JP2000113321A - Pos端末装置 - Google Patents

Pos端末装置

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JP2000113321A
JP2000113321A JP27913898A JP27913898A JP2000113321A JP 2000113321 A JP2000113321 A JP 2000113321A JP 27913898 A JP27913898 A JP 27913898A JP 27913898 A JP27913898 A JP 27913898A JP 2000113321 A JP2000113321 A JP 2000113321A
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Takehiko Uemura
武彦 植村
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い表示領域を持つ表示部や不揮発性の記憶装
置を有効に利用する。 【解決手段】このPOS端末装置は、少なくとも商品に
ついて売上げ情報を保存および管理する電子ジャーナル
データ格納部5と、少なくとも売上げ情報を表示する表
示部3と、予め当日に使用する目的で準備した準備金の
データと商品に対して入出金処理した結果のデータとを
電子ジャーナルデータ格納部5に登録し、登録した準備
金のデータと入金データおよび出金データとを用いて、
金種毎の釣り銭履歴データを作成し、この釣り銭取引履
歴データに基づいて翌日に準備する準備金を予測する電
子ジャーナルデータ入出力制御部4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば百貨店、ス
ーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの販売店
に用いられるPOS端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近頃では店舗規模の比較的小さな小売店
などにもPOSシステムが導入されており、店員が待機
するレジカウンタには少なくとも一つのPOSレジスタ
(POS端末装置)が設置されている。
【0003】従来のPOSレジスタは、キーボード、バ
ーコードリーダなどの商品情報読取装置と、演算処理
部、レシート発行部および伝票ジャーナル印刷部などか
らなるレジ本体部と、入金額および演算結果などを表示
する表示部とから構成されている。
【0004】店舗内において、お客とPOSレジ係の店
員との間では、以下のようなやり取りが行われる。
【0005】すなわち、図11に示すように、まず、店
舗に訪れたお客が商品棚などに陳列されている商品の中
から所望のもの(買上品)をレジカウンタに持って行
き、POSレジ係の店員に購入の意思を伝える(S10
01)。
【0006】すると、店員はその買上品の情報をバーコ
ードリーダあるいはキーボードを用いてPOSレジスタ
に入力し演算処理部に売上げ登録を行う(S100
2)。
【0007】POSレジスタの演算処理部は入力および
登録された情報を基に請求金額の演算処理を実行し、表
示部に請求金額を表示する。また店員も請求金額を声で
お客に通知する(S1003)。
【0008】表示内容を目にしたあるいは店員から請求
金額を聞いたお客は、その金額をカードで支払うか、現
金で支払うか、あるいは商品券などで支払うかを判断
し、金額相当分の現金、商品券、あるいはカードを店員
に手渡す(S1004)。
【0009】店員は渡された現金あるいは商品券の金額
をキーボードから入力し、演算処理部はこの入力情報に
基づいて入金処理を実行する。
【0010】カードの場合は、POSレジスタのカード
リーダにカード番号などを読み込ませることにより、演
算処理部はPOSレジスタで演算された買上品の売上金
額に基づいて入金処理を実行する。
【0011】そして、演算処理部は入金処理結果をレシ
ート発行部から領収書を兼ねたレシートを出力すると共
にレシートとほぼ同内容の伝票ジャーナルを伝票ジャー
ナル印刷部で印刷しレジ本体部内にロールして保管す
る。
【0012】そして、店員はお客から渡された現金をレ
ジ内にしまいお客にレシートを渡し、ここで釣り銭が必
要なときはレシートと共に釣り銭も渡す(S100
4)。なおカード支払いの場合はカードをお客に返す。
【0013】お客は購入した商品とレシート、釣り銭な
どを受領して店舗から出る。
【0014】上記伝票ジャーナルは、例えば1日の処理
結果を確認するときや、お客からの問い合わせがあった
ときなどに利用するものであるが、伝票ジャーナルを確
認するためには、レジ本体部内にロール状態で収容され
ているものを店員が取り出して、それを手で広げながら
確認する必要がある。
【0015】一方、近年、法制改正が行われ、これに伴
い、POSレジスタには、伝票形式のジャーナル以外に
電子式の伝票ジャーナル(以下電子ジャーナルと称す)
の保存も可能になった。
【0016】この電子ジャーナルを保存および管理する
ための構成としては、磁気ディスク装置あるいはフラッ
シュメモリなどの不揮発性記憶装置と、この不揮発性記
憶装置の入出力を制御する制御部と、電子ジャーナルを
表示する表示部とが必要であり、特に表示部は電子ジャ
ーナルの内容を表示する必要性から、従来の数セグメン
ト程度の数字あるいは記号を表示するだけのものに比べ
て表示領域が広く、かつさまざまな情報を表示可能なも
のが利用されるようになった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子ジ
ャーナルは基本的には従来の伝票ジャーナルを電子化し
ただけのものであるため、上記1日の処理結果の確認や
問い合せの確認などの際に必要なだけであり、表示部の
表示領域をせっかく広くしたにもかかわらず、例えばそ
の店舗や商品の広告を表示する程度の使い方をしている
に過ぎない。また、磁気ディスク装置なども1日の処理
結果や広告情報を記憶しておくだけでは利用用途として
大変無駄な使い方である。
【0018】このように従来は、広い表示領域を持つ表
示部や磁気ディスク装置などの不揮発性の記憶装置が有
効に利用できていないという問題があった。
【0019】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、広い表示領域を持つ表示部や不揮発性
の記憶装置を有効に利用することのできるPOS端末装
置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明のPOS端末装置は、少なくと
も店舗で販売した商品について売上げ情報を保存する情
報記憶手段と、少なくとも前記売上げ情報を表示する表
示手段と、予め店舗で当日のみに使用する目的で準備し
た準備金のデータを前記情報記憶手段に登録する手段
と、商品について入出金処理した結果のデータを前記情
報記憶手段に登録する手段と、前記情報記憶手段に登録
された準備金のデータと入出金処理した結果のデータと
を用いて、金種毎の取引履歴データを作成する手段と、
取引履歴データに基づき、翌日に準備する準備金を予測
し前記表示手段に表示させる手段とを具備している。
【0021】請求項1記載の発明の場合、1日の取引履
歴データ(電子ジャーナル)を情報記憶手段に記憶して
おき、金種をキーとして、その取引履歴データに含まれ
る入金データ(売上げ)と出金データ(返金、釣り銭)
を検索し、翌日に準備する準備金、つまり紙幣・硬貨な
どの釣り銭を金種別に予測して表示手段に表示すること
により、業務当日の準備金が不足したり余ったりするこ
とを少なくすることができる。
【0022】請求項2記載の発明のPOS端末装置は、
少なくとも店舗で販売した商品について売上げ情報を保
存する情報記憶手段と、少なくとも前記売上げ情報を表
示する表示手段と、予め店舗で当日のみに使用する目的
で準備した準備金のデータを前記情報記憶手段に登録す
る手段と、商品について入出金処理した結果のデータを
前記情報記憶手段に登録する手段と、前記情報記憶手段
に登録された準備金のデータと入出金処理した結果のデ
ータとを用いて、金種毎の取引履歴データを作成し、前
記情報記憶手段に登録する手段と、店舗およびその周囲
の当日の環境データを前記情報記憶手段に登録する手段
と、環境データと取引履歴データに基づき、翌日に準備
する準備金を予測し前記表示手段に表示させる手段とを
具備している。
【0023】請求項2記載の発明の場合、1日の取引履
歴データ(電子ジャーナル)ばかりでなく、店舗および
その周囲の環境データを日々情報記憶手段に登録してお
き、この環境データと取引履歴データとを基に、翌日に
準備する準備金、つまり紙幣・硬貨などの釣り銭を予測
して表示手段に表示することにより、業務当日の準備金
が不足したり余ったりすることを、請求項1記載の発明
よりもさらに少なくすることができる。
【0024】請求項3記載の発明のPOS端末装置は、
少なくとも店舗で販売した商品について売上げ情報を保
存する情報記憶手段と、少なくとも前記売上げ情報を表
示する表示手段と、商品について入出金処理したレジ担
当者毎に売上げ時間、売上げ品目数、売上げ金額からな
る取引履歴データを前記情報記憶手段に登録する手段
と、前記情報記憶手段に登録された取引履歴データを、
レジ担当者の負荷状況を判定するための項目毎に集計す
る手段と、集計された項目毎に評価点を付加して前記表
示手段に表示させる手段とを具備している。
【0025】請求項3記載の発明の場合、売上げ/接客
データを月別、曜日別、時間帯別に集計して統計的分
析、つまり売上げ件数別、売上げ金額別、客単価別の売
上げデータを集計して、POSレジの付加状況、客の込
み具合などの項目を作り、各項目別に評価点を付けて表
示手段に表示することで、例えば合計点数で高負荷であ
るか低負荷であるかを判定し、高負荷時はベテランを配
置し、低負荷時は新人を配置するなどといった店員配置
の支援情報を出力することが可能になる。
【0026】請求項4記載の発明のPOS端末装置は、
少なくとも店舗で販売した商品について売上げ情報を保
存する情報記憶手段と、少なくとも前記売上げ情報を表
示する表示手段と、商品について入出金処理したレジ担
当者毎に接客時間と売上品目数とからなる取引履歴デー
タを前記情報記憶手段に登録する手段と、前記情報記憶
手段に登録された取引履歴データを接客時間と売上品目
数で検索し、売上品目数毎の各レジ担当者の接客時間を
前記表示手段に表示させる手段とを具備している。
【0027】請求項4記載の発明の場合、電子ジャーナ
ルとして接客開始時間、接客終了時間および売上げ品目
数などの取引履歴データを情報記憶手段に記憶してお
き、この取引履歴データを接客時間と売上品目数で検索
し、売上品目数毎の各レジ担当者の接客時間を表示手段
に表示することにより、個々のPOSレジ担当者の能力
(適正)を判断することができる。また、レジ担当別の
標準接客数を設定/保持することにより、POSレジ画
面に売上げ品目数別の接客時間の実績と目標との差異を
表示手段に表示し、POSレジ担当者のレベルアップを
支援することができる。
【0028】請求項5記載の発明のPOS端末装置は、
商品に関する取引処理の履歴とこの取引処理で生じるこ
とが予想される事象のシンボルを保存する情報記憶手段
と、少なくとも取引処理で発生した金額情報を表示する
表示手段と、前記情報記憶手段に登録された前記取引処
理の履歴を順に読み出し、前記履歴で生じた事象に対応
するシンボルを前記表示手段に表示させる手段とを具備
している。
【0029】請求項5記載の発明の場合、電子ジャーナ
ルの取引データを先頭から読み出してお客、売上品、請
求金額、支払い、領収書、釣り銭などをシンボル化し、
取引内容として表示することによって、取引状況を再現
することができる。
【0030】請求項6記載の発明のPOS端末装置は、
請求項5記載のPOS端末装置において、前記取引処理
の履歴を読み出し表示する速度を設定する手段をさらに
具備したことを特徴としている。
【0031】請求項6記載の発明の場合、取引処理の履
歴を読み出し表示する速度、つまり視聴時間の倍率を設
定する機能を付加したので、例えば視聴時間を高倍率に
設定すれば、取引状況を短時間に確認することができ
る。
【0032】この結果、POS端末装置において、広い
表示領域を持つ表示部や不揮発性の記憶装置を有効に利
用することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は本発明に係る一つの実施形態のPO
S端末装置の構成を示す図である。同図に示すように、
この実施形態のPOSレジスタは、キーボード1などの
キーに入力装置と、バーコードリーダ2などの商品情報
読取装置と、TFTあるいはDSTN液晶表示装置(L
CD)などの縦横10数センチ程度の表示領域を有する
表示部3と、電子ジャーナルデータ入出力制御部4、大
容量のハードディスク装置などの不揮発性記憶装置を利
用した電子ジャーナルデータ格納部5、POSレジデー
タ送信部6およびドロアー(金庫)7などを有するレジ
本体部とから構成されている。なお、不揮発性記憶装置
としては、この他、フラッシュメモリなどのEEPRO
Mを利用しても良い。
【0035】電子ジャーナルデータ入出力制御部4は、
検索・編集プロセスを備えており、この検索・編集プロ
セスがさまざまな処理(機能)を実行する。
【0036】電子ジャーナルデータ格納部5には、アイ
テム内容として、例えばデータ種別、日付、時間、PO
S番号、担当者コード、売上品目コード、売上数量、売
上単価、売上金額、合計金額、消費税、請求金額、支払
区分、入金金額、釣り銭などのデータが格納される。
【0037】POSレジデータ送信部6は、通信回線を
介して接続されたホストコンピュータあるいは他の端末
とPOSデータの通信を行うものである。
【0038】ドロアー(金庫)7には業務開始前にその
日の準備金が格納される。
【0039】以下、このPOS端末装置の動作を説明す
る。このPOS端末装置の場合、レジ本体部の電源スイ
ッチをONし内部の各部を起動すると、表示部3にはモ
ード設定画面が表示される。
【0040】ここで、通常の運用モードの他、下記第1
〜第4の動作例に対応するモードを選択することによ
り、このPOS端末装置にさまざまな機能を実行させる
ことができる。
【0041】まず、図2、図3を参照してこのPOS端
末装置の第1の動作例について説明する。モード設定画
面に表示された各モードボタンの中で、例えば釣り銭予
測モードのボタンが選択されると、図2に示すように、
電子ジャーナルデータ入出力制御部4の検索・編集プロ
セスは、紙幣・硬貨種別毎の集計、増加・減少傾向の予
測の処理機能を実行するようになり、電子ジャーナルデ
ータ入出力制御部4によって表示部3に釣り銭予測用の
メニュー画面が表示される。
【0042】このメニュー画面内の準備釣り銭データの
「登録」のボタンが選択されると、準備釣り銭データを
登録するためのデータ入力用ダイアログボックスが表示
される。
【0043】ここでキーボード1から1万円券何枚、千
円券何枚、500円玉何個、100円玉何個、50円玉
何個、10円玉何個、5円玉何個、1円玉何個などとい
う情報が入力されると、電子ジャーナルデータ入出力制
御部4は、その入力情報を基に、図3に示すような紙
幣、硬貨毎の入出金データテーブル30を作成する。な
おテーブル作成時は、準備釣り銭データ(a1〜h1)
のみが表示される。
【0044】そして、通常の運用モードに戻すことで、
業務を開始する。
【0045】業務中、売上げ登録、請求および精算など
のイベントが発生すると、紙幣、硬貨毎の入出金データ
テーブル30の入金データ(a2〜h2)と出金データ
(a3〜h3)とが作成される。
【0046】続いて、電子ジャーナルデータ入出力制御
部4は、釣り銭データ=準備釣り銭データ+入金データ
−出金データという計算式から、釣り銭データを求め
る。
【0047】この求めた釣り銭データを、日別に蓄積し
て釣り銭履歴データとして、増加傾向・減少傾向などを
判断するための基礎データとし、このデータを電子ジャ
ーナルデータ格納部5に登録する。
【0048】この他、電子ジャーナルデータ入出力制御
部4は、天候、気温、営業時間、特売の有無、他店状況
などを評価値として環境データを作成し電子ジャーナル
データ格納部5に登録し、それぞれにウェイト付けを行
い、加重平均した結果を評価データとする。
【0049】この評価データは前日と同様のときは1.
0としてこれを標準値とする。
【0050】そして、営業時間短縮時には1.0以下の
例えば0.9などとし、また特売有りのときは1.0以
上の例えば1.2などとする。
【0051】そして、1日の業務終了時に、釣り銭予測
モードのボタンが選択されると、電子ジャーナルデータ
入出力制御部4によって、表示部3に釣り銭予測用のメ
ニュー画面が表示される。
【0052】このメニュー画面内の「釣り銭予測」のボ
タンが選択されると、電子ジャーナルデータ入出力制御
部4は、上記電子ジャーナルデータ格納部5に登録され
ていたデータ(釣り銭履歴データおよび評価データな
ど)に基づいて、翌日の釣り銭状況を予測演算、つまり
翌日最低限必要な準備釣り銭の算出を行い、予測演算結
果を表示部3に表示する。釣り銭履歴データの読み出し
方はさまざまに設定できる。例えば1週間前の同じ曜日
の履歴データを使うように設定しても良く、単にその日
1日の履歴データを使って翌日の状況を予測するように
しても良い。
【0053】このようにこのPOS端末装置の第1動作
例によれば、日毎に蓄積した履歴データと環境データと
を利用して翌日用意する必要のある釣り銭を予測するの
で、従来担当者の経験で判断していたのに比べて釣り銭
不足の発生や準備しすぎ、などといったことを少なく
し、準備する釣り銭の種類および数量(金額)などの適
正化を図ることができる。
【0054】次に、図4、図5を参照してこのPOS端
末装置の第2の動作例について説明する。モード設定画
面に表示された各モードボタンの中で、例えば時間帯別
担当アサインモードのボタンが選択されると、図4に示
すように、電子ジャーナルデータ入出力制御部4の検索
・編集プロセスは、ウエイト付け点数計算および配置担
当指定の処理機能を実行するようになり、電子ジャーナ
ルデータ入出力制御部4によって表示部3にその機能用
のメニュー画面が表示される。
【0055】電子ジャーナルデータ格納部5には、取引
履歴のデータが格納されている。この取引履歴データは
取引1件毎の売上げ時間、売上げ品目数、売上げ金額な
どである。
【0056】上記メニュー画面内の月別、曜日別、時間
帯別などのそれぞれの「集計」ボタンが選択されると、
電子ジャーナルデータ入出力制御部4は電子ジャーナル
データ格納部5に格納されている取引履歴のデータを、
月別、曜日別、時間帯別に集計処理を実行し、図5に示
すように、月別曜日別時間帯別売上データテーブル50
を作成し、表示部3に表示する。
【0057】この月別曜日別時間帯別売上データテーブ
ル50の各時間帯の項目欄には、レジ担当名、客数、売
上げ品目数、売上げ金額、売上げ単価が入っている。
【0058】ここで、点数付けのボタンが選択される
と、電子ジャーナルデータ入出力制御部4は、予め設定
されていた基準値と比較して、各集計項目にそれぞれ点
数を付けた後にそれぞれを合計して合計点を算出し、各
時間帯毎に表示する。
【0059】これにより、各時間帯毎のPOSレジの負
荷状況を定量化して判断することができる。例えば合計
点数が高ければ、高負荷であると判断でき、合計点数が
低ければ低負荷であると判断できる。
【0060】したがって、今後、高負荷が予想される時
間帯には、ベテランの担当者を配置し、低負荷が予想さ
れる時間帯には新人を配置するなどの支援材料を提供す
ることができる。
【0061】このようにこのPOS端末装置の第2動作
例によれば、POSレジスタの負荷状況を定量的に把握
することにより、負荷の本質をつかんで、レジ担当の適
正なアサインを行うことができる。
【0062】次に、図6、図7を参照してこのPOS端
末装置の第3の動作例について説明する。モード設定画
面に表示された各モードボタンの中で、例えば品目数別
の接客数評価モードのボタンが選択されると、図6に示
すように、電子ジャーナルデータ入出力制御部4の検索
・編集プロセスは、売上げ品目毎の接客時間、ランク別
標準接客時間の処理機能を実行するようになり、電子ジ
ャーナルデータ入出力制御部4によって表示部3にその
機能用のメニュー画面が表示される。
【0063】電子ジャーナルデータ格納部5には、毎日
の取引履歴のデータが蓄積されており、取引履歴データ
として既に接客開始時間、接客終了時間および売上げ品
目数のデータがあるものとする。
【0064】上記メニュー画面内の「接客数評価」のボ
タンが選択されると、電子ジャーナルデータ入出力制御
部4は電子ジャーナルデータ格納部5のデータを順次検
索して、売上げ品目数毎の接客時間(接客終了時間−接
客開始時間)を算出し、図7に示すように、売上げ品目
数毎の接客情報70を表示部3に表示する。
【0065】この売上げ品目数毎の接客情報70として
は、最大接客時間、平均接客時間、最小接客時間などの
各データが表示される。
【0066】また、予めレジ担当ランク別の標準接客情
報(売上げ品目数毎の最大接客時間、標準接客時間、最
小接客時間)を、電子ジャーナルデータ格納部5に設定
し保持しておくことで、「接客数評価」の指示にて、表
示部3の画面に売上げ品目数別の接客実績と目標とその
差異を表示する。
【0067】これにより、レジ担当毎に基準値までの達
成度などを判断でき、POSレジ担当者のレベルアップ
を支援することができる。
【0068】なお、先に求めた実績とランク別の基準を
グラフ表示することにより、基準までの達成度を一目で
確認することができる。
【0069】このようにこのPOS端末装置の第3動作
例によれば、レジ担当者の接客実績を予め設定したおい
た基準値と比較することにより、レジ担当者の習熟度を
把握することができる。
【0070】また、お客が込みあい、しかもPOSレジ
スタが一台だけの場合でも、上記習熟度に基づいたベテ
ラン(経験者)を配置することにより、そのときの混雑
を迅速に緩和することができる。
【0071】次に、図8〜図10を参照してこのPOS
端末装置の第4の動作例について説明する。モード設定
画面に表示された各モードボタンの中で、例えば品目数
別の接客数評価モードのボタンが選択されると、図8に
示すように、電子ジャーナルデータ入出力制御部4の検
索・編集プロセスは、取引内容のシンボル化、時間倍速
処理の機能を実行するようになり、電子ジャーナルデー
タ入出力制御部4によって表示部3にその機能用のメニ
ュー画面が表示される。
【0072】電子ジャーナルデータ格納部5には、毎日
の商品売上げに関する取引処理の履歴データと、この取
引処理で生じることが予想される事象、例えばお客の来
店、対応店員、売上げ品目数、紙幣・硬貨の入出金、支
払い方法(現金・カード・金券)、レシート(領収書)
の発行、商品や現金・カード・金券などの移動方向のシ
ンボルが予め蓄積および保存されているものとする。
【0073】上記メニュー画面内の「シンボル化」のボ
タンが選択されると、電子ジャーナルデータ入出力制御
部4は電子ジャーナルデータ格納部5の履歴データを先
頭から順次読み出して、その履歴上における処理をシミ
ュレーションするためにデータ上に存在する売上げ品目
の数、請求金額、支払い方法、レシート(領収書)、釣
り銭、金品の移動方向などのシンボルを表示部3の画面
に順次表示し、これにより店員とお客との取引内容(や
りとり)が画面上に再現される。
【0074】例えばお客が購入品目をレジ係へ渡す。 レジ係が売上げ登録を行い金額請求する。 お客が支払いを行う。 レジ係がレシート(領収書)、釣り銭、カードを返却
する。 などの4段階の取引を想定した場合、まず、の段階で
は、表示部3の画面には、図9(a)に示すように、シ
ンボル化されたお客Aとレジ係である店員Bが表示さ
れ、お客Aと店員Bとの間に商品のシンボルCとその移
動方向の矢印Dが表示される。
【0075】そして、の段階でPOSレジスタによる
売上げ登録処理が行われると、画面には、図9(b)に
示すように、請求金額に応じた紙幣や硬貨(請求額と一
致する紙幣枚数や硬貨数など)のシンボルEとその移動
方向の矢印Fが表示される。さらにの段階で、支払方
法に応じて、図9(c)に示すように、現金、金券、カ
ードの中のいずれかのシンボルGとその移動方向の矢印
Dが表示される。
【0076】そして、最後に、処理結果としてレシート
(領収書)が発行されると、図9(d)に示すように、
レシート(領収書)、釣り銭、カードのシンボルHとそ
の移動方向の矢印Fが表示される。
【0077】この画面での状況変化を順に確認してゆく
ことで、受け渡しの間違いなどを発見することができ
る。
【0078】受け渡しの間違いを発見することを支援す
るために、履歴データが先頭から順次読み出されて釣り
銭不一致金額が生じる可能性のある取引個所について、
図10に示すような釣り銭不一致発生パターンファイル
90が作られ、表示部3に表示される。
【0079】ある取引において、例えば4000円の不
一致金額が生じた場合に、3000円の払い出しに対し
て、1000円札が3枚であれば正常であるが、間違え
が発生する可能性として、1000円札2枚と5000
円札1枚の合計3枚が払い出された場合が想定され、こ
の場合、7000円の払い出しとなり、正しい払い出し
金額の3000円に対して4000円が不足する。
【0080】この釣り銭不一致発生パターンファイル9
0は、このように異なる紙幣・硬貨の組み合わせのパタ
ーンが複数作られたものである。
【0081】入出金の再現表示が進む中で、釣り銭不一
致の発生の可能性があるところで、電子ジャーナルデー
タ入出力制御部4は画面背景のカラーを変更し、処理を
一時停止(ウェイト)する。
【0082】そして、「継続」ボタンが選択されること
で、次のデータの読み出しに進む。また、表示を希望す
る取引の開始時間と終了時間とをキー入力することによ
り、電子ジャーナルデータ入出力制御部4はその時間内
でのデータ読み出しを行う。 さらに、上記メニュー画
面内の「視聴時間倍率設定」のボタンが選択されると、
視聴時間倍率設定のダイアログボックスが表示されるの
で、ここに例えば2倍速であれば、「2」を入力するこ
とにより、データ読み出し速度が2倍に設定されるの
で、その後、「シンボル化」のボタンを選択することに
より、取引状況を通常の半分の時間でチェックすること
ができる。
【0083】このようにこのPOS端末装置の第4動作
例によれば、取引内容をシンボル化して再現し、再現中
に釣り銭不一致発生パターンを表示することにより、取
引の際の現金などの受け渡しの間違いを発見することが
できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、P
OS端末装置に、商品についての取引履歴のデータを1
日毎に蓄積し、これを基に翌日に準備する準備金を予測
して表示する機能と、取引履歴データを基にレジ担当者
の負荷状況を判定するための評価点を表示する機能と、
売上品目数毎の各レジ担当者の接客時間を表示する機能
と、取引履歴データを順に読み出して履歴で生じた事象
に対応するシンボルを表示する機能を付加したことで、
広い表示領域を持つ表示部や不揮発性の記憶装置を有効
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態のPOS端末装置の構
成を示す図である。
【図2】このPOS端末装置において、第1の動作例の
様子を示す図である。
【図3】このPOS端末装置において、紙幣、硬貨毎の
入出金データテーブルを示す図である。
【図4】このPOS端末装置において、第2の動作例の
様子を示す図である。
【図5】このPOS端末装置において、月別曜日別時間
帯別売上データテーブルを示す図である。
【図6】このPOS端末装置において、第3の動作例の
様子を示す図である。
【図7】このPOS端末装置において、売上げ品目数別
の接客情報を示す図である。
【図8】このPOS端末装置において、第4の動作例の
様子を示す図である。
【図9】(a)は取引の第1段階で表示部の画面に表示
されるシンボルを示す図である。(b)は取引の第2段
階で表示部の画面に表示されるシンボルを示す図であ
る。(c)は取引の第3段階で表示部の画面に表示され
るシンボルを示す図である。(d)は取引の第4段階で
表示部の画面に表示されるシンボルを示す図である。
【図10】このPOS端末装置において、釣り銭不一致
発生パターンファイルを示す図である。
【図11】お客と店員との間のやりとりの様子を示す図
である。
【符号の説明】
1…キーボード、2…バーコードリーダ、3…表示部、
4…電子ジャーナルデータ入出力制御部、5…電子ジャ
ーナルデータ格納部、6…POSレジデータ送信部、7
…ドロアー(金庫)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA08 CB02 CB05 CD05 CD10 CE06 EA01 5B049 AA02 BB11 CC36 CC37 CC39 DD01 DD02 DD05 EE02 EE05 EE12 EE59 FF02 FF04 FF09 GG01 GG05 9A001 FF03 JJ58 KK57

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも店舗で販売した商品について
    売上げ情報を保存する情報記憶手段と、 少なくとも前記売上げ情報を表示する表示手段と、 予め店舗で当日のみに使用する目的で準備した準備金の
    データを前記情報記憶手段に登録する手段と、 商品について入出金処理した結果のデータを前記情報記
    憶手段に登録する手段と、 前記情報記憶手段に登録された準備金のデータと入出金
    処理した結果のデータとを用いて、金種毎の取引履歴デ
    ータを作成する手段と、 取引履歴データに基づき、翌日に準備する準備金を予測
    し前記表示手段に表示させる手段とを具備したことを特
    徴とするPOS端末装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも店舗で販売した商品について
    売上げ情報を保存する情報記憶手段と、 少なくとも前記売上げ情報を表示する表示手段と、 予め店舗で当日のみに使用する目的で準備した準備金の
    データを前記情報記憶手段に登録する手段と、 商品について入出金処理した結果のデータを前記情報記
    憶手段に登録する手段と、 前記情報記憶手段に登録された準備金のデータと入出金
    処理した結果のデータとを用いて、金種毎の取引履歴デ
    ータを作成し、前記情報記憶手段に登録する手段と、 店舗およびその周囲の当日の環境データを前記情報記憶
    手段に登録する手段と、 環境データと取引履歴データに基づき、翌日に準備する
    準備金を予測し前記表示手段に表示させる手段とを具備
    したことを特徴とするPOS端末装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも店舗で販売した商品について
    売上げ情報を保存する情報記憶手段と、 少なくとも前記売上げ情報を表示する表示手段と、 商品について入出金処理したレジ担当者毎に売上げ時
    間、売上げ品目数、売上げ金額からなる取引履歴データ
    を前記情報記憶手段に登録する手段と、 前記情報記憶手段に登録された取引履歴データを、レジ
    担当者の負荷状況を判定するための項目毎に集計する手
    段と、 集計された項目毎に評価点を付加して前記表示手段に表
    示させる手段とを具備したことを特徴とするPOS端末
    装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも店舗で販売した商品について
    売上げ情報を保存する情報記憶手段と、 少なくとも前記売上げ情報を表示する表示手段と、 商品について入出金処理したレジ担当者毎に接客時間と
    売上品目数とからなる取引履歴データを前記情報記憶手
    段に登録する手段と、 前記情報記憶手段に登録された取引履歴データを接客時
    間と売上品目数で検索し、売上品目数毎の各レジ担当者
    の接客時間を前記表示手段に表示させる手段とを具備し
    たことを特徴とするPOS端末装置。
  5. 【請求項5】 商品に関する取引処理の履歴とこの取引
    処理で生じることが予想される事象のシンボルを保存す
    る情報記憶手段と、 少なくとも取引処理で発生した金額情報を表示する表示
    手段と、 前記情報記憶手段に登録された前記取引処理の履歴を順
    に読み出し、前記履歴で生じた事象に対応するシンボル
    を前記表示手段に表示させる手段とを具備したことを特
    徴とするPOS端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のPOS端末装置におい
    て、 前記取引処理の履歴を読み出し表示する速度を設定する
    手段をさらに具備したことを特徴とするPOS端末装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061742A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Glory Ltd 貨幣管理装置、釣銭準備金算定方法及び釣銭準備金算定プログラム
JP2013200814A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Nec Corp 顧客対応支援システム、エージェント端末装置、管理装置、顧客対応支援方法、及びプログラム

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