JP4258474B2 - 光ディスク検知機構 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクを載置するトレイが無く、光ディスクを挿入するスリット状の開
口部を有する光ディスク装置において、光ディスクの挿入および排出を光学的に検知する
光ディスク検知機構に関する。
一般に光ディスク装置としては、CD(コンパクト・ディスク)プレーヤ、MD(ミニ
・ディスク)プレーヤ、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)プレーヤなどが知
られている。それらの光ディスク装置が車載用である場合には、光ディスクを載置するト
レイが無く、光ディスクを挿入するスリット状の開口部を有し、その開口部から光ディス
クを挿入した後、光ディスク面方向に移動させることで、ローディング・イジェクトする
方式が採用されている。
このようなスリット状の開口部から光ディスクを挿入する方式は、ローディングやイジ
ェクト中にスリット状の開口部から光ディスクが外に出てくる状態にあるために、ユーザ
が無理に光ディスクを抜き出したり、押し込んだりすることが可能である。このため、光
ディスク装置では、光ディスクの存在の検知を行うことが必要とされるので、光ディスク
検知機構が備えられている。
以下、図10〜図13を参照して従来の光ディスク検知機構の構成について説明する。
図10はこの従来の光ディスク検知機構における発光・受光部の発光素子および受光素子
の配置図である。なお、図10における発光素子および受光素子の配置は、紙面の裏に配
置されているものとして示している。図11は前記発光・受光部に対応したディスク挿入
検知用光路およびディスク排出検知用光路を形成するためのプリズムの配置図である。図
12は前記ディスク挿入検知用光路を説明するための光路図である。図13は前記ディス
ク排出検知用光路を説明するための光路図である。この従来の光ディスク検知機構は、光
ディスクを挿入したときに光ディスクの挿入を検知するための1個のディスク挿入検知用
光路と、光ディスクを排出したときに光ディスクの排出を検知するための2個のディスク
排出検知用光路と有している。
図10において、80は図示しない枠体に固定された基板を示し、この基板80上には
、発光素子としてのLED81,83と、受光素子としてのフォトトランジスタ82,8
4,85とが実装されている。LED81およびフォトトランジスタ82は光ディスクが
挿入されたことを検知するためのものである。LED83およびフォトトランジスタ84
,85は光ディスクが排出されたことを検知するためのものである。光ディスクの排出を
検知するのにフォトトランジスタ84,85のようにフォトトランジスタを2個用いてい
るのは、光ディスクが光ディスク検知機構の開口部から排出されて止まる位置を正確に設
定するためである。
図11において、90は図示しない枠体に固定された基板を示し、この基板90上には
、プリズム91およびプリズム92が取り付けられている。プリズム91とプリズム92
とは、位置的にディスク搬送ローラ93を挟んで配置されている。プリズム91は1個の
ディスク挿入検知用光路を形成するためのものであり、プリズム92は2個のディスク排
出検知用光路を形成するためのものである。
図12において、基板80に実装されたLED81から出射された光は、プリズム91
に垂直に入射し、この後、直角に反射し、更に直角に反射して、同じく基板80に実装さ
れたフォトトランジスタ82に入射される。このようなLED81とプリズム91とフォ
トトランジスタ82とによるディスク挿入検知用光路が形成され、光ディスクが挿入され
ると、その光路が遮断されるので、LED81の出射光はフォトトランジスタ82には届
かず、フォトトランジスタ82はオフされ、これにより、光ディスクの挿入が検知され、
搬送ローラ93が回転し、光ディスクが筐体内部へ引き込まれる。
図13において、基板80に実装されたLED83から出射された光は、プリズム92
に垂直に入射し、この後、直角に反射して図からみて左右に分光され、更に直角にそれぞ
れ反射して、同じく基板80に実装されたフォトトランジスタ84,85に入射される。
このようなLED83とプリズム92とフォトトランジスタ84,85とにより2個のデ
ィスク排出検知用光路が形成され、光ディスクが排出されると、その光路の遮断がなくな
り、LED83の出射光はフォトトランジスタ84,85に届き、フォトトランジスタ8
4,85はオンされることにより、光ディスクの排出が検知され、搬送ローラ93の逆回
転が停止し、光ディスクは所定の排出位置で止まった状態になる。なお、光ディスクを排
出する際は、搬送ローラ93は排出命令に応答して逆回転する。
特開平8−297907号公報 特開2004−118942号公報
以上説明したような従来の光ディスク検知機構では、ディスク挿入検知用光路とディス
ク排出検知用光路とに対してそれぞれ別々に発光素子が必要になり、即ち、2個の発光素
子が必要になり、また、プリズムも2個必要になり、したがって、現状の構成でコストダ
ウンを図ることが難しかった。
なお、特許文献1の従来技術では、光ディスク面の一方に1個のLEDと1個のフォト
センサを配置し、光ディスク面の他方にプリズムを置いて、それらにより形成された光路
を光ディスクが遮ることで、光ディスクの存在検知を行うと共に、光ディスクの外形側面
にそって可動するレバーが光ディスクの位置に応じて、その光路を遮ることでも光ディス
クの存在検知を行うようにしているが、前記レバーを含む機械的構成が必要となり、コス
トアップになる傾向がある。
特許文献2の従来技術では、挿入されたCDによって光路が遮断される空間に変調され
た光信号を発光するLEDと、このLEDからの光信号を受光するフォトトランジスタと
を備えているが、ディスク挿入検知用光路とディスク排出用光路とを別々に設けて光ディ
スクの挿入検知と排出検知を行うものではなく、単なる光ディスクが挿入されているか否
かを検知するものである。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ディスク挿入検知用光
路とディスク排出検知用光路に対する発光素子を1個の発光素子で実現し、また、プリズ
ムも1個で実現し、コストダウンを図れる光ディスク検知機構を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、筐体に設けられたスリット状の開口部
を介して光ディスクが挿入されたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、
および光ディスクが排出されたことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有
し、前記ディスク挿入検知用光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位
置すると共に、前記ディスク排出検知用光路は搬送ローラの後方に位置し、前記ディスク
挿入検知用光路の一方端および前記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1
個の発光素子が設けられ、前記ディスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受
光素子が設けられると共に、前記各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知
用受光素子がそれぞれ設けられ、更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿
入検知用光路を介して前記挿入検知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介し
て前記各排出検知用受光素子に、それぞれ届くように反射するT字形状のプリズムが設け
られ、前記プリズムは、前記1個の発光素子からの光をT字形状の中心部に垂直に入射し
てT字形状に沿って3方向に分光する分光部と、該分光部で分光された光が前記挿入検知
用受光素子および前記各排出検知用受光素子に届くように垂直方向にそれぞれ反射させる
T字形状の各端部に形成された傾斜面とを有することを特徴とする光ディスク検知機構を
提供する。
この構成において、光ディスクが挿入されていないときは、1個の発光素子からの光は
、プリズムで3方向に分光され、反射され、ディスク挿入検知用光路を介して挿入検知用
受光素子に、ディスク排出検知用光路を介して各排出検知用受光素子に届く。光ディスク
が挿入されると、ディスク挿入検知用光路が遮断されるので、発光素子からの光は挿入検
知用受光素子には届かず、この受光素子はオフし、これにより、光ディスクの挿入が検知
される。一方、光ディスクが排出されると、ディスク排出検知用光路が遮断から開放され
るので、発光素子からの光は各排出検知用受光素子に届き、これらの受光素子はオンし、
これにより、光ディスクの排出が検知される。
この構成によれば、ディスク挿入検知用光路とディスク排出検知用光路に対する発光素
子を1個の発光素子で実現し、また、プリズムも1個で実現しているので、その分、コス
トダウンを図ることができる。
請求項2の発明は、筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクが挿入さ
れたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、および光ディスクが排出され
たことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有し、前記ディスク挿入検知用
光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位置すると共に、前記ディスク
排出検知用光路はローラの後方に位置し、前記ディスク挿入検知用光路の一方端および前
記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1個の発光素子が設けられ、前記デ
ィスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受光素子が設けられると共に、前記
各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知用受光素子がそれぞれ設けられ、
更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿入検知用光路を介して前記挿入検
知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介して前記各排出検知用受光素子に、
それぞれ届くように分光・反射する分光反射手段が設けられたことを特徴とする光ディス
ク検知機構を提供する。
この構成において、光ディスクが挿入されていないときは、1個の発光素子からの光は
、分光反射手段で分光・反射され、ディスク挿入検知用光路を介して挿入検知用受光素子
に、ディスク排出検知用光路を介して各排出検知用受光素子に届く。光ディスクが挿入さ
れると、ディスク挿入検知用光路が遮断されるので、発光素子からの光は挿入検知用受光
素子には届かず、この受光素子はオフし、これにより、光ディスクの挿入が検知される。
一方、光ディスクが排出されると、ディスク排出検知用光路が遮断から開放されるので、
発光素子からの光は各排出検知用受光素子に届き、これらの受光素子はオンし、これによ
り、光ディスクの排出が検知される。
この構成によれば、ディスク挿入検知用光路とディスク排出検知用光路に対する発光素
子を1個の発光素子で実現し、また、分光反射手段も1個で実現しているので、その分、
コストダウンを図ることができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記分光反射手段はT字形状のプリズ
ムであり、該プリズムは、前記1個の発光素子からの光をT字形状の中心部に垂直に入射
してT字形状に沿って3方向に分光する分光部と、該分光部で分光された光が前記挿入検
知用受光素子および前記各排出検知用受光素子に届くように垂直方向にそれぞれ反射させ
るT字形状の各端部に形成された傾斜面とを有するので、光ディスクが挿入されていない
ときは、1個の発光素子からの光は、分光部で3方向に分光され、更に傾斜面で反射され
、ディスク挿入検知用光路を介して挿入検知用受光素子に、ディスク排出検知用光路を介
して各排出検知用受光素子に届くことができる。
以上のように本発明によれば、筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディス
クが挿入されたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、および光ディスク
が排出されたことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有し、前記ディスク
挿入検知用光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位置すると共に、前
記ディスク排出検知用光路は搬送ローラの後方に位置し、前記ディスク挿入検知用光路の
一方端および前記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1個の発光素子が設
けられ、前記ディスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受光素子が設けられ
ると共に、前記各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知用受光素子がそれ
ぞれ設けられ、更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿入検知用光路を介
して前記挿入検知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介して前記各排出検知
用受光素子に、それぞれ届くように反射するT字形状のプリズムが設けられ、前記プリズ
ムは、前記1個の発光素子からの光をT字形状の中心部に垂直に入射してT字形状に沿っ
て3方向に分光する分光部と、該分光部で分光された光が前記挿入検知用受光素子および
前記各排出検知用受光素子に届くように垂直方向にそれぞれ反射させるT字形状の各端部
に形成された傾斜面とを有するので、ディスク挿入検知用光路とディスク排出検知用光路
に対する発光素子を1個の発光素子で実現でき、また、プリズムも1個で実現できるので
、その分、コストダウンが図れる。
また、本発明によれば、筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクが挿
入されたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、および光ディスクが排出
されたことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有し、前記ディスク挿入検
知用光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位置すると共に、前記ディ
スク排出検知用光路は搬送ローラの後方に位置し、前記ディスク挿入検知用光路の一方端
および前記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1個の発光素子が設けられ
、前記ディスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受光素子が設けられると共
に、前記各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知用受光素子がそれぞれ設
けられ、更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿入検知用光路を介して前
記挿入検知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介して前記各排出検知用受光
素子に、それぞれ届くように分光・反射する分光反射手段が設けられたので、ディスク挿
入検知用光路とディスク排出検知用光路に対する発光素子を1個の発光素子で実現でき、
また、分光反射手段も1個で実現できるので、その分、コストダウンが図れる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク検知機構の要部構成を簡略化した構成図である。図2はこの
光ディスク検知機構における発光・受光部の発光素子および受光素子の配置図である。な
お、図2における発光素子および受光素子の配置は、紙面の裏に配置されているものとし
て示している。図3はこの光ディスク検知機構の光学系に用いられているプリズムの斜視
図である。図4は前記プリズムを上から見た上面図である。図5は前記プリズムを横から
見た側面図である。図6は前記プリズムに入射された光の光路を説明するためのプリズム
の斜視図である。図7は図6に示すプリズムのC−A間を横から見た側面図である。図8
は図6に示すプリズムのC−B間およびC−D間を横から見た側面図である。図9は図6
に示すプリズムの中心部に形成されている分光部の形状を示す斜視図である。
以下、図1〜図9を参照して本実施形態の光ディスク検知機構の構成および動作につい
て説明する。筐体1の上側に固定された基板20には、発光素子としての1個のLED2
0と、受光素子としてのフォトトランジスタ22,23,24とが実装されている。LE
D21およびフォトトランジスタ22は光ディスク3が挿入されたことを検知するための
ものである。同じくLED21およびフォトトランジスタ23,24は光ディスク3が排
出されたことを検知するためのものである。光ディスク3の排出を検知するのにフォトト
ランジスタ23,24のようにフォトトランジスタを2個用いているのは、光ディスク3
が開口部2から排出される位置を正確に設定するためである。
枠体1の下側に固定された基板(図示せず)には、T字形状のプリズム5が取り付けら
れている。プリズム5は、1個のLED21からの光をT字形状の中心部Cに垂直に入射
してT字形状に沿って3方向に分光する、即ち、ディスク挿入検知用光路L1とディスク
排出検知用光路L2とディスク排出検知用光路L3とに分光する分光部51と、該分光部
51で分光された光が挿入検知用受光素子としてのフォトトランジスタ22と排出検知用
受光素子としてのフォトトランジスタ23と排出検知用受光素子としてのフォトトランジ
スタ24とに届くように垂直方向にそれぞれ反射させるT字形状の各端部に形成された傾
斜面Bと傾斜面Dと傾斜面Aとを有する。
前記分光部51は、プリズム5の中心部Cに入射された光を、T字形状の端部に形成さ
れた傾斜面Aの方向に反射させる面aと、T字形状の端部に形成された傾斜面Dの方向に
反射させる面dと、T字形状の端部に形成された傾斜面Bの方向に反射させる面bとを有
する。そして、傾斜面Aで反射された光は、プリズム5の上面に対して垂直に出射してフ
ォトトランジスタ22に届く。傾斜面Dで反射された光は、プリズム5の上面に対して垂
直に出射してフォトトランジスタ23に届き、反射面Bで反射された光は、プリズム5の
上面に対して垂直に出射してフォトトランジスタ24に届く。
この光ディスク検知機構において、光ディスク3が挿入されていないときは、1個のL
ED21からの光は、プリズム5で3方向に分光され、反射され、ディスク挿入検知用光
路L1を介してフォトトランジスタ22に、ディスク排出検知用光路L2,L3を介して
フォトトランジスタ23,24にそれぞれ届いている。このような状態のとき、光ディス
ク3が筐体1に設けられているスリット状の開口部2を介して挿入されると、光ディスク
3は筐体1に形成されたガイド部4により案内され、光ディスク3によりディスク挿入検
知用光路L1が遮断されるので、LED21からの光はフォトトランジスタ22には届か
ず、このフォトトランジスタ22はオフし、これにより、光ディスク3の挿入が検知され
、搬送ローラ6が駆動される。そして、光ディスク3は、搬送ローラ6の回転によって筐
体1内に引き込まれて、光ディスク3が所定位置に来ると図示しないスイッチ手段により
搬送ローラ6の回転が停止され、光ディスク3が所定位置に設定される。
光ディスク3が所定位置に設定されているときは、ディスク排出検知用光路L2,L3
も光ディスク3によって遮断されているので、LED21からの光はフォトトランジスタ
23,24にも届かず、フォトトランジスタ23,24はオフになっている。このような
状態のとき、ディスク排出命令が光ディスク検知機構に与えられると、搬送ローラ6は逆
回転し、光ディスク3が排出方向に移動すると、ディスク排出検知用光路L2,L3が遮
断から開放されるので、LED21からの光はフォトトランジスタ23,24に届き、フ
ォトトランジスタ23,24はオンし、これにより、搬送ローラ6の回転は停止し、光デ
ィスク3は所定の排出位置で停止する。したがって、ユーザは開口部2から光ディスク3
を取り出すことが可能になる。
以上説明したように本実施形態によれば、ディスク挿入検知用光路L1とディスク排出
検知用光路L2,L3に対する発光素子を1個のLED21で実現し、また、プリズムも
1個のT字状のプリズム5で実現しているので、その分、コストダウンを図ることができ
る。
本発明の一実施形態に係る光ディスク検知機構の要部構成を簡略化した構成図である。 前記光ディスク検知機構における発光・受光部の発光素子および受光素子の配置図である。 前記光ディスク検知機構の光学系に用いられているプリズムの斜視図である。 前記プリズムを上から見た上面図である。 前記プリズムを横から見た側面図である。 前記プリズムに入射された光の光路を説明するためのプリズムの斜視図である。 図6に示すプリズムのC−A間を横から見た側面図である。 図6に示すプリズムのC−B間およびC−D間を横から見た側面図である。 図6に示すプリズムの中心部に形成されている分光部の形状を示す斜視図である。 この従来の光ディスク検知機構における発光・受光部の発光素子および受光素子の配置図である。 前記発光・受光部に対応したディスク挿入検知用光路およびディスク排出検知用光路を形成するためのプリズムの配置図である。 前記ディスク挿入検知用光路を説明するための光路図である。 前記ディスク排出検知用光路を説明するための光路図である。
符号の説明
1 筐体
2 開口部
3 光ディスク
5 プリズム
6 搬送ローラ
21 LED(発光素子)
22 フォトトランジスタ(挿入検知用受光素子)
23,24 フォトトランジスタ(排出検知用受光素子)
51 分光部
A,B,D 傾斜面
L1 ディスク挿入検知用光路
L2,L3 ディスク排出検知用光路

Claims (3)

  1. 筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクを挿入する際は、筐体内部に
    光ディスクを搬送し、光ディスクを排出する際は、前記開口部方向に光ディスクを搬送す
    る搬送ローラに対して駆動を制御するために、光ディスクの挿入および排出を検知する光
    ディスク検知機構において、筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクが
    挿入されたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、および光ディスクが排
    出されたことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有し、前記ディスク挿入
    検知用光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位置すると共に、前記デ
    ィスク排出検知用光路は前記搬送ローラの後方に位置し、前記ディスク挿入検知用光路の
    一方端および前記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1個の発光素子が設
    けられ、前記ディスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受光素子が設けられ
    ると共に、前記各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知用受光素子がそれ
    ぞれ設けられ、更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿入検知用光路を介
    して前記挿入検知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介して前記各排出検知
    用受光素子に、それぞれ届くように反射するT字形状のプリズムが設けられ、前記プリズ
    ムは、前記1個の発光素子からの光をT字形状の中心部に垂直に入射してT字形状に沿っ
    て3方向に分光する分光部と、該分光部で分光された光が前記挿入検知用受光素子および
    前記各排出検知用受光素子に届くように垂直方向にそれぞれ反射させるT字形状の各端部
    に形成された傾斜面とを有することを特徴とする光ディスク検知機構。
  2. 筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクを挿入する際は、筐体内部に
    光ディスクを搬送し、光ディスクを排出する際は、前記開口部方向に光ディスクを搬送す
    る搬送ローラに対して駆動を制御するために、光ディスクの挿入および排出を検知する光
    ディスク検知機構において、筐体に設けられたスリット状の開口部を介して光ディスクが
    挿入されたことを検知するための1個のディスク挿入検知用光路、および光ディスクが排
    出されたことを検知するための2個のディスク排出検知用光路を有し、前記ディスク挿入
    検知用光路は前記ディスク排出検知用光路よりも前記開口部側に位置すると共に、前記デ
    ィスク排出検知用光路は前記搬送ローラの後方に位置し、前記ディスク挿入検知用光路の
    一方端および前記各ディスク排出検知用光路の一方端に対して共通の1個の発光素子が設
    けられ、前記ディスク挿入検知用光路の他方端には1個の挿入検知用受光素子が設けられ
    ると共に、前記各ディスク排出検知用光路の他方端には1個の排出検知用受光素子がそれ
    ぞれ設けられ、更に、前記1個の発光素子からの光が、前記ディスク挿入検知用光路を介
    して前記挿入検知用受光素子に、前記各ディスク排出検知用光路を介して前記各排出検知
    用受光素子に、それぞれ届くように分光・反射する分光反射手段が設けられたことを特徴
    とする光ディスク検知機構。
  3. 前記分光反射手段はT字形状のプリズムであり、該プリズムは、前記1個の発光素子か
    らの光をT字形状の中心部に垂直に入射してT字形状に沿って3方向に分光する分光部と
    、該分光部で分光された光が前記挿入検知用受光素子および前記各排出検知用受光素子に
    届くように垂直方向にそれぞれ反射させるT字形状の各端部に形成された傾斜面とを有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク検知機構。
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