り入れ、1次コイルもしくは2次コイルの
熱により暖められた空気を効率よく排出口から流出させ
ることができる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加え、複数の放熱フィンが、前記
吸入口側から排出口側に向かって前記1次コイル及び2
次コイルの円弧形状に合わせて湾曲させながら延設され
る。つまり、絶縁カバーの表面が凸条形状となるよう
に、複数の放熱フィンが形成される。その結果、吸入口
より流入した空気が、絶縁カバー表面を層流状に流れる
ことになり、カプラケース内の空気の循環を効率よく行
うことができる。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加え、1次コイルと2次コイルを
結合させた状態において、その形状が合致する放熱フィ
ンが1次コイルおよび2次コイルを被覆する絶縁カバー
に形成される。その結果、絶縁カバーの放熱面積が増す
とともにカプラケース内を流れる空気の流れがより規則
正しく流れることになり、循環効率をより高めることが
でき、冷却効率の向上を図ることができる。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、1次コイ
ルを被覆する絶縁カバーにその表面面積を増加させるた
めの放熱部材が形成される。その結果、充電時に1次コ
イルに電力が供給されることにより1次コイルが発熱す
るが、放熱部材が形成されることで表面面積が増加した
1次コイルを被覆する絶縁カバーの表面から該発熱を効
率よく放熱することができる。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、2次コイ
ルを被覆する絶縁カバーにその表面面積を増加させるた
めの放熱部材が形成される。その結果、充電時に1次コ
イルに電力が供給されることにより2次コイルに誘導起
電力が発生し、2次コイルが発熱するが、放熱部材が形
成されることで表面面積が増加した2次コイルを被覆す
る絶縁カバーの表面から該発熱を効率よく放熱すること
ができる。。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、1次コイ
ルを収納する送電側カプラカバーと1次コイルとの間の
中空部に熱伝導性の良い絶縁性の充填材が封入される。
その結果、1次コイルに発生した熱が熱伝導性の良い充
填材を介して送電側カプラカバーの表面に伝わり、該表
面から効率よく熱が放熱される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を非接触型充電装置
に適用される給電カプラ装置に具体化した実施形態を図
1〜図5を用いて詳細に説明する。
【0029】図1には本実施の形態の充電装置の構成図
を示し、図2には給電カプラ装置を構成する送電側カプ
ラ1と受電側カプラ2を示す。また、図3には、送電側
カプラ1の分解斜視図を示す。さらに、図4には図2に
おいて送電側カプラ1を受電側カプラ2に結合させたと
きのA−A断面図を示し、図5には同じく送電側カプラ
1を受電側カプラ2に結合させたときのB−B断面図を
示す。
【0030】図1及び図2に示すように、本充電装置
は、地上側に設置されている電力供給装置3のケーブル
4の先端に設けられた送電側カプラ1と、電気自動車5
に搭載されている受電側カプラ2とを具備している。本
実施形態における電気自動車5への充電は図1のよう
に、電力供給装置3が設置されているガレージに車5を
駐車して、送電側カプラ1を車載側の受電側カプラ2に
挿入して充電が行われる。具体的には、電力供給装置3
は商用交流電源等を電圧及び周波数変換して、例えば、
430Vの高周波電源を送電側カプラ1に供給するよう
になっている。
【0031】送電側カプラ1は、図3に示すように、輪
切り状の1次コイル基板6と円柱状の送電側コア(フェ
ライトコア)7と送電側コイルカバー8を備えている。
1次コイル基板6は絶縁基板に銅箔をラミネートして積
層した多層基板であり、本実施形態では、4枚の銅箔に
て1次コイル9を形成している。詳しくは、1次コイル
9となる略C字状の4枚の銅箔が絶縁基板を介して積層
され、その端部をスルーホールにて電気的に接続するこ
とにより、各層間の銅箔に流れる電流が螺旋状となるよ
うに形成されている。なお、1次コイル基板6の表裏面
には1次コイル9となる銅箔が露出している。さらに、
1次コイル基板6には端子部6aが設けられ、該端子部
6aの表面にも1次コイル9から延設された銅箔がラミ
ネートされている。そして、この端子部6aに前述した
電力供給装置3からのケーブル4が電気的に接続される
ようになっている。
【0032】送電側コイルカバー8は絶縁樹脂製の2つ
のカバー部材からなり、該カバー部材の後端側には前記
ケーブル4のための挿入口8a及び把持部を形成するた
めの開口部8bが設けられている。そして、送電側コイ
ルカバー8の前端側には円形の開口部8cが設けられ、
該開口部8cに送電側コア7が挿入されるようになって
いる。さらに、送電側コイルカバー8の内面、つまり、
カバー部材が互いに接合する面における開口部8cの周
縁には1次コイル基板6を収納するための溝部8dが形
成されている。
【0033】さらには、図2及び図3に示すように送電
側コイルカバー8の外面において内部に1次コイル基板
6が収納される部分には複数の放熱フィン10が送電側
コイルカバー8の長手方向に向かって凸設されている。
より詳しくは、図2に示すように各放熱フィン10は湾
曲して形成されており、該湾曲部は1次コイル基板6の
円弧形状に合わせて形成されている。なお、この放熱フ
ィン10は図5に示すように、送電側コイルカバー8の
表裏面に形成されている。また、2つのカバー部材の接
合は超音波溶着にて行われる。つまり、図3に示すよう
に、送電側コイルカバー8のカバー部材間にケーブル4
が接続された1次コイル基板6を収納するとともに開口
部8cに送電側コア7を挿入し、カバー部材を圧接した
状態で超音波溶着にて接合して送電側カプラ1が形成さ
れる。
【0034】受電側カプラ2は図2に示すように、輪切
り状の2次コイル基板11と受電側コイルカバー12と
受電側コア(フェライトコア)13と受電側カプラケー
ス14を備えている。2次コイル基板11は1次コイル
基板6と同様に絶縁基板に4枚の銅箔をラミネートして
積層した多層基板であり、4枚の銅箔にて螺旋状の2次
コイル15が形成されている。なお、2次コイル基板1
1の表裏面には2次コイル15となる銅箔が露出してい
る。さらに、この2次コイル基板11にも端子部11a
が設けられており、該端子部11aの表面にも2次コイ
ル15から延設された銅箔がラミネートされている。そ
して、この端子部11aは図示しない整流回路等を介し
て車載電池に電気的に接続されるようになっている。な
お、2次コイル基板11の形状は図2と図4及び図5に
示すように端子部6a,11a以外は1次コイル基板6
の形状と同一形状となるように形成されている。つま
り、1次コイル9と2次コイル15とは同一寸法となる
ように形成され、送電側カプラ1が受電側カプラ2に結
合された状態では、1次コイル9と2次コイル15とが
重なり合うようになっている。
【0035】図4及び図5に示すように受電側コイルカ
バー12は絶縁樹脂製の2つのカバー部材からなり、送
電側コイルカバー8の開口部8cと同一径を有する開口
部12aが設けられ、該開口部12aの周縁には2次コ
イル基板11を収納するための溝部12bが形成されて
いる。そして、図2に示すように、送電側コイルカバー
8と同様に、受電側コイルカバー12の外面において内
部に2次コイル基板11が収納される部分には複数の放
熱フィン16が凸設されている。この受電側コイルカバ
ー12における放熱フィン16は2次コイル基板11の
円弧形状に合わせて形成され、図5に示すように、送電
側カプラ1を受電側カプラ2に結合させた状態におい
て、送電側コイルカバー8に設けられた放熱フィン10
と相対する位置に設けられている。なお、この放熱フィ
ン16も受電側コイルカバー12の表裏面に設けられて
いる。また、2つのカバー部材の接合も超音波溶着にて
行われる。つまり、受電側コイルカバー12の各部材間
に2次コイル基板11を収納し、2つの部材を圧接させ
た状態で超音波溶着にて接合することにより受電側コイ
ルカバー12が形成される。
【0036】受電側コア13は、図5に示すように、断
面略E字状のコア部材17と、断面I字状(板状)のコ
ア部材18から形成される。詳しくは、コア部材17は
前述の受電側コイルカバー12を収納するための溝部1
7aが形成されている。つまり、その溝部17aの中央
部には2次コイル基板11を収納した受電側コイルカバ
ー12と同じ厚さの円柱形状の凸部17bが形成されて
いる。そして、図4及び図5に示すように、送電側カプ
ラ1を受電側カプラ2に結合した状態において、送電側
コア7と受電側コア13は1次コイル9と2次コイル1
5の周囲に配置され、1次コイル9に電流が流れたとき
において、2次コイル15に誘導起電力を発生させるた
めの磁気回路が形成されるようになっている。
【0037】受電側カプラケース14は、図4及び図5
に示すようにその内面が受電側コア13の外面と隙間な
く嵌合するように形成され、図4に示すように受電側カ
プラケース14の前面には送電側カプラ1を挿入する挿
入口14aが設けられている。そして、その挿入口14
aの周縁と側壁の前面側に吸入口14bが複数形成さ
れ、受電側カプラケース14の後面には排出口14cが
設けられている。そして、排出口14cには図示しない
冷却ファンが設置されるようになっている。このような
受電側カプラケース14に受電側コイルカバー12によ
り被覆された2次コイル基板11と受電側コア13とを
収納することにより受電側カプラ2が形成されている。
より詳しくは、図4に示すように、送電カプラ1を受電
側カプラ2に結合させた状態において、受電側カプラケ
ース14の吸入口14bと排出口14cとの間に1次コ
イル9及び2次コイル15が配置され、前述した放熱フ
ィン10,16は、吸入口14b側から排出口14c側
へ向かって凸条に延設されている。また、受電側カプラ
ケース14内の前後に空間部19,20が形成され、こ
の前後の空間部19,20は図5に示す放熱通路21に
より連結されている。つまり、吸入口14aから流入す
る空気はこの通路21を必ず通り、排出口14cから流
出するようになっている。
【0038】なお、本実施形態では、給電カプラ装置と
して送電側カプラ1と受電側カプラ2が用いられてお
り、送電側コイルカバー8及び受電側コイルカバー12
に各コイル基板6,11を直接挿入して(インサート)
形成することにより、熱伝導性の悪い空気層をなくすと
ともに、放熱フィン10,16を送電側コイルカバー8
及び受電側コイルカバー12の表面に形成することによ
り放熱面積を増加させて冷却性能の向上を図るようにな
っている。また、従来技術の図8では、1次コイル35
と送電側カプラカバー37との間に中空部としての空気
層38が存在するため、絶縁被覆した1次コイル35を
用いる必要があったが、送電側コイルカバー8及び受電
側コイルカバー12が各コイル基板6,11の絶縁カバ
−となるので、各コイル9,15を形成する銅箔が露出
した状態の各コイル基板6,11を送電側コイルカバー
8及び受電側コイルカバー12にインサート成形するこ
とができる。
【0039】また、図示していないが、本充電装置は、
電気自動車5に搭載された電池の蓄電量と液温や2次コ
イル15に発生する誘導起電力(充電電圧)等の情報
を、車5に搭載された通信機を用いて地上側の電力供給
装置3に送信し、該情報を用いて最適の状態で充電され
るように電力量が制御されるようになっている。
【0040】次に、このように構成された本実施の形態
の作用を説明する。まず、作業者が図1に示すように送
電側カプラ1を車5に設けられている受電側カプラ2に
結合させる。即ち、図2に示すように送電側コア7及び
1次コイル9と、受電側コア13及び2次コイル15と
を電気的に非接触の状態で結合させる。その後、電力供
給装置3が送電側カプラ1の1次コイル9に、430V
の高周波電源を供給すると同時に冷却ファンが駆動され
る。1次コイル9に高周波の電力が印加されると、送電
側コア7及び受電側コア13に磁気回路が形成され2次
コイル15に誘導起電力が発生する。この交流電力とし
ての誘導起電力は図示しない整流回路を用いて直流電圧
に整流され電池に供給される。
【0041】このとき、1次コイル9及び2次コイル1
5に高周波の電力が供給されているので、各コイル9,
15は発熱する。この熱は各コイル9,15を覆ってい
る送電側コイルカバー8の表面及び受電側コイルカバー
12の表面、特に放熱フィン10,16が設けられてい
る表面に伝わり、図5に示す放電通路21内の空気に放
熱される。これにより、放熱通路21内の空気の温度は
上昇するが、冷却ファンが駆動されているので、図4に
示す受電側カプラケース14の挿入口14a側に設けら
れている吸入口14bから冷却風が流入し、放熱通路2
1内で暖められた空気が排出口14cから流出する。つ
まり、冷却ファンが駆動することにより、外気から冷却
風が流入し、該冷却風が放熱通路21を通過するときに
各コイル9,15により発熱した熱を効率よく冷却する
ようになっている。
【0042】このように本実施の形態は、下記のような
特徴を示す。 (1)地上側の設けられた電力供給装置3から送電側カ
プラ1の1次コイル9に電力が供給されることにより車
5に搭載されている受電側カプラ2の2次コイル15に
誘導起電力が生じ、該起電力により電池への充電が行わ
れる。このとき、1次コイル9及び2次コイル15に電
流が流れ、各コイル9,15は発熱する。特に、各コイ
ル9,15を小型化すると各コイル9,15を流れる電
流密度が増すことになり、各コイル9,15の発熱が増
し給電カプラ装置としての送電側カプラ1及び受電側カ
プラ2は高温状態となり、周辺機器や、送電側カプラ1
及び受電側カプラ2に使用されている樹脂材が変形する
といった問題が生じてしまうが、本実施形態では、各コ
イル9,15を被覆する絶縁カバーとしての送電側コイ
ルカバー8と受電側コイルカバー12の表面に放熱部材
としての凸条の放熱フィン10,16が設けられている
ので、従来技術の図8のように熱効率の悪い空気層38
を介すことなく、1次コイル9及び2次コイル15から
送電側コイルカバー8と受電側コイルカバー12に熱が
伝わり、放熱フィン10,16が設けられることにより
表面面積が増加した送電側コイルカバー8と受電側コイ
ルカバー12の表面から効率よく放熱される。つまり、
送電側コイルカバー8と受電側コイルカバー12に凸設
した放熱フィン10,16により冷却性能の向上を図る
ことができる。
【0043】従って、送電側カプラ1及び受電側カプラ
2を小型化することができ、非接触型充電装置を小型化
することができるので、車5の搭載スペースの効率化を
図ることが可能となる。
【0044】また、本実施形態では送電側コイルカバー
8と受電側コイルカバー12は、各コイル基板6,11
の表面から露出した各コイル9,15を絶縁被覆する役
割も果たしている。
【0045】(2)図2及び図3に示すように、各コイ
ル基板6,11が収納されている送電側コイルカバー8
と受電側コイルカバー12の表面(表裏面)に、複数の
放熱フィン10,16が吸入口14b側から排出口14
c側に向かって1次コイル9及び2次コイル15の円弧
形状に合わせて湾曲させながら延設され、凸条形状とな
るように形成されている。その結果、冷却ファンが駆動
されることにより吸入口14bより流入した空気が、図
5に示す送電側コイルカバー8の表面と受電側コイルカ
バー12の表面にて形成された放熱通路21内を層流状
に流れることになり、受電側カプラケース14内の空気
の循環を効率よく行うことができる。従って、各コイル
9,15による熱を効率よく冷却することができる。
【0046】(3)送電側コイルカバー8と受電側コイ
ルカバー12の表面(表裏面)に設けられた放熱フィン
10,16は、図2及び図5に示すように、1次コイル
9と2次コイル15を結合させた状態、即ち、送電側カ
プラ1を受電側カプラ2に結合させた状態においては、
その形状が合致するように形成されている。その結果、
放熱面積が増すとともに受電側カプラケース14内を流
れる空気は層流状、つまり、より規則正しく流れること
になり、空気の循環効率を高めることができる。従っ
て、冷却ファンの数や性能アップを行うことなく、冷却
効率の向上を図ることができる。
【0047】また、図5に示すように、受電側カプラケ
ース14の内面は、受電側側コア13の外面が隙間なく
嵌合するようになっており、受電側カプラケース14に
流入した空気は、必ず、1次コイル9及び2次コイル1
5により高温となる放熱フィン10,16が設けられた
放熱通路21を層流状に流れ、排出口14cから流出さ
れる。つまり、空気による冷却がより効率よく行われる
ようになっている。
【0048】(4)1次コイル及び2次コイルは、絶縁
基板を介して積層された4枚の銅箔にて形成されてい
る。その結果、1次コイル及び2次コイルをコンパクト
に形成でき、送電側カプラ1及び受電側カプラ2の小型
化を図ることができる。
【0049】なお、発明の実施の形態は、上記実施の形
態に限定されるものではなく、下記のように実施しても
よい。 ○本発明は上記実施形態の送電側カプラ1に限ることな
く、例えば、図6のような送電側カプラ22を用いても
よい。図6に示す送電側カプラ22は、図7及び図8に
示した送電側カプラ31の送電側カプラカバー37内に
おける中空部としての空気層38に熱伝導効率の良い絶
縁樹脂充填材23を封入し、熱伝導性能の向上を図るよ
うにしたものである。なお、本例においては、絶縁樹脂
充填材23が1次コイル24の絶縁樹脂の役割を果たす
ため、図8に示すような絶縁樹脂34等にて被覆されて
いる1次コイル35を用いることなく、1次コイル24
の形成材料が露出した状態のものにおいて実施すること
ができる。また、絶縁性の充填材として、絶縁性のシリ
コン樹脂やエポキシ樹脂等を用いてもよいし、セラミッ
クスにて形成してもよい。
【0050】このような構成によれば、1次コイル24
に発生した熱が熱伝導性の良い充填材23を介して送電
側カプラ22の表面に伝わり、該表面から効率よく熱が
放熱され、小型化が可能となる。このように簡単な改良
にて冷却性能の向上を図ることができ、実用上好ましい
ものとなる。
【0051】○図6に示す送電側カプラ22の送電側カ
プラカバー37の表面にその表面面積を増加させるため
の放熱部材を形成してもよい。このようにすれば、さら
に冷却効率の向上を図ることができ、実用上好ましいも
のとなる。
【0052】○上記実施の形態では、放熱部材として凸
条の放熱フィン10,16を用いたが、例えば、ピン形
状のものでもよし、凸条の放熱フィン10,16をその
長手方向に分割して形成したものであってもよい。さら
には、凹状の放熱部材を用いてもよい。
【0053】○放熱部材としての放熱フィン10,16
は、1次コイル9及び2次コイル15を絶縁被覆する送
電側コイルカバー8と、受電側コイルカバー12の両方
に形成されていたが、少なくとも一方に放熱フィン1
0,16が形成されるものにおいて実施すればよく、さ
らに、上記実施形態では、送電側コイルカバー8及び受
電側コイルカバー12の裏表の両面に放熱フィン10,
16が設けられていたが、片面のみに放熱部材を形成す
るものにおいて実施してもよい。
【0054】○上記実施形態では、送電側コイルカバー
8及び受電側コイルカバー12は2つの部材を超音波溶
着にて接合して形成していたが、モールド樹脂を用いた
モールド成形により送電側コイルカバー8及び受電側コ
イルカバー12を形成してもよい。
【0055】○電力供給装置3の設置場所としては、ガ
レージ内としたが、これに限ることなく、商業ベースの
充電スタンドに設置されるものであってもよい。 ○上記実施形態では、電気自動車5を用いて説明した
が、これに限ることなく電池を駆動源とする車両であれ
ばよく、例えば、トラックや産業車両等であってもよ
い。
【0056】○上記実施形態では、車5に搭載した電池
を充電するものであったが、車以外に使用される電池の
充電装置に用いてもよい。前記実施の形態から把握さ
れ、特許請求の範囲に記載されていない技術的思想を、
その効果とともに以下に記載する。
【0057】(イ) 請求項1に記載の給電カプラ装置
において、前記1次コイル及び2次コイルを、絶縁基材
を介して積層した複数枚の銅箔により形成した給電カプ
ラ装置。この構成によれば、1次コイル及び2次コイル
をコンパクトに形成することができるので給電カプラ装
置の小型化を図ることができる。
【0058】(ロ) 請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の給電カプラ装置を備えた非接触型充電装置。
この構成によれば、小型化された給電カプラ装置を用い
ることにより非接触型充電装置の小型化を図ることがで
きる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、冷却効
率が良く小型化することができる。請求項2〜請求項4
に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に
加え、より効率よく冷却することができる。
【0060】請求項5及び請求項7に記載の発明によれ
ば、1次コイルによる発熱を効率よく冷却でき小型化が
可能となる。請求項6に記載の発明によれば、2次コイ
ルによる発熱を効率よく冷却でき小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における非接触型充電装置の構成
図。
【図2】 実施形態における給電カプラ装置の平面図。
【図3】 実施形態における送電側カプラを示す分解斜
視図。
【図4】 図2のカプラ結合時におけるA−A断面図。
【図5】 図2のカプラ結合時におけるB−B断面図。
【図6】 他の実施形態における送電側カプラの断面
図。
【図7】 従来の給電カプラ装置を示す斜視図。
【図8】 図7のカプラ結合時におけるX−X断面
図。。
【符号の説明】
1…給電カプラ装置を構成する送電側カプラ、2…給電
カプラ装置を構成する受電側カプラ、8…絶縁カバーと
しての送電側コイルカバー、9…1次コイル、10…放
熱部材としての放熱フィン、12…絶縁カバーとしての
受電側コイルカバー、14…カプラケースとしての受電
側カプラケース、14b…吸入口、14c…排出口、1
5…2次コイル、16…放熱部材としての放熱フィン、
22…給電カプラ装置を構成する送電側カプラ、23…
充填材としての絶縁樹脂充填材、24…1次コイル、3
7…送電側カプラカバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本野 誠 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 浮田 進 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 FA03 GB08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電する際に1次コイルと2次コイルを
    電気的に非接触の状態で結合させ、1次コイルに電力を
    供給することによって2次コイルに誘導起電力を発生さ
    せる給電カプラ装置において、 前記1次コイルもしくは2次コイルを被覆する絶縁カバ
    ーにその表面面積を増加させるための放熱部材を形成し
    た給電カプラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の給電カプラ装置におい
    て、充電する際に前記1次コイル及び2次コイルを収納
    し、空気を流入させる吸入口と流出させる排出口を設け
    たカプラケースを備え、前記放熱部材は、前記吸入口か
    ら排出口に向かって凸設された放熱フィンである給電カ
    プラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の給電カプラ装置におい
    て、複数個の前記放熱フィンは、前記吸入口側から排出
    口側に向かって前記1次コイル及び2次コイルの円弧形
    状に合わせて湾曲させながら延設した給電カプラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の給電カプラ装置におい
    て、前記1次コイルと2次コイルを結合させた状態にお
    いて、その形状が合致する前記放熱フィンを1次コイル
    及び2次コイルを被覆する絶縁カバーに形成した給電カ
    プラ装置。
  5. 【請求項5】 2次コイルと電気的に非接触の状態で結
    合する1次コイルに電力を供給することによって前記2
    次コイルに誘導起電力を発生させる送電側カプラにおい
    て、 前記1次コイルを被覆する絶縁カバーにその表面面積を
    増加させるための放熱部材を形成した送電側カプラ。
  6. 【請求項6】 電力が供給された1次コイルと電気的に
    非接触の状態で結合することにより2次コイルに誘導起
    電力を発生する受電側カプラにおいて、 前記2次コイルを被覆する絶縁カバーにその表面面積を
    増加させるための放熱部材を形成した受電側カプラ。
  7. 【請求項7】 2次コイルと電気的に非接触の状態で結
    合する1次コイルに電力を供給することによって前記2
    次コイルに誘導起電力を発生させる送電側カプラにおい
    て、 前記1次コイルを収納する送電側カプラカバーを備え、
    該カバーと1次コイルとの間の中空部に熱伝導性の良い
    絶縁性の充填材を封入した送電側カプラ。
JP10305503A 1998-10-27 1998-10-27 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ Pending JP2000133536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305503A JP2000133536A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305503A JP2000133536A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000133536A true JP2000133536A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17945948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10305503A Pending JP2000133536A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000133536A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129605A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 非接触給電方法及び装置
JP2008054423A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 受電装置及び送電装置並びに車両
JP2009117548A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Dainippon Printing Co Ltd 非接触給電装置
WO2014045375A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 富士機械製造株式会社 非接触給電装置
CN103872791A (zh) * 2012-12-14 2014-06-18 Lg伊诺特有限公司 无线电力发送器
WO2014091802A1 (ja) * 2012-12-14 2014-06-19 株式会社村田製作所 ワイヤレス電力伝送システム
JP2015080339A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 小島プレス工業株式会社 車両用非接触充電システムの受電側コイルユニット
JP2015082909A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 矢崎総業株式会社 電源供給装置及びケーブル
JP2015133827A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 矢崎総業株式会社 受電装置及びそれを備える給電システム
JP2017084841A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 矢崎総業株式会社 非接触電力伝送ユニット
US10367378B2 (en) 2014-06-06 2019-07-30 Ihi Corporation Power-transmitting device, power-receiving device, and wireless power supply system for underwater mobile object

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129605A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 非接触給電方法及び装置
JP2008054423A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 受電装置及び送電装置並びに車両
JP2009117548A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Dainippon Printing Co Ltd 非接触給電装置
JPWO2014045375A1 (ja) * 2012-09-20 2016-08-18 富士機械製造株式会社 非接触給電装置
WO2014045375A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 富士機械製造株式会社 非接触給電装置
CN105743227B (zh) * 2012-12-14 2018-09-18 Lg伊诺特有限公司 无线电力发送器
CN103872791A (zh) * 2012-12-14 2014-06-18 Lg伊诺特有限公司 无线电力发送器
KR20140077801A (ko) * 2012-12-14 2014-06-24 엘지이노텍 주식회사 무선전력 송신장치
KR102063644B1 (ko) * 2012-12-14 2020-02-11 엘지이노텍 주식회사 무선전력 송신장치
US10199876B2 (en) 2012-12-14 2019-02-05 Lg Innotek Co., Ltd. Wireless power transmitter
US20140167522A1 (en) * 2012-12-14 2014-06-19 Lg Innotek Co., Ltd. Wireless power transmitter
CN105743227A (zh) * 2012-12-14 2016-07-06 Lg伊诺特有限公司 无线电力发送器
WO2014091802A1 (ja) * 2012-12-14 2014-06-19 株式会社村田製作所 ワイヤレス電力伝送システム
US9647497B2 (en) 2012-12-14 2017-05-09 Lg Innotek Co., Ltd. Wireless power transmitter
JP2015080339A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 小島プレス工業株式会社 車両用非接触充電システムの受電側コイルユニット
JP2015082909A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 矢崎総業株式会社 電源供給装置及びケーブル
JP2015133827A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 矢崎総業株式会社 受電装置及びそれを備える給電システム
US10367378B2 (en) 2014-06-06 2019-07-30 Ihi Corporation Power-transmitting device, power-receiving device, and wireless power supply system for underwater mobile object
US11075544B2 (en) 2014-06-06 2021-07-27 Ihi Corporation Power-transmitting device, power-receiving device, and wireless power supply system
JP2017084841A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 矢崎総業株式会社 非接触電力伝送ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6396241B1 (en) Inductive charging system employing a fluid-cooled transformer coil and transmission cable
US6175212B1 (en) Charging paddle
EP3544396B1 (en) Dc-dc converter
EP2960910B1 (en) Power transmission device and power receiving device
US6351098B1 (en) Charging receptacle
JP5813973B2 (ja) 非接触給電用コイル装置
JP2000133536A (ja) 給電カプラ装置、受電側カプラ及び送電側カプラ
US20040005809A1 (en) Electromagnetic induction-type connector
KR102458346B1 (ko) 컨버터
EP3952625A1 (en) Converter
US9457641B2 (en) Heat exchanger having electric heating elements
JP4218205B2 (ja) 二バッテリ搭載型車両用降圧型dc−dcコンバータ装置
EP0651404A1 (en) Internal cooling of electric automobile charging transformer
KR20180091584A (ko) 냉각수 히터
KR20190135225A (ko) 컨버터
JP2000133535A (ja) 受電側カプラ及び受電側コア
JPH10108376A (ja) 電気自動車用充電システム
JP7279680B2 (ja) 電動圧縮機
CN116671265A (zh) 用于具有至少一个电动马达和变速器的车辆的控制模块
WO2022190874A1 (ja) コイルユニット
CN113228839B (zh) 电力变换装置
JP3006939U (ja) バッテリ充電装置
EP4277444A1 (en) Converter
JPH10106868A (ja) 電気自動車用充電システム
WO2021258357A1 (zh) 汽车及车载充电机