JP2000115532A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JP2000115532A
JP2000115532A JP10288295A JP28829598A JP2000115532A JP 2000115532 A JP2000115532 A JP 2000115532A JP 10288295 A JP10288295 A JP 10288295A JP 28829598 A JP28829598 A JP 28829598A JP 2000115532 A JP2000115532 A JP 2000115532A
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threshold
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Takashi Suzuki
隆史 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある濃度の下地の中にある文字に対して解像
度を高めるための補間処理を確実に行なうことができる
装置を提供する。 【解決手段】 画像データを入力し(S1)、入力され
る画像データをサンプリングし(S2)、サンプリング
画像のヒストグラムを抽出し(S3)、抽出したヒスト
グラム中の特別に度数の多い色レベルを下地レベルとし
て認識して下地レベルの影響がないような2値化閾値を
算出する(S4)。そして、この算出値を2値化閾値と
してセットする。パターンマッチングの前の2値化処理
のしきい値を、画像の下地レベルに応じて可変すること
で、解像度を高めるための補間のためのパターンマッチ
ングを良好に行える良好な画像処理結果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置及び情
報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン等から出力される文字や図形を
表すビットマップデータを受け取って印刷出力する印刷
装置の制御において、印刷する際の文字部分の解像度を
高めて印刷品質を向上する技術が提案されている。
【0003】たとえば、文字等を滑らかに印刷するため
に、印刷されるべき文字や図形のデータの輪郭をスムー
ジングして印刷品質を高めることができる装置が登場し
てきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の装置においては、様々な濃度を含む画像におい
て、特にある濃度の下地の中にある文字に対して解像度
を高めるための補間処理を行なおうとしても、補間のた
めのパターンマッチングがうまくできなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされた発明であり、係る目
的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】即ち、画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データを所定の閾値
を用いて2値化する2値化手段と、前記入力手段より入
力される画像データをサンプリングするサンプリング手
段と、前記サンプリング手段でサンプリングされた画像
データに応じて、前記2値化手段での2値化閾値を変更
する閾値変更手段とを備えることを特徴とする。
【0007】そして例えば、前記閾値変更手段は、入力
されるサンプリング画像データの各色成分毎に画像中の
下地レベルの影響がないような2値化閾値を算出して前
記2値化手段での2値化閾値を変更することを特徴とす
る。
【0008】また例えば、前記閾値変更手段は、入力さ
れる各色成分毎に前記サンプリング手段でのサンプリン
グ画像のヒストグラムを抽出し、抽出したヒストグラム
中の特別に度数の多い色レベルを下地レベルとして認識
することを特徴とする。
【0009】更に例えば、画像データを入力する入力手
段と、前記入力手段により入力された画像データを所定
の閾値を用いて2値化する2値化手段と、外部から前記
2値化手段の閾値を決定するための閾値決定情報を受け
取る受取手段と、前記受取手段で受取った情報に応じ
て、前記2値化手段での2値化閾値を変更する閾値変更
手段とを備えることを特徴とする。あるいは、前記閾値
決定情報は前記入力手段で入力される画像データの下地
レベルに関する情報であり、前記閾値変更手段は、入力
される閾値決定情報より各色成分毎に下地レベルの影響
がないような2値化閾値を算出して前記2値化手段での
2値化閾値を変更することを特徴とする。
【0010】また例えば、更に、前記2値化手段で2値
化された画像データを基に、入力された画像データの特
徴が予め決められた複数の特徴と一致しているか否かを
検出する特徴検出手段と、前記特徴検出手段で一致して
いる特徴があると検出された場合に、特定の注目画素情
報を変更する画素変更手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0012】[第1の実施の形態例] (全体の構成)図1は本発明に係る一発明の実施の形態
例の全体構成を示す断面図であり、カラー画像形成装置
に適用した例を示している。
【0013】図1において、通常の紙等に印刷された原
稿画像を複写する際には、原稿を原稿台ガラス110上
に載せ、露光ランプ101により露光走査する。これに
より、原稿109からの反射光像が反射ミラー102,
103,104を介して、レンズ105によりフルカラ
ーセンサ106に集光し、カラー色分解画像信号が得ら
れる。
【0014】このカラー色分解画像信号は、A/D変換
増幅ユニット107を経て、画像処理ユニット111に
入り、ここで後述する所定の処理を施されて、プリント
画像信号に変換され、レーザー駆動部112に出力され
る。
【0015】一方、像担持体である感光ドラム119
は、矢印方向に回転自在に支持され、この感光ドラム1
19の周りには色の異なる4個の現像器128,12
9,130,131が配置されている。
【0016】そして、レーザ露光光学系において、上記
プリント画像信号はレーザー駆動部112が駆動するレ
ーザダイオードにより対応する光信号に変換され、この
変換されたレーザ光がポリゴンミラー、レンズ等の光学
系117を通って、感光ドラム119の表面に投影され
る。
【0017】プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1
19を矢印方向に回転させ、各分解色毎に光像を感光ド
ラム119上に照射し、潜像を形成する。
【0018】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム119上の潜像を現像し、感光ドラム119上に樹
脂を基体としたトナーによりトナー画像を形成する。
【0019】さらに、感光ドラム119上のトナー画像
を、記録材カセット126あるいは127より搬送系1
20及び転写ドラム122を介して感光ドラム119と
対向した位置に供給された記録材に転写する。このと
き、転写ドラム122を回転させるに従って感光ドラム
上のトナー像は、転写ドラム112上に担持された記録
材上に転写される。
【0020】このように記録材には所望数の色画像が転
写され、フルカラー画像が形成される。
【0021】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材は転写ドラ
ムから離れ、定着ローラ124,125を有した定着器
123を介してトレイ132に排紙される。
【0022】本実施の形態例では、紙に印刷された原稿
以外に、外部機器145から送られた画像データを、コ
ントローラ141を介してI/F回路140で受け取
り、記録材上にフルカラーで記録することもできる。
【0023】またさらに、本実施の形態例装置で読み取
った画像データを、インタフェース回路からコントロー
ラ141を介して、パソコンなどの外部機器145に送
ることも可能である。
【0024】(制御部)図2は本実施の形態例における
システム全体の制御系の構成を示すブロック図である。
【0025】図2において、300は制御部であり、C
PU310、CPU310の制御プログラム等が格納さ
れたROM320、及びCPU310のワークエリア用
のRAM330が含まれている。
【0026】複写機本体100内の制御部300は、ま
た画像処理部111とインタフェース(I/F)回路1
40とレーザー駆動部112を制御するとともに、I/
F回路140を介してコントローラ141と情報の授受
を行なう。このコントローラ141とI/F回路140
間はシリアル通信でやりとりするように構成することが
できる。
【0027】また、ユーザーが複写機本体100の動作
指示などを入力するための操作部301も制御部300
が制御している。
【0028】(画像処理部)図3は図2に示す本実施の
形態例における画像処理部111の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【0029】図3において、201は原稿からの反射光
を色分解して電気信号に変換する3ラインCCD(画像
読取手段)であり、図1のフルカラーセンサ106に相
当する。202はCCD201からのアナログRGB信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部であり、図1
のA/D変換ユニット107に相当する。
【0030】203はシェーディング補正部であり、C
CD201の各画素の感度を補正し、光源の光量の傾き
を補正するものである。そのためにシェーディング補正
部203では入力される画像データに対する乗算係数を
画素ごとに設定できるようになっている。そして、R
(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の各信号は
A/D変換部202から8ビットのデジタル画像信号と
して出力される。
【0031】本実施の形態例に用いているCCD201
は、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)用の
それぞれ3つのCCDラインセンサーが一定間隔で配置
されている。このため、上記のデジタル画像信号は、そ
の空間的ズレによって発生した時間的なズレを持った信
号となっている。この時間的なズレは、3ラインつなぎ
部204によって補正される。
【0032】205は入力マスキング部であり、CCD
201のRGBの分光特性を標準のRGB空間特性に補
正するための演算を行う。206はLOG変換部であ
り、RAMによって構成されたルックアップテーブルと
なっており、R(レッド),G(グリーン),B(ブル
ー)の輝度信号をそれぞれC(シアン)M(マゼンタ)
Y(イエロー)の濃度信号に変換する。
【0033】207は出力マスキング・UCR部であ
り、入力されたC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロ
ー)の濃度信号からプリント記録用に使われるトナーの
色にごりを除去する演算を行い、またBk(ブラック)
信号を生成する。
【0034】208はF値補正部であり、プリントする
濃度の指定に合わせて濃度値(F値)を各色毎に補正す
るための補正テーブルとなっている。209は変倍部で
あり、画像の大きさを変える変倍回路である。
【0035】210はフィルタ部であり、画像のエッジ
強調やスムージングを行う回路である。212はサンプ
リング部であり、画像信号をサンプリングしてCPUで
データを読みとるための回路である。
【0036】213はI/Oポートであり、I/Oポー
ト213から出力されたTOPC*信号はI/F回路1
40に入力される。また同様に、I/Oポート213か
ら出力されたCNCTPC*信号はバッファ215の制
御入力に入力され、CNCTPC*信号が「0」の時に
は、バッファ215の出力から信号が出力され、「1」
の時にはバッファ215の出力はハイインピーダンスに
なる。
【0037】またバッファ214の制御入力には、I/
Oポート213から出力されたCNCTPC*信号をイ
ンバータ216で極性を反転させた信号が入力されてい
る。
【0038】つまり、コントローラ141と画像データ
のやりとりを行うときにはCNCTPC*信号が「0」
になるようにI/0ポート213を制御する。これによ
って、LOG変換部206へ入力する信号を、バッファ
214の出力とバッファ215の出力のどちらかに切り
替えている。
【0039】(I/F回路)図4は図2に示す本実施の
形態例におけるI/F部140の詳細ブロック図であ
る。
【0040】図4において、402,403は出力バッ
ファであり、コントローラ141へ画像データVR,V
G,VBを出力するためのものである。バッファ403
には、出力をハイインピーダンスにすることができる制
御入力端子があり、画像処理部111からのTOPC*
信号が入力されている。
【0041】VBは双方向性の信号線でありコントロー
ラ141から画像データが送られてくる場合があり、そ
の際にはTOPC*信号は「1」になり、バッファ40
3の出力はハイインピーダンスになる。
【0042】コントローラ141から画像データが送ら
れてくる場合には、その画像データを入力バッファ40
4で受け取り、受取った画像データはSST部400に
入力される。
【0043】コントローラ141との画像データの受け
渡しの際には、画像データとともに同期信号が受け渡し
される。その同期信号は同期信号生成部405で入出力
される。
【0044】401はコントローラ141とのシリアル
通信を行うためのシリアル通信制御部であり、CPUバ
スを介して制御部300で制御される。シリアル通信制
御部401は、例えば通信制御ワンチップICで構成す
ることができる。
【0045】(SST部)図5は、図4中のSST部4
00の詳細構成を示すブロック図である。
【0046】図5において、501はCPU310によ
りデータが設定可能なレジスタである。502は2値化
回路であり、レジスタ501にCPU310で設定され
た値と、入力された8ビットの画像データとを比較し
て、レジスタ501の値より入力された画像データの値
が大きい時に「1」が出力され、レジスタ501の値よ
り入力された画像データの値が大きくないときには
「0」が出力される。
【0047】本実施の形態例においては、後述する図1
2に示すサンプリングシーケンス処理により2値化閾値
を決定するため、例えば画像データの下地レベルに応じ
て最適の閾値をセットでき、解像度を高めるための補間
のためのパターンマッチング時に下地レベルの影響をな
くすことができ、パターンマッチングを良好に行え、良
好な画像処理結果を得ることができる。この2値化閾値
のセットに関しては詳細を後述する。
【0048】503は予め設定された複数種類のパター
ンと入力データとのマッチングをするパターンマッチン
グ部であり、2値化部503より出力されたデータから
パターンマッチングを行い、出力として6ビットのパタ
ーンマッチコードと、HIT*信号を出力する。
【0049】6ビットのパターンマッチコードは、パタ
ーンマッチングにおいて、どのパターンマッチしたかを
表すコードであり、HIT*信号はパターンにマッチし
た時に「0」になり、それ以外の時には「1」になる。
【0050】504は置換濃度出力部であり、パターン
マッチング部503からの6ビットのパターンマッチコ
ードに応じた置き換え濃度値を出力する。この際、主走
査に対して2分割した画素に対応する濃度値をYL,Y
Hのそれぞれから8ビットのデータとして出力する。
【0051】本実施の形態例の構成では、基本となる画
像の解像度は400dpiであるので、主走査に2分割
した画像は主走査800dpiの解像度となる。
【0052】図6は本実施の形態例の置換濃度出力部5
04において、入力画像データに対してパターンマッチ
ングに応じて、主走査に対して2分割して濃度を置換し
た様子を表した図であり、それを濃淡で表したのが図7
である。図6及び図7に示すように、濃度をパターンマ
ッチングに応じて最適に置き換えるとガタガタした斜め
線をスムーズに見せる事が可能になる。
【0053】505と506は置換濃度補正部である。
置換濃度出力部504から出力される濃度値はSST部
400に入力される画像データVDの値が「255」で
ある場合の値である。よって、それ以外の値の場合に対
応するために、置換濃度補正部505,506では下記
の式に従って、Cから入力された置換濃度出力部からの
出力データをVinから入力されるVDのデータを基に
補正し、Voutから補正されたデータを出力する。
【0054】
【数1】
【0055】Vout=C×Vin/256 SST部400において濃度を置き換える処理を行うの
は、パターンマッチング部503においてパタンがマッ
チした場合だけであり、それ以外の時には画像データV
Dのデータをそのまま、VH,VLとして出力する。そ
の切り替えを行うためのセレクタが507と508であ
る。
【0056】つまり、セレクタ507,508のB/A
*端子に「1」が入力された時、すなわち、パターンマ
ッチング部においてパターンがマッチせずHIT*信号
が「1」になった時には、セレクタ507,508の出
力として、B端子に入力されたデータが出力される。
【0057】逆に、パターンがマッチした時、HIT*
信号が「0」の時にはセレクタの507,508出力は
それぞれ、置換濃度補正部505,506からの出力と
等しくなる。
【0058】以上の説明においては、SST部400に
入力される画像データVDの値が「255」である場合
を説明したが、SST部400に入力される画像データ
VDの値はこの値に限られるものではなく、例えば画像
データVDの値が「128」であるには、本実施の形態
例の置換濃度出力部504において、入力画像データに
対してパターンマッチングに応じて、主走査に対して2
分割して濃度を置換した結果は図8に示す様になる。
【0059】(レーザー駆動部)SST部400から出
力された画像信号VH,VLとHIT*信号は、図2、
図3に示すレーザー駆動部112に送られる。この時、
LOG変換部206、出力マスキング・UCR部20
7、F値補正部208、変換部209、フィルタ部21
0のいずれでも、画像信号VL,VHに処理を加えずに
レーザー駆動部112にそれぞれLL,LHとして送ら
れるように設定されている。
【0060】図9は本実施の形態例におけるレーザー駆
動部112の詳細構成を表したブロック図である。ま
た、図9に示すレーザー駆動部112の動作タイミング
を図10に示す。図9と図10では対応する同一信号に
は同じ番号が付してある。
【0061】画像データLLはD/Aコンバータ100
2に送られ、対応するアナログ画像信号に変換される。
このアナログ画像データは400dpiの信号であるの
で、コンパレータ10004において400線の三角波
生成部1005の出力する三角波と比較される。
【0062】903に示すのが400dpiの400線
アナログ画像信号であり、902が400線三角波であ
る。コンパレータ1004の出力は、400線PWM信
号904として出力される。
【0063】P/S変換部1001は、400dpiの
画像レートのLL信号とLH信号を800dpiの画像
レートの信号SDにシリアル−パラレル変換する。図1
1はP/S変換部1001におけるシリアル−パラレル
変換処理の概念図である。
【0064】図11に示すようにP/S変換部1001
で800dpiの画像レートになった画像信号SDは、
D/Aコンバータ1006で800dpiの対応するア
ナログ画像信号に変換される。
【0065】D/Aコンバータ1006で変換された8
00dpiアナログ画像信号は、コンパレータ1006
で800線の三角波生成部1007の出力する三角波と
比較され、コンパレータ1006からは800線のPW
M信号907が出力される。図10に400線PWM信
号904及び800線PWM信号907の生成例を示し
ている。
【0066】図9の1008はセレクタであり、HIT
*信号908に応じて、400線PWM信号904と8
00線PWM信号906の内のいずれかを選択して出力
する。選択後のセレクタ1008の出力信号がPWME
909であり、図10においてもその切り換えの様子を
示す。
【0067】(サンプリング)本実施の形態例において
は、図3に示すようにサンプリング部212が備えられ
ており、コントローラ141から送られてくる画像デー
タをこのサンプリング部212によってサンプリングす
る事が可能である。
【0068】本実施の形態例では、これを利用して実際
にプリントする前に、プリントシーケンスは動かさない
でプリント画像データを送るシーケンスのみを動かし、
画像データをサンプリングすればプリントする際に行う
処理の最適化が可能となる。この本実施の形態例のサン
プリングシーケンスを図12を参照して以下に説明す
る。図12に示す本実施の形態例のサンプリングシーケ
ンスは、コントローラ141を介して接続された外部機
器145(図1)からの指示で行われる。
【0069】まずステップS1において、コントローラ
141を介して接続された外部機器145(図1)から
の指示に基づいて、コントローラ141を介してプリン
ト画像データのみが転送されてくる。このため、続くス
テップS2において、サンプリング部212でこの画像
データをサンプリングする。
【0070】次にステップS3において、サンプリング
画像の各色成分毎のヒストグラムを抽出する。本実施の
形態例における図3に示すサンプリング部212でサン
プリングした画像データのヒストグラム例を図13に示
す。図13は本実施の形態例における図3に示すサンプ
リング部212でサンプリングした画像データのヒスト
グラム例を示す図である。図13に示す例においては、
あるプリント画像のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの内の1色分のマゼンタのデータのヒストグラムを
示している。
【0071】CPU310は次のステップS4におい
て、ヒストグラムを参照して2値化閾値を算出する。図
13の例では、画像データが50を中心として45〜5
5の所で度数が大きくなっている。これは、マゼンタ画
像に50レベル程度の下地がある事を意味している。従
ってこの場合には2値化閾値をこの下地の影響を受けな
いようにするため、例えば「55」を2値化閾値として
算出する。
【0072】続いてステップS5において、CPU31
0は算出した2値化閾値を図5に示す当該ヒストグラム
の該当色の2値化閾値としてレジスタ501へセットす
る。図14の例ではレジスタ501へのセット値を例え
ば「55」に設定し、SST部での2値化を「55」以
上で行うようにする。これによって、下地以外の所を文
字として検出するようにできる。
【0073】このため、続くステップS6で全ての色に
突いて上記2値化閾値のセットが終了したか否かを調べ
る。終了していなければステップS3に戻り、以下同様
に、マゼンタ以外のシアン、イエロー、ブラックについ
てもプリント画像について画像をサンプリングし、下地
レベルを画像データのヒストグラムから検出し、レジス
タ501の値を色毎に最適に設定する。
【0074】そしてステップS6において、全ての色に
突いての最適な2値化閾値が設定し終わったらステップ
S7に進み、外部機器145からコントローラ141を
介してプリント画像データの転送を受ける。そしてステ
ップS8において先にセットした2値化閾値で2値化を
行なって印刷出力を行なう。
【0075】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、パターンマッチングの前の2値化処理のしきい値
を、画像の下地レベルに応じて可変することで、解像度
を高めるための補間のためのパターンマッチングを良好
に行える良好な画像処理結果が得られる。
【0076】[第2の実施の形態例]上述した第1の実
施の形態例では、サンプリングしたプリント画像データ
を基にして、図5のレジスタ501の値を設定した。
【0077】しかし、第1の実施の形態例と同様の構成
において、コントローラを介して接続された外部機器1
45(図1)からの通信で送られたマゼンタ、シアン、
イエロー、ブラック、それぞれの下地レベルのデータを
基に、図5のレジスタ501の値を設定する事も可能で
ある。
【0078】この場合には、下地レベルのデータの影響
を受けないように2値化閾値を下地レベルのデータより
わずかに高いレベルに設定すればよい。
【0079】以上に説明した第2の実施の形態例におい
ても、第1の実施の形態例と同様にパターンマッチング
の前の2値化処理のしきい値を、画像の下地レベルに応
じて可変することで、解像度を高めるための補間のため
のパターンマッチングを良好に行える良好な画像処理結
果が得られる。
【0080】[他の実施形態例]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0081】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0082】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0083】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0084】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0086】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
値化処理の2値化閾値を画像データの値に応じて最適化
することにより、例えば画像データに応じて最適な解像
度変換の補間処理等を行なうことが可能となる。
【0088】また、例えば画像の下地レベルに応じて可
変することで、解像度を高めるための補間のためのパタ
ーンマッチングを良好に行える良好な画像処理結果が得
られる。
【0089】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の全体構成
を示す断面図である。
【図2】本実施の形態例におけるシステム全体の制御系
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す本実施の形態例における画像処理部
の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示す本実施の形態例におけるI/F部の
詳細ブロック図である。
【図5】図4に示す本実施の形態例におけるSST部の
詳細ブロック図である。
【図6】本実施の形態例における置換濃度出力部により
置換されるSST画像例を説明するための図である。
【図7】本実施の形態例における置換濃度出力部により
置換されるSST画像例を説明するための図である。
【図8】本実施の形態例における置換濃度出力部により
置換される他のSST画像例を説明するための図であ
る。
【図9】本実施の形態例におけるレーザー駆動部の詳細
ブロック図である。
【図10】図9に示すレーザー駆動部の動作タイミング
チャートである。
【図11】本実施の形態例における図9に示すP/S変
換部における画像のレート変換を説明する図である。
【図12】本実施の形態例のサンプリングシーケンスを
示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態例における図3に示すサンプリ
ング部でサンプリングした画像データのヒストグラム例
を示す図である。
【符号の説明】
201 CCD 202 A/D変換部 203 シェディング補正部 204 3ラインつなぎ部 205 入力マスキング部 206 LOG変換部 207 マスキング/UCR部 208 F値補正部 209 変倍部 210 フィルタ部 212 サンプリング部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを所定の閾値
    を用いて2値化する2値化手段と、 前記入力手段より入力される画像データをサンプリング
    するサンプリング手段と、 前記サンプリング手段でサンプリングされた画像データ
    に応じて、前記2値化手段での2値化閾値を変更する閾
    値変更手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値変更手段は、入力されるサンプ
    リング画像データの各色成分毎に画像中の下地レベルの
    影響がないような2値化閾値を算出して前記2値化手段
    での2値化閾値を変更することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記閾値変更手段は、入力される各色成
    分毎に前記サンプリング手段でのサンプリング画像のヒ
    ストグラムを抽出し、抽出したヒストグラム中の特別に
    度数の多い色レベルを下地レベルとして認識することを
    特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを所定の閾値
    を用いて2値化する2値化手段と、 外部から前記2値化手段の閾値を決定するための閾値決
    定情報を受け取る受取手段と、 前記受取手段で受取った情報に応じて、前記2値化手段
    での2値化閾値を変更する閾値変更手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記閾値決定情報は前記入力手段で入力
    される画像データの下地レベルに関する情報であり、前
    記閾値変更手段は、入力される閾値決定情報より各色成
    分毎に下地レベルの影響がないような2値化閾値を算出
    して前記2値化手段での2値化閾値を変更することを特
    徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記2値化手段で2値化された画
    像データを基に、入力された画像データの特徴が予め決
    められた複数の特徴と一致しているか否かを検出する特
    徴検出手段と、 前記特徴検出手段で一致している特徴があると検出され
    た場合に、特定の注目画素情報を変更する画素変更手段
    とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 画像データを入力し、入力された画像デ
    ータを所定の閾値を用いて2値化する際に、 前記入力される画像データをサンプリングしてサンプリ
    ングされた画像データに応じて、前記2値化の際の2値
    化閾値を変更することを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記2値化閾値の変更では、入力される
    サンプリング画像データの各色成分毎に画像中の下地レ
    ベルの影響がないような2値化閾値を算出することを特
    徴とする請求項7記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記2値化閾値の変更は、入力される各
    色成分毎に前記サンプリング画像のヒストグラムを抽出
    し、抽出したヒストグラム中の特別に度数の多い色レベ
    ルを下地レベルとして認識することを特徴とする請求項
    8記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 画像データを入力し、前記入力された
    画像データを所定の閾値を用いて2値化する際に、 外部から前記2値化する際の閾値を決定するための閾値
    決定情報を受け取り、受取った情報に応じて、前記2値
    化閾値を変更することを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記閾値決定情報は前記入力される画
    像データの下地レベルに関する情報であり、入力される
    閾値決定情報より各色成分毎に下地レベルの影響がない
    ような2値化閾値を算出して前記2値化閾値を変更する
    ことを特徴とする請求項10記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 更に、前記2値化された画像データを
    基に、入力された画像データの特徴が予め決められた複
    数の特徴と一致しているか否かを検出して、一致してい
    る特徴があると検出された場合には特定の注目画素情報
    を変更することを特徴とする請求項7乃至請求項11の
    いずれかに記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項1乃至請求項12のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    列。
  14. 【請求項14】 前記請求項1乃至請求項12のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    を記憶したコンピュータ可読記録媒体。
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