JP2000113566A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2000113566A
JP2000113566A JP10284141A JP28414198A JP2000113566A JP 2000113566 A JP2000113566 A JP 2000113566A JP 10284141 A JP10284141 A JP 10284141A JP 28414198 A JP28414198 A JP 28414198A JP 2000113566 A JP2000113566 A JP 2000113566A
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disk
sensors
light
disc
sensor
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JP10284141A
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Katsumi Watanabe
克見 渡辺
Hisashi Ono
恒 大野
Mitsuo Nakatani
充男 中谷
Motonori Hoshino
元訓 星野
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の反射型の光学素子を使用しても、簡素
な構造で安定した検出が可能であり、誤動作を防止でき
るディスクプレーヤを提供する。 【解決手段】 プリント配線基板5上に設けられた受・
発光面7aを有する単体の反射型フォトインタラプタ7
と、これに対向する部分に貼り付けられた銀製の反射シ
ート9とによって、センサ11a,11bを構成する。
センサ11a,11bを、平面方向から見て、ディスク
プレーヤ12におけるローディングローラ13を挟んで
前後に設ける。センサ11a,11bの位置を、平面方
向から見て、ディスクDの搬送方向で、且つローディン
グローラ13の中間を通る直線X上若しくはその近傍と
する。平面方向から見て、センサ11a,11bの光路
と直線Xとがほぼ直交する方向となるように、センサ1
1a,11bにおける反射型フォトインタラプタ7及び
反射シート9を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクプレーヤ
に係り、特に、反射型の光学素子によってディスク等の
対象物の検出を行うための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多くのディスクプレーヤにおいて
は、光学素子を使用してディスクを検出するように構成
されている。このように光学素子を使用してディスクを
検出するセンサとしては、大別すると、図17及び図1
8に示すように、通過型と反射型の2種類が存在してい
る。
【0003】このうち、通過型のセンサは、図17の
(A)に示すように、メカニズム内の上下に受光部1と
発光部2を対向して配置し、待機状態においては、受光
部1が常に受光している状態となるようにするものであ
る。そして、図17の(B)に示すように、受光部1と
発光部2の間にディスク3が存在する場合には、発光部
2の光をディスク3が遮って受光部1が受光できなくな
ることで、ディスク3の存在を検出する。
【0004】この場合、受光部1としては、フォトトラ
ンジスタ等が使用され、発光部2としては、LED等が
使用される。また、図17においては、一例として、受
光部1がメカニズム上部4に装着されるとともに、発光
部2がメカニズム内に配置されたプリント配線基板5上
に装着された場合を示している。なお、図中6は、受光
部1側と発光部2側を電気的に接続する配線である。
【0005】一方、反射型のセンサは、図18の(A)
に示すように、単体の反射型フォトインタラプタ7を使
用して、待機状態においては、反射型フォトインタラプ
タ7が常に発光している状態となるようにするものであ
る。そして、図18の(B)に示すように、この反射型
フォトインタラプタ7の受・発光面7a上にディスク3
が存在する場合に、このディスク3によって反射された
光を受光することでディスク3を検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクプ
レーヤにおいては、ディスクの引き込み開始、ディスク
の径の判別、ディスクの排出停止等を検知するために、
複数のセンサを設ける必要がある。しかし、これらの複
数のセンサの配置位置や配置方向によっては、各センサ
同士で光路が互いに干渉し合い、安定した検知が困難と
なって、誤動作を生ずる場合がある。
【0007】また、図17に示したような通過型の検出
方式では、受光部1と発光部2が離れているため、それ
ぞれをメカニズム内のシャーシや基板等に固定する必要
がある上、受光部1と発光部2を接続する配線6が必要
である。このことは、部品点数を増大させ、装置を複雑
化させるとともに、組立工数を増大させる。
【0008】一方、図18に示したような反射型の検出
方式では、単体の反射型フォトインタラプタ7を使用す
る構成であるため、通過型に比べて部品点数を削減でき
る反面、ディスク3の反射率のばらつきによる誤検出の
可能性がある。
【0009】すなわち、メカニズムを構成する多くの部
材は、金属板等から構成されており、反射率が比較的高
いため、反射型フォトインタラプタ7は、その受・発光
面7a上にディスク3が存在しない場合でも、メカニズ
ム内からある程度の量の反射光を受光することになる。
そのため、反射型フォトインタラプタ7の受光の感度が
高い場合には、メカニズム内からの反射光とディスク3
からの反射光との識別ができず、誤検出を生じる可能性
がある。このような誤検出を回避するために、反射型フ
ォトインタラプタ7の受光の感度を下げることも考えら
れるが、この場合には、ディスク3自体の反射率のばら
つきによって誤検出を生じる可能性がある。
【0010】なお、以上のような問題点は、ディスクを
検出する場合に限らず、ディスクプレーヤ内の各種の動
作部材等の位置を光学素子によって検出する場合にも同
様に存在している。
【0011】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
複数の反射型の光学素子を使用しても、簡素な構造で安
定した検出が可能であり、誤動作を防止できるディスク
プレーヤを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、対象物を検出する検出部をメカニズム
内に有し、前記検出部が、受・発光面を有する光学素子
と、前記発光面からの光を前記受光面へ反射する位置に
設けられた反射面とによって構成されたディスクプレー
ヤにおいて、以下のような技術的特徴を有する。
【0013】すなわち、請求項1記載の発明は、前記受
・発光面及び前記反射面は、前記メカニズムの水平面に
対して傾斜角度を有するように配置され、前記検出部
は、前記光学素子と前記反射面との間の光路が互いに干
渉しない位置に、複数設けられていることを特徴とす
る。以上のような請求項1記載の発明では、光学素子の
受光面は、待機状態においては、発光面から反射面を介
して反射した反射光を常に受光している。そして、その
受・発光面と反射面との間にディスク等の対象物が存在
する場合には、この対象物によって、反射光が受光面と
は別の方向に向かうため、受光面は反射光を受光せず、
これにより対象物の存在を検出する。複数の検出部は、
その光路が互いに干渉しない位置に設けられているの
で、安定した検出が可能となり、誤動作が防止される。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ィスクプレーヤにおいて、少なくとも2つの前記検出部
は、前記メカニズムの平面方向から見て、前記光路の方
向と異なる方向に配置されていることを特徴とする。以
上のような請求項2記載の発明では、複数の検出部の配
置方向がその光路の方向と異なるので、検出部がその光
路の方向と略同一方向となるように配置される場合に生
じやすい光路の干渉が防止される。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のディスクプレーヤにおいて、少なくとも2つ
の前記検出部は、前記メカニズムの平面方向から見て、
前記光路と略直交する方向に配置されていることを特徴
とする。以上のような請求項3記載の発明では、複数の
検出部の配置方向がその光路の方向と略直交する方向な
ので、検出部同士の光路の重なりが生じることはなく、
互いの干渉が防止される。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載のディスクプレーヤにおいて、少なく
とも2つの前記検出部は、前記メカニズムの平面方向か
ら見て、前記光路が互いに相反する方向となるように配
置されていることを特徴とする。また、請求項5記載の
発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスク
プレーヤにおいて、少なくとも2つの前記検出部は、一
方の受・発光面が、他方の受・発光面と対向しない方向
に設けられていることを特徴とする。以上のような請求
項4及び請求項5記載の発明では、検出部同士の光路
が、互いに離反する方向となるので、光路の重なりが生
じることはなく、互いの干渉が防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下には、本発明を適用した実施
の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】[1.第1の実施の形態] 1−1.構成 1−1−1.センサの構造 まず、本実施の形態に用いるセンサの構造を、図1及び
図2を参照して説明する。なお、図1及び図2はセンサ
の構成図であり、図1は待機状態、図2は検出状態であ
る。すなわち、受・発光面7aを有する単体の反射型フ
ォトインタラプタ7は、プリント配線基板5上に、プラ
スチック製のスペーサ(台座)8を介して所定の傾斜角
度θで装着されている。このスペーサ8は、プリント配
線基板5上に取り付ける側の下部主表面に対して、反射
型フォトインタラプタ7を装着する側の上部主表面が、
所定の傾斜角度θを有するように構成されている。ま
た、このスペーサ8には、ガイド孔(ガイド部)8aが
設けられ、このガイド孔8a内に反射型フォトインタラ
プタ7のリード7bが挿入されており、このリード7b
の先端は、プリント配線基板5に接続されている。
【0019】一方、メカニズム上部4における反射型フ
ォトインタラプタ7の受・発光面7aと対向する部分に
は、この受・発光面7aと平行な傾斜面が形成され、そ
の表面に銀製の反射シート(光反射性材料層)9が貼り
付けられている。反射シート9は、反射型フォトインタ
ラプタ7からの光を常に受光するように配置されてい
る。以上のように、一組の反射型フォトインタラプタ7
と反射シート9とによって、センサ11が構成される。
【0020】1−1−2.センサの配置 次に、ディスクプレーヤ内におけるセンサの配置構成
を、図3〜5を参照して説明する。なお、図3は、本実
施の形態の簡略平面図であり、ディスク再生部、ディス
クチャッキング機構、操作ボタン等については図示を省
略する。また、図4はセンサ配置部分の拡大平面図、図
5は正面図である。
【0021】すなわち、図3に示すように、ディスクプ
レーヤ12内には、ローディングローラ13が設けられ
ている。このローディングローラ13は、ディスクを挟
持可能となるように平行配置された二本の棒状のローラ
から成り、挿入されるディスク面と平行に、且つディス
ク挿入方向と直交する方向に配設されている。ローディ
ングローラ13におけるローラの一方は、駆動源を備え
た駆動機構によって回動可能に設けられている。
【0022】そして、図3及び図4に示すように、平面
方向から見て、ローディングローラ13を挟んで前後
に、センサ11a及びセンサ11bが設けられている。
センサ11aは、引き込み後の12cmディスクD1の
前方端からは外れないが、引き込み後の8cmディスク
D2の前方端からは外れる位置に設けられている(図7
参照)。センサ11bは、排出されるディスクDが、外
部から手で引き出し可能な位置で、且つディスクDの後
方端をローディングローラ13が少し噛んでいる位置に
来たときに、ディスクDの後方端が外れる位置に設けら
れている(図8参照)。
【0023】これらのセンサ11a,11bは、図3及
び図4に示すように、平面方向から見て、ディスクDの
搬送方向で、且つローディングローラ13の中間を通る
直線X上若しくはその近傍に配置されている。そして、
図4及び図5に示すように、平面方向から見て、センサ
11a,11bの受・発光路と直線Xとがほぼ直交する
方向となるように、センサ11a,11bにおける反射
型フォトインタラプタ7及び反射シート9が配置されて
いる。
【0024】さらに、図5に示すように、正面方向から
見て、センサ11a,11bの受・発光路が同じ方向と
なるように、センサ11aにおける受・発光面7a及び
反射シート9は、センサ11bにおける受・発光面7a
及び反射シート9と同じ方向に設けられている。なお、
ローディングローラ13を駆動する駆動機構は、図示し
ない制御回路によって制御される構成となっているが、
センサ11a,11bはこの制御回路に接続されてい
る。
【0025】1−2.作用 1−2−1.センサによる検出 まず、個々のセンサ11a,11bによる検出作用を、
図1及び図2を参照して説明する。すなわち、図1に示
すように、待機状態においては、反射型フォトインタラ
プタ7が常に発光しており、この反射型フォトインタラ
プタ7からの光を反射シート9が常に受光している。こ
れに対して、図2に示すように、反射型フォトインタラ
プタ7の受・発光面上にディスクDが存在する場合に
は、このディスクDに入射した光の反射光は、反射型フ
ォトインタラプタ7とは別の方向に向かうため、反射型
フォトインタラプタ7は、ディスク3からの光を受光し
ない。そして、このように光を受光できなくなること
で、ディスク3の存在を検出する。
【0026】1−2−2.ディスクの引き込み・排出 次に、センサ11a,11bによる検出に基づいたディ
スクの引き込み及び排出動作を、図6〜8を参照して説
明する。図6は引き込み開始時、図7はディスク径判別
時、図8は排出停止時を示し、図中の上方を後方、下方
を前方とする。なお、以下の動作は、センサ11a,1
1bの検出に応じて、制御回路がローディングローラ1
3の動作を制御することによって行われる。すなわち、
図6に示すように、ディスクDをディスク挿入口1aか
ら挿入すると、ディスクDの後方端をセンサ11aが検
知して、ローディングローラ13が回転を開始する。そ
して、ディスクDを押し込むと、ディスクDの後方端が
ローディングローラ13に挟持され、ディスクDがロー
ディングローラ13によって引き込まれ、ディスク再生
部まで搬送される。
【0027】さらに、図示しない8cm、12cmディ
スク用のストッパによって、各々位置決めされたディス
クDがディスク再生部にチャッキングされた後、図示し
ない検知器によってそのチャッキングが検知される。こ
のとき、図7に示すように、センサ11aによって、デ
ィスクDの径が検出される。すなわち、センサ11a上
に、ディスクDが存在していれば12cmディスクD1
と判定され、センサ11aから、ディスクDの前方端が
外れていれば、8cmディスクD2と判定される。
【0028】次に、イジェクト用の操作ボタンを操作す
ることによって、ディスクDの排出が指示されると、ロ
ーディングローラ13が、ディスクDを挟持し、ディス
ク引き込み時とは反転動作することにより、ディスクD
がディスク挿入口1a側に送り出される。そして、図8
に示すように、センサbからディスクDの後方端が外れ
たことが検知されると、ローディングローラ13がディ
スクDを少し噛んでいる状態で停止するので、この状態
でディスクDを引き出す。
【0029】1−3.効果 以上のように、本実施の形態は、複数のセンサ11a,
11bの配置方向が、それぞれの受・発光路と直交する
方向となっている。従って、例えば、図19に示すよう
に、センサ11がその受・発光路の方向と略同一方向と
なるように配置されると、一方の発光部の光が他方の受
光部に入り込む場合があるが、本実施の形態においては
これと異なり、光路が干渉し合うことがなく、安定した
検出が可能となるので、検出の誤りに基づく誤動作を防
止することができる。
【0030】また、本実施の形態においては、従来の反
射型の検出方式のようにディスクDからの反射光を受光
するのではなく、逆にディスクDによって反射光の受光
を遮ることによってディスクDの存在を検出する方式で
ある。このため、ディスクDの反射率のばらつきに左右
されることなしに、メカニズム内に設けた専用の反射シ
ート9からの反射光のみによって、ディスクの検出を常
に正確に行うことができるので、上記のセンサ11a,
11bの配置による効果との組み合わせにより、製品の
信頼性が一層向上する。
【0031】また、本実施の形態においては、反射面を
銀製の反射シート9によって構成しているため、この反
射シート9を貼り付けるだけで高い反射率を有する反射
面を容易に形成することができる。そして、このような
反射シート9の反射率に基づいて反射型フォトインタラ
プタ7の検出感度を容易に設定することができる。ま
た、本実施の形態においては、プラスチック製のスペー
サ8を使用しているため、このスペーサ8によって反射
型フォトインタラプタ7を容易に傾斜配置することがで
きるとともに、そのリード7bをプリント配線基板に容
易に接続することができる。したがって、構成が簡略で
あり、組立作業性にも優れているので、複数のセンサ1
1a,11bを設けても、構成が複雑化せず、組立作業
性も低下しない。
【0032】[2.第2の実施の形態]本発明の第2の
実施の形態を、図9及び図10を参照して以下に説明す
る。すなわち、図9及び図10に示すように、センサ1
1a,11bにおける反射型フォトインタラプタ7が、
平面方向から見て、ディスクDの搬送方向で、且つロー
ディングローラ13の中間を通る直線X上に配置されて
いる。そして、平面方向から見て、センサ11a,11
bの受・発光路と直線Xとがほぼ直交する方向となるよ
うに、且つセンサ11aの受・発光路と、センサ11b
の受・発光路とが互いに相反する方向となるように、受
・発光面7a及び反射シート9が配置されている。な
お、図10に示すように、正面方向から見たセンサ11
a,11bにおける発光路は、逆ハの字形に離反する方
向となっている。なお、その他の構成は、上記の第1の
実施の形態と同様である。
【0033】以上のような本実施の形態によれば、セン
サ11a,11bにおける受・発光路が互いに相反する
方向となり、受・発光面7aが対向していないので、光
路の干渉がより確実に防止され、さらに安定した検出が
可能となる。
【0034】[3.他の実施の形態]なお、本発明は、
上記のような実施の形態に限定されるものではなく、他
にも本発明の範囲内で、多種多様な変形例が実施可能で
ある。すなわち、本発明において、センサの配置方向や
光路の方向、光学素子を傾斜配置するための具体的な構
成や、この光学素子に対向する反射面の具体的な構成は
自由に選択可能である。
【0035】例えば、図11に示すように、センサ11
a,11bを、平面方向から見て、その受・発光路の方
向と略同一方向となるように配置し、センサ11aにお
ける発光路とセンサ11bにおける発光路とが互いに相
反する方向となるように、受・発光面7aと反射シート
9を配置した実施の形態も構成可能である。なお、本実
施の形態においては、図12に示すように、右側面方向
から見たセンサ11a,11bの発光路は、逆ハの字形
に離反する方向となっている。かかる実施の形態によれ
ば、両センサ11a,11bの光路が互いに相反する方
向となり、受・発光面7aが対向していないので、干渉
が防止され、上記の実施の形態と同様の効果が得られる
とともに、センサ11a,11bの横方向の設置スペー
スを有効活用することができる。
【0036】また、センサ11a,11bを、その受・
発光路の方向がディスクDの搬送方向である直線Xに対
して斜め方向となるように配置した実施の形態も構成可
能である。例えば、図13に示すように、平面方向から
見て、その受・発光路の方向がハの字形となるように、
且つ発光路が離反する方向となるように配置しても、図
14に示すように、その受・発光路が相反する方向とな
るように、且つ発光路が離反する方向となるように配置
しても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0037】また、センサ11の数も、上記の実施の形
態のように、2つには限定されず、3つ以上であっても
よい。かかる場合には、上記の実施の形態のような方向
のセンサ11の配置例を組み合わせることによって、多
数のセンサ11の光路の干渉を防ぐことができる。
【0038】また、反射型フォトインタラプタ7を傾斜
させる手段は、傾斜角度を有するスペーサ8に限定され
るものではなく、取付ブラケット等の別の手段を使用す
ることも可能である。また、反射型フォトインタラプタ
7は、必ずしもプリント配線基板に装着する必要はな
く、他の部材に装着することも可能である。
【0039】また、反射面については、図15に示すよ
うに、メカニズム上部の板金10の一部に、所定の傾斜
角度θを有する折り曲げ部10aを形成し、この折り曲
げ部10aの表面に同様の反射シート9を貼り付けて反
射面を構成することが考えられる。これに関連して、板
金10の既存の傾斜部を利用して反射面を形成し、この
反射面に対向するようにして、反射型フォトインタラプ
タ7を配置することも可能である。本発明は、このよう
にして既存の構成を容易に利用することができるもので
あり、実用性に優れている。
【0040】また、反射シート9の材料は銀に限らず適
宜選択可能であり、さらに、反射シートを貼り付ける代
わりに光反射性材料を塗布することによって光反射性材
料層を形成することも可能である。そしてまた、反射面
を構成する部材自身が十分な反射率を持つ場合には、こ
の部材の表面をそのまま反射面として使用することも可
能である。
【0041】また、上記の実施の形態におけるセンサ1
1aに、ディスクの中心孔の縁部若しくはディスク内周
の透明部分と反射部分との境界部を検知可能な機能を持
たせることも可能である。かかる構成とすれば、図8に
示した排出停止状態から、ディスクDを再び押し込む
と、図16に示すように、センサ11aによって、ディ
スクの中心孔の縁部若しくはディスク内周の透明部分と
反射部分との境界部が検知され、ローディングローラ1
3が引き込み時と同方向に回転し、再びディスクDが引
き込まれる。
【0042】また、上記の説明においては、ディスクD
を検出する場合についてのみ説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ディスクプレーヤ12内の
各種の動作部材等、各種の対象物の位置を検出する場合
にも同様に適用可能であり、同様に優れた作用効果を得
ることができるものである。
【0043】さらに、ディスクプレーヤ12内の種々の
機構は、公知の技術を自由に適用可能である。例えば、
ディスクDの引き込み及び排出を行うディスク搬送部
は、他の構造のローラであってもよく、ローラ以外の機
構であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の反射型の光学素子を使用しても、簡素な構造で安
定した検出が可能であり、誤動作を防止できるディスク
プレーヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクプレーヤの第1の実施の形態
におけるセンサの待機状態を示す構成図である。
【図2】本発明のディスクプレーヤの第1の実施の形態
におけるセンサの検出状態を示す構成図である。
【図3】本発明のディスクプレーヤの第1の実施の形態
を示す簡略平面図である。
【図4】本発明のディスクプレーヤの第1の実施の形態
におけるセンサの配置を示す拡大平面図である。
【図5】図4のセンサ配置の正面図である。
【図6】図1の実施の形態のディスク引き込み開始時を
示す簡略平面図である。
【図7】図1の実施の形態のディスク径検出時を示す簡
略平面図である。
【図8】図1の実施の形態のディスク排出時を示す簡略
平面図である。
【図9】本発明のディスクプレーヤの第2の実施の形態
におけるセンサの配置を示す拡大平面図である。
【図10】図9のセンサ配置の正面図である。
【図11】本発明のディスクプレーヤの他の実施の形態
におけるセンサの配置を示す拡大平面図である。
【図12】図11のセンサ配置の正面図である。
【図13】本発明のディスクプレーヤの他の実施の形態
におけるセンサの配置を示す拡大平面図である。
【図14】本発明のディスクプレーヤの他の実施の形態
におけるセンサの配置を示す拡大平面図である。
【図15】本発明のディスクプレーヤにおけるセンサの
他の一例を示す構成図である。
【図16】本発明のディスクプレーヤの他の実施の形態
におけるディスク再引き込み開始時を示す簡略平面図で
ある。
【図17】従来の通過型のセンサを示す構成図であり、
(A)は待機状態、(B)は検出状態である。
【図18】従来の反射型のセンサを示す構成図であり、
(A)は待機状態、(B)は検出状態である。
【図19】光路が干渉するセンサ配置の一例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1…受光部 2…発光部 4…メカニズム上部 5…プリント配線基板 6…配線 7…反射型フォトインタラプタ 7a…受・発光面 7b…リード 8…スペーサ 8a…ガイド孔 9…反射シート 10…板金 10a…折り曲げ部 11a,11b…センサ 12…ディスクプレーヤ 13…ローディングローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 充男 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 星野 元訓 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を検出する検出部をメカニズム内
    に有し、前記検出部が、受・発光面を有する光学素子
    と、前記発光面からの光を前記受光面へ反射する位置に
    設けられた反射面とによって構成されたディスクプレー
    ヤにおいて、 前記受・発光面及び前記反射面は、前記メカニズムの水
    平面に対して傾斜角度を有するように配置され、 前記検出部は、前記光学素子と前記反射面との間の光路
    が互いに干渉しない位置に、複数設けられていることを
    特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの前記検出部は、前記メ
    カニズムの平面方向から見て、前記光路の方向と異なる
    方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    ディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの前記検出部は、前記メ
    カニズムの平面方向から見て、前記光路と略直交する方
    向に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの前記検出部は、前記メ
    カニズムの平面方向から見て、前記光路が互いに相反す
    る方向となるように配置されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のディスクプレーヤ。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの前記検出部は、一方の
    受・発光面が、他方の受・発光面と対向しない方向に設
    けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のディスクプレーヤ。
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