JP2000114586A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP2000114586A
JP2000114586A JP27800298A JP27800298A JP2000114586A JP 2000114586 A JP2000114586 A JP 2000114586A JP 27800298 A JP27800298 A JP 27800298A JP 27800298 A JP27800298 A JP 27800298A JP 2000114586 A JP2000114586 A JP 2000114586A
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JP
Japan
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light
semiconductor device
light receiving
semiconductor chip
circuit
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Pending
Application number
JP27800298A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobori
浩 小堀
Tsutomu Ishikawa
勉 石川
Satoshi Sekiguchi
智 関口
Hideo Kunii
秀雄 国井
Kiyoshi Takada
清 高田
Akira Ochiai
公 落合
Hiroshi Inoguchi
浩 井野口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化及び薄形化された光半導体装置を提供す
る。 【解決手段】第1の半導体チップ13から発光された第
1の赤外線光は、V字の溝17上の反射面16aで反射
され、レンズ18を介して、つまり樹脂封止体の側面か
ら射出される。また、第2の半導体チップ14から発光
された第2の赤外線光は、反射面16bで反射され、レ
ンズ18を介して樹脂封止体の側面から射出される。さ
らに、第1及び第2半導体チップ13及び14を別々の
電源電圧で駆動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体装置に関
するもので、特にこれらの構造を薄くし、この薄い側面
から光を射出させるものであり、これらを用いた機器の
小型化・薄型化を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、サブノートパソコン、携帯情報端
末、電子スチルカメラ等のマルチメディア機器がめざま
しい発展を遂げている。
【0003】しかも携帯機器は、年間700万台も販売
され、約8割がIrDA(InfraredData Association)規
格の赤外線方式を採用している。つまり外部機器と本体
との赤外線信号を介した送受信が必要で、そこには、赤
外線を発光する発光素子、赤外線を受光する受光素子が
必要となってくる。
【0004】またMDやCD等の光学式記録再生装置で
用いられる光学ヘッドは、光学記録媒体をビームで照射
して光学記録媒体からの変調されたビームを検出するこ
とにより、情報の記録や再生を行う。やはりここでも発
光素子、受光素子が必要となってくる。しかしこれら発
光素子、受光素子は、小型化が実現されていない。例え
ば、図3は、特公平7−28085号公報の技術を説明
するもので、半導体レーザ1が半導体基板2に直接接続
され、断面形状が台形のプリズム3が半導体基板2に固
定されている。なお図番4は、光学記録媒体である。半
導体レーザ1と対向しているプリズム3の傾斜面5は半
透過反射面で、半導体基板2と対接しているプリズム面
6は、光検出器(受光素子)7以外の部分が、また面6
と対向しているプリズム面8は、共に反射面となってい
る。
【0005】半導体レーザ1から発光され、傾斜面5か
らプリズム3に入射したビーム9は、反射面6と8で反
射されてから、光検出器7で検出される。
【0006】一方、図4は、特開平10−70304号
公報に開示される如き、従来の光半導体装置の例として
の赤外線データ通信モジュールで、赤外線LED、LE
Dドライバ、PINフォトダイオード、アンプ等が内蔵
されたモジュールMである。例えばモジュール内部に形
成された基板に前記LEDが実装され、ここから射出さ
れる光は、上面に取り付けられたレンズL1を介して外
部へ放出され、前記基板に実装されたフォトダイオード
は、上面に取り付けられたレンズL2を介してモジュー
ルM内に入射される。このようなモジュールを任意の回
路が形成されたプリント基板に装着して動作をさせてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3及び図4のモジュ
ールに於いて、半導体基板上に光学機器が実装され、ま
た半導体基板がモールドされたモジュールの上に更にレ
ンズが実装されたりするため、これらを組み込んだセッ
トには、小型化が実現できない問題があった。
【0008】また、図4のモジュールは、レンズが上面
に取り付けられているため、プリント基板に対して垂直
方向のみにしか光の出し入れができず、上述した携帯機
器などに組み込む際に、光の入出方向に対して垂直にプ
リント基板を接地する必要があり、機器の小型化を困難
にしていた。また、薄型に形成された携帯機器の場合、
携帯機器の側面から光の出し入れをすることが困難であ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1電源電圧
で駆動され、上面を発光面とする発光素子のみが半導体
基板上に集積化された第1の半導体チップと、第2電源
電圧で駆動されると共に、少なくとも、上面を受光面と
する受光素子、受光素子の出力信号を信号処理する信号
処理回路及び前記発光素子を駆動する発光駆動回路が、
同一の半導体基板上に集積化された第2の半導体チップ
と、受光面及び発光面を上にして前記第1及び第2半導
体チップを封止するとともに、所定の光の波長に対して
透明な樹脂封止体と、前記第1及び第2半導体チップの
上部の樹脂封止体に形成され、発光面及び受光面の垂線
と所定の角度で交差する反射面とから成り、前記樹脂封
止体の側面で光を射出及び入射させることを特徴とす
る。
【0010】また、前記信号処理回路は、少なくとも前
記受光素子の出力電流を電圧変換する電流電圧変換回路
であることを特徴とする。前記第1及び第2電源電圧が
印加されるリードを各々独立して設けることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に図1
を参照しながら説明する。図は理解の為に、二つの図を
一体にしたもので、上が光半導体装置の平面図、下が前
記平面図のA−A´線における断面図である。
【0012】まず、リードフレームがある。このリード
フレームは、アイランド11とリード12とにより構成
され、ここではCuより成り、この上に受光素子14、
電流電圧変換回路15となる信号処理回路及び後述の発
光素子を駆動する発光用駆動回路16を含む半導体チッ
プ17、発光素子18を含む半導体チップ19が半田等
の固着手段を介して固定されている。
【0013】また、半導体チップ13、14にボンディ
ングパッド(図示せず)が形成され、これに対応してチ
ップの周囲から外部へ複数のリード12が延在され、チ
ップ13及び14との間を金属細線(図示せず)で接続
されている。
【0014】上記のリードの先端及び半導体チップを所
定の波長に対して透明な樹脂封止体20で封止されてい
る。この封止体20には、光が反射される面21を有す
る溝22が設けられている。そして、面21のおいて
は、界面の両側の空気と樹脂の屈折率の違いにより反射
面となる。
【0015】半導体チップ19の上部から発光された光
は、実線の如く、樹脂封止体20中を上方向に進み、光
は面21で反射され図1の右方向に進むようになり、樹
脂封止体15の側面Eから射出される。また、樹脂封止
体20の側面Eに入射された光は、一点鎖線の如く面2
1で反射され、下向きに入射光が進み、第2半導体チッ
プ17の受光素子14に受光される。反射膜18によ
り、入射された時の光の強度で受光用半導体チップ24
に受光される。よって、反射膜となる膜21を有する溝
を第1及び第2半導体チップ上に形成することにより、
樹脂封止体15の側面で光の出し入れが可能になる。
【0016】ところで、図1においては、発光素子18
を駆動する発光用駆動回路16を、発光用の第2半導体
チップ19とは別チップとなる受光側の第1半導体チッ
プ17に含めている。以下、これらの回路動作について
図2を用いて説明する。第1半導体チップ17中に形成
された受光素子14(例えば、ホトダイオード等)に、
例えば赤外線等の光が照射されると、受光素子14から
出力電流が発生し、同じく第1半導体チップ17中に形
成された電流電圧変換回路15で電圧変換される。電圧
変換された出力電圧は、受信信号として、リード12を
介して外部の後段回路に伝送される。また、送信すべき
入力信号が他のリード12を介して第1半導体チップ1
7に形成される発光用駆動回路16に印加されると、前
記入力信号に応じて、発光用駆動回路16は駆動信号を
発生する。駆動信号は第2半導体チップ19に形成され
た発光素子(例えば、LED等)に伝送され、発光素子
18が駆動されることにより例えば赤外線光が射出され
る。
【0017】本発明の特徴は、第1及び第2半導体チッ
プ17及び19を異なる電源電圧Vcc1及びVcc2
で駆動させることにある。例えば、LED等の発光素子
は一般にIV−V族(例えば、GaAs)で構成され、
駆動回路系や電流電圧変換回路系の回路構成はSi基板
上に集積化されることが一般的である。このように半導
体基板が異なるので、駆動電圧も異なる。そこで、各々
の半導体基板に対して異なる電源電圧Vccを印加する
ことによって、発光用及び受光用の半導体チップ17及
び19を効率的に駆動させることができる。例えば1つ
の電源電圧から2つの基準電圧を生成するような回路な
どが不必要となり、回路構成を簡略化できる。
【0018】ところで、発光用駆動回路16は、発光素
子18とは異なる他の半導体基板上である受光用の第1
半導体チップ17に集積化される。これは、上記のよう
に半導体基板の材料が異なるため、同一半導体基板上
に、発光用駆動回路16と発光素子18とを集積化する
ことはできないからである。そこで、発光用駆動回路1
6を第1半導体チップ16に集積化することによって、
発光用の回路と受光用の回路とを、たった2つの半導体
チップで構成することができ、かつ、発光及び受光系統
を有するモジュールを効率的に1パッケージに収容でき
る。
【0019】尚、受光側の回路として、図1においては
電流電圧変換回路15を一例として示したが、実際には
これに限らず、他に増幅器、フィルタ、波形整形回路や
バッファ回路等を構成しても良い。
【0020】図2は、他の実施の形態を示す図である。
図1が樹脂封止体20の上面に溝22を形成することで
反射面21を構成するものに対して、図2はリードが形
成される樹脂封止体20の側面の高さと、光が入射及び
射出される側面の高さとを異なるようにし、光が入射及
び射出される側面側を凸部に成すことによって、反射面
を形成するものである。よって、樹脂封止体20に溝2
2を形成することなく、面21を形成することができ
る。尚、図2において、光の入射及び射出については、
図1と同一であるので、説明を省略する。
【0021】
【発明の効果】本発明に依れば、樹脂封止体に反射面を
持つ溝を形成したことにより樹脂封止体の側面から光を
射出することができるので、小型化及び薄形化された光
半導体装置を提供することができ、さらにはそれを使用
したセット機器の小型化や薄形化を図ることができる。
加えて、発光用駆動回路を受光用の第1半導体チップに
集積化するので、発光及び受光系統を有するモジュール
を効率的に1パッケージに収容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 智 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 国井 秀雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高田 清 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 落合 公 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井野口 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F088 AA01 BA15 BB01 EA09 JA02 JA06 5F089 AA01 AA02 AA03 AC10 AC11 AC13 AC15 CA20 DA08 5K002 AA05 AA07 BA02 BA07 BA14 BA21 FA03 GA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電源電圧で駆動され、上面を発光面
    とする発光素子のみが半導体基板上に集積化された第1
    の半導体チップと、 第2電源電圧で駆動されると共に、少なくとも、上面を
    受光面とする受光素子、受光素子の出力信号を信号処理
    する信号処理回路及び前記発光素子を駆動する発光駆動
    回路が、同一の半導体基板上に集積化された第2の半導
    体チップと、 受光面及び発光面を上にして前記第1及び第2半導体チ
    ップを封止するとともに、所定の光の波長に対して透明
    な樹脂封止体と、 前記第1及び第2半導体チップの上部の樹脂封止体に形
    成され、発光面及び受光面の垂線と所定の角度で交差す
    る反射面とから成り、前記樹脂封止体の側面で光を射出
    及び入射させることを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】前記信号処理回路は、少なくとも前記受光
    素子の出力電流を電圧変換する電流電圧変換回路である
    ことを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2電源電圧が印加される
    リードを各々独立して設けることを特徴とする請求項1
    または2記載の光半導体装置。
JP27800298A 1998-09-30 1998-09-30 光半導体装置 Pending JP2000114586A (ja)

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